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山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

手稲山(下)

【2018年2月25日(日)】手稲山
手稲山西峰(991m)から下山中。
札幌オリンピック当時に使用されたという屋の前を通過。
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BCコースとゲレンデを結ぶ連絡路を東へとトラバースしていく。
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間もなく、登りの時に通ったトレースと交差。
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これは、その時に付いたトレースだ。
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私のキジ撃ち地点も通り過ぎた。
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その先の尾根を回ったところから下降。
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ここでも派手に尻セード大会が催された。
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先に滑って待機している方々。
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白いダウンは、同級生のYさん。
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最後は私だ。
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このあとは、もうずっとなだらかな斜面。
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思い思いのルートで歩くだけだ。
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手袋にしてから、手がポカポカなので、気軽に写真が撮れる。
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バナナ岩ならぬバナナ雪。
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しんがりは後ろを気にせず写真が撮れるので、気が楽だ。
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今度はキノコ雪。
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ここまで来れば林道はもうすぐそこ。
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このまま真っすぐ、パラダイスヒュッテを目指す。
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13:45、ヒュッテ真ん前の林道に出た。
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さっき歩いたトレースをたどって
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5分で駐車場に到着。
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気づいたら、雪でお尻が濡れていた。
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荷物をたたんで車に乗り込み、30分弱で本日の温泉「極楽湯」手稲店に到着。
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かなり混んでいて、撮影は無理だったが、十分温まった。
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休憩室で女性陣4人と生ビールを飲む。
H君、Yさんの姿が見えないので、「休憩室にいるよ~」とメッセージを送ったが、来ないまま、乗車時間の15時半に。
2人は玄関のあたりで休んでいたらしい。

大通駅で下ろしてもらい、ちょうど17時に帰宅した。
今日はIさんのツアーにしては珍しく、天気に恵まれ、尻セードも楽しめて、楽しい山行になった。
夏にまた平和の滝から登ってみたいと思う。

【行程】2018年2月25日
パラダイスヒュッテ駐車場(9:18)~取り付き(9:30)~約580m地点(9:37着替え9:45)~約700m地点(10:15休憩10:25)~手稲山(11:32撮影11:35)~旧山頂駅横(11:39休憩11:55)~西峰(12:22昼食12:49)~鞍部(12:56修理13:12)~駐車場(13:50)
※所要時間:4時間32分(歩行時間:3時間10分)
※登った山:2座(うち新規1座:手稲山西峰)
※歩行距離:5.4km
※累積標高差:約550m
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手稲山(中)

【2018年2月25日(日)】手稲山
11時半過ぎに手稲山(1023m)の山頂に着いた。
山名板は埋もれてしまっていたが、ケルンが顔を覗かせていたので、それを一応押さえておいた。
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晴れているが、結構風が強い。
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南の方角の山々は雪が降っているようで、全く見えなかったが、これから登る西峰(991m)はくっきりと見えた。
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その右奥に、奥手稲山(949m)を初めて望むことができた。
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北には石狩湾の海岸線がおぼろげに見えた。
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西峰に行くには一旦、旧手稲山ロープウェイ山頂駅のところまで戻るとのこと。
「ここから直接行けないのか」と聞いたら、このすぐ下は断崖なのだそうだ。

旧山頂駅まで戻ってきたところで休憩。
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ちょっとお腹が空いたので、ピーナツジャムサンドを二切れ食べた。
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珍しくキジ撃ちに行ったH君が、ロープウェイのゴンドラが残っていると教えてくれた。
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それは聞き捨てならぬ。

あわてて撮影に行った。
見ると、型式がかなり古い。
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昭和40年代の代物だろうと想像された。

調べてみると、手稲山ロープウェイはオリンピック関連施設の資材や物資を運ぶため、1970年に開業した。
五輪終了後は、テイネハイランドスキー場のロープウェイとして74年に一般営業を開始。
ゴンドラは1982年に交換された2代目とのことなので、昭和40年代という見立ては間違っていた。もうちょっと新しかった。
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ロープウェイは札幌市が2003年3月まで通年営業していたが、翌シーズンからは旧テイネオリンピアを運営していた加森観光に引き継がれた。
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しかし、それも2008年で休業となってしまった。
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オリンピック当時は、コース用のリフトも2基あったということなので、我々が登ってきた電柱のある斜面はその跡なのかもしれない。
ちなみに、ロープウェイの延長は1086m。高低差は424m。
ゴンドラの定員は41人だった。
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下には山麓駅が見える。
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山頂駅の東隣には、ほぼ同じルートを並行しているサミットエクスプレスが運行されているので、スキーヤーやボーダーが次から次と登ってきて、北西方向の大回転コースへと向かっていく。
ここはBCコースへの入口になっているわけだ。

休憩後、我々もしばらくはそのルートに従って、西に向かってトラバース。
道が細く、谷側が急なので、Iさんから珍しく「爪をしっかり効かせてね~」と注意が入った。
本峰の頂上部を巻き終わって振り返ると、頂上の岩稜が姿を現した。
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手稲山は頂上が台地状でなだらかに見えるので、女性的なイメージがあったが、こんな荒々しい表情を持っているとは思ってもみなかった。
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ここから西峰までは稜線歩きである。
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天気もよく、気持ちがいい。
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でも、ちょっと風が強い。
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しばし止まって、本峰を振り返る。
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夏場は岩登りも盛んなのだろう。
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稜線は風が常に吹いているようで、雪面が固い。
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雪山を行く私。
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左手(南)の眺望は利かない。
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北側には雪庇が張り出している。
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そこは注意深く避けて進む。
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鞍部からは当然ながら登り返し。
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あちこちで写真を撮っている間に、順番が6番手に下がってしまった。
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勾配はだんだん急になる。
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もう左前方が西峰の頂上だ。
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さらにまた1人に抜かれ、7番手になった。
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いよいよ最後の急登。
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今度は、左に大きな雪庇が発達している。
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なぜ、こんなふうに雪が付くのだろう。
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手稲山本峰を振り返る。
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まさによじ登る感じだ。
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このあと、私の前を行くYさんが登り切れず苦労していたので、順番を変わって、足場を作ってあげた。
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山頂駅から30分弱で西峰に登頂。
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ここからは今まで見たことのない角度で手稲山の頂上を望むことができた。
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西から南にかけて岩稜が取り巻いており、見事な山容だ。
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これが見られてよかった。満足じゃ。
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ここは吹きさらしなのに意外に風がない。
好都合なので、ここでお昼にすることになった。
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私はしばらくカップ麺だったが、それだと皆さんをお待たせしているような気がして、今回からはパンにした。
飲み物は、サーモスの水筒に入れてきた紅茶である。
H君が朝熱湯を入れてくると熱くて飲めないと言っていたので、前夜のうちに詰めておいたら、さすがに若干ぬるくなっていた。

30分弱の休憩で出発。
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前方の斜面で遊んでいるボーダーの姿が豆粒のように見えた。
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下りは急なので、どうしても尻セードになってしまう。
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右側は雪庇で、その下は断崖になっている。
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先に下りていたIさんは振り返って、「右はダメ、右はダメ」と大声を出している。
実際に滑っていると分からないが、下から見上げると、本当に危ない位置にいる。
私も一生懸命、「左に寄って~。こっち、こっち」と身振り手振りをしながら叫んでいた。

無事全員難所をクリアしたところで前進。
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その後も尻セードは続いた。
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下りもまた楽しい。
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Iさんは相変わらず、歩くのが速い。
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本峰の雄姿。
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鞍部まで下ってきたところで、Iさんのスノーシューが壊れてしまった。
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本体と金具が完全に分かれてしまったのだ。
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どうするのか。この先、ツボ足で歩くのか、と思ったが、修理するから10分待ってくれという。
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そもそも今まで履いていたスノーシューも一度壊れて修理したものだったらしい。
ザックの中から針金とナイフを出して、器用に取り付けていた。
感心はしたものの、あれじゃあ、またいずれ壊れてしまうので、新しいものを買った方がいいのではないか。

この間に女性陣数人がお花摘みに。
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15分ほどの停滞で出発。
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同じ道は戻らず、すぐに大回転コースを下った。
ここは急なので、素晴らしい尻セードとなった。
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長距離でスピードも出る。
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H君は、やっと「これが使える」と喜んで、そりを尻に敷いて滑った。
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でも、スピードが出過ぎて怖いから、スノーシューでブレーキをかけていたそうだ。
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こちらは、尻だけでちょうどいいスピードだった。
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ボーダーたちの注目を浴びてしまった。
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立ち上がると、みんな雪まみれである。
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コースを下り切ると、ゲレンデとの連絡通路に達した。

ここは右へと進路を取り、東へトラバースしていく。
すぐに、巨大な岩が現れた。ローソク岩と名付けよう。
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今度は、雪の被ったコンクリートの小屋を発見。
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Iさんによれば、オリンピックの時に使った小屋だそうだ。
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今はとくに何かに使用している感じではなかったが、緊急時の避難には使えそうだった。
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(つづく)
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手稲山(上)

【2018年2月25日(日)】手稲山
3週連続のツアー参加で、この日は手稲山(1023m)に登った。
前夜は実家でたらふく食べたので、朝起きても全然お腹が空いていなかったが、無理やり食べて、7時前に家を出発。
ピックアップ場所の札幌駅北口のローソン前に、7:20頃到着した。
すでに他のツアー参加者2人が待っていた。
挨拶を交わし、7:25に到着した車に乗り込む。
今日の参加者は9人なので、車は満員だ。

今日は、下界は晴れているが、手稲山の頂上は白く隠れている。
雪が降っているのだろう。
また、真っ白な世界を行くことになるのだろうか。

手稲山に登るのは、小学校の頃の登山遠足以来なので、もう40数年ぶりくらいになる。
スキー場の下から作業道みたいな道を歩いて登ったと思われるが、ほとんど記憶には残っていない。
今回は、手稲山もさることながら、そのすぐ西にある西峰(991m)がメインである。

9時過ぎに、パラダイスヒュッテ駐車場に到着。
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準備を整えて、9:18に出発した。
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ここで標高は約545m。

しばらくはトレースのついた林道のようなところを進む。
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間もなく、橇を引いたご婦人とすれ違った。
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パラダイスヒュッテに泊まった方だろうか。食材や衣類らしきものを運んでいた。
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後ろからは子供もついてきていた。
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歩き始めて10分もたたないうちに、右手に小屋のようなものが見えてきた。
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パラダイスヒュッテだ。
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ここはわが国最古のスキー小屋だそうだ、
現在は北大学生部の所管で、北大山とスキーの会が管理運営しているとのこと。
一般の利用も可能だが、宿泊は土曜日のみ。
もちろん食事などは付かないが、冬期は1泊610円で利用できるそうだ。
H君は昨年、ここに泊まって、手稲山西峰に登ったと言っていた。
近くで子供たちがそり遊びをして、雪にまみれていた。
昨日泊まった子たちだろう。

左手には、手稲山の山頂がなんとなく確認できた。
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さらに数百m進んだところで、林道を離れ、尾根に取り付いた。
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最初はちょっと急だったが
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すぐになだらかになった。
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ほぼ平らだ。
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まだ歩き始めて20分もたっていないが、木々がまばらな、開けたところで最初の休憩。
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お着替えタイムだ。
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私も素直にここで、ゴアの下に来ていたダウンのベストを脱いだ。

このあたりは比較的、風もなく暖かい。
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最初は雪が降っていたが、日も差してきた。
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しばらくなだらかな広い尾根を進む。
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取り付きからはトレースはなくなったが、美比内山と違って、雪はそれほど深くも重くもない。
ガイドのIさんもそれほどラッセルに苦労していない様子だ。
私は、今日は4番手。
Iさんのすぐ後ろは、ラッセル好きと後で聞いた女性、その後ろにH君、そして私、という順番だ。
全く楽ちんである。

左手に「サッポロテイネ」スキー場が見えてきた。
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歩いているルートは山頂に向かって電柱が続いており、その周りは木が伐採されている。
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ちょっと興ざめだが致し方ない。

電柱ルートの途中、眺望のいい尾根に出た。
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正面に手稲山本峰が見える。
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右手の方角、奥に見えているのは奥手稲山(949m)の手前に立ちはだかる920mピークのようだ。
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この木に貼り付けられている「王」の字は王子製紙のことだろうか。
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調べてみたら、このあたりは王子製紙グループの王子木材緑化の所有のようだ。
右肩にある「石」の文字の意味は分からない。

ここで写真を撮ろうとした時から、カメラの調子が悪くなった。
再起動を繰り返しているうちに、遅れをとってしまった。
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右手、木の陰に隠れているのが、西峰。
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引き続き、電柱ルートを進む。
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やっと西峰がすっきり見えた。
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H君は昨年、あの尾根を通って西峰に登ったそうだ。
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上に見えている白い部分が札幌オリンピックの大回転コース(現在はBCのメッカとなっている)らしい。
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標高700mに達したところで、2度目の休憩。
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休んだ場所は、大回転コースとスキー場ゲレンデとの連絡コースになっているようで、何人ものスキーヤーやボーダーが目の前を通過していった。
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私はみんなから見えないところまで行ってキジ撃ちをしていたが
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スキーヤーには後ろ姿を見られてしまった。
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これは今我々が登ってきたトレース。
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10分ほどの休憩で出発。
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ここからは厳しい急登となる。
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スノーシューのかかとの金具を上げて、ガシガシ登っていく。

Iさんが大きなミズナラの木に関心を示していた。
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行程的には、最初の目的地は西峰なのだが、今歩いているのは本峰に通じる尾根である。
途中で、右へトラバースするとのことだが、どんどん本峰に近づいて行く。

この尾根はBCスキーのコースにもなっているようで、かなりの数の方々が木々の合間を縫って滑走していった。
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中にはそれほど上手じゃない人もいたので、わりと初級の人も来るところなのかもしれない。

標高が高くなるにつれ、風が強くなってきた。
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私は薄手の手袋のままなので、手が冷たい。
写真を写すために一度、手袋を脱ぐと、かなりかじかんでしまう。
おかげで、あまり頻繁には写せなかった。
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とはいえ、景色のいいところは我慢して撮る。
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間もなく下界の展望が広がった。
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この尾根は傾斜もかなり急で、吹き溜まりもあるので、Iさんが登りやすくトレースを付けるのに苦労してくれた。
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左手が開けてくると、大きな雪庇が現れた。
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こんなところをスキーで下るなんて、私にはとてもできない。
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40年ほど前に、ここの左手の沢で医者と看護師が雪崩で遭難死したことがあるとのこと。Iさんの周辺では、それにちなんで、ここを「フリン沢」と呼んでいるらしい。
本当に不倫だったかどうかは分からないらしいが。
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今度は左手に、銭函天狗岳(537m)が姿を現した。
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開けているので、みんな写真撮影。
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「サッポロテイネ」スキー場の全容が広がった。
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ハイランドより標高の低いところにある旧テイネオリンピアは、札幌オリンピックでリュージュとボブスレーのコースになった。
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森の中にパラダイスヒュッテも発見。
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海の方は雪雲があって、よく見えなかった。
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頂上直下の旧手稲山ロープウエー山頂駅には11時半前に到着した。
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西峰には、ここからトラバースしていくそうだが、先に手稲山本峰に寄ることになった。
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まさに林立する鉄塔の中を西の方へ進んでいく。
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さすがに、ここにはトレースがあった。
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それにしても、ここには一体、何本の鉄塔があるのだろう。
ぱっと見ただけでも十数本はありそうだ。
テレビ局のほかに北海道開発局の中継塔もある。
携帯電話が普及してから、さらに増えたらしい。
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頂上には11時半過ぎに到着したが、山名板は雪に埋もれて、全く見えなくなっていた。

(つづく)
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2度目の三菱山

【2018年2月24日(土)】三菱山
盤渓スキー場の回数券(12枚綴り)が10枚も残っていたので、使い切ってしまうことにした。
時間に余裕があれば、またシールスキーコースで三菱山(482m)に登るつもりだ。
自宅でゆっくり朝食をとって、9時半に出発。
10時前にスキー場についたが、ここでアクシデントが起きた。
第2駐車場から奥の駐車場へと続く細い道で、前を走っていた軽が脱輪。
右側を歩いてくるスキー客をよけようとして、左に寄り過ぎ、雪が固まっていない路側帯に落ち込んでしまったのだ。

私や係りの人で後ろから押したり、前から押したりしたが、深みにはまるばかり。
駐車場の事務所から板や棒を持ってきてヘルパー代わりにして再度脱出を試みたが、効果なし。
奥の駐車場にいた男性が、「牽引しましょう」と言ってくれ、ロープも他のお客さんから調達してきてくれたが、軽自動車の方のフックを差し込む蓋がなかなか開かない。
仕方ないので、何度か人力でまた押したり引いたりしたが、やはりどうにもならない。
段差が大きすぎるのだ。

30分以上試行錯誤しているうちに、どんどん人が集まってきた。
中で困った顔をしていた小さな女の子のお守をしてくれる人まで現れた。
誰かが、フックの蓋は押しながら引っ掛ければいいと教えてくれて、その通りやってみたら、すぐに開いた。
やっと牽引できる状態になった。
ロープを引っ掛けて、乗用車に引っ張ってもらったら、あっという間に脱出できた。
何度も全力で押したせいで、翌日から二の腕の裏と胸が激しい筋肉痛になってしまった。

そんなこんなで、滑り始めたのは11時前。
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昼飯前までに、7本。後半で何となく、コツがつかめてきた気がした。
と言っても、毎回その通りにできるとは限らないのだが。
12:15にセンターロッジに入って食事にする。
席はほぼ埋まっており、単独の席を確保して、買ってきたパンと前日に買ったサーモスの水筒に入れてきた熱い紅茶で、しばし休憩をとった。

12:45頃、再開。残るチケットは3枚。
滑っていないコースを滑って、下に下りてきたのが13:20。
この時間なら、たっぷり余裕があるので、三菱山に登ることにした。
コース入口でシールを貼り、13時半前にスタート。
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快調に登り始めた。
前回はかかとの金具の調整がうまくいかず大汗をかいたが、今回はこまめに調整して、スムースにいった。

おかげで、途中休憩もとらず、50分で登頂できた。
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前回より30分以上速かった。

頂上直下でスキーを脱ぎ、スキー靴で頂上へ。
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かなり埋まって歩きにくかった。

