山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

御岳山・日の出山(上)

【2017年1月21日(土)】御岳山・日の出山
本日は富士山登山隊の第2回練習山行である。
当初は丹沢の塔ノ岳(1491m)を予定していたのだが、前日が雪の予報で、しかも風が相当強そうだったので、水曜日の段階で中止を決断した。
でも、「だったら、初級者向けのところでいいから、どこかに行きたい」という声がメンバーから上がり、急きょ、御岳山・日の出山縦走を計画。
当日は、ホリデー快速おくたま号が到着する9:02に御嶽駅集合ということで再告知した。

実は、中止うんぬんとは関係なく、そもそも自分の体調が思わしくなかった。
金曜日の朝から喉の調子が悪くなり、咳が出る。
しかも、なぜか腰が痛い。微熱もあるような感じがする。
日中は、会社でずっと龍角散ののど飴をなめていたが、全く改善の兆しはない。
心配になったので、帰りに葛根湯と体温計を買って帰った。
早速計ってみたら、6度台後半。やはり平熱よりは高めだ。
とにかく寝て気合で治すしかないと早めに就寝した。

翌朝、幸い熱は上がっておらず、腰は痛いが、歩けないことはなさそう。
咳も落ち着いた感じだから、年末の高松山の時のように山を歩いているうちに、喉は治るだろう。
そう楽観して7時過ぎに家を出発。
小平、拝島と乗り継いで、御嶽駅にはホリデー快速の1本前の電車で8:48に到着した。
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この電車には本日の予定メンバー6人のうち4人が乗っていた。

うち私を除く3人は駅前のセブンイレブンに買い物へ。
私は次の電車で2人が来るのを待ちつつ、バス停に並ぶ。
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昨日から今朝にかけて雪の予報だったというのに、かなりの登山者がいる。
実際はほとんど降らなかったようだ。
待っているうちに、臨時便が来て、30~40人くらい乗せて先に行ってしまった。
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待ち合わせ時間の9:02を過ぎて、1人は現れたが、もう1人の姿が見えない。
トイレなど探しに行ったが見当たらない。
Y君が本人に電話をしたら、なんと自宅にいた。
A君はチャットの中止情報だけ見て、修正プランの案内は見落としたとのことだった。
「チャット見てね」とA君にメッセージした時、行き先変更したからと伝えればよかった。

まあ仕方ない。本日のメンバーは結果的に5人となってしまった。
いずれも高校の同級生で、私のほかはY君、H君、M君と紅一点のTさんである。
定刻のバスには早い順番で乗れたので、最後部の5人席に全員並んで座れた。
運転手は「これに全員乗ってもらうので詰めてください」と言っている。
なんとかぎゅうぎゅうで入り切ったみたいで、無事に発車できた。

10分ほどでケーブル下バス停に到着。
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バス停のところで身支度を整えようとしたら、運転手にここはバスの転回所だから、上でやってくれと言われ、まずはケーブルの駅前まで歩くことした。

かなりの急勾配の道だ。
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ほとんどがケーブルに乗るのかと思ったら、林道を行く人も結構いたのでびっくりした。
それを見送りつつ、ケーブル滝本駅前でストレッチをして、靴の紐を締め直す。
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鳥居の前で出発の記念写真を撮って、9:35に出発。
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すぐ目の前に神代銀杏。御岳山名木巡りの二番だそうだ。
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では鳥居をくぐる。
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この参道は江戸時代初期に整備されたものと伝えられ、二十六丁(約3km)の間に600本以上の杉並木が続くという。10mおきにある計算だ。
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急勾配の舗装道路を延々と登っていく。
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歩きながら、H君のストック購入話で盛り上がった。

上から何台も車が下りてくる。
この参道はもはや、御岳山(929m)の宿坊街へ車で行く道になっているようだ。
てっきり登山道だと思っていたが誤算だった。
でも、滝本駅から御岳山の宿坊街までが今回初めて歩く道なので、個人的にはここが目的だったのだから文句は言うまい。

沿道にはいろいろな伝承の説明がある。
一つ目は「ろくろっ首」。
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ここに残る旧道のうねうねがろくろっ首に見えたから、その名が残っているらしい。
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次は「うまたてば」。
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ここは荷を運ぶ馬を休ませた(馬を立てる)場所だったとのこと。
御岳登山鉄道(ケーブル)が昭和9年の大晦日に開業するまでは、宿坊までの荷揚げの主力は馬であった。

さっきの説明板には頂上まで「26丁」とあったのに、この標柱には「頂上御本社迄廿八丁」とある。どういうことだろう。
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道は何度もカーブを繰り返しながら登っていく。
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真正面から日の光が。
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道路脇には1月の3連休に降った雪がまだ残っていた。
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右の標石には「七町」の文字が見える。7丁登ってきたということだろうか。
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ケーブルカーの軌道と最接近する場所まできた。
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ここは見学スポット兼休憩所になっており、たくさんの登山者が休んでいた。
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こちらは休まず杉並木を進む。
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ほぼ中間地点でケーブルのガード下をくぐる。
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その先に「だんごどう」。
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かつて、ここにお堂があり、「団子堂」と呼ばれていた。

そこに安置されていたのが、この八大地蔵だそうだ。
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狭い道なので、車が通ると、よけなければならない。
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「あんまがえし」
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説明書きが無くなっているが、按摩さんはここで戻らなければならなかったのだろうか。

その先に「やまのかみ」。
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ここに山の神が祀られているというが、ぱっと見、見当たらない。
この巨大なスギの木は神様?
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と思ったら、上の方にそれらしき石碑が見えた。
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「大山祇」の文字がかろうじて読める。

道もだんだん平らになってきた。
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その代わり、雪が増えてきた。
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最後に「くろもん」。
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ここにかつて御師集落の出入口である「黒い門」があったとのこと。

杉並木のスギもここのが「1番目」だった。
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出発してから1時間5分でケーブル山頂駅からの道と合流。
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ここから宿坊街に入る。
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次の分岐は左へ。
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みんな、山岳信仰なるものがあるのを知らなかったようなので、なぜここにこんなに宿があるのかを説明するのにちょっと苦労した。
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私もいずれ歴史のありそうな宿坊に泊まってみたいと思う。
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さすがにここまで来ると、結構雪が残っている。
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ここは地名も「御岳山」だった。
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お~いきなり開けた。都心方面の眺め。
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御岳山荘前を通過。
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4度目の再会となる神代欅。
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樹齢は推定1000年だそうだ。
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1000年前というと平安時代。「神代」というのはちょっと大袈裟か。

左手にこれらか登る日の出山(903m)が見えた。
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いよいよ神社に近づくと、誘惑の多い門前町を通過する。
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何か温かいものが食べたくなる。
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さあ、御岳神社(御岳山山頂)への階段が始まる。
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なかなか恰好いい扁額だ。
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参道には多数の登拝記念の石碑が林立している。
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摂社もたくさんあるので、写真を撮り始めたらキリがない。
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左手は麻生山(794m)。
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階段がかなり長く、誰かが早くも「筋肉が痛い」と言い出した。
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う~ん、そんなんで富士山、大丈夫か。
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11時ちょうどに武蔵御嶽神社に到着。早速参拝。自身8回目の初詣だ。
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(つづく)
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