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山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

愛別岳(1)

【2017年8月12日(土)】愛別岳
この週末は、高校の同級生H君のお誘いで、愛山渓温泉から愛別岳経由で黒岳まで縦走する予定だった。
車1台を層雲峡にデポして、愛山渓温泉に前泊。早朝から登り始めて、コースタイム11時間45分のルートを一気に縦走してしまおうという計画を立ててくれた。
しかし、13日の天気予報が悪化したので、縦走は止めて、愛山渓温泉から愛別岳を最終目的地とした周回コースに変更した。
それに伴い、車2台で行く必要がなくなり、前日12日(土)午後1時頃、H君に私の自宅まで迎えに来てもらうことになった。
毎度、運転をお任せして申し訳ないことだ。

当日は予定通りに出発。
愛山渓温泉には午後4時頃に着いた。
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ここには食事の出る愛山渓倶楽部と、素泊まりの愛山渓ヒュッテがある。
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ヒュッテは1泊2400円。
お風呂は600円払えば、愛山渓倶楽部の施設を使うことができる。
HPに「布団はありません」と書いてあったのでシュラフを用意して行ったが、実際には布団は大量にあった。

倶楽部の方でチェックインの手続きを済ませ、すぐ隣にあるヒュッテに行くと、10人近いグループがほぼ1階を占拠しているような状態だった。
その隅っこに入るのも居心地が悪いので、我々は2階へ。
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2階には誰もおらず、その後も誰も来なかった。
寝る準備だけ整えて、お風呂に入りに再び愛山渓倶楽部へ。
すでに雨が降っていたので、倶楽部で借りた傘を差しての移動だった。

お風呂はそんなに広くはなかったが、いい湯であった。
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湯から上がると、ロビーで高校野球中継をやっていたので、ビールを飲みながら観戦。
この日は北海道の代表2校がともに出場する日だった。
第一試合の北北海道代表・滝川西は仙台育英に惨敗。
第三試合の南北海道代表・北海は昨年の準優勝校だけに期待していたのだが、これも神戸国際大附属に逆転負け。がっくり。
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それを見届けて、ヒュッテに戻った。
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改めて缶ビールで乾杯。
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おつまみをつまんだりしつつ、幕の内弁当も食べた。
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食べ終わったら、もう寝るしか、することはない。
1階の人たちは布団を敷いていたので、「布団まで持参したんですか」と聞いたら、別室に積んであるのだという。
なんだ、あるなら使わせてもらおうということで、敷布団と毛布一枚ずつ借りた。
毛布は枕代わりにして、ちゃんとシュラフで寝た。
たぶん、8時過ぎには寝てしまったと思う。

【2017年8月13日(日)】愛別岳
翌朝は3時半に起床。
1階の方々はまだ寝ているので、あまり物音を立てないようにして、4:20過ぎに出発。
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雨はかすかに降っている程度なので当然決行。でも、完全防備で出かけることにした。
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まだ、あたりは薄暗いので、カメラが勝手にフラッシュをたいてしまう。
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いちいちその設定を解除するのが面倒だった。

ほんのちょっと林道を歩くと、左手が登山口。ここは標高約1010m。
本日は標高差が1200m近くあるわけだ。
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熊出没注意。
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まずは、なだらかに登っていく。
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入林届のボックスがあったが、記入したかどうか忘れてしまった。
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100mほどで分岐だが、右の松仙園ルートは現在通行止めになっている。
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ポンアンタロマ川の右岸を進む。
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下草も何もみんな濡れているので、スパッツの上に雨具を履いている。
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斜めになった危なっかしい橋で、左岸に渡る。
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H君は無事通過。
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私は滑って、沢に転落してしまった(ウソ)。
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20分ほどで三十三曲分岐を通過。
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帰りは、こちらの階段から下ってくることになる。
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往路は直進。
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樹林帯の中を黙々と進む。
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時々、小さな枝沢を渡渉。
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徐々に傾斜が増していく。
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雨がそんなに強くないので、かろうじて写真が撮れる。それだけでもありがたい。
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ガスがかかっているが、一応対岸くらいは見えた。
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この倒木は去年の台風の仕業だろうか。
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成長しきったミズバショウ。
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イズミノ沢。
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おお、沼ノ平方面の稜線が見える。
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晴れてくれるといいなあ。
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ハクサンボウフウかな。
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昇天の滝が見えてきた。
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望遠で見てみよう。
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一応、標識もあった。ここで数分休憩。
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水はきれいなのだが、北海道の沢水は生では飲むことができない。
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タツナミソウが雨に濡れてしおれていた。
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その群落をかき分けていく。
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下唇の斑点が特徴的だ。
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こちらは村雨の滝。
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滝を高巻きして登っていく感じだ。
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その落ち口あたり。
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もうすっかりずぶ濡れだ。
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滑りやすそうな岩場を越える。
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アザミ出現。
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滝の上で右岸に渡渉。
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シナノキンバイ。
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ちょっと茶色がかっていて残念。
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ミヤマカラマツかな。
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渓流。
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雨粒がきれいだ。
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1時間20分で滝ノ上分岐を通過。
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コースタイムは1時間半なので、それほど早くもない。

それよりガスがちょっと薄くなったかも。
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分岐を左折して永山岳に向かう。
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ここからは急登だ。
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おお、沼ノ平の沼が見えるではないか。半月沼かな。
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展望がきいてうれしい。
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あのS字ラインは滝ノ上分岐から沼ノ平へ登っていく道。
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沼ノ平は確かに平らだ。
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足場は露岩帯になった。
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う~ん、またガスが出てきてしまった。
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左手の斜面にもガスがからんでいる。
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雨だけでなく、まわりの草木についている露もあるので、もうびしょびしょ。
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1回覚えた名前もどんどん忘れてしまうなあ。
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カメラ雨に濡れて、ピントが合ってくれない。
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あなたはミヤマキオンだよね。
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(つづく)
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旭岳(11)

【2017年8月9日(水)】旭岳
姿見駅(標高1610m)から標高1100mの山麓駅まで下りてきた。
駐車場は半分工事中で、その隣にある登山口の標識はなくなり、どこが登山口なのか分かりにくくなっていた。
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これはちょっと問題だ。

ザックを車の中に放り込んで、駐車場の向かいにあるビジターセンターを見学。
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登山マップみたいなものがあるかと思ったが、なかった。

駐車場の一番近くにあった旭岳万世閣ホテルベアモンテ。
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ちょっと高そう。
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旭岳温泉にはいくつか宿があるが、どの宿の日帰り入浴がいいのかスマホで検索。
値段的にも歴史的にも「湯元勇駒荘」が良さげなので、そこに決めて、車で向かう。
ホテルの前の駐車場に従業員が出て、来客をさばいていた。
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日帰り入浴の人は、遠いところに停めるよう指示された。
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料金は800円。
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この看板を見て思い出したのだが、ここはかつて旭岳温泉ではなく、勇駒別温泉という名前ではなかったっけ。
調べてみると、やはりそうだった。1982年に改名されたようだ。
やはり「旭岳」の方が知名度があるし、旭岳の登山口であることを分かりやすくするためにも、「旭岳温泉」にした方が有利と判断されたのだろう。
ちなみに、「ユコマンベツ」とはアイヌ語で「湯に向かう川」という意味。

この温泉は大正3年(1914年)に、旭川の阿久津啓吉氏が発見した。
当時は「竹藪温泉」と呼んでいたそうだ。
この宿は、昭和7年に小西清作氏が仮湯小屋を建てたのが前身とのこと。

建物の中に入ると、「神泉」と称して、旭岳の湧き水が提供されていた。
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「神々の湯」に入る。ここにはちゃんと「勇駒別温泉」と書いてあった。
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あれだけ登山者がいたのに、お風呂には数人しかいなかった。
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露天風呂も独占。
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体を洗い終わったら、誰もいなくなっており、2つある内湯も独占できた。
かなり贅沢なひと時であった。

上がってからロビーでスマホを検索しながら、翌日の乗り鉄計画を立てる。
問題は、駅近くに駐車場があるかどうか。
幸い、旭川駅から徒歩15分のところに「道の駅あさひかわ」があることが判明。
起点は富良野ではなく旭川にすることにした。

外に出ると、なんと雨が降っている。
私はやはり、かなりラッキーだったようだ。
とにかく旭川駅方面に向かう。
雨脚はかなり強かった。

途中、ガマ岩の横を通過。
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立派な看板もあった。
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忠別湖の手前でナビの指示通り右折したら、大雪旭岳源水があったので、雨だけど立ち寄ってみた。
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車1台あたり100円の協力をとの看板があったので、10円を入れて、ペットボトル1本に水を補給。
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車1台ならポリタンク5本くらい運ぶ人がいるだろう。
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湧出量は1分4600㍑だそうだ。お風呂1杯150㍑として30杯以上だ。すごい。
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その後、本当の源泉まで300mほど傘を差して歩いて行った。
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わざわざ持ってきた長靴が役にたった。
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やはりかなりの水量だ。
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源流なのに、もはや立派な川である。
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コケもよく生えている。
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まるで日本庭園のよう。
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ちょっと、羊蹄山の噴き出し公園を思い出す。
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この湧き水のある東川町は全家庭が地下水だそうだ。
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だんだん源泉に近づいてきた。
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石はわざと置いたのかな。
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これが源泉。
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半端ない量だ。
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水を飲むわけではないので、確認したらすぐ引き返す。
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結構、雨が強い。
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たぶん、清流じゃないと育たない植物なのだろう。
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というわけで散策終了。
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一応、忠別湖も記録に残しておこう。
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堰堤にはガスがかかっていた。
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東川の市街地まで行くと雨は止んでいた。
というか路面が乾いており、下界は降らなかったようだ。
道の駅には18時前に到着。
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ここで車中泊できるのか、ちょっと不安だったが、大丈夫のようだ。

フードコートがあったので、ここで夕食を食べることにしたが、御飯ものの店がもう閉店しており、そばとラーメンしかない。
そばという気分ではなかったので、「よし乃」の野菜味噌ラーメン(750円)にした。
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ラーメンは2晩連続になってしまったが致し方ない。
量がかなりあって満腹になった。

車に戻って、明るいうちはしばらくパソコンで記録付けなどしていたが、19時半には早くも沈没。
21時半に目が覚めて、23時すぎまで頑張ったが、また寝てしまった。
活動後のパソコン作業はほとんどできないことが、今回の旅でよく分かった。
40年ぶりの旭岳は実に新鮮で、かつ大きかった。
また登ってもいいな。

【行程】2017年8月9日
姿見駅(6:53)~旭岳温泉分岐(6:58)~姿見の池・第5展望台(7:11撮影7:21)~八合目(8:17)~九合目(8:37)~ニセ金庫岩(8:41)~金庫岩(8:44)~旭岳(8:55撮影9:07)~後旭岳(9:37周回10:05)~裏旭岳雪渓下(10:19)~旭岳(10:43休憩10:54)~八合目(11:14)~姿見の池(11:46)~噴気活動展望台(11:53)~鏡池(12:19)~姿見駅(12:47昼食13:18)~1合目(14:18)~登山口(14:40)
※所要時間:7時間47分(歩行時間:6時間40分)
※登った山:3座(うち新規2座:後旭岳、前旭岳)
※歩行距離:13.3km
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旭岳(10)

【2017年8月9日(水)】旭岳
姿見駅からロープウェイを使わずに、下山中。
沿道は素晴らしいお花畑だ。
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エゾコザクラも間近で咲いている。
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チングルマもめちゃめちゃかわいい。
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真横からも見てみた。
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遠くにもたくさん。
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左手の崖の上は旭平。
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振り向くと、まだ旭岳(2291m)が大きく見える。
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マルバシモツケ。
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あ、クジャクチョウを発見。
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そろそろと近づいて行ったら、しばらく逃げないでいてくれた。
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前方に十勝岳連峰。
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やや霞んでいる。
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道はわりと、しっかりしている。
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でも、やはり誰も歩いていない。
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周囲にはあちこちに溶岩が露出していた。
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下山口から60mほど下って、1550m地点を通過。
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幅の広い道だが、この木の階段はかなり古そうだ。
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すぐ横に涸れ沢が見える。
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この道は谷筋の道というわけだ。
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ミヤマリンドウ。
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大きな自然の石橋で涸れ沢を渡る。
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もともとは熱い溶岩だったのだろう。
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溶岩がそのまま涸れ沢になっている。これはすごい。
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結構、深い谷だ。
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この緑はほぼハイマツである。
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なんでも顔に見えてしまう私。
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黙々と下っていく。
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ゴールの旭岳温泉のホテル街が見えてきた。
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道は間もなく、石の階段状態に。
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これはタカネニガナかな。
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ようやく樹林帯に入ってきた。
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そうなると、ちょっと熊が怖い。
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クマ鈴を忘れてしまったので、大声で「南無妙法蓮華経」を唱えながら歩いた。
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歌だと、下手なのが気になるし、次は何を歌おうかとか考えて、無音の時間が生じてしまうので、単純なこのお題目がちょうどいい。
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でも、だんだん飽きてきて、お題目を「マグマ大使」の主題歌の節で唱えていたら、単独のおばさんが登ってきて、びっくり。
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(ここには写っていません)

ちょっと恥ずかしかったが、それはともかく、もう午後2時近いというのに、今からこの道を登っていくとは。
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まさか頂上まで行くわけではあるまい。
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たぶん、姿見の池まで行って、ロープウェイで下るつもりなのだろう。
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というわけで、そろそろ十勝岳連峰も見納め。
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なんと、とうとう雨がポツポツ落ちてきた。
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でも、雨具を着たりせず我慢していたら、そのうち止んでくれて助かった。
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間もなく、登山口かな~というあたりで、湿原に出た。
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もう花の季節はほぼ終わっていたが、コバギボウシがかろうじて咲いていてくれた。
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ミズバショウもこんなに成長してしまうと、見る影もない。
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木道は、かなり破損がひどかった。
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タケネニガナ。
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ワタスゲ。
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この湿原は、この道でわざわざ下山してくる人への最後のプレゼントって感じだ。
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「ありがとうございました」とつぶやいて歩いた。
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ただし、木道の状態はあまりよくない。
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修復する予算がないのだろうか。
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休憩コーナーらしき場所もこの状態。
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足元を注意しながら歩いた
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ワタスゲが綿雪のよう。
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再びコバギボウシ。
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木道終了。
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振り返ると、再び旭岳山頂が見えてきた。
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もう一度、木道。やはり壊れている。
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これは、すぐに終わり。
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ハクサンボウフウとワタスゲ。白の競演。
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湿原に出たら、すぐ登山口かと思ったら、結構長い。
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お蔭さまで、お花と戯れることはできるのだが。
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アキノキリンソウ。
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視界がきかなくなると、途端に熊が怖くなる。
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開けると安心する。
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いや~、なかなか着かないね。
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やっと1合目だ。
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だったら、もうすぐだね。
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まだつぼみのコバギボウシ。
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最後の最後にヤブこぎ。
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路面的にはもう到着しそうだが。
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どうですかね。
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ヤマハハコさん、まだですか。
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いや~、引っ張るね~
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あなたはどなた?
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エゾノリュウキンカさん、お久しぶり。
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あらま、オニシモツケさん。
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早く温泉に入りたいんだけどなあ。
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これは何の実だっけ。
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またまた木道出現。
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シラヤマギク?
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こ、これは!
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あと100mだ。
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最後に一応、振り返ると、旭岳はすっかりガスの中に隠れていた。
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というわけで、14:40にようやく駐車場に到着。
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コースタイム1時間40分のところ1時間20分だった。
でもかなり長く感じた。

(つづく)
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旭岳(9)

【2017年8月9日(水)】旭岳
旭岳(2291m)から下山して、姿見平の遊歩道を散策中。
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裾合平からの道が見える。
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これは鏡池。
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岸辺が美しい。
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鏡池の左には擂鉢池。
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合わせて夫婦池ともいう。
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擂鉢池は本当に擂鉢のようだ。
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一応、小さい擂鉢池の方が奥さんなのかな。
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鏡池はこの角度から見ると、ひよこのようにも見える🐤
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そのしっぽの部分。
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エゾオヤマリンドウ。
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擂鉢池の向こうに見えるのは第3展望台。
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オヤマリンドウとアキノキリンソウ。
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角度を変えると擂鉢池は四角く見える。
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鏡池と安足間岳(2200m)。
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光線の加減か、この角度からは「鏡」のように周りの景色を映してはいなかった。
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池の回りには、まだチングルマが咲いていた。
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ここからだと、旭岳の爆裂火口がよく分かる。
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一瞬、何かの石碑かと間違えてしまう溶岩。
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ロープウェイの駅まであと400mだそうだ。
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鏡池の看板。
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こちらの道に行くと、裾合平を経由して、愛山渓温泉もしくは中岳温泉に至る。
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その案内図。
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今たどってきた遊歩道を振り返る。
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この角度からだと、鏡池は旭岳をちゃんと映していた。
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こちらも、姿見の池からとはまた違って端正な眺めだ。
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小さな火口湖、擂鉢池。
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今度は擂鉢池と旭岳。
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擂鉢池の湖岸に散らばる淡い紫はエゾコザクラ。
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第3展望台に登ってきた。
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すぐ真下に真ん丸な擂鉢池。
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さすがに疲れたので、ここのベンチで腰を下ろして、ひと息ついた。
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このあたりにはホシガラスがいるらしい。
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ハイマツの向こうに安足間岳。
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旭岳の爆裂火口。
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西側に見えた池は満月沼。
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擂鉢池は見事な正円だ。
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第2展望台にも寄り道した。
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ここから望む旭岳はこんな表情。
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満月沼はむしろ半月か三日月の形をしている。
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細長くなった擂鉢池。
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その向こうに安足間岳。
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第1展望台がすぐ先にあった。
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エゾコザクラがちょっと遠い。
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では、第2展望台を後にして、ロープウェイ駅に向かいましょう。
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おお、この角度から見ると、確かに満月に見えないこともない。
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ちょっと納得。
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でも、すぐに形は崩れていく。
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ハイマツの向こうに旭岳。
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綿毛になったチングルマ。
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それを透かして旭岳を望む。
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旭岳は豊かな裾野を持つ山だ。
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説明板で紹介しているキバナシャクナゲとエゾツツジはもう咲いていなかった。
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第1展望台にも立ち寄る。
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これで5つの展望台はすべてコンプリート。
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ここから姿見駅が見えた。
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十勝岳連峰。噴煙がL字形になっている。
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安足間岳。手前に第3展望台(左)と第2展望台(右)も見える。
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な、なんと第1展望台に「前旭岳」という名称が付いている。
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ということは、これでまたもう1座稼げたということではないか!
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これには、ヒデキ感激!
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こうして見ると、旭岳は600年前の噴火前は富士山形の山だったのだなあということが、よく分かる。
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さあ、姿見駅はすぐそこ。
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駅の前にすり鉢状の地形がある。
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そこには雪渓も残っていた。
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植物の垂直分布の説明板。
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エゾコザクラをやっと間近で見ることができた。
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雪渓の近くなのでチングルマもまだ健在。
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そろそろ旭岳も見納めに近づいてきた。
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お蔭さまで、十分に堪能できた。
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というわけで、12:45頃、姿見駅に到着。
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写真を撮りまくったとは言え、なんと姿見の池から1時間もかかってしまった。
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余程疲れていたのだろう。やっぱり、適度に休憩を取らないとだめだ。

まずはトイレ。用が済んだらテラスに戻って、ベンチでお昼にする。
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いつも通り、おにぎり2個。
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隣に腰掛けてきた男性が、「見ててもらいますか」と言って、トイレに行ってしまった。
この場合、ザックを見ていてほしいのか、場所を確保しておいてほしいのか。
多分両方なのだろうが、誰かが座ってきたら、「そこ人がいますよ」と私は言わなければならないのだろうか。
3人座れるベンチなので、1人なら「人がいますよ」とは拒絶はできない。
まあ、ザックを見れば分かるから、誰も座らないだろうけど。
ていうか、私だったらザックを背負って、トイレを済ませてから座る。
その間に席を取られていたら諦める。そこは潔くいきたいものだ。

30分ほどしっかり休み、底をついた水分を補充するため、売店で大雪旭岳源水の500cc(150円)を買って、下山開始。
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旭岳ともいよいよ本当におさらばだ。
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下山路はこの分岐を右折する。
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分岐を過ぎた途端、ガスが出てきた。
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なんというタイミングだ。
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ハクサンボウフウ。
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ロープウェイがあるので、この道はあまり歩かれておらず、荒れているのではないかと思ったが、ちゃんとした道だった。
緑の中を気持ちよく下った。
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(つづく)
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旭岳(8)