まずは眺望。中央左は藻岩山(531m)。
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樺戸三山方面はあいにく見えなかったが、恵庭岳(1320m)の右にある空沼岳(1251m)も確認できた。
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南の方角の全景。
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紋別岳(中央左、866m)とイチャンコッペ山(中央右、829m)。
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札幌市街。
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撮影後は標高差280mのダウンヒルで、14:40に締めとなった。

帰りはちょっと寄り道してみることにした。
まず、盤渓から北ノ沢を結ぶこばやし峠。
向かってみて、びっくり。
峠の下を貫通する盤渓北ノ沢トンネルができていた。
昨年の2月に開通したそうだ。

旧道も通れるので、もちろん旧道を行く。
こばやし峠は、急峻な踏み分け道があるだけで人の往来は困難で「嫁泣かせ峠」と呼ばれていたらしい。
1901年(明治34年)に北ノ沢に移住してきた小林新史が、少年時代ここを裸足で通学したことから道路開発を志すようになり、1956年(昭和31年)産業観光開発道道促進期成会を結成。1960年に着工し、5年かけて開通した。
この事業に尽力した小林の名から、「こばやし峠」と命名された。
ちなみに地形図の表記は「小林峠」となっている。
頂上には1989年(平成元年)10月に建立された記念碑があった。
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北ノ沢側に下ってトンネルで引き返し、次は幌見峠。
朝、通った時、駐車場の大きな看板があったので行ってみた。
しかし、よく見ると、冬期は閉鎖中。
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仕方ないので、峠の除雪スペースに車を停めて、徒歩で登った。
夏期は「幌見峠ラベンダー園」が開園するようだ。
オープンは1987年(昭和62年)。
この峠を通るのは多分、生まれて初めてだと思う。
1981年には札幌を離れていたので、ラベンダー園の存在は全く知らなかった。
現在は5000株ほどが栽培されているのだそう。
駐車料金さえ払えば、入園は無料だ。
その駐車場だが、開いているのは4月から11月までの8か月間。
札幌市街の夜景の名所という関係もあって、駐車料金は昼間が500円なのに対し、夜は800円。
ゲート式清算システムなので24時間営業だが、そのせいでバイクと自転車は入場禁止なんだとか。
それは、ちょっと殺生な気がした。

歩いて登ってみたが、展望スポットは残念ながら、除雪されておらず入れなかった。
なので、見えたのはこの程度。
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西側には砥石山(826m)らしき山が望めた。
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これは、ラベンダー園を営む「夢工房さとう」の事務所かな。
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というわけで見学は終了。
夏にまた来てみたいが、駐車場代が高いので自転車で来ようかな。

雪道なので峠を慎重に下り、スーパーで買い物をして、16時に帰宅。
今季は7回(札幌国際3回、盤渓3回、白井岳1回)スキーに行ったが、だいぶ慣れてきた気がする。
残雪期の増毛山系の登るのが、当面の目標だ。

【行程】2018年2月24日
ゲレンデ下(13:27)~頂上下(14:17撮影等14:30)~ゲレンデ下(14:41)
※所要時間:1時間14分(うち歩行・滑走時間1時間)
※登った山:1座(新規なし)
※歩行距離:3.8km
※累積標高差:282m
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白井岳(下)

【2018年2月18日(日)】白井岳
白井岳(1301m)頂上直前で稜線にのった。
先行していたパーティーに挨拶をして、頂上に向かう。標高差はあと60m。
この先トレースはないが、傾斜もゆるく、風のため新雪もほとんどない。
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しかし、その風が問題。猛烈な風だ。
でも、冬山の稜線としてはマシな方なのだろう。
おそらく風速10数mくらいだろうから。
フードをかぶって風を避けるが、顔に吹き付ける風は防ぎようがない。
もう少しだから耐えるしかない。

時折、雲が切れて、青空が見える。
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薄日が差す瞬間もあった。
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朝里岳(1281m)方向が見えたりするが、それも一瞬のこと。
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結局天気は回復しなかった。
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昼飯を食べる機会がないまま、12:45頃、登頂。
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頂上は木も生えていない広大な雪原で、山名板もない。
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晴れていれば眺望はいいのだろうけど、それは望むべくもない。

寒くて、Tシャツを出しての「部活」はとても無理なので、とにかく同期3人、現状の格好のままで写真を撮ってもらった。
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さあ、長居は無用。とっとと下山だ。
皆さんはそのまま下ればいいのだが、我々スキーチームはシールを剥がして、スキーを履き直し、ヘルメットをかぶって、ゴーグルをしないといけない。
強風でシールをしまうのが大変だったが、何とか完了。
ゴーグルをしようとしたら、なんと凍り付いていて何も見えない。
登りの前半で頭にかけていたが、必要なさそうなので、頭から発する水蒸気がついたままザックにしまっておいたら、それが凍ってしまったのだ。
Iさんから「それはだめだ」と指摘され、O君がスペアのゴーグルを貸してくれたが、これが小さくてメガネをすっぽり包んでくれない。
それでも無理やりかけて、出発することにした。
結局皆さんを15分も待たせてしまった。
迷惑をかけてばかりだ。

出発はしたものの、メガネにゴーグルが当たって、変な角度になるので、距離感がつかめないし、雪面の状態が全く見えない。
障害物はないものとみなして、勘で滑るしかない。
O君は華麗に下っていくが、私はボーゲンで何とか転ばないように、ゆっくりゆっくり下るだけ。
雪の固いところはスピードが出てしまうし、本当に怖かった。

途中でこれはもうゴーグルは無理だと、メガネだけにしたが、そのメガネにもすぐに雪が付いて何も見えなくなってしまう。
雪の降り方が登りより激しくなっているせいだ。
とうとうパウダーのところまで来た。
O君は「ターンする時はジャンプするんだ」と教えてくれるが、こちらはそれどころではない。
何も見えないに等しいのだから。
それでも何度か試みたが、あっという間に転ぶ。
パウダーなので痛くも何ともないのだが、雪にまみれて、体勢を戻して起きあがるのが大変だ。
何せ、スキーが埋まって動かないのである。

トレースが見えないから、みんなの姿が頼り。後ろをゆっくり滑っていくしかない。
隊列に突っ込むようなことはなかったが、最後尾で転んで、なかなか起きあがれないまま、みんなの姿が見えなくなってしまった時には、ちょっと焦った。
でも、焦れば焦るほど、ドツボにはまるので、落ち着いて息を整えた。
スキーが埋まっているところをストックで掘り起こして這いだした。
こんな調子なので、一度転ぶと、ものすごく消耗した。
ちゃんと見えていれば、O君の指導に従ってチャレンジできたのだが。
すべてはゴーグルを凍らせたのが失敗のもとだった。

ちっとも楽しいと思えないまま、谷がすぼまったところまで下ってきた。
あとはトレース通りに滑っていくしかない。
この先はスキーチームが先に行ってもいいという。
O君はそれならということで軽やかに行ってしまったが、私はきちんとトレースの輪郭が見えないのでおそるおそるだし、カーブのきついところでは壁に突っ込んでしまう。
スキーが抜けず、またもがく。
そんなことを繰り返しているうちに、もうメガネも外してしまうことにした。
裸眼だと視力は0.1以下だが、まだ曇ったメガネをかけているよりはマシだった。
この後はわりとスムースに滑れるようになった。

しばらく行くと、O君が休んでいた。
お腹が空いたと言ってパンを食べている。
しかも、「体冷えちゃったから、カップ麺食べていいかな」と聞くので、「大丈夫じゃない?」と許可した。皆さんはまだ追いついてこないだろう。
私もパンを食べようかと思ったが、固くなっていたので止めて、温かいお茶を飲むだけにとどめた。
O君が食べ終わる頃、スノーシュー部隊が到着。
彼らはここでお茶を飲んでから出発するというので、トイレ前集合ということにして我々は出発。

間もなく、ゴンドラ終点からのBCコースと合流すると、ボードやスキーヤーが増えてきたので、彼らをやりすごしながら前進。
最初の渡渉地点では、階段登りをして通過した。
そうしてようやく、ゲレンデに出た。
ゆるやかな斜面なので、とくにターンもせず、棒立ちのまま、放心したようにスキー場の建物に向かった。
14:20頃、到着。スキーなのに頂上から1時間20分もかかってしまった。
何もせずここで待っているのもばかばかしいので、車まで行って、靴を履き替えることにした。
車には10cm以上の雪が積もっていた。
長靴に履き替え、トイレ前に戻ったところで、ちょうど後発隊が到着した。

皆さんお昼は食っていないが、食堂に寄ったりはせず、すぐにお風呂に行くというので、我々がまた先に行って、回数券を買っておくことにした。
定山渓温泉のホテル山水はまた混んでそうなので、始めから小金湯にした。
先週「まつの湯」に行ったので、今回は「湯元小金湯」だ。
14:50に駐車場を出発。
定山渓までの道は雪が降っていて、真っ白だった。
慎重に運転しながら、車内でパンを2個食べた。
(スノーシューチームも車内でガツガツ、パンを食べたらしい)
O君は寒がっていてかわいそうだったが、この車はなかなか暖まらないのだ。
しばらく辛抱してもらって、15時半に小金湯に到着。
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11枚綴りの回数券(7500円)を買って、受付前のベンチで皆さんが来るのを待つ。
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屋内は暖かかったので、O君もホッとしたことだろう。
15分くらいで到着。回数券を配って、それぞれ入浴した。
こちらは、「まつの湯」と違って、どぶくさくなかった。
内湯で十分温まってから、露天風呂を楽しんだ。

上がってから、休憩室で精算。
ガイド料9000円、ビーコンレンタル料500円、入浴料700円の計10200円。
みんなは缶ビール500CCを買って飲んでいたが、私は前夜の酒や寝不足、初めてのパウダーなどが重なりグロッキー。
マットに横たわって、一瞬気を失ってしまった。
何人かと来週の手稲山西峰での再会を約して、ちょうど17時に解散。
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O君を自宅に送り届けて、18時前に帰宅した。

帰宅してから、炊飯、洗濯などあれこれ立ち働き、落ち着いたのは20時。
何とか、小平の金メダルまでは起きていたが、その後は完全に気を失ってしまった。
目さえ見えたら、O君のように華麗な滑りはできなくとも、それなりに楽しめたはず。
パウダーは思ったよりスピードが出ないし、深くても多少コントロールができることがわかったからだ。
今シーズン中にもう一度リベンジしてみたい。

【行程】2018年2月18日
スキー場入口(9:32)~ゲレンデ下(9:37装着9:44)~渡渉地点(9:52着替え等9:58)~標高700m地点(10:13ストッパー処理10:20)~標高860m地点(10:58休憩11:07)~1150m地点(12:01休憩12:09)~頂上(12:46着脱13:00)~標高710m地点(13:55休憩14:00)~スキー場(14:19)
※所要時間:4時間47分(歩行時間:3時間50分)
※登った山:1座(白井岳)
※歩行距離:8.2km
※累積標高差:690m
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白井岳(上)

【2018年2月18日(日)】白井岳
白井岳は、札幌国際スキー場の南に位置する標高1301mの山で、余市岳(1488m)、朝里岳(1281m)とともに「余市3山」と呼ばれている。
その名は、豊平側の支流白井川の水源にあることにちなむという。
白井川自体の名は、豊羽鉱山から流れ出る白く濁った水に由来するらしい。

今日はその白井岳に札幌国際スキー場から朝里岳沢川に沿って登る。
当初はゴンドラの山頂駅から朝里岳を経由して白井岳に至り、朝里岳沢川沿いを下ってくる計画だったが、この日は稜線は猛烈な風が吹いていると推測されたので、予定を変更し、、白井岳ピストンとなった。

今回は山岳ガイドIさんのスノーシューツアーなのだが、わがままを言って、スキーで参加させてもらった。
国際スキー場でインストラクターを務めている高校の同級生O君が、スキーでの参加を希望していたので、Iさんに聞いてみたらOKが出た。
どのくらいの山スキーの経験があるのか聞かれたので、「登りは、ゴンドラ頂上駅からの朝里岳と三菱山のみ。パウダーを滑ったことはありません」と答えた。
「でも、O君はプロ並みです」と伝えたら、「Kさんは華麗には滑れないけどってわけね。まあ、やってみますか」ということになった。

前日は、藤野富士でオール単独ラッセルをした後、夜は敬愛する堀淳一さんの偲ぶ会に出席。2次会、3次会と飲み続けて、帰宅は午前2時を過ぎていた。
睡眠は4時間弱。二日酔いではなかったが、寝不足には違いない。
でも、どたキャンするわけにもいかず、7時半に自宅を出発。
小雪の降る道を運転しながら朝食のパンを食べて、8時過ぎにO君をピックアップ。
その後、Iさんのツアー車を藤野のセブン―イレブンで発見。
豊滝の除雪ステーションで合流してトイレを済ませた。

先に出発して、雪が強くなってきた中を慎重に走る。
定山渓ダムサイトに何台も駐まっている車は、百松沢山にでも登っている方々かと思ったら、O君によれば、さっぽろ湖でわかさぎ釣りをしている人のものらしい。
湖面にそんな人影を見かけたことはないが、そんなに流行っているとは知らなかった。
9時に、札幌国際スキー場に到着。
こんな天気なのに随分混んでいて、第2駐車場に回されてしまった。
早速、スキー靴に履き替え、ゴンドラ乗り場前で他のメンバーの到着を待つ。
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スノーシューで参加しているH君と連絡を取り合って、1偕のトイレ前で合流。
9:45に出発した。今回の参加者は我々を含め計8人だ。
建物の外側を回って、ゲレンデの端っこでシールスキーを装着。
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このタイミングで、O君がシールにワックスを塗ってくれた。
これで、シールを貼ったままでも多少の下りは滑ることができる。

全員準備が整ったところで改めて歩き出す。
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すぐにゲレンデから離れて、山へと分け入った。
が、幸いなことにスキーのトレースが付いている。
今回はIさんにラッセルの負担をかけずに済みそうだ。

トレースを歩き始めてすぐ、沢の渡渉があった。
スノーシューの方々はスノーブリッジをやすやすと渡っていったが、急な下りのすぐ先が急な登りなので、スキーでは難しい。
O君が果敢に挑戦して、いきなり転倒したのを見て、私は無理と判断。
板を外して歩くことにした。

我々が体勢を整えるのにやや時間がかかるので、スノーシューチームには先に行ってもらった。
すでに汗をかき始めていたので、ついでにダウンベストも脱いだ。
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そうこうしているうちに、5分くらい遅れてしまった。
一生懸命追いかけるが、なかなか先行隊が見えてこない。
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Iさんは歩くスピードが速いしなあ。

15分くらい進んだところで、やっと追いついた。
Iさんが心配して、私たちを探しに戻ろうとした瞬間だった。
この後間もなく、休憩タイムとなった。
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私はO君の後ろを歩いていて、O君の板のストッパーが跳ね上がっているのを発見していたので、自分のも上げることにした。
しかし、雪が付いているので、なかなかうまくいかない。
O君とIさん二人がかりで奮闘して、やっとできた。
みんなには5分近くお待たせしてしまった。すいません。
ここで標高700m。まだ80mしか登っていない。

でも、この先は順調だった。
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トレースがついている分、ラッセルしなくて済むので、Iさんのペースも速い。
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こちらも皆さんが踏み固めた道をたどっていくだけなので、楽だし順調だ。
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こんな景色を撮影する余裕すらあった。
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それにしても、雪が深い。
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最初の休憩から40分ほど歩いたところで、2度目の休憩。
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ここではばかりながら、キジ撃ち。
隠れるところはどこにもないので、お見苦しいが、お許しください。
私は行動食のチョコを食べたり、ドライフルーツを食べたりして栄養補給。
手袋も普通の登山用から、冬用に交換。
もこもこした生地の手袋をまず履いて、その上に手首の長い薄手のものを付けた。

10分弱の立ち休みで出発。
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Iさんが「あと45分で・・・」とつぶやいたが、後ろの人には聞こえなかったので、誰かが「あと45分で何ですか~?」と大声で聞いたら、「休憩する」とのことだった。
45分で頂上に着くと期待していた人もいたようでがっかりしていたが、まだ標高860mなのに、それはありえない。

この先も黙々と登り続ける。
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徐々に傾斜も出てきたので、ビンディングのステップを下ろして、かかとの角度を調整した。
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これは何度かしていうちに、わざわざしゃがんで手でやらなくても、ストックでできるようになった。

45分どころか55分経過して、やっと休憩。
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すでに稜線が見えている見晴らしのいいところだ。
標高は約1150mまで来た。
1列に並んで、再び立ち休み。
かなり冷えてきたので、ここでさっき脱いだダウンのベストをまた着込んだ。

風のせいか、新雪もわりと浅いので、この先はスキー隊が先導することにした。
O君が先頭で引っ張る。
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しばらく行くと、後発隊が付いてきていないことが判明。
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まだ1人、準備ができていなかったらしい。
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でも、我々は待たずに進むことにした。
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適度な距離ができたので、皆さんの写真を撮ることができた。
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それほど斜度がなく、トレースも付いていると、シールスキーがこんなに楽だとは思わなかった。
ものすごく楽しい気分になってくる。
トレースがジグザグになっているところでは、O君が方向変換のためのキックターンのやり方を教えてくれた。
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これも雪が多く積もっていると大変だろうが、ここの条件ではとても楽だった。

もう少しで稜線に出るというところで、風のためかトレースが消えていた。
それはいいのだが、雪が固く、スキーでは直登はもちろん、トラバースすらできない。
横にずるっと滑り落ちてしまう。
やむなく、Iさんの助けを呼んだ。
Iさんがスノーシューで平らな足場を作ってくれたあとを付いて、何とか登れた。

稜線に出ると、5~6人くらいのスキー&スノーシューのチームが休んでいた。
これまでトレースを付けてくれていたのは、この方々だったのだ。
どれだけ早く出たのか。
普通は、ラッセルしている先行隊には追いついてしまうものだが、今回は結局彼らにまるまるやらせてしまった。
申し訳ない。
彼らはピークには関心がないのか、ここから滑走する構えだった。

(つづく)
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藤野富士(下)

