山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

崕山(4)

【2017年6月18日(日)】崕山
崕山(1066m)の頂上を極めて、下山開始。
山頂付近にはホテイアツモリがかなり咲いている。
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1999年に入山規制を始めてから18年。植生は少しずつ回復してきているようだ。
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登山道(踏み跡)から離れたヤブの中にも、その姿は見える。
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参加者も盛んにシャッターを押していた。
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聳岩峰(しょうがんほう)だろうか。
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まだ口を開いていないホテイアツモリ。
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こちらはまだつぼみのままだ。
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これは、おそらくエゾハナシノブ。絶滅危惧種である。
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全開すると、このように見える。
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崕山の岩稜線。
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夕張岳(1668m)かな。
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ろうそく岩の下部にはかなり緑の草が付いている。
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シナノキンバイ。
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サンカヨウ。
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雨に濡れると透明になるらしい。
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これは何の葉っぱを撮ったんだっけ。
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再び、一部緑に変色したニリンソウ。
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ミゾホウオズキ。
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山頂からの下りは猛烈な急坂でロープを張ってくれていなかったら、とても下れなかった。
モニター登山が終わったら、撤去するのだそうで、ほんとうにスタッフのご苦労には頭が下がる。
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頭が下がると言えば、個人的にお世話もしてもらった。
なんと、沢靴のソールが剥がれてしまったのだ。
しばらく慎重に歩いていたが、見かねたYさんがテーピングテープで応急処置をしてくれた。
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しかし、実はこれもすぐほどけてしまい、さらに左足のソールも剥がれてしまった。
この靴は10年くらいに買ったもので、4回くらいしか沢に行っていないが、保管がいい加減だったせいもあり、劣化が進んでいたのだろう。
次週の沢歩きに向け、靴を新調しなくてはならなくなった。

登りでは気が付かなかったが、エゾハナシノブもちらほら咲いていた。
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変わった花だが、名前は分からない。
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普通に歩いてきたつもりだが、後ろの班が追いついてきてしまった。
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ボランティアのYさんがすぐ前を歩いていたので、あれこれ聞いて答えてもらっていたら、後ろのおじさんが、「え、なになに?大きい声で行ってくれないと聞こえないよ」と苦情を言ってくる。
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公式な説明じゃないんだから、怒らなくてもいいじゃないの。
「あ、もう一度言ってくれますか」と頼めばいいだけだ。
最近は高齢者の方が、権利意識が強すぎるように感じる。
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ミゾホウズキがいっぱい。
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ギンラン。
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沢の登り口まで下りてきたところで小休止。
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ここで、ポリ袋と草抜きが配布された。
この先は、外来種のオオバコやセイヨウタンポポなどを根っこごと抜いてほしいとのことだ。
繁殖力の弱い在来種を守るためだ。
協力したいのだが、なかなか見つけられない。

あるのは、抜いてはいけないクルマバソウとか。
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タチツボスミレとか。
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復路でももちろん惣芦別川を渡渉。
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この方は、袋に少し収穫物が入っている。
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熊の糞。誰かもろに踏んで行った。
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ツルオドリコソウ発見。
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葉っぱの下に花が咲いている。
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だいぶ里に近くなってから、オオバコをいくつか除去できたので、ボウズにならずに済んだ。

というわけで、13時半に登山口に到着。
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壊れた靴を履き替えて、バスに乗り込んだ。
車内から、崕山が見える場所で写真が撮りたいという声が上がり、撮影ポイントでバスを停めてくれた。
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見事な針峰である。中央は針天峰、左が雄雲峰、右が青月峰(1018m)
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その左の岩稜は、永緑峰(えいろくほう)。ちょこんと見えているのが聳岩峰。
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ちょっと撮影場所を移動すると、右の方の岩稜(剣竜峰)も少しだけ見えた。
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これでみんな満足。あとは道の駅に戻るだけだ。
ザックを膝の上に乗せて、ぎゅうぎゅうなので、あまり眠れなかった。
例のおじさんの人が死んだ話も気になったし。

15時すぎに道の駅に到着。
星の降る里百年記念館で反省会が行われた。
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まずはアンケートに答えなければならない。
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その後は、一人ひとり全員の前で感想を述べた。
そう言えば、前日の研修で、自分はJRを利用しているので、16時半の終了だとギリギリになってしまうから、次回からはそういう人のことも考えてスケジュールを組んでほしいという人がいた。
それに対し、主催者側は「そこまで考慮しません」ときっぱり。
ちょっと双方、大人げない感じがした。
参加者の方も「列車の時間に間に合わなくなるから、少し早めに退出させてください」と言えばいいし、主催者側も「登山を急がせるわけにはいかないので、スケジュールは変更できないけど、そういう事情がある方は早めに発言してもらうよう配慮します」とでも言えばいい。
このモニター登山はバス代や資料代など参加費が実費相当で7000円かかっているのだが、「金を払っているんだから」という意識の強いように見える人が散見されたのは、ちょっと残念だった。
遅刻男がえらそうなことは言えないが。

反省会は16時前に終了。例の男性が心配する必要がないくらい早かった。
H君とさっさと温泉に向かった。
昨日と同じ芦別温泉だが、今日は共同浴場ではなく、スターライトホテルに併設されている星遊館の方にした。
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ここは一般800円だが、会員になると600円になるというので、今日は時間を惜しまず氏名・住所などを書いて登録した。
どうせ会員になるなら、昨日やっておけばよかった。

ここは美肌の湯だそうだ。
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星遊館には露天風呂もあり、ゆっくり汗を流した。
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芦別温泉は炭鉱の跡地で掘り当てた温泉である。
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ここはかつて5000人が住んでいた炭鉱町で、昭和46年に閉校した油谷小学校の体育館の下から湧き出したのだそうだ。
炭酸水素塩の冷鉱泉と硫黄塩化物の冷鉱泉の2種類があるらしい。
昨日は硫黄臭がしなかったのに、今日するのが不思議だなと思っていたらそういうことだったのか。
こちらは硫黄の方だった。
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かわいい文字でそれぞれの効能が説明されていた。
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これで、崕山の山行は終了。
H君に道の駅まで送ってもらい、解散。
私は自分の車で、駅舎めぐりを少しして帰った。
めったに登れない山で、希少な高山植物を見ることができて満足。
H君と協議会の皆さまに感謝だ。

【行程】2017年6月18日
登山口(8:15)~沢登り起点(8:42)~頂上直下の鞍部(10:17休憩10:57)~頂上(11:01撮影11:14)~沢登り起点(12:45休憩12:50)~登山口(13:28)
※所要時間:5時間13分(歩行時間:4時間)
※登った山:1座(崕山)
※歩行距離:6.0km
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コメント

崕山

崕山の記事拝読しました。僕は何度教えてもらっても高山植物の名前はすぐ忘れてしまうのでこれだけ沢山の種類を良く覚えてるなあと感心しました。天気にも恵まれ、野生のホテイアツモリも見れていい山行でしたね。10年後位にまた応募してみましょう。

  • 2017/07/15(土) 08:51:12 |
  • URL |
  • ひでまん #-
  • [編集]

いいえ全然覚えてません。調べ直しただけです。

  • 2017/07/15(土) 12:43:14 |
  • URL |
  • かたこりまさかり #qBOWr7po
  • [編集]

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