山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

石鎚山(6)

【2016年7月29日(金)】石鎚山
10時前に石鎚神社のある弥山(1972m)に着いた。
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天狗岳(1982m)方面はガスで何も見えない。残念だ。
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頂上山荘の裏側を探検してみた。
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錆びたクサリがぐるぐる巻き。
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あの階段を登ったところにトイレがあったが、さっき行ったばかりなので用はない。
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すぐ西にある小ピーク。
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仰向けになった男の横顔に見えなくもない。
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山頂広場に戻る。こんな風に見えたら感激なんだけど。
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山荘に石鎚神社の説明パンフレットが貼ってあったので、神社の売店にないか行ってみた。
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パンフレットはいただくことができて、そこにいた手島さんという神職の方としばし雑談。
「ガスがなければ天狗岳が見えるんですか」
「ちょうど、この正面に見えますよ」
「今日は何時くらいまで見えてました?」
「時間まで気にしていなかったけど、少なくとも朝はよく見えてたし、日の出も見えたよ」
「神職の方は、必ずクサリで登ってこないといけないんですか」
「そんなことはないよ。荷物も運んでこないといけないし」
「シーズン中、ずっと山の上にいるんですか」
「いや、1週間とか10日とかで交代。私はひと月くらいいるけど」
(私のヘルメットを見て)
「クライミングでもするんですか」
「いや、クサリ場があるので、念のためです」
「試しの鎖が一番怖いよね」
「私もそう思いました」
「もう40年も前、子供のころ、登らされたのよ。雨で滑るし、寒いし、泣きながら登った。でも頂上で神主さんに『よう登った』と、飴玉をもらったのを覚えている」「昔は、クサリは神様の手なんだから足をかけるなと怒られたもんだ。今はそれほど厳しくないけどね。事故でもあったら大変だから。時代の趨勢だね」「15年前までは、ここもこんなに平らじゃなくて、断崖だった。そこで、縛られて吊るされた。今なら虐待だけど、当時は宗教行為だからね。実際怖いよ。私はやったが、子供にはさせたくないもの」
(これは「初山」というらしい。今でも大峯山の「西のノゾキ」で行われている)
「テレビなんか見ると、お山開きの時に、みんな連なって登ってるようですが、危なくないんですか」
「二の鎖のところに案内の人がいて、ベテランさんは次々に行かせるが、家族連れとかは間を置いたりして、調整してるんですよ」「そういえば、この前、林野庁の人が、岩にハーケンを打っていないか、調査に来ていた。いくつかあったみたいだけど、罰則規定がないので動けないらしい。調査のあと、また新しいハーケンが打たれたりしている。そのせいで、天狗岳など昔とは形が変わってしまった。ハーケンのところから浸食が始まり、剥がれ落ちてしまうからね」「国定公園だから本当はダメなんだけど。東稜なんて、勝手に赤いリボンが付けられている。木もかわいそうだ」
「天狗岳の向こうは歩けるんですか」
「草が生えているかもしれないが、歩けると思う」
その言葉を聞いて安心した。
石鎚神社のマル石のマークがかっこよくて、お守り(800円)を買ってしまった。
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昔からのマークで、かつては点がある旧字だったという。

いろいろと話が聞けて有意義だった。
神社としてはクライミングは歓迎していないようだ。
私も最初は警戒されたのかもしれない。

休憩がてらスマホで通信しているうちにガスが切れて、天狗岳が姿を現した。
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あわててシャッターを切る。
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もともと行くつもりではあったが、気をよくして出発する。
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まずはクサリを伝って鞍部まで下らなければならない。
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でも足場はしっかりしているので大丈夫。
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高さは10mほどしかなかった。
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あとはヤセ尾根を進む。
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イタドリさん。
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振り返り。
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岩は斜めになっているが、そんなに怖くはない。
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眺めがいいので、もう一度、振り返り。
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またガスが出てきた。
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一部、ササやぶを行く。
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いよいよ面白くなってきた。
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道は岩と草つきが交互に現れる。
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あれが天狗の頂上かな。
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いや、まだ向こうか。
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岩の左側が断崖だが、右側はそれほど怖くない。
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立派な壁だ。
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ここも見た目ほど難しくない。
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右手、面河渓の上流は何も見えない。
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おお、石鎚神社も結構すごい所に建ってるわ。
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あ、頂上が見えた。
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弥山も見えてよかった。
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10:35、弥山から15分ほどで石鎚山の最高峰・天狗岳に登頂。
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別に完全制覇を目指しているわけではないが、これで百名山は59座目である。
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天狗岳への道はテレビの山番組で見て、ちょっと怖いかなと思っていたが、なんてことはなかった。
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石鎚山の南斜面は広くササで覆われていた。
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普通の人はここで引き返すのだろうが、私はこのまま進んで、土小屋への縦走路に出るつもりだ。「山と高原地図」では破線になっている道である。

正面に見える南尖峰(1982m)を越えていくことになる。
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まずは天狗岳を撤収。
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さらに東へ向かう。
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シシウドのお見送り。
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しっかり踏み跡があるのでありがたい。
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岩場もあるが、とくに厳しいところはない。
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このくらいの道はどこにでもある。
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天狗岳を振り返る。やはり北面は絶壁だ。
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なかなか幻想的。
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おお、一瞬だが、成就社から歩いてきた登山道を俯瞰できた。
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ヘリポートも見える。
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その向こうは夜明峠。
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あれは二の鎖手前の休憩舎。
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おお、天狗岳と弥山が並んで見える。
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ガスは下からも上がってきたのだろうか。
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でも上の方は見通しがよくなった。
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ただ南側がやや厳しい。
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道はいったん樹木の中にもぐる。
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南尖峰はあれのようだ。
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天狗岳振り返り。
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ハイマツのダンス。
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さらに踏み跡をたどる。
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あれは矢筈岩だろうか。いや違うな。
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南尖峰の南斜面は裸の岩だ。
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そしてその頂上。
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左は垂直に切れ落ちている。
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とうちゃこ~
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正面に鶴ノ子ノ頭(1638m)が現れた。
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そこに至る縦走路の鞍部。
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頂上にはとくに祠も山名板もなかった。

(つづく)
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