【2017年8月9日(水)】旭岳
旭岳(2291m)から下山中。
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このケルンの頂上の石はどうやって積んだのだろう。背が届かないのでは。
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登りでは気づかずに通過してしまった七合目。
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姿見の池に向かって、さくさく下る。
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さっきも見た地獄谷をもう一度。
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登りでは見落としてしまった景観を拾っていく。
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こんなのがあったのも気づかなかった。
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南の山並みばかり見ていたのかもしれない。
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何やら文字が彫ってある。「九大」? 九州大学の学生の仕業か。
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溶岩の造形もなかなか面白い。
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ジャンプ台。
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このあたりはもう小走りで下った。
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なので、前を行く4人組にあっという間に追いついてしまった。
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改めて、爆裂火口を見上げてみる。
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火山活動の激しさがうかがえた。
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目の前は一面の緑になってきた。
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標高が下がったので、トムラウシ山(2141m)も隠れてしまいそう。
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お昼の姿見の池。
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なんとなく落ち着いた雰囲気だ。
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この時間になると、登山者より観光客の方が多い。
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相変わらず噴気もうもう。
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ほぼ地獄谷の下まで下ってきた。
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姿見の池って、なんとなくハート形?
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軽快に下って、池に着いたのは11:45頃。
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コースタイム1時間半のところ50分しかかからなかった。
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まずは旭岳石室の中を見学。わりと清潔だった。緊急時以外、宿泊は禁止だ。
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右のピークが旭岳頂上。
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この時間になっても、ちゃんと旭岳の姿を映している。
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まさに姿見の池。
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ここからの旭岳がやはり最も様になっている。
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大雪山愛の鐘は1962年12月30日、北海道学芸大(現在の北海道教育大学)函館分校の山岳部員10人が遭難死した事故を受け、北海道新聞の提唱で設置されたそうだ。
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中国人のお子さんかな。
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池の岸辺。
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登山道方面の岸。
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何度見ても、素晴らしい。
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晴れていなくても美しい。
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さて、ここから寄り道タイム。
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まずは噴気活動展望台へ。
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道の脇にコマクサを発見。
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ここに観光で来ていた少年(中学生くらいか)が、なぜか全速力で走っているので、転んだら大けがをするぞと心配になってしまった。
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(写真には写っていません)

消えそうな雪渓。
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噴気孔を間近で。
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旭岳の爆裂火口は約600年前の噴火でできたものだそうだ。
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どうりで溶岩が新しいと思った。
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さすがに近くで見ると迫力満点。
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多少引いてみよう。
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地肌は真っ白。
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これが600年前の爆裂火口だ。
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この後は姿見の池以外の池をめぐる周回コースを歩く。
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でも急に疲れが出てきて、歩くペースも格段に落ちてしまった。
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愛の鐘。
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姿見の池を逆方向から。
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こちらから見るのも悪くない。
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それでは地獄谷を後にする。
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とぼとぼと遊歩道を歩く。
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あらまあ、お手てつないでいいわねぇ。
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アキノキリンソウと旭岳。
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少し角度が違うと、また見え方が変わって面白い。
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600年間ずっと噴き出し続けているのだろう。
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ピウケナイ第三沢川の源流部。
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愛の鐘を振り返る。
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この角度で見る旭岳は鋭角な印象だ。
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その右はまるみがある。
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シマリスに会いたいけど、まだ見かけていない。
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こんなふうに何枚も写真を撮りながら、のんびり歩く。
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緑が多いと、ちょっとホッとする。
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しかし、緑の上にも、あちこちに火山弾。
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今いるのは、姿見平の真ん中あたり。
DSC_8234_20170927085334328.jpg

この直線は何だろう?
DSC_8235_201709270853351ef.jpg

再び十勝岳連峰が見えてきた。
DSC_8236_20170927085306362.jpg

展望台のような小山のはるか向こうに増毛山地が浮かぶ。
DSC_8237_20170927085308de2.jpg

何度もすいません。
DSC_8238_20170927085309f90.jpg

まさに高原といった風景。
DSC_8239_20170927085311e14.jpg

この涸れ沢も大雨が降ると激流となるのだろう。
DSC_8240_2017092708531241f.jpg

あれは、さっき抜かした4人組かな。まっすぐ姿見駅に向かうようだ。
DSC_8241_20170927085244600.jpg

その反対側には裾合平方面への登山口が見えた。
DSC_8242_20170927085246e2c.jpg

その登山道で、のんびり休んでいる2人。
DSC_8243_20170927085247979.jpg

右のピークは安足間岳(2200m)。
DSC_8244_20170927085249938.jpg

緑の姿見平。
DSC_8245_201709270852501bf.jpg

往路はあそこを歩いたんだなあ。こんな緑の中とは思わなかった。
DSC_8246_201709270852238dc.jpg

この沢は地獄谷かとつながっていたのか。
DSC_8247_201709270852242cb.jpg

後旭岳で見た構造土のことが説明されていた。
DSC_8248_20170927085226555.jpg

だんだん旭岳が遠ざかっていく。
DSC_8249_201709270852278a5.jpg

地獄谷雪渓。
DSC_8250_201709270852292a7.jpg

姿見平はハイマツ帯だ。
DSC_8251_2017092708520454d.jpg

階段を登ってみたら、第4展望台だった。
DSC_8252_20170927085206743.jpg

旭岳石室のすぐ横に第5展望台があったが、ちゃんと1~4もあるようだ。
DSC_8253_20170927085207281.jpg

(つづく)
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旭岳(7)

【2017年8月9日(水)】旭岳
後旭岳(2216m)から道なき道を、裏旭の登山道まで下ってきた。
DSC_8085_201709270607550c9.jpg

ここから雪渓を登って、旭岳(2291m)に引き返す。
DSC_8086_20170927060757d64.jpg

完全な直登だ。
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雪渓を下ってきた方々は軽快に間宮岳(2185m)方面を目指す。
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雪渓の末端。
DSC_8091_20170927060731ce5.jpg

雪渓は見た目より急ではなく、踏み跡も階段状になっていたので、難なく登ることができた。
DSC_8092_20170927060733846.jpg

登りながら、左手にニペソツ山(2013m)を望む。
DSC_8093_20170927060734b04.jpg

後旭岳。
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間もなく雪渓は終了。
DSC_8095_20170927060737a36.jpg
この後が難所である(とくに下りの場合だが)。
しゃがみ込みながら下ってくる女性に「ひどい下りですね」と声をかけると、「どうやって下ったらいいんですか~」と泣き言を言ってきた。
「雪渓まで行けば楽になりますよ」と励ました。

その雪渓を振り返る。
DSC_8096_20170927060708f65.jpg

再び、左手に東大雪。
DSC_8097_201709270607104b0.jpg

後方は後旭岳。
DSC_8098_20170927060711fe2.jpg

右手は熊ヶ岳。
DSC_8099_20170927060713da1.jpg

登りも滑ることは滑るが、足裏をきちんと付けて歩いていれば、ずるっとなることはなかった。
DSC_8103_20170927060650751.jpg

ここまでほとんど休みなく歩いているが、体は元気。
自分でも驚くほど、息も上がらずに、この坂を登り切ることができた。
DSC_8100_20170927060716699.jpg

裏旭の斜面にも大きな火山弾が散乱していた。
DSC_8101_20170927060646990.jpg

雪渓を改めて見ると、目が二つあり、鳥のようだ。
DSC_8102_201709270606487d3.jpg

旭岳と後旭岳の鞍部。
DSC_8104_20170927060651a60.jpg

裾平の池塘群。
DSC_8105_2017092706065259c.jpg

ジグザグ状の登山道まで上がってくれば、もう安心。
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右手に見慣れた安足間岳(2200m)。
DSC_8107_20170927060624699.jpg

下っていく方々とどんどんすれ違う。
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後旭岳より高いところまで来た。
DSC_8109_201709270606272a2.jpg

さっき、あそこを歩きました。
DSC_8110_20170927060629be2.jpg

熊ヶ岳の火口。
DSC_8111_20170927060557c40.jpg

チシマクモマグサ。
DSC_8112_20170927060559ffc.jpg

さあ、旭岳山頂はもう目前。
DSC_8113_20170927060600653.jpg

左手に今度はトムラウシ山(2141m)。
DSC_8114_20170927060602a97.jpg

登山道脇の石に口のような穴が開いていた。
DSC_8115_201709270606031c3.jpg

再び旭岳の頂上に着いたのは、10:45頃。
DSC_8116_20170927060529dbf.jpg

後旭岳の往復に1時間半ちょっとかかった。
DSC_8117_20170927060531a71.jpg
火口を周遊した分、予想より余計にかかった計算だ。

方向指示盤が崩れかかっている。
DSC_8118_2017092706053224a.jpg

雲海が押し寄せる十勝岳連峰。
DSC_8119_201709270605342a1.jpg

ニペソツを望む。
DSC_8120_20170927060535206.jpg

このまま休まずに下れる元気もあったのだが、あえて休むことにした。
石に腰掛けて、行動食のバナナを1本いただく。
DSC_0215_2017092706075367b.jpg

さっき、頂上の標柱のまわりに人がたくさんいて、標柱のみで撮れなかったので、再度挑戦することにした。でも、今回もすぐ横で、地図を見ながら何か検討している人がいたので、「ちょっと写真を撮らしてもらっていいですか」と声をかけて、よけてもらった。DSC_8121_20170927060506f4e.jpg
どうも周りが見えていない人が多い。
「山頂の標識には、写真を撮る時以外近づくな、そして写真を撮ったら速やかにそこを離れよ」と声を大にして言いたい。

さっき、十分に眺望は堪能したのだが、一応おさらいをしておく。
地獄谷。
DSC_8122_20170927060507697.jpg

烏帽子岳(左手前、2072m)と武利岳(1876m)。
DSC_8124_20170927060509031.jpg

その左は北海岳(2149m)。背後は屏風岳(1792m)。
DSC_8125_201709270605108d6.jpg

たぶん、比麻良山(左、1796m)と平山(右、1771m)。
DSC_8126_201709270605127cf.jpg

雲海の向こうは夕張・芦別山地。
DSC_8128_2017092706044206a.jpg

10分ほど弱休んで下山開始。
DSC_8127_20170927060441d59.jpg

砂礫が浮いていて、相当下りにくい。
DSC_8129_20170927060444a16.jpg

この山は下りの方が大変だ。
DSC_8130_20170927060445add.jpg

でも、あえて小走りっぽく下った。
DSC_8131_20170927060447395.jpg
その方がいちいちブレーキをかけながら下るよりスリップしにくいことを経験的に知っているからだ。

金庫岩の下にも、「横顔岩」があることを発見。
DSC_8132_201709270604175a3.jpg

ケルンとトムラウシ。
DSC_8133_20170927060418cb8.jpg

5分ほど下って、頂上を振り返る。
DSC_8134_20170927060420db4.jpg

ニセ金庫岩通過。
DSC_8135_20170927060421de0.jpg

旭岳頂上付近の南斜面。
DSC_8136_20170927060423f8f.jpg

間もなくトラバース地帯に突入。
DSC_8137_20170927060352eee.jpg

左手眼下に裾平。
DSC_8138_20170927060354db6.jpg

足元には赤と黒の溶岩がごろごろ。
DSC_8139_20170927060355a4e.jpg

外人さんはいつも半袖半ズボンだ。
DSC_8140_20170927060357e1e.jpg

頂上から8分で九合目を通過。
DSC_8141_20170927060358300.jpg

溶岩の塊。
DSC_8142_20170927060326f95.jpg

トラバース地帯、通過。
DSC_8143_201709270603280e0.jpg

トムラウシ(左)と十勝岳連峰(右)。
DSC_8144_2017092706033041b.jpg

どんどん下る。
DSC_8145_20170927060331c16.jpg

結構な急斜面だ。
DSC_8146_20170927060332521.jpg

氷河のような地獄谷。
DSC_8147_2017092706030346e.jpg

登りで通ってきた道だが、わりと新鮮。
DSC_8148_20170927060305519.jpg

金庫岩を振り返る。随分下ってきた。
DSC_8149_20170927060306e3c.jpg

溶岩モンスターたち。
DSC_8150_2017092706030850e.jpg

散乱する火山弾。
DSC_8151_2017092706030945d.jpg

石のせ岩。
DSC_8152_20170927060239cfc.jpg

魚とサギ。
DSC_8153_201709270602409f9.jpg

外人の少年、お疲れの様子だ。
DSC_8154_2017092706024219c.jpg

頂上から20分で八合目を通過。
DSC_8155_2017092706024367a.jpg

ハイキング風の若者たち。
DSC_8156_201709270602451d8.jpg

十勝岳連峰。もうお昼近いのに、富良野岳にガスがかかっていない。ちょっと悔しい。
DSC_8157_20170927060215b2a.jpg

まだ、どんどん登ってくる。
DSC_8158_2017092706021780e.jpg

わりと重装備の人もいた。
DSC_8160_20170927060220b53.jpg

火口壁。
DSC_8159_20170927060218f41.jpg

浮石注意。
DSC_8161_2017092706022148f.jpg

結構、外人の姿が目立つ。
DSC_8162_20170927060155c32.jpg

おお、姿見の池が見えてきた。
DSC_8163_2017092706015771f.jpg

もう少しだ。
DSC_8164_20170927060158acc.jpg

(つづく)
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旭岳(6)

【2017年8月9日(水)】旭岳
旭岳(2291m)を越えて後旭岳(2216m)に登っている。
足元には、イワツメクサが咲いている。
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クッションのようなコケの群生。
DSC_8001_20170926204016e7d.jpg

旭岳からちょうど30分で後旭岳に登頂した。
DSC_8006_20170926203949ada.jpg

頂上に山名板はなかったが、誰かが石を少しだけ積み上げてあった。
DSC_8002_20170926204017549.jpg

頂上から望む白雲岳(2230m)。
DSC_8003_20170926204019614.jpg

御鉢平方面。右の突起は北鎮岳(2244m)。
DSC_8004_20170926204020093.jpg

アップにしてみた。
DSC_8009_201709262039537b5.jpg

旭岳山頂。
DSC_8005_201709262040220ed.jpg

このあたりは高山植物があちこちに咲いており、コマクサを発見することもできた。
DSC_8007_20170926203950673.jpg

南東方向に小さな火口原がある。
DSC_8008_2017092620395235f.jpg

もう1座稼いだわけだから、ここで戻ってもよかったのだが、面白そうなので、火口の縁を1周してみることにした。
DSC_8021_20170926203855dcf.jpg

正面にニペソツ山(右、2013m)や天狗岳などのシルエット。
DSC_8010_20170926203955cf1.jpg

左手眼下に裏旭キャンプ指定地。1張だけあった。
DSC_8011_20170926203916265.jpg

イワツメクサ。
DSC_0202_20170926205828aa7.jpg

裏旭から間宮岳分岐へと登っていく道。
DSC_8012_20170926203917010.jpg

裏旭雪渓。
DSC_8013_20170926203919d55.jpg

間宮岳(2185m)との鞍部では、火山らしく赤や黄色の地肌が露出していた。
DSC_8014_20170926203920e78.jpg

イワブクロ。
DSC_8015_201709262039224d9.jpg
DSC_0203_201709262040533c5.jpg

オンタデ。
DSC_8016_2017092620384944e.jpg

メアカンキンバイ。
DSC_8018_20170926203853aed.jpg

イワギキョウ。
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DSC_0206_201709262040568fa.jpg

イワヒゲ。
DSC_0205_201709262040551fb.jpg

トムラウシ山(2141m)。
DSC_8017_201709262038517cb.jpg

穏やかな火口原。
DSC_8022_201709262038182ee.jpg

熊ヶ岳。
DSC_8023_2017092620381915f.jpg

安足間岳(2200m)。
DSC_8024_20170926203821f68.jpg

武利岳(左、1876m)と赤岳(中央右、2079m)。
DSC_8025_20170926203822ea8.jpg

烏帽子岳(2072m)の向こうに屏風岳(1792m)。
DSC_8026_20170926203824132.jpg

火口原まで下りてきた。
DSC_8027_2017092620375291d.jpg

その向こうは小さな外輪山。
DSC_8028_20170926203753199.jpg

その外輪山を登っていく。
DSC_8029_2017092620375500c.jpg

松田岳(2136m)。
DSC_8030_20170926203756606.jpg

白雲岳の手前のひだひだは小鉢平。
DSC_8031_201709262037589e3.jpg

荒井岳(2183m)から松田岳にかけての南斜面。
DSC_8033_2017092620372985c.jpg

南斜面にも雪渓があちこちに残る。
DSC_8032_20170926203728927.jpg

高根ヶ原と東大雪の山並み。
DSC_8034_201709262037319ca.jpg

緑のじゅうたんのあちこちに白い筋が入っている。
DSC_8035_20170926203732fb9.jpg

これこそが大雪山らしい風景だ。
DSC_8048_2017092620354892d.jpg

ひだひだそのものもすごいけど。
DSC_8049_20170926203549ccc.jpg

再び白雲岳。
DSC_8036_20170926203734a82.jpg

音更山(左、1932m)と石狩岳(右、1967m)。
DSC_8037_20170926203640d4a.jpg

外輪山の反対側から旭岳山頂を望む。
DSC_8038_20170926203642c1a.jpg

熊ヶ岳(左)と比布岳(右、2197m)。
DSC_8039_20170926203644f47.jpg

南東方向の全景。
DSC_0207_20170926204058fd8.jpg

その右半分。
DSC_8040_20170926203645864.jpg

外輪山の尾根上は構造土の状態になっている。
DSC_8041_201709262036465e3.jpg
DSC_8046_201709262036150ce.jpg

コケなどの植物を極力踏まないように歩いた。
DSC_8042_201709262036118ce.jpg
DSC_8047_20170926203617c45.jpg

旭岳と後旭岳(右手前)。
DSC_8043_2017092620361217f.jpg

外輪山の低くなったあたり。
DSC_8045_20170926203614269.jpg

外輪山の頂上近くまで来た。
DSC_8050_20170926203552b6b.jpg

その向こうにトムラウシと十勝岳連峰が見える。
DSC_8051_2017092620355206f.jpg

そして旭岳。この角度、この距離観で見るのは、当然ながらここしかない。
DSC_8052_2017092620355491e.jpg

旭岳と後旭岳のコラボ。
DSC_8053_20170926203524312.jpg

構造土の中に岩が混じる。
DSC_8054_20170926203525f72.jpg

コケが本当に美しい。
DSC_8055_20170926203527251.jpg

その向こうに見える東大雪の山々も。
DSC_8056_2017092620352815b.jpg

火口原をさっきとは違う角度から。
DSC_8057_20170926203530a2c.jpg

後旭岳。
DSC_8058_20170926203456ac6.jpg

火口原はすべて緑に覆われているわけではない。
DSC_8059_20170926203458c3a.jpg

小鉢平の池塘群。
DSC_8060_201709262034597ce.jpg

雲海と芦別・夕張山地方面。
DSC_8061_20170926203501b5a.jpg

気持ちのいい草原だ。
DSC_8062_20170926203502ff9.jpg

盛りを終え、綿毛になる前のチングルマ。
DSC_8063_201709262034284af.jpg

その合間からミヤマリンドウ。
DSC_8064_20170926203430d90.jpg

群生するミヤマリンドウ。
DSC_8065_20170926203431ed7.jpg

綿毛が成長し始めたチングルマ。
DSC_8066_20170926203433be9.jpg

まるでユートピアのようだ。
DSC_8067_20170926203434675.jpg

トムラウシをバックに。
DSC_8068_20170926203358e22.jpg

それにしても、この角度から見る旭岳はちょっと間が抜けた感じがするほど饅頭のよう。
DSC_8069_20170926203359fc3.jpg

最後に火口原を振り返る。
DSC_8070_20170926203401632.jpg

もう一つ、コマクサを発見。
DSC_8071_2017092620340233b.jpg

イワブクロも。
DSC_8072_201709262034047be.jpg

30分ほどで1周。これで旭岳へ戻る。
でも、こうして眺めると、さっきと同じところをトラバースするのは、とても危険のように見えたので(実際は大丈夫なのだが)、帰りはキャンプ指定地近くまで下って、雪渓を登り直すルートを採ることにした。
DSC_8073_20170926203332bec.jpg

問題はうまく渡渉できる場所があるかどうか。
DSC_8074_20170926203334a63.jpg

後旭岳にも、わりと新し目の足跡があったので、多分大丈夫なのだろう。
DSC_8076_20170926203337cbe.jpg

ここが旭岳と後旭岳のちょうど鞍部に当たる。
DSC_8077_20170926203338b40.jpg

急坂をおそるおそる下ってくる方々の姿が見える。
DSC_8075_20170926203335eca.jpg

雪解け水が流れている沢は、一部雪が欠けている。
DSC_8078_20170926203310736.jpg

この上を渡るのは滑りそうなので止めておいた。
DSC_8079_20170926203311001.jpg

それにしても、この雪渓はバカでかい。
DSC_8080_201709262033139a5.jpg

水がかなりの勢いで流れている。
DSC_8081_20170926203314a96.jpg

沢の底まで下りてきた。
DSC_8082_20170926203316afe.jpg

ちょうど雪が欠けた部分があったので、そこを渡渉。
DSC_8084_201709262032484a4.jpg

靴も濡らさずに済んだ。
DSC_8083_2017092620324693c.jpg

ぐいと斜面を上がると、登山道に出た。
DSC_8088_20170926203251a00.jpg

あとはこの雪渓と急坂を登るだけだ。
DSC_8087_20170926203248d60.jpg

(つづく)
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旭岳(5)

