山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

小豆島(10)

【2017年2月18日(土)】小豆島
この日は7時前に目が覚めた。先に出発の準備を整えて、7時半にレストランへ。
朝食もバイキングだ。まずはひしお丼と豆腐。
天空ホテルのひしお丼より比べ物にならないくらい、うまかった。
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続いて、お好み醤油で、卵かけご飯。これがまた最高。
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〆はフルーツとゼリー。またまた満腹だ。これは太ること間違いなしだ。
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でも、ここでケチってはもったいない。

飲まなかったけど、ここの地ビールは「空海」だった。
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小豆島のゆるキャラ「オリーブしまちゃん」。
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部屋に戻って、窓から天気を確認。やはり今日も曇りだ。
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寒霞渓も雲の中。昨日登っておいてよかった。
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8:45にホテルを出発。歩いて、醤の郷に向かう。
すぐ先に亀尾神社。
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鳥居はあるが拝殿も何もない。標柱がぽつん。
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まずはタケサンフーズ。
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ここは小豆島佃煮発祥の地だ。
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創始者はタケサンフーズの創業者でもある武部吉次氏。
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その記念館兼土産物屋が一徳庵。ここは帰りに寄ることにする。
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最初から買ってしまうと荷物が重くなるからね。

向かいに第十番札所の西照庵。
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今日も雨が降りませんよう。
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ご真言が書かれていた。「ウンタキ ウンジャワ ウンシッチ」
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お堂の側面。
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宝食品の櫓形看板がよく目立つ。
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宝食品の売店は京宝亭。
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ここは添乗員やバスの乗務員の休憩室。
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こちらが売店。ここも帰りに寄るつもり。建物は国の登録有形文化財だそうだ。
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水車があった。
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阿波野青畝句碑「白遍路 醤油の街を こぞりくる」
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分銅印のヤマサは、あの「ヤマサ醤油」ではない。
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「サカイ醤油」でした。ロゴはよく似ているが。
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巨大な醤油樽が並ぶ。
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一つ一つに、小豆島の名産の説明が書かれている。
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小豆島は播磨と奈良県・三輪とともに手延べそうめんの3大産地である。
小豆島・池田の人が伊勢参りの帰り、三輪でそうめん作りの技術を学んで、小豆島に広めたのが、小豆島のそうめん作りの始まりと言われている。
小豆島に独特なのは、麺を伸ばす際に、酸化しにくいごま油を使用していること。
カドヤあってのそうめんだったのである。

それに比べて、佃煮の歴史は比較的新しい。
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食糧難に苦しんでいた戦後の昭和20年9月、舟山醤油を母体として設立された大国屋商店の武部吉次が、サツマイモの芋蔓で「葉柄佃煮」50貫を炊いたのが始まりとされる。
同じ頃、丸金醤油も神戸の業者と提携して、佃煮の委託加工を始めた。
大国屋商店は現在、タケサンフーズとなり、丸金の佃煮部門も分離独立して宝食品となっている。
2008年現在で小豆島には17の佃煮業者があり、年間生産額200億円を超える全国有数の佃煮産地となっている。

そのまま行くと、マルキンの工場街。
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県道を右折して、ちょっと内陸の方へ歩を進める。正面の岩峰は碁石山(434m)。
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マルキン醤油の工場の黒い板壁が続く。
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不要になった醤油樽はあちこちにモニュメントとして置かれている。
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マルキンの醤油蔵には100個もの杉樽が並び、もろみが静かに発酵しているそうだ。
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繁栄の影に廃屋あり。
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ひっそりと、みかんの木。
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これらも、もともとは醤油蔵だったのだろうか。
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この界隈の家の表札は、みな醤油蔵のデザイン。
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右手には、純和風の旅館「島宿 真里」があった。
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かなり高そうだ。
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「苗羽」と書いて「のうま」と読む。これは難読地名だ。
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第八番札所常光寺の手前にある極楽橋。
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でも、常光寺の参拝は割愛させていただいた。
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右手には碁石山が近い。
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碁石山も札所なんだ!
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では、醤油を買いに戻りましょう。
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県道に出た角には、御菓子司平和堂。ここは立ち寄らず。
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県道を戻ると、まずは岡田食品工業。佃煮の会社だ。
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会社の前に、小豆島を描いた巨大なモザイク画があった。
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さあ、マルキン。
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昨日も見たが、相当にシブい。
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工場の全景。
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巨大な工場だ。
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マルキンは、キッコーマン、ヤマサ、ヒゲタに次ぐ日本有数の醤油メーカーである。
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その会社を、皇太子(摂政)時代の昭和天皇が大正11年(1923年)に訪問した。
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地方の産業を奨励するためである。

天皇が勧めたのか、その翌年には妃殿下の良子女王と母宮、妹宮も訪ねてきた。
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記念碑の写真を撮っていたら、通りがかりのおばあさんが「もう誰も見てくれないのに、ありがとうね」と声をかけてきた。
さすがに彼女の生まれる前のことだろうに、やはり地元の人にとっては誇りなのだろう。
記念碑が道路側を向いていたら、もっと多くの人に見てもらえたかもしれない。

マルキンの物産館では、しぼりたて生しょうゆと醤油さしのセットを購入した。
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次は宝食品の京宝亭。ここはジャストタイミングで団体さんと鉢合わせしてしまい、冷やかしのみで退出。

引き続き、タケサンフーズの一徳庵へ。
ここでは、またまた生搾醤油と和風オニオンオリーブドレッシングをゲット。
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このドレッシングは、ホテルの食事で生野菜にかけたら、ものすごく美味しかったので買ってしまった。

タケサンフーズの佃煮発祥の地の前に、大川橋の欄干らしきものが残っていた。
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昭和25年竣工というから比較的新しいが、川は暗渠になってしまったのだろうか。

このままホテルに戻って、置きっぱなしにしておいたレンタカーを回収。
次の標的、ヤマロク醤油に向かう。車で5分ほどだ。
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ここでは蔵の中を見学させてもらえた。
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案内して下さったのは五代目の山本康夫さん(1972年生まれ)。
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ここは昔ながらの製法にこだわって、樽での生産を続けている。
今は冬なので、発酵は止まっているが、樽の上から、もろみの様子も見せてもらった。
なかなか迫力がある。
ちょっと、憚られて写真は撮れなかった。

こちらは母屋。
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馬頭観音。
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最近は醤油樽を作れる職人もいなくなってきたので、こちらの当主は自ら樽作りを学んで、後世に伝える努力をしているそうだ。
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感激したので、ここでは丹波黒豆で作った菊醤と屋号をあしらったボトルカバーを購入。
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寒いのに醤油最中まで買って、車の中で食べた。

まだお昼には早いので、大坂城の石垣用の石材を産出した天狗岩丁場に移動する。
途中、南風台という展望台があったので、寄ってみた。
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(つづく)
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