山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

日光白根山(1)

【2016年9月10日(土)】日光白根山
この週末は当初、巻機山に登る計画だった。
割引沢コースを登って、山頂直下の小屋に泊まり、井戸尾根を下るつもりで、同窓の沢ヤTさんの助言なども得ていた。
しかし、週間天気予報はどうも芳しくない。
忙しさにかまけて、結構するか否か棚上げにしていた水曜日、やはり同窓のS君から連絡があった。
「(土曜日)晴れそうなんで、久しぶりにどこかに行こうと思うんですが、1人では、心なしか億劫で」と、山のお誘い。
彼はこの夏、アイガーの単独登頂を果たした超ベテランの実力者。
そんな人からお誘いがかかるとは。天にも昇る気持ちで、謹んで承諾させていただいた。

S君は栃木県在住なので日光は庭のようなもの。日光をご案内していただくことにした。
思い付いたのは日光白根山(2578m)。3年前にロープウエーで登った時は雨にたたられ、頂上も真っ白で何も見えなかった。
そのリベンジを兼ねて、菅沼起点で金精山(2244m)なども回るコースを提案した。
菅沼~弥陀ヶ池~日光白根山~五色沼~五色山~金精山~菅沼というコースタイム7時間の周回コースである。

当日は朝7時くらいから登り始めたいが、そうなると前夜のうちにせめて宇都宮入りしておかなくてはならない。
駅前のホテルを予約しようと思っていたら、S君が「山岳会の事務所に泊まりましょう」と言ってくれたので、お言葉に甘えることにした。

実は前夜、高校同期の飲み会が入っていたので、お開きになってから、その足で新幹線に乗ることになる。
ザックを背負って会場に行ったら、1人が「来年、富士山に連れていってくれないか」と言い出した。すると、他の2人も「おれも」「おれも」と。
私も未熟なので不安なのだが、結局、来年8月に決行することになってしまった。

それはともかく夜9時に散会。
21:44発の東北新幹線やまびこ223号に乗り込む。
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もういい加減酔っ払っているので、ビールなどは買わない。

車内から「22:34に宇都宮に着くよ~」とS君に連絡したら、22時半前に電話をくれた。
爆睡していたので、寝過ごさなくて済んで助かった。さすがに気が利く。
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S君と合流した後は、コンビニで少しだけお酒を買って、大谷にある事務所へ。
1時間ほど歓談して、午前0時すぎに就寝した。
ここに泊まるのは3回目。過去2回は1月、3月と寒い時期だったが、今回は夏なのでシュラフはかけるだけでよかった。

翌朝は4時半に起床、5時出発のつもりだったが、目が覚めたのはすでに5時。
ちょっとしたアクシデントがあったが、あわてて処理して出発した。
今日は晴れの予報だが、なんとなく雲が多い。
途中のコンビニで朝食と昼食を調達。
車の中でパンを2個食べた。

女峰山(2483m)の山頂は見えているが、男体山(2586m)はガスがからんでいる。
いろは坂を登り、中禅寺湖に出ると、対岸の山は完全にガスの中だった。
多少不安がよぎったが、湯元温泉まで着くと、金精山はくっきり見えたので、おそらく大丈夫だろう。

金精トンネルを抜けて群馬県側へ。
左手の森の中に、本日の下山路があるが、そこはS君も初めて歩くとのことだった。

菅沼の登山口には7時前に到着。
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ここの駐車場は有料(1000円)なので、なるべく避けたい。
すると、登山口にあるドライブイン「山小や」の駐車場の奥に、誰も管理していないスペースがあり、そこが1台分空いていたので、無料で停めることができた。
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ここで準備をしていると、隣の車の人が、「登山口はあそこでいいんですか」と聞いてきた。
「歩き出せば、とくに迷うところはない」とは言われたんですけど。
これに対して、何度も登ったことがあるS君は迷いやすい場所があると説明。
でも、彼らはちゃんと理解している様子ではなかった。
トレランぽいスタイルだったが、地図も持たずに来るとは。
今日は人も多いし、天気も悪くないから、おそらく大丈夫なのだろうが、随分と山もなめられたものである。

出発前にトイレに入ったが不発。
結局、軽い便意を抱えたまま、ずっと歩くことになったが、下山するまで切羽詰まったことにはならなかったので助かった。

軽くストレッチをして7時すぎに出発。
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駐車場には40台くらいの車が停まっていた。
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右手に不必要なほどの大きな、登山口であることを示す石碑。
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ここは日光国立公園。
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まだ奥にも駐車場があるようだ。先着15台とのこと。
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5分ほど歩くと、突き当たり。
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登山道はここを右折する。
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まだ、ここまで日が届いていない。
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しばらくは樹林帯の中を歩いていく。
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涸れ沢のような登山道だ。
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突き当たりのところで抜かしたご夫婦がピッタリ後ろにくっついて来るのが気になったが、こちらもずっとおしゃべりをしながら歩いた。
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おかげで、樹林帯の中の写真は数えるほどしかない。
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やっと谷間にも日が差し込み始めた。
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一瞬、木々の隙間から見えたのは金精山。
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ゴゼンタチバナの実やキノコに秋を感じる。
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1時間くらい休まず歩いて
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弥陀ヶ池まであと0.9kmの道標があるところで小休止。
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と言っても、3分ほど立ち休みをしただけ。
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この先はトラバース気味となり、斜度がかなり楽になる。
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キノコがコケの滝を滝上りしている。
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しばらくすると開けた道に出た。
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白根山が初めて見えた。
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そして、休憩地点から30分かからずに、弥陀ヶ池に到着。
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よく晴れているので、白根山の緑がまぶしいほど。
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全体としてはずんぐりしているが、鋭い岩峰がいくつも見える。
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弥陀ヶ池もキラキラ。
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気持ちのいいところだ。
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しばらく池のほとりを歩く。
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うわ~エメラルドグリーン。
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水面に白根山が映り込んでいる。
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桟橋歩き。
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水底。
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恒例の振り返り。
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あちらは座禅山(2317m)と白根山の鞍部。
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白根山を背に弥陀ヶ池を眺めると
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登山者が続々と登ってくる。
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湖畔は白根山山頂方面と五色沼方面との分岐になっている。
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我々は当然、山頂方面へ。もちろん後で五色沼にも行く予定だが。
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これらの岩は火山弾だろうか。
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さて、登り再開。
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右手は座禅山だ。
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岩から草木が生えている。
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左手は白根山の斜面。
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ほとんどの方が、そちらの方へ向かっている。
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でも、私は座禅山に寄り道させてもらう。
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つまり、この分岐を右に行く。
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緩やかに登りながら
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分岐を見下ろす。
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弥陀ヶ池は陰になってしまった。
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分岐から5分もかからずに山名板のある場所に着いた。
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2317mの本当のピークは、柵の向こう。
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でも高山植物保護のため立入禁止だ。
ちょっと残念だが、やむを得ない。

(つづく)

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