山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

御林山・倉掛山(4)

【2017年2月12日(日)】御林山・倉掛山
午後2時に倉掛山(1078m)に登頂した。
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山頂への踏み跡は今の道だけで、まわりはみんなスズタケ。
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変なところから取り付かないでよかった。
スズタケのヤブで難儀するところだった。

ここも展望はほとんどゼロ。
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すぐに引き返す。
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林道に戻って、風張峠を目指す。
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間もなく、木々が全面的に伐採されている場所があり、大展望が開けた。
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丹沢の山々。左端が大山(1252m)、右端が蛭ヶ岳(1673m)。
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檜洞丸(左、1601m)と大室山(右、1588m)。
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蛭ヶ岳と檜洞丸の間にある突起は笹尾根の丸山(1098m)。
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左の盛り上がりは生藤山(990m)あたり。
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浅間尾根、笹尾根、丹沢、すべてお見せしましょう、って感じだ。
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浅間尾根。
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横浜方面。ランドマークタワーが見える。
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東京都心。
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たった今登った倉掛山。
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もう少し歩くと、都心が全容を現した。
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望遠で見てみよう。
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鶴脚山(916m)と馬頭刈山(884m)の間からスカイツリーが覗く。
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こちらも望遠で。
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大岳山(左、1266m)から馬頭刈山にかけての馬頭刈尾根。
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大岳山アップ。
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倉掛山の左から御前山(1405m)がちらり。
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富士山は角度的に無理だった。残念。

道がすっかり乾いているので、チェーンはまた外した。
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1105m標高点付近通過。
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また雪が出てきたが、チェーンなしでもとくに問題なし。
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そのまま進むと車の音が聞こえてきた。
「ああ、奥多摩周遊道路に近づいたんだなあ、これで登りも終わり」だと安堵したが、あれ?
周遊道路は通行止めじゃなかったのか?
もしかして、都民の森の手前の道の車の音?
それにしては音が近いぞ、と思ったら、やはり目の前を車が走っている。
いつの間にかゲートが開いたようだ。
だったら9時に開けてほしかった。
まったく、都のHPは不正確だ。
小池知事、職員の指導よろしくお願いしますよ。

風張林道の終点に到着。
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林道を上ってきた車はここにゲートがあるのでUターンしている。

何となく、もう夕方の気配。
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ここは標高約1150m。都民の森まであと3km以上ある。頑張らないと。
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気温はマイナス1℃。それほど寒くはない。
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結構、車が走っている道をとぼとぼと歩く。
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みんな、タイヤはちゃんとスタッドレスなんだろうな。
ノーマルでスリップでもされて巻き込まれたら、洒落にならない。
怖がりながら歩いた。
途中ちょっと走ったりもしたが、あまり続かなかった。

左手に再び都心の眺め。
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雪置き場には、それほど雪はなかった。
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昔は奥多摩有料道路だったが、今は都道206号線だ。
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浅間尾根駐車場まで来たところで一服。
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このまま都民の森まで歩けそうだったが、せっかくカフェオレを買ってきたので、飲んでいくことにする。
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往路でチェーンを履いた東屋に腰を下ろす。
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ドライブの人も車を停めて、しきりに写真を撮ったり、双眼鏡を覗いたりしていた。
格好からして山帰りの人ではなかった。

10分ちょっと休んで出発。
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残りのお湯は、すでに空になっていたアクエリアスのボトルに移した。
これが温かいので、もてあそんで手を温めたり、顔にくっつけて、ほっぺや鼻を温めたりしながら下った。
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かなり気持ちよかった。

ちょっと行き過ぎてしまったが、「そうだ富士山はどうなってる?」と思い出して、戻って見たら、ちゃんとそこに鎮座していた。
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今日富士山が見えたのは、ほんとにここだけだった。

再び黙々と車道歩き。
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笹尾根の北斜面はすっかり日陰になった。
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15時過ぎに都民の森に到着。
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やはりゲートは開いていた。
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愚痴は言わずに靴を履き替えて、三頭山荘に向かう。