【2017年8月9日(水)】旭岳
旭岳(2291m)の山頂に到着し、眺望を堪能している。
北に安足間岳(2200m)。
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その右に比布岳(2197m)。
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小塚。
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黒岳(1984m)。
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北海岳(左中段、2149m)と烏帽子岳(右、2072m)。
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烏帽子岳の背後は、おそらく武利岳(1876m)。
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なだらかな山頂の小泉岳(2158m)。
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白雲岳(2230m)。
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裏旭から間宮岳(2185m)へと続く登山道。
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後旭岳(2216m)と間宮岳(2165m)の鞍部。
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釘で跡を付けて書いた道標。極めて見にくい。
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西に地獄谷を見下ろす。
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姿見平が噴気で霞んでいる。
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たった今、登ってきた尾根道。
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旭岳温泉のホテル群。
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南西に富良野岳(1912m)と十勝岳(2077m)の噴煙。
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オプタテシケ山(右、2013m)と下ホロカメットク山(左、1668m)。
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トムラウシ山(2141m)の奥に見えているのは、もしかして日高山脈だろうか。
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360度の大パノラマだったが、雌阿寒・雄阿寒が見えないのがちょっと残念だった。
ちょうど石狩岳(1967m)とかの陰なのだろうか。

爆裂火口を覗きこむ。
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火山灰が幾層にも折り重なっていた。
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裾合平方面。
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安足間岳と比布岳の南面。
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東の谷。
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旭岳は一等三角点である。
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1900年(明治33年)の選点で、点名は「瓊多窟(ぬったく)」というらしい。
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「山と高原地図」には、「大雪山」のアイヌ名として「ヌタクカムウシュペ」と記されている。「川をめぐる上の山」という意味だそうだ。
この「ヌタク」を採ったのだろう。

再び地獄谷を望む。
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その右に夫婦池など。
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裾平の全景。
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さっきの団体さんが到着した。
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当初の予定では、ここから引き返すつもりだったが、まだかなり時間に余裕がある。
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これで戻ってしまうのは、いかにももったいない。

東に見える後旭岳は、登山道はないようだが、砂礫なので歩けそうだ。
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旭岳は過去に登ったことがあるので、ここで下山したら「登った山」は増えない。
でも、後旭岳に行けば、1座稼ぐこともできる。
思い切って行ってみることにした。
時間は往復で1時間くらいだろうか。

出発前に、旭岳山頂の山名板だけは押さえておく。
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そして、山頂が混み合うのを避けるように、9時すぎに出発。
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まずは裏旭方面に下る。
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正面に見えているのが後旭岳。丸裸なのでガスさえなければ大丈夫。
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下り道はかなりザレている。
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眼下に、いつまでも残る裏旭の雪渓。
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左前方のとんがりは北鎮岳(2244m)。
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後旭と白雲岳。
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間宮岳に向かって下る裏旭岳の斜面は想像以上の急斜面だ。
しかも、砂や小石が浮いているので、滑ること滑ること。
立って下るのは容易じゃない。
時々、こういう岩のところで止まって態勢を整えないと、転倒してしまいそう。
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真っすぐ下ると雪渓を経由して、裏旭岳キャンプ指定地まで行ってしまうので
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途中で右にトラバースを始めた。
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全く踏み跡のない急斜面を下り気味に右へ逸れていく。
しかし、意外に恐怖は感じず、滑落の心配もしないで済んだ。
ただ、後で雪渓を登ってみて感じたのだが、今の雪質なら、雪渓をトラバースした方が楽だったかもしれない。
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というわけで無事に旭岳と後旭岳のコルに出た。
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振り返って、いま下ってきた急斜面を改めて確認。
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苦労して下っている人の姿が見える。
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でも、ここからは、丸い尾根をゆっくり登っていけばいい。
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右手には、いつもトムラウシ。
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そして十勝岳連峰。
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足元の岩陰にはチシマクモマグサの群落がいくつも見つけることができる。
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なんだかかわいい。
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イワブクロも発見。
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雪渓をよく見ると、表面にも水が流れているのが分かる。
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裏旭の大雪渓。
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ザレた急坂を難儀しながら下る方々。
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転倒しないで、と祈るばかり。
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さて、こちらは登り返しだ。
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左前方に熊ヶ岳。
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あの雪渓の上をトラバースしたわけだ。恐ろしや。
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これは万年雪なのかな。
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それにしても、旭岳は東側と西側で表情が全然違う。
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裏旭雪渓の左側の雪渓。
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裏旭キャンプ指定地の道。
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水場で何人かがお休みしている。
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御鉢平を取り巻く荒井岳(2183m)から松田岳(2136m)の稜線。
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トムラウシは本当に恰好いい。
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さっきとは反対側からニセ金庫岩を望む。
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旭岳の頂上。
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旭岳の全景。
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改めて、裏旭雪渓。
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そこに足を踏み入れた登山者たち。
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完全に踏み跡を無視して進む方もいた。
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みちのく一人旅。
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後旭の登りは、下の方は完全な砂礫だが、上に行くほど、高山植物やコケのような植物があるので、それらを踏まないように進む。
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幸い、構造土になっており
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飛び石状に砂礫があるので、ほとんど植物を踏まずに歩くことができた。
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旭岳南斜面と雲海。
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だいぶ旭岳が遠ざかってきた。
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その分、裏旭雪渓の全容もよく分かってきた。
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(つづく)
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旭岳(4)

【2017年8月9日(水)】旭岳
登り始めて1時間半弱で、旭岳(2291m)の八合目を通過した。
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ここからは爆裂火口の表情がはっきりと見える。
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ちょっと日本離れした光景だ。
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さっき電車ごっこをしながら登っていたご夫婦。相変わらず仲がいい。
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オンタデに似ているが、葉っぱが違う。何だろう。
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裾平。
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ニペソツ山(左、2013m)の右肩から覗いているのは、たぶんウペペサンケ山(1848m)、その右は丸山(1692m)。
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化雲岳(1955m)のうなぎ雪渓。
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金庫岩がだいぶ大きく見えてきた。
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この溶岩はかなり若いのではないか。
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鋭く尖っている。
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絶妙なケルンとトムラウシ山(2141m)。
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旭岳頂上方面。
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頂上の西側は生々しい爆裂火口になっている。
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傾斜もさらに急になり、ジグザクに登る。
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どうしても平らなところがある岩には、皆さん石を置きたくなるようだ。
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むき出しの溶岩。
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北西に上川盆地。
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裾平の蛇行する雪渓。
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よくよく見ると、団体の女性たち、完全防備だ。全然、虫などいないのだが。
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かなりの急登になってきた。
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振り返ると、まだ姿見の池が見える。
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姿見平と姿見駅。
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あれは雪田なのか池塘なのか区別がつかない。
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ニペソツ、忠別岳(1963m)、高根ヶ原。
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石狩岳(1967m)の雄姿。
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忠別川源流の大峡谷。
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久しぶりに十勝岳連峰。
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尾根道を終えて、トラバースに入る。
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ここまで来ると、溶岩の間を縫うように登っていく感じになる。
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やはりあれは雪田のようだ。
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こんなふうに脈略なく写真をバシバシ取りながら進む。
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溶岩が若々しい。何年くらい前もものなのだろう。
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9時半すぎ、八合目から20分で九合目に着いた。
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裾平の湿原を見下ろす。
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たぶん芦別山地。
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東大雪の山並み。
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堂々たるトムラウシの山容。
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激しく噴煙を吹き上げる十勝岳(2077m)。
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いや、やはり池塘だった。一部、雪が残っている状態のようだ。
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ニセ金庫岩と呼ばれる屈曲点に到着。
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これがニセ金庫岩。四角いからだろう。
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そのてっぺんにカラスのような嘴の鳥がとまっていた。
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南東に後旭岳(2216m)が初めて見えた。
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ニセ金庫岩と東大雪。
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振り返れば大雲海。
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左にカーブを切ると、少し傾斜がなだらかになった。
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でも、まだまだ。あそこを登らないといけない。
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頂上の南面。
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忠別湖。
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あれが本物の金庫岩だ。
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左手眼下に地獄谷。
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爆裂火口の地層もかなりダイナミック。
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なめらかに右へとカーブする。
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ニセ金庫岩を振り返る。
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これまで歩いてきた尾根と姿見の池。
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金庫岩の真横に来た時、近くにいた単独の青年に「熊の横顔みたいですね」と声をかけた。
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すると、「ほんとですね、あくびしてるみたい」との答え。
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私の思い描いた像とはちょっと違うが、そういう見方もできるかもしれない。

はるかに旭川市街が望めた。
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もう一度、ニセ金庫岩と東大雪。
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ニセ金庫は実はたくさんあった。神様の失敗作だ。
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団体さんがニセ金庫岩の屈曲点を通過するところ。
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いや、通過と思きや、休憩でした。
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イワブクロの大群落。
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金庫岩の後ろには、ブルドックが横たわっている。
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最後の急登はザレていて登りにくい。
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上から見ると、ニセ金庫は10個くらいあるのが分かった。
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あの池塘もだいぶ、雪と水の区別がつくようになった。
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爆裂火口の切れ目。
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トムラウシと十勝岳連峰。手前がニセ金庫。
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その左側。
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雲海の向こうに芦別山地(自信はない)。
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地獄谷と姿見平。
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だいぶ頂上に近くなってきた。
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高根ヶ原全開。
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白雲岳(右、2230m)も見えてきた。
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後旭岳は、ほとんどハゲ山だ。
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旭岳頂上には8:55に到着。
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姿見の池からコースタイムで2時間半のところ、1時間半ちょっとで着いてしまった。
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(裏旭方面への道)
「山と高原地図」のコースタイムはかなり甘めだ。
7~8掛けくらいで考えておいていいかもしれない。

天気はいつの間にか、高曇りになっていた。
でも、どこにもガスは発生しておらず、ほとんどの山を見渡すことができた。
北東すぐ先に熊ヶ岳の小さな火口が見える。
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北鎮岳(左、2244m)と凌雲岳(右、2125m)。
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凌雲岳の左奥に見えるのは、ニセイカウシュッペ山(1883m)。
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北鎮岳の左には鋸岳(2142m)。
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その左に比布岳(右、2197m)と安足間岳(中央、2200m)が望めた。
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(つづく)
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旭岳(3)

【2017年8月9日(水)】旭岳
姿見の池を過ぎて、旭岳(2291m)の山頂を目指している。
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左手の地獄谷からは、ひっきりなしに噴気が上がっている。
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そして登山道には大きなケルンが次々に現れる。
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石がたくさん転がっているので、簡単に高く積み上げることができるのだろう。
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このあたりなら、ガスが出てもあまり迷いそうにないが。
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地獄谷に小さな雪渓を発見。
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姿見の池から随分歩いてきた。
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その間に、例のストックのおじさんもずっと先に行ってしまった。
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黄色いのは硫黄の塊。
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噴気孔を真横から見る位置まで来た。
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この穴からは真横に噴き出している。こんなの初めて見た。
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もう、あっちからも、こっちからも。
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噴き出し口は硫黄の成分で真っ白になっている。
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振り返ると、雲海の向こうに暑寒別岳(1492m)。
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まわりには大きな火山弾がゴロゴロ。
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小さな「硫黄山」
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旭岳はまさに生きている火山だ。
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転じて南西方面の眺め。
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北西の方角。
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よく見ると、姿見の池(左)のほかにも池が見える。
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気が付くと、後ろには、あまり登山者がいない。
同じゴンドラに乗ってきた人はもう、あちこちに散ってしまったようだ。
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改めて、姿見の池。
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あちこちに残雪。
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姿見平には、いくつも池がある。アプリで地形図を見ると確かにそうだ。
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池ばかりではなく、谷にも注目。
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前方に山ガールが2人。ザックにつるしているレジ袋はゴミではなく、食料かな。
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姿見平全景。
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ちょっと離れたところにある瓢沼あたり。
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地獄谷全景。
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その核心部。
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爆裂火口の上端部。
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2人で同じポーズ。しかし、なんかレジ袋があまり恰好よくない。
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右奥が旭岳頂上。
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四角い岩が金庫岩だ。
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地獄谷の雪渓。
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旭岳温泉のホテル群。
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レジ袋が見苦しいからというわけではありませんが、山ガールたちを抜かしてしまいました。
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荒々しい尾根を延々と登る。
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爆裂火口の壁面も徐々に崩落が進んでいるように見える。
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右手に化雲岳(1955m)とトムラウシ山(2141m)。
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その右に十勝岳連峰。
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忠別岳(1963m)の向こうに見えてきたのは、ニペソツ山(2013m)。
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その左に石狩岳(1967m)も見えてきた。
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忠別岳(左)の横に五色岳(1868m)。手前は凡忠別岳(1821m)。
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旭岳の南斜面。
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何度振り返ってもいい眺めだ。
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地獄谷を見下ろす位置に来た。
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姿見平の湖沼群。
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姿見の池周辺にあまり人影が見えない、
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石狩岳の左に音更山(1932m)も見えてきた。
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ニペソツ山(右)と天狗岳、前天狗岳。
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ゴンドラで一緒だった団体さんに追いついた。
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登り始めてちょうど1時間たった頃だった。
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実は、広げて広域を見られる大きな地図を持ってきていないので、しばらく大雪の山々をきちんと同定できずにいたのだが、トムラウシの手前が化雲岳、その左の突起が忠別岳であることが、団体さんを率いていたガイドさんの説明で分かった。
その奥に見えるシルエットは、右からニペソツ山、石狩岳、音更山、ユニ石狩岳であることも、正直に言うと、今分かった。
ありがたい。何山か分かって眺めるのと、そうでないのとでは大違いだからだ。
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地獄谷上の雪渓が真横に見える位置まで登ってきた。
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お、雲海が切れて、忠別湖が見えてきた。
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芦別、夕張方面の山並み。
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オプタテシケ山(2013m)の左に浮かぶ小島は下ホロカメットク山(1668m)かな。
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いつか登りたい石狩岳。
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旭岳の南斜面西側は旭平と呼ばれる。
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しばらく団体さんの後を歩いた。
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でも、団体さんの先に行かせていただいた。
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地獄谷のモンスター群。
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ユウセツ沢の切れ落ち際に並ぶ残雪たち。
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旭平から東に進むと裾平。
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皆さんも振り返りながら歩いている。
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地獄谷と姿見平。
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今度は皆さん、うつむいて登っている。
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旭岳爆裂火口。
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姿見平の夫婦池など。
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その右を貫く溝はピウケナイ第三沢川の源流か。
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その奥に見える瓢沼。
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トムラウシが全容を現してきた。
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来年はあそこまで縦走したい。
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忠別岳の手前は高根ヶ原。
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ストックを2人で持って電車ごっこのように歩くご夫婦に追いついた。
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爆裂火口も順光になって、火山らしい色になった。
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真っ赤だ。
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あの稜線には登山道はない。
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モンスターの親玉。
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これらは小さな溶岩ドームの生き残りか。
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ほんとに旭岳はいろんな顔を見せてくれる。
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電車ごっこのお二人さん、「こんなふうに歩く人いないだろうなあ」と、自嘲気味ではなく自慢気に話していた。
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その向こうに団体さん、レジ袋の山ガールも見える。
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姿見の池から1時間弱で八合目に到着した。
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(つづく)
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旭岳(2)

【2017年8月9日(水)】旭岳
ロープウェイの姿見駅から旭岳(2291m)に向けて、7時前に出発
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それにしても、噴気が激しい。
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駅の目の前に池があるが、これは姿見の池ではない。
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池のほとりには、ワタスゲが咲いていた。
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チングルマはすっかり終わってしまったようで、立派な綿毛になっていた。
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左手にはハクサンボウフウ。
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木道を進むと、池がもう一つ。
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姿見駅を真横から眺める。
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階段を登ると、道は左折し、正面に旭岳の全容を見ることができた。
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あちこちの噴気孔から盛んに煙を吐いている。
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足元にはミヤマリンドウ。ショッキングブルーだ。
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5分ほどで、右に下山路を分ける。
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帰りは、ここから下るわけだ。

南にトムラウシ山(2141m)のギザギザが覗く。
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その右に十勝岳連峰。
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盛んに火山活動を続ける旭岳。
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逆さにすると線香花火のようだ。
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綿毛を従えたアキノキリンソウの夫婦。
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綿毛を真上から。
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登山道には大小の石がゴロゴロ転がっている。
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ハイオトギリ。
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ワタスゲ。
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前方に旭岳石室が見えてきた。
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高山植物には常緑の非常に小さい樹木が多く見られるという。
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うわ~、肌色っぽいのは、みんなチングルマの綿毛だ。
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ということは、7月にはこのあたり真っ白に染まっていたのだろう。
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マルバシモツケも北海道では、よく見かける。
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40年前に来た時、こんなに噴気を上げていたような記憶はないが、記憶がないだけで、当時も活動は活発だったのだろう。
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コバイケイソウよりは大味なバイケイソウ。
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アキノキリンソウたち。
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これだけ見せつけられると、7月にもまた来てみたくなる。
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いつもひっそりイワブクロ。
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道はかなり整備されている。
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姿見平。
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北には安足間岳(2200m)の稜線が覗く。
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旭岳石室は「石室」というだけあって、石造りだ。
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姿見の池のほとりには「大雪山愛の鐘」が立つ。
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先代の石室は老朽化のため建て替えられ、この小屋は2001年9月に完成した。
緊急時以外、宿泊はできない。
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幅の広い整備された登山道を20分ほどで、姿見の池に到着。
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風もなく、まさに旭岳の姿を鏡のように映していた。
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それにしても、噴気の上がり方がすごい。
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猛烈な音を立てている。
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振り返ると、上川盆地が望めた。
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北は姿見平。
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姿見の池のほとりに遊歩道があり、噴気活動展望台につながっている。
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そちらへは下山後に行くことにしよう。
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あちらは旭岳への登山道。
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改めて、逆さ旭。
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安足間岳から当麻乗越への稜線。
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一応、看板も押さえておこう。
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旭岳頂上まで2km、2時間だそうだ。
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では、参りましょう。
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とは言え、左手にまだまだ姿見の池は見える。
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あのカップルは中国人だった。ここも国際色豊かだ。
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石室の中も帰りに見学させてもらおう。
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姿見駅方面。
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すぐ近くに展望台があるようなので行ってみた。
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第5展望台だそうだ。1~4はどこにあるのだろう。
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休憩にはまだ早い。


正面に見えるのは化雲岳(1955m)。
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あの蛇のような雪渓が特徴的だ。
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尖っているのは十勝岳(2077m)。
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翌月登る予定だったオプタテシケ山(2013m)。
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たぶん芦別山地。
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暑寒別岳(右、1492m)。
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振り返って、旭岳石室や愛の鐘を俯瞰。
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姿見の池。
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全体像。なかなか絵になる風景だ。
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では、そろそろ登山道に戻ろう。
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ここからが本格的な登山開始だ。
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ちょっと進むだけで、見える角度がどんどん変わってくる。
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それが、また面白い。
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あら、さっきの中国人がもう戻ってきた。
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早くも下山してくる方が。裏旭岳のキャンプ地に泊まっていたのだろうか。
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噴気は、この2本が一番、勢いがある。
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この辺で姿見の池も見納めかな。
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旭岳の爆裂火口壁。
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足場は石がゴロゴロしていて、わりと歩きにくい。
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左手に旭岳の地獄谷、右手にトムラウシ山を望みながら登る。
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最初から森林限界の上に出ているので、何度も何度も立ち止まってシャッターを押した。
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姿見の池展望所。
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こういうなだらかな斜面も緑のじゅうたんのようで美しい。
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そんな中にも荒々しく地肌が露出する。
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忠別岳(1963m)。
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大きなケルンを通過。
わりと、いつまでも姿見の池が見えている。
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道が広い。
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間もなく、後ろからダブルストックの年配の男性が迫ってきた。
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「トムラウシが見えますね」と言いながら、抜かして行った。
形は確かにトムラウシだ。実はこの時、初めてあのギザギザがトムラウシであることを認識したのだった。

(つづく)
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旭岳(1)

【2017年8月9日(水)】旭岳
前夜は当麻町の道の駅とうまで車中泊した。
この日は、JR富良野線の駅舎を撮影しながら南下し、富良野から旭川、滝川を経由して富良野に戻る撮り鉄&乗り鉄を予定していたのだが、朝4時に起きてみると、大雪連峰がくっきり見えるではないか。
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天気予報が曇りだったので、山は諦めていたのだが、俄然登りたくなった。
あわてて、スマホのアプリで「山と高原地図」の「大雪山」を表示し、どこに行くか検討を始めた。
黒岳方面に戻るのはもう面倒だし、十勝岳方面は秋に登る計画がある。
一度登ったことがあるが、直近だし旭岳(2291m)に決めた。

登ったことがあると言っても、もう40年も前のこと。
前回は、中学3年の時、ちょうど有珠山が噴火した日(1977年8月7日)に登ったのだった。
あの時は姿見駅から旭岳、間宮岳(2185m)、中岳温泉を経由して姿見に戻る周回コースだった。
旭川在住の年の離れたいとこが連れて行ってくれたのだ。
当時の写真を見ると、旭岳山頂はガスっており、山頂での記念写真も山名標ではなく、道標で写している。
DSC_0763_20170921070138cd3.jpg
間宮岳では晴れたみたいだ。あの山行では、中岳温泉が一番印象に残っている。