【2018年2月17日(土)】藤野富士
藤野富士(651m)の南東尾根を登っている。
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急斜面の途中に、雪があまり積もっていない箇所がいくつかあった。
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踏み抜いて溝に落ちてしまわないよう、登るルート選びは慎重に行った。
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おかげで溝にはまることもなく、何とか登り切ることができた。
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振り返ると、私の足跡。
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さすがに息が切れた。
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東に位置する標高460mの山。名前は付いていないのだろうか、地形図に表記はない。
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やっと、頂上台地にのった。
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その途端、猛烈な西風が吹き付けてきた。
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西側(左)に樹林帯があるのに、ほとんど風よけの役目を果たしていない。
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稜線は吹き溜まりと雪が飛んでしまったところが交互に現れ、まるで波のようだ。
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しかも、雪の少ないところは、すぐ下が土ではなく、ササなので、踏み抜いてしまう。
雪の重みが足りないので、ササがつぶれていないのだ。
これにはまいった。

吹き溜まりを飛び石のようにつないで登っていく感じ。
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幸い、吹き溜まりの上は雪が固くて歩きやすかった。

吹き溜まり地帯を過ぎると、雪に埋もれたケルンが現れた。
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近くに行って写真を撮りたいところだが、風が強くてそれどころではない。
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とにかく頂上を目指す。
この先は風紋地帯。最後の登りだ。
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強風の中、登山口から1時間25分で登頂。
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わりと広い頂上だが、まわりは樹木があり、眺望はほとんど利かない。
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一応、札幌市街が木々の間から見えた。
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ここでお昼にするつもりだったのに、この風では到底無理。
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写真だけ撮って、すぐ下山することにした。
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しかし、下り口を示すリボンなどは何もない。
かと言って、来た道を戻ってピストンになるのもいやだ。

どうせずっと樹林帯だから雪崩の心配はないし、当たりを付けて下っていけば、藤野聖山園のどこかにぶつかるはず。
下りやすいところから下り始めた。
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雪の深さもそこそこあり、急斜面なので、雪をかき分けながら、あっという間に下れる。
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木々の隙間に何となく墓地が見えるので、とにかくそれを目指して真っすぐに下った。
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傾斜がだいぶ緩くなってきたところで、作業道とみられる段差と交差。
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転ばすに、すとんと下りた。
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ちゃんと、行く手に墓地空間は見えている。
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雪の深さは、だいたい30cmくらいか。
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さらに下ると、どこかから下ってきた(登ってきた?)トレースと合流した。
とくに心配はしていなかったが、これで全く不安はなくなった。
このトレースに従ったり、逸れたりしながら、さらに真っすぐ進むと、ほぼ目標としていた霊園の17区に出た。
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素晴らしい。

しかし、下界も猛烈な風だ。
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墓石の上にのっかっていた雪はみな吹き飛んでしまっている。
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登る前に私が付けた車道のトレースは完全に消えている。
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帰りは楽できると思っていたが、そうは問屋が卸さなかった。
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ラッセルのやり直しである。
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というわけで、頂上から30分ほどで駐車場まで下りてきた。
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なんと私が留守にしている間に、駐車場はきれいに除雪されていた。
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帰りは、ちゃんと除雪された道を走ることができそうだ。ありがたい。

事務所に寄って、下山した旨、記帳し、とっとと車に乗り込む。
時刻は12:20。
この調子なら、買い物して帰っても、ゆず&しょうまに間に合う。
そう思って、きれいな道を走り始めたら、なんと前方で、除雪車が自分のよけた雪の上に乗り上げ、動けなくなっていた。
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何度も前に後ろにタイヤを回すが、タイヤが埋まっていくばかり。

手助けをしてあげたいところだが、乗用車と違って、押せばいいというものではない。
スコップもロープも持っていない。
間もなく、仲間の小さなブルが来たが、スコップで雪をよける手作業である。
これではいつ脱出できるか分からん。
これはもう腹をくくって、車内で軽く空腹を満たすことにした。
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持ってきたお湯でココアを作り、今朝の残りのレーズンバターパンをほお張った。

前方で除雪車が相変わらず、うなっているが、どうしても脱出できない。
「もう、フィギュアには間に合わないなあ、残念だ」「もしかして、堀さんの偲ぶ会にも間に合わなかったりして」と心配になってきたが、除雪車は何とか自力で脱出した。
しかし、乱れまくった雪の上を通れるわけもない。
除雪車とすれ違うため、見えなくなるところまで一旦退避した小型ブルだが、またやってきて、スタッグ箇所をきれいにしてくれた。
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結局、40分も待たされた。

急いで帰れば、中継に間に合うのだが、本格的に昼飯を食うことにした。
国道に出てすぐ「田中商店」というラーメン専門店を見つけ、チャレンジしてみた。
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店構えにこだわりが感じられたからだ。
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オーダーしたのは辛味噌。
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汁も美味しかったが、私の好みとしては、もう少し麺が柔らかい方がよかった。

まだ帰宅途上の段階で、ラジオにゆずが登場。
スーパーの東光の駐車場に着いたところで、とうとう始まってしまったので、4分半の演技が終わるまで車内で聞いていた。
買い物を終えて、車に戻ると、宇野の演技も終わっていて、2人で金銀を獲得した旨、報じていた。
決定的瞬間をテレビで見られなかったのは残念だったが、金銀メダルとはすごい。

14時に帰宅。単独のスノーシュー登山は初めてのチャレンジだったが、無事に成功してよかった。

【行程】2018年2月17日
駐車場(9:50)~登山口(10:15)~頂上手前500m地点(11:02)~頂上台地(11:24)~頂上(11:40撮影11:43)~霊園(12:03)~駐車場(12:14)
※所要時間:2時間24分(歩行時間:2時間18分)
※登った山:1座(藤野富士)
※歩行距離:3.6km
※累積標高差:424m

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藤野富士(上)

【2018年2月17日(土)】藤野富士
藤野富士(651m)は、札幌郊外の藤野地区に林立するとんがり山のうちの一つ。
形が富士山に似ているから、そう呼ばれるようになったのだろう。
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冬でもわりと手軽に登れる山なので、半日しか時間がない時のためにとっておいた。
そして、その日がやってきた。
2月17日は、敬愛する地図のカリスマ堀淳一さんの偲ぶ会が18時から行われる。
発起人の一人である私は、その準備のため、16時に京王プラザホテルに行かなければいけないので、遅くとも15時には帰宅したい。
いや今日は、フィギュアスケート男子フリーで羽生の演技が13:40頃から始まるので、それまでに帰りたい。
というわけで、藤野富士なのだ。

朝食を自宅でゆっくり食べて、9時に出発。
北海道は大荒れの予報ということで、比較的穏やかな札幌も朝から雪がわりと強く降っている。
こんなんで大丈夫かね、と思いつつ車を走らせていたら、石山に着く頃には雪が止み、藤野では、あれよあれよという間に晴れてしまった。
いったい、どうなっているのか。

国道230号を藤野聖山園の入口で左折。
しばらく登っていくと、途中から除雪がされていない。
積雪は10~15cm。
こんなに雪が積もっていて走れるのかと思ったが、一応わだちがあるので突き進んだら、なんとか聖山園の駐車場に着くことができた。
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北西の方角に、この前登った豊見山(579m)が見える。

そして北には砥石山(827m)。
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藤野富士の山麓にある墓地は完全に雪に埋まっており、墓参りの人が来るとは思えないが、職員は何人か出勤していた。
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事務所に寄って、登山口の場所を聞く。
行ったことがないのではっきりとは分からないが、16区と17区の間くらいに「登山口」という小さな札があるという。
とにかく行ってみたら分かるだろう。
ここで入山者名簿のようなものに記帳させられた。

スノーシューを装着し、ストレッチもせず、9:50に出発。
ここの標高は310mほどだ。
最初は墓地内の車道を歩くわけだが、いきなりのラッセルである。
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先に入山している人がいるのを期待したが、今日はいないようだ。
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16~17区は当然のごとく最も標高の高いところにある区画なので、そこを目指して登っていく。
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しばらく進むと、豊見山の左奥に豊平山(663m)が見えてきた。
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墓地の積雪は1mくらいか。
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豊平山(左)と豊見山(右)。
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無垢な雪はキャンバスのよう。
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15分ほどで、16区と17区の間あたりに着いた。
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振り返ると、砥石山。
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藻岩山(531m)も姿を現した。
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私のラッセル跡。
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でも、登山口の標識らしきものは見当たらない。
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とりあえず真っすぐ行ってみようかと思ったが、一応、スマホで過去ログを見てみた。
すると、ここを左折して、さらに上に行くみたいだ。
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確認してよかった。

相変わらずのラッセルだが、道なりに進むと、右手の木々の1本に「藤野富士」と書かれた標識を発見。
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除雪した雪をためた雪山を乗り越えて、山の斜面に取り付く。
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ここで標高は370m。
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標識とともに、緑や赤のリボンもあり、どうやらちゃんと誘導してくれているようだ。
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よく見ると、埋もれかけているが、トレースの跡が分かる。
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しばらくは、木の少ない空間を進む。
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正面に頂上が見える。
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間もなく、作業道に出た。
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作業道そのものは雪に隠れて見えないが、それらしく造成された痕跡は分かる。
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しばらくは、山を東から南へ回り込むように、作業道を進んでいく。
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下山者用に「藤野聖山園」への道標。
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おかげで傾斜が緩やかなのはいいが、後が怖い。
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時折風が吹いて、木に積もった雪が霧のように降ってきた。
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駐車場から1.5km、50分ほど歩いてきたところで、尾根をまたいで西へと進路を変える。
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ここでやっと標高が450m。あと200mある。

この先は尾根を登るのかと思ったら、南側の小さな谷をトラバースするように登っていく。
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ラッセルは山の中も10~15cm程度。それほどきつくはなかった。
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屈曲点から20分ほどで、頂上まで500mの標識が現れた。
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ここからやっと尾根に取り付くので、いきなり急登になる。
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標高は540mなので、あと100mちょっとだ。
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少し登ると、南側の山並みが見えてきた。
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いつもは風が強いのか、吹き溜まりができている。
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急登開始から10分ほどで、木々の生えていない、真っ白な斜面が見えてきた。
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大きな木の影を映せるほど。
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ついでに私も。
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それにしてもこれは、見上げるような傾斜だ。
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とにかく、直登で一気に標高を稼ぐ。

登るにつれ、左手に恵庭岳(1320m)が姿を現して、びっくり。
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イチャンコッペ山(835m)らしき山も確認できた。
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(つづく)
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室蘭本線(由仁~栗丘)

【2018年2月13日(火)】由仁~栗山
連休明けのこの日は、由仁町で仕事があった。
朝9時にレンタカーを借りて、国道274号を進む。
途中、長沼町の道の駅マオイの丘公園でトイレ休憩。
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冬期閉鎖かと思ったら、野菜屋さんが営業していた。
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中に入ってみると、熊本や和歌山産の柑橘系が売っていた。
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もちろん地元の野菜も。どれも、めちゃめちゃ安かった。
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ここオリジナルの「ジンギスカン饅」も販売しているようだが、何も買わなかった。
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由仁町に入ってしばらく行くと、有名な「牛小屋のアイス」があった。
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でも、こここそ冬期閉店中で再開は4月からとのこと。

経営は30年ほど前に恵庭から移転してきた細田牧場である。
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仕事を終えて、遅いお昼は、仕事先に教えてもらった由仁駅近くの「東京ホルモン」で。
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ホルモンが苦手な人でも、「ここはうまいわ」とうなってしまうとかで、ホルモンとサガリと野菜(もやしとタマネギ)を注文した。
ホルモンは店員さんが、眼の前の鉄板に敷いてくれた。
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あとは味噌だれをスプーンに4~5杯かけて、サガリや野菜と一緒に焼けばいいという。
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言われた通りにやってみた。
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肉に色が付いてきたところで野菜も投入。
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確かにこれは美味しかった。
ちょっと量が多いかなとも思ったが、ペロッと食べてしまった。
メニューの写真を撮ってくるのを忘れてしまった。
また、あちら方面に行くことがあったら、立ち寄りたい。
ビールを飲むなら、室蘭本線利用だな。バスもあるんだろうけど。

お腹がふくれたところで、会社に帰るわけだが、急ぎの仕事もないので、ちょっと寄り道をすることにした。
駅舎撮影である。
室蘭本線の由仁~追分間は昨年夏に撮影済みなので、由仁の北を回る。
由仁の北隣は栗山駅。
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なんか変わった建物だ。
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しかし駅舎部分はほぼここだけ。
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栗山町もいずれ、じっくり回ってみたい。
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駅舎の中に入ってみた。窓口に職員がいたが、委託管理駅(無人駅)である。
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委託とは言え、人がいる前で堂々と改札を通過するのもはばかられたので、連絡通路で反対側に行ってみることにした。
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立派な跨線橋を渡る。
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そこから見た苫小牧方面。
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岩見沢方面。
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反対側のホームに出てみた。
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改札口。
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1日7往復の運行。
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駅そのものは明治26年(1893年)7月1日の開業。
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現在の駅舎は2000年12月に完成した。
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2012~16年までの1日平均乗客数は189人だったそうだ。

併設されているカルチャープラザ「Eki」のホールでは、栗山監督が迎えてくれた。
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こちらは、栗山町4Hクラブのマスコット「くりどん」。
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4Hクラブとは、町内の青年農業者グループのことで、「くりどん」は栗山の農産物をいっぱいのせた「栗山うどん」をイメージしたらしい。
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北隣は4.2km離れて栗丘駅。安平駅、三川駅、古山駅と同型の駅舎である。
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その待合室。
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跨線橋は閉鎖されていた。
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従来、由仁~栗丘間は複線だったが、1990年に栗山~栗丘間の下り線にある栗山トンネルが崩落したため、それ以来、上り線のみの単線運行となっている。
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そのため跨線橋は不要となったのである。
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反対側ホームの跨線橋入口。
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ホームを見学していたら、ちょうど列車がやってきた。
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当駅の1日平均乗客数は10人。
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ここで女子高生が1人下りた。いい風景だ。
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私はしばしホームに残って、列車を見送る。
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さよ~なら~
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栗丘駅を真ん中に南北とも「栗」のつく駅だ。
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昭和18年(1943年)9月25日、信号場としてのスタートであった。
次の栗沢駅にも寄りたかったが、社に戻るのが遅くなってしまうので、今日はここで打ち止め。
江別経由で札幌に戻った。
この日は札幌でも最高気温がマイナス6℃。
体感としては今シーズン最も寒い1日だった。

(おわり)
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モラップ山(下)

【2018年2月11日(日)】モラップ山
モラップ山(506m)から下山し、キムンモラップ山(478m)に取り付いた。
しかし、道は大きく右にカーブして、今まで歩いてきた林道を戻るような恰好になっているので、どこかで左に折れないといけない。
H君の判断に任せて、それらしき場所で頂上の方角に向かい、しばらく鹿のトレースに沿って進んだが、ササ薮に何度も阻まれる。
これじゃあ夏山と同じだ。
少しでも歩きやすいところを求めて、右に逸れて行ったら、遊歩道に出た。
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これはもともと登るつもりのルートではなかったが、もはやこの道を進むしかない。

しばらく登ると、東屋が見えてきた。
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夏の遊歩道の休憩所だ。
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この遊歩道は山頂に通じているわけではなく、野鳥観察のための道のようだ。
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地形図には、キムンモラップ山付近に「野鳥の森」と書かれている。

東屋に着いたのは12時前。
お腹も空いたし、上に落ち着いて食事ができるところがあるとは思えないので、ちょっと風が強くて寒かったが、ここでお昼にすることにした。
2人はパンだったが、私は例によってカップ麺。
今日は人気店「空」の辛味噌ラーメンだ。
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以前食べた「一幻」より格段に旨かったが、時間通り5分で開けてしまったので、麺はやや固かった。

汁も飲み干して、20分弱で出発。
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この先はトレースなしの急登なので、H君と交代でラッセルした。
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それほど雪は深くなかったが、かなりの急勾配で骨が折れた。
なんか急に天気がよくなってきたので、暑いくらいだ。

N君はスノーシューに慣れていないこともあって遅れ気味。
ラッセルを交代してもらうような雰囲気ではなかった。
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急勾配だが、雪が固めだったので、私の場合はキックステップで直登する方が楽だった。
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東屋から30分弱で頂上台地に乗った。
振り返ると、さっき登ったモラップ山。
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ここで、右の尾根にトレースがあることに気付いた。
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やはり傾斜の緩いルートを採った人がいたようだ。
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どこから取り付いたのだろう。
それはともかく、ここが一番高い地点のように思えたが、トレースに沿って、今しばらく西に向かう。
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左手に支笏湖が光っている。
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間もなく、右手からササの生い茂る急斜面を登ってくるトレースを発見した。
CIMG5145_20180213225435879.jpg
これは休暇村支笏湖から登ってきたものだろう。
そういう人もいるんだ。結構人気あるじゃん、キムンモラップ。

間もなくトレースの終点に到着。
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木々の隙間から紋別岳が望めた。
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もうガスも消えていた。
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ここが478mの標高点のようだ。
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木々に阻まれて、展望はそれほどよくない。
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でも冬なので、この程度は見える。
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(モラップ山)

風も強かったので、滞在1分ですぐに退散した。
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帰りは登ってきた道をそのまま戻った。
急なので下りにくく、一度転倒してしまった。
N君は後ろで何度も転倒していたようだ。
テレマーク姿勢をとっても、すぐ体勢が崩れてしまうと言っていた。

頂上から20分で東屋に到着。
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ここで小休止してから、遊歩道を下る。
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案内板でちょっとお勉強。でも、木の識別は難しい。
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しばらく行くと、左手に建物が見えてきたので、それが車を停めた近くにあった建物だと思い込んで、そこを目指して森の中に入ったが、着いてみたら野鳥の観察所だった。
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駐車スペースはまだ先だったようだ。

南に向けて進むと、トレースを発見。
ついでに鹿の糞も発見。というか、これは至るところにあった。
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トレースに従っていくと、取り付き口のピンクリボンのところに出てしまった。
登る時、右の作業道に行かず、左に行くのが正解だったみたいだ。
とにかく無事に林道に出たので、ひと安心。
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車のところに戻ったのは、13時半前だった。
予定より30分以上早かったのは、林道往復を省略したおかげだ。
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それでは、汗を流すべく、休暇村支笏湖へ。
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駐車場に着くと、なぜか靴が置いてあった。履き替えたまま忘れてしまったのだろう。
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考えてみたら、支笏湖畔をきちんと歩いたことがない。
夏になったら、ゆっくり散策に来たいものだ。
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こちらが休暇村。
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フロントの方に勧められ、ポイントカードを作ることにした。
これで720円の入浴料が100円割引された。
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温泉は、「こもれびの湯」というらしい。
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露天風呂はなかったが、いい湯だった。
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お陰様で温まった。

