山と鉄

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地蔵岳(4)

【2017年4月29日(土)】地蔵岳
鳳凰小屋の前でお昼を食べて、11:45頃、地蔵岳(2764m)山頂に向けて出発。
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お酒など、余計な荷物は小屋に置かせてもらったので、ほぼ空身だ。
オーナーさんに「だいたい1時間だよ。いってらっしゃい」と見送ってもらった。

山頂への道は水場の前を通っていく。
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雪解け水なので、かなり冷たそうだ。
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奥に見えるあの建物はハイシーズンに使用するのかもしれない。
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この先はもう完全な雪道。
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しばらくは樹林帯の中を行く。
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かなり雪が深い。
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O君は体が冷えてしまったと言ってダウンを着込んでいたが、すぐに暑くなり、やはり脱いでしまった。
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急登が続く。
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間もなく、木々の隙間から激しい岩壁が見えてきた。
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あそこでクライミングする人はいるのだろうか。
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地蔵岳から東に延びる稜線。
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再び樹林帯へ。
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真ん中に氷の尾根がある木橋を渡る。
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1時間とは言え、なかなか歯ごたえがある。
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美しい森を抜けて、ぐいぐい高度を稼いでいく。小屋からの標高差は370mほど。
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まだ陽射しがあるが、天気は持ってくれるかな。
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左手に観音岳(2841m)への稜線も見えてきた。
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しかし、観音岳の向こうに大きな雲が。
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とにかく、いよいよ最後の直登にかかる。
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植生はダケカンバに変わった。
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やっと、オベリスクが出現。
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樹林帯を抜けると、大雪渓のような急斜面が目の前に展開した。
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頂上は眼の前のように見えるが、あと20分はかかるだろう。
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最終的には25分もかかってしまったけど。
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左手は観音岳。
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陽射しを遮るものがないので、雪がまぶしくて、雪目になりそうになった。
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それにしてもきついぞ。
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かなり息が上がる。何度も立ち止まって観音岳を眺めた。
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振り返ると、まだそれほど登っていないことが分かる。
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オベリスクはすぐそこにあるのに。
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ピークはさっき通過した燕頭山(2105m)。
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当然、あの上にまで登る気はさらさらない。というか登れない。
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途中でO君が落としたタオルを拾って、頑張って追いつき渡した。
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花崗岩。
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この雪の下は、花崗岩が風化した真砂土の斜面だ。
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雪とどっちが登りやすかっただろう。
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背後に奥秩父の稜線が霞む。
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時折、強い風が吹き抜けていく。
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あやや、正面から不穏な雲が湧いてきたぞ。
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大丈夫だろうか。
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オベリスクの背後も白くなってしまった。
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そして完全に日が隠れてしまった。
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頂上付近は多少、真砂土が露出している。
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もう一度、振り返り。
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地蔵岳の東稜。
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オベリスクの下に連なる岩の波。
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先端の形が面白い。
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観音岳山頂を仰ぐ。
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ようやくオベリスクの真横まで来た。
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さあ、もうひと踏ん張り。
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正面は赤抜沢ノ頭方面。
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振り返ってみると、それほど急な坂には見えないが、かなりきつかった。
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というわけで、やっと頂上扱いの鞍部にたどり着いた。
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小屋から50分ちょっと。
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コースタイムは1時間20分だからかなり速い。
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あまり記憶になかったが、ここ賽の河原の手前に立派な山名板があったので記念撮影。
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天気は何とか間に合って、正面に甲斐駒(2967m)を望むことができた。
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左はアサヨ峰(2799m)。
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石仏が並ぶ懐かしい賽の河原。
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ここに来るのは、5年ぶりである。
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その間に随分新しい石仏も立っていた。
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よく見ると、オベリスクに登ろうとしている人々の姿が見えた。
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しかし、着いた途端、猛烈に強い風が吹き始め、雪が舞い始めた。
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ヤマテンの予報が的中。
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すぐにダウンを着て、早々に下山を開始した。
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霞み始めた観音岳。
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下りは文字通り滑るように下った。
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折角階段状になっていたトレースを3人でどんどん破壊しながらになるが、仕方ない。
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後半は登りの人とすれ違ったのでルートを変えたが、踏み抜きはなかったので、最初から別ラインを下ればよかった。
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後から来る人には申し訳ないことをした。
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とにかく小屋へと急ぐ。
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さっき渡った木橋。滑らないよう慎重に渡る。
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下りはわずか25分しか、かからなかった。
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ここまで来たら、また陽がさし始めた。
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小屋に着くと、土間の食堂に案内されたので、そこでアイゼンとスパッツをはずす。
アイゼンを屋根の上に干してから、荷物を置きに寝床へ。
バイトの女の子が案内してくれたのは、2階の上段角。
ちゃんと1人分の布団は確保できそうだ。
でも今日は予約がかなり多く入ったので、今空いているスペースにも客が入るかもとのこと。
最終的にはほぼ満室になったかもしれない。

H君からウエットシートをもらい、布団の上で体をふきふき。
局部もしっかり拭いたら、とてもスースーした。
今回はあえて着替えは持ってこなかった。
この時期あまり汗をかかないし、かいてもすぐ引いてしまうからだが、思った通りとくに問題なかった。

「1階にこたつがありますから~」と言われていたので、作業が終わったら、お湯とウイスキーを持って下に下りた。
空になったペットボトル2本に水場の冷たい水を入れて持ち込み、準備万端。
こたつ部屋は寒いが、こたつの中は暖かい。
なんと、中に炭が入っている。
「やけどしますので、足は四隅に置いてください」とのことだった。
正しくは「4辺」だろうけど。

早速、缶ビール(600円)を3本注文。
無事登頂を祝って乾杯した。
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(つづく)
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