山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

赤岩山

【2016年8月12日(金)】赤岩山
初の休日となった「山の日」の8月11日から14日まで、3泊4日の日程で札幌に帰省している。
12日(金)は父の人工透析の送迎を引き受けた。
透析をしている4時間半の間に、小樽の朝里にある納骨堂にご先祖様のお墓参りに出かけた。
しかし、それだけでは時間が余ってしまうので、ついでに赤岩山(371m)に登ってくることにした。
昨年、近くのオタモイ海岸に行った時に、登山口を偶然見つけて、来年はここに登ろうと思っていたのだ。

小樽へは一般道を行った。
張碓の旧道を久しぶりに見てみたかったからだ。
子どもの頃よく小樽の親戚の家に通ったので、張碓の大カーブは印象に残っている。
この日、旧道はほとんど車の姿を見なかった。
カーブの最も奥に架かる張碓橋は土木遺産に指定されていた。
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実に懐かしい。あの膨大な交通量をこの橋だけで引き受けていたんだなあ。
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昭和7年6月の竣工だそうだ。
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ここ数年、朝里での墓参りはいつも一人で来ている。実家の家族と都合が合わないのだ。
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小樽市街を抜け、国道5号から離れてオタモイ海岸に向かっていると、峠で警察の人に止められた。
「景色見に来られたんですか?」
「いえ、赤岩山に登ろうかと思って」
「ああ、そこの駐車場に駐めてですね」
「ええ。でも、どうしたんですか」
「いや、オタモイ海岸に下りて、海水浴する人が多くて、苦情がたくさん来てるんです」
「あそこに不動尊がありますよね」
「あちらは私有地だからいいんですが、海はダメなんです」
「ああ、そうなんですか」
(不動尊までの道は、小樽市としては通行止めにしてあるが、警察的には規制していないようだ)

というやり取りがあって、午後2時前に駐車場に到着。
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軽くストレッチをして出発。
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登山口の案内図を見ると、なんと赤岩山まで3km近くある。
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15分くらいで登れるイメージでいたのだが、全く違った。
標高差は200mもあり、登りは軽く1時間かかりそうだ。
すると、急いでも往復1時間45分はかかる。
午後4時半には戻らないといけないので、病院までの所要時間を1時間半みると、持ち時間は1時間しかない。
う~ん、これはとても無理だ。
1km歩くと、車で行ける別の登山口を通過することになっているので、そこまで車で移動することも考えたが、大して変わらない気もする。

結局、1時間で戻れる保証はないが、走ることにした。
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すぐそこに、オタモイ海岸にかつてあった龍宮閣の唐門が復元されていた。
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張碓橋と同じ昭和7年の建立で、昭和53年に移築されたのだそうだ。
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南側に展望が開け、正面に天狗山(533m)のスキー場が見える。
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さくっと撮影して通過。
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ほとんど起伏のない道をジョギングのペースで進む。
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ところどころ、両側からササが覆いかぶさっているが、それほど荒れている感じはない。
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足元に石柱があったが、これは三角点ではない。
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1か所だけオタモイ海岸の断崖を眺望できる場所があった。
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その右奥には積丹方面。
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でも、あとは完全に樹林帯の中。
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10分かからずに、別の登山口に着いた。
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そこになぜか出羽三山神社(小樽教会)があった。
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急いで安全祈願。
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石仏にも一礼。
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案内板にはここまで1kmと書かれていたが、そんなにあった実感はない。
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山旅ロガーで確認すると、890mだった(そんなにあったか)。

