巣雲山(581m)頂上の展望塔で眺望を堪能中。

富士山は何度見ても素晴らしい。

そして雲がまた素晴らしい。

展望塔から見下ろした頂上の雰囲気。

私の影。

展望塔から下りると、単独の青年がやってきていた。

挨拶して、宇佐美駅を目指す。

今度は別ルート。ここは周回コースが取れるのだ。

急坂を下ると、すぐ道はなだらかになる。


頂上から7分ほどで、伊豆スカイラインに出た。

そこからすぐ下山路なのだが

そこに生仏の墓なる旧跡があった。

平家の落人がこの地で捕えられ、生き埋めにされたそうだ。

静かに手を合わせて写真を撮って、モニターを見たら、色の感じが変だ。
ここで、やっとホワイトバランスがおかしかったことに気付いた。
仏様のおかげだろう。

ありがとうございました。
この先は樹林帯の暗い道をどんどん下っていく。

石や枝が浮いていて、あまり道はよくない。

でも登りがほとんど車道状態だったので、これはこれで悪くない。
ただ、これが登りだったら、景色も全然見えないので、結構きつかっただろう。
途中、行者の滝という滝があった。

水量はたったこれだけ。冬だからということもあるだろうけど、これでは修行にならない。

その滝の沢を渡る。

植林帯になった。


結構太い木もある。

右手には、深くえぐれた沢。

道標はわりとしっかりしている。

また沢を渡る。

ここにも小さな滝があった。

炭焼き窯の跡には、こんなに太いスギの木が成長していた。

頂上から30分ちょっとで舗装道路に出た。

登ってきた人にとっては、ここが登山口。

このあとはずっと車道歩きになる。


間もなく別荘地に突入。


これが管理事務所。ここは「巣雲台・宇佐美別荘地」というらしい。

平らな場所はパットゴルフ場になっていたが、利用者はいるのだろうか。

よく見ると、廃屋になってしまった別荘も少なくない。
別荘を2代、3代と伝えていくのは、実は難しいことなのかもしれない。
土曜日の午後だが、別荘に来る人の車とはほとんどすれ違わなかった。
子連れの奥さんを乗せたタクシーが1台だけ来たくらいだった。
別荘地を過ぎると、再びみかん畑。

どの木もたわわに実っているが、まだ収穫しないのだろうか。

鳥にやられている実もあったし、熟れ過ぎて落ちているのもあるのに。
海と再会。

見晴らしの良さそうな家でうらやましい。

観光船のようだが、定期船なのだろうか。

みかん畑の作業小屋かな。

県営農地保全整備事業の完成記念碑。建立年は表面には書かれていなかった。

路傍の石仏。

花岳院まで下ってきた。


立派な鐘楼が見える。

正面には見事な河津桜。

ここは満開だ。

メジロがいっぱいいたが、何を食べていたのだろう。

伊豆は冬でも彩りが豊かだ。

こちらは円応寺。


市街地まで下りてきたので、宇佐美ヘルスセンターを目指す。
駅から200mほどというネット情報なのだが、地形図には駅の真ん前と少し離れたところに温泉マークがある。
遠い方の前を通ってみたが、それらしきものは全くなし。
駅前にかなり前に廃業してしまったものと思われる旅館辻橋。

踏切を渡って、駅に向かうと、ヘルスセンターにぶつからないまま駅に着いてしまった。
どこにあるのか分からないので、駅前のお店の前にいたおばさんに聞いてみた。
すると、2か月ほど前にポンプの故障だかで、休業しているとのこと。
なんと。改めてHPを見ても、そんな情報は発信されていなかった。
不親切だなあ。
(つづく)
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