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山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

空沼岳(1)

【2018年7月28日(土)】空沼岳
この週末は仲間と夕張岳ヒュッテに前泊して、夕張岳に登る予定だったのだが、迷走台風の影響で雲が広がりそうだったので、大事をとって中止。
日曜日に日帰りで天気の良さそうなところに行くことになった。
その結果、土曜日が空いてしまったので、空沼岳(1251m)に登ることにした。
起きると、目の覚めるような快晴。
でも、午後から雲が出そうな予報だったので、早めに出ることにした。
朝6時に車で家を出発。
登山口には6:30に着いた。
ここまで中央バスが運行されていて、空沼登山口バス停がある。
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しかし、ここは日鉄鉱業の常盤採石所で、荒涼たる雰囲気。
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一瞬どこが登り口なのか、と呆然とするが、大きな字で「空沼⇒」と書かれた看板があったので迷うことはなかった。
林道の入口(空沼橋)の手前に車が4~5台すでに停まっていたので、そこの空きスペースに車を入れた。
私の到着と入れ違いに登っていく単独男性がいた。
ストレッチをして、7分後に出発。
まずは空沼橋で真駒内川を渡る。
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しばらくは林道歩き。奥常盤1号林道というらしい。
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立派な空沼岳の案内板があった。とりあえずは真駒内川に沿って登っていく感じだ。
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林道歩きは1kmほどあるようだ。
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この看板はすでに全く読めないが、登山者への呼びかけだったようである。
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林道はわりとしっかりした道だ。
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空沼橋の手前に「通行止」の看板が立っていたのに、後ろから登山者の車が次々に入ってくる。
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下山後によく読んでみたら、通行止めになるのは8月30日からであった。
しかし、橋の補修工事をするということは歩行者も入れなくなり、空沼岳登山ができなくなるということだろうか。
だとすれば、この日来ておいてよかった。
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林道脇にはところどころに駐車スペースがあり、そのつど車が停まっている。
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たかだか1kmくらい歩けばいいのにとも思ったが、往復してみると、少しでも歩く距離を短くしたくなる気持ちはよくわかった。
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でも、この時点ではまだ、そんなふうには思っていない。
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林道歩きも楽しいものだ、くらいに余裕しゃくしゃくである。
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エゾアジサイ。
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林道終点まであと300m。
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このあと、車が1台抜かして行ったが、すぐにバックで戻ってきた。
駐車スペースがなくなっていたのかと思ったら、道が車の走れる状態になっていなかった。
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「山と高原地図」には、「2014年9月の大雨で駐車場流出」と書いてあるが、駐車場はもちろん林道そのものも土砂で埋まってしまったみたいだ。
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振り向くと、さっきの車は林道脇に車を停めていた。
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ここまで車で来ると、往復で30分ちかく短縮できるのかもしれない。
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大水が運んできた石でケルンが築かれていた。
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右手は万計沢の流れ。
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ここに岩盤があるということは、もともとあったという駐車場はこの手前だったのだろう。
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ロープにつかまりながら通過する。
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早くも、空沼名物びちゃびちゃ道が現れた。
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あれ、林道復活。あの岩盤部分はどうやって車は通過していたのだろう。
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と思っているうちに、入山届を出す小屋のところに到着。
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ここまで15分ほどかかった。
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入山届のつづりを見ると、私の前に7組10人が入山している。
早い人は4時だったが、ほかはみな6時台だった。

では、マナーを守って出発。
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ここで真駒内川を渡渉する。
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川の向こうに「登山口⇒」の案内がある。
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渡渉は丸太3本。わりと安定していた。
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ここが本来の登山口である。標高は367m。
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空沼橋のところは約340mだったので、まだ30mしか稼いでいない。
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さて、ここからが本格的な登山道だ。
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右手を流れるのは万計沼に源を発する万計沢である。
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このあたりは支笏洞爺国立公園内なので原生林だ。
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もふもふのキノコ。
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エゾアジサイに蜂がとまっている。
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しばらくは樹林帯の中なのだろう。日蔭はうれしい。
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倒木を乗り越える。
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薄紫色のエゾアジサイ。
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こちらは、真っ青。
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葉っぱはこんな形をしている。
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今度は倒木をくぐる。
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今日は天気は最高。おかげで暑い。
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エゾマツの大木。
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こういう模様はエゾマツなのか。
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これはブナに似ているけど、北限より北なのであるわけない。何だろう。
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またまたエゾマツの巨木。
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推定樹齢250年だそうである。
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この木1本から新聞紙が何枚できるか、というクイズがあり、「答はうしろ」とあるので、回り込んでみたら、この有り様だった。まあ、半分予想はできたが。
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この先ところどころササが濃い。
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ここの倒木はさすがに切り刻んでくれていた。
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道はずっとだらだらした登りが続く。
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そして小さな小さな沢を渡る。
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ぬかるみには木が埋め込んであった。
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そういえば、ここまでたまに湿ったところはあるが、路面状態は噂ほど悪くない。
ここのところ晴天続きだったので、かなり乾いているのかもしれない。
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左手に水たまり。地形図に表示のない池だ。
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右手の湿地帯には、育ちすぎたミズバショウ。
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雪解けのころはきれいなのだろう。
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万計山荘まで2.7kmの地点。
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ここまで2.4kmを50分ほどで歩いてきたことになる。

このあたりで2人組の先行者が見えてきた。
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直前に出発した単独の人ではないので、彼らは単独の人に抜かれてしまったのだろう。
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前の人が見えたことで、ちょっと頑張ってしまったのかもしれない。
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オーバーペースになってしまったのか、この後、かなりきつかった。

万計沢を渡渉。
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水量はかなり少ない。
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髪の毛のいっぱい生えた岩。
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またまた渡渉。
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先行の2人を追い抜いたところで、2.3km地点を通過。
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このあとも黙々と歩き、15分ほどで1.9km地点も通過した。
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それにしても抜けるような青空である。
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台風などの影響なのか倒木が多い。
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根っこの方にはサルノコシカケ系のキノコが生えていた。
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(つづく)

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銀婚湯(下)

【2018年7月22日(日)】銀婚湯
八雲町の銀婚湯に宿泊中。
朝風呂から帰ってきて、8時に朝食。
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味噌汁の具は地元の浜で採れた海藻「銀杏草(別名・みみのり)」だそうである。

お米はやはり「ふっくりんこ」でした。
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のんびり食べて、ゆっくり準備して9:40においとま。
帰りに、八雲町木彫り熊資料館に寄った。
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ここは以前から来たかったところだ。
父に聞いたら、「行ってみたい」と言うので行けることになった。
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資料館の前には、八雲の「開拓百年」記念碑があった。
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さっそく、木彫り熊のお出迎え。
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こちらは本物の剥製。捕獲は1979年(昭和54年)だ。
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ちょっときゃしゃに見えるが、生存時は体重が250kgもあったという。
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1階には周辺に生息している動物の剥製がいくつか展示されていた。
これはゴマフアザラシ。ごまちゃんだ。
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2階の展示室に鎮座するのは、名人茂木多喜治の作品「北雪」。
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こちらは加藤貞夫(1926~2013年)の作品群。
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加藤は茂木の弟子である。
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柴崎っぽい作品も作っている。
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今は加藤貞夫展をやっているようだ。
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置き物だけでなく、掛物もある。
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こんなかわいい作品も。
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こちらは人間国宝級、藤戸竹喜さんの作品。
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堀井清司(1919~1991年)という作家さんもいた。
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この熊マスクは定山渓にあった「熊屋おみやげ店」の看板に掲げられていたものだそうだ。
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店は1989年頃に閉店してしまったらしい。

旭川で製作された木彫り。八雲と旭川では、ほぼ同時に熊の木彫りが始まったらしい。
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旭川の創始者は松井梅太郎(1901~49年)である。
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八雲ではかつて、公民館で木彫り講座が開かれていたそうだ。
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その指導者のひとりが上村信光(1920~2010年)。
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3代目の講師は引間二郎(1924~2012年)。
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これら、粗彫りしただけに見えるのが柴崎重行(1905~91年)の作品。
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ちょっと円空仏を思わせる。
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最初に紹介した茂木多喜治(1902~76年)。
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茂木の岩登り熊と這い熊。
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八雲に熊の木彫りを導入したのは、藩士を率いて八雲の入植した尾張藩の元藩主徳川慶勝である。
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加藤貞夫展のポスター。
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町郷土資料館の方もちょっとだけ覗いてみた。
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アイヌの民族衣装「ルウンペ」。
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受付の人に木彫り熊の資料集みたいなものはないのか聞いてみたら、何もないという。
でも本棚に非売品の「八雲の木彫り熊」という冊子があったので、全ページ接写させてもらった。
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資料館の隣にあった古い洋館。
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あとは、とくに観光することなく、札幌に向かう。
ただし長時間乗っていると父の足の具合が悪くなるので、小刻みに休憩。
まずは道央道の静狩PAで小休止。
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ちょうど団体さんを乗せたバスが2台も停まっていたので、トイレが大混雑だった。

次は道の駅とうや湖。
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となりに「アグリ館とれた」。
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奥に誰も行かない展望台があったので行ってみた。
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ここからの洞爺湖はちょっと遠かった。
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振り返れば、一面の緑。
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道の駅の中も探検してみた。
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ジオパークをかなり宣伝に使っている。
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では、出発。
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お昼はネットで探して、喜茂別の食堂もも木にした。
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この店は後志の応援店なのだそうだ。「しりべしを知るべし」
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私はお薦めの「ニセコ羊蹄コロッケ定食」(980円)にした。
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そばが付いている分、御飯が少な目でうれしい。
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コロッケはびっくりするほど美味ってほどでもなかったが、まずますであった。
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生協で買い物して澄川の実家には15時頃到着。
今年もささやかながら親孝行ができて、よかった。

(おわり)
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銀婚湯(中)

【2018年7月22日(日)】銀婚湯
八雲町・上の湯温泉の「銀婚湯」に泊まっている。
この日は午前5時に目が覚めた。父と兄と3人で早速、朝風呂。
今日は、昨日女湯だった「こもれびの湯」が男湯である。
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こちらの内湯は木の枠だった。
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まずは露天風呂へ。
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父の足が悪いので、転ばないかハラハラする。
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温泉の成分が石にしっかりと付着している。
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外にある隠し湯(貸し切り野天風呂)は朝6時から受付開始なのだが、その時間は並ぶというので、入浴は7時くらいからにすることにして、まずは偵察に出かけた。
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御年81歳の母と一緒である。
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かつら並木を行く。
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母屋から5分ほどで、最も近いところにある「かつらの湯」に到着。
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階段を登って中を覗くと、巨岩をくり抜いた浴槽であった。
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脱衣所は巨木をくり抜いていた。
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父はあまり歩けないので、一番近いここに入ることになるだろう。

次は「杉の湯」である。
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すぐに着いた。
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もう夏真っ盛りなのに、ヤマアジサイが咲いていた。
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杉の湯は小屋の中で、すでに入浴客がいるようで鍵がかかっていた。
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仕方ないので川沿いを次の隠し湯に向かう。
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途中、川を渡って荷物を送るケーブルのようなものがあった。
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北電が設置したもののようである。
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裏側から見た「かつらの湯」。高床式だ。
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あたりにはトクサが繁茂していた。
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遊歩道はところどころ苔のじゅうたん。
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庭園のように石が配置されているところもあった。
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この後、落部川を渡る。
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あの吊り橋だ。
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またまた静波さんの句碑。
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一度に5人以上渡ってはいけません。
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これはかなり揺れそうだ。
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そこそこ川幅があった。
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無事に母も渡り終えた。こちら側には3か所の隠し湯があるようだ。
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周遊路があるので、とりあえず時計と反対回りに歩くことにした。
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今度は右手に落部川。
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ヤマアジサイの白が鮮やか。
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変わったキノコも生えていた。
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キノコは母が発見した。昔の人はこういうことに関しては目がいい。
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雨が降ったら、笠に水が溜まりそうだ。
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このあたりはカツラの植林のようである。
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対岸の隠し湯1発目は「どんぐりの湯」。
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鍵がかかっていたので通過しようとしたら、単独男性が出て行ったので中に入ることができた。
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川のすぐそばにある野天風呂だ。
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これには入ってみたかった。
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脱衣所の腰掛けは自然木。
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では、次に向かおう。
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ここまででやっと300m。
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母に「まだ1200mあるよ」と言ったら、「それじゃ大変だから戻る」とのことなので、この先は一人でさくさく歩いた。

イラストマップには「ばったり」と書いてある装置。粉ひき機だろうか。
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これもアジサイの一種?
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最近、お馴染みのオオウバユリ。
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エゾアジサイ。
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ヤマブキショウマ。
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みな大味だが、いろんな花が咲いていた。
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こちらにも飛び石の道がある。
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吊り橋への近道との分岐を通過。
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その先にトチニの湯。
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ここも残念ながら入浴中だった。
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吊り橋まであと600m。
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これもカツラの木だろう。
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落部川の対岸に民家が見える。
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古い家だが、ちゃんとお住まいのようだ。
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鉄のやぐらが倒れていた。
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何のためのものだったのでしょうか。
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ベンチでも休まず歩く。
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広い道になった。
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なんと早くも紅葉?
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だから、{もみじの湯」?
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ここも残念ながら入浴中で、中を確認することはできなかった。
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それにしても真っ赤だ。そもそも赤い葉の木なのか。
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でも葉っぱの形はもみじ。不思議だ。
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吊り橋のところまで戻ってくると、兄と母がいた。
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何をしているのかと思ったら、セミを観察していた。
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兄は子供の頃から虫が大好きで、セミやクワガタに滅法詳しい。
このセミはアブラゼミで羽化したばかりだという。
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抜け殻が下に残っている。

丈の低い草ばかりではなく、見上げると木の葉にもたくさん抜け殻が残っていた。
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アブラゼミは体が黒くて、羽が茶色いのが特徴だ。
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昨日は相当な数のセミが羽化したのだろう。
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地面にはセミの幼虫が出てきた穴がたくさん開いていた。
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抜け殻もそこらじゅうにあった。
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それでは、宿に戻ることにしましょう。
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天狗のうちわ。
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これは何かな。
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埋め立てた川の跡と思われる池。
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その近くに置かれた庭石。
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7時前に宿に到着。1時間ほどの散歩だった。
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フロントに行ってみたら、「かつらの湯」は今、他のお客さんが行ったばかりだという。
仕方ないので、すぐ横の談話室で、戻ってくるのを待っていた。
20分ほどで鍵がゲットできたので、父と弟を連れだってもう一度、かつらの湯へ。
せまい湯船なので、3人はきつかったが、なかなか風情があった。
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湯はそんなにぬるくなかった。
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(つづく)





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銀婚湯(上)

【2018年7月21日(土)】銀婚湯
この週末は毎年恒例になった、両親と兄、兄嫁、弟と6人での家族旅行。
今年は道南の銀婚湯に行くことにした。
澄川の実家を兄のワゴン車で10:10に出発。
石山に住む弟をピックアップして、国道230号を南下する。
途中、藤野のスーパーで肉を買い込み、まずは洞爺湖畔にある弟の別荘へ向かう。
今日のお昼はそこでジンギスカンだ。
洞爺郵便局の向かいにあるセイコーマートで飲み物を調達。
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別荘には、12時半前に到着した。
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テラスに張られたテントの中だったが、私の座席は日が当たってかなり暑かった。
でも、まだ内地の体なので大丈夫。

1時間ほどで片づけも済ませて出発。
虻田洞爺湖ICから道央道に乗った。
途中、八雲ハイウエイオアシス(噴火湾パノラマパーク)で休憩したが、もともと足がよくない父が長時間車に乗っていたために、膝が痛くなったと言って、ほとんど歩けず。
みんながトイレなどに出かけている間、ずっとそばで見守りをしていた。
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落部ICで下りて、落部小学校向かいのセブンイレブンでビールなどを調達。
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ここでは、こんな地域限定商品が売られていた。買わなかったけど。
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銀婚湯には16時半前に到着。
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純和風の旅館である。
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お部屋も当然和室。
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荷物を下ろしたら、さっそくお風呂へ。
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今日の男湯は「渓流の湯」。その奥の露天風呂をいただいた。
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湯量も豊富でかなり広い。
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泉質は弱アルカリ性のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉で、源泉は60~95℃。
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隠し湯を含め11か所ある浴槽のうち、一部は地下水を1割程度加水して適温化しているのだそうだ。
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こちらは「渓流の湯」の内湯。
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源泉は4か所にあり、合計の湧出量は毎分170㍑だそうだ。
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さすがにいい湯で、すっかり体がほぐれた。

湯上りに缶ビールを飲んで、落ち着いたところで探検に出かけた。
宿泊棟の一部はこのように吹き抜けになっている。
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談話室の暖炉。
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ここは「日本秘湯を守る会」のメンバーである。
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表に出てみた。
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すぐ左手に手水場があった。これは温泉ではない。
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その右に庭園への入口。
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入ってみると、飛び石が続いている。
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苔の美しい日本庭園である。
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銀婚湯とは、開湯の日が大正天皇銀婚式の佳日に当たったため、そう名付けたそうである。
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もともと、落部川中流の中洲に湧いており、数百年前からアイヌが利用していたらしい。
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「北海道」の名付け親、松浦武四郎が弘化三年(1846年)に入浴し、「蝦夷日誌」で紹介しているとのこと。
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温泉そのものの名は上の湯温泉と呼ばれる。
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慶応四年(1868年)の戊辰戦争の折に、榎本武揚率いる幕軍の負傷者を湯治させたところ、顕著な効能があり、一躍有名になったそうだ。
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ただ、当時はクマザサで覆った無人の湯小屋だったので、七飯峠下の川口福太郎が中洲を開削、大正14年(1925年)5月10日に大量の湧出に成功したのだという。
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銀婚湯の名の由来は前述の通りだが、その名のおかげで、遠方から銀婚祝いのご夫婦などが足を運ぶようになり、新婚さんにも喜ばれているのだとか。
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そうした縁起のようなものは、この案内板に詳しく書かれていた。
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ちなみに庭園内にあった、この句碑だが、「静波」とは宿の主人なのだろうか。
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この石畳は道道から銀婚湯の敷地内に入ってくるときの橋である。
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ここが入口だ。
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道道の反対側にあった道標。
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この道は江差に抜けられるみたいだ。
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改めて石畳を踏んで敷地内に戻る。
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母屋の前はロータリーになっている。
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その脇に神社が勧請してあった。
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参道にはいろんな神様や仏様の石碑が並ぶ。
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神社の名前はとくに書かれていなかった。
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ロータリーの真ん中に大きな木が立っている。
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樹齢1000年の「銀の水松」だそうだ。
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その向かいには樹齢300年の「家族水松」。
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「紀念碑」が立っていたが、何の記念碑なのかは不明。
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今度は樹齢800年の夫婦水松。
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片方は枯れかかっているように見える。
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もともと川の中洲に寄り添ってあったという夫婦石。
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足湯もあった。
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「かたらいの湯」と名付けられているが、誰もいなかった。
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すぐ脇に落部川が流れている。
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今の銀婚湯のある場所は中洲ではないので、細い方の流れを埋め立てたのだろうか。
その名残がさっきの石橋なのかもしれない。
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また静波の句碑「野の匂いためて水澄む祖母の森」。
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祖母とは、おそらく福太郎の妻トネのことなのだろう。

もう1組あった樹齢1200年の「夫婦水松」。
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送迎車。
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というわけで散策終了。
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部屋に戻る前に館内も探索。
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ここ八雲町は熊の木彫り発祥の地である。
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左の熊は、柴崎重行の作品と思われる。
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こちらは本物の剥製。小熊だ。
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客室空間。
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ちょっと古風な感じ。
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あれは水琴窟だそうだ。屋内にあるとは。
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階段のところに掲げてあったアイヌの酋長の陣羽織。
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日本名・弁開凧次郎(1847~1919年)は明治33年(1900年)に東宮殿下(後の大正天皇)御成婚の折、小熊2頭を献上するため、宮中で明治天皇、東宮殿下に拝謁。
その際に着用していたものらしい。
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私どもが泊まったのは「銀杏」と「錦木」。
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部屋でひと休みした後、18時半になったので食堂へ。
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豪華な料理が用意されていた。
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前菜に豚しゃぶサラダ、お造り、その他である。