N君を支笏湖畔駐車場に送り届けたら、そこは出入りする車で大賑わい。
みな、氷濤まつりを見に来た方々だ。
N君は帰ってしまったが、折角なのでH君と二人でまつり会場に行ってみることにした。
湖畔の土産物店街はこじんまりしていて、昭和っぽい雰囲気。
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こういうのは好きなので、夏に改めて訪ねてみたい。

湖畔近くに下っていくと、風がものすごく強く。めちゃめちゃ寒い。
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雪像のように見えるものは、型に水をかけて凍らせて作ったような印象だった。
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入場料(協力金)は300円。
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それほど高くはなかったが、寒くてあまり外にいたくなかったので、外から眺めるだけで引き上げることにした。

近くにかかっていた赤い鉄橋は「山線鉄橋」と呼ばれる歴史ある橋だった。
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案内板によると、もともとは明治32年(1899年)に北海道官設鉄道上川線の空知川に架けられた「第一空知川橋梁」だった。
英国人技術者ボナールの設計によるものである。
その後、王子製紙がこの橋の払い下げを受け、大正13年(1924年)頃、千歳川の取水口であるこの場所に移設された。
当時、王子製紙は千歳川に建設する発電所の資材輸送を目的に、王子軽便鉄道(苫小牧~支笏湖)を敷設していた(明治41年開業)。
その後、この鉄道(通称「山線」)は建設資材や製紙用原木だけでなく、旅行者も運んだが、昭和26年(1951年)に廃止された。

鉄橋自体は「道内最古の鉄道橋」として、この場所に残されていたが、平成9年(1997年)、歩道橋として再生された。
ここも夏にまた再訪したい。
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帰りに土産物店街の路地を歩いたら、ヒメマス(チップ)料理の店があった。
ちょっと美味しそうだ。実はまだチップは食べたことがない。
夏に食べに来よう(こればっかり)。

寒さに震えながら車に戻り、時々寝落ちしながらも、H君に送ってもらった。
ガイドなしでスノーシュー登山ができたのは、またひとつ自信になった。
今後も少しずつ挑戦していきたいと思う。

【行程】2018年2月11日
駐車場(9:33)~標高320m地点(9:40着替え9:45)~標高450m地点(10:05休憩10:10)~モラップ山(10:25撮影など10:37)~林道(11:04休憩11:09)~キムンモラップ山登山口(11:28)~東屋(11:48昼食12:05)~キムンモラップ山(12:36)~東屋(12:55休憩13:01)~駐車場(13:17)
※所要時間:3時間44分(歩行時間:3時間4分)
※登った山:2座(モラップ山、キムンモラップ山)
※歩行距離:5.1km
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モラップ山(上)

【2018年2月11日(土)】モラップ山
いつも参加しているツアー会社のツアーはこの日、バリバリ山スキーの設定。
まだ山スキーには自信がないので遠慮して、自力でどこかの山にスノーシューで行くことを考えた。
支笏湖畔の背後にあるモラップ山(506m)がずっと気になっていたので、ヤマレコのレポを見てみたら、なんとか行けそうなので、隣のキムンモラップ山(478m)とセットで登ることに決めた。
高校の同級生H君を誘い、他の同窓生にも参加を募ったら、12期下のN君も参加を表明してくれた。

当日はH君に7:45に迎えに来てもらった。
天気は雪が降ったり止んだり。路面は圧雪状態。
昨日とは全然違う。
支笏湖の湖岸からは、今日登るモラップ山(右)とキムンモラップ山(左)が何とか見えた。二子山のようだ。
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N君との待ち合わせ場所である支笏湖畔駐車場には8:50に到着。
先に来ていないか、あたりを探す。
支笏湖畔では目下、氷濤まつりが開催中で、朝から団体バスが乗り着けてくる。
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北の方角には、アンテナを乗せた紋別岳(866m)が望めた。
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南に見えるのはキムンモラップ山。
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N君はまだ来ていないようなので、車に戻って待っていると、9時すぎに到着した。
H君とN君は初対面なので挨拶を交わしていた。
出発前にバス待合所で小用を済ます。
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運行しているのは中央バスだった。札幌からの便は数年前に廃止になり、今は千歳から便のみだ。
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では、全員H君の車に乗って出発。

歩き始める予定の林道入口には9:15に着いた。
一般車両通行止めの柵があったが、車が侵入した跡が残っている。
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H君は「行けるんじゃね? 山のふもとまで林道歩くのたるいよ」と言う。
ならばということで、我らも突入することにした。
道にわだちはあるものの、積雪が10cmくらいあるので、何度かタイヤが微妙に流されたが、スタッグすることなく走ることができた。
この道に駐車スペースがあるのか、Uターンできるのか、ちょっと心配だったが、入山ポイントを過ぎたすぐ先の突き当りに広いスペースがあって事なきを得た。
9:25に着いたので、これで往復1時間以上は節約できた。

早速、スノーシューを装着して
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9時半過ぎに出発。
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入山ポイントまで林道を少し戻る。
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ここは標高がちょうど300mなので、登りは標高差200mほど。
ピンクリボンのあるところから、まずはモラップ山に取り付く。
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(下山後に撮影)

前日のものと思われるトレースもあったし、雪の下は作業道ではないかと思えるような開けた場所で、とくに迷う配はなかった。
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振り向くと、紋別岳方面が見えたが、すでにガスがかかっていた。
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こちらはキムンモラップ山。
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10分も歩かないうちに、H君が「暑い」と言ってフリースを脱ぎ出した。
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今日は昨日に引き続き気温が高めだ。

雪面もトレースがあることもあり締まっている。
ラッセルの必要はほとんどなかった。
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間もなく尾根に乗った。
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すると、左からのトレースも合流。
最初から尾根を登ってきた人もいたようだ。

ここから、かなりの急登が標高差で50mほど続く。
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そのうち支笏湖が見えてきた。
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標高420mに達したあたりで傾斜がやや緩くなる。
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450mあたりで頂上台地に達し、大きく左折。
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すると、北の方角に広く展望が開けたので、しばし立ち休み。
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右手奥は千歳方面。
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眼下には幼木を植えたばかりのエリアが見えた。
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さらに進むと右手にも支笏湖が見えてきてびっくり。
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モーラップキャンプ場あたりの湾だ。
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左手にも支笏湖畔の湾が見えている。
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ここが実はモラップ山の眺望の圧巻だろう。

ゆるやかな斜面をしばらく進む。
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ちょっとした二重山稜状になっている。
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間もなく、頂上らしき場所に出たが、ここに山名板はなかった。
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三角点のある地点はもう少し先なので、トレースに沿ってさらに進むと、間もなく山名板が見えてきた。
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ふもとから1時間かからずに登頂した。

山名板は100円ショップで買ったまな板にマジックで手書きしたものだ。
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かなり新しいので、今シーズンに設置されたものかもしれない。
早速、お揃いのTシャツを披露して、「部活」。
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N君は持っていないというので、購入を薦めておいた。

キジ撃ちに行こうとしたN君がもう一つ山名板を発見した。
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こちらの方が手がこんでいて、標高も書いてある。
多少年季が入っており、こちらでも「部活」をやり直した(写真省略)。
まな板を設置した人は、山名板がないと思って持ってきたのだろうか。
ちゃんとあるのを発見して、「なんだあるじゃん」と思ったけど、折角持ってきたのだからと、くくり付けたのかもしれない。
同じところに2つ付けるくらいなら、さっき通過した真の山頂に付けて欲しかった。

さて、このままピストンで戻るのは面白くない。
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ガスってきた上にトレースはないが、ピンクリボンのあるあたりから尾根を下ることにする。
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本来なら、恵比須山(仁木町)の時のように、気持ちよく雪をかき分けて下れるのだろうが、雪の量が少なく、ササがまだ顔を出している。
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ササが隠れているところも、ササをつぶすほど雪が積もっていないので、踏み抜きがひどいし、スノーシューがササに引っかかってしまう。
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スノーシューは何年振りかだというN君は後ろで何度も転倒していた。
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こればかりは慣れなのだ。

中腹で主のような木に出会った。
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目指す方角は左前方なのだが、それだと谷に下ってしまうので、我慢して右前方に延びる尾根沿いを進んだ。
ササが多いのでコース取りが結構むずかしかった。
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途中、2回ほどスマホの地図アプリで現在地を確認。
ふもとに近いところで沢状の溝を渡り、間もなく林道に出た。
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下りに30分近くかかった。
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林道を少し進んで、道がかぎ状に曲がっているところから取り付くのが、キムンモラップ山の緩やかな尾根道への近道なのだが、ちょっと入っていける林の雰囲気ではない。
そこにトレースもなかったので、誰かが侵入した痕跡を探しながら、車を停めてある方向へしばらく歩き続けた。
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しかし、トレースはなく、見つかるのは鹿の足跡ばかり。
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かなりの数の鹿がいるらしく、この日は何度もピュンという鹿の鳴き声を聞いた。

キムンモラップ山が真横に見える位置に来た。なんか、いきなり晴れてきた。
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左手にモラップ山の尾根の登り口を発見。
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その先で、キムン側(右側)に赤いテープを見つけたが、これは植林のためのものっぽい。
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結局、モラップ山に取り付く直前に見つけたピンクリボンのところまで来てしまった。
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トレースはなかったが、作業道のようなところだったので、急登を直登しないといけないことになるが、ここから入ることにした。
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(つづく)
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美比内山(撤退)

【2018年2月12日(月)】美比内山
2月の3連休。
初日は札幌国際スキー場でスキーレッスン、中日はモラップ山(506m)へガイドなしでスノーシュー登山、最終日は無意根山系の美比内山(1071m)から大沼山(1111m)を周回するスノーシューツアーである。
夏には登れない山を2座縦走するということで、参加を申し込んだのだが、届いたタイムスケジュールを見ると、8:30出発16:30下山という8時間もの行程。
改めて地図を見ると、確かにものすごく距離がある。軽く10kmはありそうだ。
大丈夫かい、と思っていたら、当日の天気は冬型の気圧配置で日本海側は大荒れの予報。
札幌でも最低気温がマイナス10℃。
ひそかに中止の連絡が来てくれないかなあと思っていたら、前日、「ビーコンお持ちでしたら、ご持参ください」という連絡が。
ガイドのIさんは迷いなく行くつもりだ。

11日のモラップ山でかなり体力を使っていたので、この日はオリンピックも見ずに、夜8時半には寝てしまった。
翌日のために体力を回復させておかなくては。
夜中2回ほど目が覚めたが、翌朝は5時まで寝ることができた。
外を見てみると、それほど雪は積もっていないし、冷え込みも想定内。
何とかなるかも。

ツアーの車のお迎えは、近くのセブンイレブンの前に7:35だったので、7時半に家を出たら、もう到着していた。
ヤバい。待たせてしまった。
H君に聞いたら、今着いたばかりとのこと。それなら、よかった。
昨日、H君の車に財布を忘れてしまったので、ここで受け取った。
ご迷惑をおかけしました。

今日の参加者は私とH君のほかの4人はみな女性。
ラッセル要員がちょっと少ないが、仕方ない。
途中、セブンイレブンで昼食を購入。
豊滝除雪ステーションでトイレを済ませ、豊羽鉱山にある登山口には、9:20に到着。
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この時点で、すでに予定よりほぼ1時間の遅れ。
雪もしんしんと降っているし大丈夫だろうか。
相当なラッセルを強いられるはずだ。

これまでのツアーではタイツにスキーズボンを履いてきたが、今回はタイツ+冬用登山ズボン+ゴアの雨具+スパッツという装備にした。
前日のモラップ山で靴の中に雪が入ってしまったからだ。
今日は行程が長いし、雪も深いだろうから、やはり防雪を完璧にしなくては。
それと下が青で、上が黄色というコーディネートも今イチだったし。

豊羽鉱山はもう閉山になっているのに、なぜこんなに丁寧に除雪しているのか、よく分からないが、鉱山とは別に稼働している施設があるのだろう。
ゲートの手前はちょうど雪捨て場になっているようで、除雪車がひっきりなしに作業していた。

雪の降る中、手早く準備をして
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9時半前に出発。
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まずは車道をしばらく歩く。
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すぐ右手にあった建物には巨大なつららが何本もかかっていた。
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その先に、鉱山の旧坑口(豊栄坑)があった。
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覗いてみると、中に氷筍ができていた。
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出発してから10分ちょっとで、巨大な体育館のような建物の横に着いた。
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銘板を見ると、本山発電所のようだ。
屋内には豊羽鉱山山神社もあるようだ。
建物に向かって、みんなで手を合わせた。安全祈願である。

取り付きを探して、発電所の奥まで回り込んだのだが、コンクリートの壁がめぐらされていて、登れそうなところがない。
やむなく少し引き返して、壁の切れ目から一旦下って、登り始めた。
いきなりの急登だ。
Iさんが先頭でラッセル。
私が2番手につく。
H君が順番を変わろうかと言ってくれたが、今日は寒くてとても写真を撮る余裕がないので、踏み固めに専念することにした。

しばらく登ったところで、Iさんがしんどそうにしていたので、私がラッセルを買って出た。
登りではあるが、ふかふかの雪なので、短時間ならそれほどきつくもない。
でも、後ろについてくれたH君が何度も変わろうと言ってくれるので、数分で交代した。
H君は歩数を数えていたらしく、100歩でギブアップ。
「100歩で足がパンパンだよ」とぼやいていた。

再び、Iさんがトップを引く。
時折、風が吹くと、ほほがめちゃめちゃ冷たい。
この程度の風でこんなに寒いのでは、今後、北海道の冬山をやっていけるのだろうか。
今日はフェイスマスクをかぶっているのだが、フルフェイスにすると、メガネが息で曇ってしまう。
なので、布をあまり上にあげられない。
そうしているうちに冷たさには多少は慣れたが、もっと風が強く吹いたら多分耐えられない。
やはり、コンタクトを作らないと、と思った次第。

ラッセルを始めてから30分で最初の休憩。
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標高は720mほどなので、まだ120mしか登っていない。
そのうち20mは車道だ。
ここで行動食の雪印6Pチーズを食べる。

今日は最初からダウンは着ていないが、体そのものはそれほど寒くない。
でも、Iさんが気温を測ったら、マイナス20℃だった。
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やはり山の中は街中とは比較にならないくらい寒い。

じっとしていると寒くなるので5分ほどで出発。
この先は緩斜面だ。
でも、相変わらずのラッセルなので、スピードは全く上がらない。
雪の深さも軽く膝の高さくらいはある。
さらに進むとほぼ平坦になってきた。
再び、ラッセルを交代すると、Iさんは「この先は風で雪が飛んで浅いから、楽だよ」と言ってくれたが、全然浅くない。
むしろ、風で雪が締まっている分、雪が重い。
さっきのふかふか雪のラッセルとはケタ違いのしんどさだった。
100歩頑張るのが精いっぱいだった。
次にラッセル役を引き受けてくれたH君が昨日か一昨日のトレースを発見してくれた。
飛びあがって喜んだが、歩くルートを導いてくれるだけで、ラッセルの労力は全く変わらなかった。

Iさんが時々、木の枝に赤いリボンを結び付けていた。
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860m地点で二度目の休憩。
私はここでキジ撃ち。
水筒に入れてきたココアも飲んだ。
それにしても、こんな緩斜面が続くようでは、全然標高が稼げない。
この調子だと、まだまだ相当な距離を歩かないとならなそうだ。
これでは、おそらく周回は無理。せいぜい美比内山ピストンが関の山だなあ。
7分ほどで出発。
ここで薄手の手袋からスキー用の厚手の手袋に履き替えた。

後ろの女性陣から「体が温まらないし、男だけにラッセルさせるのが申し訳ないので、自分たちもラッセルしたい」という声が上がった。
「10歩くらいしかできないかもだけど」とのことだが、自分が楽をしたいためではなく、させたあげた方がいいと思った。
ラッセルの後につくと、天国のように楽なのだが、先頭のスピードが遅すぎるので、本当に寒いのだ。
少しずつラッセルをして、みんなで温まった方がいい。
ただ、実はそれほど簡単な話ではない。
ラッセルがあまりにきつくて体が温まる前にギブアップしてしまうからだ。
そんなこんなで、女性陣もそれぞれ一度だけ、ラッセルを体験。
あとは、これまで通り後ろに続いた。

標高925m地点、大きなトドマツ?の木を発見したところで、その木の下に入り、休憩。
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風をしのぐ。
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女性の一人が、手が冷たいと訴え、ミトンの手袋をIさんに借りていた。
この間に私はパンを1個急いで食べた。お腹が空いていたのだ。
ここで、スマホの地形図を見ると、美比内山へはまだ距離にして700mくらいある。
しかも頂上直下は標高差100m近い急登。
時刻はすでに12時を過ぎている。
頂上に着くには、あと1時間は軽くかかるだろう。
Iさんも本気かどうか知らないが、「もう引き返そうか。上はそうせ吹雪だし」とつぶやいている。
私もそれでもいいやと思いつつ、このペースでは登りでも寒いだろうから、ダウンを着込んだ。
メガネは何度拭いても、凍り付いてしまった。
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いよいよ出発ということになったとき、H君が「撤退だって」と言う。
びっくりしたが、内心ホッとした。
今日は1座も稼げなかったが、これ以上進むと遭難の恐れがある。
女性の手のかじかみはかなりひどいものだったからだ。
実は、私もダウンを着込む作業だけで手が冷えてしまった。

この手が手袋をしてもなかなか温まらない。
何とかしようと、手袋の中でしばらくグーをしていたら、やっと少しずつ温まってきた。
助かった。
やはりミトンがいいのかもしれない。

下りは我々が作ってきたトレースを下るだけなので、ものすごく楽だった。
それなりのスピードで歩けるので、体が温まる。
いつの間にか、手もポカポカになっていた。
急な下りは、トレースをはずれて、ふかふかの雪の中に突入したが、恵比須山の時のように軽々とではなく、かなり重かった。
深さが半端ないからだ。
段差のあるところで、お尻をついてしまったので、そのまま尻すべりを試みたが、雪にまみれただけだった。
その時、手袋の手首から雪が入ってしまったが、もう手は温まっていたので、手袋を脱いで、雪をほろっても冷たくならなかった。

