山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

日高(3)

【2017年6月25日(日)】日高
平取町の二風谷に着いた。
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「アイヌ料理」の文字にそそられたが、さっき食べたばかりだし、今回は諦めた。
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ここは木彫りだけではなく、沙流石も名産である。
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こちらはアットゥシの専門店。
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この木彫りはアイヌの船長さんなのかな。
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こちらはアイヌのご夫婦。ニポポ(人形)の代表的なモチーフだ。
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では、チセ村へと行ってみましょう。
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アイヌ語で家のことをチセという。
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これはもちろん再現したものだが、屋内には囲炉裏が切ってある。
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壁や屋根は萱でできている。
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木製のベッド。
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木彫り実演中のチセに入ってみた。
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中では、60歳くらいの男性がイタ(お盆)を彫っていた。
この後に入った二風谷工芸館に、二風谷の木彫り職人名鑑みたいな小冊子があり、それを見て、実演していたのは、貝沢徹さんだったと判明。
帰りに入った民芸品店「北の工房つとむ」が、偶然にも徹さんの店で、イクパスイ(捧酒箸)を注文した。
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1万円で彫ってくれ、2週間で家に届いた。素晴らしい出来栄えだった。
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隣は織物製作を実演しているチセだった。
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二風谷の職人さんが交代で実演しているらしい。

イユタプ。
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水力を利用して、米を精白する道具だそうだ。
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小熊の寝床かしら。
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こうしたチセがいくつも復元されていた。
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チセには大抵3つの窓があるという。
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にぶたに湖畔の公園はこのような配置になっている。
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チプサンケ(進水式)に用いる丸木舟。
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平取町立二風谷アイヌ文化博物館。時間が足りないので、今回は省略させてもらった。
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見学したのは、こちら。二風谷工芸館。
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北大アイヌ・先住民研究センター主催の企画展「二風谷 昭和おみやげ物語」がお目当て。
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昭和30~40年代のものが中心だ。
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いや、懐かしい。
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確かに、サントリーオールドを抱えたクマがいたわ。
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これは出所がはっきりしている。旭川の業者のようだ。
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典型的な熊の木彫り。昔は北海道の家なら、これがどこにでもあった。
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このパターンもよく見かけた。
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ちょっと小さめのクマたち。
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こういうタイプのものは、あまり見たことがなかった。
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多くは、北九州の骨董屋から買い集めたものだそうだ。

外に出て、湖畔方面に向かう。
あちこちに、こうした説明板が立っている。
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松浦武四郎は「北海道」の名付け親で、幕末期、和人の横暴を告発した人物でもある。
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アイヌの意匠をあしらったベンチ。
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金成マツ(1875~1961年)はユカラの伝承者。
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この付近はアイヌの伝統的景観が残っているということらしい。
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あそこまではちょっと遠くて行けなかった。
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二風谷ダムのダム湖「にぶたに湖」。
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ジョン・バチラー(1854~1944年)は英国人宣教師で、アイヌ語、日本語、英語の対訳辞書を現した人だ。
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さっき立ち寄ったダムの堰堤が見える。
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金田一京助(1882~1971年)はアイヌ語研究の第一人者。
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沙流川歴史館に入った。
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昭和26年撮影の沙流軌道。
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王子製紙が原料の材木を運ぶため、大正10年(1921年)に敷設した鉄道だ。
昭和26年に廃止されている。

昭和15年頃の沙流川流域の民家。
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明治13年(1880年)ごろの佐瑠太小学校平取分校。
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この木彫りも二風谷の職人の仕事だろう。
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次回はここをゆっくり見学したいと思う。
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縄文時代の竪穴住居も復元してあった。
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こちらはアイヌの男子便所。
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女子便所。
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屋根に木が生え始めていた。
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ねずみ返しがある倉庫。
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そして、復元アイヌコタンの全景。
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夜はライトアップもしているようだ。
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便所は展示用なので使用禁止。
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編物実演中のチセ。中に入ったら、「工芸館は見学されましたか」と聞かれた。
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これにて見学終了。
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国道沿いにある民宿二風谷荘は2015年春に老朽化のため営業を止めている。
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再建のため資金を募っているらしい。
詳しくはこちらへ。https://camp-fire.jp/projects/view/13309

国道を挟んで向かいにある平取二風谷簡易郵便局も古そうだが、こちらは現役だ。
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長屋風の土産物品店。こちらもかなり年季が入っている。
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二風谷生活館。
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萱野茂アイヌ二風谷アイヌ資料館への道には、アイヌ文様のタイルがはめ込んであった。
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金田一京助の歌碑。
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「ものも言わず声も出さず石はただ全身をもっておのれを語る」とある。
沙流石のことを詠んだのだろうか。

萱野茂アイヌ二風谷資料館の別館。農機具などを収蔵しているようだ。
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こちらは本館。
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バス乗務員の休憩所まで用意されている。
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「あなたの家からここまで来るのに10万円 入館料は4百円」か、なるほどねえ。
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まずは野外展示を見学。こちらはコロポックルの家。
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記念写真用に、イメージして作ったものらしい。

縁結び二子石。
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右側は1975年に沙流川上流の幸太郎沢で見つかり、左側は翌年、さらに10km上流で発見されたものだという。
割れた面の凹凸がぴったりと合い、「縁結び石」として信仰を集めているそうだ。

こちらにも倉庫がある。高床式の倉庫を「プ」という。
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ちょっと傷んできたチセ。
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やや傾いている。
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屋内も少々荒れていた。
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精米に使うイユタプ。
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では本館を見学させていただこう。

(つづく)
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