飲み物は地ビールの「熊石伝説」をいただいた。
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製造元は札幌・薄野麦酒であるが、熊石海洋深層水で仕込まれているのだそうだ。
まさに地ビールっぽい味だった。

ご飯もふっくりんこで美味しく、完食してしまった。
部屋に戻って、もうすることもなく、21時には眠りに落ちてしまった気がする。

(つづく)

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白老~札幌ドライブ(下)

【2018年7月17日(火)】白老~札幌
白老での仕事を終えて、洞爺湖経由で帰宅中。
途中で、そうべつの滝に立ち寄った。
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ここは駐車場から300mほど歩かなくてはならない。
まずは壮瞥川にかかる簡易な橋を渡って
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川沿いにつくられた遊歩道を進む。
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森の中に入ると、オオウバユリが咲いていた。
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オオウバユリにはでんぷんが含まれているため、かつてアイヌは「トゥレプ」と呼んで食用にしていた。
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アイヌは旧暦5月を「シキウタ」(本格的にウバユリを掘る月)と呼び、この時期には女性たちがサラニプ(編み袋)と掘り棒を手に森に入って、オオウバユリの球根を集めたという。
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壮瞥川は洞爺湖から流れ出す唯一の川である。
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壮瞥の地名の由来はアイヌ語の「ソー・ペッ」(滝・川)なので、まさにこの先にある滝が原点ということになる。
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川はところどころなめ滝状態になっている。
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かと思えば、こんな流れの場所も。
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5分ほどで滝に到着。
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高さ18m、幅7m。水量も豊富だ。壮観である。
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手前に小さな祠があった。
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ベンチも1個設置されていたが、休まずに戻る。
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オオウバユリって、ちょっと不気味だ。
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帰りは速足で。
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水の流れと競争だ。
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対岸にもオオウバユリ。
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車に戻って、今度は滝の上の方に行ってみた。
そこには、壮瞥森林事務所の看板を掲げた建物があったが、もうどこかに移転したのだろう。
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バス停はその名もズバリ「滝の上」であった。
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向かいには廃業した旅館きらく亭。
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昭和新山の前を通るバイパスができる前は、伊達方面から洞爺湖に行くにはここを通るしかなかったので、かつてはそれなりに賑わったのだろう。
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私も高校のときに自転車で来た時はこの道を通った。
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その時は道から滝を眺めたが、木々が生い茂っていて、あまりよく見えなかった記憶がある。
今はすっかり伐採され、すっきり見ることができる。
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こんな感じだ。
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下の方まではよく見えないけど。
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満足したので、洞爺湖の裏側を回って帰る。
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天気がいまいちなおかげで、洞爺湖は神秘的な雰囲気。
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この角度から見ると、中島は唇形だ。
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少し進んで右上に見えたのは、烏帽子岩。
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あそこはクライミングが盛んらしい。
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ふもとは公園になっている。
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公園前からの中島。トーノシケヌプリが右に移動した。
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半島状に見えるのは、財田(たからだ)のキャンプ場あたりか。
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その財田自然観察道の駐車場でトイレ休憩。
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向かいに洞爺八幡神社が鎮座している。
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創建は1889年(明治22年)だそうだ。
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まだ寄りたいところはあるのだが、あまり道草を食っていると、レンタカーの返却時間(20時)に間に合わなくなってしまう。
ここからはまっすぐ国道230号を突っ走った。
レンタカー屋に着いたのはちょうど20時。
さすがに疲れたので会社には寄らずに、直帰した。

(おわり)
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白老~札幌ドライブ(上)

【2018年7月17日(火)】白老~札幌
本日は出張だった。白老での仕事を終えて、札幌に戻る。
でも、ただ高速で帰るのも面白くないので、登別、オロフレ峠、裏洞爺経由で行くことにした。
現場から国道36号に戻る途中に、白老プリンスランドなる廃墟があった。
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かつてのサーキット場のようである。
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行けるところまで行ってみたが、サーキット場だけあって、ただ道路(舗装はやや傷んでおり、樹木が覆いかぶさっているところも多い)が続いているだけなので、適当なところで引き返した。

これは、かつての管理棟か何かだろう。
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国道に出て登別に向かうと、屋根に巨大なヒグマがのっているお店が目に飛び込んできた。
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「かに御殿」。カニなのになぜクマなのか。
とにかく目立つようにという経営者の方針らしい。

表情はよくある熊の木彫りと違って怪獣のようだ。
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このあたりから虎杖浜まで、国道沿いには廃業した店舗が続く。
出来うる限り記録に残しておく。
リゾートホテル・オークラ・スパランド。
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2012年4月から休業中とのこと。
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こちらは海産物の直売店か。有限会社海勝。
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かに王は現役。
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食堂かごめは「休業中」の札が出ていた。
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北のランプ亭は営業時間が午後9時までなのに、もう閉まっている。
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誰もいないのに、「本日満席となっております。ご理解の程よろしくお願い致します」の貼り紙が妙だ。
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もしかしたら、最近廃業したのか。単なる休憩時間なのか。ちょっとよく分からない。

もしかしてカニをイメージした?建物の「かに料理」のお店も完全に廃墟化していた。
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ホテル王将は一見、廃業しているようにも見えるが、どうやら現役らしい。
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源泉かけ流しで、日帰り入浴料は400円だそうだ。銭湯より安い。

登別駅については、前回の項を参照してください。
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ここから登別温泉方面に向かい、手前で左折して新登別温泉前を通る。
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バス停の名称は「ポロシリ」だ。
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民宿「新登別温泉荘」は2016年夏をもって営業を終えていた。
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橘湖には車では行けないようなので今回はパス。
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正面に見えているのは、カルルス温泉サンライバスキー場と思われる。
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今回、登別経由で帰ることにしたのはカルルス温泉の雰囲気を確認するのも目的の一つだった。
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温泉入口の案内には8軒の宿が紹介されていたが、実際に営業していたのは半分ほどだった。
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カルルス温泉のバス停。
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バスは登別温泉との往復のみのようで1日5往復。
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カルルス温泉とは、アイヌ語でもなんでもなく、チェコの世界的な温泉保養地カルルスバート(現在のカルロリバリ)に泉質が似ているからという理由で命名されたそうだ。
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これから越えるオロフレ峠の由来は、アイヌ語の「オロ・フレ・ペツ」(水の中が赤い川)。
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温泉街の案内図。
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温泉の守り神、薬師神社。
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湯の宿あうれは廃業。
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オロフレ荘は大丈夫のようだ。
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泊まることがあるとすれば、ここかな。
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ホテル岩井の社員寮。空き室も多いが使用はされているみたいだ。
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森の湯・山静館は現役。
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向かいに功程碑なるものがあった。
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カルルス温泉開湯30年を記念して1928年(昭和3年)に建立されたものだ。
碑には、30年間の開発の歴史が刻まれている。
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あたりは渓楓園という園地になっていた。
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その脇に、開湯百年の記念碑。
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カルルス温泉は、1886年(明治19年)に室蘭郡役所書記を努めていた日野愛憲(あいき)によって発見されたが、開拓に全力を注いでいた彼には、この温泉を開発する余裕がなかった。
その3年後の1889年、彼の養子であった日野久橘(きゅうきつ)が再び温泉を発見。
湯を飲んでみたら、持病の慢性胃カタルが治ったことから、温泉の開発に心血を注ぐことになった。
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そして同年、幌別からカルルス温泉までの道を開き、それまでペンケユと呼ばれていたこの地を、当時世界的に有名であったチェコのカルルスバートの泉質に似ていることから、カルルス温泉と名付け、旅館一軒を建てた。
旅館を開業した1899年(明治32年)8月6日をもって開湯としている。
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普通の民家の廃屋もあった。
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温泉の裏山はサンライバスキー場。
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かつてはここまでバスが来ていたようだ。バス停の名前はもはや読めない。
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カルルス温泉で最も大きな宿であるホテル岩井。
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創業は1908年(明治41年)。湯治の常連客だった岩井仁太がカルルス温泉3軒目の旅館、千歳館(岩井旅館を経て、1965年にホテル岩井と改称)を開業した。

ホテル岩井の向かいにあった石碑。しめ縄のせいで文字が読めない。
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隣にあるのは馬頭観世音。
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温泉街のはずれにあったケアハウス陽だまり温泉(すでに廃業)。
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こちらは宿ではないが、日帰り入浴が可能だったようだ。
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この後は、オロフレ峠に向かう。
前日、オロフレ山(1230m)に登ったときに来たばかりだが、新道のトンネルは通っていない。
上の方は昨日以上のガスで何も見えない。
トンネルを抜けた先の展望スポットに「オロフレトウゲ道路史碑」の碑が立っていた。
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碑文によると、オロフレ峠は1881年(明治14年)、滝本金蔵氏が登別~登別温泉間の道路を開削したのに始まり、1921年(大正10年)には登別~カルルス間が準地方道として認定される。
壮瞥側は弁景~オロフレ間の道路改良が1932年(昭和7年)に完了。
オロフレ~カルルス間の峠越えも3年がかりで1936年に開通したが、その年の融雪大水害で不通となったまま終戦を迎えた。
1954年の道道昇格に伴い、改良工事に着手。1962年に一応の完成をみた。
しかし、カルルス~オロフレ峠の7kmは急勾配、急カーブの連続で冬期は通行止めとなっていた。
そこで、1977年から12年の歳月をかけて、オロフレトンネル(935m)を含む新道を建設。通年通行ができる舗装道路として1988年10月に供用開始となった。
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峠を下るとさすがに霧は晴れ、国道276号からは正面に昭和新山が見えた。
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ちょうど三松正夫が定点観測をした角度だ。

道の駅そうべつ情報館iでお土産でも買おうかと思ったら、もう閉店していた。
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時計を見たら、もう17時半を過ぎていた。

洞爺湖に向かってさらに進むと、「ミマツダイヤグラム観測の地」の標識が現れた。
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ということは、ここがかつての壮瞥郵便局があった場所だ。

それにしても、平地からこんな山が盛り上がってきたとは、まさに「麦圃生山」である。
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(つづく)
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室蘭本線(室蘭~竹浦)(下)

【2018年7月17日(火)】室蘭本線
室蘭本線の駅舎めぐりをしている。
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今、登別市の富浦駅に着いたところ。
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この駅に駅舎はなく、待合室があるのみである。
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ホームは2面2線の相対式。
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めずらしくJRグループ内に同名の駅がある。内房線の富浦駅(千葉県)である。
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1953年(昭和28年)12月20日の開業。
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上下線のホームの連絡は踏切で渡る。
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ここは複線区間である。
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当然ながら無人駅。
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反対側(集落側)からはゆるい階段が設けられていた。
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小さな乗車券回収箱。
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ホームはアスファルトではなく砂利敷だった。
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登別駅を飛ばして、虎杖浜駅へ。
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この駅のデザインはどこかで見たことがある。どこだっけ。
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思い出せないまま駅舎の中に入る。
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きれいな造花が飾られていた。
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開業は富浦駅と同じ1953年(昭和28年)12月20日。
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2面2線の相対式ホームである。
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地名はアイヌ語の「クッタラウシイ」(イタドリ〈虎杖〉の群生する所)を意訳したものだそうだ。
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ここも無人駅である。
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ささやかな駅前通りがあった。
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次は竹浦駅。
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ここにも短い駅前通りがある。
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デザイン性の全くない駅舎だが、こういうのは嫌いではない。
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反対側への連絡通路の階段。
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竹浦駅は1897年(明治30年)2月16日に北海道炭礦鉄道の敷生駅として開業した古い駅だ。
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この名称に変更されたのは1942年(昭和17年)4月1日のこと。
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ここも無人駅だ。
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2007年6月1日に簡易委託が廃止され完全無人化された。
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1日14往復が運行されている。
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現在の駅舎は1954年(昭和29年)10月に改築されたものらしい。
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跨線橋が設置されたのは1980年(昭和55年)4月5日。
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かつては、この駅から敷生川上流の砂利場へ砂利専用線や鉱山専用線が敷設されていたという。
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地名は、周辺がタケノコ(チシマササ)の産地で、臨海部であることにちなみ、1939年(昭和14年)の敷生(しきお)から改称された。
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駅名の変更は地名の改称の3年後であった。
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ホームは2面3線の混合式。
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ここも複線電化区間である。
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手入れが行き届かないようで、ホームは草ぼうぼう。
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さびついた「きっぷ受け箱」。富浦駅は「乗車券回収箱」だったので、定まった名称があるわけではなさそうだ。
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わずかこれだけの駅前通り。
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この後しっかり仕事を済ませて、さっきすっ飛ばした登別駅に向かう。
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登別温泉のシンボル赤鬼が迎えてくれた。
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1935年(昭和10年)3月30日に改築された一部石張りのおしゃれな駅舎である。
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2階部分はハーフティンバーで、一見、山小屋風。
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開業は1892年(明治25年)8月1日。
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北海道炭礦鉄道室蘭線の岩見沢~室蘭間開通と同時に開設されている。

それなりに賑やかな駅前通り。
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駅前の「鬼福まんぷく亭」。看板は新しいが、廃業しているように見える。
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反対側も駅前旅館だったと思われるが、こちらも廃屋状態。
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地名は、アイヌ語の「ヌプㇽ・ペッ」(色の濃い川)に由来する。
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これは温泉の泉質の関係で、川が白く濁っていることによるらしい。

入口には登別温泉のクマ牧場にちなんでか、クマの剥製と木彫りが置かれていた。
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こちらはクマ牧場で、12歳で死んだというオスのケイ太。
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この子は1982年に製作されたごん太。
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駅舎内は旅行客で大混雑している。
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この日は上野幌~北広島間で発生した人身事故の影響で特急にも遅れが出ていたので、その関係もあるのだろう。
もう16時を過ぎているのに、14:43発のスーパー北斗14号函館行きがまだ到着していない。
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有人駅なのでホームには入れなかったが、ここは2面3線の混合式ホームである。
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ただし、2番線にはホームが存在せず、貨物列車用の待避線となっていた。
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1日平均の乗客数(2015年度)は347人なので、登別温泉の玄関口としてはそれほど多くない。

駅前にあった「鬼っ子ゆ~くん堂」。
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へそから出る泉には恋愛・子宝の力があり、手をつないで冷泉にひたすと願いが成就すると言われている。
と書いてあるが、これをつくったのは4年前。
「言われている」なんてもったいぶらず、「成就します」と書いた方がすっきりする。

登別駅前バス停。かつては温泉まで登別温泉軌道が通じていたが、今はバスの便がいい。
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そうだ、ここは知里幸恵のふる里であった。
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今度はそれを目的に再訪しよう。
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それでは登別駅よ、さらば。
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駅前通りには、朽ち果てそうだが頑張っているスーパーがあった。
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その隣は残念ながら廃業してしまった香川旅館。
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というわけで、室蘭本線駅舎めぐりは終了。
この後は札幌に向かいつつ、あちこちに立ち寄りながら帰った。

(白老~札幌ドライブにつづく)


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室蘭本線(室蘭~竹浦)(中)

【2018年7月17日(火)】室蘭本線
御崎駅から輪西駅へ移動中、巨大なサッカーボールを発見した。
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11:40過ぎに、輪西駅に到着。
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かつての輪西駅は1892年(明治25年)8月1日、北海道炭礦鉄道室蘭線の初代・室蘭駅として開設された。
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その後の1897年7月1日、海岸町の市街地に室蘭駅が新設され、この駅は輪西駅と改名された。
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しかし、輪西製鉄所の拡張によって、室蘭線は1919年から22年にかけて、山側にルートが変更され、旧輪西駅は現在の東室蘭駅の場所へ移転した。
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このため、旧輪西駅のあった場所から駅は一時無くなった。
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その後、製鉄所の発展に伴い山側の新市街地も拡大、住民から駅開設の要望が出るようになり、1928年(昭和3年)9月10日、国鉄室蘭本線の輪西駅として改めて開業した。
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これに合わせて、現在の東室蘭駅にあった輪西駅は東輪西駅と改称された。
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輪西の地名の由来ははっきりしておらず、「ワネウシイ」(入江が輪になっている所)、「マネウシイ」(澗になっている所)、「ハルウシイ」(食料が群生する所)などの説があるという。
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かつては新日鐵住金室蘭製鐵所の最寄り駅として、かなり賑わっていたらしい。
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ホームは2面2線の相対式ホームである。
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とはいえ、上り線と下り線のホームの位置がかなりズレている。
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1984年(昭和59年)4月1日に簡易委託化。
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完全無人化されたのは1994年のことである。
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両ホームは跨線橋で連絡している。
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1日平均の乗降客数は1992年度で294人とのことなので、もう100人を切っているのではないか。
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室蘭市の人口自体、1969年(昭和44年)7月の18万3605人をピークに減少を続けており、2005年の国勢調査で58年ぶりに10万人を割り込んだ。
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現在(2018年3月末現在)はピーク時の半分以下の8万5166人。
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基幹産業である新日本製鐵(現・新日鐵住金)や日本製鋼所などの大規模な合理化が大きく影響している。
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そろそろ列車が来るのか、ぽつぽつと乗客がホームを歩いてくる。
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私はおいとま。室蘭YHなんて、まだあるのか。
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学生時代はよく利用したものだが、調べてみたら、今も原則男女別の相部屋だそうだ。

輪西駅の待合室はかなり広いが
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ほとんどがらんどうである。
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外から見た跨線橋。
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輪西駅前バス停。
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次の東室蘭駅に行こうとしたら、踏切の警報機の音が聞こえてきたので、外から線路に近づいてみた。
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すると11:51発の苫小牧行き普通列車が入線してきた。
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さっき御崎駅で遭遇した列車が室蘭駅で折り返して、もう戻ってきたのだ。
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せっかくなので、ここでは動画を撮ってみた。
このブログでは公開しませんが。

列車を見送った後、東室蘭駅へ。
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箱型の随分近代的な駅舎だ。
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赤い箱型の部分は駅の東口と西口を結ぶ自由通路わたれーるで、2007年3月1日にオープンした。
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東室蘭駅は輪西駅の項でも説明したが、現在地に駅が設置されたのは1922年のことで、当時は輪西駅といった。
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現在の輪西駅の開業に伴い、1928年(昭和3年)に東輪西駅と改称。
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さらにその3年後の1931年9月1日に東室蘭駅に改称された。

ここは有人駅でホームに入るには入場券が必要なので、外から見学した。
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ドアを開けて待機しているのは、おそらく12:14発豊浦行きの普通列車だろう。
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微妙に型式が違う列車がいくつもある。これはキハ143形。
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この駅は島式ホーム2面4線の橋上駅である。
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これはゼロキロポスト?ではないよね。
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東口の駅前通り。
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では、連絡通路に入ってみましょう。
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おお、自転車も通行できるのか。
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1日平均の乗客数は2015年度で1830人。
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やはりスーパー北斗が停まるのが大きい。
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室蘭市街に行く場合、ここで乗り換えて室蘭駅まで行くよりも、タクシーに乗ってしまう人が多いのだろう。
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札幌や新千歳空港には、ここからバスが出ている。
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もはや室蘭駅はターミナルであって、ターミナルではないのだ。

ちょうどお昼を過ぎたところなので、駅前に停めた車の中で、さっき買った「母恋めし」を食べることにした。
母が作ってくれたお弁当っぽく包んである。
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ナプキンをほどくと、イラストを描いたパッケージが出てきた。
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蓋を開けると、おにぎりやおかずが一つ一つ包装されている。
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包装を解くと、こんな感じ。
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ホッキ貝の貝殻をどかすとこの通り、ホッキ貝の炊き込みご飯で作ったおにぎりが2個そろった。
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ホッキ貝が惜しげもなく使われているのがうれしいが、これで1188円はかなり高い。
でも、半分は話題性を買っているようなものなので、文句はない。
ホッキ貝のおにぎりは十分美味しかった。