山神社のある建物の前まで下りてきたのが13:05。
2時間半かけて登ってきた道を、たった40分で下ってしまった。
あっけないくらいだった。
あとは車道歩きなので、ここでスノーシューを外した。
ストックに掛けて肩に背負って歩く。
道には10cm近い雪が積もっていたが、その下はアイスバーンで滑るので、十分注意した。

ここまで下りてきてホッとしたものの、撤退したことは事実で、皆さんの歩く姿は疲れもあって敗残兵のよう。
何回かツアーで一緒になっているAさんはしもやけになったのか、顔が真っ赤。
H君が「もう1杯ひっかけたんですか」とからかっていた。
彼女はツアーの風呂の後、いつも500ccのビールを飲む酒豪なのだ。

一般車両通行止めのゲートをくぐって
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13:20頃、車に到着。
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他に車が2台あった。
彼らは大沼山に登ったのだろうか。
と思っていたら、ちょうど下りてきたところだった。
おそらく撤退したのだろう。彼らはスキーだったから、帰りは滑れたはずだ。

帰りの車の中で、パンを1個食べた。
H君は、すあまやドライフルーツ、チーかまを分けてくれた。
温泉は、いつも言っている「ホテル山水」が、閉館を控えているからか、駐車場からして混んでいたので、小金湯に転戦。
一昨日も入ったばかりの「まつの湯」で入浴した。
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露天風呂からの雪景色が最高だったが、相変わらずお湯はどぶくさかった。
単純硫黄泉なのだが、この匂いもここの特徴なのだろう。

ゆっくり温まって、午後3時に出発。
15:50に自宅に到着した。
いろいろと勉強になった山行だった。

【行程】2018年2月12日
登山口(9:28)~豊羽鉱山山神社(9:46)~標高720m地点(10:17休憩10:22)~標高860m地点(11:15休憩11:22)~標高925m地点(12:07休憩12:23)~山神社(13:05スノーシュー着脱13:08)~登山口(13:19)
※所要時間:3時間51分(歩行時間3時間20分)
※登った山:なし
※歩行距離:5.8km
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三菱山

【2018年2月3日(土)】三菱山
ばんけいスキー場(札幌市)のある山が盤渓山だと思い込んでいたのだが、ヤマレコで調べてみると全く別の山であった。
すると、この山は何というのか。
これも調べてみたら、三菱山(482m)という山であることが分かった。
山名が付いていてよかったし、頂上には山名板もあるようだ。
これで、ばんけいスキー場に行くモチベーションがかなり高まった。

この日は午後2時から打合せが入っていたので、午後1時までには帰宅していたい。
そうなると、もうばんけいしか選択肢はない。
ごく近場で、下りにも時間がかからない(ゲレンデを滑るので)からだ。
回数券がまだたくさん残っているので、時間があったら何回か滑ろうと思っていたのだが、思いのほか、登りに手間取り、結果的にリフトに乗る余裕は全くなかった。

自宅を9時半頃出発し、スキー場に着いたのは10時すぎ。
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ウエストハウスで地図を求めたら、スキー場の地図にシールウォーキングのコースを書き込んでくれた。
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前回は上から滑ってきて途中からコースに入ったが、今回は最初から歩き始めた。
こんな札があるのを初めて知った。
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専用のコースなのだが、すぐにゲレンデに出てしまう。
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でも、その後またすぐ、林の中へと入っていく。
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このあたりは前回も歩いた部分だ。
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緩斜面は難なく歩けるが
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急斜面が難しい。
実は、ばんけいスキー場のHPに、シールスキーの歩き方の動画があったので予め見ておいた。急斜面では、かかとの角度を変えることができることを、その動画で勉強したので、試してみた。
確かに歩きやすくなったのだが、ビンディングの設定を緩斜面用、急斜面用に変えるのがものすごく面倒くさい。
緩斜面用に戻すには、かかとのビンディングを上げないといけないのだが、ストックでやろうとすると、すぐにストックが短くなってしまう。
(後日、O君に聞いてみたら、私のやり方が間違っていたことを知った)
それとは別に、かなりの急斜面を直登しようとしたら、負荷がかかり過ぎたのか、ビンディングが外れて転倒してしまった。
どうもシールの抵抗力も落ちているような気がする。

そんなこんなで汗びっしょりだ。
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わりと厚着をしていたので、長袖を1枚脱ぐことにした。

左前方に三菱山の頂上が見えてきた。
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今回の標高差は280mほどである。

40分近くかかってやっと前回、登攀を諦めた地点にたどり着いた。
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ここからは未知の道だ。
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基本的には、トレースをたどっていく。
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ところどころ、トレースが分かれている。
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ちょっと薄日が差す瞬間もあった。
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ちょっと傾斜がきつくなると、トレース上では何となくシールが効きにくいので、誰も歩いていないところを進んだ。
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この方が後ずさりしないで済むのだ。

ちょっと重いが、トレースを歩くよりも気持ちいい。
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この標識のあるところから先はゲレンデを歩くことになる。
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緩斜面だし、とても楽ちんだ。
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木々の隙間からスキー場下の駐車場などが見える。
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一応、流れとは逆行する形になるので、皆さんの邪魔にならないようにする。
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左手の立ち木が切れたところから札幌市街がすっきりと見えた。
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窪んでいるところが、小別沢トンネルが貫通する峠である。
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奥三角山(354m)方面の山並み。
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駐車場の向こうに見えるコの字形の建物は、介護老人保健施設「けあ・ばんけい」。
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リフトの山頂駅近くまで来ると、藻岩山(531m)も見えてきた。
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ばんけいスキー場はそれほど標高差があるわけではないが、市街地に近いし、かなり賑わっている。
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山頂駅にたどり着いた。
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ここからウォーキングコースは右へと大きく屈曲する。
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かつてはゲレンデだったのかなと思えるほど開けた道だ。
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右手に手稲山(1023m)が見えてきた。
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あそこにも今年中に行かなくては。
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砥石山(827m)方面。
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ありゃ、まだ上があるのに、山頂に標識が。
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これでは満足できず、さらに前進すると、何かの遺構が現れた。
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これは明らかに廃棄されたリフトではないか。
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やはり、今登ってきたのは、かつてのゲレンデだったわけだ。
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とにかく、ここは眺めが素晴らしい。
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リフトのケーブルに邪魔されず、藻岩山が眺められる。電線が邪魔だけど。
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札幌の中心街。JRタワーや市役所、全日空ホテルも見える。
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雪の積もった山上の廃墟というのも、なかなか味わい深い。
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恵庭岳(1320m)がこんなにくっきり見えるなんて。
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その左に紋別岳(866m)。
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5mほどの段差を登って、真の山頂に到着。
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手づくりの山名板があって、よかった。
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頂上から見下ろした、リフトの残骸。
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廃止したのは、ここから滑らせるには狭すぎたからかもしれない。

改めて、山頂からの藻岩山。
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見馴れた澄川からの眺めとは正反対なので、形が全然違う。

小林峠の西斜面だが、ここもかつてはスキー場だったのかしら。
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調べてみると、ここは「コバワールドスキー場」だったらしい。
1970年に「コバランドスキー場」としてオープンし、89年のリニューアルに際して名称が変更されたとのこと。
「コバ」は小林峠のコバではなく、経営者の名前が小林だったからということらしい。
コバワールドはいつの時点か廃業し、現在は通年利用できる「ノベル・マウンテンパーク」が営業しているようだが、誰かがいるようには見えなかった。

南の方角の山並み。右奥に紋別岳。
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転じて、北東方面。
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三角山(311m)の向こうは増毛山地か。
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山の手の高層マンション群。
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札幌の中心部。
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撮影が一段落したところで、ココアブレイク。
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ちなみに、ばんけいスキー場は、パチンコ店を展開する太陽グループの100%子会社「札幌ばんけい」の経営だそうだ。
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右奥は樺戸三山。
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アップにしてみよう。中央がピンネシリ(1100m)。
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それでは下山するとしましょう。
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廃墟のあるところまで下りて、スキーをスキーモードで装着。
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あとは2.2kmのゲレンデを13分かけて下り、本日の山行は終了。
ちゃんと午後1時前には帰宅することができた。
それにしても、登りに1時間半近くもかかるとは思わなかった。
ちゃんと、急斜面の登り方を教わらなくては。

【行程】2018年2月3日
登山口(10:16)~ゲレンデ合流地点(11:10)~リフト山頂駅(11:22)~三菱山(11:38撮影・休憩11:52)~登山口(12:05)
※所要時間:1時間49分(歩行時間:1時間30分)
※登った山:1座(三菱山)
※歩行距離:4.4km
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稲穂嶺

【2018年1月28日(日)】稲穂嶺
この日は、高校の同級生H君、Yさんとともに、おなじみIさんのガイドツアー。
仁木町と共和町の境界をなす稲穂嶺(565m)にスノーシューで登る。
今回のお客さんは6人。うち4人が医者というインテリ度の高いパーティーとなった。

7時半に待ち合わせ場所の札幌駅北口へ。
いつもより地下鉄が2本遅れて、お待たせしてしまった。
札幌は晴れていたが、西に向かうに従い、雪が降ってきた。
登山口の函館本線銀山駅には9時半過ぎに到着。
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駐車場には、すでに車が4~5台停まっていた。
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準備をして、9:48に出発。いきなり線路を横断する。
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曇ってはいるが、幸い、雪はほぼ止んだ。
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銀山駅西側の斜面を登る。
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男4人、女3人なので、踏み固め役として男が先頭グループ。
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すぐにドイツトウヒの森へと入る。
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急坂を7分ほど登って、尾根に出た。
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この後は、253m標高点方向を目指し、尾根伝いに進む。
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右手がちょっと開けた。
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ゴアの下にダウンを着込んできたので、暑くなってきた。
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Iさんが説明のため立ち止まった時、「ちょっとすいません」と言って、お着替え。
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「Kさん、それは暑いわ」とIさんに言われてしまった。
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ついでにH君も、ここで1枚脱いだ。

間もなく地形図には表記されていない林道に出た。
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すると、正面の斜面に雪崩の断層が見えてきた。
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真っ白な稜線も見える。
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雪崩危険地帯を通過するので、30mくらい離れて歩いてくれとIさんから指示があった。
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ちょっとドキドキする。
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確かに、この谷は雪崩の通り道だ。
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先頭のIさんのあたりまで行けば、安全地帯。
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なんと、この危険な斜面を登っていくトレースがあった。
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Iさんも呆れ顔だ。
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こんな雪玉が自然に転がってくるような斜面なのに。
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シュプールも残っていた。
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女性たちも間隔をおいて続いてくる。
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振り返ると、小さな断層も確認できた。
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あそこにも。
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Iさんは雪を掘って、雪崩の危険性があるか確認。
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その結果、やはり上下で不連続の層があったので、この斜面は危険と判断。
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林道をしばらくそのまま進むことにした。
それなりに遠回りになるが、もちろん安全第一だ。

間もなく、銀山地区の盆地が見えてきたあたりで
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林道を外れて、疎林の中に入っていく。
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H君は尻すべり用のそりを持ってきている。うらやましい。通販で買ったとのことだ。
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緩斜面にように見えるが、意外にきつい。
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やっと、本当に緩やかになった。
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銀山駅から50分ほど登ってきたところで小休止。
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Iさんは、アライグマの毛皮を尻敷きにしていた。
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5分ほどで出発。
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右手に稲穂峠方面の山々を望む。
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標高420mを超えると、いきなり開けた。
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遠望はきかないが、眼下の盆地がよく見える。
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このあたりは、夏はササ原なのだろうか。
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左手の反射板のある山が銀山(641m)。
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右前方には、目指す稲穂嶺の頂上が見えてきた。
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距離は少しあるが、標高差はもう100mもなさそうだ。
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引き続き、雪原を進軍。
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普段は風が強いのか、雪はそれほど深くない。
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この前登った大黒山はガスって見えなかった。
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北の方角の山々。
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吹きさらしなのに風がそれほど強くないので助かる。
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ただ、かなり気温は低く、顔が冷たいので、目出し帽をかぶってみたら、メガネが曇ってしまったので、襟巻代わりに使った。
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頂上に向かって黙々と登っていく。
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もしかしたら、北海道は冬にこんな感じで登れるので、あまり夏道が発達しないのではないか、と思ったりした。
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今、歩いてきた斜面を振り返る。
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緩やかなようで、直登すると、それなりの傾斜がある。
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ところどころに孤立する木々を見送りつつ進む。
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銀山地区は余市川が作った平地である。
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再び、銀山の頂。
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ダケカンバの諸君。
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さあ、もうすぐそこが頂上だ。
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事前の情報通り、山名板は見当たらなかった。残念。
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それはともかく、頂上は猛烈な風だ。
しかも、Iさんの温度計によれば、気温はマイナス16℃だという。
体感温度はマイナス25℃近いのではないか。寒いはずだ。
とても耐えられないので、急いで記念撮影。
高校の同期3人で撮ったが、寒いのでお揃いTシャツでの「部活」は止めておいた。
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おらは風が冷たくて顔が真っ赤だ。

早々に下山を始めると、頂上直下でBCスキーのグループが準備中だった。
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斜面を傷付けないよう、彼らが滑走を始めるのを、しばらく待つ。
でも、もう少し時間がかかるようだし、我々の下山路とは違う斜面を滑るとのことなので、こちらも下り始めることにした。
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急斜面なので、H君は早速そりで尻すべり。
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私はとりあえず歩いて下った。
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多少の尻セードをして、あっという間に平坦面まで下ってきた。
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振り返ると、同期のYさんがマイペースで下りてくる。
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いい斜面だが、ここは雪崩の心配はないのかな。
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林の中の落ち着いた場所で昼食。
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美しい風景だ。
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本日のランチは、セブンイレブンの豆腐ときのこのあんかけ風拉麺。温まった。
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20分弱で出発。
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主のような木を見上げながら進む。
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下りはトレースなど関係なく、雪をかきわけて歩く。
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順番もバラバラ。
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というわけで、トレースは何本も。
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結構スピードも出た。
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このペースだと、かなり早く下山できそうだ。
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実は靴がちょっと大きめなのだが、靴下を2つ重ね履きしているので、勢いよく下ってもフィット感は乱れなかった。
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間もなく、登りで使った林道に合流。
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今回のルートは風船形で、完全ピストンでも完全周回でもなかった。
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というわけで、12時半には銀山駅に着いてしまった。
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せっかくなので、ここで改めて部活。
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3時間足らずの山行だった。

この日は午後5時半から札幌で用があったので、お風呂はパス。
Iさんに余市駅まで送ってもらい、そこからはJRで帰ることにした。
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雪の余市駅ホーム。
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20分ほど待って、13:45発の小樽行きに乗車。
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急に仕事が入ったというMさんとの一緒の帰路となった。
彼はシーカヤックに慣れ親しんできた人らしい。
わりと混んでいたが、幸い座れた。

小樽には14:11着。
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20分ほどの待ち合わせで、14:30発快速エアポート150号に乗り換え。
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札幌には15:02に到着した。
夕方の行事には余裕で間に合った。
今回はかなり軽めのスノーシューだった。

【行程】2018年1月28日
銀山駅(9:48)~林道地点(10:00着替え10:05)~林道カーブ(10:20雪質調査10:24)~標高380m地点(10:39休憩10:45)~頂上(11:30撮影11:34)~急斜面上(11:36待機11:41)~標高450m地点(11:48昼食12:06)~銀山駅(12:34)
※所要時間:2時間46分(歩行時間:2時間4分)
※登った山:1座(稲穂嶺)
※歩行距離:4.4km
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網走(下)

【2018年1月24日(水)】網走
この日の野外活動を終え、ドーミーイン網走にチェックインした。
まずは体を温めるため、温泉へ。内湯の他に露天風呂もあった。
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背を伸ばすと、オホーツク海方面を望むことができた。
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いい湯であった。
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部屋に戻って、まずは1杯。
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ぐびぐびやりながら、夜の約束時間までパソコンを叩いていた。

19時から、網走駐在の同僚と会食。
さっきも前を通った「喜八」で待ち合わせ。
同僚の前なので、ちょっと恥ずかしくて、いちいち写真は撮らなかったが、鯨の刺身各種、カキフライ、キンキの煮付け、カラフトマスの飯寿司などをいただいた。
どれも美味しかった。
彼は単身赴任で夜は淋しいこともあるというので、2次会もお付き合いした。
40代のママがやっているバーで、横に付いてくれたのは、とても若い女性。
パッと見20代に見えたが、なんと、この人も40代。
離婚して子供を育てるため頑張っているらしい。
網走の人はあまり流氷に関心がないことを知った。
札幌の人が雪まつりにあまり興味がないのと似ているのかもしれない。

結局、ホテルに戻ったのは23時半を過ぎていた。
すぐにベッドに入って、爆睡した。

【2018年1月25日(木)】網走
8:20にタクシーを呼んであるので、7時に起きれば十分だったのだが、5時に目が覚めてしまった。
仕方ないので、じっくり本日の仕事の予習をして、昨日に引き続きパソコン作業。
しかし、すぐにバッテリーが上がってしまい、ほとんど作業は進まなかった。
少し横になって、部屋で朝食を食べてから、朝風呂に入った。
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準備を整えて、チェックアウト。
予約しておいたタクシーで、トヨタレンタカーの営業所に向かう。
網走の営業所は市街地からかなり離れている。
送迎はしてくれないが、市街地からのタクシー代は負担してくれる。
1000円ほどかかるので、かなり儲けが少なくなるだろう。

