山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

御前山(ダイジェスト・上)

【2016年9月25日(日)】御前山
この週もずっとぐずついた天気だった。
24日(土)はもともと仕事が入っていたが、22日(木)の祝日も雨だった。
やっと25日(日)に晴れの予報が出て、群馬の鹿岳(かなたけ)に行く計画を立てたのだが、前日になって曇りの予報に後退。
展望の良さそうな岩峰なので曇りの日に行くのはもったいない。
ということで前夜に急遽、予定を変更。曇って展望が利かなくても残念度が低い奥多摩の御前山(1405m)にした。
この山は過去に2度登って、山頂近くからちゃんと富士山も拝んでいるから、雲っても平気。
今回登る湯久保ルートと下る陣馬ルートはほとんど展望がないので、そもそも天気はあまり関係ない。
という何とも消極的な理由で選んだのに、結局1日中晴れてしまった。
群馬も晴れていたら悔しいけど、別に確認するつもりはない。

前夜はちょっと飲んでしまったので、全く準備もせずに23時過ぎに就寝。
5時に目覚ましをかけたが、4時半に目が覚めてしまった。
寝つきが悪くちょっと睡眠不足気味だが、まあ大丈夫だろう。
あわてて装備を整え、6時前に出発。
新所沢駅前のコンビニで朝食&昼食&お茶を購入して、6:17発の西武新宿行きに乗り込む。
朝食用の牛乳を買うのを忘れてしまったが、ホームの自販機にイチゴ・オ・レがあったので、それで代用した。

車内で早速、朝食。コッペパンと蒸しパン。
小平、拝島で乗り換え、7:34武蔵五日市に到着。
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食後はずっと前日の朝刊を読んでいた。

藤倉行きのバスは7:39発なので、とっとと改札を出て並ぶ。
前から7人目くらいだった。
その後も同じ電車で着いた方々が続々と乗ってきて、バスはほぼ満員になってしまった。
山支度の人が中心なので、払沢の滝入口で結構下りるだろうと思ったが、ほとんど下りず。
大半は白倉で下りた。みな大岳山(1267m)に登るのだろう。
バスの中でパッキングをし直し、靴ひもも締めて、なるべく早く歩き出せるよう準備しておいた。

御前山の登山口にあたる宮ヶ谷戸には8:13頃に到着。
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ここで下りたのは私を含め3人。
ほか2人はさっさと行ってしまったようだが、私はバス停近くでストレッチ。

「山と高原地図」のガイドブックには、「バス停から少し戻った橋を渡り」と書いてあったが、戻ったところには橋などない。
むしろ、少し先に進んだ方向に赤い橋があったので、それを渡った。
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バス停の位置が以前と変わったのだろうか。
その先も「すぐに右折して次に左折」と書いてあったが、どうも違う。
違う橋を渡ってしまったのか。地図を見ながら戻ろうとしたら、目の前にあったお宅のおじさんが声をかけてくれて「御前山ですか。こっちでいいんですよ。ここを左折して突き当りを右に行ってください」と教えてくれた。親切な方だ。

その通りに歩いていくと、突き当りに道標があり、道は分かった。
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でも、さっきから我慢していたアレがいきなり出そうになってきた。
登り始めてからヤブの中ででもしようと思っていたのだが、すぐ前をバスで一緒だったおじさんが通り過ぎて行ったので、なんとなくやりにくい。
ふと左を見ると、再利用されている廃校らしきものがあったので、そこに向かった。
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公の施設として利用されているなら、トイレもあるだろう。

管理人さんがいたので、ご挨拶して、お借りできた。
いやあ間に合った。ヤブじゃなくて、ちゃんとした洋式トイレでできたのもありがたかった。
折角ひもをきつく締めた靴を履き直すのが面倒だったが、やむを得ない。
ここはもともと北檜原小学校で、今は渋谷区檜原自然の家として活用されている。
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ちなみに、北檜原小学校は1887年、檜原小学校小沢分室として開校し、1984年に檜原小学校に統合されて廃校になっている。

もう30年以上経つわけだ。宿泊もできるのか、浴室があった。
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これでやっと落ち着いた気分で歩くことができる。

登山口から先はしばらく簡易舗装。
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すぐ上にある伊勢清宮神社まで続いているのかと思ったら、すぐ終わってしまった。
DSC_7830_20161206064518759.jpg

つづら折りの道を標高差100mほど登ると、峠に出て、左手に鳥居が見える。
DSC_7848_201612060645219eb.jpg

伊勢清峯神社だ。
DSC_7844_20161206064520183.jpg
右の斜面の上に社殿があるのだろうが、登山道からは見えないし、地形図を見ると、ここから30mほど登らないといけない感じなので、参拝は省略してしまった。