それはともかく、次に大雪山旭岳ロープウェイの運行時間を調べてみた。
始発は6時半である。6時に着けば、早めに並べるから、混んでいても始発に乗れるだろう。
旭岳温泉にあるロープウェイの旭岳山麓駅まで、所要時間は1時間ちょっと。
歯磨きもそこそこに5時前に出発した。

ナビはスマホの経路検索にお任せ。
なのだが、山に登るつもりはなかったので、昨夜の買い物で飲み物を買っていない。
東川町の市街地にセブンイレブンがあるようだが、スマホナビの経路が、そこを通るのかどうか分からない。
道路地図帳を見ながら、時々推奨ルートを外れて、東川町を目指した。

途中、大雪方面の山が何度も見えたが、どの山が見えているのか、よく分からなかった。
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当麻駅近くの石北本線踏切で、貨物列車が目の前を通過していった。
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間もなく右前方に低い独立峰が見えてきた。
旭山動物園のある旭山(295m)だった。

幸い、道間違いをせずに、東川町のセブンイレブンに到着。
アクエリアス2㍑ボトルを買いたかったのだが、あいにく置いていない。
やむなく、ポカリスエット900cc2本にした。
あとは朝食用のパン。昨日、朝食用に買ったおにぎりは昼食に回すことにした。
運転しながら、パンは食べてしまった。

しかし、あんなに晴れていたのに、山の方はどんよりとした雲が垂れ込めてきた。
さっき大雪連峰を見たときも南の方には雲があったので、その雲に違いない、旭岳は晴れていると信じて、車を走らせる。
しかし、忠別湖のあたりから完全にガスの中に入った。
「これは雲海だ。旭岳は晴れている。富良野岳も白雲山もそうだったではないか」と自分に言い聞かせた。
これで本当にガスの中だったら、全くの無駄足になってしまう。

すると、どうだろう。なんと旭岳温泉の直前でいきなり雲の上に出て、旭岳がくっきりと姿を現したではないか。
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なんという感激。本当に北海道の山はやきもきさせる。
ただ、午後からは稜線にも雲が出るというヤマテンの予報なので、うかうかしてはいられない。
3日前に富良野岳(1912m)に登った時は2時間でガスってしまい、頂上は真っ白だった。その二の舞は避けたい。

6時すぎに旭岳温泉の町営駐車場に到着。
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「山と高原地図」には収容「40台」と書かれていたので停められるかどうか不安だったが、余裕だった。
夏休み期間中とは言え、やはり北海道の平日は、内地の百名山のようには混まない。

靴を履き替えて、旭岳ビジターセンターを眺めながら軽くストレッチ。
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この感じだと大丈夫だろうが、始発に乗れないと時間がもったいないので、早めにロープウェイ乗り場に移動した。
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駅舎は結構、しゃれた建築だ。
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駅の前は有料駐車場(乗用車1日500円)になっている。
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こちらはかなりのキャパがありそうだ。
考えてみれば当然だ。この人気の山がハイシーズンに40台で足りるわけがない。
無料の町営駐車場がいっぱいになったら、みな仕方なく有料の方へ行くのだろう。

旭川市内からバスの便もあるようだ。
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ロープウェイは往復2900円。帰りは歩いて下る予定なので片道(1800円)を購入した。
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山頂駅の天気は晴れ、無風だ。
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トイレを済ませて、改札に並んだのは6:15過ぎ。
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前には20人くらいの登山者が並んでいたが、ゴンドラの定員は101人だから余裕で乗れた。

窓際はおばさんたちに取られてしまったが、その後ろの好位置に立つことができた。
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旭岳ロープウェイは、有珠山ロープウェイなども手掛けるワカサリゾートの経営だそうだ。
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ピンと来て、調べてみたら、やはりワカサリゾートは、あの「わかさいも本舗」の関連会社だった。
このロープウェイは標高1100mの旭岳山麓駅から1600mの姿見駅を結ぶ2360mの路線。
所要時間は10分で、夏期は15分間隔で運行されている。

ゴンドラは6:30定刻通りに出発。
すぐに十勝岳(2077m)が見えてきた。
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その噴煙のすごいこと。
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雲海の上に浮かぶのは芦別岳(1726m)だろうか。
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なだらかなピークは化雲岳(1955m)。
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眼下にビジターセンターが見えてきた。
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その後ろのホテルは「ラビスタ大雪山」。
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上川盆地方面は完全な雲海である。
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十勝岳連峰。左からオプタテシケ山(2013m)、美瑛岳(2052m)、十勝岳、富良野岳。
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高度を上げるに従い、いろいろと見えてきた。
右奥に見えるのは、暑寒別岳(1492m)ではないか。
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アップにしてみよう。左の突起は群別岳(1376m)に違いない。
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おお、化雲岳の後ろにトムラウシ山(2141m)の頂上部分が姿を現した。
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今日は贅沢な1日になりそうだ。
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北側に目を転じると、瓢沼が見える。
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雲海は山際だけだったようで、上川盆地は晴れている。
そう言えば、道の駅も晴れていたっけ。
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あれは東川町の市街地かな。
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そして、本日登る旭岳。
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大雪山の原生林。
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ゴンドラは10分で姿見駅に到着した。
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下りるなり、窓越しではない山岳風景を改めてカメラに納める。
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いやあ、素晴らしい。
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十勝岳の噴煙で富良野岳の山頂が隠れている。
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夕張岳(1668m)かしら。
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芦別岳だと思うけど、自信はない。
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緑の濃いこと。これが1か月もすれば真っ赤に染まるわけだ。
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姿見駅すぐ近くにある電波塔。
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姿見駅越しの旭岳。
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登山届は駅の中で出すことができる。

いろんな花が咲いているだろうから、ここで少し予習。
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ちょうどよく催してきたので、トイレへ駆け込んだ。
幸い個室は空いており、ブツもすんなり出た。準備は万端だ。

姿見駅のテラスに出ると、旭岳が真正面に大きくそびえている。
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ちょっと雲が多いが、高曇りなので、よしとしよう。
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40年前の記憶はほとんどないので、事実上これが初対面だ。
本日はよろしくお願いします。
逆光なので露出が面倒だが、こればかりは仕方ない。

再度ストレッチをして、7時前に出発。
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道は左右2コースあるが、散策路は帰りにして、姿見の池まで最短コースである右の道を採った。
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(つづく)
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白雲山(7)

【2017年8月8日(火)】白雲山
4度目の十勝三股訪問を終えて、まだ、陽は高いがお風呂に行くことにした。
近くにある秘湯、幌加温泉である。
少し糠平方面に戻って右折すると、ニペソツ山(2013m)への登山口が現れた。
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しかし、ここからの道はヤブが多く、「山と高原地図」には「迷」マークがたくさん付いている。
しかも距離が長い。メインルートは1本北の尾根を行く十六の沢コースだが、現在、登山口の杉沢出合に通じる林道が昨年の台風のため通行止めになっている。

温泉の手前右手に、自炊宿があったが、もう使われている気配はない。
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左手にも閉鎖された宿らしきものがあった。あとでちゃんと見学しよう。
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いずれにしろ、ここは相当ひなびている。
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道のどんづまりに温泉宿「鹿の谷」はあった。
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玄関に入って、「すいませ~ん」と呼びかけたが、反応がない。
何度も大声を出したが、誰も出てこない。
窓口の奥を覗くと、相当年を召したおばあさんがテーブルに座って新聞を読んでいる。
なんだ、いるじゃないか。「ごめんください」ともう一度声をかけたが、気が付かない。
そうか、耳が遠いんだと思って、扉のところで大声を出したが、それでも振り向かない。
仕方がないので、視線に入るような場所まで入り込み、机をコンコンと叩いたら、「うわあ、びっくりした!」と悲鳴のような声をあげた。
驚かして申し訳なかったが、こうするしかなかったもので。
とにかく、入浴料の500円を支払い、脱衣所へ。
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内風呂には、他にお客さんがいたので、そこを通り抜けて、まずは外にある露天風呂に入った。
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いや~、大自然の中。独占である。素晴らしい!
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しかし、大自然すぎて、アブがぶんぶん寄ってくる。
これはたまらん。こっちはすっ裸で無防備なので、避けようとしたら、潜るしかない。
そんなわけにもいかないので、アレをぶらぶら揺らしながら、早々に内湯へと退散した。
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内湯は3種類の湯があった。
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ナトリウム泉、鉄鉱泉、カルシウム線である。
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体をきれいに洗ってからそれぞれの湯を少しずつ楽しんだ。

もう一つ硫黄泉があるようだが、それは露天風呂だったのかもしれない。
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まさに秘湯という雰囲気を味わい、大満足だった。

受付に礼を言おうと立ち寄ったが、おばあちゃんは相変わらず全然こっちを向く様子がなかったので、心の中で「ありがとうございました」と言って、辞去した。
よく見ると、受付に筆談用もボードが置いてあった。
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西に見えていた山はニペソツ方面だが、そこまで見えるはずもないので、おそらくその手前の1190mピークだろう。
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さて、さっきの廃屋を探索。木造の瀟洒な建物である。
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ここは「ホロカ温泉旅館」という宿で、「鹿の谷」とは別ものだった。
2011年1月から閉館しているとのことである。

この自炊棟も、ホロカ温泉旅館の持ち物であったようだ。
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というわけで本日の活動は終了なのだが、明日どうするか。
JR富良野線の乗り鉄&駅舎撮影をするか、どこかの山に登るか。
このあたりで比較的手軽に登れる山に、武華山(1759m)というのがあるのをガイドブックで見つけた。
石北峠の近くに登山口があるようなので、今夜は石北峠の駐車場で車中泊をすればいい。

と決めて走り出したら、いきなり前をエゾシカが横断。
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結構デカい。
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少し、道路沿いに逃げたと思ったら、あッという間に草むらの中に逃げ込んでしまった。
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国道273号を北上し、三国峠(1150m)でひと休み。
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ここからいろんな山が見えるはずなのだが、もう雲が低く垂れこめてしまい、かろうじて勇内山(左、1220m)が見える程度だった。
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ニペソツ山方面は完全に雲の中。
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1983年にここを自転車で越えた時はずっとダートだったっけ。
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今は立派な舗装道路だが、当時とはルートも若干変わっているような気がする。
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こんな秘境のようなところだが、峠の喫茶店が営業していた。
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私が着いた時はもう17時を過ぎていたので、ちょうど店じまいをするところだった。
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立派な三国峠隧道。
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タウシュベツ川橋梁のPR看板が出ていた。「北海道遺産」だそうだ。もうすっかりメジャーな存在なのだ。
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それでは出発。
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トンネルを抜けて、下り始めると、大した川ではないのに、大きなモニュメントが。
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由仁石狩一の沢川とある。
そう言えば、東大雪の石狩岳(1967m)の並びに、ユニ石狩岳(1756m)という山がある。
最初は、この「ユニ」って、「ミニ」みたいな接頭語なのかなって思っていたのだが、「由仁石狩」という川の名称を見て、これもアイヌ語なんだと、初めて意識した。
「由仁」と当てるくらいだから、由仁町と同じ由来だとしたら、「ユ・ウン・ニ」(温泉のある所)という意味になる。

橋の名前は「岳橋」になっているが、冒頭の文字が欠損しているようだ。
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「望岳橋」だろうか。

大雪湖に向かっていく道すがら、正面に見えたのはニセイカウシュッペ山(1883m)か。
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間もなく、国道39号に出た。
石北峠に行くには、右折なのだが、晩飯を食わないといけないので、とりあえず左折して層雲峡に向かうことにした。

久々にラーメンを食おう。
昨年来た時に目をつけていたのが、この登山軒。
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でもメニューを見たら、やや高めの印象だったので、大雪山食堂にした。
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こちらも値段はあまり変わらなかったが、もう戻るのも面倒だ。
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山菜醤油ラーメン(950円)を食べた。まあまあだった。
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食べながら、明日の天気予報などを確認すると、どうも曇り空だ。
それなら登山ではなく、テツにしよう。
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そうと決まったら、行く先は石北峠ではなく、旭川方面。
層雲峡温泉のコンビニで朝食だけ買って、道の駅とうま(当麻町)に向かった。
到着したのは、午後8時半を過ぎていた気がする。
すっかり遅くなってしまったので、パソコン作業もそこそこに寝てしまった。
ここは車中泊の車が大量にあった。

【行程】2017年8月8日
登山口(6:31)~1130mピーク(7:13)~ヌプカの里分岐(7:32)~白雲山(7:42撮影7:58)~天望山分岐(8:30)~天望山(8:59休憩9:22)~東雲湖(10:05休憩10:13)~天望山分岐(11:05)~登山口(11:33)
※所要時間:5時間2分(歩行時間4時間15分)
※登った山:2座(白雲山、天望山)
※歩行距離:8.5km
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白雲山(6)

【2017年8月8日(火)】白雲山
白雲山(1186m)の登山を終えて、タウシュベツ川橋梁に向かっている。
その途中、旧国鉄士幌線のコンクリート製橋梁群を見学中。
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これは中央部分が失われているので、文化財指定はされていないようで、案内の看板がなかった。
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でも、その方が「遺跡」らしくていい。
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この先、糠平湖沿岸にもいくつかの橋梁があったが、8年前に撮影済みなので、いずれも通過。
タウシュベツ川橋梁に目的を絞って、車を走らせる。
すると、「タウシュベツ川展望広場」の標識が現れたので、車を停めた。
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平日なのに、路側帯の駐車スペースに10台近い車が停まっている。
もはや、一大観光地なのだ。
しかし、山田温泉から2時間もかかってしまった。
幌鹿峠が通行可能なら30分もかからなかったはずなのに。

国道から展望広場まで約180m、原生林の中の遊歩道を歩く。
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その途中、士幌線の廃線跡を横断した。
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ここは、しっかりと保存して、廃線跡を歩けるようにしてくれているので、うれしい。
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草を刈るだけでも大変な作業だろうけど。

途中、ミズナラの巨木があった。
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周囲約5mだそうである。
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間もなく、展望広場に到着。
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ここから対岸にあるタウシュベツ川橋梁を望むことができた。
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この橋は1937年(昭和12年)にタウシュベツ川を渡る国鉄士幌線の橋として完成したが、糠平ダムの建設(1955年)に伴い、士幌線が付け替えられ、水没する運命となった。
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ただ、渇水期には姿を現す「幻の橋」として知られるようになった。
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全長130m、11連のコンクリート製アーチ橋だが、毎年水に沈んだり姿を現したりしているうちに劣化が進み、完全な姿で見られるのは今年が最後とも言われている。

例年だと観光シーズンの6~8月は水没している時期だが、今年は幸い水位が低いと聞いたので、わざわざ見にきたのだ。
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しかし、遠くから眺めるだけでは、やはり物足りない。
あそこまで行ってみよう。
と車を走らせたのだが、なんと林道は4km手前で行き止まり。
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現在は、事前に森林管理署に申し込まないと、現地までは行けないらしい。
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徒歩なら行けるようだが、4kmもあるので見学を含めると往復2時間半かかる。
今はまだ午後3時なので、これから行っても暗くはならないが、やはりクマは怖い。
いずれ車で行くことにして、今回は遠望だけで我慢することにした。

さて、明日どうするかだ。
いろいろと調べて、武華山(1759m)が周回コースも取れて、ここからも行きやすいことが分かったので、石北峠に向かうことにした。
その途中、士幌線の廃線跡にいくつか立ち寄った。
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最初は幌加駅跡。
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幌加駅は1939年(昭和14年)に開業。
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昭和29年の洞爺丸台風で、この周辺に大量の風倒木が発生したため、その処理のため大勢の造林作業員が入り、商店や飲食店ができるほどだったという。
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昭和37年には80軒の家屋が軒を連ね、350人の町になっていたそうだ。
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今は見事に1軒もない。
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昭和53年に糠平~十勝三股間(18.6km)は代行バスの運行に切り替わり、幌加駅はその役割を終えた。
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それにしても、この駅はきれいに保存整備してある。
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ホームもほぼ完全に残っている。
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駅舎も残っていると完璧なのだが、贅沢は言うまい。
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以前、ここも訪ねたことがある気がするのだが、念のため。
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タウシュベツ川橋梁はあんなに人気があったのに、ここには誰もいなかった。
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まあ、その方が雰囲気を味わえるけど、もう少し一般の人が、廃線にも興味を持ってもらえたら、もっと保存されるところも多いだろうに、とは思う。
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この駅名標は明らかに当時のものではない。
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このコンクリートの感じは音更川橋梁のコンクリートとよく似ている。
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ほぼ同じ時代もものだから当然だ。

では、終着駅の十勝三股に向かうことにしよう。
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十勝三股にはバス停がある。
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拓殖バスが帯広と旭川を結ぶノースライナー号が1日1往復走らせている。
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糠平とここを結ぶバス(上士幌タクシー運行)はもう廃止されてしまったようだ。
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ここはニペソツ山(2013m)や石狩岳(1967m)など、東大雪の登山基地でもあるが、林道が通れないため、登山者もかなり少ないのだろう。
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三国峠に続く国道273号は白樺並木になっている。
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十勝三股駅跡の位置がすでによく分からなくなっているので、ここ三股山荘で聞いてみた。
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すると、丁寧に教えてくれた。
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この山荘の前には、76kmのキロポストのほか、当時の駅名標が保存されていた。
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中には、十勝三股駅の模型があった。
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駅の跡は完全に原野と化していた。
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これでは知っている人に教えてもらわないと、全く分からない。
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8年前にもここを訪ねた時は分からず終いだったが、この石碑が目印とのことだった。
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「梅雨晴の 大雪山のすがたに 佇ちつくす」と読める。
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「大雪山」には「やま」とルビがふってある。
他に、右下にも小さな文字が見えるが判読不能。

台座の方にもう一句。「杣家ねむり 樹海に残る 美の月」「風雪居西川郷峰」。
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上の句も西川郷峰氏の句なのか。いずれにしろ、この方の素性はよく分からなかった。

石碑の前のこの道がかつての駅前通り。
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そして、この正面に駅舎があったわけだ。
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左右に2本ずつあるモミ?の木が目印だ。

進んでみると、線路跡らしき広場があった。
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ここに初めて訪れたのは、大学時代の自転車部の合宿だったから、1983年夏。
バス代行になったのが1978年12月なので、ほぼ5年後のことだった。
線路にはすでにぺんぺん草が生えていたが、当然まだ駅舎が残っていた。
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その後に訪ねたのは、廃止(1987年3月23日)されて4年後の1991年。
写真は残っていないが、確か線路にはすでに木が生え始めていた記憶がある。
その木は、今見ると、伐採されているように見える。
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駅舎は取り壊したのに、なぜ雑木を伐採して、広場状に残してあるのか、その真意はよく分からない。
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背後(東)には、西クマネシリ山(左、1635m)と南クマネシリ山(右、1560m)と思われる山が見えた。
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他の方のブログなどによると、2013年頃までは木造の機関庫が残っていたらしい。
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私が3度目に訪ねたのは2009年7月なので、自分の写真にも写っているかもと思って、引っ張り出してみたら、確かにあった。これのことだ。
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しかし、ちょうど駅舎のあった位置にこんな展望デッキみたいなものが設置されている。
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この時点でわりと新しいもののようだが、今回、このようなものは存在していなかった。
何のために作られ、何のために撤去されたのか、謎である。

(つづく)
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白雲山(5)

【2017年8月8日(火)】白雲山
然別湖畔を散策中。
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こちらは営業中の「然別湖畔温泉ホテル風水」。
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正面は唇山こと天望山(1174m)。
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その右に白雲山(1186m)。
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よくよく見ると、天望山の頂上にも雲が覆いかぶさりそう。
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もうお昼だというのに、十勝平野の雲海の勢力は衰えていないのか。

湖畔のテラスに下りてみると、清野正次(1880~1946年)夫妻の碑があった。
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訓読を読むと、大正12年(1923年)に「余始メテ然別湖ノ勝景ヲ天下ニ唱道ス」とある。
「扇ヶ原」も「天望山」も「凌雲山」も、自身の命名で、ここに温泉場を開いて、この地に骨を埋めるつもりでいたが、故あって、この地を離れるにあたり、この石碑を建てた(昭和15年)のだという。
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ネットで調べてみたら、清野翁は「然別湖畔温泉開発の祖」と呼ばれているらしい。
さっき、上で見た林豊洲の碑には「然別湖開発の父」とあった。
その碑文によると、林がこの地に初めて来たのは大正14年なので、清野より2年遅い。
どういうことなのだろう。
ちょっと調べたところでは、どうやら林は温泉の使用権を清野から買い取ったようだ。
林はその後、昭和6年に「ホテル光風館」を開業。
清野がこの地を離れるのは昭和15年なので、10年近くは共存していたことになる。
清野は、当初は林のもとで働いていたのだろうか。
その後、仲違いして出て行かざるを得なくなったのか。
だとしても、林が清野の建碑を許しているくらいだから、「決裂」というほどではなかったのか。
いろいろと想像は膨らむが、よく分からない。
「清野正次の足跡:然別湖畔温泉開発の祖」(高橋行夫著)という書物が出ているので、それに詳しいのかもしれない。

