山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

瓶ヶ森(1)

【2016年7月30日(土)】瓶ヶ森
夜中2時半に目が覚め、トイレへ。もう雨は止んでいる。
カーテンを開けると、三日月が見えた。
次に目が覚めたのは5時過ぎ。どれ起きなくては。
窓からは黒森山(1702m)方面の稜線が見えていた。
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パッキングをして、20分ほどの時間で朝飯前のパソコン作業。

食前に「大」が出てくれた。時間が節約できそうだ。
今日は、瓶ヶ森(1897m)に登って台ヶ森(1524m)を経由して西之川に下山する予定。
西之川発のバスは正午なので、なるべく早く出たい。
コースタイムは5時間半だから、6時半に出発してもギリギリなのだ。
6時から朝食。
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その間に、バスの時間を確認してもらった。
11時台のバスしかなく驚愕したが、それは逆方向の時刻表で、ちゃんと正午発の便があった。

会計は弁当の750円を含め、10250円。やや高い。
女将さんが、玄関の外まで見送ってくれた。
そうしたら、正面に石鎚山(1982m)が見えて、びっくり。
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でもまだ6時半なのに、もう雲がからんでいた。
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ストレッチをしている間に、ご主人も出て来て、「今日は雨具を履かないと、びしょぬれになりますよ。最高レベルの朝露ですから」と警告してくれたが、雨具はザックの奥深くにしまってあるし、今日も暑くなるから、濡れて気化熱が奪われるくらいがちょうどいいと思い、そのまま行くことにした。
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このあたりはまだ朝霧が残っている。
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出発は結局、昨日と同じ6:36。
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最初はササが刈ってあって、そんなに濡れないで済んだ。
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でも、日向だからか、アブの動きが早くも活発だ。
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小さいタイプの固有種で、目の前を大量に舞っていたがそんなに気にならなかった。

リョウブ。
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それにしても、いい感じの朝霧だ。
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石鎚山と昨日歩いた稜線が見渡せる。
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伊吹山(1503m)はまだガスの中。
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振り返ると、お世話になった山荘しらさも見えた。
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あちらは土佐の山々だ。
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正面に尖った山が見えてきた。何山だろう。
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右手前方に見えるのは西黒森(1861m)あたりか。
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なんだか、このササはさっき刈ったばっかりという印象だ。
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さっきから、チェーンソーみたいな音が響き渡っていたが、登るに従い音が近づいてきて、ササを刈っていることがわかった。
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とうとう作業をしている人に追いついてしまった。
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ということは、この先はササやぶということか。

お兄さんは「すいません、間に合わなくて。この先は大変です。でも権現の下は刈ってあるんですけどね」と恐縮していたが、少しでも刈ってくれるだけ、ありがたい。
お礼を言って通過した。
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しかし、ヤブは予想以上だった。
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ズボンは新品だからか、そんなに濡れを感じない。
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ヤブもせいぜい腰までなので、上着はそれほど影響がない。
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心配なのは、木の枝にひっかかるザック。カバーをしてくればよかった。
それより何より、靴が早くもびしょびしょ。
靴下までちゃぷちゃぷ言いだした。
きちんとフィットしているので、こすれる感じはないが、放置しておくと靴擦れになる恐れがある。どうしたもんじゃろの~
これはすでに雨具の問題ではない。

それにしても、四国に来て、濡れたヤブこぎをすることになるとは思わなかった。
子持権現山(1677m)に登らないのなら、車道を歩いてきた方が濡れないで済んだし、むしろ早かったのではないか。
そう思って、地図を見たら、車道も大きなヘアピンがいくつもあり、それなりに時間はかかったであろう。
どっちがよかったかは分からない。

一瞬、左手に見えたのは鶴ノ子ノ頭(1638m)だろうか。
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そのうち、巨大な岩壁が見えてきた。
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巨大な一枚岩のように見える。
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その裾を巻く感じで進む。
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地図を見ると、これこそが子持権現山であることが判明。

巻きながら、ぐいぐい登らされる。
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ヤブの登りはきつい。
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さすがにズボンもかなり濡れた。やはり雨具を着た方がよかったか。
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しかし、間もなくヤブは終了。ササが刈ってある場所に達した。
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ヤブがないとこんなに歩きやすいとは。あのお兄さんに感謝である。
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一瞬見えた石鎚山はもうしっかりガスに包まれていた。
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見上げると巨大な岩が露出している。
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壁面にハート形の穴が開いていた。
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龕(がん)のような穴に花が咲いているのが可愛い。
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オニユリだ。
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他の穴の奥にはさらに小さな穴が無数に。
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結構楽しい道だ。
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おお、正面に瓶ヶ森の前山1710mピークが姿を現した。
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ここにもクガイソウ。
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巻き終えて尾根に乗ったところに祠があり、権現山への道標まであった。
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踏み跡もしっかりある。
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しかし、高さもありそうだし、ヤブでさらに濡れそうだし、今日は時間もないのでパス。
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このまま瓶ヶ森を目指す。
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土嚢の道の下に古いハシゴが朽ち果てていた。
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桟橋の残骸。
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このあたりはきれいにササが刈られている。
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間もなく、車道に出た。
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ちょっと来た道を振り返ってみる。
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ここから瓶ヶ森までは1.8km。そんなに遠くはない。
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また登山道に入って、同じようなササの道を登る。
車道のヘアピンカーブ1つ分をショートカットする形になる。
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ここから振り返って見た権現はまるで尖塔のようだった。
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高知県の山並みも雲をまとって美しい。
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手前にササの波を入れると、実に爽やかな風景だ。
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こちらは愛媛・高知県境の稜線。
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自分も今、その境界を歩いている。
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道は石の階段になっている。
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子持権現山は非常に特徴的な山だ。左はたぶん筒上山(1860m)。
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なんとなくゴリラのイメージ。
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登ってみたかった。右は鶴ノ子ノ頭。
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その右に石鎚山があるのだが、今日も雲が出るのが早い。
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手前右の突起は大森山(1400m)。

時々、石鎚山の天狗岳は顔を出すんだけど。
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再び、車道に出た。ここから登山口までは車道歩き。
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子持権現から石鎚までを一望。
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中でも、昨日歩いた稜線。結構長い。
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この案内図は実際に見えている山とは若干違った。
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(つづく)
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