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山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

「山と鉄」解散します!

前回の編集作業中、写真を「これ以上アップロードできません」の表示が出てしまいました。
どうやったら、アップロードできるのか分からず、仕方ないので「山と鉄」は解散することにしました。
でも、これは前向きな解散です。(どこかで聞いたことあるような・・・)
近く、「山と鉄2」として、別アカウントでスタートします。
お楽しみに!
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南ペトウトル山(下)

【2020年7月5日(日)】南ペトウトル山
南ペトウトル山(1345m)に登頂し、下山中。
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白骨樹の目立つ道を下っていく。
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それにしても、なぜ、枯れてしまうのだろう。
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ここでも、気の早いナナカマドがひとり。
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地面ごと持ち上げてしまった倒木。
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乗り越えたり、くぐったり。
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樹林帯になると展望はない。
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でも、日蔭がありがたい。
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だいぶ下ってきた。左のなだらかなピークはナイタイ山(1332m)。
あそこに登山道はない。
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その手前に弁天島。
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サルノコシカケではありません。
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湖面が青くて気持ちいい。
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緑とのコントラストが美しい。
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湖の見える登山はいいな。
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すっかりお馴染み、くちびる山こと天望山(1174m)。
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人工物が一切見えない。
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然別湖は俗化していないのがいい。
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実に静かである。
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緑一色となる夏も、やはりいいものだ。
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然別湖は私の好きな湖のベスト3に入る。
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稜線から外れると、間もなく登山口に着く。
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改めて、登山口の入林届を確認してみると、今日登ったのは我々のほかに2組だけだった。
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駐車場に戻ったのは、12時前。
下りにも、登りとほぼ同じ1時間半かかった。
ザックを車に乗せ、靴を履き替えて、さっそく温泉へ。
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ここには一昨年の秋に泊まったことがある。
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ほぼ2年ぶりだ。
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温泉は、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(中性低張性高温泉)で、源泉の温度は53.9℃。
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ph値6.3の弱酸性で、若干塩気があった。
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鉄分も多く、お湯は黄色っぽかった。
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露天風呂からは正面に然別湖とくちびる山が見える。
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H君と二人だけになる瞬間があったので、撮影ができた。
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H君はサービスでいただいた風水の文字が入ったタオルを頭にのせている。
入浴料が1000円とちょっと高めなので、タオルを提供しているのだろう。

のんびり浸かっている間に、遊覧船が戻ってきた。
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いい湯であった。

ロビーでしばし女性陣を待ち、全員そろったところで13時すぎに出発。
鹿追そばの食べられる店に向かう。
検索した結果、町内の2軒あるそば屋のうち、1軒は定休日だったので、選択肢は「しかめん」1軒しかなかった。
でも、なかなかよさげな店である。

途中、扇ケ原展望台に立ち寄った。
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扇ケ原は川が作った扇状地と火山が作った扇状地がぴったりと重なる珍しいところなのだそうだ。
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十勝平野が一望できるが、かなり霞んでいる。
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案内板には、この周辺のきれいな鳥瞰図が描かれていた。
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トイレの向こうは東ヌプカウシヌプリ。
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時計は壊れていた。調整中とあるが、きっと永遠に調整中だろう。
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13:50に、「しかめん」に到着。
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駐車場は結構混んでいるが
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待たされることなく座ることができた。
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定番の冷たいゴボウ天そばを頼んだら、予想外のものが出てきた。
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ゴボウ天は太いのが3本くらいのっているのかと思ったら、キンピラ状態のかき揚げで、どんぶりを完全に覆っており、そばが見えない。

実は天ぷらはそんなに得意ではないのだが、これはサクサクして美味しい。
カラッとしたまま食べても、汁に付けても、それぞれに楽しめる。
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大満足であった。

ところで、そばを待っている間、同窓生のFBグループに、Mちゃんが初参加したこの日の山行を投稿したら、「Mちゃん、私の姉ですわ」と即座にコメントがついた。
一同、「ええっ」
コメントしたのは、時々子連れ登山をしている旭川在住のIさん。
みんなIさんのことはよく知っていたので、「姉妹だったの?」とびっくり。
本人も、「そうなんですよ~」と照れくさそうだった。
なんと、黒岳に妹と一緒に登ったと言っていたのは、Iさんのことだったのだ。
世の中、狭いわ。

と、ひとしきり盛り上がりつつ、ごちそうさま。
再びH君の車に身をゆだねる。
ここから札幌まで約180km。
自宅に着いたのは午後5時すぎ。
道東まで行ったのに明るいうちに帰れた。
いつもながら、H君ありがとうございました。
新メンバーを迎えての登山、とても楽しかったです。

【行程】2020年7月5日
駐車場(8:35)~稜線(8:41)~標高約1050m地点(9:07休憩9:12)~約1150mピーク下(9:33靴ひも休憩9:36)~標高約1300m地点(9:58休憩10:01)~頂上(10:07休憩10:29)~約1150ピーク(11:01休憩11:07)~駐車場(11:58)
※所要時間:3時間23分(歩行時間:2時間40分)
※登った山:1座(南ペトウトル山)
※歩行距離:4.6km
※累積標高差:約550m


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南ペトウトル山(中)

【2020年7月5日(日)】南ペトウトル山
然別湖の西にそびえる南ペトウトル山(1345m)に登っている。
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左手に西ヌプカウシヌプリ(1251m)がよく見える。
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背後には、くちびる山とも呼ばれる天望山(1174m)。
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左前方に初めて、ふもとから見えた1365mピークが姿を現した。
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マツの若葉。
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ものすごい裂け方だこと。
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ここでMちゃんの靴がほどけて、一時停止。
待っている間に、今年初のシャクナゲを見つけた。
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標高1200m付近まで登ってきた。
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このあたりは、かなりの急登である。
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踏ん張りどころだ。
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しかし、ササをきれいに刈ってくれているので、本当にありがたい。
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こんなふうに幹の途中から折れるのは珍しいが、この山ではよく見かける。
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倒木と言えばキノコ。
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こいつは東ヌプカウシヌプリ(1252m)。
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とうとうハイマツが現れた。でも、まだ標高がそんなに高くないので、這ってはいない。
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そろそろ頂上台地に乗りそうだ。
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十勝平野を覆い隠す雲海。まだ消えていない。
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その上に東ヌプカがプカっと浮かんでいる。
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尖っているのは、白雲山(1186m)。
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あの樹木の生えていないところを見て、「スキー場か?」とH君に聞かれたが、望遠でみるとゲレンデではなかった。
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おお、右手にウペペサンケ山(1848m)が見えてきた。
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あそこにも登りたいなあと思っていたら、あっけなく山頂に着いてしまった。
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ほぼコースタイム通り1時間半ちょっとかかった。
あまり眺望には恵まれないと聞いていたが、南側の方角が開けていた。
素晴らしい眺めではないか。
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左のピークは白雲山、右は東ヌプカウシヌプリだ。

そして天望山。
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その左すそから、東雲湖が半分覗いていた。

遊覧船が運行している。
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乗ってみたいなあ。
調べてみたら、1人1000円だったけど、H君にあしらわれてしまった。
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背伸びをすると、北の方角にウペペサンケもちゃんと見えた。
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西には残雪の高山が見えるのだが、全体像が分からないので、何山なのか同定できない。
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十勝連峰であることは間違いないと思うのだが。
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山頂に埋め込まれていたこの石柱は三角点ではなかった。
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然別湖の南端。
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そのあたりと東ヌプカ。
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H君の自撮り棒の準備が整ったので記念撮影。
今回のお題は「ペトウトル」ならぬ「ペトボトル」である。
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相変わらず、Yちゃんが抜きんでて弾けている。