8:40に出発、本日の仕事場である斜里町に向かう。
気温はそれほど低くなく、路面の雪はほとんど解けて乾いていた。
右手に見えた斜里岳が神秘的だった。
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9時半前に、目的地の斜里町立知床博物館に到着。
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ここに来るのは、2011年以来2度目である。
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仕事を終えて、改めて博物館を見学させていただいた。
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見たかったのは、昭和45年(1970年)に廃止になった根北線関係の資料。
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斜里駅は1998年に知床斜里駅に名称変更されたが、変更される前の駅名板も展示されていた。
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さよなら列車は手ぶれしてしまった。すいません。
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見学を終えて、網走に引き返す。
その途中、釧網本線のどこかの駅で昼食をとるつもりだ。
まず寄ったのは止別駅。
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この駅で営業しているのは、ラーメンの「えきばしゃ」。
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ただ、ラーメンという気分ではない。
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ホームをちょっと見学させてもらった。
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奥は知床方面。
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次に立ち寄ったのは、オホーツク海に一番近い駅、北浜駅。
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まずはホームに出てみた。
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駅舎横の展望台にも上った。
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ものすごい波だったが、流氷は全然見えなかった。
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しかし、なかなか荒涼とした雰囲気で身が引き締まる。
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寒いので早々に待合室に戻った。
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待合室の壁や天井は誰が始めたのか、旅行者の名刺でいっぱい。
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女性から連絡が来ても、お相手できないので、私は遠慮しておいた。
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ここで営業している「停車場」は洋食の店。
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有名なホテルで修行をしたシェフがやっているという噂を聞いていたので、ここに入ってみた。
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座席は列車のボックス席を使用している。
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オーダーしたのは、ビーフオムカレー。
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期待していたが、わりと普通の味だった。
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私の他に2組のお客さんが入ってきたが、いずれも地元の方のようだった。

この後は、二ツ岩の近くまで行ってみることにした。
途中で見つけた旧道のトンネル。
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手前から見た二ツ岩。
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至近距離からの二ツ岩
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波打ち際には海鳥が遊んでいた。
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この後、レンタカーを返却して、13時半に予約しておいたタクシーで網走バスターミナルへ。
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トイレを済ませて、14時発のドリーミントオーロラ号札幌行きに乗車した。
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札幌着の予定時刻は20:15。6時間15分の旅だ。
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3列の1人席だったが、窓際じゃないのがつらい。
パソコンのバッテリーが切れてしまったので、作業もできない。
とにかく、海の駅で買った網走ビール「流氷ドラフト」でプチ打ち上げ。
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色が青いのが特徴だが、想像した通り、それほど美味しくはなかった。

車内で新聞を読んでいるうちに寝落ちしてしまった。
北見から休憩場所の比布大雪PAまでぐっすり眠れた。
もうすっかり暗くなっていた。
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岩見沢あたりで大雪との情報があったが、とくに遅れもなく、ほぼ定刻通り札幌駅のバスターミナルに到着した。
ちょっとだけ会社に寄って、21時すぎには帰宅できた。
鉄道とバスの長距離出張だったが、楽しく過ごすことができた。

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網走(中)

【2018年1月24日(水)】網走
出張で網走まで来ている。
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網走川に氷が浮かんでいたが、これは流氷ではない。
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おそらく網走湖の氷が流れてきたのだろう。
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河口の向こうには知床連峰が望める。
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拡大してみよう。左端は羅臼岳かな。
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それでは、モヨロ貝塚館に向かう。
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対岸には廃船が。
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網走川を渡って、貝塚の近くまで来ると、「モヨロ」の名を冠したお店があった。
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その隣になぜか、ネパール雑貨の店。
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貝塚へはここを右折する。
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モヨロ貝塚の手前に金田一京助の歌碑が立っていた。
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「おふつく能 もよろ能うら能 夕凪に いに志よしのび 君とたつかな」
読みやすくすれば「オホーツクのモヨロの浦の夕なぎにいにしえ偲び君と立つかな」であろう。
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モヨロ貝塚で行われた戦後国内初の学術調査を前に、昭和21年(1946年)、当地を訪れた調査団顧問の金田一博士が詠んだ歌である。
「君」とは、モヨロ貝塚の発見者、米村喜男衛のことだそうだ。

モヨロ貝塚はオホーツク文化を代表する遺跡として国の史跡に指定されている。
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さっき対岸から見えた廃線。
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いよいよ貝塚に突入。
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貝塚にある竪穴住居跡。
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オホーツク文化(5~9世紀)の竪穴住居は大型で六角形をしているのが特徴だ。
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こちらは貝塚発見100周年を記念して2013年に開館したモヨロ貝塚館。
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中を見学する前にもう一度、遺跡を見ておく。
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これは復元された竪穴住居。
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古そうな石碑が立っていた。
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遺跡は雪に埋もれているが、そのおかげで側面が目立って、形が分かりやすい。
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点々と続く足跡はシカだろうか。
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モヨロ貝塚が発見されたのは大正2年(1913年)のこと。
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館内には、貝塚の貝層が復元されていた。
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発見者の米村喜男衛(1892~1981年)の本職は理髪業だった。
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貝塚発見当時に出土した骨製の斧。
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戦後の調査時の周辺。ボケててすいません。
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熊の頭を表現した石製品。かなり大きなものだ。
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右上の茶色いあたりがモヨロ貝塚。手前は帽子岩。
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動物をあしらった土器。オホーツク文化の土器には、この種の装飾が多い。
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骨製の銛。オホーツク人は怪獣狩猟民族だった。
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遺跡全体のジオラマ。
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オホーツク文化の遺跡は、その名の通り、オホーツク海沿岸に分布している。
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住居内に設けられた骨塚の写真。彼らはクマを崇拝していたらしい。
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クマをかたどった土製品も出土している。
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こちらは館内に復元された竪穴式住居。
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半分しか復元していないが、鏡に映すことで全体を表現している。
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これは、オホーツク文化の住居の特徴である炉。
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骨で作った「モヨロのビーナス」。アイヌはこういう具象的なものは作らなかった。
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オホーツク人が食べた獲物たち。
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狩猟風景の再現。
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オホーツク文化は、本州の文化の影響を受けた擦文文化と融合して、10世紀にトビニタイ文化へと変容する。
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墓を原位置に復元したコーナーもあった。
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顔に土器をかぶせるのが、彼らの流儀である。
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悪霊となってよみがえるのを恐れたのかもしれない。
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こんな感じで見学は終了。
この博物館は撮影禁止ではないのが、ありがたかった。

まっすぐホテルに戻るにはまだ早いので、少し繁華街を散策してみることにした。
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近くにあった廃業した旅館。
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網走川を渡る。
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灯台の向こうに羅臼岳。
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網走橋を通過。
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これから繁華街へと足を踏み入れる。
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炭火焼鳥専門店「鳥ひろ」。
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パチンコ店「ニュー娯楽」はすでに廃業していた。
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オホーツク郷土料理の「蒸汽船」。
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こちらも郷土料理の店。「吉田三八商店」。
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いろんなお店が入った雑居ビル「セゾン」。
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シャネル街はシャッターが下りていた。
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アーケード街の名称は「apt-4」。網走パステルタウンの略で、4は4条通りのことらしい。
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鮨勝ほか。
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なんと映画館があった。
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ラーメンの「いしざわ」は閉店している。
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金川ビルには何軒かスナックが入居している。
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龍虎亭はラーメン店だが、こんなブリキのおもちゃコレクションが展示されていた。
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人口3万6000人の町にしては、結構飲み屋が多い気がする。
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「入のやビル」。昔はもっと賑わっていたのだろうけど。
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お店の名前もみなシンプルでいい。
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この袋小路は「楽天地」というらしい。
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銭湯があったが、本日休業。
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建て替えたばかりなのだろうか、かなり新しい。
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街のパソコン屋さんには、地元の歌手走裕介のポスター。
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お菓子の千秋庵。
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レストランホワイトハウスは田舎っぽい店名だが、メニューは豊富。
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作業服のウメヤ。
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クジラ肉を出す「喜八」。今夜はここで飲んだ。
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網走名物ニポポ。
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ホテルに戻る途中、旧網走駅跡の石碑を発見した。
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網走駅は大正元年(1912年)の開業。昭和7年(1932年)に現在地へ移転してからは、ここは貨物専用の浜網走駅として利用され、昭和44年に廃止となった。
この道はその線路跡なのだろうか。
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というわけで、15時半前にチェックイン。
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冷えた体を温めるべく、早速お風呂に向かう。
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ここは天然温泉の「天都の湯」である。

源泉の温度は41.7℃だそうだ。
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それでは、いただきま~す。
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(つづく)
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網走(上)

【2018年1月24日(水)】網走
斜里に仕事ができたので、鉄道で向かうことにした。
札幌6:56発の特急オホーツク1号網走行きに乗車。
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網走まで5時間22分の長旅だ。
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車内は意外にも満席状態。
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網走まで直通する列車は午前中には、これしかないので、当然なのかもしれない。
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車内では、ずっと朝刊を読んでいたが、実にいい天気なので、時々は車窓に目を向けた。
樺戸山地がとても美しかった。
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しかし、列車は徐々に遅れ始めた。
この調子では、13時の便を予約してある砕氷船おーろら号に間に合わないかもしれない。
時間変更の連絡をしようとHPを見てみたら、本日は強風のため全便欠航とのことだった。
ならば仕方がない。流氷はまだ接岸していないようなので、かえってよかったかもしれない。

北見峠の手前で、石北本線は旭川紋別道と交差する。
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懐かしい遠軽の瞰望岩。
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遠軽駅には30分以上遅れて、11時過ぎに到着。
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ちょっと小腹が空いたので、静岡・倉沢の小池邸でいただいたみかんでつなぐ。
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12時を過ぎたところで昼食にした。
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札幌駅で買った駅弁「海鮮えぞ賞味」。いくらやホタテ、カニのちらし寿司系である。
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静岡土産の笹かまとわさび漬けも、おかず代わりにいただいた。
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12時半過ぎに女満別駅を通過。
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飛行機の方がはるかに早いのだ、なんか味気ないし、会社が経費の関係で推奨していないのでやむを得ない。

網走湖畔を通過。完全に氷結している。
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ワカサギ釣りも始まっているようだった。
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12:52、定刻より30分遅れで網走駅に到着。
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6時間近くかかってしまった。さすがに北海道は広い。
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特急車両は、キハ183形だった。
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網走に来るのは、これで5回目になる。
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「かにめし弁当」は売り切れていた。
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この後はとりあえず、モヨロ貝塚館に行こうと思っている。
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熊の木彫りの大作がホームに展示されていた。
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この先は釧網本線。
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改札を出ると、折り返しの特急大雪4号旭川行きを待つ人の行列。
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これも発車が30分近く遅れるだろう。

駅の外に出ると、巨大な「オホーツク・網走」の広告塔が目に飛び込んできた。
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電話ボックスの屋根は流氷をあしらっており、正面にはクリオネの写真。
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駅前には東急イン。
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網走駅の外観。
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この駅名板は、学生時代、1983年に来た時にもあった。
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文字が縦書きになっているのは、網走刑務所から出所した人々が「横道にそれることなく、まっすぐに歩んで生きていって欲しい」との願いが込められているからだそうだ。
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かわいい観光案内板。
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モヨロ人漁労の像。これはアイヌではない。オホーツク人である。
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網走駅全景。
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流氷の天使クリオネ。
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では、モヨロ貝塚館へと向かおう。
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ここは海抜2m。「地盤は」の文言はない方がいいように思う。
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北海ホテル前を通過。
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網走ビールは美味しいのかな。
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網走ビール館はまだ開店していなかった。
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あれが今宵の宿、ドーミーイン網走。
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網走川の河口付近。
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対岸に見えるのは市立図書館。
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まだチェックイン時間ではないので、とりあえず通過。
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網走停車場線をそのまま進む。
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向かいに網走グランドホテル。
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古い飲み屋街。火事になったら一発で全焼しそうだ。
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網走バスターミナル。ここから明日乗る高速バス「ドリーミントオホーツク号」が発着する。
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待合室はそれなりに賑わっていた。
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貝塚館は後回しにして、先に、おーろら号が出る道の駅に行くことにした。
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河口の向こうには知床連峰が望める。
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あれは帽子岩。
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道の駅流氷街道網走に到着。
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ここはウトロ行きのバスも停まるようだ。
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女満別空港や天都山行きのバスも出る。
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これは側面。
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おーろら号は2隻ある。
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とりあえず道の駅の正面に回る。
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向かいに、石造りの倉庫を再利用したお蕎麦屋さんがあった。
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これが道の駅。
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自販機の側面も利用してPRしている。
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風はそれほど強くないが、波がものすごい。
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オホーツク文化の紹介コーナー。
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オホーツク観光大使の結月ゆかりちゃん。
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衣装はクリオネカラーだそうだ。

館内に、吉永小百合主演で3月公開予定の「北の桜守」の撮影セットが移設展示されていた。
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吉永小百合が網走で営んでいた「江蓮食堂」である。
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試写会に行ってきたばかりだったが、なかなかいい映画であった。
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懐かしい流氷飴。
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オホーツク網走ザンキ丼は鶏肉ではなくカラフトマスを揚げたものだ。
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ホタテ貝柱の塩ラーメンも美味しそうだ。
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航行はできないが船内は見学できるというので、行ってみた。
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この日見学できたのは「おーろら1」の方。
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船内はわりと豪華。
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実際、外は寒いので、すぐに船室へ逃げ込んでしまう人も多いのだろう。
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帽子岩がより近く見える。
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陸地側には流氷硝子館の工房。
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おお、やっぱり波が荒い。
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流氷はまだ随分沖にあるそうだ。
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茶色い大きな建物は網走厚生病院。
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本船の定員は390名とのこと。
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窓越しの眺め。
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下船して改めて、全便欠航の貼り紙を確認。
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よしもとお笑いまつりは明日(1月25日)だった。残念ながら1日早かった。
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(つづく)



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旧東海道薩埵峠(4)

【2018年1月23日(火)】薩埵峠
旧東海道の由比宿を東進中。
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加宿問屋場とは、周辺の村々(加宿)が人足と駄馬を提供した場所(問屋場)のことだそうだ。
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正法寺前を通過。
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こちらは明治時代の郵便局舎の跡。
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明治39年(1906年)5月に由比郵便局長となった平野義命氏が自宅に洋風の局舎を新築し、以来昭和2年まで使用されたそうだ。
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現在は、子孫の方の住宅となっている。

イシガメがたくさん。みんな全然動かないのでオブジェのようだ。
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この水路は、かつての馬の水呑場だった所らしい。
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それにしても、首を上げたまま止まっているのがすごい。
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向かいの黒い塀の家は旧脇本陣饂飩屋。
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由比宿では交代で脇本陣を務めた家が3軒あったそうだ。
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その隣が、正雪紺屋。
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慶安事件(1651年)の首謀者として知られる由比正雪はここで生まれたと言われている。
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向かいが、東海道広重美術館。
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美術館のある敷地は本陣跡で、昭和天皇が行幸した際に寄った場所でもある。
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明治天皇が休んだ場所であるという、昭和7年の説明板も掲げられていた。
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時間もあるので、ここは見学していくことにする。
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本陣の表門を復元したものだろうか。
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本陣の母屋は明治初年に解体されてしまったそうだ。
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美術館は外装工事中だったが、見学にはとくに支障なかった。
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美術館に入る前に、手前右にあった由比宿交流館を見学。
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由比宿の模型などが展示されていた。
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顔ハメがあったら極力はめる。
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あれこれ寄り道しながら、やっと美術館へ。
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館内は撮影禁止なので写真はなし。
広重の浮世絵と現在の様子などの比較もできて有意義であった。

1時間近くかけて見学して、離れの「御幸亭」の外観を見学。
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ここは明治天皇が3回も休憩した離れ座敷だったそうだ。
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日本庭園も復元されていた。
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芝生になっている由比本陣公園。
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当時の井戸も残されていた。
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それでは、旧街道歩きを再開。
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桜えびなどの直売店いせや前を通過。
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由緒ありげなお宅。
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こちらはやや新しいが、かなり大きな木造住宅だ。
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紀州徳川家の七里飛脚の役所跡。
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由比宿の東枡型跡。ここで由比宿は終了ということになる。
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一里塚跡。倉沢の入口から約4km歩いてきたわけだ。
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神沢川酒造場。銘柄は「正雪」。
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ゴールの蒲原駅まであと1km。
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「塩づくりの会」なんてものがあるのか。
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神沢の信号で、旧道と国道1号が合流。
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梅干の無人販売があった。安いので1パック買ってしまった。
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バスはいつのまにか富士急静岡に変わった。
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桜えびの宮原商店。
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このあたりも間口の狭い短冊状の区割りだったことが、この側面でよく分かる。
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14:40過ぎ、蒲原駅に到着。
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11.5km、3里近く今日は歩いたことになる。
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次の電車は14:58発の熱海行き。
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新幹線は三島からでも熱海からでも東京までの特急料金は同じなので、三島で乗り換えることにした。
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この時間なら、羽田発の飛行機の時間に余裕で間に合う。
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それでは乗車します。
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居眠りをしているうちに、三島駅には15:37に到着。
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売店で酒類等を買い込んで、15:56発のひかり470号の到着を待つ。
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一応指定席をとったので、落ち着いて乗り込むことができた。
とにもかくにも、4泊4日の旅を締めくくる一杯を梅干で。
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乗り換え駅の品川には16:33に到着。
京急線に乗り換えて、17時すぎには羽田空港に着いた。
出発までかなり時間があるので、空港内の「讃岐うどん般若林」で牛玉うどんを食す。
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うどんそのものは美味しかったのだが、お願いされたアンケートに答えようとしてびっくり。
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「本日は何を見に来られましたか?」⇒「動物 イベント ショップ その他」
なんだ、これは?
今日は空港で動物のショーでもやっていたのか?
それにしても、それがトップに来ること自体おかしい。
いや、空港で「何を見に来たか」と最初に聞くこと自体変だ。

下まで読んでみると、「王子動物園内 パンダプラザ・こどもプラザ」とある。
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あ~、なるほど。この店は、王子動物園内にある店と系列なのだろう。
アンケートを実施するにあたり、それをそのまま流用してしまったわけだ。
人にアンケートをお願いするのに、この手抜きは実に失礼だ。
珍しく、ムッときたので、帰り際にレジの店員に「これ、どういう意味ですか」と静かに聞いてみた。
すると、その若い男は悪びれた風もなく「空港にはいろんなところからお客様がいらっしゃいますので、何かを見に来られる方もいます」と言ってのける。
「それが動物なんですか?」と聞いてはじめて、「あれ?」っと思ったらしく、店長らしき人を呼びに行った。
出てきた店長は、「申し訳ございません。こちらは王子動物園の店と系列でございまして」と言い訳を始めた。
「系列であろうことは想像できますよ。でも、そのアンケートをそのまま空港の店でやらせるのはおかしくないですか。ちなみに、これ、いつからやってるんですか」
「昨日からです」
「昨日からずっと、おかしいという人はいなかったんですか。日本人はいい人ばかりですね。とにかく、これは恥ずかしいし、失礼だから、即刻止めた方がいいです」
「はい、止めます」
というような、やり取りがあって店を出たのであった。
出す方も出す方なら、素直に答える方も答える方だ。と呆れた次第。

