山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

南アルプス南部(1)

【2016年8月3日(水)】南アルプス
4日(木)から高校の同窓生O君と3泊4日で南アルプスの南部(聖岳、赤石岳、荒川三山)を縦走する。
かなり前から予定していた夏休み前半の山行だ。
南アルプスの本格的な縦走は初めて。天気予報も上々だ。
前日の3日(水)は裾野市在住のO君の自宅に泊めてもらった。
18時に会社を出るつもりだったが、17時には仕事が終わったので、早々に退社。
例によって東京駅のコインロッカーからザックを回収し、登山靴に履き替えて、17:26発のこだま675号に乗り込んだ。
発車10分前くらいに乗れたので、3人席の通路側を確保できた。
でも、発車直前までに席はかなり埋まり、品川でほぼ満席、新横浜では立ちが出るほどになった。
車中、夕刊を読みながら、缶チューハイを飲んでいた。
18:19三島着。
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O君が迎えに来てくれていた。

まずは晩飯。約束通り、うなぎ屋へ。
有名な「桜屋」は休みらしく、彼が以前来たことがあるという「うなぎすみの坊」。
行列になっていないかと心配したが、余裕で座れた。
うな丼の並(税抜き3000円)と珍味などを注文。日本酒をいただく。
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久々のうなぎ。旨かったし、明日からの活力になった。

裾野のO君宅に戻って、シャワーを浴びてからしばし飲み直し。
乾き物をつまみながら、ウイスキーの水割りをちびちび。
でも明日は早いので10時半には就寝した。
部屋にはエアコンがないので、やや暑かったが、全く平気だった。

【2016年8月4日(木)】南アルプス
4時起床。準備をして4時半前に出発。
新東名の新静岡ICで下りてすぐのローソンで、本日の昼食を調達。
飲み物や行動食はすでに準備してある。

山道に入ると、O君が「この道を一人で走ると長いんだ」とつぶやくので、「適当なところで運転代わるよ」と申し出たら、「じゃお願いするわ」ということになった。
口阪本温泉の入口で交代する。
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ブレーキがかなり踏み込まないと効かなかったので、ちょっとあせった。

大日峠を下ると、井川ダム。
ここには以前、乗り鉄で来たことがある。
途中の井川集落でトイレ休憩。6時半。
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私も出そうな気がしたが、一つしかない個室はO君に先を越されてしまったので、女子トイレへ。何とかひねり出した。
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それにしても、井川集落はなかなか面白そうだ。
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今度、ここから南アルプスに入る時は、井川をゆっくり歩く時間も取りたいと思う。
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畑薙の臨時駐車場にはここからさらに40分近くかかり、7時過ぎに到着。
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駐車場にはすでにかなりの車があったが、まだまだ余裕があった。
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でもバス乗り場はかなりの行列になっていた。
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テント側とバス停側に分かれて並んでいるので、どっちが先頭なのかよく分からない。
聞くと、テント側が先頭で、バス停側が後ろらしい。
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ということで、バス停側の最後尾に並ぶ。
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ザックを置いて、待ち時間を利用して近くの水場を探検。
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バス発車時間の7時半近くになって、やっと東海フォレストのマイクロバスがやってきた。
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運転手は、バス停側に並んでほしいと言ったが、先頭に並んでいた方々が、さっきのバスはこちらで受け付けていたんだから、こっちが先だと主張。
結局、運転手が折れて、テント側に全員並ぶよう指示。
やむなくバス停側の人々がぞろぞろと移動した。
O君は「最初から分かれずに並べばいいんだ! なして、こんな変な並び方してるんだ。俺たちも最初からこっち(テント側)に並んでいればよかった」と、吐き捨てた。

数えてみたら、自分の前に60人。後ろには10人くらい並んでいた。
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これではバス3台くらい必要だ。

とりあえず、1台目のバスに先頭の方々が乗り込む。
これまで受付の人がいたわけではないので、運転手がやっと集金をしている始末。
実に手際が悪い。
これじゃあ、我々はいつ出発できるのかと思ったが、まもなく2台目がやってきた。
それに乗る人がなんと我々の前の人で満員。
ぎりぎりで3台目になってしまった。
3台目のマイクロバスはまだ来ていないので、「やれやれ」と思っていたら、ワゴン車が来ていて、それに乗れるらしい。
ザックもバスだと膝を上に載せなければならなかったが、こちらだと荷台に置いてもいいというのでラッキーだった。