雪がないので、タイヤのチェーンの振動が気になった。
10分かからずに到着。
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二股ラジウムカルシウム温泉の表示が若干気になる。
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宿の敷地内に菊姫弁財天が祀られていた。
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菊姫とは武田勝頼の弟で高遠城主・仁科五郎盛信の娘。武田氏滅亡の折、天目山より信玄の六女松姫とともに小金沢山を越えて、武州恩方を目指した。しかし、風張峠の岩小屋で野宿した際に病を得、従者石黒金之丞に付き添われ、峠下の岡部家で養生するも、間もなく亡くなった。
その後、金之丞は望まれて岡部家を嗣ぎ、今に至るという。

三頭山荘の当主はもちろん岡部さんである。
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お風呂のある別館に行くと、おじさんが出てきて、「ちょっと待ってください」と引っ込んでしまった。
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おそらく電気をつけたりしているのだろう。
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間もなく戻ってきたので、入浴料1000円を払って、浴室へ。
やはりここは北海道の二股ラジウム温泉の原石を使った温泉のようだ。天然温泉ではなかった。
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露天風呂は冬期休止中だったが、内湯も展望はいい。
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お風呂を独り占めして、ゆっくりと満喫した。
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上がってからフロントで、「お世話様~」と大声を出したが、さっきのおじさんの返事がない。
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壁に貼ってあった「桧原村」のイラストマップ(100円)が欲しいのだが。
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仕方ないので、本館に行って、声を掛けてみた。
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すると、女将が出てきて、じゃまた別館へと。
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全然売れていないらしく、印刷所から届いたままの袋から3枚取り出し、「差し上げますよ」という。もう処分してしまいたい気分なのかもしれない。
ありがたく頂戴した。

そういえば入浴料金は1100円に改訂されているようだが、1000円しか取らなかったのはなぜだろう。
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それはともかく、ここは1989年に礼宮が立ち寄った宿らしく、写真や碑があった。
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「難得糊塗 礼宮文仁」とある。意味は様々な解釈があるようだが「能ある鷹は爪を隠す」に近いのだろうか。

女将さんに聞くと、ここは宿としての創業は50年ほど前だが、本館というか母屋はもう築400年も経つのだとか。江戸初期である。
となりの兜家より古く、この界隈では最も古いらしい。

さあ、よく温まったので引き上げるとしよう。
ここは水車のある庭も素敵だった。
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ではまた。
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さてあとは帰るだけだ。
路面の雪はだいぶ解けていて、もうほとんどチェーンがなくても大丈夫だったが、しばらくはそのまま下る。
西川橋バス停の手前の脇道に停めて、チェーンを外していたら、まん前の家の人が怪しげに窓から覗いていた。

はずしたら、やっと気分が軽くなった。
でも武蔵五日市まで、のろのろ軽自動車の後ろについてしまい、のんびり運転だった。
今日は車なので山麓酒場はできない。
この前みんなで飲んだ「居酒屋まるま」の前を、指をくわえて通過。
入間市までは順調に進んだが、所沢市内の国道463号がいつもの通り渋滞。
それでも18時には帰宅できた。
本日の下山ビールは部屋飲みとなったが、懸案だったコースをつぶせたので満足であった。

【行程】2017年2月12日
都民の森駐車場(9:14)~浅間尾根駐車場(9:41撮影・準備9:49)~御林山(10:02)~道奈良山(10:26)~数馬峠(10:33)~内台山(10:45)~数馬分岐(10:55)~藤倉分岐(11:10)~藤倉(11:40)~落合橋(12:00)~倉掛廃屋(12:43昼食13:06)~風張林道入口(13:20)~倉掛山(13:57撮影14:00)~風張峠駐車場(14:23)~浅間尾根駐車場(14:38休憩14:50)~都民の森駐車場(15:13)
※所要時間:5時間59分(歩行時間:5時間8分)コースタイム:5時間50分
※登った山:4座(御林山、道奈良山、内台山、倉掛山)
※歩行距離:15.8km
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