飛行機は19:30発のANA077便。
飛行は順調で、ほぼ定刻通り、新千歳空港に着陸した。
荷物を受け取って、21:16発快速エアポート213号で札幌へ。
帰宅は22時半前。
4日間の留守中、気温の低い日が続いていたので、ちょっと不安だったが、水道は凍結していなかった。
よかった。

【行程】2018年1月23日
興津駅(9:05)~洞踏切(9:40)~薩埵峠下トイレ(9:49休憩9:57)~薩埵峠見晴台(10:06撮影10:14)~薩埵峠展望台(10:25撮影10:30)~薩埵峠駐車場(10:34)~倉沢一里塚跡(11:03)~小池邸(11:25休憩11:40)~由比駅(11:53)~井筒屋(12:26昼食13:11)~東海道広重美術館(13:20見学14:17)~蒲原駅(14:44)
※所要時間:5時間39分(歩行時間:3時間30分)
※登った山:なし
※歩行距離:11.5km
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旧東海道薩埵峠(3)

【2018年1月23日(火)】薩埵峠
旧東海道を歩いている。
興津駅から薩埵峠を越えて、間の宿・倉沢を通過中。
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左手に八阪神社。
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道端に古い墓石が並ぶ。
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右手には名物桜えび料理の店「くらさわや」。まだお昼には早いので通過した。
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東海道本線、国道1号、東名高速が並走している。
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鬚文字の御題目碑。
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このお店も、みかんは1袋100円。
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これから向かう由比地区のグルメマップが貼り出されていたので、ちょっと研究。
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とりあえず由比駅前に桜えびの食える食堂があるようだ。

こちらは修復した古民家という雰囲気。
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東海道あかりの博物館。
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開館しているけど、500円はちょっと高いのでパス。
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興味がないわけじゃないけどね。
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江戸時代に代々名主を務めた小池家の旧宅。
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休憩所を兼ねているようなので、ここで小休止することにした。
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昔のかき氷を作る器械が展示されていた。
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静岡方言ののれん。あまり知っている方言はなかった。
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改めて、広重の薩埵嶺。
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こちらは少し新し目のイラスト。
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立派な小池邸の中庭。
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水琴窟があった。
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室内はこんな感じだった。
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江戸時代の高札を確認して出発。
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昭和5年に作られた路地の時計塔。これは珍しい。
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今もちゃんと時計が据え付けられている。
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かつては養蚕を営んでいたであろう民家。
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宿場町情緒たっぷりのお宅。
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讃徳寺は通過。
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中の沢二号橋を渡る。
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ここにも宗像神社。
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このあたりで倉沢集落は終了。
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次の寺尾地区に入った。
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町の案内。結構、旧東海道を歩く人がいるのだろう。
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蔵造りの家も残る。
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まずは、小池邸のスタッフに聞いた、桜エビの美味しい店、見晴旅館に向かう。
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由比駅の手前に発見。
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正面に再び、富士山が姿を現した。
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しかし、見晴旅館はなぜか今日だけランチの営業はしていなかった。残念。
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さて、どうしようか。
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とりあえず、駅舎コレクションを済ます。
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面倒なので、駅前の食事処あおぞらに入ろうと思い、扉を開けたら、満席。
みんな私の方をジロっと見て、感じ悪かったので、この店は止めておいた。
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一応、桜えび通りを進みながら探すことにする。
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旧由比宿は駅からかなり離れているようだ。
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寿司屋も桜えびを出すのだろうが、寿司という気分でもないのでパス。
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料理ではなく、釜あげの桜えびやしらすを販売している店は結構あるんだけど。
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何だかすごく美味しそうだ。
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食堂を探しつつ、旧東海道をとぼとぼと歩く。
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だんだん、お腹が空いてきた。
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レトロな建物。モチヅキ美容室。現役だ。
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由比港漁業協同組合信用部。「信用部」という部署名がユニーク。
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創業文政元年(1818年)創業の蒲鉾屋さん「いちうろこ」。今年創業200年ではないか!
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「おでんカレー」なるものも開発されているらしい。どこも頑張っているなあ。
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「望仙」も売店。なかなか飯にありつけない。
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「丸十商店」は蒲鉾屋さん。
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なんと浜石岳(707m)への標識があった。車で頂上近くまで行けるからかな。
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豊積神社の社殿はずっと奥にあるので、通過。
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もうお腹が空いちゃって、あそこまで寄り道する元気がない。
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渡辺忠夫商店は結構有名らしい。
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小さな川を渡る。
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由比宿の家屋によく見られる「せがい造り」。
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牧野商店。こういう店ばかりだ。
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桜えび最中? そんなものまであるのか。
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思わず買ってしまった。帰りの新幹線で食べよう。
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空き缶を利用した風車かな。
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由比駅方面を振り返る。
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マップで見て期待していた「玉鉾」も、なんと休業。いったいどこに行けば食えるんだ!
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由比川を渡る。
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橋詰に古い常夜灯も残っていた。
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西に見えるのは500mピークだろうか。
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次の目標は、あの井筒屋である。
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旧由比宿は実はここから始まる。
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由比宿は長さ約600mにわたり、約160軒の宿や店があったという。
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吉岡商店には申し訳ないが用はない。
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やった! 井筒屋はのれんが出ていた。
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よく歩いたから、やはりビールでしょう。車じゃないし。
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井筒屋の由来は、この筒だろうか。
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さっき買った桜えび最中。つぶれてしまう前に撮影だけ済ませておいた。
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私がオーダーしたのは、桜えびのかき揚げと混ぜご飯、あさりのお吸い物がセットになった「由比定食」。
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かき揚げはあまり好きではないのだが、これはそんなに脂っぽくなく美味しかった。

食事を済ませて外に出ると、真正面にレトロな建物が。
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清水銀行由比本町支店。大正13年(1924年)の建築で今も現役だ。
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では、さらに東進する。
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このマンホールは由来が不明。
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またしても、薄緑の洋風建築。
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おもしろ宿場館にちょっと寄ってみた。
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でも、奥は有料だったので、すぐ退散した。
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向かいは和紙錦織の館なる店だった。
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(つづく)
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旧東海道薩埵峠(2)

【2018年1月23日(火)】薩埵峠
興津駅から旧東海道を薩埵峠に向かって歩いている。
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このあたりはもう春の装いだなあ。
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なんて思っていたら、あっけなく薩埵峠に到着。
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地形図では、本当の峠はまだ先だが、富士山がよく見える場所なので、ここに標識を置いたのだろう。
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それはともかく、ずっと憧れていた眺めにやっと会えた。感激だ。
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眼下に東海道本線と国道1号線。
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富士山の手前は、おそらく大丸山(568m)。
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ここは清水市指定の「眺望地点」だそうだ。
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薩埵峠の名は、鎌倉時代に近く(由比倉沢)の海岸で引き揚げられた薩埵地蔵を、この山上に祀ったことに由来するという。
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それ以前は「岩城山」と称し、万葉集にも詠まれているそうな。
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この峠道が開かれたのは、明暦元年(1655年)に朝鮮通信使を迎えた際で、それまでは崖下の海岸を、波の間合いを見ながら駆け抜けていたらしい。
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崖下の道が普通に通れるようになったのは、安政の大地震(1854年)で地盤が隆起してからだそうだ。

また、何度かここを舞台に合戦も行われたらしい。
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絶景を満喫して再び歩き出す。
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こんな眺めのいい道だと、かつての旅人も疲れを忘れたことだろう。
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しかも、ここまで登ってくれば、起伏はほとんどない。
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「定」。大便は許されているようだ(←揚げ足取り)
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桜やスイセンだけでなく、紅梅も咲いていた。
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富士山を正面に見ながら歩くのは、何とも気持ちがいい。
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右手は太平洋が広がっているし。
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前方に東屋が見えてきた。
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20年以上前の記念植樹だ。
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ほとんど平らだが、このあたりを「牛房坂」というらしい。
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ここにも薩埵峠の標識が。
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大きなみかんがたわわに稔っていた。
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海に映えるスイセン。
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山側にもスイセン畑。
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まさにスイセン通りだ。
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東屋では休まず通過した。
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振り返ると、駿河湾が光っている。
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みかんのなる丘。
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興津駅から4km歩いてきたところで
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二つ目の展望スポットに到着。
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この直下で国道1号と東名高速が交差していた。
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いや~、ほんと絶景だね。
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薩埵峠は歌川広重の東海道五十三次の中に「由比(薩埵嶺)」として描かれている。
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お、ちょうど東海道本線の電車がやってきた。
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望遠で見てみましょう。
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富士山頂は風が強そうだ。
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この展望所のすぐ先に駐車場があった。
「薩埵峠山之神遺跡」ということになっている。
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その隣には幸田文の文学碑が立っていた。
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駐車場からの富士山。
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ここから浜石岳(707m)まで行けるのだが、さすがにちょっと遠すぎる。
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せめて薩埵山(244m)に行こうかなと思ったのだが、地形図にある徒歩道が山頂を通過しておらず、ヤブこぎをする羽目になっても何なので、止めておいた。
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あとは、ずっと舗装道路である。
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このあたりの斜面はほとんどがみかん畑なので、収穫物を運ぶモノレールが発達していた。
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海上を走る東名高速。
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駐車場を振り返る。
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急斜面なので、あちこちで法面強化の工事が行われていた。
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薩埵地蔵道(さつたちそうみち)の道標。
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ここまで来ても、まだ薩埵峠だ。
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前方に、富士市の製紙工場群を望む。
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古いモノレール。
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眼下に東名高速と国道1号。
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かなり年季の入った案内地図だ。
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何の花かしら。
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モノレールの名称は「ニッカリモノラック」というらしい。
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調べてみたら、「ニッカリ」とは岡山市に本社がある刈払機、モノレールのメーカーだった。

よく見ると、富士山の中腹あたりにかなり雲がある。
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何だろう、この甕は。
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由比の海岸と富士山。
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みかん畑と富士山。
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由比駅までさらに2.3km。
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地すべり防止工事中。
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車はひっきりなしに走っているが、遠いので何だかのどかだ。
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「落石注意」のイラストも旅姿。
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駐車場から30分近く歩いて、やっと集落まで下ってきた。
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倉沢集落の入口である。
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なまこ壁をイメージしたペインティングだろうか。
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「ふるさとを見なおそう!」
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集落入口には一里塚の跡があった。
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ここは五十三次の一つではないが、宿場町の雰囲気を残している。
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そういう宿場を「間の宿」というらしい。ここは脇本陣柏屋で明治天皇の御小休所跡。
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天皇は明治元年と11年に、ここでお休みになったそうだ。
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蔵造りの家屋もちらほらと目につく。
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倉沢橋を渡る。
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この「間の宿」には、10軒ほどの茶屋があったとのこと。
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この川嶋家が本陣跡だそうだ。
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左手の宝積寺は寄り道せずに通過。
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薄緑にペンキを塗った洋風木造建築が見えてきた。
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説明板かと思ったら、「砂防指定地」の看板だった。
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結構、奥行きの長い建物だった。元病院だろうか。
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陸軍歩兵軍曹望月久作の慰霊碑。静岡は望月姓が多い。
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鞍佐里神社。変わった名称だ。「倉沢」のことだろうか。
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謎!
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至るところに、青島みかんが無人販売されていた。
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(つづく)
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旧東海道薩埵峠(1)

【2018年1月23日(火)】薩埵峠
前夜は静岡駅近くのホテルアーバント静岡に宿泊した。
朝7時すぎに起床し、ホテル1階で無料の朝食をいただいた。
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食後、身支度をして8時半に出発。
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歩いて静岡駅に向かう。
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今日は、興津駅から旧東海道を薩埵峠経由で蒲原駅まで歩く予定だ。
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静岡8:45発の普通列車興津行きに乗車。
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昨日とはうって変わって、いい天気になってうれしい。
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電車は市街地から離れて行く形になるが、それなりに混んでいた。
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9:01、静岡駅から16分で興津駅に到着。
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途中、車窓から富士山が見えて安心した。
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このあたりを走っているバスは、しずてつジャストラインなのか。
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駅前の和菓子屋さんは、その名も「名物屋」。
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ここは東海道の旧興津宿である。
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旧東海道がそのまま東海自然歩道バイパスになっている。
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駅前からは、かろうじて富士山の頂上部分だけが見えた。
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それでは、9:05に出発。
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すぐ旧東海道(旧国道1号)に出た。
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旧国道を左折してすぐ左に一里塚の跡があるはずなのに、なぜか発見できなかった。
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ここは、現在は合併して静岡市の一部だが、清水市時代の住居表示版があった。
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間もなく、一里塚の代わりに、古い石塔群が目に飛び込んできた。
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手前の石碑には「身延山道」と刻まれており、ここが東海道と身延山に向かう道との分岐だったことを示している。
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「身延山道」とは文字通り、身延山への参詣道だが、本来は甲州と駿河を結ぶ交易路として発達したルートで、鎌倉時代に開かれたという。
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こちらは鬚文字の御題目碑「南無妙法蓮華経」。
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常夜燈には「常夜灯」の文字が透かし文字で彫られていた。こんなの初めて見た。
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ここは、もともと石塔寺への入口でもあったが、寺自体はすでに廃れているそうだ。
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さらに進むと、宗像神社への入口。
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この神社には興津島比売命などの女神が祀られ、江戸時代にそれが弁天信仰に結びついたことから、境内の森を「女体の森」と呼んでいるらしい。
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それにしても「女体」にする必要はあったのだろうか。「女神」でいいでしょう。
嫌いじゃないけど。

このすぐ向かいに「興津の薄寒桜」なる看板があった。
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よく見ると、その傍らにある桜の木にもう花が咲いていた。
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なんでも、大正元年(1912年)に時の東京市長、尾崎行雄がワシントンのポトマック河畔に桜の苗木を寄贈する際、当地の農林水産省果樹試験場で育成したものを贈ったらしい。
平成12年に植樹された、このウスカンザクラは、その桜の兄弟の子供にあたるそうだ。
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静岡市のマンホールには、サッカーをモチーフにしたものもある。
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古そうな県営住宅「興津団地」。
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国道52号との分岐を過ぎたあたりが、興津駅から1km地点。
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さらに東進。
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間もなく、興津川に至る。
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興津橋に差し掛かった。
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左手に東海道本線の橋梁が見える。
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興津駅背後の山並み。
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右手は、新興津橋と駿河健康ランド。
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お、ちょうど電車がやってきた。
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島田行きの普通列車だ。
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さようなら~
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橋を渡ったところに分岐があった。
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薩埵峠を目指して左折したが、この地図をよく見ると、近道の「中道」は直進でいいようなので、もとの道に戻った。
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戻ったところにあった建物が「岩城人形」。岩槻人形とは全く別物みたいだ。
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左手に小さな祠。
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中道への入口と思しき分岐に廃屋があった。
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路地へと入っていく。
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でも、この道は行き止まりだったので、またもとの道に戻って、左折すべき場所を探す。
すると、踏切があったので、ここから山側に入る。
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静岡方面。
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東京方面。
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踏切を渡って、突き当りを右折。
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薩埵峠官道中道との道標があった。道は間違っていないようだ。
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かつては、この上にも民家があったのだろう。
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そのすぐ先に海岸寺。
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百体観世音があるそうだが、何となくもよおしてきた気がするので、寄り道は止めておいた。
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残念だが致し方ない。

一応、入口の写真だけ押さえておいた。
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突然、スイセンの花が現れた。
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みかんの木も道にはみ出している。
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やっと南国らしい雰囲気になってきた。
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次に現れたのは白髭神社。
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ここも参拝は省略させてもらった。
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坂を登ると、右手に海が広ってきた。
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坂を登り切って舗装道路に出ると、「ここは天下の東海道か!」と怒りの看板が。
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「興津町水土里の会」が、「緑が少ない」と嘆いているようだ。

この道も旧東海道。往還坂と呼ばれてきたらしい。
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沿道に青島みかんの無人販売所があった。
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1袋100円なので欲しいけど、こんなには食べられないから、やはり止めておいた。

薩埵峠まであと1kmの地点まで来た。
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「登山口」は墓地になっている。
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ここに、ちょうどよくトイレがあったので飛び込んだ。
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いや~助かった。これで落ち着いて薩埵峠への道を歩くことができる。
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それはいいのだが、いきなり風が強くなってきた。
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ここからがいよいよ本格的な峠道。
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木のトンネル状態だが、風がめちゃめちゃ冷たい。
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しかし、トンネルを抜けると、途端に風が止んだ。
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西風なので、東側に開けている場所は大丈夫のようだ。
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しかも、寒桜が5分咲き。
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斜面一面に植えられている。
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こんな景色に出会えるとは思っていなかった。
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足元にはスイセン。
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そして海が見えるのだから、ありがたい。
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道産子にとっては、ひと足もふた足も早い春だった。
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(つづく)
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大井川鉄道(下)

【2018年1月22日(月)】大井川鉄道
大井川鉄道のSLに乗車中。
抜里(ぬくり)駅の先で大井川を渡る。
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ものすごく広い河川敷だ。
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冬だからということもあるだろうけど、水量がかなり少ない。
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塩郷の吊り橋を通過。
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あれは、かなり揺れそうだ。
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そして、塩郷ダム。
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白いのは雲ではなく、SLの煙である。
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かなり強烈だ。
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とうとう雨が降り出た。
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13:09、終点の千頭駅に到着。
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この後、SLは方向転換の作業に入る。
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でも、それまでにはまだかなり時間があるので、構内を散歩。
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車止めの奥から、今乗ってきたSLを鑑賞する。
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右側の側面。
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雨が降っているが、外に出てみた。
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アプト鉄道井川線の踏切。
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さすがにカーブがきつい。
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駅前には温泉があった。
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旅館福住館と川根茶の杉本屋。
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駅前の千頭cafe旬には、SLの形をしたスイーツが。
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井川線トロッコ列車の発車時刻が迫ってきたので、駅に戻った。
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ヘッドマークは車掌の井川ちひろちゃん。
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発車シーンは動画を撮ったので、ここでは公開できない。
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千頭のタヌキ物語を知りたい方はこちらをどうぞ。
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やっとSLの転回作業が始まったので、そちらへ移動。
まずは、後ろに連結されていた、電気機関車をつなぎ直す。
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この電車を隣のレールの奥に置いておいて、蒸気機関車を切り離し、隣のレールで転車台まで移動する。
そこで、方向転換。手動である。
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この作業を見るのは7年ぶり2回目だ。
一連の作業は主に動画で撮ったので、ここではいいシーンを紹介できないが、お許しを。
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ちなみにこの転車台は、明治30年(1897年)に英国で製造されたもので、わが国では現存最古とされる。
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輸入された当時は東北本線などで使用されていたが、晩年は新潟県の国鉄赤谷線東赤谷駅に配置されていた(赤谷線は1984年に廃止)。
スクラップになる前に、大井川鉄道が昭和55年に引き取り、第二の人生を歩んでいる。