撮影を終えたところで、腰を下ろして休憩。
まだ、10時を過ぎたばかりなので、お昼にはまだ早い。
Mちゃんは少しお疲れの様子。下り次第だけど、おかわりはちょっと無理かな。
西ヌプカはここよりも急登だし。
20分ほど休んで、腰を上げる。
帰り際に、もう一度、今度はスマホで撮影。
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天望山の向こう、十勝平野はまだ雲海に沈んでいた。
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それでは10時半に出発。
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シャクナゲの中を下っていく。
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このあたりはまだつぼみだ。本州と比べるとかなり遅い。
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左手に見える1414mピークがペトウトル山だろうか。
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H君によると、地形図に名前は載っていないが、北ペトウトルと南ペトウトルの他にペトウトル山というのもあるらしい。
となると、やはり、ペトウトル山はこれしかない。
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いつの間にか、雲海が消え始めていた。緑の畑が見えている。
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さあ、急坂の始まりだ。
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湖を正面に見ながらの下りである。
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わりと尖って見える東ヌプカ。
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やはり下りはまだ苦手なようで、Mちゃんはかなりゆっくりだ。
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然別湖の奥に東雲湖が見える。
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まだ青々としたナナカマド。
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マツボックリが成り始めていた。
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ダケカンバからの木漏れ日がまぶしい。
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そう言えば、この日は2組くらいの登山者とすれ違った気がする。
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交尾している虫たちを見つけたのはYちゃん。
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いつものことながら、目がいい。
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ツツジが咲いていた。登りでは気が付かなかった。
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頂上方面を振り返る。
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山肌の緑が濃い。もう、すっかり夏の山だ。
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標高1150mの台地まで下ってくるのに30分もかかった。
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Mちゃんの様子から、西ヌプカは無理と判断。
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H君から「おかわり中止」の宣言が出た。
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というわけで、開けたところで、ひと休み。
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然別湖畔のホテルの入浴時間は12時からなので、それまでの時間をどうつぶすかが、ちょっと問題になった。
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H君はお昼に鹿追そばを食べたいようだ。
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先にそこまで行ってしまうとしたら、お風呂はどこにしたらいいのか。
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でも、この先も下りに随分時間がかかってしまい、ちょうどお風呂の営業時間になったので、全く問題なかった。
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5分ほど休んで出発。
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逆方向に傾いて、クロスになった倒木。これもまた珍しい。
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かと思えば、砕けてしまった倒木。
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透き通ったナナカマド。
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引き続き、下りはゆっくりだ。
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先頭のH君が何度も立ち止まって、Mちゃんを待っていた。
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倒木くぐり。
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白骨化した木々も多い。
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おかげで展望がいいというのも皮肉なものだ。
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東雲湖は陰に隠れて見えなくなってしまった。
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鏡のように静かな湖面である。
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Mちゃんのために、Yちゃんはストックを持ってきて貸してあげていた。
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おかげでだいぶ助かったと思う。
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初めのうちは、やはり下りの方が難しいものだ。
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それにしても障害物競走のような道である。
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倒れた根っこの部分から、幼木が育ち始めていた。
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(つづく)
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南ペトウトル山(上)

【2020年7月5日(日)】南ペトウトル山
今回は、Yちゃんの同級生、Mちゃんが初参加することになった。
ランナーではあるが、登山は初心者とのこと。
その辺を考慮してH君が選んだのは、然別湖畔から登る南ペトウトル山(1345m)であった。
3年前、然別湖をはさんで向かいにある白雲山と天望山に行ったとき、登山口の標識だけは見たことがあるが、登山口から草ぼうぼうであった。
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でも、最近ササが刈られたようで、登りやすくなったらしい。

ちなみに、ペトウトルとはアイヌ語の「川の間(ペト・ウトゥル)」に由来するという。
ヤマケイオンラインには「然別湖に流れるヤンベツ川とウペペサンケ山の間に挟まれていることから付いたと思われる」と書かれているが、大いなる勘違いである。
「川の間」と言っておきながら、これでは「川と山」の間だし、ウペペサンケははるか北に離れており、ヤンベツ川とウペペに挟まれた空間などない。
地図で見る限り、南ペトウトル山や北ペトウトル山(1401m)はヤンベツ川とシイシカリベツ川に挟まれた位置にある。素直にこの解釈でいいのではないか。
それはともかく、この山の標高差は約530m。
コースタイムは登り1時間半、下り1時間10分なので、かなりお手頃な山である。

当日は4:40の約束だったが、H君は4:34に我が家に到着。
いつも早いのは分かっているので、もちろん準備万端。
南下して藤野のYちゃんをピックアップし、今後は北上して北大近くのコンビニへ。
朝から札幌縦断である。H君にはいつもご苦労をかけて申し訳ない。
ここでMちゃんと待ち合わせている。私もH君も彼女とは初対面である。
5時半の待ち合わせだったが、我々が少し早く着いてしまったので、買い物をしながら彼女を待つ。
私はここで、2㍑のアクエリアスを調達したかったのだが、あいにく取り扱いがなく、ミネラルウォーターで我慢した。
間もなく、Mちゃんが到着。ご挨拶して、出発となった。
札幌北ICから道央道に乗り、十勝清水ICを目指す。
今日はいい天気になった。
みちみち、Mちゃんの登山歴を聞いたのだが、20年くらい前に雨の中、黒岳に妹と登ったという。あとは、藻岩山と円山に登ったことがあるかも、とのことだった。

途中、占冠PAでトイレ休憩。
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いやいや、素晴らしい天気である。
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PAに北海道ハイウエイガーデンというお庭があった。
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デザインは帯広市の紫竹ガーデンさんが担当したという。
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アリウムが見事に咲いている。
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こちらはデルフィニウム。ギリシャ語でイルカの意味らしい。
つぼみの形がイルカに似ているのだそうだが、そうだろうか?
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この後、長いトンネルを抜けると、いきなり濃霧。
あんなにいい天気だったのに、まさかの曇り?
でも私は、日勝峠はガスのかかりやすい場所だから、下界に下りたら晴れることを確信していた。
しかし、清水の町まで下りてきても、ガスは消えたが、どんより曇っている。
鹿追町に入っても曇ったままだ。みんなの表情も曇る。
でも、私は知っている。
十勝平野は雲海になりやすいのだ。
3年前の夏、ふもとの道の駅うりまくで車中泊をして、白雲山(1186m)に登ったときも、そうだった。
下界は曇り、白樺峠まではガスっていたのに、然別湖畔に着いたら、いきなり晴れた。
今回も同じ現象に違いない。
そう言って、みんなを励ましつつも、内心ちょっと不安だった。
しかし、菅野温泉への分岐から、少し坂を登っただけで、あっという間に雲海の上に出て、晴れたのである。
「だから、言ったっしょ~」。ドヤ顔である。
てか、ホッとした。今日は素晴らしい青空の下、気持ちのよい登山になりそうだ。

途中、扇ヶ原展望台のすぐ下にある西ヌプカウシヌプリ(1251m)の登山口を確認。
(ここは南ペトウトルだけでは物足りなかったときに、おかわり登山するつもりだ)
東ヌプカウシヌプリ(1252m)の登山口のある白樺峠には、かなりの台数の車が停まっていた。
みんな、ナッキーがお目当てなのだ。
駒止湖を右に見ながら、峠を下り、然別湖畔の駐車場に到着したのは8:15頃。
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私はここのきれいなトイレで座り込み。小粒だったが、何とか生産できた。
その間に、3人は湖畔でくちびる山の観賞を済ませていたらしい。

