山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

南アルプス南部(27)

【2016年8月6日(土)】南アルプス南部
千枚小屋に到着して、離れの百枚小屋でビールを飲んでいる。
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小屋ではもう休んでいる人もいて、あまり大きな声ではしゃべれない。
ドアを開けたまま歓談しているうちに、「寒くなってきた」とO君が震えだして、シュラフに潜り込んでしまった。
食事は18時なので、まだ随分時間がある。
私もしばらくシュラフの中で休んでいたが、電波が通じないので、することもなく暇だ。
雨が上がったようなので、探検に出かけた。

百枚小屋はこんな形をしている。
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月光荘という別の小屋もあったが、これはどういう方々が使用するのだろうか。
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本棟に至る間にもお花畑がある。
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坂を下ると、テン場への分岐。
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これはトイレ。
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小屋前の広場にはベンチがあったが、雨で濡れて誰も使っていない。
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気温は16℃。動いていないと寒いくらいだ。
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本棟の寝室を見学する。なんと3段になっている。
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食堂には「準備中」の札がかかっていたが、もう17時の方々が食べ始めていた。
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本棚にこんな本を見つけた。奥駈道を縦走する時にはぜひ買い求めよう。
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雨も止んだので、外でくつろいでいる人が何人かいた。
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さて部屋に戻ろう。
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お花畑にはトリカブトだけじゃなく、イブキトラノオも咲いていた。
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もちろんマルバダケブキも。
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テン場まで探検に行こうとしたら、荷揚げ用のケーブルを発見。
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さらに奥へ。
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テン場は我々の小屋よりさらに遠かった。
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まあ安いのだから仕方あるまい。
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雨が降ると、テントは重くなるが、それも覚悟の上だろう。
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雨上がりなので、道がとても滑る。
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サンダルなのでなおさらだ。
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引き返して、もう一度、本棟へ。
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改めて見ると、きれいな小屋だ。
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生ビールを飲みたくても、百枚小屋まであんなに離れているんじゃ持って帰れない。
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これが水場。
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いったん部屋に引き上げる。
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18時に近くなったので、O君と一緒に再び本棟へ。
やっと夕食だ。
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今夜の食事の売りは鶏肉のトマトソース煮だったが、やや肉が少ない。
イモ系がやけに多い印象だった。でも味はまずまず。

食後、外に出ると、気温はさらに下がって14℃。
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今はガスっているが、明日はこの正面に富士山が見えるらしい。楽しみだ。
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エゾシオガマみっけ。
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薄暗くなった道を部屋に戻る。
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まだ、18時半だが、することもないので、シュラフに潜り込み、間もなく眠りに落ちた。
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夜中、と言ってもまだ10時半ごろ、トイレに起きて、個室ですこし粘った。
戻ると、O君がいない。
後で聞いたら、ちょうど彼も目が覚めて、裏のベンチでしばらく星を見ていたそうだ。

その後、なかなか寝付けないので、通信はできないが、スマホをいじって暇つぶし。
目が疲れたところで再び寝た。
結構寒かった。この寝袋は夏でも高山ではもう使えないのかもしれない。

【行程】2016年8月6日
百間洞山の家(4:50)~百間平(5:50休憩5:55)~大斜面下コル(6:40)~赤石岳(7:43探索8:09)~東尾根分岐(8:23)~小赤石岳(8:35撮影8:45)~大聖寺平(9:30)~荒川小屋(10:07昼食・探索10:51)~荒川前岳(12:05)~中岳避難小屋(12:23休憩12:29)~悪沢岳(13:26休憩13:46)~丸山(14:13)~千枚岳(14:49休憩14:59)~千枚小屋(15:20)
※所要時間:10時間30分(歩行時間:8時間35分)コースタイム:10時間
※登った山:8座(赤石岳、小赤石岳、小赤石岳の肩、荒川前岳、中岳、悪沢岳、円山、千枚岳
※歩行距離:14.0km

【2016年8月7日(日)】南アルプス南部
3時半くらいから回りがごそごそし始めたので、こちらも4時前に起床。
パッキングを完全に済ませ、ザックを担いで本棟へ。
トイレに行きたくなったので、寄った。
今日は踏ん張ることなく、気持ちよく出た。

まだ夜明け前だが、富士山のシルエットが見えた。
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ちょっとガスがうるさいが、本当に真正面だ。
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4時半の食事にみんな並んでいたが、朝は1回だけということなので、全員入れると考えて、並ばず、ゆっくり富士山を眺めていた。

4時半になって食堂の扉が開いてから、中に入る。
まあ通常の朝食だ。
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食後、外に出ると、雲が落ち着いていた。
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雲海の上に富士山がきれいに浮かんでいる。
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気温はさらに下がって11℃。
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しばらく待っていると、御来光も拝むことができた。
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皆さんも、それを待っていた。
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富士山とは随分離れた位置から昇った。
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久々に気持ちのいい御来光だった。
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小屋もモルゲンロートで真っ赤に染まっている。
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歯磨きをして、ちょうど5時に出発。
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すぐに2500m地点を通過。
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樹林帯の中を延々と下る。
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小屋より下にもマルバダテブキ。
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ところどころ大きな岩が転がっている。
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シラビソの原生林。
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林床はシダ。
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管理道路なるものと交差。
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これのことかな。通行止めのロープが張ってある。
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「荷揚げロープウエイの下を通る」と「山と高原地図」に記載があったが、気づかないまま通り過ぎてしまった。
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間もなく「木馬道の起点の跡」の表示があった。
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このあたりは明治時代に伐採が行われていたそうである。

これは登山道だが、木馬道と一致しているのだろうか。
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それとも、ちょっと外れている、この「道」のことだろうか。
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一瞬、木々の隙間から荒川三山が見えた。
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ここは木馬道と関係あるのかな。
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この「現在地」という表記はあまり意味がない気がする。
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小屋から30分かからずに駒鳥池に着いた。
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「ヒンカラカラカラ」という馬のような鳴き声なので、駒鳥というらしい。
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ちょっと脇に入ると、その池があった。
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コケがすごい。
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休憩はしないで、先を急ぐ。
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O君は見学しないで先に行ってしまったのだ。
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これは木馬道跡っぽい。
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と思ったら、古い伐採跡であることを示す看板があった。
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(つづく)
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