山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

恵那山ダイジェスト(中)

【2016年11月13日(日)】恵那山、富士見台高原
恵那山(2191m)の山頂小屋に宿泊中。
朝4時にはもう眠れなくなり、4時半に外のトイレへ。
これをきっかけにみんなごそごそし始め、4:50には老夫婦のランタンが付いた。
お腹が減ったので、すぐに食事の準備に取りかかる。
朝食はパスタ。お湯が少し多すぎたが、結構おいしかった。
DSC_3379_20170104210817f90.jpg
でも221kcalだから、またすぐお腹が空くだろう。
ただ、他にパンとカップ麺、干し芋、チョコ、グラノーラがあるから、下界までしゃりバテすることはあるまい。
今日は下るだけではなく、富士見台のピーク(1739m)まで歩くことにした。
出発予定時刻(6:30)まで随分時間が余ったので、シュラフに入ったまま、昨夜からの出来事についてメモを付けていた。これは5:55終了。

出発の準備を整え、再びトイレへ。
「大」が出そうな気配は全くないので、お小水のみ。
小屋へ戻る途中、地面にSDメモリーが落ちているのを発見。
おや、誰が?と思いつつ拾い上げると、見覚えのあるデザイン。
なんと自分が落としたものだった。
昨夜、曇ったメガネを拭こうと、トイレの帰りに小銭入れからメガネ拭きを取り出したのだが、その時に落としてしまったらしい。
いつも予備のSDカードは小銭入れに入れてあるのだ。
データは何も入ってなかったが、発見できてよかった。

出発前に雨戸閉め。老夫婦の奥さんの方が、窓から余った水を何度も捨てるので、雨戸が濡れていて、閉めるときに軍手が濡れてしまったわい。

まだ日も昇っておらず、完全に明るくなってはいないが、撮影は可能な明るさと判断。
予定より早いが、6:15に出発した。
DSC_1383_20170104210949572.jpg

四の宮の裏へご来光が見えないかどうか確認に行ったら、先客あり。沖縄の女性だ。
まだ日が昇るまで時間がかかりそうだったので、撮影は諦め、挨拶だけして立ち去る。
DSC_1386_20170104210950a00.jpg

最高地点から若干下り、薄暗い樹林帯の中を行く。
DSC_1398_201701042109520ee.jpg
前宮登山道との分岐の手前で、オレンジ色に光る木が見えた。
やっと日が昇ったようだが、思っていたより随分南から上がったようだ。
ここで、ダウンを脱いで、ウインドシェルに着替える。

分岐の左は前宮コース。古くからのルートのようだが、「整備中」とあった。
DSC_1421_20170104210953129.jpg
しばらく荒れていたのだろうか。

ここからは150mほど、急な下りとなる。
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8時前に最初の人とすれ違った。
早い。5時くらいに神坂峠を出発したのだろうか。

しばらく行くと、ササがうるさくなり、ズボンが朝露で濡れるようになってきたので思い切って雨具の下を履く。
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ごわごわして歩きにくいが、これで安心だ

大判山(1696m)の手前からガスが出てきた。
DSC_1524_201701042109293ce.jpg
天気はいいので、すぐに通り過ぎるガスかと思ったら、どんどん濃くなってきて、しばらくすると完全にガスに包まれてしまった。
この先はしばらく濃霧の中。
遠方の山々は何度も見ているのでいいのだが、稜線のピークを遠望できないのが残念だ。

大判山には6~7人の登山者がいた。
DSC_1534_201701042115367c8.jpg
そのうちの1人に「早いですね」と言われたので「小屋からですから」と答えた。
「ああ、上に泊まったんですか。何人くらいいました?」
「私含めて6人でした」
「へえ、そんなにいたんだ」
というような会話を交わす。
でも、すでに展望もなくなったし、人が多いので休憩はせず、そのまま通過した。

大判山の後も、いくつか小ピークがあるのだが、約1610mピークは地形図に反して巻いてくれたので助かった。
次の1594mピークも巻き。しばらくほとんど平らな道で、ありがたかった。
DSC_1552_2017010421093120c.jpg

鳥越峠は確かに東西を結ぶ道になっており(西側は通行止め)、いい雰囲気だった。
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ここからは計160mほどの登り。
今日初の本格的な登りだ。
昨日よりはだいぶ軽くなったとは言え、いつもよりザックは重いので、ゆっくりゆっくり登る。

次のピークには標識があった。
「パノラマコース山頂」とある。
DSC_1584_20170104210934b02.jpg
おお、これなら「登った山」に数えることができる。うれしい。

と思っていたら、霧があっと言う間に晴れわたり、360度の視界が開けた。
DSC_1595_20170104210905514.jpg
こんなことは珍しい。やはり今日はいい天気だったのだ。
しばらく撮影に夢中に。
やはり富士見台のササ原が美しい。
ここで、さっき脱いでいたウインドシェルをまた着込む。