方向転換作業を見学している間に、電気機関車がしっかりと連結されていた。
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そろそろ、帰りの電車の時間だ。
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付け替え作業の一部始終を堪能して、14:35発の普通列車金谷行きに乗り込む。
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懐かしい旧近鉄特急だ。
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さすがにSLじゃないので席はガラガラ。
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帰りはうとうとしたり、雨の車窓を眺めたりしながら、のんびり時間を過ごした。
15:42に新金谷駅に到着。
レンタカーで静岡駅に向かう。
1時間ほど走って、17時前にレンタカーを返却。

今夜は駅前のホテルアーバント静岡に泊まる。
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取りあえずチェックインだけ済ませて、街に繰り出した。
息子が静岡勤務なので約束しておき、ここ「こばやし」で合流。
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カウンターが満席だったので、奥に通され、まずビールで喉を潤す。
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頼んだおでんは、牛すじ、こんにゃく、ごぼう巻き、竹の子。
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私はもう年なので、これだけで十分なくらい。
だから、この串カツはちょっと余計だった。
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あれこれおしゃべりして、8時すぎにはお開きに。
ホテルに戻って、あっという間に寝てしまった。
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大井川鉄道(上)

【2018年1月22日(月)】大井川鉄道
昨夜は梅ヶ島温泉の旅館いちかわに泊まった。
たっぷり眠って、7時に起床。
カーテンを開けると、道路を挟んで安倍川が見えた。
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今日は、午後から雨の予報だ。

朝食は8時から。湯豆腐が美味しかった。
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身支度をして、9時に出発。大井川鉄道の新金谷駅に向かう。
今日は、登山は諦めて、SLの旅を楽しむつもりだ。
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途中、本山茶の茶祖と呼ばれる聖一国師の墓所の説明板があった。
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墓所そのものは確認しなかった。

新東名を島田金谷ICで下りて、新金谷駅には10時半前に到着。
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駐車場料金800円を支払って、駅舎にSLの時間を確認しに行く。
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この駅に、大井川鉄道の本社がある。
実は、ここに以前、仕事で来たことがある。
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昨日ネット予約を試みたら、前々日で締め切られており、予約ができなかったが、さすがにシーズンオフの平日だけに席は空いていた。
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それにしても、次のSLまで、なんと1時間半近くある。
その時間でどこかに行って来られるわけでもないので、ここで待つしかない。
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SLのチケットは駅の窓口ではなく、向かいにあるプラザロコで購入するそうだ。
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行ってみると、中には土産物の売店があり、古い車両などが展示されているので、ここでかなり時間をつぶせそうだ。
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これは島根県の一畑軽便鉄道、住友セメント七尾工場で活躍した「いずも」号。
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大井川鉄道井川線で使用されていた定員16人のミニ客車「Cスロフ1形」。
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その側面。
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車内。
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その奥に、駅舎らしきものが。
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どこかの駅を復元しているのだろうか。
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レトロな広告やポスター。
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これは昭和45年のものだ。
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先代の福用駅を屋内に復元したものだった。
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古い座席も撮影用に置かれていたので、ちょっとひと休み。
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きかんしゃトーマスのプリクラ?
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この客車は喫茶コーナーになっていた。
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江戸時代には、この近くを朝鮮通信使が通ったのだそうだ。
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だいぶ時間をつぶせたので、駅に戻ってみた。
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でも、発車まで、あと30分もある。
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黒いポストにちょっとびっくり。SLポストだそうだ。
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駅舎内の待合所。
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売店には合格祈願の護摩木が売られていた。
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駅の横にあった休憩施設。
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まだ時間があるので、転車台を見に行った。
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ここに展示されているSLはC12・164で昭和12年に製造されたものだ。

わりと華奢な感じがする。
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この駅には、あちこちに撮影コーナーが設けられている。
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この転車台が2011年10月に完成したことで、SLの逆向き運転をしなくて済むようになった。
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現在、現役で活躍しているSLは以下の4両。
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C12の後ろ側。
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転車台の奥には石炭置場。
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繁忙期に出動する客車たちが控えている。
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奥に順路という文字が見えたので、行ってみた。これは電気機関車。
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昔の近鉄特急。
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こいつはC56形。
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さらに奥へ行こうとしたら、係員が走ってきて、ここは立入禁止だという。
「え、順路って書いてありましたよ」と抵抗したが、「あれは団体さん用なんです」とのこと。
だったら、ちゃんと立入禁止って書いてロープでも張っておけよな~と思ったけど、低姿勢だったので許してあげた。

すごすごと駅に戻る。ここは標高68mだそうだ。
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もうSLの改札が始まっていたので、ホームへ。金谷行きの普通列車は東急車両の払い下げ。
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静岡だけに、みかん色?
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私が乗るSLもすでに入線していた。
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C10形で、季節柄、受験生応援号だ。
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旧国鉄が全国的統合を終えて、最初に製造した近代型タンク蒸気機関車で、昭和5年の製造。
新小岩区に配備された後、各地を転々とし、昭和36年、会津若松区で廃車を迎えた。
昭和62年に、三陸鉄道で「SLリアス号」として復活した後、平成6年、大井川鉄道に行移籍し、平成9年10月14日(鉄道の日)から運行を開始したとのことだ。

とりあえず、駅弁を置きに、車内へ。めちゃめちゃレトロではないか。
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客車は、昭和10~20年代に東海道本線で使用されたものだそうだ。
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木の香り、ぷんぷんである。
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これは何のハンドルかしら。
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荷物を席に置いて、もう一度ホームへ。
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私も写真を撮ってもらった。
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縦でお願いしたのに、「絶対、横がいい」と言われ、こんな写真に。
煙突から出る煙が欲しかったのに。

この車両は、大井川鉄道が所有しているSLの中で最も古いそうだ。
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なぜか、ホームに信楽焼が。
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最後尾には電気機関車が連結されていた。勾配がきついところは、これで押すのだろう。
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構内にはハイシーズン用に、いろんな客車が確保されていた。
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車庫には、さっきも見た元近鉄特急車両。
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そろそろ発車の時間だ。
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客車はオハフ33 215「かわね路」。
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列車は定刻通り11:52に発車。まずは静岡お茶コーラで喉を潤す。
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客車は4両だが、私の乗った1号車は団体がキャンセルになったとかでガラガラ。
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よく見ると、「三等車」であった。
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車掌さんが、「指定席だけど、どこに座ってもいい」と言ってくれた。
ありがたい。隣のボックスのカップルが走行シーン撮影のため、ずっと窓を開けていて寒いのだ。
そんな非常識なことをするのは中国人だなと思っていたら、日本人だった。
車掌に「寒くないですか。手を出したりしないでくださいね」とやんわり閉めるように言われていたが、効果はなかった。

最初の停車駅、家山駅の先は大井川が左手に来るそうだ。
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しばらくは右手なので、右側に移った。

落ち着いたところで、駅弁をいただく。
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私の好きな幕の内弁当である。
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信楽焼のたぬきさんが、たくさんいたのは神尾駅。
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家山駅には12:20に到着した。
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ここで下車する団体さんもいた。バスが迎えに来てくれるのだろう。
5分の停車時間があるので、私もホームに出てみた。
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念入りに機関士さんが車両を点検している。
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駅舎は木造。このまま残してほしいものだ。
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機関室を覗いてみた。石炭が真っ赤に燃えていた。
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(つづく)
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真富士山(下)

【2018年1月21日(日)】真富士山
第二真富士山(1401m)から下山中。
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登りでも通った石舞台を通過。
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ヒノキ林の向こうに林道が見えてきた。
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なんとか16時前に下山できた。
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ちょうど4時間半の山行だった。
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ザックをレンタカーに放り込んで、早速、梅ヶ島温泉の宿に向かう。

林道の途中で伐採作業現場を通過。
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さっき登った第一真富士山の稜線がすっきりと見えた。
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これは茶畑の作業小屋かな。
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静岡はこんな山の上まで茶畑が進出している。
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あの平らな部分が第一真富士山の頂上。
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林道沿いの石仏たち。
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これは第十八番くらいだろうか。
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林業作業用の施設。
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こちらは第七番。
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第六番。
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五番を飛ばして第四番。
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林道平野線完成記念碑。
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石仏が見えると、いちいち車を停めて、スマホでパシャリ。第三番。
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平野集落まで下りてきた。
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集落内には300年前の古民家が3軒もあるとのことだが、探すのが面倒なので、そのまま温泉に向かった。
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下山してから、ほぼ1時間で梅ヶ島温泉に到着。
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今宵はこちら、旅館いちかわに宿泊する。
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迎えてくれた女将はとても親切な方だったが、個人的にはちょっとしゃべりすぎの感じもした。
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窓の外に安倍川が流れる、いいお部屋だった。
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お菓子の「抹茶さんど」は明日のおやつにすることにした。
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とにかく、温泉だ。
源泉かけ流しと言っていたが、源泉の温度は38.2℃。
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それにしては熱いので加温しているのだろう。
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露天風呂はちょうどいい湯加減だった。
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お蔭さまでゆっくり入れた。
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食事は泊まる部屋ではないが、個室でいただいた。
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メインは静岡牛の鉄板焼き。
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もちろん、ビールはサッポロ。
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中に鹿肉が埋もれている野菜サラダ。
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山芋のしんじょだったかな。
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アマゴや自然薯の天ぷら。
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このお団子もボリュームはあったが、美味しかった。
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調子に乗って、地酒まで頼んでしまった。
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梅の素麺。
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デザートはもちろんみかん。
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完食して、さすがにお腹がパンパンになった。
食後は部屋でテレビドラマを見て、22時くらいに就寝した。
明日は雨の予報なので、登山は中止して、大井川鉄道に乗り鉄をするつもりだ。

【行程】2018年1月21日
登山口(11:23)~黒部沢・第二十三番観音(11:50)~ヲイ平分岐(12:09休憩12:13)~真富士神社(12:52参拝12:54)~第一真富士山(13:04昼食13:29)~真富士峠(13:40)~第二真富士山(14:11休憩14:29)~真富士峠(14:52)~ヲイ平(15:12)~黒部沢(15:27休憩15:30)~登山口(15:53)
※所要時間:4時間30分(歩行時間:3時間37分)
※登った山:2座(第一真富士山、第二真富士山)
※歩行距離:5.9km
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真富士山(中)

【2018年1月21日(日)】真富士山
13時過ぎ、第一真富士山(1343m)の山頂に到着した。
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展望はご覧の通り。
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富士山は裾野すら見えなかった。
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真の「富士山」だから、ものすごく期待してわざわざ北海道から遠征してきたのに。
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かすかに太平洋だけは望むことができた。
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木の山名板はしっかりとあった。
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その隣に石碑があったが、半分欠けていた。
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石仏は第三十番。ということは、最後の三十三番は第二真富士山(1401m)にあるのだろう。
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とにかく、お腹が空いたので、お昼にする。今日は担々麺。
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わりと寒かったので、熱い麺はありがたかった。
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25分ほど休んで、出発。
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稜線をたどって第二真富士山に向かう。
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最初はほぼ平ら。
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落ち葉の道だ。
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しばらく進んだところで左折。
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すると正面に、第二真冨士が見えてきた。
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なんと東からガスが迫ってきている。
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頂上から10分ほどで鞍部の真冨士峠に到着。
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休憩はせず、そのまま通過する。
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下山時は、ここまで戻ってきて、西へ下っていくことになる。
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登り返しに入ると、奇妙な植物が目に飛び込んできた。
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しその葉っぱのような色だが、何だろう。
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第二真富士への取り付きには真新しい白いロープが張り巡らされていた。
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結構な岩場だ。
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これは、ちょっと想定していなかった。
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でも、このロープのおかげで随分助かった。
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下りが思いやられるけどね。
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取りあえず最初の難所はクリア。
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2つ目の難所には巻き道もあるようだ。
DSC_4918_20180201065554e34.jpg

でも、巻き道は下りで利用することにして、直登する。
DSC_4919_2018020106552378b.jpg

ここを登り切ると、束の間の平和通りだ。
DSC_4920_20180201065525f8c.jpg

第三十二番の石仏。あらら、三十一番を見落としてしまった。
DSC_4921_20180201065526650.jpg

そして3つ目の難所。
DSC_4922_201802010655285c7.jpg

これを越えたら、もう山頂は近い。
DSC_4923_2018020106552922b.jpg

なだらかなので助かる。
DSC_4924_20180201065457afc.jpg

すぐだと思ったら、ちょっと距離があった。
DSC_4925_201802010654577c5.jpg

さすがにそう簡単にはいかない。
DSC_4926_20180201065500ab9.jpg

14:10過ぎに第二真富士山に到着。
DSC_4927_20180201065500242.jpg

第一から40分ちょっとかかった。第二の方が実は標高が高い。
DSC_4928_20180201065502360.jpg

相変わらず、富士山は見えなかった。
残念だが、致しかたない。二等三角点で我慢しよう。
DSC_4929_2018020106542867d.jpg

山頂は狭いけれど、取りあえず本日の最高地点なので、しばし休憩。
DSC_1960_20180201065809d41.jpg

20分近く、ゆっくりして出発。
DSC_4930_20180201065430402.jpg

東斜面はすっかりガスっていた。
DSC_4931_2018020106543163d.jpg

小さなコブを巻いて進む。
DSC_4932_20180201065432dff.jpg

正面に第一真富士山のシルエット。
DSC_4936_20180201065434a75.jpg

まずは第三関門に取り掛かる。
DSC_4937_20180201065404aac.jpg

頑丈にロープが結ばれていた。
DSC_4938_20180201065405f1d.jpg

第二関門は予定通り巻き道で。
DSC_4939_2018020106540762b.jpg

クリアするとヤセ尾根となる。
DSC_4940_20180201065408fbe.jpg

西側の稜線。見えることは見えるが、何山なのかはさっぱり分からない。
DSC_4941_201802010654101b2.jpg

第一真富士山にも東からガスがかかり始めた。
DSC_4942_2018020106533197b.jpg

第一関門まで戻ってきた。
DSC_4943_2018020106533299d.jpg

このロープの念の入れようはすごい。事故でもあったのだろうか。
DSC_4944_20180201065333c7e.jpg

東側の谷を覗く。はやりガスで白くなっている。
DSC_4945_20180201065335646.jpg

第二真富士山を振り返ってみた。
DSC_4948_201802010653063a9.jpg

これはクマの仕業かしら。恐ろしい。
DSC_4949_201802010653088ba.jpg

見納めの第一真富士。
DSC_4950_20180201065310a3e.jpg

20数分で真富士峠に到着。
DSC_4951_20180201065311c47.jpg

ここで右折する。
DSC_4952_2018020106531212d.jpg

植林の中をヲイ平分岐まで標高差150mほどを一気に下る。
DSC_4953_2018020106524107d.jpg

切株も完全に苔で覆われていた。
DSC_4954_20180201065242b02.jpg

樹種はヒノキのようだ。
DSC_4955_201802010652444f8.jpg

砕石の道を通過。
DSC_4956_201802010652455ec.jpg

このあたりも苔祭りだ。
DSC_4957_2018020106524751d.jpg

岩はことごとく緑色に染まっている。
DSC_4958_2018020106521590a.jpg

峠から20分で分岐に到着。
DSC_4959_20180201065217a00.jpg

ちょっとだけ腰掛けたが、すぐに歩き出した。
DSC_4960_20180201065218ca3.jpg

ヲイ平の美しいヒノキ林。
DSC_4961_20180201065220663.jpg

そこを抜けると、すぐに急坂となる。
DSC_4962_20180201065221dcf.jpg

そして谷へと下っていく。
DSC_4963_201802010651509a6.jpg

登りで見落とした第二十四番はこんなところに倒れていた。
DSC_4964_20180201065150d60.jpg

これじゃあ気づかないわ。
DSC_4965_20180201065152df7.jpg

「己れこそ己れの寄るべ」だそうだ。
DSC_4966_201802010651532a0.jpg

ロープを伝いながら、涸れ沢を渡渉。
DSC_4967_201802010651558bb.jpg

もう、このあたりは登りで歩いた道だ。
DSC_4968_20180201065122fdb.jpg

このケルンももちろん見覚えがある。
DSC_4969_2018020106512496a.jpg

西の稜線。
DSC_4973_2018020106505544a.jpg

石はやはり黒い。
DSC_4970_20180201065125f66.jpg

こちらは岩壁から剥がれ落ちた落石たち。
DSC_4971_201802010651270a6.jpg

帰りは水辺まで下りてみることにした。
DSC_4972_20180201065128b39.jpg

あのあたりに行ってみよう。
DSC_4974_20180201065057b44.jpg

岩盤が黒光りしている。
DSC_4975_20180201065058570.jpg

あの先は滝になっているのかな。
DSC_4976_201802010651002c7.jpg

湧き出したばかりなので細い流れだ。
DSC_4978_20180201065028efc.jpg

でも、そんなに冷たくなかった。
DSC_4977_20180201065101a0a.jpg

間もなく登山口に着くという、こんなタイミングで晴れてきた。
DSC_4979_2018020106503165b.jpg

でも富士山はやはり見えないのだろう。
DSC_4980_201802010650312a1.jpg

落石危険地帯を通過。
DSC_4981_20180201065034477.jpg

尖峰展望所も登りとは随分、見え方が違った。
DSC_4982_20180201065034168.jpg

とくに名前はないみたいだった。
DSC_4983_20180201065011de8.jpg

(つづく)
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