山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

会津駒ヶ岳(9)

【2016年9月4日(日)】会津駒ヶ岳
御池から近くの湿原を回って、また御池まで戻る途中。
DSC_7152_20161129070415a2a.jpg
DSC_7153_201611290704161a6.jpg

道端にはキオンが今を盛りと咲いていた。
DSC_7154_201611290704185e6.jpg

御池には、バスの時間の10分前に戻れた。
DSC_7156_20161129070346e5a.jpg

改めてトイレで顔を洗い、売店をちら見して、券売所で上の原までのチケット(660円)を購入。バス停に並ぶ。
DSC_7158_201611290703492bb.jpg

11時すぎにバスが到着。2人目で乗り込む。
DSC_7159_20161129070350f2e.jpg
これは沼山峠始発のバスだが、ちゃんと席は空いていて、一番前に陣取った。
11:07、2分遅れで発車(間違えてシャトルバスに乗ってしまった人が戻ってくるのを待つため)
あまりにゆっくり走るので、ちょっとイライラした。

上の原には定刻(11:25)より7分ほど遅れて到着。
DSC_7160_20161129070352469.jpg

途中通過した七入というところは、沼山峠を経て尾瀬沼に至るコースの登山基地なのだが、なかなか雰囲気のよさそうなところだった。
DSC_7161_20161129070322f84.jpg

降りてすぐ目の前に食堂があったので、迷わず入る。
「裁ちそば」の開山。名前もいい。
DSC_7164_20161129070325188.jpg

靴下が臭いのでイヤだったが、座敷席しか空いていなかったので、靴を脱いで上がる。
あまり愛想のよくないおばさんに、おろしそば(1000円)と缶ビール(400円)を注文。
まずはビールで生き返った。
DSC_3002_20161129070449a32.jpg

そばも田舎そばらしい(つなぎを使っていないので、ぶちぶち切れる)そばで満足。
DSC_3003_2016112907045183c.jpg

おろしがめちゃめちゃ辛かった。
DSC_3005_201611290704524d1.jpg
「裁ちそば」の名の由来は、つなぎを使っていないため、薄く伸ばしても折りたたむことができず、伸ばしたまま重ねて布を裁つようにして細く切ったことにちなむという。
店を出た後は、通りを見学しながら、温泉に向かう。

民宿かねほん。
DSC_7163_20161129070323735.jpg

町を貫流する檜枝岐川。
DSC_7165_2016112907032692a.jpg

対岸にある宿「木の実」
DSC_7166_20161129070327c39.jpg

下流方向。
DSC_7167_20161129070254079.jpg

福寿草群生地だそうだが、季節が完全に違う。
DSC_7169_20161129070256946.jpg

ここにも、裁ちそば。「かどや」
DSC_7171_20161129070257614.jpg

その向かいは民宿の「かどや」
DSC_7172_20161129070259766.jpg

通りにはあちこちに檜枝岐歌舞伎の幟がはためいていた。
DSC_7173_20161129070300405.jpg
DSC_7181_2016112907020403e.jpg

そばの宿「丸屋」
DSC_7175_201611290702296ec.jpg

ますや旅館。
DSC_7176_20161129070230f06.jpg

ここにはバス停があった。
DSC_7178_20161129070232288.jpg

お土産の「かねまる商店」
DSC_7179_20161129070233798.jpg

檜枝岐川はかなりの清流だ。
DSC_7180_20161129070202721.jpg

日用品の「井桁屋商店」
DSC_7183_20161129070205a6a.jpg

檜枝岐口留御番所跡
DSC_7185_20161129070208bdd.jpg
檜枝岐はかつて幕府の直轄地だった。漆ロウソクを作るためのロウの主産地だったからだそうだ。

檜枝岐歌舞伎の舞台がある鎮守神も訪ねた。
DSC_7186_201611290701355fc.jpg

さすがに幟がすごい。
DSC_7187_20161129070137281.jpg

御神橋を渡る。
DSC_7188_201611290701397af.jpg

橋場のばんば。
DSC_7195_20161129071645965.jpg
この石仏は子供たちを水難から救ってくれる水神様だそうだ。
最近では、縁結びや縁切りの神様として信仰され、悪縁を切りたいときは新しいはさみを、良縁で切りたくないときは、さびて切れないはさみを供えるそうな。

縁を切りたい人がこんなにいるとは。
DSC_7193_20161129070110074.jpg

また、ばんばの頭にお椀をかぶせるとどんな願いを叶えてくれるという。
DSC_7192_20161129070141f43.jpg

なんか生々しい。
DSC_7194_2016112907011252a.jpg
以前は、前川橋という橋のたもとにあったが、明治35年(1902年)の洪水の際、流失しそうなところを平野与吉という力持ちが、ここまで担いできたと伝わっている。