この先はしばらく等高線沿いの平らな道が続く。
DSC_7850_20161206064522d03.jpg

間もなく傾斜が出てきて、50mほど登ると、尾根に乗る。
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樹林帯なのでよく見えないが、右手に馬頭刈尾根の富士見台あたりと思しき稜線が見えた。
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この先で前方に単独の登山者がいるのを発見。
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さっき道標の前で会った人なら10分以上先を歩いているはずだが、もう追いついてしまったのか。
それとも彼もどこかで○んこをしたのか? と思ったが、追いついてみると年配の女性だった。
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この方もバスで一緒だった方だ。ひと声かけて先に行かせてもらう。

尾根に乗ると、だらだらした登りがしばらく続く。
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標高600mの手前あたりから勾配が急になり、703mピークの横を通過する。
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すぐ先の鞍部で道が再び二股になっており、登山道は右の尾根上。
左はかつてここにあったであろう家屋へのアプローチ程度のものだと思っていたら、全然違った。

道は間もなく左に巻き始め、そこに廃屋が並んでいるはずだと思って楽しみにしていたのに、道は尾根を登る一方。
DSC_7875_20161206064425aab.jpg
おかしいなと思って、地図ロイドを確認してみたら、地形図に示された破線とは違うところを随分と進んでしまっていた。
さっきの二股のところをやはり左に行くべきだったんだ。
やられた。でも、こちらが正規の道なのだから仕方ない。
向こうに行ったら、ヤブが激しくて難儀したかもしれないと思うようにして諦めた。

それにしても暑い。汗がどんどん出て、ドリンクもどんどん飲んでしまう。
この調子で水分足りるだろうかと心配になった。
一応、スポーツ飲料1㍑、水とお茶を各500ccの計2㍑持ってきているのだが。
でも、仏岩ノ頭(1019m)を過ぎたあたりから、汗はそこそこ出るものの、水分はそれほど欲しなくなった。体が慣れたのだろうか。

とにかく二股から200mほど登る。
928mピークのあたりはなだらかで、ひと息つけた。
ここに湯久保集落へ下る道が左に分かれていた。
DSC_7887_20161206064427d6d.jpg

その先はさらに100mの登り。
仏岩ノ頭は大きく巻いているので、登山道を外れて尾根に乗るタイミングを見計らいながら歩く。
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鞍部まで行く手前で歩きやすそうな斜面を見つけ、突撃。
すぐに尾根に乗り、引き返すような角度で頂上をめざす。
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緩斜面でヤブもほとんどないが、倒木が多かった。
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頂上は植林の中。三角点は見つけたが、山名板がなくがっかり。
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色あせた金属板があったが、以前はこれに字が書かれていたのかもしれない。
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もちろん展望もないので、すぐに引き返した。

ここまでコースタイム通り1時間半かかってしまった。
このままのペースでは、予定している14:04のバスに間に合わない。
でも、その後の15:24でも全然構わないので、あわてないことにした。
でも、残り標高差400m。コースタイム2時間はかからないと思う。

この先はしばらくほとんど平坦な道。
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湯久保山(1044m)らしき盛り上がりが見えた手前で、道は右に巻いていくので、当方は道を離れ、そのままピークに向かって登っていく。
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すぐに登頂。ここには山名板があってうれしかった。
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ここで直角に右折し、30mほど下る。
1009mの鞍部から登り返し。
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70mほど登ると、平坦地に出るが、そこでクマと遭遇。
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びっくりしたが、よくよく見ると倒木の枝のいたずらだった。
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左にくぼ地を見て、ひと登りしたところで、小屋跡らしきものがあった。
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このすぐ上で小休止。
DSC_7932_20161206064343b90.jpg
ボトルホルダーのドリンクがなくなったので入れ替えた。
帽子は暑いから脱いでしまい、汗止めのため、頭にタオルをほっかむりした。
すでにかなりタオルは濡れていた。

ここから辛抱強く150mほど登ると、道は右へトラバースしていく。
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巻きながら80mほど登ると、奥多摩主脈縦走路に合流する。
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これまで2人にしか会っていなかったのに、合流した途端、人が増えた。
それもトレランの人ばかり。
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考えてみたら、ハセツネが近いんだった。その練習と下見を兼ねているのだろう。
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この日50人近くのランナーとすれ違った気がする。
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最後の御前山への登りは段差の大きい階段が続き、結構疲れた。
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ここまでほとんど休みなしだっただけに堪えた。
頂上には11時半前に到着。
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(つづく)
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