食べ終わったら、鷲別駅へ。
駅舎が線路のどちら側にあるのか分からず、勘で行ったら間違えたので地下通路をくぐる。
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反対側に行ったら、こんな感じで、やはりかなり分かりにくかった。
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駅前は放置自転車の山である。
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1996年10月6日に供用開始となった新しい駅舎だ。
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開業は古く、1901年(明治34年)12月1日に遡る。
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2015年11月1日に無人駅となったが、当面は朝の通学時間帯の改札係員を配置しているそうだ。
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地名はアイヌ語の「チウ・アシ・ペツ(波の立つ川)」に由来する。
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ホームは2面2線の島式ホーム。
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1日平均の乗客数は2014年度で413人。
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特急すずらんの停車駅である。
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このあたりも「別」のつく駅名が多い。となりは幌別、ひとつはさんでその先は登別だ。
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室蘭市のマンホール。中央は市章。
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次は幌別駅。これは裏側。
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地名はアイヌ語の「ポロ・ペツ(大きい川)」に由来する。
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ホームは2面3線の単式・島式混合ホームである。
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ここは業務委託駅。
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登別市街の中心は登別駅周辺ではなく、ここ幌別駅周辺なのだ。
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市役所も駅のすぐ近くにある。
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駅前には大きな登別郵便局。
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開業は1892年(明治25年)8月1日。
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1978年(昭和53年)3月30日に橋上駅となった。
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1日平均の乗客数は731人(2015年度)。
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駅前広場のオブジェが槍先形尖頭器のようだ。
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ここにも特急すずらんが停車する。
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駅前広場を見て、次の富浦駅に向かった。
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(つづく)


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室蘭本線(室蘭~竹浦)(上)

【2018年7月17日(火)】室蘭本線(室蘭・登別)
この日は室蘭方面に出張。
空き時間を利用して、室蘭本線の室蘭・登別あたりの駅舎を訪ねた。
中島公園に近いレンタカー屋を8:50に出発。
道央道を走って、10時過ぎに白老町の萩野PAでトイレ休憩。
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登別室蘭インターで国道36号に下りる。

天気はありがたいことに曇り。建物を写すときは影ができない曇りが好都合だ。
室蘭駅から順番に札幌方面に戻りながら撮影していきたいところだが、まずは昼食調達のため、母恋駅へ。
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そう、ここにはかの有名な「母恋めし」が売っているのだ。
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さっそく中に入り、売店の人に聞いてみると、もう売り切れたとのこと。
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すぐに無くなる日もあると聞いていたので若干は覚悟していたが、やはり電話して予約しておくべきだったか。
まあ、仕方ない。今日のお昼はコンビニ弁当にでもするか。
気を取り直して、駅舎撮影に取り掛かる。
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ここは地球岬最寄りの駅のようだ。3kmもあるけれど。
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構内に入ってみた。
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2面2線の相対式ホームである。
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「母恋」とは絶妙な当て字をしたものだ。
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地名の由来は、知里真志保の説によると、アイヌ語の「ポクセイ・オ・イ」(ホッキ貝・群生する・ところ)が略された「ポコイ」にちなむとのこと。
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このほか、「ポク・オ・イ」(陰になる所)に由来するという説もあるらしい。
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室蘭本線は「室蘭」の名を冠しているのに、肝心の東室蘭~室蘭区間は支線の扱いである。
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この区間を含め、室蘭本線218kmのうち177kmが複線となっている。
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駅舎は1935年(昭和10年)12月29日に開業した時以来の建物がそのまま使用されている。
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今年、開業83周年を迎えた。
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屋内の待合室は石油ストーブを囲んでベンチがある、北海道ならではのスタイル。
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時刻表を見ると、朝の通勤時間帯は1時間に3本、日中も1時間に1本は運行されている。
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売店には「地球岬ブルー飴」や「トッカリショ岩壁飴」など「母恋めし本舗」の商品が並んでいた。
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室蘭~宮古のフェリー航路が今年開業したのを記念した昆布塩飴「385(みやこ)」は新発売。
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母恋駅では記念入場券(硬券)が販売されている。
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でも窓口は留守中だった。ここは簡易委託駅のようだ。
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売店にいた男性は何かをしきりに削っていたが、ホッキ貝工芸に勤しんでいたのかしら。
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1日の利用客数は1992年度には526人だったということだが、今は300人台くらいの見当か。
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ポスターのアングルをちょっと真似してみた。
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というわけで母恋駅撮影を終了。
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地球岬ではなく室蘭駅に向かう。
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途中に立派なレンガの門があったので、車を停めた。
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日本製鋼所の施設のようだ。
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近代化のため衰退していた日本刀の製作技術の保存・向上のため1918年(大正7年)に開設された瑞泉鍛刀所であった。
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振り返ると母恋富士(113m)が見えた。
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巨大な船が陸に上がった?と思ったら、陸上競技場だった。
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室蘭のマンホール。
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競技場のゲート代わりのような感じで灯台が立つ。
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1927年(昭和2年)に設置された室蘭港北防波堤の灯台であった。
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港の航路拡幅のため1984年(昭和59年)に撤去され、ここに電話ボックスとして復元移設されたのだそうだ。

その裏には、大きなスクリュー。
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重さ25トンもある鋳鉄製のスクリューで大型貨物船に使用されていたものとのこと。
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函館どつく株式会社が提供したものだ。

ここからは中継塔が林立する測量山(199m)が望めた。
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あそこには高校時代に自転車で登ったことがある。
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室蘭駅に到着。
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駅前ロータリー園地で、偶然キツツキを発見した。
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人慣れしているのか近づいても全然逃げない。
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眉毛が白くてかわいいが、コゲラだろうか。
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「ようこそ むろらん」が地球儀なのは、やはり地球岬からの連想か。
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こちらは白鳥大橋。
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駅前に港の文学館があったが、今日は立ち寄る時間がない。
もしかしたら連休明けで休館かもしれないし、足を伸ばさなかった。
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室蘭駅舎に潜入。
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時間が合えば、東室蘭~室蘭間の乗り鉄もしたかったのだが、次の列車まで30分もあるので断念。
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ここの売店を覗くと、なんと、ここにも母恋めしが売っていた。
てっきり母恋駅でしか売ってないものだと思っていたが、聞くと東室蘭駅やフェリーターミナルでも売っているらしい。
「大好評ですもんね~」とつぶやいたら、おばちゃんが飴玉をサービスしてくれた。
それにしても母恋駅の兄ちゃん、「室蘭駅とかならまだあるかもしれませんよ~」とか言ってくれればいいのに。
商売っ気がないというか、もしかしたら工房の人だから、母恋めしは関係なかったのかもしれない。

室蘭の形はとても好きだ。今日は車だが、いずれ丁寧に歩いてみたい。
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室蘭駅の開業は1897年(明治30年)7月1日。
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この駅は移転や駅舎改築が繰り返され複雑な歴史をたどっているが、現在の駅舎は4代目で1997年10月1日に開業した。
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3代目の駅舎から1.1km東のほぼ初代駅舎のあった場所に移されているという。
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いずれにせよ、ここが終着駅。
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1面2線の島式ホームである。
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なんと東室蘭駅管理の業務委託駅であった。
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駅の横はスーパーやパチンコ店などの大駐車場になっていた。
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1日平均の乗客数は2015年度で578人とのことである。

次はさっき寄った母恋駅を飛ばして御崎駅へ向かう。
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駅前の景観。シャッターを下ろしている家屋はもともと商店だったりしたのだろうか。
調べてみると、簡易委託を受けていた商店だったらしい。
昨年4月1日の閉店をもって、簡易委託も廃止され、完全に無人化されたとのことだ。
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駅舎は比較的新しい。
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1989年に改築したもののようだ。
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開業は1905年(明治38年)6月21日。
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ちょうど室蘭行きの普通列車が入線してきた。
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車両の種類はよく分からない。
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定刻より5分ほど遅れていた。
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さようなら~
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ゆっくりと見送る。
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時間があったら乗りたかったな。
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列車を見送った後、改めて構内を探索。2面2線の相対式ホームである。
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かつては対向側のホームが島式で、3番線からは日通埠頭や日本製鋼所への専用線が分岐していたらしい。
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駅の裏には酸素のタンクがあった。
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駅名は現地の地名に基づいており、アイヌ語の「エサシ」(出崎)に由来するという説があるとのこと。
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駅舎のホーム側はひらがな表記。
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跨線橋から室蘭方面を望む。
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右の突起は母恋富士。
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背後は日本製鋼所室蘭製作所の工場群である。
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構内に「室蘭線発祥の地」碑が建立されているということを後で知ったが、訪ねた時点では知らなかったので、確認できなかった。もったいないことをした。
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跨線橋にはポスターも何も貼られていない。
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駅舎内はこんな雰囲気。
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かつて売店だったと思われる空間にはシャッターが下りていた。
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駅前の縁石脇に生えていたイワベンケイ。
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というわけで、次の輪西駅に向かう。
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(つづく)


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オロフレ山(4)

【2018年7月16日(月)】オロフレ山
オロフレ山(1230m)から下山して、オロフレ峠周辺を散策中。
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まずは、旧道を確認に行く。
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登別方面は崖になっていて、白い火山灰が露出している。
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ここが旧道のもっとも激しく山を削った部分。
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その対岸はオロフレ山の羅漢岩。
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眼下には何度も見てもらっているが新道の覆道が見える。
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そして、ここがまさに旧道。樹木が生えていないのはなぜだろう。
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旧道の谷側はかなり崩落が進んでいる。
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真下の旧道は落石で埋まっていた。
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あの道を高校の時、自転車で下ったのだ。
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その全景。
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オロフレ峠登別側の崖を旧道から望む。
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このままだと峠の柵も崩落してしまいそうだ。
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覆道をアップで。
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旧道のガードレールは基礎部分が崩れ落ちているところもある。
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こんな状態なのに、「立入禁止」の看板ひとつないのが不思議だ。
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廃道マニアにはありがたいのだけど。
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それではそろそろお風呂に行きましょうか。
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10時前に到着した時には激しくガスが流れていたのに、すっかり晴れてしまった。
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それにしても、蒸し暑い山行だった。

車で国道に向かって下っていく途中に黄渓駐車場なるビューポイントがあったので寄ってみた。
洞爺湖が見える所だった。
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もうちょっとくっきり見えるとうれしかったが、ぜいたくは言うまい。
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洞爺湖中島の最高峰トーノシケヌプリ(455m)。
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ザ・ウインザーホテルのシルエット。
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有珠山(733m)。
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それらの全景。
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ぐっと左に連なるのは伊達紋別岳(715m)あたりか。
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オロフレ峠から30分ほどで蟠渓温泉に到着。
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まずは旧国鉄胆振線の蟠渓駅跡を確認しておく。
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バス停はまだ「蟠渓駅前」を継続してくれていてうれしい。
ただ変更するお金が惜しいだけかもしれないけど。
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ホームへ登る階段。
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ホームの跡がまだ残っていた。
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フラットホームの上は草ぼうぼう。
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路盤も草に隠れてよく見えない。
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しかし、一度は乗ってみたかった。
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これも鉄道関連の施設のはず。
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よく見えないが、鉄道関連の木の杭。
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路盤の跡。レールは撤去されているようだ。
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駅舎はとっくに取り壊され、公衆トイレになっていた。
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蟠渓駅は1940年(昭和15年)12月15日に開業、1986年(昭和61年)11月1日に廃止された。
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1980年までは急行いぶりが停車していたそうだ。
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かつては鉄路で温泉に来る客も多かったのだろう。
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なんとなく駅の雰囲気が残っているのが、廃線マニアにはうれしい。
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それでは、温泉へ。近くの今日は湯人家にした。
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ここは入浴と食事のセットがお得なようだ。
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泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。
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源泉は81.2℃もあるので加水しているそうだ。
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内湯は熱かったが、露天は適温だったので、露天でのんびりした。
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露天風呂からの眺め。林の向こうは川である。
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脱衣所には地元小学生の昭和新山の絵が貼り出してあった。ここの御子息の作品かしら。
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ここの宿が道新に紹介されたらしい。
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風呂から上がったら、宿の前を観察。
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廃屋だらけだった。
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湯人家の全景。
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入浴料は500円だった。
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行きは中山峠経由だったので、帰りは支笏湖経由で。
道の駅フォレスト276大滝に立ち寄った。
ここでは湧き水「ホロホロの水」が蛇口から飲める。
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苫小牧名物「よいとまけ」を買って、午後6時頃に帰宅。

洗濯機を回してから、夕食に出かけた。
今夜は奮発して、カニ料理にした。
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清田にある蟹工船で「かに御膳」(税抜き3800円)
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デザートは夕張メロンのシャーベットだった。
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満腹になって帰宅。
これじゃあ、せっかく汗をかいても体重は減らないだろう。

(おわり)
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オロフレ山(3)

【2018年7月16日(月)】オロフレ山
オロフレ山(1230m)の頂上をきわめて、下山中。
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尾根づたいに下っていく。
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もう午後1時に近いが、これから登ってくる人がいた。
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目の前に1062mピークがよく見える。
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加車山(898m)の向こうは俱多楽湖の外輪山、窟太郎山(534m)。
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右手にオロフレ峠への道路が見える。
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頂上方面を振り返る。
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このあと、ガスが晴れるといいですね。
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かなり見晴らしがよくなってきたから、その可能性もあるでしょう。
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羅漢岩あたりの鋸状の稜線も姿を現した。
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赤い地肌が見えているのは登別温泉に近い日和山(377m)あたりだろうか。
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もっこりした1062mピーク。
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登別温泉方面の山並み。
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1062mピークより低いところまで下ってきた。
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再び、山頂方面。
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少し引いてみよう。
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おそらくホロホロ山(1322m)の南の稜線。
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1062mピークを巻いていく。
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雪の重みで腹這いになったダケカンバ。
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鞍部に築かれたケルン。
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そして鞍部まで下りてきた。
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随分、ガスが晴れてすっきりしてきた。
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岩が恰好いい。
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分かりにくいが俱多楽湖。
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振り返ると、オロフレ山はまだしっかりとガスの中。
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右は1067mピーク。
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頂上からちょうど30分でケルンを通過。
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振り返って1067mピークとケルン。
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野イチゴがたくさん生っていた。
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細長いのが面白い。でも国立公園内なので食べなかった。
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ここからは標高差40mほどの登り返し。
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緑が濃い。
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小さな峠まで登ってきたところで、単独男性とすれ違い、「あれ何ですかね」と岩峰のてっぺんの標柱を指差して聞かれた。
それで気づいたのだが、さっきの小岩峰の直下まで来ていたのだった。
一応、踏み跡があるので行ってみた。
下から見えた標柱は「山神」だった。
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建立は1922年(大正11年)11月。
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小岩峰の頂上からオロフレ山の山頂方面を望む。
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登山口方面の登山道。
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この先はしばらく平和通りのようだ。
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山神様のまわりにはお賽銭がたくさん落ちていた。
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登りの時と違って、ガスがほとんどない。
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おや、オロフレ山のガスがとれてきたぞ。
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ほら、初めて頂上が見えた。
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おおお、素晴らしい。
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1067mピークとセットで。
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これが山名板だったら、「登った山」を1座稼げたのに。
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あらら、またガスに隠れてしまった。
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それでは下りますか。
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トラバースしている登山道のラインがかすかに見える。
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早くも紅葉を始めたナナカマド。
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山神様を仰ぐ。
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なかなか鋭い岩峰だ。
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ナナカマドとともに。
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まさに北海道のマッターホルンだ。
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岩壁はほぼ垂直である。
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またちょっとガスが出てきた。
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樹林帯の中のトラバース道を進む。
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少し離れると、岩峰の鋭さが減退してしまった。
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小岩峰に相対する針峰群。
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その最右翼。
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オロフレ山は岩の山なのだなあ。
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山頂はまた完全にガスに隠れてしまった。
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でも、このあたりは登りの時に比べて本当にクリアだ。
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こんなにきれいだと、また何枚もシャッターを切ってしまう。
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あの旧道はいつかぜひ歩いてみたい。
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左手の壁。
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左右で草の付き方が全く違うのが面白い。
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奥は来馬岳(1040m)かな。
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次の壁。
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実にクリアだ。これが羅漢様なのか。
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オロフレ山の西斜面にある大規模な凹み。
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拡大してみよう。
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岩の角。
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なんとなく人の顔に見えなくもない。
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このあたりのピークはみな、だいたい標高1000m。
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登山道には岩盤の登りが1か所だけある。
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再び、オロフレ山。
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もう頂上は見えそうにない。
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羅漢岩の全容。
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そのアップ。
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オロフレ峠トンネルの覆道。あれは現役だ。
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旧道と来馬岳。
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望遠で旧道部分を拡大。
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オブジェのようなダケカンバ。
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というわけで14時前にオロフレ峠に下りてきた。
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ほぼ、3時間の山行だった。

【行程】2018年7月16日
オロフレ峠(10:50)~1003mピーク(11:05)~羅漢岩(11:15)~小岩峰下(11:22)~ケルン(11:31)~約1070m地点(11:46休憩11:55)~山頂(12:15昼食12:43)~ケルン(13:14)~小岩峰(13:26撮影13:29)~1003mピーク(13:47)~オロフレ峠(13:56)
※所要時間:3時間6分(歩行時間:2時間33分)コースタイム:2時間30分
※登った山:1座(オロフレ山)
※歩行距離:5.4km
※累積標高差:約420m
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オロフレ山(2)

【2018年7月16日(月)】オロフレ山
オロフレ山(1230m)に登っている。
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依然としてガスの中だ。
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羅漢岩ゾーンの次の断崖が現れた。
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ここもかなり切れ込んでいる。
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覗きこむと吸い込まれそうだ。
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谷底に見えるのは旧道トンネルの坑口だろうか。
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これで羅漢岩地帯は終了。
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花の名前教えてください。
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足元にはシカの足跡。
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左前方に岩峰が姿を現した。
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頂上に標柱のようなものが立っている。
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あそこには行けるのだろうか。
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ガイドブックに記されている「小岩峰」のようだ。
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あれが山名板だといいのだが。
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まずはオロフレ山登頂を優先し、あそこには帰りに寄ることにしよう。
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中央左のとんがりは加車山(898m)。
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鞍部までは40mほど下る。
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さっき会ったご夫婦の前に、家族連れのグループがいた。
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右手の起伏はもこもこしている。
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緑一色でまさに夏の山だ。
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先行していたご夫婦のうちご主人の方が長袖を脱いでいたので、「蒸し暑いですね~」と言って通り過ぎた。

樹木はダケカンバが多い。紅葉の時期はさぞきれいなことだろう。
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山体は岩でできているようで、時々露出している。
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たぶんハナニガナ。
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こちらはシロバナハナニガナかな。
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林立する煙突は幌別付近の工場群かしら。
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猛烈なスピードで西から東へガスが流れている。
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このあたりはハイマツとササだけど、もう森林限界なのだろうか。
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鞍部には大きなケルンがあった。
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そこから1062mピークを仰ぐ。
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右手は加車山と倶多楽湖。
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振り返ると、ご夫婦がケルンを通り過ぎるところ。
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さあ、ここからが本格的な登りだ。
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何の実かな。
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1067mピークを登り気味に巻いて、正面に現れたのがやっとオロフレ山の主峰。
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東の方角の山々。
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頂上のガスがだんだん薄くなってきた気がする。
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右手はすっかり見通しがよくなった。
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少し登って1067mピークを振り返る。
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この山はヨツバシオガマが目立つ。
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あそこが頂上か。
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あと標高差で150mほどだ。
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ヨツバシオガマとオトギリソウ。
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振り返ると、さっき抜かした家族連れの姿が見える。
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シロバナハナニガナの株。
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ほぼ1時間経過したので道端の石に腰掛けて休憩。
その間に家族連れが抜かして行った。
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少し眺めも楽しむ。眼下は丸山(622m)だろうか。
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幌別にあんな工業地帯があるとは知らなかった。
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上から、高年夫婦が下ってくるのも見えた。
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うずらの卵などを食べて栄養補給
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10分ほどで出発。
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この先はかなりの急登である。
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でも、お花に励まされながら登っていく。
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こんなところにも健気に咲くヨツバシオガマ。
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チシマフウロ。
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ウメバチソウ。
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シシウドはいつも虫だらけ。よほど蜜が美味しいのだろう。
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ヨツバシオガマとシシウドのコンビ。
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ガレ場の急登は手をつかってよじ登る。
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下ってきた高年夫婦の奥さんが、「ここで花と一緒に写真撮って」と、少し離れて先を歩いていたご主人に大声で指示を出していた。ちょっと関西風。
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ガレ場が一段落して、鞍部を振り返る。ガスはひっきりなしに流れている。
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この先はしばらくヨツバシオガマ街道。
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やっと頂上らしきものが見えてきた。
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この白い毛むくじゃらは何だろう。
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花が枯れた状態なのだろうか。
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再びガレ場。
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ウツボグサが初めて登場。
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さっき見えた頂上にたどり着いたと思ったら、まだ先だった。
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じゃあ、あそこかしら。
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ありゃ、まだ先だった。道理で人の声が聞こえないと思った。
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軽石に生えるウツボグサ。
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というわけで、何度か騙されつつ1時間25分で頂上に到着。
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随分低い位置にある山名板だこと。
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山頂はだだっ広いが意外に腰掛けられるところが少ない。
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敷地の縁のわずかな段差を利用して腰を下ろし、昼食にした。
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今日は、なぜかもずくも持ってきた。
お昼を食べている間にガスが晴れてくれると期待していたが、結局はだめだった。
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洞爺湖とか羊蹄山(1898m)とか見たかったが、まあやむを得まい。
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この先にも踏み跡があるのかどうか、北の尾根の方を探索してみたが、どれも踏み跡はすぐに途切れていた。