H君が、駐車場から西の方角に見える山を「あれが南ペトウトルかなあ」と言ったが、地形図で確認すると、その南西にある1365mピークだった。
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準備を整え、念入りにストレッチをして8時半すぎに出発。
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道道沿いにすぐ登山口があった。
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しかし、あったはずの立派な登山口の看板はなぜか撤去され、新しい細長い標柱に替わっていた。
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忘れ物はないよね。
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では、登山開始。いきなりの急登である。
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木々の間から、後ほどお風呂を借りる予定の然別湖畔温泉ホテル風水が見える。
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然別湖の湖面が青い。やっぱり、こうでなくちゃ。
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40mほど一気に登ると稜線に出た。
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ここで早速展望が開けた。
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みんなでしばし撮影タイム。
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北東の方角に見えるのはナイタイ山(1332m)である。
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こちらは、くちびる山こと天望山(1174m)。
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小さな弁天島も見えた。
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それにしても、この山は倒木が多い。
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足元にはゴゼンタチバナが一輪。
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左手の凹みは白樺峠。
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あちらの凹みは、東雲湖方面。
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ご親切に倒木を削ってくれていた。
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葉っぱが白くなっているのはマタタビだろう。
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湖が見えるたびに、立ち止まって撮影する。
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ぶっとい倒木を乗り越える。
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左手に、後で登るかもしれない西ヌプカウシヌプリが姿を現した。
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異文化交流。
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弁天島とナイタイ山。
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今日は久しぶりに、一眼レフのカメラを持ってきたので、撮影が楽しい。
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右のとんがりは白雲山。
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焼きたてのパンのようなサルノコシカケ。
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ゴゼンタチバナの群落。
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稜線に乗ったら、少しは傾斜も緩くなるかと思ったが、そうでもない。
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「これは何?」と聞かれたが、「これはこういうものだよ」としか答えられなかった。
ソフトクリーム!とでも言っておけばよかったか。
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西ヌプカが全容を現した。
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その左に東ヌプカ。この兄弟、標高は1mしか違わない。
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枯れ木と倒木。やはり台風のせいだろうか。
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標高は1000mを超えてきた。
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枯れ木が目立つ。
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東雲湖方面はまだガスが残っている。
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30分ほど歩いたので、ちょっと休憩。
気温が高めなので、結構汗をかいた。
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5分ほどで出発。
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白雲山の登山口近くにある別荘が見えた。
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東雲湖のガスはもう少しで消えそうだ。
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東ヌプカくん。
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お花はゴゼンタチバナばかりだ。
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写真を撮っていると、いつもながら遅れがちになる。
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うんこみたいなキノコ。
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東雲湖方面のガスが消えたが、まだ東雲湖は見えない。
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右手奥にのぞく山は全く同定できなかった。
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七色に輝く虫たちを食べた動物の糞を発見。
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これが宝石箱みたいだったので、「昔、宝石箱っていうアイスあったね~」とひとしきり、昔の話で盛り上がった。
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然別湖の北端。ヤンベツ川の注ぎ口である。
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(つづく)
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赤岩山(5)

【2020年7月4日(土)】赤岩山
赤岩山(371m)から赤岩峠を経て下赤岩山(279m)に向かっている。
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さっき歩いた道なので、さくさく登る。
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登り返しは標高差100m。
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赤岩峠と下赤岩山の中間地点を通過。
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クライマーたちはまだ岩とたわむれている。
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でも、そろそろ撤収するのかな。
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あの女性はなんとか岩塔のてっぺんにたどり着いたところのようだ。
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こちらの岩塔にもひとり。
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あちらの岩には、随分な高齢者も。
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私が行くのを諦めた岩塔。
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それにしても、よくあんなところに石仏を設置したものだ。
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撤収してきたクライマーさんとすれ違った。
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赤岩峠から15分ほどで下赤岩山の展望台に到着。
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もう一度、テーブル岩の上に立ってみた。
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じっくりと復習する。
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高島岬方面。
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海の色がきれい。祝津ブルーだ。
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赤岩山から見えたのとは別の窓岩。
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朝里方面。
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小樽築港のあたり。
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ホテルノイシュロス小樽。
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日和山灯台と鰊御殿。
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手前は小樽水族館。
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すぐ東側に見える岩壁。
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海が実に青い。
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右上の饅頭みたいな山は和宇尻山(856m)だろうか。
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さっきも見た賽銭穴。
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岩の割れ目。
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という感じで復習を終了し、展望台を後にする。
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この先は、白龍胎内巡りコースではなく、正規のルートを下る。
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かなり時間短縮ができるはずだ。
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またまた石仏が現れた。
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正規ルートは石仏巡りのコースでもあったわけだ。
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風化が激しく文字が読み取りにくい。
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こうして真っ二つに折れてしまうのは、どうしてなのだろう。
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こちら側ももれなく前掛けが掛けられている。
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植物もまとわりついていた。
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こうした植物も風化を速めている気がする。
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胎内巡りコースとの分岐を通過。
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登りは50分かかったのに、下りはショートカットしたら10分しかかからなかった。
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クワの木の下を通過。
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懐かしいけど、手が汚れるので採って食べたりはしなかった。
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登り始めに出会った石仏群のテラスまで下りてきた。
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15:45、無事にゴール。
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右手に古いホテルの従業員宿舎が見える。
手前の更地にはかつてホテルが建っていたそうだ。
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ヨットの向こうに石狩新港が見えた。
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山行時間は3時間45分。思ったより、しっかりとした山歩きとなった。
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帰りはルタオに寄り道。
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下山ソフトとしゃれこんだ。さすがに美味しい。
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いつもは行列ができているはずなのに、今日は休日なのに、すんなり買えた。
小樽観光はインバウンドがいない今がチャンスかもしれない。

ちなみにコーンの断面は楕円形だった。
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札幌西IC近くにある宝永ぎょうざにも立ち寄ったのだが、あいにく売り切れ。
札幌に着く頃にはもう18時になっていたので、帰宅前に夕食を摂ることにして、豊平の叶庵へ。
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もつそばが名物らしいが、私はもつは苦手なので、とろろそばを選んだ。
田舎そばか更科そばか、と聞かれたので、更科にしてもらった。
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すっきりとしたそばで量も上品すぎず、とても美味しかった。
お腹的にも満足だった。

というわけで19時過ぎに帰宅。
明日の南ペトウトル山遠征に向け、早めに布団に入った。

【行程】2020年7月4日
ホテルノイシュロス小樽(12:00)~登山口(12:04)~胎内コース分岐(12:17)~(12:24休憩12:29)~胎内のぞき(12:49撮影12:53)~下赤岩山展望台(13:08撮影13:10)~下赤岩山最高地点(13:15)~白龍本院(13:27撮影13:29)~赤岩峠(13:33昼食13:47)~赤岩山展望台(14:13撮影14:18)~赤岩山(14:25)~赤岩峠(15:01休憩15:11)~下赤岩山展望台(15:27撮影15:31)~登山口(15:45)
※所要時間:3時間45分(歩行時間:3時間)
※登った山:2座(うち新規1座:下赤岩山)
※歩行距離:7.0km
※累積標高差:約570m
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赤岩山(4)

