山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

巣雲山(1)

【2017年2月4日(土)】巣雲山
立春である。ひと足先に春を味わいたいと思うのが人情というものではないか。
というわけで伊豆である。
宇佐美を起点にすることだけは決めたのだが、伊豆半島脊梁山脈の巣雲山(581m)にするか、江戸城石丁場遺跡を訪ねながら歩くナコウ山(353m)にするか迷っていた。
でも、当日の真っ青な空を見て、即座に巣雲山に決定した。
絶好の富士見日和だからだ。

例によって新所沢駅前のコンビニで朝食と昼食を調達してから、6:59新所沢発の電車で出発。パンを食べた後はずっと文庫本を読んでいた。
東京駅に着いて、やっと催してきたのだが、入るトイレ入るトイレどこも満室の上に並んでいる。
やむなく新幹線の車両まで我慢することになった。
さすがに車内のトイレまで満室ということはなかった。
8:26発のこだま639号である。
駅自体もかなりの人出だったが、車内も結構混雑していた。

車窓からはばっちり富士山が見えて期待が高まる。
前回の伊豆は12月の玄岳(798m)だったが、富士山だけが見えなかったのだ。
熱海には定刻の9:14に到着。
乗り継ぎ時間は24分もあるが、もう買い物は済ませてあるので、そのまま伊東線のホームに向かう。
9:38発の伊豆急下田行き普通列車は、観光列車の「リゾート21」だった。
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しかも、地元をPRする「キンメ列車」だそうで、なんとこの日が運行初日だった。
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私が乗ったのは東伊豆町PRの車両で、稲取の金目鯛などが、大々的に宣伝されていた。
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雛のつるし飾りもたくさん飾られていた。

デッキにはこんな作品も。
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特別列車であることも関係しているのか、この電車もかなり混んでいる。
海側の展望シートやボックスはすでに埋まっていたが、山側を何とか確保することができた。
買い物などしていたら、座れないところだった。
発車を待っているうちに、どんどん乗客が乗り込んでくる。
どうしてこんなに混んでいるんだろうと考えたら、下田の河津桜だ!と思い付いた。
そうか、今がシーズンだもんなあ。

立っているお客さんもたくさん乗せて、電車は定刻通り発車。
みんな河津桜目当てだと思っていたのに、次の来宮でもそこそこ下りた。
パワースポットの来宮神社参拝がお目当てかと思ったら、近くの熱海梅園で「梅まつり」の真っ最中だった。
いずれにしろ目的は花のようだ。

宇佐美に9:55に到着。
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わりと遠かった。新所沢から3時間近くかかった。
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ここに下り立つのは初めてだ。
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まずはトイレ。「旅のアシンル」とタイトルが付いている。
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アシンルとはアイヌ語で便所のことを言うらしいが、なぜ伊豆でアイヌ語なのか。
まあ深くは考えず、ゆっくりストレッチ。

駅前の広場に「江戸城石丁場遺跡」の説明板があった。
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かつて伊豆のあちこちから石が切り出され、江戸城に運ばれて、石垣に利用されたのだ。
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ナコウ山を選べば、こうした石をたくさん見ながら歩くことになったが、今回はお預け。
これがそのナコウ山だ。
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巣雲山への登りは阿原田(あはらだ)コースで行くことにする。
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この駅でハイカーらしき人は私も含め、4~5人下りたが、そのうち年配の夫婦がこのコースを先に歩いて行った。
それを遠くに見ながら、後を追っていく感じになった。

伊東線の踏切を渡り、まっすぐ山に向かっていく。
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伊東市立宇佐美中学校の前に、当時の石材が展示されていた。矢穴の跡がよく分かる。
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わりと好きなタイプの古いアパート。
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伊東市のマンホールは温泉かと思ったら、松川たらい乗り競争だった。
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道順は、要所要所に案内板があるので、とくに心配はない。
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正面に見えているのは、角度的に巣雲山ではなさそう。
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大丸山だろうか。(その前山である富士見展望ひろばのピークだった)

もう菜の花もきれいに咲いていた。
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右手は金龍山参道とのこと。ひと山稼げそうだけど、今回は寄り道しないでおく。
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左手を仲川が流れている。
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もう梅の季節だ。
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このまま直進。
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これはサクラ?
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そうか、河津桜だ。
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伊豆では、もうこんなにきれいに咲いているんだ。
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おや、あそこにいるのはメジロだ。
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こちらは、たわわに実ったみかん。デカいが種類ははっきりとは分からない。
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路傍の石仏。でも仏様のようには見えない。明治期の建立のようだ。
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やはりサクラは青空に映えるねえ。
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ここで左折。
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まさにサクラの里だ。
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この常緑樹は何の木だろう。
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おお、海が見えてきた。こんもりしているのは離山(154m)。
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もう40分ほど歩いてきたが、まだまだ車道歩きが続く。
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南には小さな手石島と奥には大島が見えた。岬は汐吹崎。
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傾斜がだんだんきつくなってくる。
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みかん畑の向こうにナコウ山(左)と離山(右)。
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離山の手前の高層ビルはホテルではなくマンション。伊豆ビューグランドハイツだ。
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山の向こうにうっすら見えるのは房総半島。

ずっと車道が続くが、展望が開けているので退屈しない。
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ただ、ずっとみかん畑の中なので、刺激を受けて、ちょっと小腹が空いてきた。
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ハクサイ畑もあった。
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南の方角。中央左は大平山(578m)あたりかな。
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眼下はみかん畑。
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標高250mあたりまで登ってきたが、この辺だと五分咲きくらいか。
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「大丸山展望広場」なる表示が初めて出た。
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道はやっとダートになったが、まだまだ無理すれば車で登れる。
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「みかんの花咲く丘」というのは、いったいどっちなんだろう。
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ツバキも当然咲いている。
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とうとう車ではかなり厳しくなってきた。
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歩き始めてから1時間ちょっと経ったあたりで、「どっこい処」という休憩スポットがあった。標高は約370m。
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景色もいいし、ベンチもあるので、ここでひと息入れることにした。
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風が冷たいので、さっき脱いだウインドシェルを着込む。
ほんで、熱いカフェオレを飲みながら、チョコスティックをいただいた。

いや、ここは本当に眺めのいいところだ。正面に太平洋が広がっている。
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宇佐美の町並み。真ん中は宇佐美中学校の体育館。
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離山と宇佐美港。
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ナコウ山。
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汐吹崎と大島。右端は小室山(321m)。
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手石島と汐吹崎。手前の建物はたぶんホテルサンハトヤ。
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宇佐美の町並みと宇佐美港。
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15分ほど休んで出発。
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このあたりはハゲ山になっているが、改めて植林を行っているようだ。
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その中をえっちら登っていく。
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大平山の手前に別荘地「宇佐美みのりの村」。
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ナコウ山と離山を再び。
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(つづく)
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