山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

利尻山(10)

【2017年7月16日(日)】利尻山
利尻山(1721)の沓形コースを下山中。
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七合五勺あたりまで来ている。
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このあたりを駒犬の坂だそうである。
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次の礼文岩ピーク(906m)を登山道が通過するように「山と高原地図」には書かれているので、これを加えれば、今回の踏破は4座になると期待していたのに
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地図の表記とは異なり巻いてしまった。
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その巻き道の途中に七合目が出現した。
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もう携帯トイレブースから1時間近く下っていて、いい加減休みたかったのだが、ベンチも何もないので、通過。
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地図では、ここに避難小屋があるはずなのだが、それもない。
どうも「山と高原地図」の利尻・羅臼2009年版は不正確だ。

七合目から8分下って、やっと避難小屋が現れた。
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中を覗いたら、とても落ち着いて休憩できるような雰囲気ではない。
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仕方なく外に転がっていたブロックに腰を下ろして休んだ。
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お湯がまだたくさん残っているので、ここでカフェオレを入れて飲んだ。
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宿が用意してくれたお弁当に入っていた行動食のパンもいただいて、残るはホタテのかまぼこだけになった。これは、風呂上がりのビールのつまみにしよう。

スマホを確認すると、鴛泊コースを下っているO君は間もなく登山口に着くとのこと。
ちょっと思い付いて、宿の迎えの車が「沓形登山口まで来てもらえるか、聞いてみて」とお願いしてみた。
タクシーで帰るつもりだったが、無料で戻れるならありがたい。
間もなく返信が来たが、やはりNGだった。ちょっと虫が良すぎた。

15分ほど休んで出発。
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避難小屋さん、さらばじゃ。
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ここは標高800mなので、あと残り400mなのだが、この先が地獄だった。
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水たまりがひどいのである。
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普通のところは沢状態。
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階段のあるところはダムになっている。
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むかるみもある。
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とにかく足の置場がないのだ。
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14:40、避難小屋から20数分で六合目を通過。
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足を下ろす場所を選んで大股になったり小股になったり、不規則な歩き方をしたせいで、翌日めずらしく筋肉痛になってしまった。
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標高が低くなって、登山口に近づいても路面状況は変わらない。
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このあたりは五葉の坂というそうだが、とにかく歩きにくい。
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やっと水がなくなった~と思っても、またすぐ水びたし。
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これがほぼ最後の最後まで続いた。
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こんな葉っぱにでも癒してもらわないと、やってられない。
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傾斜が緩やかになると、ササになってきた。
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たぶん、あとひと息だ。
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やっと標識が出てきたが、あとどのくらい歩けばいいのか、よく分からない。
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この新しい標識にも距離は書いていない。
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大きな岩のある涸れ沢を渡る。
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なかなか着かないぞ~
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くたくたになって、やっと車道に出られたのは15:20過ぎ。
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避難小屋から400mの下りに1時間もかかってしまった。
それでも、相方がMさんだったから、この程度で済んだが、ふつうの女性だったら、倍はかかっていたような気がする。

登山口に携帯トイレ捨て場があったので、汚物はそこに捨てた。
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宿まで持っていかなくて済むのはありがたい。

電話をかけて、早速タクシーを呼ぶ。
ラッキーなことに沓形にタクシー会社があった。10分で来るという。
ここから見返台園地の駐車場まで数分登らないといけないのが癪だったが、やむを得ない。
駐車場は驚くほどの濃霧だった。
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トイレを済ませて、顔を洗い、ちょっぴりすっきり。
靴の泥を落としていたら、タクシーが到着した。

タクシーの運転手は手慣れたもので、座席にはシートがかけられ、足元には新聞紙が敷かれていた。
これなら汚れた格好でも遠慮なく、のびのびできる。
あれこれ上の状況を聞かれたので答えていたら、「疲れていないんですか~」と運転手さん。
「もちろん疲れてますが、口も聞きたくないってほどじゃないですよ」
みんな、ここを下りて来る人は疲労困憊なのだろうか。
今日は西海岸はわりと晴れているが、東海岸は霧雨らしい。
昨日と風向きが逆なので、天気も逆なのだ。