側面には娘?が詠んだ句が彫り込んであった。
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「父拓く四方に芽ぶける湖あをし」。
然別湖を拓いたのは「父」であるという強烈な矜持がうかがえた。

ちなみに、「光風館」はその後、昭和24年に焼失。翌年、北海道拓殖鉄道が買収し、昭和29年に「然別湖畔温泉ホテル」として営業を再開。現在の「風水」に至っている。
拓殖バスがなぜ1日4往復も運行しているのか不思議だったが、それでちょっと合点がいった。

ボートや遊覧船の経営も「風水」が担っているように見えた。
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隣には、そういう紆余曲折とは無縁の金子兜太の句碑が立つ。
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「初夏の月放ちてくちびる山幼し」。いい句だ。

水原秋桜子の句碑もあった。
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「葛しげる霧のいづこぞ然別」

秋桜子は昭和38年に当地を訪ねており、その時の作句。
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建立は昭和55年で、北海道唯一の秋桜子の句碑だそうだ。

岸辺に下りてみた。水はそんなに冷たくない。
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見上げると、白雲山にも雲がかかってきた。
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天望山もかなりやばい。東ヌプカウシヌプリ(1252m)は大丈夫だろうか。
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遊覧船が出港した。時刻はちょうど正午だ。
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足湯を見つけたので、行ってみた。
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疲れた足をしばらく休ませてもらった。
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ネイチャーセンターの食堂で何か食べようかとも思ったのだが、昼飯にするつもりで、今朝、アルファ米の五目御飯に水を入れてきてあったので、車に戻って、さみしくそれを食べた。
朝露で濡れた雨具や靴、ソックスなどは散策の間、車の屋根やダッシュボードに置いておいたので、多少は乾いていた。

この後、東ヌプカウシヌプリに登る予定だったが、あいにく再び雲に隠れてしまったので、断念。
タウシュベツ川橋梁見学に切り換えた。
その前に、然別湖の奥にある山田温泉を見学に行かねばならない。
本来なら、山田温泉経由で幌鹿峠を越え、糠平湖に出れば、タウシュベツ川橋梁はわりと近いのだが、昨年の台風の影響で、幌鹿峠は通行止め。
山田温泉からまた引き返して、瓜幕、上士幌経由とかなり大迂回をしなければならない。
本当に昨年の台風の爪跡はとてつもなく大きい。

発車した途端、こんな看板を発見。
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なんと南ペトウトル山(1345m)には登れたんだ。
確かに地形図を見ると、登山道が記されている。
一瞬、東ヌプカの代わりに登ろうかと思ったが、登山口からして、この状態。
ほとんど廃道になっているのではという気がして、止めておいた。
帰宅後、ネットで調べてみたら、ササはうるさいものの、踏み跡はしっかりしており、とくに問題ない感じだった。
ただし、眺望はほとんどないとのこと。
今度、東ヌプカに登りに来る時はあったらセットで登ることにしよう。

湖岸の道を山田温泉に向かうと、途中、工事のため片側交互通行になっているところがあった。
でも、誘導のおじさんは、進んでいいのか、止まらないといけないのか、全く分からない動き。
念のため止まったら、声をかけてきた。
「こっちは通行止めだよ」
「峠は越えません。山田温泉までです」
「あそ」
ちょっとむかついたので小言を言ってあげた。
「あなたね、その動きじゃ、行っていいのか止まれなのか、全然わかんないよ。人の命かかってるんだから、ちゃんとやりな」
「・・・」

遊歩道を歩いている時、対岸に見えた青いものは別荘の屋根か何かかと思っていたら、崖崩れをした箇所を保護するブルーシートだった。
ところどころに爪跡が残っていることを実感した。

山田温泉には然別温泉から10分ほどで着いた。
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ひなびていて、私好み。
「年56日だけ入れる温泉」という宣伝文句にもそそられた。
でも、ここで入っても、夕方にもう一度入らないといけなくなるので、次回を期すことにした。

温泉の建物のすぐ横に、「然別湖のぬし山田角太を顕彰す」の石碑があった。
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山田角太はその名から想像される通り、山田温泉を開業した人物だ。
1933年(昭和8年)のことである。
一方、然別湖でオショロコマの人工養殖に初めて成功。その功績を讃え、1973年に当時の町村金吾北海道知事の揮毫で建碑されたものだ。
「祖」とか「父」とか「ぬし」とか、然別湖にはたくさんのレジェンドがいる。
それも「秘境」故なのだろう。

然別湖の北端にあるキャンプ場。
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ここは、1983年、大学時代の自転車部の夏合宿で泊まった懐かしい場所だ。

再び然別湖畔温泉街を通過し、東ヌプカの登山口がある白樺峠に向かう。
その途中、駒止湖が見えるポイントがあったので、車を停めて撮影。
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湖畔に行く道はあるのだが、今回は上から眺めるだけにしておく。
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ここも神秘的な雰囲気をたたえている。
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だが、ここから見る東ヌプカもやはり頂上にはガスがかかっていた。
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登山口まで来ても、この通り。
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わざわざガスの中に突入する気にもならず、やはり今回は見送ることにした。
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十勝平野はまだ雲海の下なのだろうか。
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少し下って、振り返ってみると、東ヌプカの雲はすでに雲海によるものではなく、もしかしたら南面は見えそうな状況。
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扇ヶ原まで下ってくると
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この通り、十勝平野が見えるではないか。
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ただ、かなり霞んでいることは事実。
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いわゆる高曇りだ。
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まあ、東ヌプカ見送りは間違っていなかっただろう。

朝、立ち寄った大島亮吉展望所まで下りてきて、眺めても東西ヌプカの頂上部は雲の中。
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これで「正解」であることが証明された。

干し草ロールの運搬作業が行われていた。
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東瓜幕のホクレンで給油。士幌で左折し、糠平湖へ向かう。

途中、旧国鉄士幌線の橋梁群をいくつか見学した。
まずは第三音更川橋梁。
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全長71mのコンクリートアーチ橋で、1936年(昭和11年)に完成したものだ。
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一部は木々の陰に隠れている。
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これは国の有形登録文化財に「指定」されている。
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あの上を歩いてみたいものだ。
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コンクリート製だが基礎は川原石で石垣を組んであった。
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(つづく)
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白雲山(4)

【2017年8月8日(火)】白雲山
天望山(1174m)の頂上から、東雲湖が見えるところまで下ってきた。
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ちょっと日本離れした風景だ。
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普通にシャッターを押すだけで芸術的な写真になってしまうほど。
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数十m上をガスが通り抜けていく。
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登山道は昨年の台風によると思われる倒木が激しい。
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根こそぎ倒れると、地中の石が剥き出しになる。
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ササやぶを抜けると、飛び石の道だ。
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東雲湖の標柱が見えた。
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何となく踏み跡があり、湖畔まで行けそうだったが、今回はやめておいた。
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それより、ちょっと休憩。やぶこぎで疲れちゃった。
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靴を脱いで、足を少しほぐしてから出発。
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平らな岩に落書きを発見。どうして、こんなことがしたいのかねえ。
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実は、1991年の夏に、家族でここまで来たことがある。
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あの時は然別湖畔温泉から遊覧船で、近くの桟橋まで来ることができた。
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帰りは湖岸沿いの遊歩道を歩いて温泉に戻ったのだった。
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あの時は、ナキウサギを見つけることができたっけ。
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(写真と関係のないコメントですいません)

この幼木はトドマツかな。
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東雲湖から湖畔まで、あの時の記憶よりも距離があった。
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時々見かける、この白い植物はずっと名前が分からないままだ。
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立ち枯れではないが、随分やつれた感じ。
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ナキウサギや~い! 今回は鳴き声も聞けなかった。
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そろそろ東雲湖ともお別れ。
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ゴゼンタチバナ。
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手をかざしてみたが、風穴ではなかった。
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なかなか湖畔には着かない。
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でも、ここはそれなりに歩かれている印象だ。
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このササは白い縁取りがないのでクマザサではない。チシマザサ(根曲り竹)か。
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幹のこぶから若芽が出ていた。
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やっと湖が見えてきた。
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湖に出る道がないので、無理やり出てみた。
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青い。
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透き通っている。
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然別湖畔温泉と1365m峰。
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しかし、あの時にはあった桟橋が見当たらない。
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調べてみたら、遊覧船の途中下船は1996年に止めてしまったようだ。
桟橋の痕跡もないことに驚いて、遊歩道に戻る。
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ミミコウモリがたくさん咲いていた。
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ツバメオモトの実も。
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キノコも。
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湖岸の道なので、ほぼ平らだ。
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時々、湖面が見える。
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しかし、この遊歩道が想像以上に長かった。
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息子はまだ3歳になっていなかったのに、よくこんなに歩いたものだ。
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こんな景色も見えていたはずだが、ほとんど記憶にない。
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覚えているのは遊歩道が終わって舗装道路に出た時、走り出した息子が転び、額を強打。大量の血を流したことだ。
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その痣はまだ残っている。

湖畔に出てから30分以上かかって、やっと天望山分岐を通過。
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まだ半分だ。先は長い。
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モンシロチョウ?
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時々、湖面が見えると和む。
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しかし、こんな長い道を歩く観光客は滅多にいないだろう。
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切り株にキノコ。
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いい加減、飽きてきた。
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早く、あそこでひと息つきたい。
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ソフトクリーム売ってるかな。
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いずれもレイクビューのいいお部屋なんだろうなあ。
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それにしても静かな湖だ。
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遊覧船は1時間おきの運航のようだ。
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取水口。
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ちなみに、然別湖は火山活動によるせき止め湖である。
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登山口のあるあたりから然別川が十勝平野に向かって流れ出している。
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よく見ると小魚が見えた。
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固有種のミヤベイワナの稚魚だったりして。
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湖面の標高は810m。
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水深は108mだそうだ。
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周囲は13.8km。
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これはまだ同定できていない。
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そろそろ登山口に着く頃かな。
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右手に別荘らしき建物が見えてきた。
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これを過ぎると間もなく白雲山登山道に合流。
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で、やっと登山口に到着。1周に5時間以上かかった。
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こんなに時間がかかるとは思わなかった。
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もう昼なのに、依然としてあちこちに雲がある。
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とにかく、ザックを車に放り込み、旧道を行けるところまで行ってみた。
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でも、新道に合流しているが柵があったので、戻らざるをえなかった。

では、然別湖畔温泉に向かおう。
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温泉にはすぐ着いた。広い駐車場に車を停めて、あたりを散策する。
この建物は従業員の宿舎かな。
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対岸から向かって左側に見えた「ホテル福原」は耐震補強のため今年3月から休館中だそうだ。
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全面改築も含め検討するため、再開時期については未定とのこと。
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湖畔トンネルは新道。
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有名な「唇山」は天望山のことだった。
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湖畔まで下りてみよう。
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ここへは帯広から拓殖バスが運行している。平日の方が多く1日4往復。
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然別湖ネイチャーセンター。
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然別湖固有のマンホール。
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然別湖の開発に尽力した林豊洲の顕彰碑。
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林豊洲は十勝毎日新聞社の創業者で、十勝小唄の作詞者として「根室本線2」の項でも紹介させていただいた。

(つづく)
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白雲山(3)

【2017年8月8日(火)】白雲山
白雲山(1186m)から天望山(1174m)に向かっている。
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縦走路はあまり歩かれていないようで、ササやぶがかなり濃い。
DSC_7306_201709180755567ae.jpg

鞍部まで約230mも下らなければならない。もったいない。
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このあたりはノリウツギをよく見かける。
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足元にはツリガネニンジン。
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白樺林が美しい。
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ササがだんだん深くなってきた。
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ヤナギラン。
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またまたノリウツギ。
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山盛りだ。
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こうなったら、もう勘で歩くしかない。
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足元は見えないけど、踏み跡はしっかりしている。
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右手、南斜面は依然としてガスが濃い。
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な、なんだ、このキノコは!
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色がきれいというか不気味というか。
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ほぼ鞍部まで下りてきた。
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正面に天望山への登り道が見える。
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ここはガスの通り道のようで、風景が霞んでいる。
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鞍部から然別湖方面を望む。やはり、よく見えない。
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道標に従い、右に舵を取る。
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アザミ。
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少し登ったところで、これはもうスパッツでは足りないと判断。
朝露に濡れないよう、雨具の下を履いた。
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キオン。
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サラシナショウマ。
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う~ん、幻想的だ。
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白樺とノリウツギ。
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またまたアザミ。
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アズマギクだろうか。
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直進は通行止め。右に大きく旋回する。
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自然の階段にアキノキリンソウの門。
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下った分だけ、登り返す。
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これが結構きつい。
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生きている倒木。
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地形図を見ると天望山には4つのピークがある。
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その中央のくぼみを通って登っていく感じだ。
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右手に見えるのがピークの1つ。
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それにしてもやぶが深い。
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タカネナデシコ。
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左側(北)は素晴らしい青空。
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いや~、こんな色見たことない。
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正面を見ると、右半分が雲。
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おや、早くもススキが姿を現した。
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ここは右側のピークが雲の流れ込みを防いでくれているようだ。
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まるで絵に描いたような色合いである。
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ヨツバヒヨドリ。
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天望山の頂上台地に乗った。
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当たり前だけど、白樺の幹が真っ白。
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さあ、間もなく頂上だ。
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最後の登りで
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コオニユリのお出迎えを受けた。
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お、湖が見えたということは
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登頂ということだ。時刻はちょうど9時。
白雲山から、ほぼ1時間かかった。
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こちらには三角点があった。
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それにしても雨具がずぶ濡れ。履いて大正解だった。
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ここからも見事な展望が広がった。
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樹木があるので、白雲山ほどではないが。
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ウペペサンケ山(1848m)。
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もしや、これはニペソツ山(2013m)?
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大満足の表情。
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中央が南ペトウトル山(1345m)。
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然別湖畔温泉
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緑の半島。
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南ペトウトル山の左にある1365m峰。
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右にある1414m峰。
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ここで20分ほど、のんびりしてから出発。
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この先はさらに深いやぶだ。
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次のピークは登らずに、右へズレていく。
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もう泳ぐ感じだ。
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一瞬、熊かと思って、びっくり。
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天望山を振り返る。
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二つのピークの間を抜けていく。
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白樺林は気持ちがいい。
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このあたりのアザミはまだつぼみ。
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それにしても、想像以上の悪路だ。
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雨具の上も必要なくらい。
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オオカメノキ。
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ゴゼンタチバナ。
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ひたすら、こぐ。
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遮二無二こぐ。
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さらには急な下りになる。
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岩があった方がやぶこぎをしなくて済む。
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おや、ガスの中に沼のようなものが。
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東雲湖だ。
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なんと幻想的なこと。
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この谷はガスの通り道だ。
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ササ原も遠くから見ると、きれいなんだけど、歩くと地獄だ。
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湖岸に沿った道のようなものが見えるが、たぶん今は通れないのだろう。
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ひゃ~、葉祥明の絵みたいだ~
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(つづく)

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白雲山(2)

【2017年8月8日(火)】白雲山
今日は、然別湖の南岸にある白雲山(1186m)に登っている。
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頂上手前の1130mピークを過ぎて間もなく道は平坦になった。
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右手はやはりガスっているが、光が混じり合って不思議な雰囲気。
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この山で初めて見たハイオトギリ。
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鞍部に達すると、道は右にカーブを切った。
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そして、いきなり急な登りとなる。
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ちょっと登ってから、下草がうるさそうなのでスパッツを装着した。
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ノリウツギ。
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頂上へは、トラバース気味に登っていく。
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再び、大きな石が露出した道になった。
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霧に向かって登っていく感じである。
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この岩は右側を迂回。
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鞍部から10分ほどで、ヌプカの里への道との分岐に出た。
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ヌプカの里への道もかなり急だった。
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ここまで来れば、頂上はもうすぐそこだ。
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アキノキリンソウ。
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ヨツバヒヨドリ。
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クジャクチョウが止まっていた。
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トモエシオガマ。
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キオン?
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ツリガネニンジン。
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と足元ばかり見ていたら、いきなり開けた。
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信州・蓼科山の頂上のような大きな岩が折り重なっている。
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ただ、雲海からの雲はかなり乱れており、動きの予測がつかない。
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湖上にも雲の帯が流れている。
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はるか南西に連なるのは、なんと日高山脈。
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その南半分。
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しかし、どれが何山なのか、さっぱり分からない。
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眼下には然別温泉のホテル街。
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さっき歩いてきた1130mピークの南斜面はすっぽり雲の中だ。
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それより標高の高い東ヌプカウシヌプリ(1252m)には雲が届いていない。
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北に見える姿のいい稜線はウペペサンケ山(1848m)。
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岩がナイフのよう。
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この上が頂上だ。
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登山口から1時間10分ほどで、白雲山に到着した。
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ユースホステルへの案内があるとは。YHが随分えらい時代があったのだ。
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それにしても、この眺め。これを絶景と言わずして、何と言おう。
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西には、西ヌプカウシヌプリ(1251m)が頂上だけ覗かせている。
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その左に並ぶ東ヌプカウシヌプリには後で登るつもりだ。
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それにしても、誰がこんなに岩を積んだのか。まさにカムイの仕業だ。
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さあ、じっくり北の方角の展望に目を向けよう。
ホテル街の背後は南ペトウトル山(1345m)。
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その右奧に見えるのは、南クマネシリ岳(1560m)だろうか。
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ウペペサンケ山に明日登ろうと一瞬誓ったのだが、調べてみたら林道が昨年の台風のために通行止めだった。
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然別湖に島があるのを初めて知った。弁天島だ。
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なだらかなナイタイ山(1332m)。
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東には、これから登る天望山(1174m)。
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改めて日高の山々。土地鑑がないので、全く同定できない。
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雲海は完全に十勝平野を覆い隠している。
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東ヌプカウシヌプリと日高連峰。
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同定できないのはちょっと悔しいが、こんなに空気が澄んでいることも珍しいのではないか。
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いずれ、一つ一つ登ることになるだろう。
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息つく暇もなく撮影を続けたので、ちょっとひと休み。
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ナキウサギの声が聞こえてこないか、耳を澄ましてみたが聞こえなかった。
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それにしても、この雲がたまらない。
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そして、この青さ。
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雲海は太陽が昇るほどに消えていくものだが、勢いが全然衰えない。
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でも天望山に襲いかかることは、とりあえずなさそうだ。
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とは言え、標高の低いところから雲が湖まで流れ込んできている。
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こんなに真っ平らな雲海は初めて見た。
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おや、東ヌプカの右にも山の連なりが見えてきた。夕張岳(1668m)だろうか。
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ここから東ヌプカには道が通じていないので、一旦下りなければいけない。
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あちらは展望があるのだろうか。
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このあたりの雲もなかなか消えない。
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よくよく見ると、蓼科山の縞枯れ現象のような立ち枯れも起きている。
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やはり似ている。
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西ヌプカは相変わらず、雲に浮かぶ島だ。
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青さがどんどん増してきたような気がする。
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眺望も満喫したので、そろそろ天望山に向かおう。
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登山口とは逆の方向だ。
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矢印はあるが、岩が複雑なので、どっちに行ったらいいのか、はっきりとは分からない。
下りてみてペンキを見つけたので、「あってた」と思ったくらいだ。
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空が青い。
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空が青いと緑も鮮やかだ。
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さらに少し下って頂上を見上げる。
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あとで温泉街も探索してみよう。
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それにしても波が静か。
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1130mピークを横目に下っていく。
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あれれ、なんだか天望山の背後にも雲が回ってきたぞ。大丈夫かな。
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ヤマハハコ。
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ヨツバヒヨドリ。
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ノリウツギ。
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イワブクロ。
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白樺のブランコ。
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今日は最高だ。
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一瞬、平らな道。
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その後はササやぶに突入。
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ハイオトギリが太陽をいっぱいに浴びていた。
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(つづく)
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白雲山(1)

【2017年8月8日(火)】白雲山
前夜は北海道鹿追町の「道の駅うりまく」で車中泊した。
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夜中は基本的に静かだったし、疲れていたからか、よく眠れた。
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目が覚めたのは5時前くらいだったか。
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トイレと洗顔のため外に出たついでに、敷地内を散策してみた。
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ここには乗馬コースも整備されているようだ。
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ライディングパークということになっている。
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これは干し草ロールにペインティングしたもの。北海道ならではだ。
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厩舎があって、お馬さんが窓から顔を出していた。
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この町は、この公園内だけでなく、道路上でもホース・トレッキングが楽しめる。
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その鹿追町を俯瞰した巨大なマップがあった。
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ここから東西のヌプカウシヌプリが見えるようだが、今日はあいにくの曇り空だ。
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車に戻って、昨日買っておいたパンを食べ、もう一度トイレに。
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すっきりしたところで、5:40に出発。
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近くにある鹿追町立瓜幕小学校は今年度、開校100周年を迎えるようだ。
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現在、同校には6学級33人が在籍しており、今春も新入生が5人もいたらしい。
しばらく閉校ということにはならないだろう。