【2020年7月4日(土)】赤岩山
下赤岩山(279m)を越えて、赤岩峠まで下りてきた。
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峠も石仏だらけである。
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峠らしく馬頭観世音もあった。
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石仏はどれもみなかわいい前掛けが掛けられている。
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そのことに対し、赤岩白龍本院の信者一同から感謝の気持ちを伝える貼り紙があった。
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こちらは斜めに折れてしまった仏様。
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右から2番目の仏様は船に乗っている。「船王大神」の文字も見える。
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こちらの石仏の基壇には、「円山観音」「札幌圓山観音院」と書かれていた。
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4人のうち、右から2番目の仏様は手前に2人の軍人さんを抱えている。
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基壇の右側に「忠(魂?)」の文字が見えるので、軍人さんで間違いないだろう。
向かって左側の人は軍刀らしきものを手にしている。
珍しいものを見せてもらった。

かなり汚れていたが、トイレがあったので小用を済ませ
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円山観音の前に腰掛けてお昼にする。今日はハンバーガーを買ってきた。
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十数分で出発。次は赤岩山(371m)を目指す。
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登山口に赤岩山鳥瞰図があった。
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この図によると、やはり胎内巡りコースでみた岩塔群には、大黒岩とかエビス岩とか、ちゃんと名前が付いている。
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下赤岩山と違って、最初はなだらかな道である。
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ずっと森の中だ。
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分岐する踏み跡には、通せんぼがしてあった。
おそらく、クライミングの方の道なのだろう。
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傾斜が少しずつ増してくる。
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急がず、のんびり登る。
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路面の状態は悪くない。
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ものすごい樹液だ。
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この山は原生林なのかしら。
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あまり太い木は見かけないけれど。
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林床はササやシダである。
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階段が始まった。
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お花はそれほど多くはない。
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この黄色いのはなんて花かしら。
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昼なお暗い道を進む。
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キツツキの穴。
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倒木さん。
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再び階段。
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傾斜はそんなにきつくないが、どんどん登る。
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倒木を乗り越えて、さらに登る。
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そろそろ頂上台地に乗りそうだ。
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台地にのったあたりに保健保安林の看板があった。
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ベンチもあったが休まず通過。
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間もなく西向きの展望台に出た。
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手前に窓岩、その向こうに忍路の半島が見える。
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窓岩には確かに、窓のような空洞が二つもある。
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352mピークの左に見えるのが塩谷丸山(629m)。
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この展望台から遊歩道をそれて海の方へ続く踏み跡をたどると、別の展望スポットに出る。
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ここからは積丹半島の余別岳(左、1298m)と積丹岳(右、1255m)を望むことができた。
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眼下は真っ赤な断崖である。
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なんだかすごくもろい感じがするが、ここも岩登りができるのか。
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では、遊歩道に戻りましょう。
さっきの展望台に戻ると、ご夫婦のハイカーとすれ違った。
この山はクライマーに比べて、ハイカーが極端に少ない。

目指すは、もちろんあの中継塔がある、あの頂上だ。
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この子はニガナかな。
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道に岩が露出してきた。
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頂上は遊歩道から、ちょっと外れたところにある。
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4年前に来た時には、こんな親切な道標はなかった。
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間もなく、山頂に到着。時刻はもう14時半だ。
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前回は、この三角点はヤブに隠れていたのか、全く気付かず、中継塔の方に出てしまった。
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なので、ここに来るのは初めてである。
てっきり、三角点は中継塔の柵の中にあるものだと思い込んでいた。
再訪してよかった。
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ピストンは嫌いなので、ちょっと遠回りになるが、帰りは管理道路を使うことにした。
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そうなると、林立する中継塔の間を突っ切っていくことになる。
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この前は、この標識をもって、赤岩山登頂と認定していたはずだ。
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この先はちゃんとした道を歩くことができる。
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どれがどこのアンテナなのかは、さっぱり分からない。
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まあ、それほど興味もないので、いいでしょう。
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それでも一つくらいはと思って名称を確認したら、小樽市消防本部赤岩無線基地局だった。
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それにしても、たくさんある。
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道は舗装してあるところもあるが、ほとんどがダートだった気がする。
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珍しい二段重ねのガードレール。
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ホウノキが日蔭をつくってくれた。
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ラッパ形のキノコを発見。
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トキイロラッパタケだろうか。
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それにしても、この道は長い。
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さすがに飽きてきた。
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暇つぶしに側溝まで撮ってしまった。
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もう少し頑張ろう。
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この標識の意味は分からないが、管理道路の入口まであと400mということだろうか。
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ということは、あと5分ちょっとか。
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いましばらくの我慢だ。
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やっとゲートに着いた~
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固く施錠されており、脇も草ぼうぼうなので、下をくぐるしかなかった。
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ちなみに道路の管理者はNTTドコモ北海道支社だった。

もう、すぐそこが赤岩峠の駐車場である。
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さっき、お昼を食べた円山観音の前でひと休み。
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10分ほど休んで出発した。
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これからまた下赤岩山を登り返さなければならない。
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峠が標高180mなので、100m登らないといけない計算だ。
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(つづく)
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赤岩山(3)

【2020年7月4日(土)】赤岩山
小樽・下赤岩山(279m)の白龍胎内巡りコースを登ってきた。
このコースは海の眺めが素晴らしい。
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周囲は奇岩の連続である。
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コースに入って50分ほどで、やっと頂上らしきところにたどり着くと
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前掛けをした千手観音が迎えてくれた。
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近くにテーブル状の岩があり、絶好の展望台になっていた。
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手前に柵があったが、それは無視して進む。
テーブル岩の横には不動明王が屹立していた。
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昭和28年(1953年)の建立と書かれている。比較的若い。
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その隣にクライマーさん。
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ここもクライミングのポイントなのだろう。
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テーブル岩からの絶景。
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高島岬方面を望遠で見ると、日和山灯台、鰊御殿、ホテルノイシュロス小樽、小樽水族館などが絶妙なバランスで配置されているのがわかる。
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地質は赤い土と黒い岩が混じり、複雑な様相を呈している。
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トド岩の周りには観光船が行き交う。
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さっきの危険岩塔の向こうでもボートが白い線を引いている。
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張碓、銭函方面の眺め。
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すぐ真下の岩にはいくつも亀裂が入っており、今にも崩れ落ちそうだった。
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岩に開いた穴はコンクリートで形を整え、ローソク台がしつらえてあった。
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坂本勝夫さんという方が昭和43年(1963年)に細工したらしい。
地元にお住まいの方のようである。お賽銭がたくさん置いてあった。

柵の中に戻って、ベンチで休憩しようとしたら、ハイキングのカップルがちょうど到着。
女性の方が座ってしまったので、休めなくなってしまった。
やむなく赤岩山(371m)方面に進むと、さっきの展望台より、高い場所があった。
ここが真の頂上だなと思い、柵を超えてパチリ。
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ここからも例の窓岩が望めた。
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この遊歩道は海側に柵が整備されている。
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しかし、柵の海側にはいくつも踏み跡がある。クライミングの方々が残したものだ。
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踏み跡の先はもちろん断崖絶壁なのだが、見晴らしいはいい。
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GPSで確認すると、さっきのピークは頂上ではなく、ここが下赤岩山の真の頂上だった。
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分かってはいたが、山名板はなかった。

間もなく、正面に中継塔を何本ものせた赤岩山が見えてきた。
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そして再び展望台に出た。
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これが、柵の向こうの先端。
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危険なので、あそこまでは行かない。
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その手前に立ち止まって、断崖を覗きこむ。
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正面に大きな体の赤岩山。
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岩の下にクライマーの姿が見えた。
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遊歩道を歩いていると、海の方からいろんな声が聞こえてくるが、みなクライマーが発しているものだ。