晴れるのを待っているのもあてがないので、記念撮影を済ませて出発。
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三角点は二等だった。

今日はピストン。来た道を引き返す。
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しかし、登ってきた時よりはガスが少なくなった気もする。
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帰りもヨツバシオガマ。
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そして謎の綿毛。
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白老方面。ホロホロ山(1322m)の裾野かしら。
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ガレ場に差し掛かる。急なので慎重に下った。
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(つづく)
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オロフレ山(1)

【2018年7月16日(月)】オロフレ山
雨の予報だった15日(日)は夕方から、きれいに晴れてきて、翌日の好天を予想させた。
天気予報を見ると、やはり曇りなのだが、道南の方は晴れマークもついている。
道南方面で未踏の軽めの山がないか探してみたら、オロフレ山(1230m)があった。
この山は昨年の秋、O君やH君が登った山なので、そういう意味でも好都合だ。
ということもあり、登山口のオロフレ峠までの所要時間や、帰りに寄る日帰り温泉などの場所も決めて就寝した。

当日朝、目が覚めると、どんより曇っている。
夕べはあんなに晴れていたのに。
しかも道内ほぼ全域に濃霧注意報が出ている。
ちょっと不安を感じつつ、7時半に自宅を車で出発した。
道央道を使えば、2時間かからずに着くのだが、天候の完全な回復は昼くらいかららしいので急ぐ必要はない。
中山峠経由で国道をちんたら行った。

定山渓あたりから晴れてきて、ひと安心。
中山峠から尻別岳は見えなかったが、喜茂別に下りてくると羊蹄山が頭だけ見えた。
喜茂別から国道276号に入ると、また空が暗くなってしまい、がっかり。
でも今日はこういう1日なのだろう。
ホロホロ山、徳舜瞥岳はきれいに見えたが、その先、オロフレ山方面が雲に覆われていた。

オロフレ峠への道道を登り、峠近くになるとなんと霧が出てきた。
ああ、今日は真っ白か。
峠には9:45に到着。広大な駐車場があった。
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しかし、ものすごい勢いでガスが流れている。
風が強いが寒くはない。なんとなく生あたたかい。

この峠には高校2年の時(1979年)に自転車で来たことがある。
当時は新道トンネルなどできておらず、ここまで登るのが相当きつかった記憶がある。
登別側はまだダートで、猛烈に急な下りだった。
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その道はすでに廃道となっているが、その強烈な感じを今も確認することができる。
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廃道部分は芝生状に見えるところもあるが、樹木もかなり育っていた。
廃道歩きをするなら春先だろう。
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峠の下にオロフレトンネル(延長935m)が開通したのは9年後の1988年だそうだ。
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2000年に出張のおり、ここを再訪しているが、その時も同じ景色を眺めた気がする。
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トンネル開通前はレストハウスや売店があったはずだが、跡形もない。
2000年当時はあった気もするが、確たる記憶はない。
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今はトイレと看板だけになり、すっかり寂れている。
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ただ、ヨツバシオガマの群落が見事だった。
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この巨大な「大観峰」の石碑はたぶん1979年当時もあったのだろうが覚えていない。
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かわいい方向指示盤があったが、まわりはガスでほとんど見えない。
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登別方面は白い火山灰が露出している。
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ここは斜面崩壊が起こる軟弱な地盤で「北海道地質百選」に選定されているそうだ。
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擁壁も崩落しつつある。
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眼下に見えるのは現役の道路。
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ここは標高930mもある。中山峠より100m近く高い。
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ガスは晴れたり曇ったり。
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登別方面は比較的晴れているので俱多楽湖が見えた。
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その右に見えるアンテナがあるのは四方嶺(549m)だろうか。
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トイレとストレッチを済ませて
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10時ちょうどに出発した。
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ところが、入山届を書いているうちに
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雨がポツポツと落ちてきた。
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なんだよ、晴れるどころか雨かよ、と思いつつ、一瞬のことだろうと高をくくって歩き出したが、どんどん雨脚が強くなってくる。
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こりゃやばい。
まだ100mしか歩いていないので、これは一旦退却した方がいいと判断。
車まで戻って、中で雨が止むのを待った。
電波の状態が必ずしもよくなかったが、なんとかスマホで雨雲レーダーを確認。
なんと、北海道ではこの地域にだけ雨雲がかかっている。
よりによって、どうしてこんな山を選んでしまったのか。
雨雲は2時間後には抜ける予報になっているが、そんなに待てないよなあと思いつつ、とりあえず10時半までは待つことにした。

シートを倒して横になっていると、時々、屋根を打つ強い雨音が聞こえる。
そのうちにうとうとしてしまい、気づいたら10:40。
一応、雨は上がっているが、ガスは相変わらず流れている。
それでも少しはマシな感じだ。
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とにかく雨具の下だけ履いて出発することにした。
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寝ている間にも、車が何台か到着して、みな雨の中、果敢に突撃していったようだ。
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自転車の人もいる。尊敬。
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10:50、予定より1時間近く遅れたが、私も出発。
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最初はダケカンバのトンネルの中を抜けていく。
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自然保護のためのロープがずっと張ってあった。
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まずはオトギリソウのお出迎え。
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1003mピークまでの間は比較的、傾斜がきつい。
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ガスの晴れ間に駐車場。
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頂上に着く頃には晴れているといいのだが。
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野イチゴ発見。細長いのは初めて見た。
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ところどころに木の階段がある。
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雨具を履いているせいか、疲れのせいか、あまり足が上がらない。
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蒸し暑くて、汗がだらだらと出た。

1003mピークに達すると、右手に再び駐車場が見えた。
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この後は束の間の平和通り。
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道は若干下り気味に。
間もなく、4人の高齢女性に追いついて、後ろの2人はすぐによけてくれたのだが、前の2人は私がぴったり後ろについて歩いているのに、気にする気配すらない。
しかも、かなりゆっくりだ。
まあ急ぐ旅でもないので、しばらく後ろを歩いていたら、やっと「先に行きませんか?」と声をかけてきた。
それも、「なぜ先に行かないの?」と不思議に思っているような言い方であった。
こんな細い道で歩きながら抜けるわけないでしょう、と心の中で悪態をつきつつ、「ありがとうございます」と先に行かせてもらった。
この山はピストンなのに、このお二人とはその後会うことがなかった。
ガスで山頂が見えないので、途中で引き返したのだろうか。

間もなくガスの中から荒々しい岩壁が姿を現した。
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羅漢岩ゾーンに入ってきたようだ。
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粘土質変質岩が露出した路面を下る。
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ガスでよく分からないが、かなりの大岩壁である。
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右手にはエゾカンゾウ。
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先行者が谷底を覗きこんでいる。
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あたりはガスのおかげで幻想的だ。
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あの植物の根が岩を割って、崩落を起こす原因の一つになるのだろう。
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ここで、さっき見えた中年夫婦に追いついた。
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足元に野イチゴがたくさんあったので教えてあげたら、「え、気づかなかった」と驚いていた。
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(ここには写っていません)

岩は好きなので必要以上に写真を撮ってしまう。
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ここでクライミングをする人はいるのだろうか。割れやすそうなので無理なのかな。
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牙が一本。
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では出発。
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少し歩くとすぐにまた展望スポットが。
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今度は斜面にエゾカンゾウがたくさん咲いている。
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望遠でも、このくらいしか拡大できなかった。
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これが羅漢岩の核心部なのだろうか。
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(つづく)
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中山峠旧道(下)

【2018年7月14日(土)】中山峠旧道
中山峠(835m)の旧道を喜茂別側から登り、ほぼ1時間半かかって峠まで登ってきた。
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距離は13.3kmもあった。
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江戸時代の中山峠は道なき道であったが、幕末に松浦武四郎がアイヌの案内で越えている。
ここに本格的な道が切り開かれたのは、1871年(明治4年)のことで、工事を担ったのは京都の東本願寺であった。
実際の指揮にあたったのが、東本願寺第二十二代法主の現如上人(大谷光瑩)である。
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当時築かれた道は、札幌市平岸と尾去別(現在の伊達市長和)を結ぶ約103km。
当時は「本願寺街道」と呼ばれ、現在の国道230号の基礎となった。
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今日走ってきた道がほぼそのルートにあたると思われる。
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しかし、そのわずか2年後の1873年に苫小牧経由で室蘭に至る「札幌本道」が完成すると、山越えの本願寺道路は敬遠され、次第に荒廃した。
もっとも1886年(明治19年)から、北海道庁により改修工事が進められ、次第に幹線道路として役割を担うようになった。
1950年(昭和25年)には国道230号に昇格したが、モータリゼーションにより、交通量が増えると、道幅も狭く見通しも悪いため転落事故が続発、「魔の山道」と呼ばれるほどだったという。
このため、中山峠をはさんだ国道230号の全面改修工事(新規ルート)が1957年に始まり、69年(昭和44年)10月3日に完成した。
このとき、学研の小学1年か2年の「学習」か「かがく」でこの道路の完成を大きく特集していたのを覚えている。
この新道は、ワニの口や回廊トンネル、ひさし状の覆道など、道路景観としてもすぐれたものが多いが、これは初代札幌開発建設部長・高橋敏五郎の哲学によるものだったらしい。
「道路は公園と同じで、通ることによって心がなごむようにつくられ、維持されなければならない」
実際、まもなく半世紀が経過するが、今もこの道を通るのは楽しい。

それはともかく、この銅像は新道が完成する2年前の1967年に建立されたものである。
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詳しくはこちらを。
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中山峠の交通に貢献されたすべての人々に敬意を表して、自転車とともに。
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実は、もう午後2時を過ぎているのにお昼を食べていなかったので、道の駅ではなく、峠の茶屋に立ち寄った。
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ここで、山菜そばを注文。
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子どもの頃、父の車でここを通った時、父がそばを私がうどんを食べたことを覚えている。
この茶屋はかなり昔からあったが、道の駅ができてからも、よくつぶれないで頑張っている。
経営者は代々引き継がれているのか、それとも変わったのか。
昔は、ヒグマの子供を檻に入れて飼っていたっけ。

お腹がふくらんだところで出発。もう14:40になってしまった。
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国道を500mほど札幌側に進むと旧道への分岐がある。
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今度はちゃんとゲートがあった。
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ここからは事業専用のため一般車両の乗り入れお断り、とのこと。
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監視カメラまで作動中とのことだが、自転車は許してもらうことにしよう。
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こちらもかなりいい道だ。
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往年の名残なのか、車が普通にすれ違える広さのところもある。
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右手に見えてきたのは狭薄山(1296m)。
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その右は漁岳(1318m)。
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下りのはずなのだが、わりと平坦なので一生懸命こがないといけない。
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まあ、急な下りよりはその方がいい。
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道端に黄色い花が咲き乱れている。
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キンポウゲだろうか。
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20分ほど走ったところで分岐にぶつかった。
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車がよく通っているのは左の方のようだが、旧道は直進だ。
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わだちの間に草が生えている、こういう道が私は好きだ。
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おお、またまたキンポウゲの群落。
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途中、何でもないところに開けっ放しのゲートがあった。
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このあたりはずっと直線である。
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すこし勾配がきつくなり、スピードが出る。
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ここまで真ん中の草が幅広くなると、ちょっと走りにくい。
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T字路にぶつかったところで、正面に札幌岳(1293m)。
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左折すると、そのまま旧道なのだが
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当方はここで右折して旧道を離脱。
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国道230号にショートカットする。
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この黄色い花は小さいので、よく分からない。
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この林道は傾斜がきつい上に路面状態も悪く、かなりの緊張を強いられた。
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振動が大きいので軍手を履いた。
あまりの揺れに、あえて叫ばなくても、自然に「あああああ」と声が出た。
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右手に880mピークが見えたところで小休止。
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ブレーキを握る手も休めてあげた。
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それでも10分ほどでゴール。
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無事に国道に出られて、熊さんにも会わずに済んでホッとした。
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なんか、ゲートのカギを壊して侵入する車もあるらしい。
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大曲林道というのか。距離は1kmしかなかったみたいだが、長く感じた。
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とにもかくにも、これで緊張の旧道ライドは終了。
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往年を感じさせるような遺構はほとんどなく、無味乾燥な感じだったが、とにかく中山峠の旧道を確認するという宿願を果たすことができて、よかった。
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国道との合流地点は、定山渓トンネルの出口。
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これから中山峠まで国道を登らなければならない。
ここの標高は約640mほどなので、標高差は200mだ。
勾配は比較的ゆるやかなので、ギアをそんなに軽くしなくてもいいのがありがたい。

望岳橋で小休止。
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以前もここから眺めたことがあるが、札幌岳。
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そして狭薄岳。
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定山渓国道の石碑。
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途中、ほぼ平らになったので、結構飛ばした。
国道は7.3kmを30分ちょっとで駆け抜けた。
到着は16:05だった。

頑張ったご褒美に、道の駅でソフト(350円)をいただく。
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それと水分が足りなかったので、ファンタグレープを買って車の中で飲んだ。
帰りは定山渓の手前で一瞬ゲリラ的な雨が降ったが、あとは天気の崩れもなく、ほぼ渋滞もなく17:30には帰宅できた。
本格的なダートを自転車で走るのは25年ぶりくらいだろうか。
下りは苦手だが、登りは登山で鍛えているせいか、それほど負担を感じなかった。
勾配がゆるいせいもあっただろうけど。
今度は朝里峠とか稲穂峠の旧道にチャレンジしてみたい。

【行程】2018年7月14日
中山峠(12:15)~黒橋分岐(12:35)~青い川林道分岐(13:20)~中山峠スキー場(14:05)~中山峠(14:10撮影・昼食14:40)~大曲林道分岐(15:15)~定山渓トンネル(15:30)~中山峠(16:05)
※所要時間:3時間50分(走行時間:3時間5分)
※登った峠:中山峠
※走行距離:37.9km
※累積標高差:約580m



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中山峠旧道(上)

【2018年7月14日(土)】中山峠旧道
この3連休は道東に出かけ、車中泊をしながら、東ヌプカウシヌプリ、雄阿寒岳、藻琴山に登る予定だったのだが、メインの中日が雨の予報になったので、遠征自体を中止にした。
そのせいでこの日はすっかり寝坊してしまい、起きたら7:40だった。
8時間以上寝たのなんて、何か月ぶりだろう。
ここのところ忙しかったし、ちょっと疲れていたのかもしれない。

が、3連休のうち、唯一晴れの日を無為に過ごすのももったいないので、日帰りで出かけることにした。
新調してから一回しか乗っていなかった自転車で、中山峠の旧道を走る。
ここを確認するのが、自転車を買った目的の一つでもあったわけだし。
というわけで、結局出発は10:50になってしまったが、自転車を車の中に積み込んで出発。
国道230号の川沿付近で渋滞にはまってしまった。3連休の初日だからか。
みんなもっと早く出かければいいのに。
すっかり時間を食った上に、定山渓の手前でも滞ったので、中山峠に着いた時はもう正午を回っていた。
途中、無意根山登山口の先、左手に、旧道の入口があるはずなので、注意深く見なから走ったが、ずっとイタドリのヤブでそれらしきものは車の中からは確認できなかった。
やはり橋が落ちていることで、すっかり廃道化が進んでしまったのだろう。
当初、川の部分は渡渉することも考えていたのだが、雨続きで水量も多いだろうし、ヤブや川の中を自転車で進むのもかなり危険なので、全線踏破は諦めた。
旧道の途中に、定山渓トンネルの出口に合流する林道があるので、そこから離脱することにした。

道の駅に車を置くと、自転車を出す作業とか目立ってしまうので、反対側のトイレの駐車場に停めた。
まずは、中山峠の標識にご挨拶。
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羊蹄山(1898m)は見えなかったが、今日はここからスタートである。
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12:15、まずは国道230号を喜茂別に向けて下る。
交通量も多いし、下りでかなりスピードが出るので怖い。
学生のころ、喜々としてこういう下りを楽しんでいたなんて我ながら信じられない。
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下り始めてすぐ、中山大橋の手前の空き地に入り、中山峠スキー場を撮影。
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6月23日にはまだ残っていた、ジャンプ台の雪はさすがにもう消えていた。

では国道に復帰。ブレーキをかけながら、あまりスピードが出ないようにして下る。
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スノーシェッドの外側に側道があるので入ってみた。
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これは、たぶん新しい旧道なのだろう。
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スノーシェッド自体、いつ設置されたものか分からないが、かなり傷みが激しかった。
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でも、この道を発見して、ちょっと得した気分。
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GWに小喜茂別岳(970m)に登った時の登り口などを確認しながら降下。
20分ほどで、旧道への分岐に到着した。
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ここまで10km弱の距離であった。

旧道にはゲートも何もない。
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ただ、通行止めの標識だけは立っていた。
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途中にある黒橋2号橋が崩落の恐れがあるので通り抜けできない。
と同時に、全区間道路が老朽化のため通行止めとのこと。
この文章はあいまいだ。
全線通行止めなら、後者だけでいい。
前者は2号橋までは行けますとも解釈できる。
しかも、柵が開いている。
この看板がいつ設置されたのか分からないが、わりと最近だろう。
それまでは一般車両の通行も可能だったと思われる。
それはともかく、この旧道が町道黒橋峠線という名称になっていることを初めて知った。

私は自転車なので(というのも変だが)、このまま進む。
ここで標高約460mなので、中山峠までは370mほど登ることになる。
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いきなり冠水箇所に遭遇したが、自転車なので、足をつかなくても大丈夫。
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分岐から200mで橋を渡る。
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これが黒橋(1号橋)だ。
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下を流れるのは喜茂別川。
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岩盤を削って、法面になっているところがあった。
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この先で、熊の糞を発見。
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しかもかなり新しい。
今日はひとりだし、熊鈴も忘れてしまった。
やむを得ず、大声を出しながら走らざるをえなくなった。
なかなか高い声が出ず、「へいへい」とは「ワンワン」とかずっと言い続けた。
誰もいないので恥ずかしがる必要はないのだが、最初はなかなか声が出なかった。

初めての遺構、カーブミラー。でも、これはおそらく現役時代のものではないだろう。
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この真ん前にも熊の糞。いやんなっちゃう。
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楽しい旧道サイクリングのはずが、熊の恐怖との闘いの時間になってしまった。
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ただ、勾配がかなりゆるいので、余裕をもってこげるのはありがたい。
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一瞬、左手に国道が見えた。
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熊さん出てきませんよう。
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ダートだが路面状態は極めていいので、走りやすい。
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左手に小喜茂別岳が見えてきた。
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そして正面には蓬莱山(980m)と中山峠スキー場。
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しかし、あそこまでがかなり遠い。
分岐から40分ほど走ってきたが、まだ5kmしか進んでいない。
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地図ロイドで現在地を確認すると、まだまだ延々と道は続いていた。
停まって、地図を見ている間にも、声は出し続けている。
だいぶ高い声も出るようになってきた。

送電線の下を通過。
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この町道は送電線の維持管理にも活用されているものと思われる。
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あとはオフロードのライダーが多いのだろう。

