山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

蕎麦粒山(1)

【2016年12月31日(土)】蕎麦粒山
何度も先送りしてきた奥多摩の鳥屋戸尾根・ヨコスズ尾根周回コース。
結局、大晦日になってしまった。
周回の要になる蕎麦粒山(1473m)はすでに登頂済みだし、登らなくても目的は達せられるのだが、年越し蕎麦に引っ掛けて、頂上まで行くことにした。

前夜は丹沢縦走で疲れてしまい、午後10時過ぎには寝てしまったので、朝は目覚ましが鳴る5時半より早く目が覚めた。
6:20に家を出発。新所沢駅前のコンビニで朝食と昼食を調達して、6:40発の電車に乗った。
6:54発でも間に合うのだが、それだと東村山、拝島の乗り換え時間が非常にタイトなので、早く準備ができたことだし、早めに家を出たのだ。
そしたら2本早いのに乗れたので、東村山・小川の2回乗り換えを避け、小平乗り換えにした。それでも、拝島には早めに着く。

西武新宿線内で朝食のパンは食べてしまい、拝島線では前日の朝刊を読んですごした。
拝島駅での乗り換えに時間があったので、正月山行に備え、信濃川上への切符(特急券含む)を券売機で購入。
駅の窓から、きれいに富士山が見えた。
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ホリデー快速おくたま号の発車時間まで、まだ5分くらいあったが、もう入線していた。
五日市号との合体のため先に来ていたみたいだ。
いつもならホリデー快速に拝島から座れることなどないのだが、この日はさすがに余裕だった。

座って、ずり下がったソックスを上げていたら、正面に座っていた30代くらいの男性が驚いた顔をして、ぷっと吹き出し、「あ、すいません、同じ靴下だったもんですから」とズボンの裾を上げて自分のソックスを見せた。
そして、もう一回「すいません」と言った。
以前、燧ケ岳の山頂で、ある若者に「あ、おれの持ってるザックと同じ。マジウケる」とはしゃいでいたが、そんなに気になるものなのだろうか。
一応、ニコニコして、「ほんとに同じで面白いですね」って顔はしておいた。

そのあとはまた新聞再開。御嶽駅あたりで読み終わったので、あとは車窓を眺めていた。
本仁田山(1225m)はよく目立つ山であることを改めて認識した。
今日も雲ひとつない最高の天気だ。
こんな天気の日にまた樹林帯を歩くのかと思うともったいないが、森林限界を超えるようなところは、もう雪だし寒いし遠い。
このルーとでも、ときどきは眺望も得られるだろう。

奥多摩駅には定刻の8:21に到着。
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車内は空いてはいたが、全車両を合わせると、結構な人数になる。

ほとんどの人は、鴨沢西行きのバスに並んだ。
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今日、雲取山荘に泊まって、あす2017mの山頂から2017年の初日の出を拝もうという方々だろう。

あまりの人の多さに臨時バスも出ていた。
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当方が乗った東日原行きは空席が目立つ。
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後ろに座っていた若い2人組があちらのバスを見て、「そんなに2017mに行きたいかねえ」と首をかしげていた。
私は行ってみたいと思わなくはないが、混んでる時点でNG。
ということは、そんなに行きたくはないのか。
それより、年越し蕎麦粒山の方が誰もしていないし、面白いと思う。
共感者は少ないだろうが。

バスは定刻の8:35に出発。
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10数分で川乗橋に着いた。
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ここで、私のほかに5人下りた。私の他はみな川苔山(1363m)だろう。
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わりと念入りにストレッチをして、あたりの写真を撮る。
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バスが走ってきた道は日原街道。
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川乗橋は日原川の支流川乗谷が日原川に合流する地点に架っている。
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これは日原川。
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ここは川苔山の登山口。蕎麦粒山の表記はない。
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これから歩くのは林道川乗線。
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一般車両は通行禁止になっている。
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クマの目撃情報が今年2件もあったようだ。
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脇にあったかわいい石仏にご挨拶して、8:55に出発。
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右手に川乗谷を見ながら舗装された林道を歩く。
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この案内図でも、蕎麦粒山への道は破線になっている。
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わりとしっかりした林道だ。
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川乗谷は深い渓谷である。
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林道を200mほど歩くと、蕎麦粒山への登山口があった。
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鳥屋戸尾根の表示もある。
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目立たないが、ちゃんと意識していれば見逃すことはない。

登山道はこんな感じである。
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ここで写真を撮っている間に、さっき同じバスに乗ってきた単独男性が通り過ぎて行った。
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しかし、まあいきなりの急登である。
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ジグザグしながら一気に90mほど登る。
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このモノレールは林業用だろう。
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尾根に乗ると、やっと太陽の光を見ることができた。
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尾根に出たところは前後に大きな岩を削ったような場所だった。
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最初は、その岩をトラバースする。
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岩の間をすり抜けるようなところも。
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やっと、まともな尾根歩きになった。
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だらだらと標高差100mほど登ると、傾斜も一服。
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木々の向こうに川苔山が見えた。
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ここで左に屈曲。
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見事な植林の中を登っていく。
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ジャージの下を忘れるなんてことがあるのか。
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登山者ではなく作業員なのかもしれない。

坂はそれほどきつくないので助かる。
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左手の植林が広葉樹になると、あたりが一気に明るくなった。
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やはり広葉樹の方が気持ちがいい。
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これで景色が見えれば最高なんだけど。
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こんなふうにしか見えないのだ。
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屈曲点から標高差250m登ると、ロープのある急な登りとなった。
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足場も悪く、注意しないと転落しかねない。
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でも、眺めはすこぶるよかった。あれは御前山(1405m)。
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アップにすると、右の惣岳山(1349m)もよく分かる。
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あのとんがりは鷹ノ巣山(1737m)だろうか。
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50mほどの急登をクリアすると917m標高点への緩斜面。
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ここに「川乗橋バス停」へのささやかな道標があった。
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冬枯れのいい雰囲気だ。
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振り返ると、左端に大岳山(1267m)も見えてきた。
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ここが917m標高点。
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ちょっとした広場になっていて、ホッとする。

ここからも木々を透かしての展望になる。
あれは雲取山(2017m)。
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右端はたぶん高丸山(1733m)。
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鷹ノ巣山。
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つなげてみました。
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足元は枯れ葉の絨毯。
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さて前進、と思ったら、厳重な通せんぼ。
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迷わないよう、きちんと尾根筋を行く。
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めずらしく常緑広葉樹。
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再び岩が目立ち始めた。
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(つづく)
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