山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

離山・ナコウ山(4)

【2017年3月3日(金)】離山・ナコウ山
国道135号立岩トンネルの旧・旧道を歩いている。
しばらくすると完全なヤブになり、踏み跡も怪しくなってきた。
枝に頭がひっかかり、帽子が脱げてしまったので、拾おうとしたら、なぜかザックに入れてあったはずの手袋が落ちている。
変だなと思って、ザックを下ろしてみると、なんとチャックがほぼ全開になっている。
さっき閉めたはずなのに、ヤブに引っかかって空いたのだろうか。
それはともかく、中に入れていたウィンドシェルがない。
もう少しで、このヤブを抜けて国道に出るところだったが、落とし物を探しがてら引き返すことにした。
すると、ザックに入れていたレジ袋のゴミをまず発見。
しかし、国道に戻っても、ウィンドシェルを見つけることはできなかった。
考えてみると、さっきも閉めたはずのチャックが10cmほど開いていたことがあった。
ザックがパンパンなので、その圧力で徐々にチャックが開いてしまったのかもしれない。
すると、落としたのは、朝日山公園に向かいながら走っていた時の可能性が高い。
残念だが、そこまで戻る気力も時間もない。
断腸の思いで、諦めることにした。

これで時間を15分もロスしてしまった。
結局、この関門は旧道の網代隧道で抜けることにする。
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歩行者も通行禁止になっていたが、ごめんなさいさせてもらった。
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抜けると、正面に熱海市街が望めた。
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立岩トンネルは魚のマーク。
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とにかく、16:01の電車に乗るべく、黙々と歩いた。
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網代港の商店街も一気に通過。
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漁港らしい木造の民家にも一瞥のみ。
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鰯の天日干し。
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あと10分残して、何とか間に合った。
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駅前には、菓子補間瀬。物色したいが時間がない。
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「名産店」という命名は珍しいかも。
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とりあえずゴール。
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本当は、網代温泉に入りたかったが、調査不足につき、先を急ぐ。
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ホームで5分ほど待つ。
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入線してきた電車はリゾート21、通称キンメ列車だった。
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混雑して座れなかったのでデッキで車窓を見ていた。
伊豆多賀の227mピーク。
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右に朝日山(163m)、中央奥は初島。
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対岸は網代港。
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今日は熱海のレトロ旅館福島屋で日帰り入浴をするつもりなので、来宮駅で下車。
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市街地を散策しながら、福島屋に向かう。
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途中、湯汲坂を登って、大湯の間欠泉に寄り道。
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ちょうど勢いよく、温泉を噴き出していた。
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かつての大湯は1日に6回噴出していたが、明治末期には止まってしまったという。
関東大震災をきっかけに噴出が始まったが、またすぐに減り始めて、昭和初期には再びストップ。
現在のものは、人工的に噴き出す間欠泉として、昭和37年に整備されたものだそうだ。

ここには、オールコックの碑と愛犬トビーの墓があった。
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石仏も3体。
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さらには、市外電話発祥の地でもあった。
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明治の頃、熱海には多くの政治家や政府高官が保養や会談のため来遊し、東京との連絡が非常に多かったため、東京~熱海に電話回線が引かれ、明治22年1月1日に開通した。
その熱海電信局がこの地にあったのだそうだ。

干物がおいしそう。
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小沢の湯では、観光客がゆで卵作りを試みていた。
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駅から15分ほどで、福島屋旅館に到着。
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入る前に、すぐ近くにあった風呂の湯を撮影。
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ここの湯は外傷に効くと言われ、その蒸気で饅頭を蒸したり、酒を温めたりして販売していたとのこと。
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すぐ近くに塩分のない温泉が湧き出していたことから「水の湯」とも呼ばれたという。

では、入浴させていただきましょう。400円という安さがありがたい。
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まさに昭和レトロな雰囲気。
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湯船が意外に大きい。
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先客が一人いたので、「こんにちは~」とあいさつして入浴。
「今日はそんなに熱くない。いつもはとても入っていられないよ」と言う。
30年くらい前からちょくちょく来ているとのことで、昔はもっと安かったんだとか。
カランは2つしかなかったが、客が少なかったので、とくに問題はなかった。
ちょっと体が冷えていたので、よく温まった。

ちなみに、これは女湯の扉。
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満足して、熱海駅に向かう。
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途中、もう一つの熱海七湯、清左衛門の湯に寄り道。
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その昔、清左衛門なる農民がこの湯壺に落ちて、火傷で亡くなったので、その名がある。
人が大声で呼べば、たくさん湧き、小声で呼べば少しだけ湧いたと言われているそうだ。

趣のある古屋旅館。
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駅へは近道で。
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駅前の土産物店街を通り抜ける。
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これも、なかなか渋い旅館だ。
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小田原と熱海との間を結んでいた熱海鉄道の7号蒸気機関車が駅前に展示されていた。
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17:37発の東海道線で小田原へ。
小田原では古くからの友人と旧交を温め、22:51発のひかり538号で帰京。
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会社に泊まるつもりだったが、入館証を持ってきてなかったので、新橋の個室鑑賞に泊まるハメに。
5時間を超えると使用料が1000円高くなるので、時間稼ぎのため、銀座の行きつけのバーで時間つぶし。
でも考えてみたら、こっちの支払いがあるので、結局高くついてしまった。
明日からは京都なのに、就寝したのは午前2時を過ぎていた。
長い1日だった。

【行程】2017年3月3日
宇佐美駅(10:55)~宇佐美漁港公園(11:23昼食11:31)~神社(11:48)~離山(12:26)~旧宇佐美隧道(12:40)~羽柴越中守石切場(13:36撮影13:42)~ナコウ山(13:43)~旧道(13:59)~あじろ南熱海ヶ丘(14:27)~朝日山(14:53)~立石隧道旧道(15:19)~網代駅(15:55)
※所要時間:5時間(歩行時間:4時間45分)
※登った山:3座(離山、ナコウ山、朝日山)
※歩行距離:15.5km(熱海市内含む)
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