このままガスに覆われたままだったら、富士見台に行くのはやめようかと思っていたが、これでは行かないわけにはいかない。
山小屋コレクターとしては、神坂峠から萬岳荘まで寄り道するつもりだった。
でも、その奥に神坂小屋なるものがあるのを「山と高原地図」で発見。
そこまで足を延ばすことにしたのだが、よくよく地形図を見ていたら、そのさらに先に富士見台というピークがあるのを発見。
どうせなら「登った山」を稼ぐべく、そこまで行くことに決めていたのだった。

パノラマコース山頂を10分ほどで出発。登ってくる登山者に「峠出るときはまだガスってましたか?」と聞いたら、「はい」という。
そっか、峠まで一帯全部ガスってたんだな。
納得して「晴れてよかったですね」と返した。

神坂峠には9:40着。コースタイム3時間40分のところ、3時間25分だった。
DSC_1642_20170104210907aa4.jpg

ここで、いきなり催してきた。
峠の駐車場にトイレがあるかと思ったら、ない。
萬岳荘まではとても間に合いそうにない。
しかたなく神坂峠遺跡の裏のササやぶに入って、決行。
DSC_1656_20170104210908610.jpg
ふう、助かった。
もともと富士見台へは萬岳荘経由で行くつもりだったが、遺跡の上まで登ってしまったので、別ルートで行く方が効率的になってしまった。
それに、もし萬岳荘に食堂があり、まだ営業しているようであれば、そこでお昼を食べたいという気分もあった。
今行ってしまうと、まだ早いので営業前かもしれない。
後回しにした方がいいと判断し、このまま萬岳荘とは反対側の斜面をトラバースしていくことにした。

しばらく登ると、日差しが強くなってきたので、ウインドシェルを脱ぐ。
左手に恵那山がまた大きく見えてきた。
DSC_1663_20170104210910bea.jpg
昨日同宿だった人が、神坂峠から恵那山が見えると言っていたが、実際はここまで来ないと見えなかった。

ひとつ山を巻き終わると、鞍部を越えて萬岳荘側に出る道があるはずなのだが、踏み跡すらない(廃道になってしまったようだ)。
おかしいなあと思いつつ、そのまま次の山も大きく巻いていく。

北面が見えるようになると、富士見台方面を望むことができた。
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かなりの数のハイカーが見える。
こっちの方が、距離がある恵那山より人気のようだ。

分岐に出ると右下に萬岳荘が見えた。
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ここで思案していたカップルが今巻いてきた山へ登っていったが、その登山道がピークに通じていて、そのまま萬岳荘に下れるなら、帰りはその道を行きたい。
でも、ちょっと登って振り返ってみると、その道は途中で行き止まりになっているのが確認できた。
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カップルも引き返していたようだ。

右手に見えているのは神坂山(1684m)だろうか。
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ササに登山道のような筋が見えるが行けるのだろうか。
行けるのなら行きたいなあ。

すこし坂を登ると、小さな小屋が見えてきた。
神坂小屋である。
DSC_1697_201701042108373fa.jpg
宿泊所というよりは休憩所だ。でも土足厳禁。
ここに荷物をデポしていくことにした。
ササからも解放されたので、ここで雨具も脱ぐ。
かなり汚れてしまった。

空身で出発。すぐ先に神坂山に通じていると思しき道があった。
ここからならザックを回収してすぐなので、ちょうどいい。
ちょっと風が出てきたが、富士見台へ向かう。
DSC_1713_20170104210838e23.jpg
軽いハイキング系の感じの人が多い。
あとで分かったことだが、ヘブンスそのはらから萬岳荘までシャトルバスが出ているので、それを利用する人が多いみたいだ。
車は意外に少なかったので(神坂峠に10台、萬岳荘に7台程度)、たぶん多くの方はバスを利用しているのだろう。

富士見台の手前にちょっとした岩のピークがあったので、そこにも立ち寄った。
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下りてきたおばさんに「あの白いのが北岳ですか」と聞かれたので、「いえ、あれは赤石です。北岳はあっちの三つ連なっているやつの一番左です」と教えてあげた。
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ついでに、仙丈ヶ岳(3033m)から聖岳(3013m)まで全部説明してあげた。
知識をひけらかしてしまった(笑)

富士見台はだだっぴろい頂上で、風が結構強かった。
DSC_1737_201701042108151da.jpg
ここで自炊をしている人や、御嶽山(3067m)の写真を狙っているカップルがいた。
富士見台なのに、肝心の富士山を見つけることができなかった。
ここから本当に見えるのだろうか。
確認できないまま、風が強いので早々に退散した。

(つづく)
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