山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

御林山・倉掛山(1)

【2017年2月12日(日)】御林山・倉掛山
予定していた宮地山・セーメーバンに行くには朝6時すぎの電車に乗らなければならなかったが、やはり前日の疲れが残っていて、起きられなかった。
それは想像されたというか、もう前日のうちから諦めていたので、目覚ましもかけていなかった。
それでも6時には目が覚めたので、代替案を検討し始めた。
正直なところ、そもそも出かける気力がわかないのだが、こんなにいい天気なのに、行かなければ絶対後悔することはわかっていたので、軽すぎず重すぎず、適度なところを探す。
結局、秋川の藤倉バス停を基点に浅間尾根と風張林道の倉掛山(1078m)を周回することにした。
武蔵五日市発7:39発のバスにはもう間に合わないが、9時ちょうどのバスなら大丈夫だ。
駅探で新所沢駅7時半くらいの電車に乗ればいいことが分かって、そのつもりになっていたが、念のためバスの時間をもう一度見てみると藤倉着が10:57になっている。
なんと本宿役場前での乗り換えが必要で、待ち時間が1時間以上あった。
これではお話にならない。
それなら車で行くしかないが、藤倉バス停周辺に車が停められる保証はない。
ちょっと変則だが、奥多摩周遊道路の浅間尾根駐車場を起点にすることにした。
まず下って、後半に登るというコース取りになるが仕方ない。
ルート検索で所要時間を確認すると自宅から1時間半程度なのだが、数馬より先の表示がなぜか点線になっている。
もしかして冬期通行止め?と思い、都のHPで確かめたら、冬期も朝9時からゲートが開いていることが判明。
おかしいなとは思いつつ、HP情報を信じて車で出かけることにした。

ほぼ昨日のままのザックを車に放り込み、7:15に出発。
ガソリンが空寸前なので、いつもは使わない直近のスタンドに入る。
この前みたいにガス欠で動けなくなるのは御免だ。
ちょっと割高だったが、やむをえない。
朝食と昼食はいつものコンビニで調達した。

圏央道に乗ると、真っ白な富士山がくっきり見える。
昨日は雲がからんでいたから、今日の方が状態はいい。
あきる野ICで下りて、檜原村の本宿までは順調に行ったのだが、その先で路面に雪が残っているところが出てきた。
いくつかはノーマルのままクリアしたが、里でこの状態ではいずれ登れなくなってしまう。
適当なところで路肩に停めて、チェーンを巻いた。
もう慣れたもので、両輪で5分かからなかった。
それはいいのだが、今度はお腹の問題が発生。
都民の森にトイレがあることは分かっているが、まだ8kmもあるので、とても持ちそうにない。
ちょうどよく浅間尾根登山口のバス停にトイレがあったので、そこに飛び込む。
DSC_3457_20170218222821eb9.jpg

バスの時刻表を見ると、次のバスが5分後に着くタイミングだったので、ちょっと離れた場所に車を停めざるをえず、あわてたが大丈夫だった。
DSC_3458_201702182228220a0.jpg
便座はさすがに温かくなかったが、洋式だったので助かった。

帰りの立ち寄り湯は蛇の湯温泉たから荘のつもりだが、実は一度行ったことがある。
一応、ほかにも入浴できる宿はないかと数馬地区の奥の兜造り集落に入ったら、三頭山荘が「日帰り入浴歓迎」の看板を掲げていたので、ここにすることに決定。
そのまま、奥多摩周遊道路へと入る。
この道路は除雪が行き届いていて、せっかくチェーンを巻いたのに、路面に凍結しているところはなかった。
チェーンが随分減ったはずだ。
途中、正面に三頭山(1531m)らしき山が見えたので、車を停めて撮影した。
DSC_3459_20170218222823a33.jpg

それはともかく、なんと都民の森の先が通行止めになっている。
DSC_5871_20170218222758a93.jpg
「積雪のため」とある。HPのうそつき~!と思ったが、是非もない。

都民の森の駐車場に停めるしかない。
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登山口の浅間尾根駐車場まではおそらく30分くらいかかるだろう。
往復1時間余計に歩かなければならないが、今日の行程なら大丈夫だろう。

都民の森駐車場はそれなりの台数の車が停まっていた。ほとんどが三頭山だろう。
わいわい騒ぎながら、三頭山に向かっていくグループもいた。
DSC_5869_20170218222825b96.jpg