たまには内陸の風景。右のピークは塩谷丸山(629m)である。
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このあたりの地肌は真っ赤である。
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よく写真で見る景色を、肉眼で確認することができた。
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満足して、遊歩道を進む。
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右手に真ん中から折れてしまった石仏を発見。
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これを皮切りに次から次と石仏が現れる。
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どれも顔の部分がコンクリートで修復してある。
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当然、明治以降に安置されたものだろうから、廃仏毀釈によるものではなく、顔が風化してしまったためだろう。
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そもそも風化しやすい小樽軟石で作っているうえに、ここは潮風をもろに受ける。
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真っ先に顔が失われるのも致し方ない。
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それにしても、コンクリートの顔は作りにくいのか、子供の絵のようである。
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ただ、どれも前掛けがきちんと掛けられている。
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再び展望が開けた。
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ギザギザである。
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赤岩峠(駐車場)まで、あと350m。
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石仏はまだ続く。
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クライマーの方々もたくさん入っている。
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やはり、ここは岩登りのメッカなのだ。
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道はとっくに下りに転じている。
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石仏の台だったのか、切石がぽつんと置かれていた。
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傾斜が急になって、石段が現れた。
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さすがにこれは小樽軟石ではなさそうだ。
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石仏がこんなにたくさんあるということは、八十八か所を意識しているのだろうか。
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と思っていたら、石仏が集中するエリアに出た。
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この建物は売店なのか、赤岩白龍本院にかかわる施設なのか、シャッターが閉まっているのでわからない。
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こんな立て札があるところを見ると、やはりここが「本院」なのか。
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下ってきた階段を振り返る。
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ここでは青く彩色された不動明王がにらみをきかせていた。
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石仏の数を数えるのは大変なので、しなかった。
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その中に混じって軍人人形のような石像を発見。
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帽子からして水兵さんだろうか。
背面には「尾山家先」と刻んであったが、その下は風化のため読めない。
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でも、隣の石仏の背面を参考にすると、「先」の後は「先祖代々」で間違いないだろう。
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先祖代々の供養のため石仏を奉納する方が多いが、軍人像を奉納した人も一部にはいたということだ。
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まだ見たことはないが、軍人人形に類するものとしては北見市の信善光寺に祀られている屯田兵人形が有名だ。
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北海道には、そういう風習も一部にはあったのかもしれない。
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この石仏には、おもちゃの手錠や拳銃などが備えてあった。
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とにかく、石仏の多さに地元の方の赤岩白龍本院に対する信仰の篤さがうかがえた。
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それも、すべて赤岩の奇観に起因すると言っていいだろう。
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峠まで、まだ石仏は続く。
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この仏様は尊顔の補修がなされていない。
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この石仏の基壇に「十四番」の文字を見つけた。
やはり八十八か所が意識されているようだ。
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弘法大師像(左)が現れたことで、それは確実になった。
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しかし、随分かわいらしいお顔である。
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こちらの仏様はお顔が風化せず、しっかりしている。
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折れたのをコンクリートでつないである十一番。
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顔なし地蔵?
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おお、やっと赤岩峠に着いたようだ。
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かなり車が多いが、おそらくほとんどがハイカーではなく、クライマーであろう。
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(つづく)
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赤岩山(2)

【2020年7月4日(土)】赤岩山
小樽にある赤岩オタモイ線歩道の別ルート、白龍胎内巡りコースを歩いている。
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眼下は祝津ブルー。
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見上げると、赤い岩が覆いかぶさってくる。
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迫力満点である。

岩塔のてっぺんにカラスがたたずんでいた。
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コースから右に分岐する道があったので行ってみた。
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岩登りをする人の踏み跡であったが、岩陰にはお稲荷さんがたくさん置かれていた。
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踏み跡はここで行き止まり。この先は崖である。
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ここからの眺めも絶景だ。
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紅白の縞模様は日和山灯台、半分だけ見えているのはホテルノイシュロス小樽である。
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ところで、この地に伝わる伝説には、いろいろなものがあるらしい。
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大きく分けると2つある。
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一つは、明治初期に開拓使の黒田清隆が乗った船が、この岩壁に大砲を撃ったという話。
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もう一つは、真言宗の僧、高尾了範が明治期に赤岩の洞窟で修行をしたという話である。
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大砲事件とは、こんな話である。
もともと、この赤岩に白龍が棲むという言い伝えがあったが、時の開拓次官黒田清隆は、開拓は迷信の打破から始まると考え、乗船していた玄武丸から赤岩めがけて大砲を撃ちかけた。砲弾は赤岩に当たらず祝津の漁家の娘に当たり、黒田次官はそのため罰金を取られたという。(更科源蔵・安藤美紀夫『17 北海道の伝説』1977、 角川書店)
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大砲を撃った理由はともかく、これは実際に起きた事件のようだ。
「黒田長官大砲事件」として、地元の「新高島町史」に以下のように記録されている。
明治9年(1876)7月30日、祝津沖合を航行中だった開拓使の黒田清隆長官が乗った開拓使の御用船「玄武丸」が、赤岩を標的に実弾の射撃試験を行った。ところが、砲弾は岩頭を外れ、祝津村の斎藤清之介氏の漁舎(現在の祝津3丁目178番地)を直撃。この家の娘、多津与の両足に重傷を負わせ、死亡させてしまったという事件である。
黒田は、船長に100円、同船監督に40円の罰金を科し、 これを埋葬費として遺族に渡して、一応の落着をみたという。
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大砲を撃った理由について、小樽郷土史研究会編集『おたる歴史ものがたり』(1989、北海道教育社)は異説を紹介している。
この船には、黒田のほか、札幌農学校に着任するクラーク博士も乗っていたが、2人は教育の方針で意見が対立し、黒田がいらだって大砲を撃つことを命じたというのである。
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ただ、それはちょっと、それは話をおもしろくし過ぎ。
林立する岩塔を見て面白がり、思い付きでそれを標的に実射訓練をやってみたというのが、実際のところなのではないだろうか。
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次は、了範さんの話。
了範は明治21年(1888年)頃、高野山からこの地を訪れ、赤岩の洞窟で21日間、絶食して行を行った。行が明けた日に、白い龍が海に現れ、波を蹴って空に上がり、白雲に消えたという。
今でも高島や赤岩の漁師たちは、ここにきて大漁と海の安全を願っているそうだ。
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この話にも尾ひれがついている。
近くの漁師万助が了範の行を探りに入って、白龍に飛ばされて気絶し、それから行者に心服したというエピソードだ。
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その内容は、北海道口承文芸研究会編『北海道昔ばなし 道央編』(1989中西出版)に詳しい。
暴風雨の中、洞窟までたどり着いた万助が見たものは、神にも似た美しい白衣の行者の姿であった。万助が洞窟の中へ入ろうとすると、その瞬間、岩も砕けんばかりの地鳴りとものすごい稲光が起こるとともに、突然、白龍が現れ、ムチのようなひげが万助を襲った。
ほうほうの体で逃げ帰った万助は、恐怖にふるえながら、赤岩洞窟の出来事を周囲に語った。
「たしかに、あの白衣の行者は高尾了範じゃった。小樽の北の廓に通うどころか、この風雨の恐ろしい夜も、ああして行を修めてござったのだ。ああもったいない了範さま、赤岩篭りといつわり廓通いに浮き身をやつす生ぐさ坊主じゃなどと口汚くののしったりして。よくも口が曲がらなかったものだ。そのうえ、お篭りのようすを確かめようと、浄い尊い仏の洞を汚したじゃ。ああ、白龍のたたりが恐ろしい。許してくだされ、了範さまー」