13:20、青い川林道という観光地のような名称の林道との分岐に到着。
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ここにはゲートがあったが、開けっ放しだった。
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この先で新たな通行止めの看板が出ていた。
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ここも路肩が少し崩れており、崩落の恐れもあるが、いわゆる橋ではないので、2号橋はもっと先にあるのだろう。
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当方は自転車なので重量的な危険はないと判断。突破する。
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道の脇に側溝のように水が流れているところがしばらく続いた。
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きれいな白樺の林だが、相変わらず熊が怖い。
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動くものが見えたかと思ったら、キタキツネ。全速力で逃げていった。
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驚いたのはこっちだい。

今度は、エゾシカの親子。
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安全な距離を保って、こっちをうかがっている。
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ニホンシカは一目散に逃げるが、エゾシカはカモシカに似て、ちゃんとこっちを見る。
面白いものだ。
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こちらが動き出すとシカは山の中に逃げていった。

路面に穴があいているところを通過。
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下を沢が流れている。
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通過して間もなく、またロープが張ってあったので、今のところが第2橋だったのだろう。
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しばらく行くと、右手に古い石組の砂防ダムが現れた。
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拡大してみよう。これはさすがに旧道当時からのものだろう。
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随分、道がよくなった。スキー場が近いようだ。
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おお、正面にスキー場の施設が。
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あたりにはルピナスが咲いていた。
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国道の向こうに小喜茂別岳(左手前)と喜茂別岳(右奥、1177m)も望むことができた。
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ここは日本で最も遅くまで営業しているスキー場だ。
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今年は5月20日まで営業していたそうだ。
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5月20日と言えば、私は盤の沢山(939m)に登っていたっけ。
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実はここは中山峠高原ホテルであったのだが、2009年頃から休業しているそうだ。
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シーズン中も営業しているのは1階の売店部分だけで、2~3階は立入禁止なのだとか。

取りあえず自転車で来た証拠を1枚。
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ちょうど、ここから国道230号の中山大橋が見えた。
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(つづく)
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春香山(下)

【2018年7月8日(日)】春香山
春香山(907m)の登頂を果たし、30分ほど休んで下山開始。
下り始めると、目線が変わるので、登りでは見えなかったものが見えてくる。
迷沢山(1005m)の稜線の向こうに烏帽子岳(1109m)。
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おそらく白井岳(1301m)。
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まだところどころ、わずかに雪が残っている。
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手稲山(1023m)はちょうどガスの中。
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銭函峠の向こうに銭函天狗山(537m)。
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雲がとれてきた石狩湾。
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夏草が繁茂する斜面。
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真っ青な空。
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下りはかなり滑るので神経を使ったが、水が流れているところは、水の中を歩いた方が滑らなかった。
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途中、登ってくる単独男性とすれ違った。
タケノコを数本手にしており、「早いですね」と声をかけて登っていった。

頂上から20分で林道まで下ってきた。
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登りは27分かかったので、そんなところか。

さっきの歓声が聞こえなくなったので、銀嶺荘の見学に行くことにした。
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道路の鞍部は水浸しで、脇に木道が設置されていた。
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その先に立派な小屋が見えてきた。
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高床式の3階建てである。
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左手に銭函峠を経由して、小樽側に下る登山道があった。
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銀嶺荘は昭和初期に開設された山小屋で、現在の建物は1960年(昭和35年)に建てられたものだという。
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1974年から北海道東海大学が管理しており、管理人が年間を通じて常駐しているとのことだ。
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この時は中を覗いてみたけれど、不在であった。
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このドアを開けてみていないので分からないが、全く物音がしなかったので、やはりいなかったのだろう。
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外壁に貼ってあった古い道標。
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ニッポンビールは日本麦酒(サッポロビールの前身)の銘柄で、1956年にサッポロビールに変更されたので、これはそれ以前のものだ。

泊まりは800円か。また来るとしたら冬だなあ。
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というわけで帰途につく。
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この水浸し箇所は沢水が流れ込んでいるためで、無雪期はずっとこんな状態なのだろう。
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ここで標高は715mくらいだから、頂上まで200m近く標高があったのか。
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夢中で登っていたので、そんなにあるとは思わなかった。
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あとは当然ながら、来た道を戻るだけだ。
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O君は後日、田中陽希コースで幌尻岳に登る予定で、「林道歩きが18kmもあるんだよ~。ここの3倍かあ」と早くもうんざりしていた。
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私もここなら自転車で来た方がいいなと思ったくらいだ。
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638m標高点の分岐までは登りも下りも約25分だった。
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この先はしばらくウツボグサ街道。
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ここでクロアゲハを発見したのだが、ちゃんと美しいその羽を見せてくれない。
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しかも、すぐ飛んでいってしまう。
飛んでいるところを撮るのは至難の業だ。
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この蝶はしばらく私たちを導いてくれた。

小樽内川を渡る橋まで戻ってきた。
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地形図には小樽内川とあるが、プレートは金ヶ沢だった。
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間もなく、車2台が通り過ぎていった。
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乗っていたのが若者ばかりだったので、おそらく東海大学の学生だろう。

右手に小樽内川が近い。
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この後、今度は前を歩く集団に追いついた。
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さっき銀嶺荘で歓声を挙げていた子供たちに違いない。
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20人くらいはいるだろうか。
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道に全く足跡がないし、登山口に車もなかったので、てっきり小樽方面に下ったのかと思っていたが、同じ方向だったとは。
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たぶん、登山口にお迎えの車が来るのだろう。
みんなと元気よく、挨拶を交わしながら、先に行かせてもらった。

彼らを抜かしてしばらくすると、もよおしてきてしまった。
登山口までは我慢できそうだが、たぶんそこではできない。
風呂まではもたない気がする。
後ろから追いついてくるのが不安だったが、やってしまうことにした。
川に下りる踏み跡があったので、そちらへ侵入。
軽いヤブだったが、身を隠すにはちょうどいい。
すぐにブツは出て、さっさとズボンを履いて歩き出したのだが、この時、大きな異変があったことに全く気付いてなかった。
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先に行ってくれたO君を追って多少急ぎ足で進む。
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小樽内川を再び渡る。
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すると、間もなく登山口である。
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ゆとりをもって、小樽内川を撮影。
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登山口に着くと、「自然教育促進会」なるネームの入ったバスが停まっていた。
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調べてみると、小樽市のNPO法人だった。
HPのスケジュール表を見ると、この日は「羊蹄山山小屋キャンプ」の予定になっていたが、天候不順なので近くの春香山に変更したのだろう。
運転手さんが声をかけてきたので、「順調に下りてきてますよ。あと10分くらいで着くんじゃないですか」と教えてあげた。

山行はほぼ4時間だった。
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O君の勧めに従い、お風呂は定山渓温泉の渓流荘にした。
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札幌市職員の共済組合保養所である。
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今年10月27日で営業を終了するそうで、入浴料は割引の510円になっていた。
お湯は源泉63℃のナトリウム・塩化物温泉(中性低張性高温泉)である。

それはいいのだが、入浴の前にシャワーを浴びていてびっくり。
お腹にかさぶたのようなものができている。
「なして、こんなとこに?」と思って、剥がしてしまおうとして、さらにびっくり。
ひげのような足が2本見える。
よく見たら、頭を突っ込んだマダニであった。
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こんなところを噛まれるとは、さっき排便した時に違いない。
それにしても、マダニというやつは噛んだ時も、その後も全然痛くもかゆくもない。
見えるところでよかったが、これがお尻なんかを噛まれていたら、ただのかさぶただと思って掻きとってしまったかもれない。
マダニに噛まれたら、自分で取ったりせず、皮膚科を受診するのがベストであることは知っていたので、とりあえずそのままにして、入浴を済ます。
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とくに気分が暗くなることもなく、ゆっくりと汗を流した。
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他に噛まれているところがないか、O君に背中など見てもらったが、どうやらお腹だけだったみたいだ。
昼前に下山できたので、午後にバーベキューもすることにしていたのだが、私はO君を彼の自宅に送り、当番医へ向かうことにした。
それが随分遠い東徳洲会病院というところ。
到着したのが午後1時半。
かなり混んでいるので、前に何人いるか聞いてみたら、13人とのこと。
「1人5分としても1時間以上待ちますね」
と聞いたら「5分では済まないと思います」と言うので、キャンセルしてしまった。

今日のバーベキューに参加するYさんの夫(彼も私の同期)が処置できるとのことなので、彼の帰宅を自宅に戻って待つことにした。
無題
3時に連絡が入り、線香であぶると出てくることがあるというので、たまたまあった蚊取り線香で試してみたが、足をバタバタさせるだけで、全く出てくる気配がない。
焼き殺してしまったら、中に残ってしまうし、あぶると私の皮膚も熱い。
必死でやりつつも苦労していたら、外国製のひねり取る器具を持ってきてくれた。
ただ、それも試したけど、やはりマダニの胴体をちぎってしまった。

後でネットの写真を見てみると、ダニは頭だけ突っ込んで、足が8本見えているものが少なくない。
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こういう状態なら、あぶり出したり、器具でむしり取ったりできたかもしれないが、私の場合はかなり奥まで入り込んでいたので、難しかったのだろう。

結局、彼が自分のクリニックで処置してくれることになった。
休日なのに申し訳ないし、なんていい人なんだ。
処置は麻酔をして患部を切除する「手術」で4針縫う羽目になった。
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(真皮ごと摘出したマダニくん)
こんな大ごとになるとは。返す返すも申し訳ない。

でも、お酒を飲んでも構わないとのことなので、そのまま移動してバーベキューに突入。
海鮮はホタテにカキにツブ貝にシマホッケ。
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それにチャンチャン焼き。
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最後に焼きそばもあって、超満腹。

片付けてからは、屋内でデザートまであって超満足であった。
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しかし、ダニには本当に気をつけなくては。
どんなに暑くても、肌をなるべく出さないようにはしてきたが、あの時はどうしたらいいのか。難題である。

【行程】2018年7月8日
春香山小屋(7:07)~奥手稲沢分岐(7:14)~春香山雨量観測所(7:49)~638m標高点(8:05)~登山口(8:30)~頂上(8:57休憩9:23)~登山口(9:43)~銀嶺荘(9:45撮影9:50)~638m標高点(10:16)~雨量計(10:29)~奥手稲沢分岐(11:05)~春香山小屋(11:10)
※所要時間:4時間3分(歩行時間3時間30分)コースタイム:4時間10分
※登った山:1座(春香山)
※歩行距離:14km
※累積標高差:約470m

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春香山(上)

【2018年7月8日(日)】春香山
この日の天気予報は午前中の降水確率が90%だったので、前日のうちに登山は中止にしてバーベキューをすることにしていたのが、朝5時に目が覚めてみたら、なんと快晴。
間もなく、一緒に行動する予定だったO君からも連絡があり、「南区は晴れている、行こう」とのことだった。
ちょっと、昨日の疲れは残っていたが、久しぶりにこんないい天気なのにどこにも出かけないのはもったいない。
あわてて準備をして、6時前に出発した。
途中のコンビニで朝食と昼食を調達し、パンをかじりながら走る。
藤野のO君宅には6:20に到着。
今回は春香山(907m)ピストンなので、車は1台でいい。
彼には私の車にそのまま乗ってもらった。

春香山の登山口である春香山小屋には7時に到着。
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靴を履いて、ストレッチをしている間に、O君が登山届に記入してくれた。
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7:07に出発。ここはちょうど標高500mの地点だ。
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今日は片道6km、往復12kmに及ぶ林道歩きとなる。
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早速、小樽内川を渡る。
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東海大学による学術研究実施中の貼り紙を発見。
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やはり大学の持ちものである銀嶺荘を活用しているのだろう。

歩き始めて7分で、奥手稲の沢川に沿った道との分岐を通過。
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標識に「つげ山」とあった。
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樿山とはこの地点から南西にある935mのピークで、夏道はない。

もっと開けた林道かと思っていたが、意外に日蔭があって助かる。
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林班界の標識が古くて、ちょっと格好いい。
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右手にちょっとした湿原があった。
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爽やかな白樺林を行く。
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登山口から20分ほどで一瞬、開けた場所に出た。
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緑が目にまぶしい。
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今日は本当にいい天気になった。
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登山口から40分ほどで小樽内川を再び渡る。
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この川は定山渓付近で豊平川に注ぐ。
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ずっと雨が続いていたので通行を阻むほどの水たまりが、あちこちにある。
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前方に見えてきたのは春香山のすぐ南にある前衛峰809mピーク。
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張碓越1号なる林道との分岐を7:49に通過。
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ここに雨量観測所があった。
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この分岐で右折し、右手に見えたは658mピーク。
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道端に紫色の花が咲いている。
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ウツボグサだ。
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間もなく、奥手稲山(949m)へと向かう林道との分岐を通過。
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そちらの道は金ヶ沢林道というらしい。
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この分岐が標高586m。ここからやっと傾斜が出てくる。
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かなり高い位置に、こんな道標があった。冬用であろう。
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歩き始めて50分経過したところ。
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ここまでで3.6km歩いてきているので、結構いいペースだ。

わだちの真ん中に草が生えていて林道らしいいい雰囲気。
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左手に見えたのが809mピーク。
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木々の隙間から、札幌国際スキー場が見えて、O君が興奮していた。
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この道は一般車両は通行禁止だが、銀嶺荘の関係者などは入れるので、きちんと管理されているのか、ほとんど荒れていない。
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林業も行われているのか。
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登山口から1時間弱で638m標高点の分岐に到着。
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ここは右折し、銭函越2号なる林道に入る。
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分岐から少し進んだこのあたりが、銭函峠に通じる道への分岐があった場所と思われる。
しかし、今は廃道になっているのか、それらしき入口を見つけることはできなかった。
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銭函峠に行くには銀嶺荘を経由するしかない。
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相変わらずわだちには水が流れている。
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大きな倒木の横を通過。
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右手の空に雲が湧いてきて、ちょっと不安になる。
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こんなにいい天気なのに、ガスったら目も当てられない。

O君のペースがかなり早く、時々離されてしまう。
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道端の黄色い花は何でしょう?
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明るいササの斜面。
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いきなり車止めが出現。銀嶺荘が近いようだ。
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小屋の方向からは歓声が聞こえてくる。
団体さんが入っているみたいだ。
「朝からバーベキューをしているぜ」とO君。
銀嶺荘で小休止するつもりでいたが、あんなに賑やかなところに行きたくないし、なぜか虫がひどいので、さっさと登ってしまうことにした。

ここからがやっと登山道である。
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しかし、連日の雨で路面はびちゃびちゃ。
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でも、数分で沢状態のところは通過。
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今度はヤブだ。
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かなり草が覆いかぶさっている。
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やっと展望が得られたかと思ったら、やはりガスが発生している。
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右手至近距離に和宇尻山(856m)。小樽内山(673m)からよく見えた山だ。
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白樺に代わってダケカンバ。
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石狩湾の海岸線が霞みつつも見えてきた。
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あの町並みは銭函あたりだろうか。
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基本的に、それほど眺望のいい道ではない。
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見えるのは、お隣の和宇尻山ていど。
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木の根をまたぎながら、汗をぬぐいながら登る。
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お~、やっと気持ちよく開けた。
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東の眼下にある突起は銭函天狗山(537m)だろう。
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石狩湾の向こうは雲の中。
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ロープ場があった。
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足場があまりよくないので、ここはかなりロープに頼ってしまった。
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だいぶ高度感が出てきた。
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と思ったら、いきなり頂上に出た。
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え、ここ?って感じだった。
あまりに狭く、東側しか眺望がきかない。
奥に踏み跡があるので、ちょっと行ってみたが、結構なヤブだし、開けた場所に出る保証もないので、すぐに引き返してきた。
たぶん、三角点への道だったのだろう。

コースタイム2時間20分のところ1時間50分で着いてしまった。
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もっと見晴らしのいい山頂を想像していたのに、ちょっとがっかり。
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ガイドブックに出ていた、小樽側から登るコースの土場の写真が頂上だと思い込んでいたようだ。
余市岳(1488m)とか西の山も見えると思っていたのに残念。

しかし、雲の向こうに夕張岳・芦別岳方面と思われる稜線が浮かんでいた。
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これが山頂からの眺望のすべてである。
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木の根元には、「ようこそ 春香山」と書かれた石の山名板もあった。
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恒例の記念撮影を済ませ、のんびりしたところで下山することにした。
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(つづく)
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塩谷丸山~天狗山(4)

【2018年7月7日(土)】塩谷丸山
塩谷丸山(629m)から天狗山(533m)への縦走を終えて、小樽天狗山ロープウエイの山頂駅に到着した。
ここには小樽天狗山神社が鎮座している。
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以前、観光でここに来たことがあるが、その時はこの周辺を歩いただけで頂上には行かなかった。
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神社には猿田彦大神が祀られているそうだ。
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伊勢神宮の猿田彦神社から分霊してきたのは1982年(昭和57年)というから、わりと新しい神社だ。
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無事に縦走できました。ありがとうございました。
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天狗山神社の隣には赤沼龍神が祀られていた。
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その奥に弘法大師の像。
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信仰の空間である。
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石仏がたくさん並んでいた。
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番号がふってあるので四国八十八か所を模したものだろうか。
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赤沼龍神の鳥居。
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「延命なんちゃら」の石碑。
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天狗の顔ハメ。
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天狗桜。
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明治時代に植えられた樹齢100年を超えるエゾヤマザクラで、小樽で最も遅く開花するという。
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恋人の聖地?
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そして天狗桜展望台。
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ここからは小樽の市街地がまさに一望できる。
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父の母校、小樽工業高校(右手前)から奥は祝津方面。
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中央墓地のある丘と赤岩山(371m)。
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積丹半島方面。
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小樽の中心街。
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小樽駅のあたり。
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小樽築港方面。
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石狩湾。
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高台の住宅地。
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こんなに町が近くに見える展望台もめずらしいのではないか。
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鼻なで天狗さん。
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西暦2000年の記念に設置されたものらしい。
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みんななぜるので、赤い鼻が剥げて金色になっている。
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私もなぜなぜさせてもらいました。
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リフトは夏期休業中。
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シマリス公園はパスした。
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またまた顔ハメがあった。
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これはやらないわけにはいかない。
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会心の作に満足したところで、ロープウエイ乗り場へ。
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売店のベンチに腰掛けて、しばし休憩。
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おやつを食べながら、下りていくゴンドラを眺めていた。
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ロープウエイは12分おきに運行している。
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私は14:36の便に乗車した。
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下に山麓駅が見える。
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緑を散りばめた小樽の町並み。私の生まれ故郷だ。
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登りのロープウエイとすれ違い。
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小樽天狗山ロープウエイは1979年(昭和54年)に開業したとのこと。
全長735mを約4分で結んでいる。
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スキー場のふもとにも四角い顔ハメがあったが、さすがにもう止めておいた。
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高低差は271mだそうだ。
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ゴンドラは30人乗り。
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小樽スキー連盟創立100周年を記念して設置された鐘があった。
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スキー場に下にある山麓館は宿泊施設である。
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近くにはユースホステルもあるらしい。
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これのことかしら。
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休日のわりに観光客が少なかったのは天気のせいか。
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それではお疲れ様でした。帰ることに致しましょう。
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ほとんどの人は車で来ていたが、私は駅までバスに乗る。
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バスの時間まで10分ちょっとあるので、ベンチでまったり。
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14:57発のバスに乗る。
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小樽運河ターミナル行きの北海道中央バスである。
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10分ほどで小樽駅に到着。
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三角市場に寄り道してみた。
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入口の前にあった啄木の歌碑。
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「子を負いて雪の吹き入る停車場にわれ見送りし妻の眉かな」

タコの頭がまるまる売っているのは初めて見た。
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どの店もカニがすごい。
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何か食べたていきたい気もするが、まだお腹が空いていないし、やはり高い。
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一応、明日の海鮮バーベキュー用に、しまほっけだけ買って帰った。
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15時半前に小樽駅に戻ってきた。
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次の快速エアポートの発車時間(15:30)まで、あと3分しかないのに、券売機の前でもたもたしている人がいて、ちょっと焦った。なんとかギリギリ間に合って、飛び乗る。
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小樽始発なのにかなり混んでいたが、どうにか座ることができた。
爆睡したかったが、明日のバーベキューの打合せでO君ほかとスマホでやりとりしているうちに札幌に着いてしまった。
自宅には17時前に到着。

