山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

横隈山(上)

【2017年2月19日(日)】横隈山
16~18日まで小豆島に行ってきた。
帰宅後は翌日のことは何も考えず、寝てしまった。
19日(日)は休養日にしてもよかったのだが、天気がすこぶるよい。
いつものセリフだが、こんな日に出かけないと、必ずあとで後悔する。
朝6時半に目が覚めたので、手近なところで行き先を検討してみた。
近場と言えば、奥武蔵とか秩父なのだが、もうあらかた行き尽くしてしまった。
でも、以前、ちょっと時間がかかるからという理由で断念した横隈山(594m)が残っていた。
鉄路で行くと、現地まで2時間以上かかりそうだが、車なら高速を使って1時間半で着ける。
車の停められる場所がある保証はないのだが、神社があれば大抵1台は停められる。
地形図を見ると、登山口のある更木集落に神社マークがあるので、これに期待して車で行くことにした。

自宅で朝食を食べて、9時ちょうどに出発。
川越ICで関越に乗り、花園ICで下りる。
昼食用に自宅に余っていたカップ麺を持ってきたのだが、1個くらいおにぎりも欲しいし、飲み物も必要だ。
セブンイレブンを探しているのだが、なかなか見つからない。
まあ、最悪、どこかの自販機で飲み物だけ買えればいいやと思っていたら、国道140号から脇道に入るまさにその交差点にセブンイレブンがあった。
ここで、アクエリアスと焼きおにぎり1個を購入。

お目当ての神社を目指し、出牛(じゅうし)地区に入ると、路面に凍結箇所がある。
DSC_6936_20170301065100213.jpg

今朝がた、この辺では雪が降ったのだろうか。びっくりだ。
でも、地図の記憶をたよりに進むと神社が現れ、駐車スペースもあった。
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ラッキーだった。

ルート検索の計算通り、ほぼ1時間半で着いた。
でも改めて地形図を見て、気づいたのだが、予定していた神社はもっと奥だった。
でも、ここに停めておけば、帰りに車道を登らなくて済む。
頂上に着くのは若干遅くなるが、総所要時間は変わらない。
雪道を走らなくても済んだし、かえってよかった。

小豆島ではなぜか膝の痛みが出ていたのだが、だいぶよくなった。
屈伸もできるようになったし、快方に向かっているのだろう。
じっくりストレッチをすることができた。

せっかく神社を起点にするのだから、安全祈願をさせてもらった。
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ここは萩神社というようだ。
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神社前にある「小学校前」バス停を撮影していたら、近所のおじさんが大きな犬を連れて、郵便ポストに手紙を出しに来ていたので、ちょっと聞いてみた。
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「あの学校は現役ですか」
「いやもう閉校しているよ」
「いつくらいですか」
「2,3年くらい前かなあ」
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そんな話をしている間にも、犬が私にじゃれついてくるので、おじさんがしきりに制止。
会話もそこまでとなった。
後で確認したら、2013年に閉校となっていた。もう4年前だ。
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では、出発。
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(金澤村道路原標)

日陰の切通しの道を下ると、三叉路に大正期の道しるべ。
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道路の反対側には住吉神社があった。
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車の中は暑かったので、ウインドシェルだけで歩いていたのだが、なんだか寒い。
我慢せず、早々にダウンを着込んだ。

この先しばらく車道は凍結しており、歩道もうっすら雪が積もっていた。
DSC_6937_20170301065030367.jpg
その上を歩いていく。
底がかなり減ったトレランシューズだし、チェーンアイゼンも持ってきていないので、ちょっと登山道が心配だったが、結果として登山道には全く雪はなかった。

加増集落への道との分岐のところに碑やら石仏やらがあったので撮影していたら、バスが通過して行った。
DSC_6943_2017030106503281f.jpg

なんと、まさかこんなにタイミングが合うとは思っておらず、バスに乗ることなど考えなかったが、ちゃんと時刻表を見ておけばよかった、とちょっと反省。
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でも、短い距離だし、たぶん調べても乗らなかっただろう。
歩いた道の線がつながらないし。
温まってきたので、ここでダウンを脱いだ。

しばらく行くと、ふと鼻の穴に花粉症防止のクリームを塗ってくるのを忘れたことに気づいた。
風もそこそこあるし、今日あたり飛散が始まりそうなので、めんどくさがらず、廃屋のところでポーチからクリームを出して、ささっと塗った。
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マスクを忘れたので、そのくらいしておかねば。

男岳、女岳を切り崩してしまった有恒鉱業の工場を通過。
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更木の集落に入ると、だいぶ山村らしい雰囲気になってきた。
DSC_6962_201703010649490ae.jpg

バス停のところで右折。
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ここを右折せずに直進したら、まもなく当初予定していた神社があるはずだ。

道はだんだん斜度を増していく。
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途中で、さらに分岐して、住居野峠を目指す。
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こんな細い林道にも車が1台走ってきて、びっくりした。
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(車の通過後)

峠に着くと、採石業者・上武への入口が分岐していた。
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ここから登山道になると思っていたが、尾根づたいにコンクリートの道が続いている。
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しかも道標も何もない。

落葉と雪がうっすら積もったこの道を登っていくと、神流湖や神山(732m)が木々の隙間から望めた。
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登り詰めると、鉄塔があった。
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このための管理用道路だったようだ。
普通、鉄塔のあるところは展望が開けているものだが、ここは例外だった。

ここからやっと登山道。
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少し下って、登り返すと三角点(491m)があった。
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この先でやっと展望が開け、神流湖がはっきりと見えた。その背後は雨降山(1013m)。
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奥はたぶん西御荷鉾山(1286m)。
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間もなく504mピーク。
山名板などは何もなし。
ちょっと調子がいいので、登りも軽く走ったりした。

ここを下って、しばらく行くと平沢峠。
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ここで初めて横隈山への道標が現れた。
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横隈山登山はやはり平沢集落方面から登ってくるのが、主流なのだろう。
ここまで誰にも会っていない。

間もなく、人の話し声が聞こえてきた。
「なんだ、山頂に人がいるのか」と思ってがっかりしたが、なんと話し声の源は頂上ではなかった。
作業の人なのか、地元の人なのか、おじさんとおばさんが4人くらい、ちょっとしたくぼみのところでお昼を食べながら歓談している。
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「もう、お腹いっぱい」などと大声で言って、けたたましく笑っている。
不思議な光景だった。

どうやらハイカーではなさそうなことに安心して、最後の急坂を登る。
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登り切って尾根に出ると、北面に展望が広がった。
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鬼石の町の向こうに赤城山や榛名山、日光連山、浅間山などが見えた。
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一つ一つ確認していこう。
男体山(2486m)。右後ろに女峰山(2483m)も見える。
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皇海山(2144m)。
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赤城山(1828m)。
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子持山(1296m)。
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小野子山(1206m)。
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高崎市街。茶色い高層ビルは群馬県庁。
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白銀の山は草津白根山(2171m)。
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浅間山(2568m)。噴煙を上げている。
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雨降山と、その左に西御荷鉾山。
DSC_7028_20170301064740d66.jpg

本庄方面の町並み。
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丘陵の先端は金讃神社を抱える御嶽山(343m)。
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奥の峰々は榛名山(1449m)。
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そのうち、最も尖って見えるのが相馬山(1411m)。
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鬼石の西の丘陵地帯に黒光りしているのは、ため池ではなくソーラーパネル。
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せっかくいい天気なのに今回は植林ばかりの道で残念だったが、この眺望で鬱屈はすべて解消された。
北秩父の山からの北の眺めは格別だ。谷川連棒が見えたら完璧だった。

(つづく)
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