その洞窟というのが、ここである。
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洞窟の奥は貫通しており、窓の下には日本海が広がっている。
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窓に向かって左手に石仏の坐像と立像。
奥の石碑には「贈大教正 高尾了範」の文字が見える。
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洞窟自体の広さは幅4m、奥行き2mほどだろうか。
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右手には龍が巻き付いたかのような石塔が2基。
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これは洞窟の入口。
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白龍の焼物はかなり傷んでいる。
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洞窟の窓を背にするのは観音様だろうか。
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龍というより蛇に見える石彫には賽銭が置かれていた。
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窓の向こうは高さ200mにも及ぶ断崖である。
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こんなところで、よく3週間も絶食修行ができたものである。
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洞窟の外にはなぜか大黒天が奉献されていた。
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合掌して、白龍洞窟を辞す。
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この先は、ハシゴ場である。
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ひん曲がったハシゴがかなり続く。
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先日、左手の薬指の第一関節の腱を断裂して装具を着けているので、ちょっとハシゴが握りにくい。
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しかも、右手にはコンパクトカメラを持っているので、気を付けないと。

それにしても長い。
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それでも3分ほどで、2つ目の洞窟にたどり着いた。
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やはり、ここは地元の篤い信仰を集めているようだ。
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でも、なんだか雑多な感じ。
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こちらの石仏はかなり新しい。
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もちろん、古そうな仏様もいる。
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振り返ると、岩峰の間にトド岩が見えた。
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さらにハシゴは続く。
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新しいものに取り替えてあると、ちょっと安心。
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頭上は完全に岩がオーバーハングしている。
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そして、その岩によって筒状になった空間にもハシゴが架けられていた。
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こういうところは、そうそうあるものではない。
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ここでハシゴは最後だろうか。
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3つ目の洞窟ではお稲荷さんに囲まれた布袋様が笑っていた。
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岩の間がこんなに近い。
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本道から右に分かれると
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ちょっとしたテラスに出る。
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その奥の岩棚に石仏が4体。
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潮風をまともに受けて、かなり風化が進んでいる。
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西側の展望。
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穴が開いた窓岩が見えた。
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拡大してみよう。
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足元の赤い石には年輪のような文様が入っている。
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実におもしろい。
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このハシゴを登ると岩塔の先端に行けるようだが
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あまりに危険なので、止めておいた。

では、本道に戻りましょう。
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このロープ場はちょっとした難所。
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そして、またまたハシゴが登場。
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さすがにこれで最後だろう。
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振り返ると窓岩の向こうをモーターボートが行く。
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さっきの危険な階段を登ると、あそこに行けたわけだ。
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見るからに怖いわ。
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(つづく)
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赤岩山(1)

【2020年7月4日(土)】赤岩山
この週末は天候に恵まれた。仕事も休めたので、2日間とも山に出かけた。
初日の土曜日は小樽の下赤岩山(279m)から赤岩山(371m)へ縦走。
赤岩山は4年前の夏に西側からピストンで登ったことがあるので、今回は東側から登る。
最近、H君とO君が相次いで登り、白龍胎内巡りというコースの存在を教えてくれたので、さっそく行ってみることにしたのだ。
近場なので、のんびり朝食を食べて、10:40に車で出発した。
朝方は青空が広がっていたのだが、出発する頃には、ちょっと雲が多くなってきた。
海の色が心配だ。
札幌西ICから札樽道に乗り、登山口に着いたのは11:45頃。
駐車スペースには2台、車があった。
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登山口のすぐ下に、ホテルノイシュロス小樽がある。
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コンビニに寄るのを忘れてしまったので、ホテルに入れてもらい、地下の自販機でドリンクを購入した。
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ご親切にありがとうございました。
ちなみに、このホテルは2002年に廃業したホテル天望閣(1965年開業)の建物をほぼそのまま利用して営業している。
2003年10月のオープン。「ノイシュロス」とはドイツ語で「新しい城」を意味する。
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頂上の円形の部分は、天望閣時代は展望レストランだったらしい(回転したのかな)が、現在はスイートルームになっているという。
しかし、外観はかなり年季が入っている感じがする。
判然としないのだが、子供の頃、父親の会社の社員旅行でここに泊まったような気がする。
窓から日和山灯台が見えた記憶があるので、だとしたら、ここしかない。
今度、親父に確認してみよう。

まあ、そんなわけで、正午ちょうどに登山開始。
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ここですでに標高が90mほどあるので見晴らしがいい。
眼下に祝津港と祝津マリンランドの観覧車が見える。
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その右には張碓、銭函あたりの海岸が望めた。
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登山道を数十m進むと、赤岩オタモイ線歩道の案内板が出てくる。
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この地図に白龍胎内巡りコースの表示はない。
ネット情報では分岐は鳥居が目印らしいので、それを目指して登っていく。
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ほんのちょっと登ると、石仏群が現れた。
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この高僧のように見える石像は昭和29年(1954年)に建立されたもののようだ。
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隣に小樽軟石でつくった仏様の立像と石碑があるが、風化して文字が読めない。
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海に浮かぶのはトド岩。
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旧展望レストランは外壁も所々剥げ落ちているし、カーテンもないので、今は客室として使用していないのかもしれない。
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その右に、日和山灯台と鰊御殿。素晴らしい眺めだ。
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石仏の周りにはタンポポが咲いている。
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背後の石仏も風化が進み、折れてしまっているものもあった。
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この石仏には龍がまとわりついているように見える。
赤岩山の白龍伝説と関係があるのだろうか。
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では、登山道に戻ろう。
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この赤い実は何かしら。
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胎内巡りへの分岐にはすぐ着くものだと思っていたのに、なかなか現れない。
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道も海岸の方向とは逆側を進んでいくので、いささか不安になる。
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それでも、この先にあると信じて進むしかない。
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登山口から10分以上歩いて、やっと目印の鳥居が現れた。
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ここは登山口から450mほど登った地点にあたる。
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鳥居には「赤岩白龍本院」と書かれた銘板が打ち付けてあった。
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胎内巡りコースはまず、急な下りから始まる。
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ロープがあるところはまだいいが、昨日までの雨で路面が濡れていて、非常に滑る。
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おそるおそる、ゆっくり慎重に下る。
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しばらくすると、赤岩山の片鱗が見えてきた。
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それほど赤くはない。
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その基部を横切る。
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右手には海が見えるのだが、曇っているので、あまり青くない。
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分岐の標高はちょうど200mだったが、どのくらい下らなければならないのだろうか。
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神経を使いすぎて疲れたので、ちょっと休憩を入れた。
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根曲りしたこの幹に腰掛けて、ひと息入れる。
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5分ほどで出発すると、赤い尖塔が見えてきた。
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しかし、まだまだ下る。
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ちょっと開けた場所をエゾアジサイ?が占領するように咲いていた。
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その辺りから登りに転じた。結局60mも下ってしまった。
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岩峰が眼前に迫ってきた。
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岩峰に開いた穴にはお稲荷様。賽銭もあちこちに置かれている。
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いよいよ胎内巡りが始まったようだ。
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岩峰が林立しているエリアに入っていく。
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なかなかの迫力である。
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狛犬さん。
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北海道としてはめずらしく信仰に関連した見ものが多く、うれしい。
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こちらは七福神のどなたかだろうか。
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道は岩の間を縫って通じている。
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でも、さっきの滑りやすい道よりずっと気が楽だ。
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見上げると、謎のロープがぶら下がっている。
ロッククライミングの方が放置したものなのだろうか。
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とても、あのロープを腕だけで登ることはできないし、登っても意味がない。
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まあ、気にしないで進もう。
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振り返ると、日本海にぽっかりとヨットが浮かんでいた。
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まわりは岩がゴツゴツである。
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岩の穴が向こうまで突き抜けている。
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これぞ胎内くぐりだ。
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この岩は何だろう。
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調べてみると、下赤岩山周辺にある岩塔は酸性変質帯が珪化したものらしい。
酸性変質帯は北東~南西方向に延びていて、幅約450m、長さ約700mの規模。
この変質帯は、下部・中部・上部の3つに分けられ、下部変質帯では,変質安山岩-粘土化岩-珪化岩という帯状配列が認められるという。
中部変質帯は火山砕屑岩が変質したものと推定され、上部変質帯は珪化岩が卓越しているそうだ。
全体像は何となく分かったが、写真の岩石が何なのかは特定できない。