洗濯をして、近くの洋食屋「ラ・ヴォワ」に夕食を食べに行った。
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ハンバーグと鶏ムネ肉の詰め物グラタン仕立てなる料理をいただいた。
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これは前菜。
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どれも美味しかったが、オリジナルのハバターが絶品だった。
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というわけで、長い1日は終了。
想像したよりかなり長い縦走だったので、疲れて早々に寝てしまった。

(おわり)
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塩谷丸山~天狗山(3)

【2018年7月7日(土)】塩谷丸山
塩谷丸山(629m)から天狗山(533m)へ縦走中。
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「自然の村」からの道と交差する、おこばち分岐を通過したところだ。
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ここで標高は621m。道は右折する形になる。
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ササの中をなだらかに下っていく。
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鉄塔下を通過。
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白樺とエゾマツ?の混交林に入った。
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ツルアジサイが満開。
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寄生している樹木を締め付けているようだ。
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美しい白樺の林を行く。
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583m三角点のあたりで、ギンリョウソウを発見。
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肝心の三角点はササ薮の中にあるようだが、十和田湖の二の舞になりたくないので、探索は諦めた。
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このあたりに、ぽつぽつとギンリョウソウが咲いていた。
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シカの足跡を発見。登山道を延々と歩いていったのがよく分かる。
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下り道ではシカも滑るようで、いくつもスリップ痕があった。
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でもさすがに足が4本もあるので、転倒はしなかったようだ。
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本当に歩きにくい道だったが、シカも滑っていると思うとホッとする。
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いこいの森への道標が倒れていたが、そちらは完全に廃道になっていた。
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「大曲」とは、さっきギンリョウソウが咲いていた三角点のあたりのことだろう。
大きく左折していたので。

紅葉したナナカマドがもう落葉していた。
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クルマバソウに似ているが、葉っぱの数が少ない。何だろう。
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このあたりから緩やかな登りとなる。
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やぶの中へ行けという道標。
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ようやく天狗山の山頂まで、あと800mのところまで来た。
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標高554mを最高地点とする、このあたりのなだらかな高原は「天狗平」というらしい。
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この標識が、その標高点に立っていたら「登った山」に認定したのだが、ちょっとずれていたので遠慮しておいた。

道が水没している! と思ったら旧道だった。
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間もなく天狗山山頂にあるリフト下り場が見えてきたのだが、そこに通じる道が見当たらない。
直進するとリフト乗り場まで下ってしまう。
道を探しながら、少し戻ったりしたが、やはり見つからない。
50mくらいなので、思い切ってササやぶを突破することにした。
マガリタケだったが、まばらに生えていたので、根元を踏みつけながら、なんとか進むことができた。
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ここは天狗山スキー場である。
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夏場はスーパースライダーが営業しているようだ。
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リフトの台に登って、景色を楽しんでいたら、スライダーを管理しているおじさんに、「そこに乗らないで」と叱られてしまった。ケチ!
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さて、山頂なのだが、もしかしてまたやぶの中なのだろうか。
やぶの中に踏み跡が見えるので、そちらに漕ぎ出したら、すぐに登山道が現れた。
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いや~助かった。しかも山頂への標識が出ている。
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標識を左折すると、樹林に囲まれて、かわいい山名板が立っていた。
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なぜか三角点にお賽銭がまかれていた。
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それにしても、ここに来るのに随分苦労した。
ただ、山頂前にはオコバチ山方面へ通じるものと思われる道が伸びていたのが不思議だった。
どこで入口を見逃したのだろうか。
その疑問を解くため歩いてみよう、などという元気はなかったので、引き返してスライダーに沿った登山道を黙々と下る。
10分足らずで、小樽天狗山ロープウエイの山頂駅前に出た。
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これにて縦走は終了。
この先は歩かず、ロープウエイで下りるつもりだ。

【行程】2018年7月7日
塩谷丸山駐車場(8:30)~登山口(8:35)~塩谷丸山(9:52撮影9:58)~見晴台(10:00休憩10:13)~遠藤山(11:34昼食12:02)~於古発山(12:25)~大曲(12:44)~583m三角点(12:58)~天狗山(13:49)~ロープウエイ山頂駅(14:00)
※所要時間:5時間30分(歩行時間:4時間40分)
※登った山:4座(塩谷丸山、遠藤山、於古発山、天狗山)
※歩行距離:12.6km
※累積標高差:約980m
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塩谷丸山~天狗山(2)

【2018年7月7日(土)】塩谷丸山
10:50過ぎに塩谷丸山(629m)の頂上に到着した。
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撮影を済ませて、60mほど南にある見晴台に移動する。
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頂上近くの岩に乗って遊んでいる登山者がいた。
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すぐに見晴台に到着。
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天狗山(533m)までまだ8.3kmもあるとは。
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ここには石の祠があった。
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何神社なのかは確認できず。
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船の碇が奉納してあった。
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ここまで担ぎ上げるのはさぞ大変だったことだろう。
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見晴台では10人近くの方々が休んでいた。ほとんどが女性だ。
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こちらにも頂上にあったような石舞台が。
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ちょっと上に立ってみた。
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がっつりひびが入っていた。
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肝心の見晴らしは残念な状態。
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余市岳(1488m)や羊蹄山(1898m)どころか、これから登る遠藤山(735m)すら雲の中に隠れていた。
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ただ、頂上からも見えた余市方面は望むことができた。
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谷は完全に緑一色。
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中央にこれから歩く稜線が見える。
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とにかくしばし休憩。バナナで栄養補給した。
ちょっと虫がいるので、蚊取り線香に点火。あまり効かなかったけど。
10数分のんびりして、天狗山に向けて出発。
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まずは急な坂を下っていく。
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この石舞台はパス。
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幸い、遠藤山の雲が切れてきた。
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石垣状のケルンを通過。
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塩谷丸山の南面はかなりの岩場になっている。
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北面とは全然表情が違って面白い。
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左手に小樽の港と石狩湾が望めた。
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町並みの右半分は小樽築港のあたりだ。
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天狗山のガスも少し上がってきたかな。
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縦走路はそんなに歩く人が多くないので、かなり草が登山道に覆いかぶさっている。
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真っ赤な松ぼっくりの赤ちゃん。
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紅葉ではないけど、赤い葉っぱ。
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高速道路の延伸工事が進んでいる。
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遠藤山へのコルは標高438mなので200m近く下らなければならない。
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そんなに下らなくてもいいのに。
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でも、右手はきれいな白樺の林である。
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くわの実がなっていた。まだ赤いので食べられないが。
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コルは最上登山口との分岐になっていた。
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ここからは登り返しだ。
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傾斜はさほどでもないが、倒木や伐採された木は放置されていて、かなり歩きにくかった。
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倒木地帯を抜けると、細い直線道路。
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平坦な道はありがたい。
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左は白、右は黒。
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ツルアジサイ。
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遠藤山と塩谷丸山の中間地点を通過。
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でもまだ2km近くあるとは。
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熊が怖いが樹林の中を黙々と歩く。
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孫の葉っぱまであるオオカメノキを発見。
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半分に割れてしまった道標が落ちていた。
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570m標高点のあたり。
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巨大なホウノキの葉っぱにびっくり。
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水滴の縁取り。かわいい。
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マイヅルソウの葉っぱが虫に喰われまくり。
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どの木のツルアジサイに巻きつかれている。
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標高580m付近からは標高差150mほどの登り。
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だんだんガスの中に入ってきた。
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おっと、林道と交差。
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手持ちの地形図にこの林道の表記はなかったが、電子地図には書かれていた。
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こんなところにハクサンチドリ。
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林道終点から頂上まであと100m。
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100mというわりには200m近くあった気がする。
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というわけで、塩谷丸山から1時間20分かけて、遠藤山に登頂。
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しかし、塩谷丸山まで3.4kmというのはおかしい。
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さっきの中間点では、両者までの距離を足すと4.0kmだったのに。
ただ、GPSの測定でも3.4kmだったから、こっちの数字の方が正しい。
山の道標は大げさに言えば命にかかわるのだから、きちんとやってほしい。

ここはなんと一等三角点だった。得した気分。
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時刻は11時半を回っていたので、ここでお昼にする。
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デザートには湯布院温泉のお土産の羊羹をいただいた。
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全く展望のない頂上だったので、ガスっていても全然問題なかった。
30分ほど休んで出発。
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引き続き、樹林の中を東に向かう。
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間もなく正面に於古発山(708m)が見えてきた。
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鞍部までは70mくらい下ることになる。
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一瞬、左手が開けて赤岩山(371m)。
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於古発山へは鞍部から、わずか標高差30mほど。
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コルの向こうに林道らしきものが見えるが、あそこを歩くことになるのだろうか。
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この縦走路は「遊歩道」ということになっているようだ。
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結局さっき見えた林道には出ず、そのまま登山道を行く。
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ササは広く刈ってあるが、その間に下草が繁茂していた。
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エンレイソウの実。まだ熟していない。
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遠藤山から20分ちょっとで於古発山に登頂。
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オコバチ山と読むそうだ。
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ここも全く眺望がきかないので、山名板の写真だけ撮って通過。

まもなく、こんな道標が現れた。
おこばち分岐とは、この先の621mピークのことだろう。
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標高差で50mほど下ると、きれいにササの刈られた平坦な道となった。
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時々、白樺の大木が。
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走ってはいなかったけど、トレランスタイルのカップルとすれ違った。
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縦走路で会ったのは、この2人だけだった。

(つづく)
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塩谷丸山~天狗山(上)

【2018年7月7日(土)】塩谷円山
この週末の予報は最初こそわりとよかったのだが、とうとう土日ともぐずつき気味に変わってしまった。
でも、土曜日はどうにか持ちそうだったので、近場ということで塩谷丸山(629m)から天狗山(533m)への縦走を試みることにした。
ここは以前、高校同期の遠足コース(健脚班)として設定されたこともあり、ずっと取っておいたのだが、なかなか実現しそうにないので決行してしまった。
いろいろと検討した結果、やはり車ではなく公共交通機関を利用して行くことにした。
小樽より西の区間は極端に列車の本数が少なくなるので、最寄りの塩谷駅に8:15に着く計画にして、家を6:35に出た。
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札幌駅で7:14発の小樽行き普通列車に乗り換える。
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幸い座れたのだが、車内アナウンスが気になることを言っている。
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先日までの大雨のため、8:05小樽発倶知安行きは、線路への土砂流入のため、然別~長万部間で運転を見合わせているとのことだ。
要するに、然別駅止まりになるということなのか。
それなら塩谷まで行けるので問題ないが、どうもはっきりしない。

小樽駅に着く頃になると、どうやら倶知安行きは小樽で運転見合わせ中であることが判明した。
なんと、そんなことなら車で来ればよかった。
改札口は、払い戻しや運転再開の見通し、バス乗り換えなどの説明をたった2人の駅員でひとり一人対応しているので長蛇の列。
全く、JR北海道はこういう場合の対応がお粗末だ。
私は塩谷まで840円の切符を買ったのだが、小樽~塩谷の分を払い戻してもらう形になる。
若い女性駅員は「どちらまで乗るつもりでしたか?」などと、とぼけたことを聞く。
額面が出ているのだから、どこまで行く気だろうと、差額を出せばいいだけなのに。
代行バスが出るのかだけ確認したが、「突然なので手配できていません」とのこと。
土砂って今朝、流れ込んだのかしら。
とにかく、こんなところであーだこーだやっていても無駄だし、後ろの方々にも迷惑なので、さっさとタクシー乗り場に直行した。
塩谷丸山登山口まで2520円もかかった。
車で来ていればしなくていい負担だったように思えるが、車だったとしても、午後も列車が動いてなければ、やはり車の回収のためタクシーに乗らねばならなかったので、損はしていないということか。

塩谷駅の手前で踏切を渡り、しばらく進むと登山口に到着した。
時刻は8:20なので、列車で来るよりは早かった。
と理由をつけて自分を慰める。
目の前に余市へ延伸工事中の高速道路が立ちはだかっていた。
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駐車スペースにはすでに10台以上の車があった。
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こんな曇天なのに、やはり人気の山である。
立派なトイレも設置されていたので、済ませておいた。
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2週間ぶりなので入念にストレッチをして、8時半に出発。
まず、高速道路のガード下をくぐる。
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トンネルを抜けると、突き当りを右へ。
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道標が丁寧に設置されているが、ここもやはり熊出没注意だ。
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左手に古い門柱があったが、黒川聚楽園という施設の跡らしい。
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聚楽園が何なのかは調べ切れていない。
今回は登山が目的なので、深入りはせずに通過。

間もなく登山ポストに到着した。
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ここで登山届に記入。2組前の人は私と同様、天狗山までの縦走のようだ。
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とりあえず山頂まで2.8kmか。頑張ろう。
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早速出迎えてくれた黄色い花だが、名前は特定中。
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しばらくは樹林の中を進む。
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ここのところ雨続きだったので、やはり泥濘地帯が待ち構えていた。
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それも数分で終わり、再び平和通りに。
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登山口の標高は約95mなので、頂上までの標高差は530mほど。
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コースタイムは1時間25分ほどだ。
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人気の山だけあって、道も広く、よく踏まれている。
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青紫色の花はウツボグサ。
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これはシシウドかな。
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標高170mを超えるあたりから少し傾斜が出てきた。
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岩も目立ち始めた。
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それらを乗り越えつつ登る。
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標高差100mほどの急登をクリアすると、標高420mあたりで急になだらかになった。
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途端にお花が目立ち始めた。
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これはアザミ。
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沿道はウツボグサの行列。
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よく見ると花びらはコブラの頭のような形をしている。
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シシウド。
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振り返ると、どこが水平線だか分からないが日本海が見えた。
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その右手には赤岩山(371m)。
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左手には積丹半島の東海岸。手前はシリパ岬だ。
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正面に見えてきたこんもりした高まりが頂上。
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もう、ひと踏ん張りだ。
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高度を上げるにつれ、見晴らしがよくなってきた。
町並みは余市市街。
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このあたりはシシウドが目立つ。
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南西方向には冬に登った大黒山(725m)が見えてきた。
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このしみの入った葉っぱは何だろう。
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左に脇道があるので行ってみたら小さな広場になっていて、とても展望がよかった。
塩谷漁港。
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畚部岬を国道5号が貫く。手前は蘭島の集落。
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えぐれているのは忍路漁港。
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延伸道路のトンネルが見える。その右には函館本線が走っている。
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では登山道に戻ろう。
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珍しく赤い花。ベニバナイチヤクソウ。
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山頂近くにある大きな岩が見えてきた。
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西の方角がすっかり開けた。忍路から余市への海岸線。
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余市の町並みを拡大してみよう。
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断崖のシリパ岬。
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蘭島の海岸。
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忍路漁港。
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仁木の田園風景。
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最後は岩場の登りだ。
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結構なガレ場である。
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というわけで、1時間20分ほど、ほぼコースタイム通りで塩谷丸山に登頂した。
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幸いガスはかかっていなかったので、それなりの眺望は得られた。
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ただ、羊蹄山(1898m)など南の方角の山々は全滅だった。
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あの白い建物は小樽市の廃棄物最終処分場と思われる。
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全景。
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赤岩山。
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廣井勇が築いた小樽港北防波堤。
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三角点は三等だった。
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さっき下から見えた巨岩。
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たくさんしわが入っている。
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なぜかマーガレット。
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特定中。
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それでは、後発の方々も続々と到着し始めたので、見晴台に移動しましょう。
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(つづく)
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目国内岳(7)

【2018年6月24日(日)】目国内岳
新見峠から目国内岳(1220m)、岩内岳(1085m)を経て岩内温泉に下る縦走を何とか終えて、温泉へ。
このエリアにはいくつかの宿があって、どこも日帰り入浴をやっているが、今回はいわない高原ホテルにした。
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このホテルには広い敷地に庭園や美術館を備えている。
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現在は「ゆまつり」開催期間中ということで入浴料が割引になっているそうだが、よく見ると、4月16日~10月末とのことなので、実質夏は800円で営業しているというだけのようだ。
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ロビーはこんな雰囲気、湯から上がったらここでくつろごう。
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では男女に分かれて(当然ですね)、入浴。
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ここはナトリウム・炭酸水素塩・塩化物泉(中性低張性高温泉)だそうである。
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源泉は49.9℃。
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露天風呂はぬるめでゆっくり体をほぐした。Y君は本当に足が痛そうだった。
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風呂上がりにビールを飲みたいところだが、車なので我慢。
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展望テラスがあったので行ってみた。
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まだ曇っているが、かなり霞みはとれてきた。
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ピカソの版画などを所蔵する荒井美術館である。
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日本海は見えるが、積丹半島は雲の中だった。
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散策したくなる雰囲気だが、その時間も元気もない。
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全員そろったところで、車を置いてある新見峠に向かう。
岩内岳の雲もすっかりなくなっていた。
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今朝は濃霧だった道もすっかり晴れて、夕方なのに今日一番明るいくらいだった。
目国内岳なども車の中からくっきりと望むことができた。

新見峠もこの天気。白樺山(959m)方面の緑。
さすがにタケノコ採りの人は誰もいなかった。
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駐車場の角にあるこの三角屋根はトイレ。
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中は横幅がかなり広くて、ちょっと落ち着かない感じだった。
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帰りは、中山峠経由で帰る面々と別れて、小樽経由で帰ることにした。
高速を使えば、そっちの方が速い。
しばらく今来た道を戻ることになったが、さっきの晴れはどこへやら。
またガスが発生して、全く山は見えなくなっていた。

国富で国道5号に出て、お腹が空いたので、余市でラーメンを食べて帰ることにした。
検索して見つけたのは「じょぐら」という店。
積丹地方では、物置のことを雑蔵(ぞうくら)といい、それを訛らせて「じょぐら」にしたらしい。
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余市前浜えびラーメンが人気らしいが、私は無難に味噌ラーメンをいただいた。
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食べ終わるまで伸びないという触れ込みだけに、ちょっと固めにゆでてあった。
私はやわらかめが好きだが、これはこれでおいしかった。
量も多かったのか、ラーメンだけでお腹いっぱいになった。

この先は札樽道の金山PAで15分ほど仮眠。
20時くらいに帰宅した。
久々の縦走で水没箇所通過という貴重な体験もできたし、充実した山行だった。
さっそくタケノコを食べよう。
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(おわり)


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目国内岳(6)

【2018年6月24日(日)】目国内岳
岩内岳(1085m)で20分ほど休憩。
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背後は目国内岳(左、1220m)と幌別岳(右、1174m)。
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それでは下山しましょう。
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さようなら~
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頂上直下にあった避難小屋の跡。
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不要になった石を集めて積み上げている感じだ。
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ナナママドの白い花。
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岩内岳を振り返る。
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まだら模様の幌別岳。
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ハイマツに覆われた岩内岳の西斜面。
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ガレ場の急坂を下る。
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かなり浮石が多い。
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6分で九合目を通過。
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1合あたり6分なら1時間で下れる計算なのだが。
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でもコースタイムは2時間5分だ。
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この先は雲海の中に下りていく感じ。
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ゴゼンタチバナ。
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その中にコケモモも混じっている。
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珍しいシロバナミヤマオダマキ。
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早くも樹林帯に入った。
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ダケカンバのトンネルを行く。
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マイヅルソウ。
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頂上から16分で八合目。
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ここでちょっとひと息。
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長く歩いた後の下りはきついので、休み休みがいい。
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Y君もかなり疲れているだろうし。
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北海道の山はこの時期どこもマイヅルソウが群れをなしている。
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花もかわいいが、舞鶴に例えられた葉っぱが好きだ。
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このあたりはオオカメノキの幼木が多い。
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モミジの仲間かしら。
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七合目には八合目から17分もかかった。
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お腹が空いたので、ここで行動食の昔懐かしいカステラをいただく。
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皆さん待っていてくれたので、急いで食べた。
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間もなく松風の回廊を通過。
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真ん丸なオオカメノキの若葉。
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タチツボスミレ。
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マイヅルソウ。
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ふりむき坂。これは登ってくる人にとっての表現だろう。
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展望はゼロだった。