いきなり然別湖には向かわず、すぐ近くにある瓜幕駅舎記念広場に立ち寄った。
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ここは、かつて国鉄の新得駅と上士幌駅を結んでいた北海道拓殖鉄道の瓜幕駅のあったところだ。
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1928年(昭和3年)12月15日に開業、1968年(昭和43年)10月1日に廃止され、わずか40年の歴史に幕を閉じた。
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当時は、総距離54.3kmを2時間程度で結んでいた。
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かつての瓜幕駅の写真が石碑にはめ込まれていた。
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瓜幕の国道交差点。
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北海道拓殖鉄道はその後、バス会社として存続しており、現在十勝地方を中心に多くの路線で運行している。
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さて、然別湖に向かいましょう。
その途中、「平原の上に聳ゆる山」という石碑を見つけた。
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槍ヶ岳の冬期初登頂に初めて成功した登山家の大島亮吉(1899~1928年)が1923年(大正12年)、この地を訪れた際、東西ヌプカウシヌプリの名の意味を現地の人にそう聞いたと、紀行文に記されているとのこと。
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しかし、この日はこの通り。山影は全く見えなかった。
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それでも、干し草ロールとひまわりの組み合わせは実に北海道らしい風景。
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「十勝シーニックバイウエイ」の名所の一つにもなっている。
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「とかち鹿追ジオパーク」の火山展望地にも指定されていた。
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それにしても、この天気。登山はどうしようか。
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十勝平野の展望台、扇ヶ原まで登ってきた。
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しかし、真っ白で何も見えない。
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大学時代に自転車部の合宿でここを通った時は、晴天でものすごく雄大な景色が広がっていたのだが。
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然別湖へ道の峠に、東ヌプカウシヌプリ(1252m)の登山口があったが、ここもガスの中なので、とりあえず後回し。
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しかし、この峠を下るとみるみるガスがなくなり、湖畔に着くと、完全に晴れていた。
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これには、びっくり。
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実に幻想的な眺めだ。
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どうやら、あの雲は十勝平野に展開していた雲海で、山の北側に雲は達していなかったということのようだ。
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白雲山(1186m)はちょうどその境目に当たるので、頂上にはガスがかかっている可能性もあるが、こうなったらもう登らないという選択肢はない。
登山口を探しに、旧道に入った。
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然別川を渡った先は
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通行止めで、そこが登山口の駐車スペースだった。
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登山口のすぐそばに船着き場の跡?があった。
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プライベートボートなどはここから出していたのかもしれない。
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この荒れた湖岸沿いの道の奥に別荘みたいな建物があるのを後で知った。
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まだ朝早いので、車は1台もなかった。
ストレッチをして、6時半に出発。
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いきなり、「ヒグマ出没注意」だが、一応熊鈴は付けてある。
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登山口の標高は約820mなので標高差は370mほど。
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すぐに湖岸の遊歩道への道と分岐して
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白樺の道に分け入っていく。
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道は全然荒れていない。
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大きな石が露出していて歩きにくいが、よく踏まれている。
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ここは人気のコースなのだろう。
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ひとり目のお花はミヤマアキノキリンソウ。
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ふたり目はハクサンボウフウ。
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3人目はゴゼンタチバナの実。
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そしてヤマハハコ。いずれも全国的にお馴染みの花々だ。
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10分ほど登ると、湖が見えてきた。
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その向こうに見えているのは南ペトウトル山(1345m)だろう。
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北にも雲がまだからんでいる山がある。
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それはそれで美しい。
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湖岸に取水口の施設が見えた。
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樹林帯だから、こんなに湖が見えるとは思わなかった。うれしい。
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今度はゴゼンタチバナの花。
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登山道はぐいぐい登り
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石が階段状に連なっている。
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林床はササだ。
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左の突起が南ぺトウトルかと思っていたら、右の方だった。
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その左の方は十勝平野からの雲がまだ押し寄せている。
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この赤は紅葉ではない。なにかの病気だろうか。
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歩き始めて30分。だいぶ北の山々が見えてきた。
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アザミ。
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登山口から40分弱で稜線に乗った。
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ここからはなだらかだ。
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でも、さすがに南側(右手)はまだガスがまいている。
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左手はトドマツかな。
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お、かすかに温泉街が見えてきた。
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標高約1130mのピークを通過。
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まだ7時を過ぎたばかりなのに、もう遊覧船が運行している。
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湖面はまるで鏡のようだ。
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はるかに東大雪の山々も見えてきた。
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北には、ウペペサンケ山(1848m)。
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北東にはナイタイ山(1332m)。
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ピークを過ぎると、当然ながら道は若干下っていた。
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(つづく)
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根室本線2(下)

【2017年8月7日(月)】根室本線
JR根室本線東鹿越駅の待合室にはどなたが置いたのか、あめ玉のサービスがあった。
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古本も用意されている。
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なぜか蝶々の標本も。
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そして、かなやま湖で釣れたイトウの魚拓。
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近所にあまり住民もいないようだし、廃止になったら再利用も難しいのかなあ。
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駅前のバス停は町営のデマンドバス用。
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真ん前が、かなやま湖だった。
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それでは、東鹿越駅よ、さらば。
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次の幾寅駅に着くと、駅前でお祭りが開かれていた。
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そのせいで駅舎の前に車がたくさん。タイミングが悪かった。
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幾寅駅なのに、「幌舞駅」と駅名板がかかっている。
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そうか、ここは映画「鉄道員(ぽっぽや)」で「幌舞駅」としてロケが行われた駅だった。
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本当の駅名は建物の端っこに小さく書かれている。
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まわりには、観光用にロケセットがいくつか残されていた。
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だるま食堂。
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ひらた理容店。
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車両も保存されていた。
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北紡毛糸は本物のようだ。
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北海道の駅は軒並み、風情のない駅に建て替えられているので、ここが数少ない木造駅舎として選ばれたのだろう。
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それにしても、よくそれらしく作ったものだ。
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映画は高倉健の主演で1999年に公開された。
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私も見たが、なかなかよかった。
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このトイレはセットなので使用禁止。
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幾寅駅は1902年(明治35年)12月6日、金山駅と同様、北海道官設鉄道十勝線の駅として開業した。
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2012年時点の1日平均乗降客数は114人。わりと多い。
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今は、この駅をはさんだ東鹿越~新得間で代行バスが運行されているので、列車の姿を見ることはない。
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JR北海道は、富良野~新得間を、廃止を含めた見直し検討区間にしているので、おそらく災害復旧をするつもりはないのだろう。DSC_7106_201709151933281be.jpg

内心は、このままバス転換になだれ込みたいところに違いない。
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ただ、この駅は「観光地」になっているので、取り壊されることはほろまい。いや、あるまい。
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個人的にはレールも残しておいてほしいのだが。
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北海道に転居して、まだ数か月ちょっとしか経っていないが、不在にしていた36年の間の変化は恐るべきものがある。
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地方の人口減少のすさまじさである。
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至るところで、学校、商店、ガソリンスタンド・・・様々なものが猛烈な速さで閉鎖されている。
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こればかりは止めようがない。
そしてそれは鉄道も例外ではないのだ。
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「鉄道員」公開から、間もなく20年。
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当初こそ観光客が押し寄せたのかもしれないが、おそらく今は地元が潤うほどのお客さんは来てくれていないだろう。
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私には、せめて1回乗ることと、記録に残すくらいのことしか、もはやできない。

悲しい思いを胸に、今宵の宿泊地に向かう。
糠平湖の北にあるタウシュベツ川橋梁を訪ねることも今回の旅の目的の一つなので、なるべく近づいておきたい。
ただ、橋梁見学だけだと時間を持て余してしまうので、午前中はお隣、然別湖の南岸にある白雲山(1186m)に登ることにした。
近くに道の駅はないか、と道路地図を広げて探してみたら、あるじゃないか。
然別湖のちょうど入口にあたる鹿追町瓜幕地区に「道の駅うりまく」があった。
「宿」はここに決定。
すると、必然的に入浴は新得町の屈足温泉ということになった。
これも地図で見つけた温泉で、初めて聞く温泉だった。
読み方は「くったり」である。「ぐったり」ではない。

屈足温泉に行くには国道38号で狩勝峠を越えることになる。
狩勝峠を通るのは、いつ以来のことだろうか。
日没後に狩勝峠(644m)に着いてみると、ドライブインの「天望閣あくつ」がシャッターを下ろしている。すでに廃業しているようだ。
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道東道ができてから、ここを通る車はおそらく激減したことだろう。

ちなみにここは新日本八景の一つ。
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石狩側に見えたのは椎空知山(しいそらちやま、943m)かしら。
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地形図などに「稚空知山」とあるのは誤記のようだ。

ここから帯広までは59km。
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国道を挟んで反対側に展望台があるので行ってみた。
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ここを新日本八景に入選させることに尽力した坂井辰吉氏の顕彰碑が立っていた。
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新日本八景とは、1927年(昭和2年)に当時の大阪毎日新聞と東京日日新聞が募ったもので、狩勝峠は平原部門で選ばれた。
ちなみに、ほかの7景も紹介しておこう。
海岸部門:室戸岬(高知県)、湖沼部門:十和田湖(青森、秋田県)、山岳部門:雲仙岳(長崎県)、河川部門:木曽川(愛知県)、瀑布部門:華厳の滝(栃木県)、温泉部門:別府温泉
当時の国民の関心は高く、投票総数は当時の人口の1.5倍にあたる約9300万通に及んだという。
相当な組織票があったに違いない。
そうそう、坂井翁は当時、帯広商工会副会頭だった方だ。

顕彰碑の隣には「十勝小唄」の歌碑があった。
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十勝毎日新聞社の創業者、林豊洲の作詞だそうだ。

そのさらに隣が、狩勝峠の堂々たる看板。
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十勝側に見えているのは前佐幌岳だろうか。
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一応、パノラマ案内板があったが、ちょっと分かりにくかった。
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駐車場に停めておいた車に戻り、ここで晩ご飯にする。
もう、ろくな食堂はないだろうと判断し、さっきコンビニで弁当を買っておいたのだ。
食べているうちに、みるみるガスが濃くなり、視界が数十mくらいになってしまった。
北海道の峠のガスは猛烈に濃い。
子どもの頃、日勝峠で経験したガスは本当に前の車のテールランプが頼りで、親父も「前の車が落ちたら、こっちも落ちる」と怖いことを言っていた。

食後、とにかくゆっくりと狩勝峠を下り、「湯宿くったり温泉レイクイン」に着いたのは、あたりも真っ暗になった午後7時半。
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ソフトクリームとのセット券が安かったが、すでにソフトクリームの販売は終了しているとのことで断念。でも入浴料は480円と安かった。
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弱食塩泉で源泉の温度は30℃。
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今日は車から出たり入ったりして、随分汗をかいたので、本当にさっぱりした。

8:15に出発。8時半には「道の駅うりまく」に到着した。
車中泊と思しき車も数台あった。
寝る前に、この日の写真を整理したりしたかったのだが、パソコンを開いた途端、猛烈に眠くなり、何もできなかった。
10時前には寝てしまった気がする。

(おわり)
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根室本線2(上)

【2017年8月7日(月)】根室本線
国鉄富内線の日高町駅跡から、JR石勝線占冠駅に向かう。
その前に、日高神社を遠巻きに参拝。
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占冠までの国道237号線は「日高さくらロード」の愛称で呼ばれているようだ。
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日高峠(500m)を超えて上川管内占冠村に入る。
間もなく、廃校のグランドらしきものが見えてきた。
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占冠村立双珠別小学校の跡だった。
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同校は1908年(明治41年)9月に双珠別教育所として開校。1997年3月に閉校となった。
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現在は、研修施設「双民館」として再利用されている。
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「道の駅自然体験しむかっぷ」でトイレに寄り、午後4時半過ぎに占冠駅に到着。
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石勝線の駅なのに、「根室本線」の項に入れて、すいません。
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この駅は石勝線の開通(1981年10月1日)と同時に開業した。
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その翌年の夏、東京から帰省した時にここを訪ねている。すごい雨の日だった。
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占冠駅は特急列車しか停まらない珍しい駅である。
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石勝線の新夕張~新得間は普通列車が運行されていないのだから仕方がない。
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2016年3月に石北線の奥白滝、旧白滝、下白滝の3駅が廃止されるまでは、新夕張~占冠間の34.3kmが在来線の駅間距離としては最長だった。
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現在は石北線の上川~白滝間の37.3kmが最長である。
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「しむかっぷ」の名の由来は、アイヌ語の「シモカプ」(静かで平和な川の上流)と言われるが、諸説あるようだ。
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人口わずか1200人の小さな村の駅としては信じられないほど長大なホームだ。
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占冠の人口は石勝線の開通後、トマムリゾートのオープンなどにより1000人以上増えて1990年には2700人を超えたが、今は減少の一途をたどっている。
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かつては駅構内に大阪屋食堂があり、駅弁も販売されていたが、今は撤退している。
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2014年時点の1日乗降客数はわずか14人で、現在は簡易委託駅になっている。
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駅前に占冠村物産館があった。
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営業時間は17時までと書かれていたが、まだ16時半すぎなのに営業は終わっていた。

国道237号をそのまま北上、金山峠(490m)を越えて南富良野町の金山地区に入った。
右手の学校グランドに「113年間ありがとう」の文字を発見。
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南富良野町立金山小学校である。
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2016年3月に閉校したばかりだった。
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北海道を回っていると、こういうところばかりだ。
「廃」のつくものは嫌いどころか好きなのだが、これだけ多いとさすがに気が滅入ってくる。
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気をとり直して、根室本線金山駅へ。
駅舎に着くと同時に列車がやってきたので、あわてて車から飛び出し、カメラを構えた。
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ちゃんと乗降客がいた。
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でも、2012年時点での1日平均乗客数はたった15人だそうだ。
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金山駅は1900年(明治33年)12月2日、北海道官設鉄道十勝線の駅として開業した。
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現在、次の駅の東鹿越から落合までの区間は昨年の台風の被害のため運行不能となっており、代替バスが運行している
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つまりこの列車は東鹿越行きだ。
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この方はここですれ違う予定の17:18発滝川行きを待っているようだ。
ザックが置かれているので、夕張岳に登ってきたものと思われる。
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私は今日はテツなので雑念を振り払い、駅構内撮影に専念する。
この赤レンガは危険物倉庫。
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あれれ、行き違い列車が着かないうちに、下り列車が行ってしまった。
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そうか、17:18発は「運行日注意」だったので、この日はなかったのか。
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となると、あの方は今の列車の折り返しに乗ることになるのだろう。
次は17:51発富良野行きだから、あと30分以上待たなければならない。
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ディーゼルエンジン音も消え、ホームには静寂が訪れた。
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金山という駅は名古屋にもあるが、大都会のあちらとは大違いだ。
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これが駅舎。紹介が遅くなりました。
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「金山駅」の文字がどこにもない。
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隣接して建つのは、金山保線区の建物らしい。もう現役ではないように見える。
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待合室。
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無人駅なので、もちろん窓口は閉鎖されている。
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「全中部北海道ナンバーワン入選」という北海タイムス社贈の鏡があったが、何の賞なのかは不明。
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駅前にバス停があった。民間ではなく町営で、しかもデマンド方式の運行だ。
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「フルムーン」をPRする手書きの看板。とてもJRになってからのシロモノとは思えないほどレトロだ。
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では、金さん、さようなら。
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次の東鹿越駅に行く前に、かなやま湖に立ち寄った。
展望台に、山名林蔵(1898~1973年)なる方の歌碑があった。
香川県の出身で、南富良野村の村会議員や教育委員長を務めた方のようだ。
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「この谷の底ひに冷ゆる陽のいろの青白くしてこぶし咲くなり」

かつてはダム湖がどこも賑やかな観光地だった時代があった。今は一部を除いて見向きもされない。
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金山ダムは高さ57mの中空重力式コンクリートダム。
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1967年(昭和42年)に完成した。
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このダムの建設により、根室本線13km、集落約300戸が水没したという。
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ダム湖の広さは9.2平方km。
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財団法人ダム水源地環境整備センターが選定するダム湖百選に選ばれている。
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展望台があちこちにあったが、「駐車公園」という名称は珍しい。
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このトイレは鉄道車両を再利用したものなのだろうか。
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湖畔の道路でキタキツネを発見。でもエサをねだってきたわけではなかった。
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湖畔にある一大レジャー施設「かなやま湖森林公園」の入口。
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保養センターでは日帰り入浴もできるようだ。
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トラス橋の鹿越大橋で、かなやま湖を渡る。
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対岸に石灰石を採掘している鹿越鉱山が見えた。
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東鹿越駅手前の線路。
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東鹿越駅ホームの向こうにそびえるのは、おそらく二ノ山(791m)。
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改めて、東鹿越駅へ。
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もう午後6時近いので蛍光灯が灯っていた。
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当駅は1941年(昭和16年)12月29日、国鉄の東鹿越信号所として開設された。
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JR北海道は2016年6月、翌年3月のダイヤ改正に合わせて廃止する意向を地元に伝えていたが、8月の台風被害で東鹿越~落合間が不通となって、この駅が滝川駅からの暫定的な終着駅になったこともあり、とりあえず存続している状態だ。
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現在、代替バスは東鹿越~新得間で運行されている。
つまり運行可能な落合~新得間も鉄道はお休みしていることになっている。
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ホームには鹿越鉱山で採掘されたものと思われる石灰岩がオブジェとして設置されていた。
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かつては、ここから日鉄鉱業東鹿越鉱業所と王子木材緑化鹿越鉱業所に通じる専用線が存在していたそうだ。
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2011年からの5年間の1日平均乗降客数は1人以下だというが、どなたが掃除しているのか、わりときれいな駅だ。
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これは駅名標ではないようだが、ほとんど判読不能。
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貨物の取り扱いがあった頃の名残か、ホームが長大だ。
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駅が廃止になったら、駅舎は取り壊しだろうか。
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いや、富良野~新得間自体が廃止検討対象になっており、線路そのものが危ない。
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この「踏切」を渡ったのも、今日は私1人なのかもしれない。
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(つづく)
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室蘭本線・石勝線(下)

【2017年8月7日(月)】室蘭本線・石勝線
石勝線夕張支線の清水沢駅を見学している。
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待合室で写真展が開かれていた。これは1977年の写真。
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「清水沢駅の思い出展」という手作りの展示だ。
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1982年でも、まだこの賑わい。炭山祭のスナップである。
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同じ年の商店街。
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キハ22形気動車(1977年3月)。
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清水沢鉱山の選炭機(1976年8月)。かつては、こんな風景だったんだなあ。
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先代の駅舎(1956年)。この年に今の駅舎に建て替えられたとのこと。
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1番ホームが現役だった頃の、ホームの階段(1970年元日)。
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それにしても、町というのは、こんなにも寂れてしまうものかと愕然としてしまった。
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次は鹿ノ谷駅。
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駅前には石造の倉庫らしきものが残る。
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淋し気な駅前通り。
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でも、夕張市のマンホールは元気に「バリバリゆうばり」。
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駅舎は、入口も改札口も開放されている。
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附属の建物の跡。
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私はマニアではないので、こういう施設が何なのかよく分からない。
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清水沢(南)方面。
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夕張(北)方面。
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鹿ノ谷駅は1901年(明治34年)12月1日に開業した。
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無人駅になったのは1984年(昭和59年)4月1日。
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歩道橋が線路をまたいでいる。
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1日の平均乗客数は1998年時点で47人。
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今はこの座席が全部埋まることなどないのだろう。
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今年の7月26日付の道新で、この駅が大きく紹介されていた。
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さっきの歩道橋に登ってみた。すき間からどんどん草が生えている。
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歩道橋から夕張方面を望む。
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夕張駅の写真は依然撮ってあるので、今回は省略。
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歩道橋から見た鹿ノ谷駅の駅舎。
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この駅には札幌の野幌を起点とする夕張鉄道が乗り入れていたが、1975年(昭和50年)に廃止されている。
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ここも廃線になったら取り壊されるのだろうか。
どうか何らかの活用方法を考えてほしい。
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夕張市なら、それができるはずだ。
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実は、鹿ノ谷駅と清水沢駅の間に夕張鉄道の若菜駅という駅があった。
新潮社の「日本鉄道旅行地図帳 乗りつぶしノート」を見ていたら、そのことに気づいたので、探してみることにした。
由仁方面に行く道が分岐するこのあたりが、ちょっと怪しいと感じ、車を停める。
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でも、線路を見ると、その面影は全くない。
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向かいには夕鉄バスのターミナルはあるのだが。
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少し車を走らせて、「街」らしいところまで来て、再び車を停めた。
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目の前に若菜交番がある。このあたりも匂う。
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道をはさんで、向かいには「ミュージックパブ・ルパン」。
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賑わいの痕跡。いい匂いだ。

その裏に珍しい3階建ての木造住宅。
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やや、この踏切の名前はなんと「若菜駅前通り踏切」ではないか!
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線路の周辺には駅舎の面影はないが
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ここで間違いなさそうだ。
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「若菜十番地」。記憶しておこうではないか。
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満足して、日高方面に向かう。
その前に石勝線開業に伴って廃止された国鉄夕張線登川支線の駅跡も確認しておきたい。
楓駅の場所ははっきりしなかったが、夕鉄バスの楓駅前というバス停は発見した。
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山腹には炭住らしき建物も見える。
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登川支線の楓駅跡は確認できなかったが
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石勝線の楓信号所は確認できた。
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その車止め。
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遠くにスノーシェッド。
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終点の登川駅跡も「登川」のバス停はあったが、駅跡は判然としない。
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やはり旧版地形図と突き合わせてみないと、ここだと断定できない。
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これは石勝線のスノーシェッドだが、その中に入っていく階段と扉があった。
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それにしても、こんなところにトイレが必要なのだろうか。
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少し車を走らせると、夕張市立登川小中学校の跡地を発見。
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登川小学校は開校が1913年(大正2年)だが、閉校は1986年だからもう随分前のことだ。
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中学校の閉校は翌1987年だった。

