山と鉄

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利尻山(7)

【2017年7月16日(日)】利尻山
利尻山山頂(1721m)でのんびりしている。
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あちこち撮影中だ。

手前が東稜の鬼脇山(1460m)かな。
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こちらはお馴染みローソク岩。
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ちょっと違った角度から。
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頂上の大山神社には船のスクリューがくくり付けられていた。
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神社の壁の表示では、標高1718mとある。三角点の高さ1719mとは若干違うが、本峰の標高(1721m)を書かないところが潔い。
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正面の表記は1721mだけど。
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これは灯籠か何かの台だったのだろうか。海食を受けた痕跡があるので下から持ち上げたのだろう。
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西は沓形陵。
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その南斜面はすり鉢のようだ。
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今にも崩落しそうな、沓形稜の最上部。
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そして頂上部は赤土となる。
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沓形稜の南側からガスが這い上がってきた。
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気が付くと、山頂の人口がかなり減っている。
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我々は一番人口が多い時間帯に登ってきてしまったみたいだ。
まだ登ってくる人もいるが、下りていく人の方が多い。

11時前に我々も下山することにした。
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半分冗談、半分本気で「帰りは沓形コースを下ろうかな」とつぶやいたら、Mさんが「え、そうですか。私も行きたいです」と言い出したので、本当に行くことになってしまった。
「山と高原地図」に危険マークが3つも付いているので、ちょっと不安だったが、時間はたっぷりあるし、決断した。
登山口まで下りたら、タクシーを呼ぶことになる。
鴛泊の宿までどのくらいかかるか分からないが、1万円はしないだろう。

リシリオウギに別れを告げて
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ガスの中、下山開始。
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沓形コースとの分岐までは、往路と同じ道を下る。
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振り返るとMさんがまだお花を撮影していた。
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歩き始めてすぐ渋滞にはまってしまった。
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どうやら、登ってくる人とのすれ違いに時間がかかっているようだ。
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しかし、この眺めが見られるなら、しばらく止まっていてもいい。
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見下ろすと、下で休んでいるグループに青いユニホームの男たちが声をかけている。
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道警の山岳救助隊の方々だ。
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4人とも若い人だった。すれ違いざま、「ご苦労様です」と声をかけた。
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でも、お世話にならないようにしなくては。
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オランウータン岩の向こうに雪渓を見て
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3mスリットに差しかかる。
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このえぐれ方はやはり尋常ではない。
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でも、下から見るのとは、また印象が違った。
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渋滞のせいで、分岐まで20分もかかってしまった。
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でも、コースタイムは25分だからいいか。

沓形コースの入口には5~6人のグループが腰を下ろして休んでおり、道を占拠していた。
すいませんが、そちらに行きたいんですよ。
どうせ、こっちの道は誰も通らないとでも思っているのだろう。
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道はかなりザレており、しかも相当な急勾配。
さすがに危険マークがついているだけあるが、まだその地点には至っていない。

でも、お花の数は鴛泊コースをしのぐほど。
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ハクサンイチゲも間近に咲いている。
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エゾツツジのつぼみたち。
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沓形稜の頂上部を仰ぎながら
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岩壁の下を通過。
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チシマフウロ。
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マルバダケブキ。
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オオハナウド。
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道には何か所もロープが取り付けてあり、かなり厳しい下りが続く。
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Mさんの命も守らなくては、とちょっと緊張した。
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草もかなり繁茂して、道に覆いかぶさり、ヤブ状態。
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イタドリ祭りだ。
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やはり、こっちのルートはあまり歩かれていないのだろう。
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下山して、宿の人に聞いたら、沓形コースは年間40~50人くらいしか入っていないとのことだった。
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でも、踏み跡はしっかりしているので、それほどヤブは気にならなかった。
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Mさんも全然へっちゃらだ。
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「危険ルート」なので、誰かがいるだけで心強い。
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折り返しながらガンガン標高を下げていく。
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何か所目かのロープ場。
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でも、Mさんは軽快だ。
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だんだんガスの中まで下りてきた。
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もう頂上は見えなくなったかな。
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分岐から20分ほど下ると、危険マークの付いているトラバースに差しかかった。
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一歩踏み出すたびに、足元の砂が流れるが、そんなに危険というわけではない。
「危険」とは落石のことかと思ったが、「山と高原地図」を見直すと、それに加えて残雪期の滑落に要注意とのことだった。
滑落もそうだが、雪渓で夏道を見失ってしまう可能性もあるだろう。

断崖の直下をゆく。
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イブキトラノオがちらほら。
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トラバース地点には、一応ロープが張ってあった。
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岩にペンキの指示もあるが、残雪期はこれが見えないので、かなり危ないらしい。
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頂上直下の壁がかなり切り立っている。
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Mさんはこれからトラバース。
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こんなところでもお花の撮影に余念がない。
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このあたりは確かに落石が多そうだ。
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難なくザレ場を通過すると再びヤブに。
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青が鮮やかなエゾヒメクワガタが現れた。
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実に可憐な花だ。
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黄色いつぼみは何の花だろう。
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こいつはイブキトラノオ。
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2か所目のザレ場で、なんとザックを発見。
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「日本百名山一筆書き」の田中陽希さんが中央アルプスのヤブこぎでザックを見つけたテレビのシーンが頭をよぎった。
見た感じそんなに時間が経っているようには見えなかったので、その辺でキジ撃ちでもしているのかと思い、「誰かいますか~!」と叫んでみたが、返事はない。
これは遭難者のものだと確信し、警察に電話した。
稚内署の番号を調べるのが面倒なので、110番。
電話口に出た女性職員に状況を説明すると、「何か名前が分かるものが入っていないか」との質問。
指示に従って中を開けてみたら、お財布を発見。その中にあった保険証を見ると、兵庫県のKさんであることが判明した。
その旨、伝えると、数日前に生還している人であることのこと。それはよかった。
ホワイトアウト状態で、ザックを谷に転がり落としてしまい、探すことができなかったので空身で下山した方だと教えてくれた。
名前をfacebookで検索したら、一級建築士ですでに日本百名山を完登している方だった。年齢は70歳くらいだろうか。

(つづく)
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