結局、出発できたのは定刻から20分遅れて7:50過ぎ。
運転手はよくしゃべる人だった。
NHKの取材クルーが、我々の逆ルートで入っており、百間洞の小屋で一緒になるだろうという。
「いいことあるよ」という前置きの情報だったが、ただでさえ小さな小屋にクルーが10人近くも入ったら、混み合うだけだ。全くいいことではない。
ゲストは、「実践!にっぽん百名山」によく出演している俳優の金子貴俊とライターの小林千穂さんだとか。お友達の鈴木みきさんだったら、よかったのだが。

それと、南アルプスは土日がとくに混むということはなく、平日も含めてあまり波がないという。
前泊なども含めると、最低4日はかかるので、休みがしっかり取れる人しか来られないからだそうだ。
今日も木曜日だが、100人以上入っているという。
我々の前に7時の臨時バスが出たようだ。
バスは3台あるらしいが、1台は故障中。というわけでワゴン車の出番となったわけだ。

そんな話をしているうちに沼平のゲートを通過。
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この手前にも駐車場があり、かなりの台数が止まっていた。
ここに駐める人は、ウソッコ沢から茶臼岳(2604m)に登る人か、徒歩で椹島まで行く人なのだろう。
ゲートから道はダートとなる。
途中、先行のバスが道を譲ってくれ、デリカはものすごいスピードで走り出した。
いや、そんな急がなくていいです。
O君は隣に座った女性グループの一人に「どう回るんですか」と親しげに声をかけていた。

途中見えた山は上河内岳(2803m)だという。
手前に聖岳(3013m)が見えるポイントがあったが、ちょうどダンプが道を譲ってくれたところで、早く通過しないといけないから案内できなかったという(帰りには見られた)。

8:40に聖岳の入口、聖沢登山口に到着。
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靴のひもを結び直し、ストレッチをしているうちに、さっき抜かしたバスが到着、3人くらいが下りた。
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それを横目に、8:50に登山開始。まずは沢沿いに樹林帯の中の道を進む。
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登山口の標高は約1140m。今夜の宿の聖平小屋が約2270mなので、本日の標高差は1100mちょっとだ。

間もなく谷から離れ、急斜面をつづら折りに登っていく。
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トラバース道に出るまで一気に標高差250m登らなければならない。
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さすがにザックが重い。

いきなり早くも下ってくる人とすれ違った。早朝、聖平小屋を出たのだろう。
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10分ほどで尾根に出た。
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しかし、急坂が終わったわけではない。
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これは「みんなの花図鑑」に問い合わせても名前は分からなかった。
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左手が開けて、たぶん青薙山(2406m)が見えた。
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こちらは同定不能だった。
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30分かからずに急登をクリア。
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意外に楽だった。
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この先は聖沢吊橋まで長いトラバースとなる。
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尾根をひとつ越えるところに廃墟があった。
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おそらく「山と高原地図」に記載のある出会所小屋跡だ。
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もうほとんど跡形もなかった。
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トラバース道では、時々鉄橋で小さな沢を渡る。
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久しぶりの山でご機嫌のO君。
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夏の緑がまぶしい。
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1418m標高点に通じる尾根。登山道ではありません。
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黙々と平らな道を進む。
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危なげな木の桟橋には手すりとロープが備え付けられていた。
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ワイヤーで吊った鉄橋。
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落石で手すりがひん曲がっている。
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これは、わりと新しい組み立て式の桟橋。
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たまには振り返ってみる。
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実は吊り橋までに60m下ることになる。もったいないことだ。
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(つづく)
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苦節2か月

いよいよ始まったね!おびただしい文字数、写真枚数で圧倒してください。

  • 2016/10/04(火) 09:53:32 |
  • URL |
  • O平 #u0Qatnm2
  • [編集]

今月中に終わるかどうか(笑)

  • 2016/10/04(火) 10:12:17 |
  • URL |
  • かたこりまさかり #-
  • [編集]

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