でも、見た目、何らかの変質を受けていることは分かる。
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酸性変質帯とは、マグマの揮発性成分がほとんど変化せずに上昇して形成される変質で、生成される主要鉱物は、ダイアスポア(ボーキサイトの主成分),硬石膏,葉ろう石、アルミニウム珪酸塩鉱物などだそうだ。
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こう説明されても、まだ分からない。

とにかく岩の間から海の眺めを楽しむ。だいぶ青みを増してきた。
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今日は、ヨット遊びも気持ちがいいだろう。
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それにしても、なぜこんなふうに岩の塔ができるのだろう。
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浸食に強い岩質の部分が残るのだろうけど。
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岩峰の一つ一つに名前があるのかもしれないが、クライマーじゃないので分からない。
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かなり登り返してくると、ロープ場が現れた。
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うほ~、これはすごい。
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素晴らしい奇観だ。
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これもクライミングの対象になるのだろうか。
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遊びとしては楽しいと思うが、やはり私の場合はピークに登ることを優先してしまう。
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(つづく)
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小鉾岳(下)

【2020年6月28日(日)】小鉾岳
小鉾岳(792m)から下山中。
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頂上から50分ほどで、標高380mくらいまで下ってきた。
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束の間の平和通りである。
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もちろん、まだまだ急坂は断続的に続く。
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それを繰り返しながら、下界は着実に近づいている。
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ヤブや路面、急坂などいろいろ障害があるが、森自体は素晴らしい。
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マイナスイオンをたっぷり浴びて進む。
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木々の隙間から見えたのは無名のピークである。
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途中、O君が足をつったらしく、「ドーピングするから先に行ってて」と言われたので、少し歩いたのだが、あまり距離が開いてもまずいので、ちょっと待つことにした。
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O君は間もなく下りてきた。すぐに回復したようだ。

この先でYちゃんがクマの爪跡を発見。
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気をつけて見ると、あちこちの木にあった。

さあ、もう終盤戦。
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頂上から1時間10分で林道に出た。
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例の看板のところである。
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H君は明るくピースをしてくれた。
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O君は股間に熊スプレーを下げて帰還。お務めご苦労様でした。
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下山してみると晴れ間こそ覗いていたが、山の上の方はやはりガスがかかったままだった。
もう1時間ゆっくり来たら晴れていたかもと、みんなで話していたが、やはり今日はだめだったようだ。
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というわけで、3時間20分ほどの山行は終了。
歩行距離は5kmに満たなかったが、それなりに達成感はあった。
山頂でYちゃんにいただいた旭川の醤油羊羹はここで食べた。
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この後はお風呂なのだが、私のわがままで寄り道をしてもらった。
2015年11月末をもって廃業した桜野温泉である。
道道からの入口には、看板を撤去した跡があった。
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おそらく廃墟にはなっておらず、もしかしてまだお住まいなのではないかと思っていたが、果たしてその通りだった。
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看板も取り外してあるので、これではただの民家。
せっかく来たのに、全然おもしろくなかった。

宿の名前は「熊嶺荘」。
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「くまねそう」と読むらしい。
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「12km」と書いてあるところを見ると、国道5号からの入口に掛けてあったものを撤去したのだろう。
余力のあるうちに閉館したということがよく分かる。
入ってみたかった。

すぐ脇を流れる野田生川には釣り人が入っていた。
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ヤマメあたりが釣れるのだろう。
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さて、あとは温泉に直行。
13時過ぎに、温泉ホテル八雲遊楽亭に到着した。
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道路地図には「浜松温泉」との記載があるが、源泉名は「八雲カルシウム温泉」という。
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日帰り温泉利用者専用の入口があったが、現在は正面玄関から入ることになっていた。
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今回は時間にゆとりもあることだし、1時間後の待ち合わせにして、いざ出陣。
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男湯は我らで独占であった。
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まずは露天風呂へ。
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霞んでいるが、噴火湾が正面に展開していた。
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久しぶりに3人勢ぞろい。
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蒸し暑くてギトギトになっていたので、の~んびりと汗を流した。

ここはナトリウム-塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)で、ちょっぴり塩味がした。
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源泉の温度は48.4℃だそうだ。

湯から上がると、先に出ていた2人は隣にある「金太郎」という店で改めてお昼を食べようと相談していた。
こんな田舎にあるのに、車が随分停まっていて、流行っているようなのである。
検索してみると、評判もいいらしい。
私に異存はない。
さっきおにぎりを2つ食べているので、もう1食は多いかなとも思ったが、まだ十分入るし、このまま帰っても途中でお腹が空くに決まっている。
間もなく上がってきたYちゃんも大賛成だった。

というわけで、ロビーにあった熊の木彫りに見送られ(ここ八雲は熊の木彫り発祥の地である)、ホテルを退出。
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風呂道具を車に置いて、歩いて金太郎に移動した。
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席は幸い空いていて、すぐに座れた。

私とO君は浜ラーメン、H君はねぎ豚ラーメン、Yちゃんは金太郎ラーメンを注文。
O君はもちろん生ビールもオーダーし、あっという間に飲み干してしまった。
ラーメン屋だと思って入ったが、御品書きを見ると、定食やご飯ものなど、いろいろと取り揃えている。
待っている間、周りのお客さんを見ると、器が異常に大きい。
斜め後ろの席には大量のあんかけ焼きそばが乗った直径50cmはあろうかという大皿が運ばれてきて、Yちゃんがあまりに凝視するものだから、席のおばちゃんが「みんなで取り分けるのよ」と言い訳?していた。
しかし、3人座っていたその席には、あと3食運ばれてきて、みなぺろりと平らげられた様子。3人とも大柄ではあったが、相当な大食漢だ。
隣のテーブルに座っていたご夫婦には、舟盛の刺身定食とミックスフライ定食が運ばれてきた。
こちらも、ものすごいボリュームだ。
ご主人の方は食べ切れなかったらしく、フライの皮を剥いで食べていた。
こうした状況を実は私はそれほど注意深く見ていなかったのだが、Yちゃんはつぶさに観察していたようで、帰りの車の中で説明してくれた。
帰りには、店の真ん中の席で店員がまかないを食べていたりとか、なかなか話題の豊富なお店だった。

さて、肝心の我々のお食事。
最初に届いたのは、H君のねぎ豚。
器の大きさは普通だったが、ネギが大量に乗っていた(撮影漏れ)。
次にYちゃんの金太郎ラーメン。
蓋をした巨大などんぶりがやってきたが、なみなみと入っているわけではなく、適量であった。
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ホルモンを乗せたピリ辛みそである。