ここを左折して下りていく道があった。クライミングのメッカ、赤岩の断崖に至るのだろうか。
でも今回はそんな寄り道をしている暇はない。

とにかく赤岩山に直行する。
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しばらくは、わりとなだらかな道だったが
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間もなく、しっかりと登りとなる。
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あたりはシラカバの林。
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ほかにも、いろんな植物たち。
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ミズナラの二次林だそうだ。
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さすが走るのは無理だが、かなりのハイペースで息を切らしながら登る。
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水分は水筒に入れてきた冷たいお茶だけ。
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行動食はゼロ。まあ1時間ちょっとの行程なら不足はないだろう。
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それにしても、このペースを維持して標高差200mを登り切るのはかなりきつい。
30℃近い暑さでもあり、経験したことのないきつさを味わった。
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30分ほどで手前のピークに達し、この先は軽いアップダウン。
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下りや平地は、ひと息つける。
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しかし、路面の石が不規則で、かなり消耗した。
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登山靴を修理に出していることもあって、この日はトレランシューズだったため、骨折の手術痕に靴の縁が当たると痛いのだ。
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これでまた月末に南アルプスを登らないといけないことを考えると、ちょっと心配だ。
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やはり緩衝帯としてスポンジが必要かもしれない。

登山道は赤岩山を巻いて、下赤岩山(279m)まで続いているが、赤岩山頂上への入口には赤テープがあって、踏み跡がついていた。
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これを抜けると、頂上の電波塔群に出たが、山頂の標識らしきものはない。
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やむなく、ドコモの施設に掲げてあった「赤岩」のプレートの前で記念撮影。
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展望もこれだけだった。どこか不明。
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この先は車道になっている。おそらく市街地に通じているのだろう。
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頂上の三角点は、どうやら施設の敷地内にあるようだ。
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中には入れないので、諦めて引き返す。
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ここまで40分ちょっとで来たので、30分で戻れば、所要1時間10分。
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残り1時間20分あれば、何とか札幌に戻れるだろう。
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帰りは下り中心なので、極力走った。
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もう汗だくで、ふらふらだ。
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たかだか5km程度でこんなに疲れるとは、トレランの過酷さを思い知った。
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ずっと誰にも会わなかったが、神社の手前で父子2人に会った。
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出羽三山神社前の登山口まで戻ってきた。
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何かの台?
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仁王様?
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赤岩山を振り返る。
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残りはあと1km弱。
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トーテムポールのようなシラカバの前を通過。
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登山口に戻って来たのは3時10分。なんと、1時間10分で往復できた。
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時速5km近い。平地を歩く速度より速かった。

汗をふく時間も惜しんで、すぐに車を走らせる。
でも、あせってはいけない。安全運転だ。
まだ警察の車も待機していたし。
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往路で高速道路を使っていれば、こんなに走らなくてもよかったかもしれないが、一般道を見たかったのだから仕方がない。
帰りは当然、高速(札樽道)に乗る。

兄貴に借りたこの車はスピードを出すと異音を発し、激しく振動する。
「調子悪いから、廃車にするつもりなんだ」と言っていただけあって、かなりのポンコツだ。
爆発しないか不安になりながら、時速100km以下で札幌西ICまで走って、国道に下りた。
あとは環状線経由で平岸の病院へ。
10分近く残して、約束の時間には間に合った。全く、綱渡りだ。

実家に父を送り届けて、まずはシャワー。汗みどろで、着ていたものもびっしょり。
着替えて、飲み会に向かう。
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今回は、初めて創成川イースト(創成川の東側のエリアを最近そう呼ぶらしい)の中華料理店。
地下鉄大通駅から南1条通りを東に向かって歩いていたら、創成橋にぶちあたった。
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なんだかここは観光スポットになっているらしく、中国人が大勢集まって写真を撮っていた。
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創成川すなわち大友堀を掘った大友亀太郎の銅像もあった。
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これらはいずれも初めて見た。

整備された創成川。
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ここに北海道里程元標もあった。
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飲み会は高校の同期会だった。料理は抜群においしかった。2次会はすすきのに移動。
終電の一つ前の地下鉄で帰宅した。
日中かなり走ったから酔いが回らないよう、セーブして飲んだ。明日も登山だし。

【行程】2016年8月12日
登山口(14:01)~出羽三山神社(14:10)~赤岩山(14:39)~出羽三山神社(15:02)~登山口(15:10)
※所要時間:1時間9分(歩行時間:1時間9分)
※登った山:1座(赤岩山)
※歩行距離:5.3km
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