私は静かにストレッチ。みなとは反対方向、周遊道路を歩き出す。
9:14出発。昨日とほぼ同じ時間の出発だ。
ここまで来れば、昨日の疲れなどもう忘れている。

歩道には雪が1~2cmほど積もっているが、車道はゼロ。
どうせ車は来ないので、堂々と道の真ん中を歩く。
景色のいい場所では、クサリをまたいで歩道から山岳風景を撮った。
三頭山(右)と大沢山(左、1482m)。
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笹尾根。眼下に数馬の三頭山荘が見える。
DSC_5873_20170218222801c9e.jpg

丸山(1098m)の右奥に丹沢三峰。
DSC_5874_2017021822280233d.jpg
途中の数馬駐車場はヘアピンカーブの内側に設けられていたので、これを横切ってショートカット。

浅間尾根駐車場の手前に風張峠へ通じる登山道への入口があった。
DSC_5875_20170218222803ad6.jpg

のっけから、猛烈な急登だ。崩落箇所もあるらしい。
DSC_5876_2017021822273519e.jpg

このすぐ先に、まさに一瞬だけ富士山がくっきり見えるポイントがあった。
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完璧なお姿だったが、この日、富士山がちゃんと見えたのは、ここだけだった。
DSC_5878_201702182227394c4.jpg

30分近くかかって、浅間尾根駐車場に到着。
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距離はちょうど2km。標高差は120mほどあった。

ここからの景色は木々に邪魔されて、いまイチ。
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東屋のベンチに登って、かろうじて丹沢の山々が見えた。
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左から、大山(1252m)、丹沢三峰、丹沢山(1561m)、ちょっとあけて最高峰が蛭ヶ岳(1673m)。

案内図には倉掛山の表示もあったが、現地ではどれなのか特定不能だった。
東屋でチェーンアイゼンを装着。
ついでにスパッツもはこうとしたが、新品でつけ方が分からず断念した。
チャックが外れないのだが、靴を履く前にふくらはぎに巻けということだろうか。
悩んでいる時間がもったいないので、着けずに出発した。
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積雪は5cmほど、感覚的に昨日の山梨より多い。
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ここから標高を下げ気味に、アップダウンを繰り返す。
DSC_5885_20170218222712aca.jpg

今、歩いてきた道を振り返り。
DSC_5886_20170218222714ac0.jpg

快適な尾根道だ。
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左手に特徴的な山容の大岳山(1266m)が見えた。
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これはもしかして倉掛山?と思い、あまりの高さにびびったが、後で御前山(1405m)と気づいて、ホッとした。
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さすがに、昨日の達沢山と違って、人気コースの浅間尾根はトレースがある。
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植林の中を進む。花粉が怖いので、鼻にはしっかり塗り薬を塗ってきた。
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御林山(1078m)の頂上は登山道からははずれているが、分岐にはちゃんと道標があった。
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そのことは「奥多摩登山詳細図」で確認済みだった。

あっという間に頂上に着き、そこには立派な標柱や山名板があった。
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ここは三等三角点。
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でも展望はゼロなので、さっさと通過。
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すぐに、登山道に合流して、このあとは、標高920mくらいまでだらだらと下る。
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立派な杉の美林だ。
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左手に御前山(左)と大岳山(右)。
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駐車場から20分ほどで、仲の平バス停へ下る道との分岐を通過。
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古い標識には、かわいい屋根が取り付けてあった。
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右手が開けた。笹尾根の丸山(1098m)。
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その右の方。
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さらに右。平らすぎて、何山かはよく分からない。
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このあたりの森林は都の所有であることを知る。
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もう一度、笹尾根。
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こちらも林床にはササが生い茂っている。
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左手、御前山の手前に、山腹にある倉掛集落が見えた。
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「登山詳細図」で事前に確認して見つけておいた道奈良山(946m)へは道標なし。
でも、どのピークなのかは地形図と照らし合わせて現地ですぐ分かった。ここだ。
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道を外れてピークを目指す。
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頂上にはすぐに着いた。
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でも石祠があるだけで、山名板はなかった。残念。
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引き返さずにこのまま尾根を進む。
DSC_5917_201702182224416da.jpg

最後は急坂になるが、右へ折れて登山道に出た。
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出たすぐ先がちょうど分岐で、直進の道はバス停に通じている。
当方は左に大きく旋回する。
DSC_5922_20170218222419508.jpg

ここが数馬峠(藤原峠)。石仏が安置されていた。
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ちょっと読み取りにくいが、施主は甚五左衛門さんのようだ。
DSC_5921_20170218222417133.jpg

年代は不明。
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一礼して、通過した。
DSC_5923_20170218222420cf2.jpg

(つづく)
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