廃リフトがある六合目には七合目から10分。
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森の中のリフトはなかなか絵になる。
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奥には乗り場の残骸も残っていた。
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ここでも小休止。
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昨年に引き続き、いいものを見せていただいた。
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では出発。
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緑の中の気持ちのいい道なのだが、さすがに長い。
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五合目の標識はなかったよね~などとH君と話していた。
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なぜちょうど中間地点の標識がないのか不思議だ。
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たぶん老朽化などで失われたのかもしれないけど、新たに設置すればいいのに。
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このあたりまできてやっと傾斜が緩んできた。
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樹木の背丈も高くなった。
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やはり五合目はなく、四合目に着いてしまった。
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ここではタニウツギがピンクの花を咲かせていた。
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H君に「これは何の花?」と聞かれたので答えたのだが、「きれいだね~」とみんな喜んでいた。
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私が最初に見たのは確か静岡の八紘嶺だった気がする。
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ここはほとんど休まずに通過した。
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三合目はちょっと手抜き。この山は奇数への対応が冷たい。
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でも前回はこの標識を見落としていたので、今回の収穫だ。
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四合目から20分ほどで二合目に到着。Y君は疲労困憊で泣いていた。
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私は休憩タイムを利用して廃リフトの見学に向かう。
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スキー場の生存競争もかなり激しいようだ。
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スキーのメッカ、ニセコでさえいくつも廃業している。
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スキー人口は減っているのだろうか。
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まあ、バブルの頃がひどすぎたけど。
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なつかしい板のシートに背もたれなし。
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所在なげにぶら下がっていた。
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ちなみにここはもともと岩内町営のニセコいわない国際スキー場だったが、昨年2月から民間に経営が移管し、「IWANAI RESORT」として営業している。
西の方に別のゲレンデがあるのだ。
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では、みんなのところに戻りましょう。
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それでは出発。
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第2登山口に向けて下る。
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しばらくは比較的緩やかな道。
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でも前回歩いた記憶では急な坂もあった気がする。
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前方に岩内港。
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Y君が長い下りでまいっているので、平らな道はありがたい。
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岩内平野。
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恐れていた急坂。Y君が苦しそう。
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この傾斜だもの。
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しかし、ササはきれいに刈ってくれていて助かる。
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岩内の町並み。
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エゾコザクラに似ているがちょっと違う気もする。
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というわけで、ちょうど16時。
登山口に到着。8時間近くに及ぶ長い縦走となった。
皆さんお疲れ様でした。

【行程】2018年6月24日
新見峠(8:06)~登山口(8:07登山届記入8:09)~一合目(8:17着替え休憩8:19)~二合目(8:28休憩8:30)~三合目(8:36休憩8:38)~四合目(8:48休憩8:50)~前目国内岳(8:58撮影9:07)~五合目(9:14)~900mコル(9:19)~六合目(9:30)~七合目(9:52休憩9:54)~八合目(10:05)~九合目(10:16)~目国内岳(10:37撮影10:48)~頂上直下(10:49昼食11:20)~パンケメクンナイ湿原(12:09撮影12:13)~雪渓入口(12:38)~雷電・目国内分岐(13:24)~岩内岳(13:41休憩14:00)~八合目(14:16休憩14:18)~六合目(14:45休憩14:49)~四合目(15:11)~二合目(15:30休憩15:39)~登山口(16:00)
※所要時間:7時間54分(歩行時間:6時間10分)コースタイム:6時間5分
※登った山:3座(うち新規2座:前目国内岳、目国内岳)
※歩行距離:10.8km
※累積標高差:約760m
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目国内岳(5)

【2018年6月24日(日)】目国内岳
パンケメクンナイ湿原の水没箇所を2つクリアして、岩内岳(1085m)に向かっている。
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この先はもしやとは思っていた雪渓のトラバースであった。
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靴を脱いだり履いたりで時間がかかり、みんなから5分ほど遅れている感じなので、急いで追いかける。
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忌まわしきパンケメクンナイ湿原を振り返る。
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目国内岳(1220m)。
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雪は固く締まっているので、踏み抜きの恐れは全くない。
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傾斜もそれほどきつくはないので、滑落の危険もそれほどない。
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ただ、トラバースなのでキックステップがしづらかった。
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前方にニセコ連峰が見えてきた。左はイワオヌプリ(1116m)だろう。
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中央はチセヌプリ(1134m)。
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目国内岳とパンケメクンナイ湿原。
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あそこはまさに我々が通過に苦しんだところだ。
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湿原の脇にあるツキノワグマのような雪渓。
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ニセコ連峰の核心部は見えたり隠れたりである。
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角度が変わって、ちょっと表情が違う目国内岳。
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目国内岳東斜面の雪渓。
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たびたび止まって写真を撮るので、なかなかみんなに追いつかない。
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眼下には面白い現象。ひだひだごとに水が溜まっている。
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目国内岳との位置関係はこうなっている。
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雲がからんでいるニセコ連峰のうち、右端にあるのはシャクナゲ岳(1074m)。
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一番奥にあるニセコアンヌプリ(1308m)は全く見えない。
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雪渓が途切れかかった地点を通過。
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その左にかすかに見える稜線はワイスホルン(1045m)。
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正面に岩内岳。
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雪渓と目国内岳。
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素晴らしいロケーションだ。
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新たな池塘を発見。
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岩内岳の登り返しはきつそうに見えるが、実はそれほどでもない。
去年歩いているので、分かっている。
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ただ、この雪渓歩きがかなり長い。
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でも、この先は下りで、あそこまで歩けば土になる。
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せっかくなので記念撮影。
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振り返ると目国内頂上の岩場が姿を現した。
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青、白、緑。実に美しい。
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しかし、東の方角は雲海が埋め尽くしている。
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雪渓の下はずっと水たまりだ。
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おや、もう1時だというのに、こちらに歩いてくる登山者がいる。
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なんと女性のようだ。
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彼女たちの行く手には水没箇所が待っている。そのことを伝えなくては。
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先頭のH君が状況を伝えている。
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しかし、彼女たちは行ってしまった。
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ていうか、あの2人は新見峠から目国内を経て雷電山(1211m)まで行こうとして、水没箇所にぶつかり諦めて戻ってきたのだという。
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つまり、すでにパンケメクンナイ湿原は通過してきているのだ。
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どうやったかというと、ひたすらヤブをこいだらしい。
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あのマガリタケのヤブによくぞ突入したものだ。
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「あんなにこいだのは初めて」と笑っていたが、相当な強者である。
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これからもう一度、いや二度こがなければいけないのに、余裕の表情だった。
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右手に前目国内岳(981m)が見えてきた。
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とうとう2人の姿が見えなくなった。いったい新見峠を何時に出たのだろうか。
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なんとなく夏の空。
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シャクナゲ岳(左)と前目国内岳(右)。
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ここで滑落したら、あの水の中にドボン! 気をつけないと。
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まあ、あそこまで滑り落ちることはあるまい。
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目国内と雲の競演。
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雪渓歩きだけで40分もかかってしまった。
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やっと平和通りである。
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足元にミズバショウの成れの果て。
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雷電・目国内分岐には13:24に到着。
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パンケメクンナイ湿原から夏ならコースタイム40分のところ1時間半近くかかった。
あとは夏道を岩内岳へと登る。

鹿の食害?
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エゾボウフウ。
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あれ、岩内岳にガスがかかり始めた。
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左手は幌別岳。
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奥は雷電山方面。
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あちらは、なだらかな高原である。

さっき歩いてきた雪渓を振り返る。
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目国内岳も一緒に。
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目国内岳北東斜面。
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そして頂上部。
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なかなかガスがとれない野束川の源流部。
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目国内岳の北斜面は南斜面同様、高原状になっている。
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うわ、ガスが西からやってきた。
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足元はゴゼンタチバナ。
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コケモモ。
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かわいい。
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さあ、岩内岳山頂までもう少し。
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見晴らしのいいガレ場を行く。
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昨年に続き、二度目の岩内岳、登頂。
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西の方からはときどきガスが迫ってくるが、ここまでは来なそう。
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とにかく、ここでひと休みだ。
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三角点の代用品?
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しばし眺望を楽しむ。
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目国内岳。
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北東の方は大雲海。
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南東方向もシャクナゲ岳(1074m)が覗いているだけだ。
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南西方向は雲が途切れているが必ずしもすっきりしない。
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でも今日は天気予報の割には青空に恵まれた。
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これから標高差900m近く下らないといけないと思うと、ちょっとうんざりするが。
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岩内岳のすぐ西にある小ピーク。
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ここでは20分くらいたっぷり休んだ。
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(つづく)
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目国内岳(4)

【2018年6月24日(日)】目国内岳
岩内岳(1085m)を目指し、目国内岳(1220m)を下っている。
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北斜面はツバメオモトのお花畑だ。
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雪解け水が多く、登山道が川になっている。
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ツバメオモトは赤紫の実になっているのは見たことがあるが、花は今回初めて見た。
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エゾイチゲの群落。
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これを特定するのに本当に苦労した。
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高山植物の本を何度も見たのに見逃していたのだ。
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雷電山(1211m)方面。
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再び、岩内岳が姿を現した。
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北斜面なのでまだ少しだけ雪が残っている。
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でも、もう風前の灯火だ。
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頭上注意。
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なんとなく写してみました。
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エゾヤマザクラ。
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ニセコの春は遅い。
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サクラの近くには必ずツツジが。
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オオカメノキ。
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豪雪につぶされたダケカンバをくぐったり、またいだり。
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間もなく、パンケメクンナイ湿原が見えてきた。
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岩内岳のとんがりを見て、Y君げんなり。
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1週間前はこの下りもかなり雪に覆われていたのかもしれない。
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この時期の雪はやはり新鮮だ。
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パンケ沼が見えた。
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まだつぼみのエゾヤマツツジ。
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登山道にはたっぷり雪解け水が流れている。
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湿原の手前で小休止。
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すっかり晴れ上がった。
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新緑がまぶしいほどだ。
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パンケ沼にはミズバショウが咲いていた。
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私の場合、ミズバショウは時期を外してしまうことが多かったが、今回は最高のタイミングだった。
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こんなに白くてかわいいとは。
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素敵な出会いであった。
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正面は幌別岳(1174m)。
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ん、何だこれは?
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なんとカエルの卵だった。もうオタマジャクシになっているものたくさんいた。
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間もなく、ここはカエルの合唱が響くのだろう。

それにしても水が多い。水たまりの縁を歩いて、なんとか靴を濡らさないようにする。
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池塘というより、この時期だけの水たまりなのだろう。
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イワイチョウの葉っぱの中でショウジョウバカマがちらほらと咲いていた。
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ミズバショウもすっくと。
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対岸にもミズバショウがいっぱい。
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木道も何もなく、まさに自然のままだ。
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この時期に来ないと見られない眺めである。
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もしかして、あの雪渓が登山路なのだろうか。
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いい天気になったのだけど、あんなに雪渓を歩くとは思っていなかった。
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しかし、この後、雪渓以上に想定外の事態に出くわすことになる。
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この時点ではまだ知るよしもない。
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せいぜいパンケ沼をよく見ておきなさい。
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この先で登山道全体が水没していたのである。
ヤブをこいで避けようにも、その水がヤブの中まで侵入しているので、どこまでこげばいいのかわからない。
一同頭を悩ませたが、強行突破するしかない、ということになった。
靴が濡れても構わないということだ。
しかし、以前靴を濡らして、ひどい靴擦れになった経験がある私は、裸足でいく決断をした。
底に何があるか分からないからと止められたが、田中陽希がいつか渡渉のときに裸足になっていたのも思い出し、決意を曲げなかった。
突入組はH君を先頭にザブサブと進んだ。
H君はゴアの靴の上にスパッツを装着していたので、ほとんど浸水はなかったという。
水の深さはふくらはぎほどで、O君もそれほどでもなかったらしい。
Y君とTさんはスパッツがなかったこともあり、足首から浸水。
ずぶ濡れになってしまったようだ。
私は面倒だが、靴と靴下を脱ぎ、意を決して水の中へ。
水底は泥ではなく草が倒れている状態で、何かが刺さるというようなことはなかったが、死ぬほど冷たかった。
水の中を歩いたのは10歩もなかったと思うが、これがあと倍あったら耐えられなかっただろう。
雪解け水だから、温度は3~4℃くらいしかなかったのではないか。
私はこの後、足をタオルで拭いて、靴下を履き、靴を履き直すという面倒な作業がある。
みんなは靴のままなので先に行ってもらった。
水が冷たかっただけに、靴下を履くと、逆に足がぽかぽかだ。
みんなを追いかけながらも、写真は撮り続けた。
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H君が読んだという1週間前の山行レポにはこんなことは書いていなかったらしいので、もしかしたら1週間前はここもまだ雪で覆われていたのかもしれない。
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雪⇒水たまり⇒湿原と短期間に変化するうちの、一番困難な時期に来てしまったようだ。
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もう7年半、山を歩いているが、こんなことは初めてであった。
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さすが北海道。やはり内地とは違う。
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などと、もうことが終わったかのようにのんびりと構えていたら、ふと恐ろしいことに気付いた。
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我々は対岸の山に登らなければならない。
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ということは、パンケ沼を形成しているパンケ目国内川を渡らなければならないのではないか。
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地図をよく見ると、パンケ沼の下流で伏流して川は消えているのだが、この時点ではそのことに気付いていない。
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橋でもあるのだろうか、と半分期待していたら、前方でまたみんなが立ち往生している。
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また水没地点に遭遇したのだ。
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さすがにここで引き返すわけにはいかない。
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引き返してもまた、さっきのところを突破しなければならないのだから。
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まさにミズバショウの呪いであった。
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今回は前回以上にヤブの迂回が困難な感じなので、結局はさっきと同様強行突破である。
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どうするどうすると議論している間に、ショウジョウバカマの写真を撮っている私も何だが。
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お花はきれいだけど、状況は地獄である。
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今回もH君が先陣を切って突入。
一か所、深くなっているところがあるようで、転倒注意だ。
Y君は早く渡り切ってしまいたいのか、走って突撃。
最後にTさんがつられて勢いよく入り、深みでよろめいて、あやうく転倒しそうになった。
全身水に浸かったら大変なことだった。
私は面倒だが、また裸足にならなければならない。
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渡り切ったみんなはさっさと行ってしまった。
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渡る前に私はひと仕事。
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このあたりの風景も記録に留めておかねばならない。
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これがパンケメクンナイ湿原から見た目国内岳である。
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ここの「渡渉」は長かった。
途中で1回陸に上がれたので、何とか耐えることができたが、強烈に冷たかった。
でも、これからは登りなので、もう水没することはないだろう。
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今、渡ったのは実のところパンケ目国内川ではなく、単なる水たまりであった。
だから、通常の夏山登山では普通に歩けるところなのだろう。
「山と高原地図」にはこの地点に「迷・残雪時注意」とあるが、「登山道水没・雪解け時期注意」とも書いてほしいところだ。
まあ、リサーチ不足であった我々が悪いのだが。
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でも、貴重な体験となった。

(つづく)




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目国内岳(3)

【2018年6月24日(日)】目国内岳
目国内岳(1220m)の九合目を過ぎたところ。
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頂上が目前に迫ってきた。
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さすがに岩がでかい。
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まわりはハイマツである。
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初心者のY君、ここまでとくに遅れることもなく頑張っている。
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ちょっと振り返り。
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岩は四角ばっており、擦り傷のような線が縞のように入っている。
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安山岩もしくは玄武岩などの火山岩だそうだ。
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約180万年~78万年前に形成された溶岩丘である。
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まず1つ目の岩山を越える。
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途中に石舞台。
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のってみると、やはりいい眺めだ。
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赤い屋根は新見温泉。
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新見温泉は2016年3月に新見本館と新見温泉ホテルが相次いで廃業。
この年10月に貸ビル業を営む敷島屋(札幌市)が新見温泉を取得し、翌年1月に外国人向けのツアーを扱うクールスターが運営者となって営業を再開したが、施設老朽化のため、同年6月30日をもって再び休業になったままだ。

南斜面の台地には池塘がいくつも見えた。
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真ん中の岩が熊に見える。
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最初の岩山を回り込み
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両手両足で登る。
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手前の岩山の先端が現れた。
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これはまだ山頂ではない。
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まわりは雲が取り囲んでいる。
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目国内岳の南斜面、標高900mあたりは平坦な湿原だ。
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南西方向、はるか向こうで雲に浮かんでいるのは、狩場山(1520m)方面だろうか。
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山頂周辺はすっかり青空になった。
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なかなかの迫力だ。
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もう一度回り込む。
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岩登りは意外に楽しい。
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この岩がなかなか特徴的。
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折り重なる巨岩。
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さあ、これが真の山頂だ。
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一瞬、横に岩内岳(1085m)が姿を現した。
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それなりに整っている印象。
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かなり風化していて、はっきり読めないが「目国内岳頂上」だろうか。
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手前にザックをデポして頂上へ。
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とくに鎖やハシゴはない。
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湿原。
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背後から見ると歯車状に見える手前のピーク。
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雷電山(1211m)のガスもかなり晴れてきた。
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とくに難しいところもなく、10時半過ぎに登頂。
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最高点はあの岩の上。
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O君とY君が早速そこまで上がって、はしゃいでいた。
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調子に乗って、共産党ポスター的ポーズ。
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せっかく晴れたので眺望を楽しもう。
パンケメクンナイ湿原への道。
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ハイマツの裂け目だ。
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幌別岳(1174m)右手の雪渓。
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雪形を散りばめた雷電山。
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望遠で見てみると、雷電山山頂付近はまだガスがかかっている。
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1073mピーク。
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山頂から眺めるニセピーク。
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十分堪能したので、さっきのところまで戻る。
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矢印かと思ったら✖印だった。危ない、危ない。
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岩陰からのニセピーク。
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1分でザックをデポした場所まで下りてきた。
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間もなく11時なので、朝も早かったことだし、ここでお昼を食べることにした。
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本日のメニュー。
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昨日、道の駅でO君たちが買ってくれた「くんたま」は皆さんに1個ずつ配布した。
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この引っ掻き傷がすごい。
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とうやって付いたのだろう。
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それにしても、予想外の青空がほんとにうれしい。
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南は雲海。
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この壁はみんなトイレに使いそうだ。
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30分ほどのんびりして出発。
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岩内岳方面に向かう。
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この先、雷電・目国内分岐まではH君未踏の道だ。
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オオカメノキ。
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山頂を振り返る。こうして見ると、よく落ちないものだと思う。
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裏と表で全然印象が違う。
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ニセコ連峰でよく見かける、錆びついて全く読めない道標。
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石畳の道を下る。
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馬のような雪形。
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一瞬のガレ場。
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雷電山。
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ほんとに来てよかった。
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分厚い雲海。
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下りは標高差で250mほど。
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それほど険しくないのがありがたい。
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目国内岳を振り返る。
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頂上の岩場が見えなくなりそう。
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へ~、まだ桜が咲いていた。
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エゾヤマザクラである。
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こちらはエゾヤマツツジ。
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初めての登山道に残る雪渓に出くわした。
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花の咲いていないツバメオモト。
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オオカメノキ。
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こちらのツバメオモトは咲いていた。
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かわいい花だ。
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(つづく)
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目国内岳(2)

【2018年6月24日(日)】目国内岳
前目国内岳(981m)を越えて、目国内岳(1220m)に向かっている。
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下り道にはチシマフウロが咲き誇っていた。
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前目国内を振り返る。
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だいぶ晴れてきたが、正面の目国内岳はまだガスの中だ。
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でも、だんだんガスが上がってきた。
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これは期待できるかもしれない。
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いや~中止にしなくてよかったわ。
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あちこちに雪渓が残るが、登山道にはあまりかかっていてほしくない。
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これから歩く登山道にはなさそうだ。
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かなり、いい感じになってきた。
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下りながら、五合目を通過。
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前目国内岳が五合目というわけではなかったようだ。
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マイヅルソウは最近、山に登るたびに見るので、もう珍しくなくなってしまった。
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エゾボウフウ。
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前目国内の方はすっかりガスがなくなった。
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さあ、主峰目国内の方も時間の問題か。
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前目国内から80mほど下ってきて、900mコルに達した。
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エゾボウフウの道を行く。
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大群落である。
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でも、ニセコは白い花ばかりだ。
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それもまた悪くはないか。
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登り返しが始まると、前目国内にまたガスがかかり始めた。
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標高は900mを超えているが、一部樹林帯がある。
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あわい緑のシダ。めずらしく繊細な感じ。
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前目国内の山容。
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目国内の登りは標高差320mほどある。
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何度も振り返るが、前目国内の向こうはまだ雲が厚い感じだ。
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前目国内岳山頂から20分ちょっとで六合目。
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そこにはエンレイソウが咲いていた。
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エゾイチゲ。
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炭酸水を自慢するO君。
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この先、段差のある岩場を通過。
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ウコンウツギ。
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「岩の門」なる景勝地が現れた。
DSC_8755_201807052151227bc.jpg