このまま国道274号、通称「石勝樹海ロード」を走る。
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旧富内線の駅跡も改めてすべて撮影したいが、通り道にある日高町駅跡だけは、とりあえず確認しておこう。
ただ、駅跡周辺にはほとんど痕跡がないので、なかなか分からない。
近所のおばちゃんに聞いて、やっとわかった。
なんと、ここだそうだ。しかし、ほんとかね。
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これは駅前通りの痕跡か。
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しかし、このあたりに駅があったとは全く想像できない。

そもそも駅周辺に商店などはなかったのだろか。
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廃止は1986年(昭和61年)11月1日だから、すでに30年以上経っているわけだが、これほど面影を残さない駅も珍しい。
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「国鉄富内線の跡」という石碑だけが、ひっそりと残されていた。
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日高町のマンホール。
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町のマスコットキャラクター「クルミちゃん」が両手でクルミを持っていた。

(つづく)
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室蘭本線・石勝線(中)

【2017年8月7日(月)】室蘭本線・石勝線
JR石勝線の駅舎をめぐっている。
こちらは滝ノ上駅。
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開業は1897年(明治30年)2月16日。
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1日の乗客数は1998年時点でわずか17人。
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かつては回りにあった集落もほとんどなくなってしまった。
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この線路を特急列車が頻繁に通過していくのだが。
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隣の十三里(とみさと)駅が廃止されてしまったので、駅名標が修正されている。
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帯広方向に見えるのは、石狩と日高を分ける境界の山々である。
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待合室は小ぎれいに清掃されている。
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列車は1日6往復。
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駅の向かいには、閉校となった夕張市立滝の上小学校の跡地があった。
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校庭の隅に、石碑がひっそりとたたずんでいる。
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かつての校門跡。2011年3月に閉校となったようだ。
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十三里駅跡と思われる場所に来てみた。
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1962年(昭和37年)12月25日に開業したが、2016年3月26日、東追分駅と同じ日に信号場になっている。
240px-十三里駅駅建物(かつての様子)

2009~14年までの6年間の1日平均乗降客数は0.4人だったそうだ。
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近くのスノーシェッド。
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国道274号を挟んで向かいには、メロン農家の小野農園があった。
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次の駅は新夕張駅。
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1981年(昭和56年)10月1日の石勝線開業に伴い、駅名が紅葉山から新夕張に変更された。
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バス停の名は「駅前集会所」ではなく「宮前集会所」。
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駅前に栗下食堂という店があったので迷わず入った。お腹が空いていたのだ。
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店に入って初めて知ったが、夕張はカレーそばが名物のようだ。
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そういうことなら、それを頼むしかない。
出てきたのは、大量のカレーが汁となった蕎麦だった。
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カレーは美味しかったが、蕎麦は手打ちではない感じだった。
それにしても熱くて汗だくになった。

夕張はもちろんメロンの町だ。
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新夕張駅前には「道の駅 夕張メロード」が展開していた。
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顔はめパネルかと思って駆け寄ったら、はめる穴がなく、肩すかし。
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せっかくなので、ひやかしてみよう。
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店内には、旧大夕張鉄道の「遺品」が展示されていた。
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スイーツで気になったのは阿部菓子補の「たんどら」。
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石炭をイメージした黒いどら焼きだ。
今、お昼を食べたばかりなので買わなかったが、ちょっと後悔。

それでは駅舎めぐりを再開。
石勝線の夕張支線に入って、最初の駅は沼ノ沢駅。
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向かいの藤屋商店はとっくに廃業している。
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駅に併設のレストラン「おーやま」も、もう営業していないようだ。
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沼ノ沢駅は1905年(明治38年)11月15日に北海道炭礦鉄道の貨物駅として開業。
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旅客営業を始めたのは5年後の1910年。
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「おーぬま」が駅の管理も行っていたはずなのだが。
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それでも、きれいな花が生けてあった。
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運行は1日5往復。
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線路の一部は埋め立てられ、花壇になっている。
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かつてこの駅から真谷地炭鉱に向けて北海道炭礦汽船の専用線が分岐していた。
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夕張方面。
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勾配は3.3‰。
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1日の乗客数は1998年時点で74人だったそうだ。
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夕張支線が廃止になったら、駅は取り壊されるのだろうか。
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夕張市の人口はピーク時には11万人を超えていたが、現在は8651人(2017年3月31日現在)
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市としては全国で2番目に人口が少ない都市になってしまった。
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もう十分、廃線の雰囲気を湛えている。
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待合室には、かつての清水沢駅の写真が貼ってあった。
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では、隣の南清水沢駅に移動。
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ここも猛烈な寂寥感が漂う。
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新夕張(南)方面。
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夕張(北)方面。
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南清水沢駅は1962年(昭和37年)12月25日、国鉄の駅として開業した。
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夕張市が最も栄えていた頃だ。
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近くに道立の夕張高校があるだけに、1日の乗客数は1998年時点で128人を数えていた。
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そういうこともあるからだろう、ここは無人駅ではなく、新夕張駅が管理する簡易委託駅になっている。
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でも夏休み期間中だからか、まだ午後1時半なのに、もう窓口の営業は終了していた。
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隣の駅は「みずさわ」ではなく、「しみずさわ」。
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近くに、スーパーフレッシュ市場店なるお店があったが、ここも廃業しているようだった。
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徒歩で3分ほどのところに夕張高校が見えた。
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次は清水沢駅。
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ここは1897年(明治30年)2月16日に開業した。
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駅前は、かつては随分賑やかだったことが伺える。
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今はもちろんシャッター街になっている。
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というか、見るも無惨な状態だ。
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それでも夕張は頑張っている。応援したいと思う。
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この駅からはかつて、三菱大夕張鉄道や北炭の石炭積み込み線など多数の路線が乗り入れており、国鉄が駅舎から最も離れた線路を使っていた。
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そのため、現在ホームから駅舎までが、ものすごく遠い。
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実に奇妙な状態になっている。
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駅舎のホーム側が階段状に低くなっているのも特徴的だ。
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ホームまで行ってみた。
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幅の広いホームに屋根付きの待合所がある。
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廃止になった三菱や北炭の線路跡はバラスで埋め立てられていた。
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駅名標の枠はさびてしまって真っ赤っか。
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名所案内の方は、なぜか真新しい。
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これは積雪を図る物差しかしら。
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歩道橋も草木に埋もれてしまいそうだった。
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歩道橋から見たホーム。
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よくよく見ると、この駅舎はかなり大きい。
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裏側の外観は正面と見まごうばかり。
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夕張方面。
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美しいカーブだ。
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商店街の中でも北側の方は、まだ現役のところが多かった。
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最後に問題。これを解読できますか?
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答えは「ファッションプラザ アキヤマ」でした。

(つづく)
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室蘭本線・石勝線(上)

【2017年8月7日(月)】室蘭本線・石勝線
この週は夏休みを取って、北海道内を放浪することにした。
10日(木)の夜に札幌で飲み会があるので、それまでには戻らねばならず、3泊4日の旅だ。
宿は取らず、決まった旅程も組まず、車中泊で気ままな旅に出る。
天気を見ながら、登山も間にはさむつもりだ。

初日はゆっくり、朝9時過ぎに出発した。
本日の主たる目的は、廃止が決まっている石勝線夕張支線の各駅訪問だ。
JR北海道は昨年11月に11路線13線区について「廃止」を含め見直しを検討する旨を発表しており、もたもたしていると記録に残す前に駅舎などが消滅してしまいかねない。
急がねばならないのだ。

でも、夕張に至る途中にある駅舎にも立ち寄りつつ行くことにした。
最初は室蘭本線の由仁駅である。
ちなみに室蘭本線の岩見沢~沼ノ端間も廃止検討区間である。

長沼経由で、ほぼ夕張鉄道跡に整備された道路をたどった。
途中、ヤリキレナイ川の看板があったので思わず止まって写真を撮った。
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以前、安居良基著『世界でもっとも阿呆な旅』(幻冬舎)で知った地名だ。
この本は、世界の珍地名の現地を訪ねるユニークな旅を収録した本だ。
例えば、アメリカの「オナラスカ」、アルゼンチンの「マルデアホ」など。
それはともかく、ヤリキレナイの語源については、「ヤンケ・ナイ」(魚のいない川)もしくは「イヤル・キナイ」(片割れの川)との説があるという。

10時半に由仁駅に到着。
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これは由仁町のマンホール。
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由仁町に来るのは、乗り鉄を除くと、自転車で夕張に行く途中に通った大学時代以来のような気がする。
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駅の東側に由仁町文化交流館があり、そこから立派な連絡橋で西側の駅舎に行くことができる。
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連絡橋(跨線橋)から苫小牧方面を望む。
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新しい駅舎。
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もともとは、マンサード屋根に水平な車寄せが付いたアメリカンスタイルの木造駅舎があったそうだ。
160px-由仁駅駅舎

それが2006年に取り壊され、翌年建設された由仁町ふれあい交流施設が駅舎代わりになっている。
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駅自体の開業は1892年(明治25年)8月1日。
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北海道炭礦鉄道の室蘭~岩見沢間開通と同時に開業した。
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現在の「駅舎」の愛称は「ポッポ館ゆに」。
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駅前にはロータリーっぽい広い空間になっていた。
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駅前通りはこんな雰囲気。
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駅を背にして右手に、駅前食堂の「食事処まるやま」が営業していた。
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正面左側には菓子店や文房具店など。
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タウンマップの上にはナウマンゾウ。化石が発見されたのかな。
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ここには中央バス(本社・小樽)と夕鉄バス(同・夕張)が乗り入れている。
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かわいい木造の模型。「Yu2」とは「由仁」のことなのだろう。
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由仁駅見学を終えて、次の駅、古山へ。「ふるやま」ではなく「ふるさん」だ。
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この駅舎は国鉄時代の1982年(昭和57年)に改築されたもの。
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古山駅は1943年(昭和18年)9月25日、古山信号場として設置された。
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駅に昇格したのは、3年後の1946年4月1日。
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変わった読み方なのは、近くを流れる「振寒(ふるさむ)川」からきているかららしい。
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「フル・サム」はアイヌ語で「丘のかたわら」を意味するそうだ。
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1992年度の1日乗降客数は48人とのことだから、それから四半世紀経った今は、その半分にも満たないのではないだろうか。
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待合室には木製のベンチが置かれていた。
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運行は1日7往復。岩見沢行きの最終は22:22だ。
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引き続いて、三川駅。古山駅とほとんど同じ形だ。
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駅前にあった加賀屋旅館。昔ながらの駅前旅館がまだ現役だ。
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こちらは駅前倉庫。
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線路脇に打ち捨てられたコンテナ。
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三川駅は、由仁駅より5年遅れて1897年(明治30年)2月16日に開業。
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1日の乗降客数は1992年段階で190人。
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「三川」の駅名は、当地が愛知県(旧三河国)からの入植者によって開拓されたからで
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「三河」のままにするのは、故国を汚す恐れがあるので避けたという。

駅前広場はなぜかこんなに広い。
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苫小牧方面。
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ホームには花壇があった。地域の人がお世話をしているのだろうか。
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線路沿いにはオオハンゴンソウが繁茂していた。
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駅舎のホーム側。
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こちらの待合室は、どこの駅にもあるベンチだった。
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「町」でもない「三川」に固有のマンホールがあった。
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ここで室蘭本線を離れ、石勝線の川端駅へ。
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こちらは駅前にきれいな花壇があった。
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川端駅は1894年(明治27年)8月1日の開業。
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駅舎を見学しようとしたら、いきなり特急スーパーとかちがやってきたので、あわててホームに走った。
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間一髪で間に合ったが、あっという間に走り去って行った。
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駅の両側にはスノーシェッドが設置されている。
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駅舎の横には、どこかのダムの模型の残骸が放置されていた。近くにある川端ダムだろうか。
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隣にあった東追分駅は2016年3月26日に旅客扱いを停止し、信号場になってしまった。
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従って、隣の駅は「追分」に訂正されている。
以前、夕張支線を乗り鉄した時、東追分駅での停車時間を利用して撮影しておいてよかった。

川端駅は2面3線の相対式・島式ホームを持つ。
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跨線橋から帯広方面を望む。
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廃線の雰囲気を醸し出す、さびついた車止め。
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駅の裏には、パークゴルフ場&レストハウス「ユニトピア川端」が廃虚となっていた。
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車両は、1988~95年に運転されていたSL列車、C62ニセコ号で使用されていたスハ43系客車だそうである。
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このパークゴルフ場が1998年に開業するにあたり、ここで第2、いや第3?の人生を送ることになった。
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しかし、2010年にオーナーの死去に伴い廃業したらしい。
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駅からの連絡通路は施錠されておらず、自由に行き来することができた。
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あちこち撮影していると、今度は11:36発の夕張行き普通列車がやってきた。
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到着したのは11:29。
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なので、7分停車していた。
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でも、その間に上り列車と行き違うわけでもなかった。
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定刻通り発車し、ゆっくりと遠ざかって行った。
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再び静寂が訪れた川端駅。
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乗降客はいなかった。
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駅の近くに、廃校になった由仁町立川端小中学校の跡地があったので寄ってみた。
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川端小学校は1899年(明治32年)、川端教育所として開設。
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2012年3月に閉校した。
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校舎もまだ新しいのだが。
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次の滝ノ上駅に行く途中、右手に赤レンガの立派な建物があった。
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1925年(大正14年)に旧北海道炭礦汽船(株)が自家用発電設備として建設した旧北炭滝の上発電所である。
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現在は北海道企業局の所有となっている。

お腹が空いたので国道274号線沿いにあった夕張市農協銘産センターに寄ってみた。
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夕張メロンが美味しそうだったが、食堂がないので、すぐに立ち去った。
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滝ノ上駅近くのスノーシェッドを経て
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間もなく、滝ノ上駅に着いた。
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(つづく)
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富良野岳(7)

【2017年8月6日(日)】富良野岳
富良野岳(1912m)、上ホロカメットク山(1920m)周遊を終え、十勝岳温泉に14時過ぎに到着した。
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コースタイム9時間のところ7時間半で歩き切った。
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実働は6時間15分。「山と高原地図」のタイム設定は相当甘いようだ。

メットクの頂上にいたおじさんが「凌雲閣」の露天風呂がいいと言っていたので、「カミホロ荘」ではなく、そちらで入浴することにした。
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こちらは入浴料金が「カミホロ荘」より高いので、H君も入ったことがなかったんだそうだ。
その入浴料金は800円。

入ってみてびっくり。お湯の色が赤い。
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これはかなり鉄分があるなと思ったら、露天風呂は2種類の湯があった。
赤い方は、酸性・含鉄(Ⅱ)-アルミニウム・カルシウム-硫酸塩泉。
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透明な方は、カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉だそうだ。
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(奥)

正面には富良野岳方面がどどんと見えるのだろうが、すっかりガスって真っ白だった。
それでも、ゆっくり湯に浸かって、山旅の汗を流した。

ちなみに、こちらは凌雲閣の旧館かな。
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帰りは、H君が購入していない種類のバッジがないか確認のため、カミホロ荘にも立ち寄った。
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そちらには、私が持っていない「富良野岳・上ホロカメットク山」併記のバッジがあったので、私が買ってしまった。550円也。
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では帰るとしましょう。復路もH君の運転。いつも申し訳ない。
途中、JR富良野線の学田駅の踏切で運よく、列車を見ることができた。
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でもホームが1両分しかないのに、列車が2両編成だったので、後ろの車両が踏切にかかってしまい、随分待たされた。

この先で予定通り、三段滝を観光。
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遊歩道を展望台まで歩く。
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これが3段って、ことかな。
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このくらいの倒木はどけてほしいところ。
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岩はすごいが、滝の水量はそれほどでもない。
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昭和初期にはサケの大群がここを、水しぶきを上げながら遡ったそうだ。
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今夜は急遽、私のマンションの隣の飲み屋で同期の飲み会が入った。
H君にも参加してもらうため、車を以下のように運用した。
まず、我が家に寄ってもらう(18時前に到着)。
ここで、H君にしばし待っていてもらって、私は荷物を置き、洗濯機に今日の汚れ物を放り込む。
スイッチを入れたら、私は自分の車で彼の車の後について、彼の自宅へ移動。
今度は彼が洗濯機を回して、玄関に下りてきたら、私の車に一緒に乗って、飲み屋へ。
私のマンションに戻ってきたら、車を車庫にしまい、飲み屋へ。
18時半過ぎから21時半まで、楽しく飲みました。
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お開きになってからわずか1分で自分の布団に入れる。なんて幸せなんだ。
おまけ付きのいい1日でした。

【行程】2017年8月6日
十勝岳温泉(6:35)~三段山分岐(6:50)~安政火口入口(7:03)~上ホロ分岐(7:24)~三峰山沢(7:35休憩7:39)~富良野岳分岐(8:38休憩8:44)~富良野岳(9:12休憩9:27)~富良野岳分岐(9:47昼食10:02)~三峰山(10:57撮影11:01)~上富良野岳(11:38休憩11:46)~上ホロカメットク山(11:58休憩12:16)~上富良野岳(12:27)~上ホロ分岐(13:18休憩13:26)~安政火口入口(13:43)~三段山分岐(13:53)~十勝岳温泉(14:06)
※所要時間:7時間31分(歩行時間:6時間15分)コースタイム:9時間
※登った山:4座(富良野岳、三峰山、かみふらの岳、上ホロカメットク山)
※歩行距離:12.9km
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富良野岳(6)

【2017年8月6日(日)】富良野岳
上富良野岳(1893m)から上ホロカメットク山(1920m)に向かっている。
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左手に見える爆裂火口がすごい。
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正面の岩壁もおどろおどろしい。
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砂礫の坂を若干下り、ガレ場を登り返す。
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振り返れば、上富良野岳。
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あちらも火口の縁の断崖の上に頂上があるのが、よく分かる。
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こちらも荒々しい火口壁だ。
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その火口の縁を登っていく。
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ガスは相変わらず消えてくれない。
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でも、かなり明るくなってきた。
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上富良野岳から12分で上ホロカメットク山に到着。
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その瞬間、一瞬ガスが晴れて、十勝岳(2077m)の姿が見えた。
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崖っぷちまで走って行って、撮影。
この後、またすぐガスに隠れてしまった。
近くにいたご婦人の登山者は「あと10分待てばまた出てくるわよ」と断言していたが、結局まさにこの瞬間だけだった。

南東方向に見えた突起は、おそらく1755mピーク。
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一応、ガス待ちをしつつ、予備のパンを1個かじる。
すると、頂上の山名板の真ん前で、お店を広げ、何かを食べていたおじさんが話しかけてきた。
どこからと聞かれたので、H君が「札幌です」と答えたが、それ以外のやりとりはよく覚えていない。
大阪の人だったような気がする。
それにしても、あの、まわりが見えていない感じはすごい。
H君も「ああいう人にはなりたくない」とつぶやいていた。
私が、山で許せないことの筆頭は、「山名板」のまわりに座る行為なので、よけてもらうことにした。
まずは言葉を使わず、山名板の前に行って、わざとらしくカメラを構える。
大抵の人はこれで、よける。
場合によっては、体だけ移動して、ザックなどはそのままというもいるのだが、この人は、「ああ、すいません。気が利かなくて」と言いながら、広げた荷物を一つ一つ拾って、移動させていた。
何度も山に登っているのだろうから、そのくらいのことは自分で気づいてほしい。
えらそうだが、「山は街以上に公共の場だ」というのが、私の信条である。

それはともかく、15分待ってもガスは晴れないので引き返すことにした。
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正面に見える上富良野岳の頂上台地に向かう。
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火口の中はガスで充満している。
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もちろん、有毒ガスでも噴煙でもない。ただの霧だ。
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でも、今度来る時があったら、100%すっきり見たいものだ。
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さっき来た道をその通りにたどる。
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吸い込まれそうなので、火口の縁には近づかない。
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時刻はもう12時を過ぎた。
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左手に上ホロカを巻く道があった。
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それではメットクさん、さようなら。
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上富良野岳の南斜面は谷地坊主のような景観。
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南斜面と北斜面では、本当に対照的だ。
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というわけで、上富良野岳の分岐まで戻ってきた。
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右手に、ひらがなで書かれた山名板を見ながら、そのまま下山する。
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この岩を右へ。
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ガスの中へ下っていく。
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矢印に従って、さらに右へ。
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上富良野岳頂上直下の断崖をトラバースしていく。
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急な砂礫の道なので、滑らないよう注意。
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こんなところにゴゼンタチバナが咲いていた。
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正面にD尾根のトラバース道。
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白い花はハクサンボウフウ。
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この角度から見ると、上富良野岳はかなり尖っている。
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左手は急斜面。
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行ってはいけない踏み跡。
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さあ、お待ちかね。火口の背中のトラバースだ。
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振り返り。
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この向こうは奈落の底(火口)。
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トラバースはあっけなく終わり、往路で通過した上ホロ分岐へと一気に下っていく。
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「山と高原地図」に言うところの300階段だ。
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300段というだけあって、これが延々と続く。
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こっちから登ったら、完全に嫌になっただろう。
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階段は断続的に続いて、なかなか終わらない。
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いちいち数えなかったが、全部足したら、300段では済まないだろう。

