山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

瓶ヶ森(2)

【2016年7月30日(土)】瓶ヶ森
山荘しらさを出て、瓶ヶ森(1897m)の登山口に近くまで来た。
車道のカーブを回ると、瓶ヶ森の男山が姿を現した。
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瓶ヶ森には男山と女山の二つのピークがあり、女山が瓶ヶ森の頂上だ。

瓶ヶ森の南斜面は厳しい岩稜となっている。
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硬軟両面の表情を持っている山なのだ。

振り返ると、石鎚登山ロープウエイの山頂駅と成就社のある山が見えた。
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その背後に覗くのは三ヶ森(1378m)。

あのはるかな山並みがどこなのかは分からない。
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まさか九州の山ではあるまいが。

男山にはさっきからガスがからんでいるのが気になる。どうか持ちこたえてほしい。
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しかし、このササの緑の見事なこと。
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四国の山はササなのだということを改めて実感した。
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自分をはさんで石鎚山(1982m)と瓶ヶ森が対峙しているのが、何だかうれしい。
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この時が一番、石鎚の山頂部が見えた瞬間だった。
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男山も東斜面は荒々しい。
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この立派な建物は、登山口駐車場のトイレだった。折角なので用足し。
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あたりは憩いの広場にもなっている。
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こちらは瓶ヶ森の概念図。
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伊予富士(1756m)方面に通じる瓶ヶ森林道。
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では、いよいよ瓶ヶ森登山開始。
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最初はきちんと石畳が敷き詰めてある。
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さすがにこの山はササが刈ってあり歩きやすいが、すでに足は靴下までべちょべちょ。
よく見ると登山靴の編み目がほどけている。
ここから簡単に浸水しているのだろう。帰宅したら修理に出さなくては。

四国にはもうクマは十数頭から数十頭と言われており、絶滅危惧種らしいが。
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ここまで来ると、子持権現(右)が随分低い。
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左は1710mピーク。

さっきのトイレも駐車場も俯瞰できた。
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まだ朝早いからか、夏休みの土曜日にしては利用者が少ない。

早速の分岐。左は一面ササ原が広がる氷見二千石原に出る道だ。
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当方は右に折れて、男山を目指す。
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立ち枯れの木に注意。
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右手には西黒森(左、1861m)から黒森山(1702m)へと続く稜線。
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奥に浮かぶのはおそらく伊予富士だろう。

その右の稜線は上瀬戸山(1538m)へと高度を下げていく。土佐の山だ。
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左手はササ原の向こうに石鎚山。
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ササ原は北海道の山に似ているので好きだ。
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こうして見下ろすと、権現と1710m峰は双子の兄弟のようだ。
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権現の右手に見える台地は伊吹山(1503m)。
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湿原かと思ったのはササ原だった。それにしても、あんなに平らな山だったとは。

朝露に濡れるオトギリソウ。
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ヤマハハコ。
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ササもびしょ濡れ。
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これが四国の空だ。
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だいぶ登ってきた。
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男山もすぐそこに見える。
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わりとずんぐりした山容だ。
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西黒森方面の縦走路もいずれ歩いてみたいが、ちょっと四国は遠すぎる。いつになることやら。
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石鎚もこれで今日は見納めだろうか。
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こうなると、ほとんどオブジェである。実に芸術的だ。
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規則正しいヤマハハコの群落。
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おそらく東黒森(右、1735m)と伊予富士。
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う~ん、誰も立ち入りたくないと思うが、入ってしまう人もいるのかな。
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男山、なかなか届きそうで届かない。
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男らしい山肌だ。
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振り返り。
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ヤマアジサイが真っ白。
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シモツケソウのピンクも鮮やか。
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しかし何と言っても、ここの一番の売りはササの絨毯。
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おっと、ロープ場などあって、びっくり。
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赤い屋根が見えた。白石小屋だ。
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残念ながら、今回のコースではあそこには立ち寄れない。

ハクサンボウフウ。
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何度も見ていただいているが、これが氷見二千石原である。
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その由来は、ササ原の広さがかつて伊予国にあった氷見村(現西条市)の石高に相当するほどあったためだと言われている。
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途中、休んでいるじいさん2人と子供1人を抜かす。
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この辺の地盤はこのような岩でできているらしい。
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ササ原に点在するウラジロモミの木々が絶妙の景観を作り出している。
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一見、芝生のようだが、入るとずぶ濡れになる。
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紅白のヤマアジサイ。
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シコクフウロ。
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いきなり、建物が出現。行者小屋だ。
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そのすぐ上が男山の頂上だった。
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コースタイム通り登山口から30分ほどだった。
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祠はあったが、山名板はなかった。

振り返ると、もうガスがすぐそこまで迫っている。
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土佐の山々はまだ雲海だ。
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西黒森にもガスが下りてきて、山腹の林道が見えるだけになってしまった。
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写真を撮りにきている人がいて、「今日はもうダメかあ。夏で晴れていてもダメなんだね。むずかしいなあ。もう下りるか」とぼやいて、行ってしまった。
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私は女山に向かう。
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すでに頂上は見えている。
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あちらにもガスが流れているが、早く消えてほしい。
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と思ったら、消えてくれた。
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頂上にはすでに3人ほどの人がいた。
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あちらも東斜面がはやや険しい。
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左手には別の赤い屋根が見えた。
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「山と高原地図」には「瓶ヶ森ヒュッテ跡」と書いてあるので、もう営業していないのだろう。
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こちらは白石小屋。
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とにかく女山へ急ごう。

(つづく)
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