大きな岩が立ちはだかり、通路が狭くなっている。
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わけもなく通過。
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目国内のシラネアオイはきれいだ。
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と思ったら、しぼんでいる子もいた。
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とうとう間近に残雪発見。
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道が岩場になってきた。
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滑りやすいので注意。
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まだ淡い色のウコンウツギ。
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すっかり晴れてきた。
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O君も酒が抜けたのか、「元気が出てきた」と張り切っていた。
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ガスが晴れてきたことも大きいのではないか。
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しかし、遠望はきかない状態だ。
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雪渓より高いところまで上がってきた。
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お、目国内の頂上がガスの中から姿を現した。
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その東斜面に大きな雪渓。
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前目国内にはツキノワグマのような雪渓が残っていた。
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七合目まで六合目から20分もかかった。
DSC_8773_20180705220738ea5.jpg

ちょっとだけ小休止。
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青空が広がってきて、うれしい。
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でも、目国内の登りは結構長い。
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標高差は320mほどしかないのだが。
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ツマトリソウ。
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これもお花が咲くのかしら。
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かなりの岩場になっているという目国内の山頂。
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見えているのだが、意外に遠い。
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エゾヤマツツジ。
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そのつぼみ。
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ツツジは華やかでいいな。
DSC_8783_201807052148385bc.jpg

今回初めての赤っぽい花である。
DSC_8784_20180705214839f1b.jpg

いや~山頂のすっかり晴れてくれたではないか。
DSC_3444_20180705215422326.jpg

岩の割れ目に咲くゴゼンタチバナ。
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八合目はまだかな。
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目国内は岩山である。
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そして円錐形の美しい山容だ。
DSC_8788_201807052148097d2.jpg

ところどころに雪田を抱えている。
DSC_8789_20180705214811336.jpg

本当の頂上はあの後ろにあるそうだ。
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七合目から15分で八合目。
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ここは休まずに通過した。
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ミツバオウレン。
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いよいよ終盤戦だ。
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道はササ原を貫いている。
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前目国内があんなに遠くになった。
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左手、なんとなく下界が見える。蘭越方面だ。
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前目国内の向こうにシャクナゲ岳(1074m)とかいろいろあるのだが、全く見えない。
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再びシラネアオイ。雪解け直後のこの時期はやはりいいね。
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花が欠けているのは虫が喰うのだろうか。
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長丁場だけにお花には本当に励まされる。
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お蔭で写真をたくさん撮るから、皆さんに追いつくためにペースが乱れてしまう。
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でも、このくらいなら全然大丈夫。
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ガスは完全に晴れる方向に進んでいるというわけではなさそうだ。
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幸い、こちらは青空。さっきすれ違った単独男性は自分が頂上にいた時はガスの中だったと言っていた。
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やっと九合目。
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眼下に小さな池塘が見えた。
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5分弱休んで、頂上目指し出発した。
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(つづく)
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目国内岳(1)

【2018年6月24日(日)】目国内岳
大BBQパーティーから一夜明けて、4時半に起床。
天気予報はあまりよくなかったが、どうやら雨は降っていない。
となれば、どれだけガスっていようが決行するしかない。
北海道の朝は普通ひんやりするものだが、今朝はなぜか生暖かい。

昨夜の後片付けをして、作り置きのポトフとパンで朝食を済ませ、準備を整えて、6時前に出発。
7時半登山開始のつもりで5時半出発を目指していたが、若干遅れてしまった。
車でニセコ方面に走り出したものの、ガスで羊蹄山もニセコ連峰も見えない。
今日は真っ白の中、延々縦走することになりそうだ。
本日のコースは、新見峠~前目国内岳~目国内岳~パンケメクンナイ湿原~岩内岳~岩内岳登山口まで約11kmの行程である。
コースタイムは6時間5分だが、H君によれば、1週間前に歩いた人のレポに大きな雪渓が2か所あると書いてあったという。

今日のメンバーは昨夜の6人から1人欠けて5人(うち女子1人)。
まず岩内岳登山口にH君の車をデポすべく、3台で向かう。倶知安経由だ。
7時半前に到着したが、岩内岳(1085m)はガスで全く見えない。
そういう日だと諦めていたので、もういいのだが、ここから新見峠に向かう道がすでに、ひどい濃霧で全くスピードが出せない。
視界は20~30m程度か。
時速30kmくらいでしか走れないO君の後ろについて、おそるおそる走る。

新見峠に近づいてくると、あちこちに路駐している車が霧の中から出現する。
ぶつけてしまいそうで怖い。
おそらくタケノコ採りの方々の車であろうことは想像できたが、なんかサイレンまで聞こえてきて不気味だ。

峠に着いてみると、駐車場はほぼ満杯だったが、ちょうどよく2台空いていたので、そこに滑り込むことができた。
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それにしても路駐の車がたくさんある上に
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ここでもサイレンが鳴り響いている。
車はおそらくほとんどがタケノコ採りである。
霧の中から、完全防備のおじさんやおばさんが現れ、まるでゾンビ映画の一シーンのようだった。
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どうやら、このサイレンは熊除け及び山に入った人がちゃんと道に戻って来られるようにするための灯台のようなもののようだ。
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毎年、山菜採りで遭難者が出ているらしい。
サイレンは行政が設置したものかと思ったが、個人が用意しているようだ。
その入れ込み方が半端ない。

とにかく、こちらの目的は登山。
準備を整えて、8時過ぎに出発した。
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駐車場から登山口までは車道を50mほど歩いた場所にあったのだが、濃霧で視界が効かないので、最初はどこにあるのか分からなかった。
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それにしても、この車列である。どんだけタケノコが好きなんだ!
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登山口はすぐにあったが、一同それだけで、ひと安心。
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登山届はH君が書いてくれた。
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昨夜のBBQで「燃え尽きた」というO君はいつもの先頭を返上して、3番手に入った。
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私はいつも通り最後尾である。
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まずは樹林帯の中を進む。
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早速お花の歓迎を受けた。
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おそらくノウゴウイチゴだろう。
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もちろん山の中も濃霧。
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こんな日は高山植物を愛でるに限る。
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シダでも何でも今日は許してあげよう。
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H君はゆっくり歩いているつもりなのだろうが、めずらしくO君が付いていけない。
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「おい、Y、ゆっくり行こうぜ」などと言っている間に一合目に着いた。
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ここから目国内岳(1220m)に登ったことがあるH君によれば、これは前目国内岳(981m)の合目ではなく、目国内岳の合目だそうだ。
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まだ10分も歩いていないが、ここで着替え休憩。
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今日は気温が高くでムシムシする。
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でも、こんな盆栽のようなオブジェを見ることもできる。
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ヤブの中から声がする。
「登山してる人がいるよ。信じられない」
なぜ登山している人に聞こえる声で、そんな失礼なことが言えるのだろう。
こちらからすれば、そんなヤブの中ではいつくばってタケノコを採っている方が信じられない。

タチツボスミレ。
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フギレオオバキスミレ。
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花はオオバキスミレとほとんど変わらないが葉っぱがまるで違う。
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縁が不規則に切れ込んだ葉っぱが特徴だ。
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二合目の手前にサイレンが設置されているのを発見。さっきからうるさかったのは、これだったのか。
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その下に大量の収穫物が置いてあった。
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すぐ先に休んでいるおばさんがいて、「みんな取り尽されちゃって~」と話していたが、あれでも豊作ではないのか。

まだ20分しか歩いていないが、二合目でも休憩。
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昨日の遊び疲れが残っているのか、我ながらこんな調子で大丈夫かとちょっと不安になる。
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とにかく、前目国内岳までは標高差240mちょっとだ。
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スミレの次はシラネアオイが迎えてくれた。
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惜しげもなくとは、このことだ。
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花一輪一輪がしおれておらず、実に可憐だ。
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その先にはマイヅルソウ。
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二合目からわずか6分で三合目。ここでも2分ほど立ち休みをした。
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ここまではタケノコ採りの人が登ってこないのか、道端にいい感じのタケノコがそれなりにある。
見つけるたびに収穫して、頂上に着くまでに結構な量になった。
これは食べるのが楽しみだ。
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マイヅルソウの花は拡大すると、こんなにかわいい。
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シラネアオイの葉っぱもよく見ると特徴的だ。
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こちらはツバメオモト。
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オオカメノキ。
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しぼんでいるが、エゾイチゲかな。
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四合目は三合目から10分かかった。
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ここで初めて見たのが、枝のように途中から生えてくるタケノコ。
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この後何度も見たので、突然変異というわけではなさそうだ。

ノウゴウイチゴ。これまでは白い花が圧倒的に多い。
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またまたマイヅルソウ。
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岩も忘れないでね。
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エゾボウフウかしら。
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ツマトリソウ。
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ゴゼンタチバナ。
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シラネアオイを除き、依然として白ばかりだ。
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おや、そろそろ頂上の雰囲気。
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約50分で前目国内岳に到着。ミスター・コースタイムだった。
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それより、ここでガスの切れ間が見え始めた。
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なかなかスカッとはいかないが、上空には青空も出てきた。
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天気が好転してくれるなら非常にありがたい。
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もしかしたら期待できるかもしれない。
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それにしても、周辺にはまだかなり雪渓が残っている。
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来た道を振り返ってみると、すっかり明るくなっていた。
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ここでは、「前、めくんない?」のポーズで記念写真を撮った。
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10分ほどで出発。
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やっと青い花が登場。チシマフウロだ。
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大群落だった。
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(つづく)
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2018昭和新山(下)

【2018年6月23日(土)】昭和新山
昭和新山(398m)の登山学習会に参加している。
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溶岩が隆起した時の生々しい「波」の痕跡がまだ残っている。
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誕生から70年以上を経て、当初の景観とは随分変わったが、それも自然の営みである。
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このあたりは落石祭りだ。
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この突起は先端部分が少し欠けてしまったのだろう。
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赤茶けた部分は溶岩そのものではなく、地表の土が焦げてレンガ状になったものだ。
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灰色っぽいのが溶岩そのものである。
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有珠山の活動はほぼ30年周期だが、三松正夫のお孫さんにあたる三松三朗さんは、2000年の噴火は溶岩の本格的な隆起を伴っておらず、「くしゃみ」程度で終わったので、もっと早く活動が始まるかもしれないと話していた。
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さらには「死ぬまでに噴火をもう一度見たい」と希っていた。
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不謹慎ながら、強く共感する。

ただ、こうも言っていた。
2000年は岡田弘先生(北大名誉教授)がいたから、避難がうまく言って負傷者1人なかったが、次はどうなるか分からないと。
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避難宣言を出す根拠を学者が勇気をもってきちんと示せるか、それを受けて行政がきちんと動けるか。
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住民の意識も問われている。
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今日はそのための学習会なのだが、地元住民の参加が少ないと主催者はこぼしていた。
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溶岩で押し上げられた長流川の川原石。
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13時半に、学習会は無事に終了。
その後、Mさんにも少し話を聞いてから、三松正夫記念館を見学。
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館長の三朗さんにもゆっくりお話しを聞くことができた。
これで仕事は終了。

時間があったら土産物街も見学しようと思っていたが
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もう16時近くになってしまったので、今夜の合宿の合流地点である洞爺湖温泉「いこいの家」に向かう。
ちょっと道を間違えたが、16時半前に無事に到着。
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入浴料440円を支払って、あわてて飛び込む。
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でも、みんなはもう出るところで、先にO君の別荘「洞爺湖ハウス」に行っているとのことだった。
了解して、ゆっくりと汗を流す。
ここのお風呂からの眺めは最高だ。
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お蔭ですっかりくつろげだ。
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先に行っていると言っていたのに、みんなは休憩室で待っていてくれた。
だったら全員で記念撮影。
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みんな弛緩ポーズのはずが、一人だけ厳しい顔のおやじがいる。Y君である。

今夜は高校の同級生6人で大BBQパーティーである。
買い込んだ食材がこんなに。
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5リットル入りの生ビール樽も2つ用意されていた。
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これは注ぐ段階から楽しい。
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まずは火おこしをしていた男子4人で乾杯。さすがにうまい!
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ポトフを調理中の女子にも運んで、飲んでいただいた。
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というわけで宴会スタート!
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10月の洞爺湖合宿とはうって変わって暖かく快適だった。

トマトも焼くと美味しいんだって。確かに!
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もちろんお肉も。
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年寄りばかりなので脂身の少ないお肉が中心だった。
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今回もお肉は、留寿都のどんどん市で調達した。
すべては紹介しきれないが、ホワイトアスパラとかタケノコとか野菜系もみんな美味しく、一部の野菜を除いて、ほとんど完食であった。
ビールも空けてしまい、シャンパンやワインもどんどん栓を抜いた。
明日、登山なのに大丈夫かい!って感じだったが、まあ仕方ない。

〆のスイーツはレークヒル牧場のかぼちゃアイス。
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いろんな種類があって、絶対これって思ったのに、かぼちゃ味が薄くてちょっと残念だった。
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明日は4時半起きなので、11時過ぎには就寝。
男子は2階のロフトで寝たが、Y君のいびきに耐えられず、下のソファに移動して寝た。
でも、私のいびきも相当ひどかったそうだ。

【行程】2018年6月23日
昭和新山駐車場(9:35)~亀岩(10:43休憩10:54)~山頂直下(10:59撮影11:04)~亀岩(11:13昼食12:06)~グレン谷(12:27説明12:41)~駐車場(13:20)
※所要時間:3時間45分
※登った山:1座(新規なし)
※歩行距離:3.0km
※累積標高差:約250m

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2018昭和新山(上)

【2018年6月23日(土)】昭和新山
昨年に引き続き、伊達市主催の昭和新山登山学習会に参加した。
9:00受付開始なので、自宅を6時半に出発した。
GWにはたっぷりあった中山峠の雪はすっかりなくなっていたが、中山峠スキー場にはジャンプ台を作った雪がかわいく残っていた。
今日は羊蹄山(1898m)がよく見えて、うれしい。
昨年同様、サイロ展望台に立ち寄る。
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今日も洞爺湖はいい眺めだ。
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なので、またの名を洞爺湖展望台ともいう。
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ジオパークの説明板にある写真を見ると、1977年の噴火で有珠山の形が大きく変わってしまったことがよく分かる。
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昨年はなかった、こんなものが設置されていた。
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思わず「TOYOTA」かと思ってしまった。
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9時前に昭和新山(398m)の駐車場に到着。
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参加者の中に、大学の先輩がいたのにはびっくり。
先日、すすきので飲んだばかりだった。
私は今回、仕事も兼ねているのだが、高校の同級生2人を誘って参加した。
それと、この「山と鉄」を読んでくださっている大阪のMさんも来てくれて、初めてお会いすることができた。うれしい。

ただ昭和新山は去年より、噴き出す水蒸気の量が減った気がする。
これからますます減っていくということではなく、誤差の範囲内なのだろうか。
講師は昨年と同様、洞爺湖有珠火山マイスターの三松靖志さん。
昭和新山誕生を記録した郵便局長、三松正夫の曾孫にあたる方である。
参加者はなんと50人。過去最高ではないか。

9:35に出発。
三松正夫の「麦圃生山」の像の前などに立ち寄りつつ、特別天然記念物の案内板の前で、ミマツダイヤグラムに関する説明を受けた。
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この後、ゲートを抜けて、普段は立入禁止になっているエリアに入っていく。
振り返ると、有珠山(737m)が緑に包まれていた。
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山内での最初の説明ポイントは第4火口跡。
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昨年と同様の説明やクイズがあったが、「ブラタモリ」で紹介されたばかりとあって、そのネタも散りばめられていた。

白い花はニセアカシアである。
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詳細は昨年のブログに書いているので、どんどん進む。
裏側に回り込んで地熱地帯を通過。
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山頂方向を振り仰ぐ。
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昭和新山の溶岩ドームが上昇してきた際に生じた擦条痕(スクラッチ)について説明する靖志さん。
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あのテカっているところがそうだ。
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さらに登ると、洞爺湖に中島がぽっかり。
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昭和新山からの洞爺湖の眺めは絶景である。

歩き始めてから1時間ちょっとで亀岩に到着。
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亀岩の温度は現在100℃ほど。今日ももくもくと水蒸気を噴き出していた。
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壮瞥町の中心部。三松正夫はあの真ん中あたりから昭和新山の生成を観測していた。
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頂上方面。
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今回は崩れかかっているところがあるということで、山頂まで行くのは取りやめになった。
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荷物を亀岩のまわり置いて、A班から登頂開始。
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希望者だけということだったが、当然ながら全員が上を目指した。
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続々と登ってくる。
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湖畔に見える並木は植林で、あそこが火砕流の流れた場所だそうだ。
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本日はここまで。頂上は背後のピークに隠れて実は見えない。
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改めて、三松正夫の視線の位置を確認。
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中島の後ろに見えていた羊蹄山はすっかり霞んでしまった。
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高校の同級生2人とMさん。
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昭和新山の山名板は私が製作したものだ。
もちろん持ち帰った。

頂上直下で思い思いの時間を過ごす参加者たち。
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自撮りをする人も。
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昭和新山のお父さん、有珠山。
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その右奥にウインザーホテル。
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東にはホロホロ山(左、1322m)と徳舜瞥岳(右、1309m)が霞んでいた。
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B班が登ってきたので、そろそろ下ることにする。
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滑りやすいので慎重に。
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緑の帯は地中からせり上がってきた溶岩が露出できなかった屋根山だ。
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地熱が年々下がっているので、植物が徐々に上に進出している。
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いつまでも赤茶けた地肌を見ていたいが、これも自然の姿だ。
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それにしても今日はいい天気に恵まれた。
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皆さんも火山を満喫していることだろう。
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この人は私の同僚。真剣に仕事中である。
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天気のせいか地熱のせいか、ちょっと暑い。
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ただ、やや風が強い。
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この花がどうしても特定できない。
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あのあたりで標高380mくらいだろうか。
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それにしても1年ちょっとで地面がこんなに盛り上がってしまうのだから、地球のパワーというのはものすごい。
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みんなが置いていったザックが散乱する亀岩周辺。
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この岩石も盛り上がってきた溶岩の一部なのか。
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亀岩もどきの地熱地帯を通過。
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というわけで絶景スポットまで下ってきた。
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南の方角には伊達紋別岳(715m)。
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亀岩まで下りてきたところで、亀岩の蒸気で温めておいてもらったウインナーをいただく。
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それをおかずに稲荷寿司のお昼を済ませて、いよいよ後半戦。
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イタドリのヤブをこいで、裏側のグレン谷に出た。
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昭和新山の表面はなかり浸食が進んでいる。
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熔岩むき出しの部分(灰色)と地表の土を焼いて天然レンガに変えてしまった部分(赤茶色)では全く色合いが違う。
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ここはその違いが最もよくわかる場所である。
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このあたりの噴気はその境目あたりから出ている。
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この岩は春に来た時にはなかったものだそうだ。落石である。
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この斜面は地熱があるが、わりと草が生えている。
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昭和新山一周コース最後の登り。
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溶岩ドームの側面には鮭とカエルが住んでいる。
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こんなに粘性の強い溶岩も珍しいだろう。
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ちなみにこれが鮭。
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こちらがカエル。
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天然レンガの壁。
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エゾイチゲ。
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長流川の谷。
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有珠山ロープウエイの山麓駅。
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今回はちょっと時間の都合で乗る余裕はない。
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かなり霞んでいるが伊達の火力発電所が見える。
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溶岩が隆起してきた時のユリの根状のとんがりがまだ残っていた。
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この山が生まれる一部始終を目撃することができた三松正夫がうらやましい。
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(つづく)
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