タクシー代は意外に安く5290円で済んだ。
宿は昨日と同じ、田中屋ひなげし館。16時すぎに到着した。
鴛泊コースを下りたO君はすでにお風呂も済ませ、ビールも飲んでいたが、まだ寝落ちしてはいなかった。
彼は、今回どうしてもケガができない理由があり、安全なコースを戻らざるをえなかったのだ。
沓形コースで見た針峰の写真を見せたら、「これはすごい」と驚いていた。

16:30にやっと風呂にありつけた。O君が付き合ってくれた。
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ここの湯は低張性弱アルカリ性温泉だそうだ。源泉はちょうど40℃。
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利尻富士温泉から引いているようだ。

部屋に戻って、ちょうど17時に祝杯。今日のビールは格別にうまい。
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達成感バリバリだし、あえて期待していなかった分、喜びも大きかった。

18時に夕食。これがまた楽しみだった。
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地の海産物尽くしである。
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まずは祝杯。
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ウニはムサラキウニとバフンウニ。
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長崎から来ているというバイトの女の子に「バフンウニの方が味が濃厚なので、先にムラサキウニを食べた方がいいです」とアドバイスされた。
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量も多すぎず、よかった。どれもこれも美味しかった。
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ウニの炊き込みご飯もあったので、さすがに白飯は食べられなかった。
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とくにホッケの煮付けが美味だった。
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調子に乗って、冷酒も注文してしまった。
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男山の「最北航路」である。

〆の岩ノリのみそ汁も最高だった。
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部屋に戻って、O君はテレビを見ていたが、私はすぐに沈没してしまった。
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【行程】2017年7月16日
鴛泊登山口(5:08)~甘露泉水(5:17給水5:19)~東屋(5:20朝食5:28)~四合目(5:53)~五合目(6:20休憩6:23)~六合目(6:42休憩6:47)~六合五勺(6:52トイレ待ち7:00)~七合目(7:11)~第二見晴台(7:40休憩7:53)~長官山(8:05休憩8:18)~小ピーク(8:28撮影8:32)~避難小屋(8:34休憩8:40)~九合目(9:07休憩9:34)~沓形分岐(10:00)~利尻山(10:29昼食10:56)~沓形分岐(11:19)~ザレ場(11:43連絡11:54)~親不知子不知(12:03)~三跳山(12:35休憩12:41)~八合五勺(12:51トイレ待ち12:56)~八合目(13:20)~七合目(13:53)~避難小屋(14:01休憩14:18)~六合目(14:41)~五合目・旧登山道分岐(15:15)~沓形登山口(15:22)~見晴台園地駐車場(15:27)
※所要時間:10時間19分(歩行時間:7時間44分)コースタイム:8時間30分
※登った山:3座(長官山、利尻山、三跳山)
※歩行距離:10.3km
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コメント

充実した山旅、酒の美味さが伝わって来ました。
利尻富士と呼ばれるくらいだからもっと円錐形の山なのかと思ってましたが、意外に変化に富んでるんですね。
草花の美しさがやはり、桁が違うように感じました。
北海道の山、これからも楽しみにしてます!

  • 2017/08/27(日) 17:15:10 |
  • URL |
  • おつ山 #-
  • [編集]

Re: タイトルなし

おつ山さん、ご無沙汰しています。
コメントありがとうございます。
九州の旅、その後、コメントもしないままですいません。
後日、書かせていただきます。
利尻山は全くラッキーでした。
おつ山さんも九州の次は北海道に来てくださいね。
お待ちしておりま~す。

  • 2017/08/30(水) 06:55:10 |
  • URL |
  • かたこりまさかり #-
  • [編集]

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