後半はお花畑。
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ウサギギク。
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階段が終わると、大きな岩の転がる道になった。
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ウコンウツギ。
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花びらが閉じているが、これもチングルマ?
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マルバシモツケ。
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露岩帯を乗り越えていく。
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上富良野岳から50分ほどで上ホロ分岐に到着した。
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下り疲れたので、このすぐ先で小休止。
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でも、なんだか雲行きが怪しくなってきたので、急ぐことにする。
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このあたりで、犬連れの登山者を見かけた(登りで富良野岳分岐でも会った人だ)ので、「あの人たちは、ちゃんと犬の糞の処理をしているのかねえ」と、H君につぶやいたら、「犬を山に連れてくること自体考えられない」との言葉が返ってきた。
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なかなか厳しい。

この先はずっと登りで歩いた同じ道だ。
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こんな岩も確かにあったわ。
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登るのも厄介だったが、下るのも厄介だ。
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それでも、黙々と下るのみ。
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トラバース道の岩場をちゃんと記録しておこう。
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安政火口の入口が近づいてきた。
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一気に三峰山沢まで下る。
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蚊取り線香をぶら下げている人がいたが、あんなにひもが長いと、ぶらぶら揺れてうっとうしくないだろうか。
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外人さんはいつでもどこでも軽装だ。
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雨が落ちてこないうちに着けるかな。
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三峰山沢。
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エゾオヤマリンドウ。
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沢に転がり落ちた巨大な岩。日々、崩落は進んでいるのだ。
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三段山分岐を通過。朝にここを通った時は透き通るような青空だったのに。
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でも、今日はよく歩いたわ。
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フキの群生は北海道の山ならでは。
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地味な池塘が道の脇にあった。
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14時すぎに無事、登山口に下りてきた。
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(つづく)
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富良野岳(5)

【2017年8月6日(日)】富良野岳
富良野岳(1912m)を後にして、三峰山(1866m)を縦走中。
三峰山にはその名の通り3つのピークがあり、2つ目の第2峰が頂上である。
まずは、その1つ目に挑む。
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途中、二人組とすれ違った。逆回りの人もいるようだ。
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富良野岳から1.4km進んできた。
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いよいよ、最初のピークが見えてきたかな。
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いやいや、全然まだでした。
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アキノキリンソウ。
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ゴゼンタチバナ。
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ここからが長くて、きつかった。
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さっき歩いてきた岩場の稜線はガスに霞んでいる。
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行く手に大きな壁が立ちはだかった。でも、これを登るわけではない。
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鳥を見つけたけど、なんて名前だろう。嘴に虫をくわえている。
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ナガハキタアザミ。
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ウサギギクの草原。
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斜面全体に広がっている。
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あれこそ第1峰であってほしい。
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イワギキョウとチングルマ。
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エゾツツジの葉っぱかな。
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いよいよピークが目前。
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どうやら、ここが第1峰でいいようだ。
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コルから第1峰まで標高差で160mもあった。
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土がむき出しになっているし間違いない。
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ただし、「第1峰」などという親切な標柱はない。
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じゃあ、通過だ。
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とは言え、ちょっぴり立ち休み。
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第1峰ピークの全景を押さえておく。
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それでは次のピークに向けて出発。
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あんなに近いけど、まさかあれが第2峰? つまり三峰山の頂上?
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そんなに簡単ではない気もするけど。
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アキノキリンソウにとまるコヒオドシ。
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黄色の競演は、アキノキリンソウとハイオトギリ。
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次のピークの中腹まで来た。
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イワブクロがあちこちに咲いている。
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ピークに着いてみたら、そこに山名板があった。
DSC_6630_2017091207301335c.jpg
なんと、ここが頂上だったとは。
地形図をよく見ると確かにそうだ。
あまりにあっけなくて、ちょっと拍子抜けしてしまった。

第1峰を振り返る。
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ガスで何も見えないし、H君のスマホで記念撮影だけして通過した。
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ということは、次に見えているピークが第3峰だ。
DSC_6631_201709120727200da.jpg

その頂上で休んでいる登山者の姿が見える。
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あそこまでなら楽に行けそうだ。
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下から見上げた三峰山の3つのピークはそれぞれ結構離れているように見えたけど、実際に歩いてみると、それほどの距離ではなかった。
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このあたりの岩には大きくペンキでルートが示されている。
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風になびいているように見えるチングルマ。
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強い風のため、こういう形に固まってしまったのだろう。

それにしてもガスが濃い。
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第3峰も左側が切れ落ちている。
DSC_6641_20170912072702350.jpg

コルからの標高差は30mほど。
DSC_6642_201709120726304c6.jpg

こうした緑のじゅうたんは北海道に特有だと思う。
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こちらもそう。
DSC_6644_20170912072633c88.jpg

はい、第3峰に難なく到着。
DSC_6645_20170912072635d7b.jpg

この稜線も天気が良ければ、素晴らしい眺めなんだろうなあ。
DSC_6646_201709120726365cc.jpg

さくっと通過して、第3峰を振り返る。
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行く手は真っ白。
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後ろはハイマツ。
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右手にケルン。
DSC_6650_20170912072607657.jpg

それでも気持ちのいい稜線歩きだ。
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イワギキョウとアキノキリンソウの組み合わせは、ちょっと珍しいかな。
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青い花の道を行くのは、ちょっと新鮮。
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花々の色彩が豊かなので、イワブクロが地味に見えてしまう。
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もう登りになっているけど
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1808mのコルは知らないうちに通過してしまったのかな。
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平らなので、どのあたりを歩いているのが判然としなくなった。
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ちょっと苦しいがゴリラ。
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第3峰の東斜面。
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台地の上を進む。
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左手は鋭く切れ落ちている。
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ガスの切れ間から雪渓が覗いた。
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岩の隙間からはイワツメクサ。
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知らぬ間に、上富良野岳の台地に乗ってしまったようだ。
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しかし、ガスのため頂上はまだ確認できない。
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と思った途端、山名板が現れた。
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左前方には波頭状のD尾根が見える。
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その斜面に登山道がトラバースしているのが分かる。
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あそこを歩くのは、ちょっと楽しみだ。
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これらの奇岩は火山の造形だ。
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D尾根内側の爆裂火口も霧の中に浮かび上がった。
DSC_6673_20170912072313113.jpg

八ツ手岩を間近に見た。
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上富良野岳に11:38に到着。
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三峰山からのコースタイムは1時間20分だが、37分で着いてしまった。
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これはちょっと甘すぎないか。
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手前の1803mコルから100m近い標高差があったが、全然きつくなかった。
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ここで若干ガスが薄くなり、巨大な爆裂火口の片鱗が見えた。
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晴れたらすごかっただろう。
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あれは後ほど、下っていく道だ。
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ここで10分弱休んで、上ホロカメットク山(1920m)を目指す。
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「ガスだけど、メットク、止めっとく?」「いや、行っとく」などと冗談を言いながら。
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ここから往復30分ほどのピストンになる。
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(つづく)
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富良野岳(4)

【2017年8月6日(日)】富良野岳
富良野岳(1912m)頂上直下まで来ている。
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このあたりは沿道に、ず~っとお花が咲いていて、うれしい。
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例えば、イワギキョウ。
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9:12、分岐から30分弱(コースタイム50分)で富良野岳に登頂。
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ここは一等三角点だった。
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正面(西)に同じくらいの高さのピークが見えたが、こちらの方が高いようだ。
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その左にはちょっとした岩峰もあった。
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結局、ガスのため遠望はきかなかった。
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晴れるのを期待して、しばらく待ってみることにする。
DSC_6515_20170911062518338.jpg
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すると、薄いガスのおかげで彩雲を見る幸運に恵まれた。
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待っている間に記念撮影。
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しかし、15分経っても状況は変わらない。
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やむなく下山することにした。
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その時、妙なTシャツを着ている人を発見。
背中に「撤退第一」と書かれている。
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聞いてみると、新潟から来ているという。
確かに、「二王子」「弥彦」など越後の山の名前も書いてあった。
面白いので写真を撮らせてもらった。
H君は白馬で見つけた標語「帰宅厳守」に続く、名言として胸に刻んだようだ。

展望は次回に期して下山開始。
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下からも雲が上がってきた。
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これではもうどうしようもない。
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すぐ近くはよく見えるのだが。
DSC_6524_20170911062429fea.jpg

お花にはもう目もくれず、さくさく下った。
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あの突起は「でべそ岩」かな。
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少し下って頂上を振り返る。
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さっきはガスで真っ白だった稜線が少し見えた。
DSC_6531_20170911062404f22.jpg

この調子でこの後は晴れてくれるといいのだが。
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かわいい実がたくさんなっていた。
DSC_6528_201709110624334bb.jpg

さっき巻いた小ピークが見える。
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西側の眺め。
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標高の低い方なら、よく見えた。
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さっきは見えなかった雪渓を発見。
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ハイマツの間を抜ける。
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アザミのうなじ。
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振り返ると、やっぱりガス。
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見えてきた北稜。
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その象徴、「でべそ岩」
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華雲の滝のある谷。
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北稜との全体像。
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今日はもうずっとガスとのお付き合いだと腹をくくろう。
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赤土。
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トラバース。
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見えるところは、みんな撮る。
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見えなくなっても撮る。
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H君の後姿は何枚も撮る。
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巨岩も撮る。しつこい。
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トラバース道と富良野岳山頂。
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登りでは見逃していたナガハキタアザミ。
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まだ咲いていたチングルマ。
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ミヤマリンドウ。
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ウメバチソウ。
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コマクサ。
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15分で分岐まで下りてきた。
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まだ10時前だが、朝食が早かったので、ここで昼飯にする。
私は相変わらずのコンビニおにぎり。
もう年なので、2個で十分。
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北海道に来てから若干太り気味で、山に登っても全然減らない。
DSC_6560_201709110621563b5.jpg

登っても長く歩かないからか、パジェロミニでの長距離運転がなくなったからか。
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登りの時よりは見通しがよくなった。
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15分でかみふらの岳(1893m)に向けて出発。
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稜線の縦走路をまずは三峰山(1866m)を目指す。
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右も左もガスで真っ白。こちら側はさっきより状況が悪い。
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幅の広い、のっぺりした尾根である。
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このあたりは、終わりかけのお花畑。
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振り返っても富良野岳は見えない。
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コルまで下ると、ぬかるみっぽくなっていた。
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まずはあのピークに向かって登り返し。
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あたりはチングルマの綿毛だらけ。
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7月は一面真っ白だったことだろう。
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でも、綿毛もまた良し。
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他にはウサギギク。
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間もなく、岩場のあたりで「チチ」というナキウサギの声が聞こえた。
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姿を見つけようと、立ち止まって、目と耳を凝らしてみた。
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声は時々聞こえるのだが、姿は現さない。
彼らを驚かせないよう熊鈴は外してあるのに、かなり警戒心が強いようだ。

5分ほど探してみたが、結局見つけることができず出発した。
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ガスはやはり晴れそうで晴れない。
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空は明るいんだけどねえ。
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でも、お花を見るのにガスは関係ない。
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しばらくは岩場地帯。
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ナキウサギの声に耳を澄ませつつ登った。
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このあたりが三峰山の第一のピークだろうか。
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と思ったが、まだまだ序章に過ぎなかった。
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しばらくは岩場歩きが続く。
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一応、ペンキで歩く場所は示してくれている。
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北稜を振り返る。
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ナガハキタアザミ。
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アキノキリンソウ。
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ミヤマホツツジ。
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ハイマツ。
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ガスが乱舞してるね。
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一応、第0ピークかな。
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いや、まだ登りが続くわい。
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(つづく)
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富良野岳(3)

【2017年8月6日(日)】富良野岳
今日は富良野岳(1912m)に登っている。
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無名の池と凌雲閣を望む。
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地層の文様が派手な三段山(1748m)。
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ウメバチソウ。
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ミヤマホツツジ。
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ハイオトギリ。
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富良野岳分岐までのトラバースが結構長いが、花々を愛でながら歩いた。
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あの岩壁はひびだらけで今にも崩れそう。
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右手のなだらかな裾野。
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お、十勝岳が再び姿を現した。
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三段山の向こう、十勝岳の火口から噴煙が上がっている。
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62-Ⅱ噴火口だろうか。
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十勝岳自体は見えたり隠れたり。
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カニコウモリ。
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北にうっすら見えているのはトムラウシ山(2141m)かな?
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お馴染み、富良野岳北陵。
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延々とトラバースが続く。
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上ホロ分岐から富良野岳分岐までコースタイムは1時間30分になっているから、やむを得ない。
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中央のギザギザは八ツ手岩。
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アップにしてみましょう。
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誰も行けないロックガーデン。
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指さす先に見ているのはトムラウシだろうか?
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十勝岳の噴煙は岩壁からも噴出していた。
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その後ろからは大量に出ている。

階段通過。
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お~雲海だ~
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もしかして上がってきてたりして。
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十勝岳がまたまたくっきり~
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トリカブト。
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イワギキョウ。
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もう少し進むとまた富良野岳が見えてくるかな。
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分岐まで終盤の階段。
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でも、ほとんど用をなしていない。
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ミヤマリンドウ。
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色が薄いトカチフウロ。
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正面は富良野岳の斜面だ。
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しかし、やはり東からガスが押し寄せている。
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下からも来たら、挟み撃ちだ。
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北東方向、十勝岳はまたガスに隠れてしまった。
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H君の言う通り、ここはガスが出やすいようだ。
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北陵にもガスがかかるようでは、期待できない。
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上ホロ分岐から1時間15分ほどで富良野岳分岐に着いた。
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稜線の東側はすでに真っ白だ。
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富良野岳を往復したあと進む予定の三峰山(1866m)方面も怪しげな雰囲気。
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三段山と十勝岳の稜線。
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富良野岳北陵。
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とにかく分岐でひと休み。
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岩に腰掛けて、チョコなどをかじった。

すぐそばにコマクサを見つけた。
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休憩は5分ちょっとで切り上げて出発。
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頂上までのコースタイムは50分だ。
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完全なガスの中になってしまったが、この先はお花畑。
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イワギキョウの青は大好きな色だ。
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ウメバチソウの丸と三角の組み合わせも美しい。
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とうとう分岐のあたりまでガスに覆われてしまった。
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もう終わりかけのハイオトギリ。
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これでは頂上からの眺望は難しいなあ。
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しかし、沿道に続く花々のおかげで全然飽きない。
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さすが「花の百名山」だ。
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ガスの中、黙々と登る。
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トカチフウロ。
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ハイオトギリの集団。
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ミヤマリンドウ。
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ミヤマクワガタ。
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チングルマの綿毛。
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う~ん、北稜までガスで見えなくなってしまいそう。
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頂上手前の小さなとんがりピークを巻いて通過。
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H君は大きなザックはデポして、サブザックでアタック中。
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主稜線の東側にもガスが少しずつ流れ込んでいる。
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アキノキリンソウ。
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斜面を彩る白い花はトカチフウロ、黄色い花はウサギギク。
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エゾツツジ。
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イワブクロ。
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教科書通り、岩に咲くイワギキョウ。
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おや、ガスが少し薄くなったぞ。
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あれれ、ちょっと期待してもいいかな?
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トカチフウロは紫というより、白に近い。
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こんなに群生している「フウロ」は見たことがない。
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ウサギギク。
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なんとか、頂上に着くまでに晴れてほしい。
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エゾノリュウキンカ。
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東側の斜面もわりとよく見えるようになってきた。
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よし、いい感じだぞ。
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十勝岳方面も流動的な雰囲気だ。
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頂上手前2つ目のピークを巻いて通過。なんか道が付いている。帰りに寄ろうかな。
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ミヤマリンドウはあまり見たことがなかったが気に入った。
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ニョキニョキ生えるウサギギク。
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凌雲閣も随分遠くなった。
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(つづく)
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富良野岳(2)

【2017年8月6日(日)】富良野岳
十勝岳温泉から、まずは富良野岳(1912m)を目指している。
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背後に安政火口と三峰山(1866m)。
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足元にはイワブクロ。
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温泉スロープと呼ばれる尾根にのると、正面に富良野岳の雄姿が展開した。
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それほど険しくはないが、形は剱岳に似ている気がする。
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こんなに美しい山だとは思わなかった。
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富良野岳から北に延びる稜線。
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下から出べそのように見えていた突起は、それほど目立たなくなった。
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富良野岳の左側には頂上に向かう登山道が見えた。
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そのさらに左側には三峰山。
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少し歩くと、三つの峰がそろった。
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富良野岳はどう切り取っても恰好いい。
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見るだけのロックガーデン。
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オニシモツケ。
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テン泊縦走の方とすれ違った。どこを歩いてきたんだろう。
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小さな沢っぽいところに下りてきた。
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ここが、上ホロ分岐である。
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歩き始めて50分ほどなので、コースタイムより20分も速い。
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H君は岩にペンキで書かれた「上ホロ カメットク」の文字を見て、「これは切るところが違う。『上ホロカ メットク』だ」と強調していた。
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若干調べてみると、地名の由来は諸説あるようだが、「メットク」は「寒い」を意味するアイヌ語「メ・トゥ・カ」を語源とすることでほぼ一致しており、区切りはやはり「ホロカ・メットク」が正しいようだ。「幌加」という地名もよくあるし。
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日本語の区切りとしては4文字の「カミホロ」の方が言いやすいので、「上ホロ分岐」だとか「カミホロ荘」だとか言っているうちに、だんだんそこで区切るようになってしまったのかもしれない。
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とにかく、私どもは富良野岳を目指して直進する。
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このあたりからの富良野岳の眺めも最高だ。
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あの稜線に登山道がないのが、とても残念だ。
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三峰山Ⅰ峰の大雨裂。
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三峰山は全体的に雨裂が激しい。
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それらすべての水を集めて三峰山沢になっている。
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大雨を想像すると怖い。
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あの白いのは雪渓ではなく地肌だった。
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でも、これから進む道には雪渓が残っているようだ。
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三峰山Ⅱ峰。これが最高点だ。
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三峰山沢に近づくと、富良野岳がまた陰に隠れそう。
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その三峰山沢に出た。
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水がわずかに流れている。
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ここで、出発してからちょうど1時間経過したので小休止。
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ここから少し沢を下ると雌鹿の滝という滝があるらしい。
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ちょうどいい三峰山の展望所だ。
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今、歩いてきた道を振り返ってみた。
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緑の中の露岩。
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富良野岳北陵の眺望。
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沢の岩にはオニシモツケが群生していた。
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ここでは5分も休まずに出発した。
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振り返れば、上富良野岳(1893m)から西に延びるD尾根の南斜面。
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ヨツバシオガマとハクサンボウフウ。
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花の蜜は美味しいかな。
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さっき、三峰山沢に向かって下ってきた道。
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少し登ると、隠れていた沢も見えてきた。
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なんと階段が出現。
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振り返りながら登った。
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三峰山の北斜面をどんどんトラバースしていく。
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ウサギギク。
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さっき見えていた雪渓のところに達した。
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カニのはさみというか
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佐渡島にも似ている。
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だいぶ雪解けが進んでいたので、雪渓を横断しなくても済んだ。
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これがI峰の大雨裂だ。
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北海道では8月でも、1500m程度で雪渓があるんだなあ。
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D尾根南斜面中央に道のようなものが見えるが、あれも雨裂のようだ。
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前方にカラフルな山ガールたち。
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急にガレ場になった。
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エゾヒメクワガタ。
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チングルマの綿毛。
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ノアザミ。
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アキノキリンソウ。
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ナナカマドの回廊を行く。
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おおお、なんと十勝岳(2077m)が見えるではないか!
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あんなに尖った山だとは思わなかった。

奥の断崖は三段山。さっきとは随分、見た目が変わった。
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何度も言うが、登山道ではありません。
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D尾根のくびれ部から覗くのは上ホロカメットク山。
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行ってみたい三段山のピーク。
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ウメバチソウ。
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枯れかけのチングルマ。
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コエゾツガザクラ。
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イワヒゲ。
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エゾノリュウキンカ。
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じぇじぇ。富良野岳に早くも白いものが。
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やはり富良野岳は霧の名所だというのは本当だったのか。
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振り向けば十勝岳もガスの中。
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今日も厳しいのかなあ。なんとか持ちこたえてくれ。
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このあたりからは登山口にある凌雲閣も望めた。
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チシマフウロ。
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ヨツバシオガマ。
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左手上、三峰山方面を振り仰ぐ。
DSC_6414_20170908214821ae5.jpg

右手眼下に池を発見。地形図にも載っていない池だ。
DSC_6416_20170908214824c0a.jpg

D尾根の向こうに八ツ手岩が姿を現した。ネコのようだ。
DSC_6417_20170908214804484.jpg

(つづく)
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