私の浜ラーメンはこんな感じ。大きなどんぶりでなく、ひと安心。
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イカにタコ、ホタテ、エビ、ムール貝、カキ、そしてつぶ貝が殻ごと入っていた。

麺は黄色い太めのちぢれ麺。スープも美味しかった。
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一堂、大満足で、H君は汁まで完食していた。

14:40にお会計。
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おしゃべりをしたり、うたた寝をしたりしながら北上。
どこかのコンビニに寄ったときに、O君は酎ハイのロング缶を買っていた。
私も喉が渇いたので、メロンソーダなるものを初めて買って飲んだ。

Yちゃんを送り届けて、O君の家に着いたところで、Yちゃんの忘れ物(防止)を発見。
Yちゃん家にもう一度戻り、ブツを渡してから、わが家へ。
18時に帰宅した。いつもながら、H君、送迎ありがとう。
今回はガスの中の山行となったが、山自体味わい深かったし、前後の「食」も楽しめ、いい旅になった。
O君も、宿の提供ありがとう。
Yちゃん、標識の発見&金太郎観察報告ありがとう。

【行程】2020年6月28日
登山口(9:00)~標高約260m地点(9:09着替え休憩9:11)~616m標高点(9:59休憩10:06)~頂上(10:39昼食等11:04)~ロープ場下(11:49着替え休憩11:51)(登山口(12:17)
※所要時間:3時間17分(歩行時間:2時間40分)
※登った山:1座(小鉾山)
※歩行距離:4.7km
※累積標高差;約600m
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小鉾岳(中)

【2020年6月28日(日)】小鉾岳
八雲町にある小鉾岳(792m)を登っている。
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この山は花が少ないが、いくつか見たことのない花が咲いていた。
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登り始めて30分ほど経過。
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ブナの木が雨に濡れている。
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私の好きなオオカメノキの若葉。
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雨もようの日は、やはり緑がみずみずしい。
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岩にはコケむし
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カエデのような葉っぱが地面を覆う。
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右手に礫岩の露頭が見えた。
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間もなく、標高は500mに達した。
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その辺りでまたしてもクマ糞。草の筋が消化されずに残っている。
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ボケちゃったけど、ボケの花ではありません。知らない花です。
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こちらはキノコ君。
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そして、見事なギンリョウソウの群落。
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これは野生のナメコかしら。
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食べられそうだけど、素人なので収穫は止めておいた。
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こいつの名前はどうしても思い出せなかった。
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616m標高点に達したところで道が平坦になったので、休憩タイム。
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立派なブナの木の下でひと息入れた。
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Yちゃんからレモンのおすそ分けがあった。

7分ほどで出発。
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間もなく、わりと開けたササの斜面が見えてきた。
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道がヤブっぽくなってきたので、先頭はO君からH君に交代。
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かなり太い倒木を乗り越えていく。
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その後は束の間の平和通り。
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ぬるぬる、つるつるの倒木。
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だんだん登山道が荒れてきた。
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おそらく今年はまだ草刈りをしていないのだろう。
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ツバメオモト。
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葉っぱが白いのはマタタビかな。
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クルマバソウに似ているけど葉っぱの数が足りない。
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またまたクマ糞。ほんとにこの山はうんこの山だ。
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笛を吹きならしながら進む。
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この枝豆みたいな実をつけている植物の名前も分からない。
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頂上が近づいてくると、左側が開けてきた。
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この先で昨年、滑落事故があったという。
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左側が完全に切れ落ちている場所があるのだ。
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このあたりから滑落したのだろうか。
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こういう所があるので、H君はこの山を「小粒だが、ピリリと辛い山」と評していた。
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そんな傾斜地にウツボグサを発見。
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これからたくさん花ひらを付けそうだ。
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さあ、頂上へ最後の登りである。
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ハクサンボウフウかな。
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派手な水滴。
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最後の急登、標高差50mをクリアして頂上台地に乗った。
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10:40前に無事登頂。ここは三等三角点であった。
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立派な山名板もあって満足。
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この山から10kmほど北西の方角に雄鉾岳という標高999.5mの山がある。
読み方は、どちらも「おぼこ」である。
H君によれば、区別するために、こちらをあえて「こぼこ」と呼ぶこともあるらしい。

山名板は平成18年に設置されたもので、裏面に設置者の名前が列記されていた。
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まだ、お昼には早いが、朝も早かったので、ここでお昼にする。
私のメニューはいつもの通りコンビニおにぎり。
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座って食べていると、小さな虫が大量に寄ってくる。
うっとうしいが、刺す虫でもなさそうなので無視。
幸い、雨も降っておらず、風もなく助かった。
しかし、完全に雲の中で眺望は完全にゼロであった。

食べ終わった後に、記念撮影。
ここは「おぼこだけ」なので、おぼこいポーズで撮ってみました。
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この後、岩峰が見えるという展望スポットまで行ってみたが
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当然ながら何も見えない。
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西に続く稜線がわずかに見えただけだった。
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今日は諦めていたので、それほどがっかりもせず、30分弱で下山開始。
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下りは私が先頭を買って出た。
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道はものすごく滑るので、要注意である。
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今日は完全ピストンである。
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北海道の山は、それが当たり前だ。
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古い倒木。
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そこからすでに植物が生え出していた。
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かすかな登り返しの道。
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オオカメノキと似た花だが葉っぱが違うので、ノリウツギかと思ったが、樹木にからまっているので、ツルアジサイであろう。
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冬になると、雪の上によく落ちている、あれだ。

ヤブゾーンに突入したが、頂上で雨具を着込んだので大丈夫。
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これはクマがなぎ倒した跡。
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この奥には、笹ヤブの中にクマが通り抜けた空隙が残っていた。
かなり近い時間にここを通ったのだろう。

こちらはキツツキの跡。
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それにしても下りは神経を使う。
CIMG0361_20200701062815cda.jpg

最大の難関、ロープ場。
CIMG0362_20200701062815435.jpg
ここをクリアした後、みんなが順番に下ってくる間に、ザックを下ろして、顔中に虫除けスプレーをかけまくった。
さっきから虫にまとわりつかれ、うっとうしいこと甚だしかったからだ。
下山後、車の中でYちゃんに指摘されたが、額が5か所くらいやられていた。
赤く腫れていたが、そんなにかゆくないのが幸いだった。

この辺りから木々の隙間に牧草地が見えるようになってきた。
CIMG0363_202007010627285cd.jpg

ガスも薄くなり、時折陽が射すほどだ。
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そういえば、下山途中、高齢者の4人組とすれ違った。
彼らも私たちと同じく、男4人、女1人の構成だった。
こんな日に登ってくるとは物好きな人もいたもんだ。人のことは言えないが。
おそらく地元の人なのだろうと思ったら、下山して車を見ると札幌ナンバーだった。
彼らも天気が少しはましな道南まで遠征してきたのかもしれない。
いずれにしろ、彼らのおかげでクマの恐怖はかなりやわらいだ。

人の顔に見えませ~ん? 見えませ~ん?(cowcow風に)
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Yちゃんはこのあたりで足首をひねってしまったが、どうやら大事なかったようだ。
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とにかく、土の路面は滑るし、枯れ葉に隠れた木の根も危なかった。
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こんな平坦な道に出ると、本当にホッとした。
CIMG0368_202007010627003d2.jpg

随分横に伸びた木だこと。
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だいぶ下界が近づいてきた。
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(つづく)
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