今年の演目。昨日がちょうど上演日だった。
DSC_7198_20161129070113bef.jpg

歌舞伎伝承館「千葉之家」は取りあえず素通り。
DSC_7199_20161129070114072.jpg

袖萩とお君の像。
DSC_7200_2016112907011633d.jpg
檜枝岐歌舞伎の代表的な作品「奥州安達ヶ原袖萩祭文の段」の一場面を再現したものだ。

境内に入ると石垣で築かれた歌舞伎の桟敷に取り囲まれた。
DSC_7202_201611290700467ec.jpg

約1500人収容できるという。
DSC_7203_20161129070047da5.jpg

地味な鎮守神の本殿。
DSC_7204_201611290700480fc.jpg

こちらは重厚な歌舞伎舞台。
DSC_7205_201611290700509ad.jpg

昨夜、公演があったとは思えないほど、ひっそりとしている。
DSC_7206_20161129070019a57.jpg
檜枝岐の歌舞伎舞台は江戸時代に建てられたが、明治26年(1893年)に焼失。
この舞台は明治中頃に再建されたもので、昭和51年に国の重要有形民俗文化財に指定されている。
ちなみに、歌舞伎自体は県の重要無形民俗文化財だそうだ。

舞台の横に、顔はめパネルがあった。
DSC_7209_20161129070021002.jpg
顔を取り外して、自分の顔をはめられるようになっている珍しいタイプだった。

鎮守神の隣にある疱瘡神を参拝。
DSC_7211_20161129070024f3b.jpg
元禄九年(1696年)秋、疱瘡にかかったこの村の次郎助に神が乗り移り、「我は疱瘡観音なり。信州善光寺に住んでいたが、火付けにあって、そこを逃げ出し、諸国を回っていたが、当地は山川の眺め清く、人心も誠実なので、ここに住むことにする。ついては社を設けよ」と告げたという。
鎮守神の氏子一同、さっそく社を建てたところ、村で疱瘡が流行っても軽く済んで、村はますます栄えたという。

桟敷は何段くらいあるのだろうか。
DSC_7210_20161129070023471.jpg
DSC_7216_20161129065956ca6.jpg

数えてみたら15段あった。
DSC_7221_20161129070000a69.jpg

桟敷から舞台を望む。
DSC_7212_20161129070025fce.jpg

小さな石祠たち。
DSC_7215_20161129065954095.jpg

遅ればせながら本殿に参拝。
DSC_7217_20161129065957922.jpg
DSC_7220_201611290659586fc.jpg

帰りに、伝承館を見学した。
「千葉之家」とは、桧枝岐歌舞伎を伝承している一座「千葉之家花駒座」の名にちなむ。
桧枝岐歌舞伎は江戸時代後期に村人がお伊勢参りをした際に上方や江戸で見聞きした歌舞伎を村の娯楽に取り入れたのが始まりと言われている。
今でこそ、桧枝岐にしか残っていないが、かつては奥会津一帯に数多くの歌舞伎一座と農村舞台があったという。
DSC_7225_2016112906593461d.jpg

お勉強した後は、また散策を再開。
民宿白木屋。
DSC_7229_2016112906593521a.jpg

お風呂は日帰り入浴施設の「駒の湯」に入るつもりだったが、秘湯を守る会の提灯を見つけたので、予定を変更して訪ねてみた。「かぎや旅館」
DSC_7230_201611290659379f1.jpg

でも、日帰りはやっていないとのことだった。残念。
DSC_7233_20161129065912a0d.jpg

ミズバショウ形の源泉は燧ヶ岳開山100年を記念して平成元年に建立したもの。
DSC_7231_201611290659104d6.jpg

ほかに日帰り入浴をしている宿はないかなあ。
DSC_7234_20161129065913cfa.jpg

お、あそこにも「秘湯を守る会」の提灯が。
DSC_7236_20161129065915244.jpg
ここ「旅館ひのえまた」は日帰りOKとのこと。やった!
玄関掃除をしていたお兄さんに「いくらですか?」と聞いたら、「フロントでお願いします」というので、フロントに行ってみたが誰もいない。
鈴を鳴らしたら、ご主人が出てきた。聞くと、料金は500円とのことだ。
このご主人に聞いてみると、昨夜の歌舞伎は観光客向けの舞台だったそうだ。
1500人の桟敷が観光客でいっぱいになったらしい。

お風呂「燧ヶ岳の湯」は当然独占。
DSC_3015_20161129070455014.jpg

単純泉で源泉は63.7℃とのこと。
DSC_3014_2016112907045431f.jpg

露天もあり大満足。とても気持ちよかった。
DSC_3017_20161129070413fb3.jpg
いいところだったので、ここで山ゴミを捨てるのは止めた。
ロビーには誰もいなかったので、厨房に向かって「お世話様でした」と大声で声をかけて出発した。

(つづく)
スポンサーサイト
このページのトップへ

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://satsunan226.blog.fc2.com/tb.php/1088-ef61923d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

かたこりまさかり

Author:かたこりまさかり
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (4)
北海道の山 (123)
東北の山 (62)
上信越の山 (139)
奥多摩の山 (55)
丹沢の山 (55)
奥秩父の山 (83)
栃木の山 (32)
房総・常陸の山 (9)
奥武蔵・秩父の山 (87)
中央線沿線の山 (96)
富士山周辺の山 (60)
八ヶ岳周辺の山 (54)
南アルプス (100)
史跡歩き (11)
中央アルプス (27)
北アルプス (45)
日本海の山 (8)
関西の山 (30)
四国九州の山 (61)
駅舎の旅 (26)
ドライブ (9)
廃線の旅 (12)
駅から散歩 (17)
乗り鉄 (38)
島の旅 (19)
山村の旅 (7)
超低山 (28)
東海の山 (2)
つぶやき (35)
旧道歩き (29)
伊豆の山 (39)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR