山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

利尻山(2)

【2017年7月15日(土)】利尻山
この日の昼食は利尻島・沓形の「味楽」でラーメンを食べた。
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食べ終わって、店を出ると、外で待っている人がいた。
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我々の待たされはしたが、並ばないで済んだのは幸いだった。

さて、今度はまじめに島を1周することにしよう。
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まずは沓形岬公園。中は車で回れるので、そのまま周回、岬の碑の前も通過した。

車を運転しているK君の奥様Nちゃん(彼女も同級生)が土産物屋でとろろ昆布を買いたいというので、仙法志御崎公園で途中下車。
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ここは16景のうち第5景らしい。
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利尻山は相変わらず見えないが、大きなカモメが止まっていた。

霧雨の中、海岸まで下りてみた。
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あたりにはオオタカネバラが咲いている。
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ムラサキツユクサは初めて見たが、これが北アメリカ原産の外来種だ。
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かなり波が荒い。
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このゴツゴツは溶岩だからのようだ。
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海岸のいけすで、ゴマフアザラシが2頭泳いでいた。
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他の観光客がエサをあげていたので、愛らしい顔を見せてくれた。
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Nちゃんが買い物をしている間に、私はトイレに寄って、大物を出しておいた。
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次の立ち寄りスポットは、オタトマリ沼。
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KOコンビはすっかりいい気分で寝ていたので、Nちゃんと二人で沼畔まで歩いた。
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ここからの利尻山の眺めも素晴らしいのだが、今日はガスで全く見えない。
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その代り、湖面にはハスの花が咲いていた。
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これは外来種のタンポポかな。
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「わかさんの店」なるレストハウスがあったが、とくに冷やかしもしなかった。
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ものの5分で車に戻り、さらに島を時計と反対回りに周回。
しばらくすると、また晴れてきた。
やはり東海岸だけは風向きの関係で晴れるみたいだ。
この調子なら姫沼は晴れているかなと思ったが、姫沼はちょっと北過ぎた。
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雨は降っていなかったが、曇っていて風が強かった。
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この沼は意外にも人造湖で、大正6年(1917年、ちょうど100年前だ!)に、点在する小沼と湧き水を利用して造られたものらしい。
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その際に、ヒメマスが放流されたので、姫沼と名付けられたとのこと。
周囲は1kmで一周する散策路もあるようだ。

でも、風も強いし、散策はせず、休憩舎で利尻の生写真などを見学して、鴛泊港に向かった。
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14:10にMさんが礼文島から到着するので、そのお迎えだ。

ちょっと時間があったので、みんなでくみあいマーケットに寄った。
ウニ漁に使うと思われる水中メガネが、こんなふうに売られていた。
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私は土産物として利尻昆布ととろろ昆布を買った。

船が近づいてきたので、埠頭に出て、彼女が下船してくるのを待った。
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サイブリア宗谷号である。
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14時すぎ、いよいよ入港。
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Mさんは東京から、金曜日にO君と同じ飛行機に乗って、来道。
新千歳空港の温泉でひとっ風呂浴びた後、札幌23時発の夜行バスで稚内入り。
朝イチの便で礼文島に渡り、桃岩付近を散策してから、利尻島にやってきたのだ。
実に活動的だ。
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あの連絡通路を歩いてくるはずなのだが、こちらに気付いてくれるかどうか。
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やった、手を振ってくれた。
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車は軽自動車なので4人乗りなのだが、彼女は細いので特に問題なし。
まずは、利尻富士温泉に向かった。
ここは平成8年に掘り当てた新しい温泉。
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ナトリウム一塩化物、炭酸水素塩泉で源泉41.3℃だそうだ。
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やや黄色っぽい色がついていて、ぬるぬるの美肌の湯だった。
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ちょっと湯に浸かっただけで、かなり温まった。
汗がなかなか引かないので、自販機でアイスを買って食べた。

入浴の後はお買い物。
近くのセイコーマートまで車で連れて行ってもらい、明日の昼食と行動食、飲み物を調達。
ここで、さっき飛行機で着いたばかりのS君と遭遇。
ジャストタイミングだった。
彼も乗せて、ぎゅうぎゅうの車で、今宵の宿「田中屋ひなげし館」へ。
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ちなみにこちらは隣にある旧館。
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実は、宿はみんなバラバラ。ひなげし館はO君とMさんと私の3人。
K君夫妻は格安の民宿、S君夫妻はペンションだそうだ。

宿に着いたのは16時半前。部屋は216号室。
早速、クラシックで部屋飲み開始。
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でも、18時から全員で宴会があるので、1本だけに留めておいた。
睡眠不足だったこともあり、そのまま寝落ち。
17:45に目が覚めて、「そろそろ行こう」と声を上げた。

宴会の会場はセイコーマートの隣の居酒屋「力丸」。
宿から歩いて10分かかった。
歩きながら、あれこれ撮影。これは利尻富士町のマンホール。
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こちらのタコカレーの店は営業しているのだろうか。
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みんなもそれぞれの宿から集結。
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入った時はそれほどでもなかったのに、瞬く間に店内はほぼ満席になってしまった。
おかげで注文した品が随分遅かったし、前後もしたが、どれもさすがに美味しかった。
とくに初めて食べた「姫ホッケ」の焼いたのと、スケソの白子の練り物「タチカマ」がめっちゃ旨かった。
ただ、最初に頼んだ酢の物がとくに遅く、O君が憤慨していた。
あまりに美味しくて、料理の写真を撮るのを忘れてしまった。

大いに盛り上がったが、明日は早いので21時にお開き。
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歩いて宿に戻って、22時前に就寝した。
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O君は布団に入った途端、豪快ないびきをかき始めた。
私も耳栓をして、間もなく眠りに落ちた。

【2017年7月16日(日)】利尻山
4時半前に起床。窓の外を見ると、しっかりとガスがかかっている。
午後、雨が落ちるかもしれないが、基本的には曇りの予報だ。
何とか持ちこたえてほしい。
準備を済ませて、5時前にお弁当を受け取り、宿の送りの車に乗り込んだ。
北麓野営場の鴛泊コース登山口には5分ほどで到着。
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ここは森林浴の森・日本百選の一つだそうだ。
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靴ひもをしっかり締めて、トイレを済ませ、軽くストレッチ。
外来種の種子を持ち込まないよう、靴洗い場で靴底の泥を落として、5:08に出発。
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ガスっているが、昨日あんなに強かった風が不気味なくらいになく、生あたたかい。
最初は、上りと下りを白線で分けた舗装道路を進む。
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甘露泉水まで往復する観光客が多いからだろう。

間もなく、ウッドチップの道になる。
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右手の大木に、キツツキの類が開けた穴がたくさん。
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先は長いので、のんびりペースで歩く。
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やがて、ウッドチップの道も終了。
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10分ほどで甘露泉水に着いた。
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ここで、わざわざ空のまま持ってきたペットボトルに湧き水を補給する。
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そして、一口。うん、うまい。
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ここで利尻ルールを確認。もちろん、「携帯トイレ」はちゃんと持参している。
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このすぐ先の東屋で朝食を摂ることにした。
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なんと、ここが早くも3合目だ。
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標高差が頂上まで500mもある長官山が8合目だし、ここの合目表示は常識とは異なる。
宿でもらったお弁当はお昼に食べることにして、ここでは昨日セコマで買ったパンを2個食べた。

東屋には先客がひとり。
最初は無言だったが、ご主人に荷物をみんな担がせて空身で登ってゆく奥さんを見て、「あら従者を引き連れて。いい御身分だね」と、その人がつぶやいたのがきっかけで、ちょっとした会話になった。
横浜から来た人らしい。30年以上前に一度ここに来たことがあると話していた。
下りでも一緒になったO君によると、もともとは北海道の人らしい。

(つづく)
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利尻山(1)

【2017年7月14日(金)】利尻山
7月の3連休は、今年1月の段階で利尻山(1721m)に行く方針がすでに固まっていた。
札幌在住の高校の同級生S君が奥様(彼女も同級生)と一緒にガイドツアーで利尻山に遠征するとのことで、お誘いがあったのだ。
利尻山はもちろんだが、私はこの機会に、宗谷本線も完乗してしまえると思い、喜んで参加を申し出た。

最終的に、スケジュールは以下のように決まった。
14日深夜、高校の同級生K君夫妻の車で、札幌から夜通し走って稚内へ。
15日 朝一番(7:30発)のフェリーで利尻島に渡り、レンタカーで島内観光。
16日 利尻山登山。
17日 8:30鴛泊発のフェリーで出発。稚内で高校の先輩のお嬢さん(稚内在住)とランチをして、特急サロベツ、ライラックを乗り継いで札幌に帰還。

実は3連休の天気予報は芳しくなかった。
とくに登山を予定している16日は雨の予報。
山はもっとひどいことになるだろうから、強い風雨で撤退もありえるな、とほとんど期待していなかった。でも、結果的には素晴らしい山行となった。

同宿のメンバーは、いつものO君と3期下のMさんと私。
それに、ツアーでの参加のS君夫妻、登山はしないが利尻観光に行くK君夫妻の総勢7人。
O君は前日(14日)の夜、札幌に到着。
21:30に札幌駅にマイカーで迎えに行った。
この日の札幌の最高気温は猛暑日寸前の34.9℃。
それでも夜になると、涼しくなるのが北海道のいいところだ。

迎えに行ったその足で、母校の近くにある老舗のラーメン店「福来軒」に直行。
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在学中もその後も私は行ったことがないのだが、O君にはなじみの店だったらしい。
店舗老朽化のため、今年10月で閉店するということで、ちょうどいいタイミングだった。

店に入ると、確かに古い。
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味噌ラーメンを頼んだが、さすがに人気の店だけあって、美味しかった。
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道産子には懐かしい味である。

深夜0時頃、K君が近くのセブンイレブンまで迎えに来てくれることになっているので、私のマンションに戻って連絡を待つ。
O君にはシャワーを浴びてもらった。
窓を開けると、風が通って涼しかった。

【2017年7月15日(土)】利尻山
0時前にK君から連絡が入り、いそいそと出発。
セブンイレブンでお茶だけ買って車に乗り込んだ。
3人で交代して運転することにしていたので、私は出番に備えて早めに休んだ。
K君が道央道を130kmくらいで飛ばしたので、留萌には1時間半ほどで着いた。
コンビニでトイレ休憩の後、運転はO君に交代。
オロロンライン(国道232号)を北上する。
車はほとんど走っていない。

羽幌、遠別、天塩と北上。天塩河口大橋からは私がハンドルを握った。
運転交代のため外に出たら、風が強くて寒いこと。
とても半袖ではいられなかった。
ここからは国道を外れて道道稚内天塩線を行く。
人家もまばらなところで、さらに車の姿はない。
その代わり、大きな角を生やしたエゾシカがいきなり道路に乱入。
危うく、ひき殺しそうになった。
シカはなかなか左か右かに避けてくれず、しばらく追いかける形になってしまうからだ。

3時半を過ぎると空が白んできた。
本来なら左の海の向こうに利尻山が浮かんでいるはずだが、ガスで全く何も見えない。
稚内には4時過ぎに到着した。
まずはフェリーターミナルの場所を確認してから、朝食を調達しにセイコーマートへ。
再びターミナルへ戻り、車内で早速パンを食べた。
出港までまだかなり時間があるので、1時間半ほど車内で仮眠。
6時半前になってからターミナルへと移動した。
寒いのでトイレで長袖に着替え、ウインドシェルも着込んだ。
乗船券は片道2180円。帰りの分もまとめて買った。
いい場所を取れるよう早めに並ぶ。

出港(7:15)の15分前には乗船と相成った。
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幸い、2等船室に4人全員が横になれるスペースを確保。
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3連休初日の第一便にしては、ゆとりがあった。
もしかしたら、この後の便の方が混むのかもしれない。

甲板は風が強くて寒いし、濃霧で何も見えない。
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それでも、何回かは偵察に出た。
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基本的に睡眠不足なので、偵察以外は昭文社のレールウェイマップルを見る程度で、ほとんど寝て過ごした。

船はほぼ定刻通りの8:55に着岸。
利尻山のシマリスをイメージしたマスコットキャラクターのりっぷちゃんが出迎えてくれた。
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顔はめパネルもあったが、激しい逆光で全然使い物にならなかった。
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車は稚内に置いてきたので(フェリーに乗せると往復3万4000円もかかるので、レンタカーの方が安上がりなのだ)、港でレンタカーを借りる。
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料金は24時間で14000円。軽ワゴンだ。
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ちなみに、これでは「いしい」のりっぷちゃんと読めてしまう。
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利尻島に来たのは2001年8月以来なので、16年ぶりになる。
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あれから、もうそんなに時が過ぎたか。
あの時は利尻山に登るため早朝から宿を出発する方々がいたっけ。
まさか、私がその立場になるとは。我ながらびっくりだ。

ちょっと霧雨っぽいが、まずはすぐそこに見えるペシ岬に行ってみることにした。
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遊歩道の入口近くに車を停めて歩き出す。
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少し登ると、鴛泊の港が見えたが、利尻山は全く見えなかった。
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高台に会津藩士の墓があった。
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幕府は文化五年(1808年)、ロシアの脅威に備えるため、会津藩に蝦夷地警備を命じ、1600名の藩士が北海道や樺太に派遣され、このうち利尻島には252人が配置された。
ロシアとの交戦はなかったが、病気や海難で多くの命が失われたという。
この墓石は文化七年に設置されたものだ。
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それにしても風が強い。
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正面に見えている断崖がペシ岬だ。
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アカバナエゾノコギリソウは初めて見た。
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利尻島北岸を望む。
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尾根道は猛烈な強風。注意しないとよろけてしまうほどだ。
「登山口」から12分で標高93mのペシ岬展望台に登頂。
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帰宅してから知ったのだが、ここは灯台山というれっきとした名前があるようなので、16年前に遡って「登った山」に加算させてもらった。
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しかも、一等三角点だった。
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いよいよ風が強いので早々に退散。
登ってきた道は急斜面で下りでは危ないので、逆方向の灯台方面に下る。
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こちらの方が、幾分風が緩やかだ。
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それでも、ムスクマロウが風に大きく揺れていた。こいつは外来種だ。
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利尻島16景なるものがあるらしい。ペシ岬は13番目だそうだ。
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それにしても、この強風の中、小学校低学年と思われる姉妹2人が雨合羽を着て登ってきた。
こんな状態なのに子供だけで登らせるとは。
親が後から付いてくるのかなと思って声をかけなかったが、誰も来ない。
振り向いたら、彼女たちは自分の判断で諦めて下ってくるのが見えたのでホッとした。
一体、親は何をしているんだと思ったら、ふもとの公園にいたのはおばあちゃんと思しき女性ひとりだった。
「私は無理だから、あんたたち2人で行ってきなさい」とでも言ったのだろう。
ここはそんなに風が吹いていないから。

少し濡れてしまったので、夕日ヶ丘展望台や富士野園地は素通り。
今回の目的の一つである沓形のラーメン店「味楽」に直行する。
ちょっと道に迷ったけど、10時半に到着した。
見ると、営業は11時半からと書いてある。
「あと1時間もあったら、島を1周できるなあ」とつぶやいたら、本当に1周することになった。

天気は依然としてぐずついている。
そのうちうとうとしてしまい、仙法志から鬼脇あたりはすっかり寝落ちしていた。
東海岸まで来て気がつくと、なんと晴れているではないか。
北海道本土はさすがに見えないが、海も青い。
いきなりテンションが上がる。
しかし鴛泊まで来ると、また曇り。
どうやら、あのあたりだけ晴れているみたいだ。
それは実は2周目も同じだったので、確実だ。これが島の天気というものなのだ。

「味楽」に11:20に着くと、すでに駐車場はいっぱい。
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店内はもうほぼ満席状態だった。
それでも奥の座敷にテーブルが2つ空いていたので、何とか座ることができた。
たぶん11時くらいから客が並び始めたので、営業開始前に中に入れたのだろう。
すでに7~8組、20人以上の客が入っていたが、誰の席にもラーメンはない。
これは時間かかるなあと思ったが、案の定30分は待たされた。
でも、4人でわいわいおしゃべりしていたので、そんなに長く感じなかった。
注文したのは、定番の焼き醤油ラーメン(850円)。

利尻昆布のだしをふんだんに使った逸品で、今年3月に新横浜ラーメン博物館に出店するほどの評判なのだ。
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しかも、営業時間は11:30~14:00までの2時間半のみ。
こんな離島なのに、それで食っていけるのだから、すごい。
私は連れてこられるままで、この店の存在も知らなかったが、非常に美味しかった。
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一口餃子(1皿500円)も頼んだのだが、あまりに小さくて、K君は「自分が大きくなったのかと思った」とぼそり。みんな大笑いした。
次は私が運転することにして、K君とO君にはビールを飲んでもらった。

(つづく)
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無意根山白水沢(下)

【2017年7月9日(日)】無意根山白水沢
白水沢の標高約700m地点で昼食。
食後、たき火は沢の水をかけて完全に消火した。
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ここからは引き返すことになる。
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時刻は12時55分。
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あとは沢下りだ。
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同じ「道」でも、見る方向が違えば、景色も変わる。
顔のような穴が開いたこんな岩には、遡行時には気が付かなかった。
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でも、一度歩いたコースなので、全く不安はない。
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リラックスして歩く。
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ここはちょっと流れが速いが渡渉しなければならない。
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さっきも渡ったところなので、Iさんはそれほど心配していない。
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でも一応は、女性陣が渡り終えるのを待っている。
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さっきも見た枝沢の滝。
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沢は下流から上流を見るのと、上流から下流を見るのでは、全然雰囲気が違う。
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もちろん下る方が難しいので慎重に歩かねば。
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こんな流れの速いところもあったんだ。
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滝下りが一番危ない。
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滑ったら、ウオータースライダーでは済まない。
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ここなら浮き輪があれば大丈夫そうだけど。
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ここもロープなしで下る。
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登りの時、「下りはどうするんだ?」と不安になった滝だ。
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みんな、おそるおそるである。
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ここはきっと名のある滝なのだろうが、沢の本を見ないとよく分からない。
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あとで調べたら、書き直すつもりだ。
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ここではさすがにIさんも真剣に見守っている。
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全員、スリップもせず、何とか無事にクリアすることができてよかった・
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再び、「激流」の渡渉。
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あとは、どんどん下っていく。
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このあたりは、開けた平和なゾーンだ。
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このくらいの小滝では、Iさんは振り向きもしない。
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この沢はわりと倒木が少ない気がする。
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それが、きれいな沢と言われる一つの理由かもしれない。
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斜面に規則正しく繁茂しているのはイタドリだろうか。
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洞窟らしきものを発見。
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これは古代文字ではなく、沢靴で歩いた跡です。
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下りは、地形にも注目してみた。
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この沢は上流からの眺めの方が美しい気がした。
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甌穴とはちょっと違うかもしれないけど、岩に小さな穴がたくさんあった。
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そして、川面にはタニウツギの花が浮いていた。
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ちょっと、陽が陰ってきたかな。
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谷の中が若干暗くなった気がする。
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40分ほど下ってきたあたりで
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前方に、ピンクのリボンが見えた。
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ここから陸に上がるんだっけ。
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やっぱり、そうだった。
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それでは、白水沢さん、一旦さようなら。
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しかし、林道とは聞いていたものの、これは完全に廃道だ。
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いや廃道どころか、完全なヤブである。
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まあ、私は「完全ピストン」はあまり好きではないので、これはこれでいいのだが。
おそらく、滝下りを避ける意味もあるのだろう。
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一応、北海道らしいシラカバのある森の中の道だ。
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ヤブがひどいところもあるけれど
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たまに、こんな旧林道らしいところもある。
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と思ったら、すぐにこのありさま。
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かろうじて、林道の痕跡をとどめている。
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ここなどは岩を削ったところだろう。
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これだけの太さの木が育っているということは、廃道になってから20年は経過しているのに違いない。
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ところどころぬかるみも。
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沢の水できれいになった沢靴がまた汚れてしまう。
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気が付くと、Iさんの姿は見えない。
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こんなヤブの中で、離れてしまっていいのか!
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ちょっと、何だこれは!
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フキの裏には青虫くんまで。
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そんなことは気にせず、激しくヤブをこぐ。
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一服の清涼剤、ヤマアジサイ。
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一応、踏み跡らしきものはあるので、それを慎重にたどっていく。
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ふいに沢に出た。
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あとは、また沢を下るのかな。
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それならそれで全然構わない。
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あれ、さっきこんなところ歩いたっけ。
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と思っていたら、また森の中に入っていく。
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とにかく付いていくしかない。
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そこは、フキの楽園だった。
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Iさんは、「ここでフキを採っていくからすぐそこの沢で待っててね」という(驚)
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言う通り沢に出て、しばし待つ。
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その間に、こちらは記念撮影。
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間もなくIさんが現れ、収穫物を披露してくれた。
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そして、Iさんはまた「先に行ってて」と言い残して、再びヤブの中に消えてしまった。
本日のツアーはこれも目的だったのか!と苦笑い。面白い方だ。

14時半に改めて出発。
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対岸に渡り、往路に歩いた林道に出る。
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北海道はイタドリの繁茂が激しい。
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とにかく、あとは林道歩きのみだ。
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マイズルソウ。
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これはキツネノボタンと判明。
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タカネニガナ。
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これもアジサイの一種かな。
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オオハナウド。
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オオウバユリ。
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こちらの林道も廃道化しているが、踏み跡はしっかりしている。
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振り返っても、まだIさんは戻って来ない。
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沢の真ん中で煙草をくゆらせていたベテラン風のご婦人が先頭を引っ張る。
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カーブミラーはかつて車道だった証拠。
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私はここですよ。
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またまた、ぬかるみで沢靴が汚れる。
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帰りも場所によってはこんな状態だ。
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二本橋を渡る。このあたりでIさんが追いついてきたのかな。
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背中に大量のフキを背負っていた。

やっと林道分岐まで来た。この先はもうヤブはない。
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間もなくコンクリートの橋を渡る。
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きれいな轍だこと。
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ヤマブキショウマ。
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ここまで来れば、ゴールはもうすぐそこ。
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みんな歩くのが速いわ。
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というわけで、15:13、歩き始めた林道入口にたどり着いた。
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お疲れ様でした。

下山後の入浴は定山渓温泉のホテル山水。
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水にまみれた後の、お湯というのもまた乙なもの。
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Iさんの入浴回数券を買う形になり、50円安く入ることができた。
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ただ、露天風呂は熱すぎて、全く入れなかった。
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湯上りのビールは遠慮して、懐かしいファンタに。
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あとは自宅前まで、車で送って下さり、初めてのガイドツアーは終了。
ユニークなIさんの先導で、久しぶりの沢歩きを満喫することができた。

【行程】2017年7月9日
白水沢林道入口(9:03)~入渓点(9:42休憩9:47)~ナメ滝(10:15休憩10:20)~標高610m地点(10:50休憩10:55)~ピンクリボン地点(11:21)~標高700m折り返し点(12:05昼食12:55)~ピンクリボン地点(13:40)~入渓点(14:25休憩14:33)~林道入口(15:13)
※所要時間:6時間10分(歩行時間:5時間7分)
※登った山:なし
※歩行距離:9.9km
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無意根山白水沢(中)

【2017年7月9日(日)】無意根山白水沢
無意根山(1464m)の白水沢を遡行している。
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ナメ滝が美しい沢だ。
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しかし、地形図がないので、どのあたりまで遡ってきたのか、よく分からない。
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どの辺で引き返すのかも、ガイドさん任せだ。
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今回はロープなしの初心者コース。
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ロープを使うような登山には普通の旅行傷害保険は適用されないらしい。
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入渓してから1時間ほどで、さっきの若者たちが追いついてきた。
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彼らは手慣れた様子ですいすいと登っていく。
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大学の山岳部だろうか。
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こちらは、ゆっくりと後を追う形。
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もう、じゃぶじゃぶ沢遊び状態だ。
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地面にタニウツギの花が散乱していた。タニウツギはこういうふうに散るのか。
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前方に滝らしい滝が見えてきた。
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これを登るのかと思ったら、枝沢だった。
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枝沢と言ってもかなりの水量。
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登ってみたい気もするが、当然ながら通過。
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本流を進む。
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それにしても歩きやすい沢だ。
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水の中を歩くのって、とっても楽しい。
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しかも明るい。
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このくらいの滝なら難なく登れる。
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登ってから振り返ってみた。
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次から次と小さな滝が現れるので飽きない。
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激流も何のその。カメラをちょっと違った設定にしてみた。
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ナメてます。
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この先が、ちょっと難しい。
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滑りやすい傾いた場所を通過しなければならない。
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でも、誰も滑り落ちたりせずに全員クリア。
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見上げれば、タニウツギ。
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Iさんの後姿を追う。
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手足総動員である。
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今度の枝沢は細々としている。
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本流は奔流。
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沢は広くなったり狭くなったりで、変化に富んでいる。
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まだまだ深いところもあるので、縁を歩けるところは、岩の上を歩く。
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こんなお化けのような岩もあった。
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ピンクのリボンを発見。帰りはここから陸に上がって別の林道を通って戻るらしい。
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解読不能。
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ちょっと写真を撮っている間に、すぐ離されてしまう。
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Iさんからさっき「岩の上を飛び石のように歩くと疲れるから、遠慮なく水に入った方がいい」という指導があったので、それを心がけるようにした。
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こんなところは、そもそも水に入るしかないわけだけど。
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ちょっとゴルジュっぽいところに来た。
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へつりで行くみたい。
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Iさんはどんどん先に行く。
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こんなところで滑っても、水に浸かるだけで、怪我はしないと思っているらしい。
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さすがに肝が座っている。
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下界は猛暑なのだろうけど、ここは別世界。
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「涼」の極みだ。
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細くなっているところは流れが速いね。
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ここもちょっとした難所。
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斜めの岩を外すと、右の淵にどっぽんという感じだが大丈夫だった。

難所を通過すると、正面にきれいな滝が現れた。
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うまい具合に左側に通路がある。
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ただし、ちょっと滑りやすそう。
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普通なら、ここで念のためロープを出すところなのだろうけど。
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木の棒につかまらせる程度で通過させた。
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お客さんに挑戦させるガイドさんだ。
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私だって、ちょっと緊張したぞ。
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でも、男子は置いてきぼりにされた(笑)
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だんだんと、沢の岩も大きくなってきた気がする。
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ここは高巻き。
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無事にクリア。
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キラキラ。
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こういうところは岩の上を行くしかない。
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次の滝かな。
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そのようだ。
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大した滝には見えないが。
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とにかく近づいてみよう。
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あ、枝沢でした。
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登れないことはなさそうだけど。
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右の本流を行く。
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相変わらず石が赤い。
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今度は左岸のへつり。
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女性は見守るIさん。
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鉄分の多い温泉みたいだ。
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遡行を始めて2時間余り。
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ユニークな穴開き岩を通過。
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清冽な水がほとばしる。
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何岩だろう。
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12時すぎ、標高約700mの地点で遡行終了。
ここで昼食ということになった。
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みんなが集めた流木や枯れ枝で、Iさんがたき火を始めた。
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何が始まるのかな。
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ササの枝を削って、大きな串を作っている。
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これに、ナスやさつま揚げ、ウインナーを串刺しにしてあぶって食べるわけだ。
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これが実にうまい。
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熱くて舌がやけどをしそうだった。
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H君も熱心にあぶっている。
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大量に配給があったので満腹になってしまった。

(つづく)
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無意根山白水沢(上)

【2017年7月9日(日)】無意根山白水沢
この日は高校の同級生H君に誘われて、沢登りのガイドツアーに参加した。
もともとは6月25日(日)の予定だったが、雨で中止となり、この日に再設定された。
沢登りは通算5回目となる。
過去の4回は、奥多摩・クドレ沢(2005年9月)、表丹沢・源次郎沢(07年4月)、西丹沢・モロクボ沢(13年7月)、表丹沢・葛葉川本谷(15年11月)。
H君はガイドツアーを愛用しているS君夫妻の影響もあって、冬の低山ツアーに参加するようになり、夏は沢登りにも幅を広げてきた。
そういうわけで私にも声がかかったのだ。
私も興味がないわけではないので、喜んで参加させてもらった。
本当なら沢を詰め上げて、頂上まで行くのが理想なのだが、無意根でそれをやるのはちょっと無理。
でも、札幌圏では最も美しい沢ということなので、楽しみにしていた。

6月17日の崕山で沢靴のソールが剥がれてしまったので、今回は靴を新調しての参加となった。
朝は、ガイドのIさんがワゴン車で、自宅近くのセブンイレブンに7:40に迎えに来てくれた。今回の参加者は我々2人のほかに、60歳以上と思われる女性3人の計5人だ。

途中、豊滝除雪ステーションでトイレ休憩。
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この時に、みんなで沢靴に履き替えた。
国道230号を挟んで南側に見えていたのは、いわゆる簾舞富士だろうか。
O君、読んでいたら教えてください。
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白水沢に続く林道の入口には9時前に到着。
身支度を整えているうちに、若者のパーティーが先にゲートの中に入って行った。
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それを追うように、我々も9時過ぎに出発。
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今日もいい天気。暑くなりそうだが、沢はきっと涼しいことだろう。
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この林道はその名もズバリ、白水沢林道。
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距離は2.2kmほどある。
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私は写真を撮らないといけないので、いつも通り最後尾に付いた。
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15分ほど歩くと、林道は二手に分かれる。
このあたりで、装備を整えていたさっきの若者グループを抜かした。
右は、ほとんど沢と化した、石がごろごろしている道。
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我々は、急に狭くなった左の道を進む。
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足元はかなり泥濘化している。
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この写真ではちょっと分かりにくいが、ヒグマの糞を発見。
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だんだん、背の高いイタドリが繁茂したヤブになってきた。
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フキの巨大だ。ラワンブキだろうか。
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オニシモツケ。
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よく見かける植物だが。
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かたつむり発見。
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倒木が目立ってきた。
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これは何だっけ。
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こうした道を延々と進むのだが、Iさんのペースがかなり速い。
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付いていくので必死である。
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大きな倒木を乗り越える。
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かなりヤブが濃くなってきた。
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再び、ヒグマの糞を発見。
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このあたりはやはりいるんだなあ。
しかし、ツアーの場合は熊鈴をうるさがる人もいるらしく、人が多いということもあって熊鈴は誰も付けていない。

マイヅルソウは終わりかけ。
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少し開けた場所には、たき火の跡があった。
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ここで林道は終了。

このすぐ先が、入渓地点。
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石が赤っぽく、鉄分が多そうだ。
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5分ほど小休止して、出発。
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水量はかなり豊かな印象だ。
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最初のうちは水の中を避けて、縁の岩場を歩いていく。
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横から張り出す木の枝が時々邪魔だ。
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左手から小さな滝が流れ込んでくる。
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このあたりからもう、気にせず、じゃぶじゃぶ行く。冷たくて気持ちいい。
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巨大な流木。
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楽しい沢歩きである。
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この水しぶきがすがすがしい。
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水はさすがに、とってもきれい。
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浅瀬で呼吸を整える。
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本当にいい沢だ。
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では、参りましょう。
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だんだん、小さな滝が現れるようになってきた。
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ナメ滝だが、水量が多いので、跳ねるように流れている。
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陽が当たると水が光る。
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ガイドのIさんは、あまり後ろを気にせず、どんどん先に行ってしまう。
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H君によると、いつもそうらしい。

それはともかく、素晴らしい一枚岩のナメ滝だ。
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こういうところを歩くのは実に楽しい。
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いや~、きれいだ~。
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これぞ沢歩きの醍醐味。
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絶景ポイントなので、ここで小休止とした。
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参加者のひとりは、沢の真ん中に座りこんで、紫煙をくゆらせていた。
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3分ほどで出発。
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Iさんはその辺で拾った木の棒を杖代わりに使っている。
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鉄分が多いからか、あまり滑らない。
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涼し気だ。
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沢の本には書いてあるのかもしれないけど、ここはこんなにきれいなので、きっと名称があるのだろう。
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階段状になった。
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これでナメ滝は終了。
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斜度が出てきた。
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一つ一つ小さな滝をクリアしていく。
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滝を上から見下ろしてみた。
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それにしても、石がずっと赤い。
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ミニ吹割の滝を通過。
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平和な流れだ。
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渡渉も何度も繰り返す。
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いきなりですが、私のおニューの沢靴です。
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水に青みが出てきた。
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形のいい岩だ。
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またまた渡渉。
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流れが速いので慎重に。
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小さな滝の前で一旦集結。
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女性はガイドさんに手を引かれて登ったのに
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男性陣は放置された(笑)。
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(つづく)
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神居尻山(下)

【2017年7月8日(土)】神居尻山
神居尻山(947m)の頂上直下にある避難小屋に13時前に到着した。
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この避難小屋の名称は「神居尻 山小屋」というようだ。
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早速、中を覗いてみた。
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ちょっと、カビくさい。
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裏にも回ってみたが、結局トイレはなかった。残念。
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カビくさいのは我慢して、中に入って昼食にする。
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Hさんは食欲がないと言って、ミニトマトしか食べなかった。
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私はおにぎり2個を平らげ、トマトとゼリーを少しおすそ分けしていただいた。
それにしても、下山もアップダウンがあって長いのに、Hさんは大丈夫だろうか。
ちょっと横になって休んでもらった。
いささかの心配を抱えつつ、40分ほど休んで、13時半に出発。
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それでは、山小屋さん、お世話になりました。
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頂上とも、お別れ。
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いい眺めなので、何度も振り返ってしまう。
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左手には、これから歩く稜線が見える。
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道端に森林限界を説明する案内板が倒れていた。
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わずかな登り返し。
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再び振り返って、頂上台地の全容を再確認。
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すぐに分岐の道標が見えてきた。
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足元にゴゼンタチバナ。
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稜線を直進するとピンネシリ(1100m)への縦走路。
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山頂まで5.1kmとのことだが、ロープが張られ、ほぼ廃道状態になっていた。
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かつては歩けたのだろうが、草刈りなどの整備が追い付かなくなったのかもしれない。
神居尻山の方は丁寧に刈ってくれていたが。
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分岐を左折する。
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この先のアップダウンがよく分かる。
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まずは急坂を下る。
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下山路最初のピークが早くも見えた。
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このあたりゴゼンタチバナが多い。
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右のピークはピンネシリ。
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左の背後は神居尻の頂上。
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かなり下って、分岐のあったピークを振り返る。
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ダケカンバの並木のような稜線を進んでいく。
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右前方は、おそらく壮志岳(683m)。
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冬の強風で曲がってしまったダケカンバ。
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その後ろに端正な山容のピンネシリがそびえている。
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左手に神居尻の頂上が再び見えてきた。
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「風は芸術家」の案内板。「虱(しらみ)」ではありません。
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いずれ、あそこにも登ってみたい。
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一つ目のピークを通過。
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前方に暑寒別岳(1492m)。
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神居尻の頂上は、わりとずっと見えている。
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樹林帯の中に突入。
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日蔭がありがたい。
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これはベンチのつもりだろうか。
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濃い樹林帯だが
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時折、展望が開ける。
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複雑に成長したダケカンバ。
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ナナカマドはいつでも気分次第で紅葉を始める。
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名もない山々。
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タニウツギ。
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このあたりは満開だった。
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二つ目のピークを通過。
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ここからも頂上が覗けた。
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鞍部にあった不思議なベンチは通過。
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50分かけて、小屋から2kmほど下ってきた。
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ただ、ここの標高が680mというのはありえない。

692mの次のピークが、あんなに低く見えるんだもの。
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オオカメノキの葉っぱがテカテカ。
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692mピーク目前。
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小屋から1時間10分で692mピークに到着。
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ベンチもあるし、ここで小休止。

この先の下りはロープが張られていた。
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ホオノキかな。
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ササの斜面。
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この標高は間違っていないようだ。
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小屋から歩くこと1時間45分で、林道接点に到着。
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コースタイムは1時間半なので、Hさん体調不良のわりには頑張っている。
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登り返しの前では、「休む!」ときっぱり宣言して立ち止まるのだが。
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字がかすれてよく読めないのだが、「フィトンチッド」(樹木が発散する化学物質)の説明のようだ。場所は513m標高点と思われる。
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さらに黙々と下る。
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あと数十分で登山口というあたりで、親子連れが登ってきた。
もう午後3時を過ぎている。
びっくりして、「どちらまで?」と聞いてみたら、「頂上まで」という。
明らかにキャンプのついでに来たというような恰好で、ろくな装備もない。
「止めた方がいいです。ここからなら2時間半はかかります。そこのピークまでならまだしも」と制止した。
「え、そんな遠いんですか」と意外な顔。
「どうする?」とお父さんは娘に声をかけながら、進んで行った。
間もなく、お母さんと息子さんもやってきて、「今、お父さんに声をかけましたが、頂上は無理ですよ。きっと、すぐ下りてくると思います」とお話しした。

結局、家族は間もなく合流して、下ることにしたようだ。
下りは速くて、我々を抜かして行った。
それにしても、あの方々、誰にも会わなかったら、どこまで登って行ったのだろう。
きっとどこかで引き返したとは思うが、あまりに不用心すぎる。
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黄金山(739m)が一瞬見えた。
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下るにつれて、木々の背が高くなってきた。
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倒木更新。
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この道標に距離が書いてあれば、こんな時間から不用意に山に入る人はいないだろう。
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小屋から2時間40分かけて、やっと登山口まで下りてきた。
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コースタイムは1時間45分なので、1時間近くオーバーした。

あとは駐車場まで舗装道路歩き。
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16:17、ようやくゴール。
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4時間半のコースに7時間を要してしまった。
しかし、このタイム設定はかなりきついのではないだろうか。

日帰り温泉は月形に出て、「月形温泉ゆりかご」にした。
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入浴料は500円。髪染めコーナーがあるのに驚いた。
泉質は低張性弱アルカリ性。わりと熱くて、早々に出てしまった。

Hさんはゆっくり入浴していたので、こちらは休憩室でひと眠りできた。
18時すぎに出発。Hさんを無事に自宅に送り届けて、20時前には帰宅した。
体調不良で昼飯抜きでも、あれだけ歩ける体力があれば、まあ富士山は大丈夫だろう。
高山病だけは分からないが。

【行程】2017年7月8日
総合案内所(9:15)~Bコース登山口(9:37)~707m地点(11:01休憩11:12)~842m地点(11:43休憩11:47)~神居尻山(12:26休憩12:42)~避難小屋(12:48昼食13:30)~縦走路分岐(13:39)~865m地点(13:54)~692m地点(14:39)~林道接点(15:14)~513m地点(15:39)~Aコース登山口(16:08)~総合案内所(16:17)
※所要時間:7時間2分(歩行時間:5時間12分)コースタイム:4時間25分
※登った山:1座(神居尻山)
※歩行距離:10.7km
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神居尻山(中)

【2017年7月8日(土)】神居尻山
当別町の「道民の森」から神居尻山(947m)に向けて登っている。
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右手は、当別町営牧場。
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842mピークまでもう少しのところまで来た。
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左手に神居尻山頂上への道も見える。
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その右にはピンネシリ(1100m)方面への稜線。
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気の早いヤツはどこにでもいる。
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707m標高点から30分ほどで、842mピークに到着。
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Hさんは、暑くてちょっと遅れ気味だ。
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右手には別狩岳(666m)の稜線の向こうに、幌内山(650m)などが見えた。
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このなだらかなピークが別狩岳かな。
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うっすら尖って見えるのは黄金山(739m)。
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神居尻山の頂上部。
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足元にはヨツバシオガマ。
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エゾカンゾウがしぼんていた。
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Hさんも到着したので、ベンチに腰掛けてしばし休憩。
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ここは登山道Cコースとの分岐になっている。
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「緑のダム」の説明板。「あなたがそのへんでオシッコをしても、それは緑のダムにためられるので、町の水道からすぐ出てくるってことはありませんよ。ご安心」の文言があるが、これはどうかと思う。
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立ちションを認めていることにもなるし、「しばらくしたら水道から出てくる」とも読める。
修正か撤去をした方がいいのではないか。

タテヤマウツボグサ。
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ピンネシリ方面の稜線。
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その一部。
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では、そろそろ頂上を目指しましょう。
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登山道の右手はかなり切れ落ちている。
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前方に下山者が見える。
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このあたりはお花畑の片鱗をうかがえる。本当は6月が見頃だそうだ。
カンチコウゾリナはまだつぼみの状態。
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オオハナウドかな。
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チシマフウロ。
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とにかく、鞍部まで少し下らなければならない。
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頂上まで距離にして、あと500m。
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登り返しつつ、842mピークを振り返る。
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ちゃんと咲いているエゾカンゾウを発見。
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Hさん、どうやら体調が悪いようだ。この暑さだし。
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頂上までは、まだしばらくあるので、頑張ってもらわないと。
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このあたりのカンチコウゾリナは少し開き始めている。
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さっき、歩きてきた842mピークへの稜線。
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後ろから2人追いかけてきている。
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この様子では、冬はかなりの雪が積もるのだろう。
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エゾカンゾウが目につくようになってきた。
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カンチコウゾリナも。黄色い花々だ。
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後ろを振り返りつつ、ゆっくり登る。
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急斜面に張り付くダケカンバ。
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エゾカンゾウの階段を進む。
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842mピークより高いところまで登ってきた。
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がんばれ~
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右前方(東)にピンネシリが顔を出した。
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町営牧場と青山貯水池。
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マルバシモツケ。
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もう少しで頂上の稜線に乗れそうだ。
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それにしても暑い。
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842mピークから30分で、やっと頂上台地に達した。
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北東の方角に避難小屋が見えた。
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頂上に気象ドームをのせたピンネシリが目立つ。
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登山道Cコースの南斜面。
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頂上手前のニセピーク。
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北東の方角は、壮志岳(683m)かな。
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右手を除くと、深い谷に吸い込まれそう。
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ピンネシリへと続く稜線。道があるように見えるが、廃道になっているらしい。
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頂上直下にある山小屋が近づいてきた。
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実にきれいな稜線だ。
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左手はもうお馴染みの景色。
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ピンネシリへの全景。
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とても1000m以下の低山とは思えない山深さだ。
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エゾシオガマ。
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というわけで、12時半前、ようやく神居尻山に登頂。
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駐車場から3時間10分かかった。
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コースタイムは2時間25分なので、かなりのスローペースだった。

方位盤は熱くて、まともに見られず。
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頂上のオオハナウド。
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とにかく、しばし休憩。ただ陽を遮るものがなく、めちゃめちゃ暑いので、お昼はここでは食べず、汗をふいて、息を整えるにとどめた。
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お昼はすぐ下にある小屋で食べることにする。
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小屋の手前の小さなピークにベンチもあるようだが、あそこも炎天下だ。
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暑寒別岳(1492m)をはじめとする増毛山地。
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何度も見ているが、西側眼下は町営牧場。
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南の方角には手稲山(1023m)が遠望できるらしいが、霞んでいて何も見えない。
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15分ほど休んで出発。
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道は、きれいに草を刈ってくれている。
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この斜面を見ると、雪崩多発地帯という感じだ。
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小ピークを越えます。
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ベンチは使用せず、通過。
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エゾカンゾウの小径。
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よくぞ残っていてくれた。
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頂上を振り返る。
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ずっと縦走して行きたくなる眺めだ。
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谷底も全部緑。
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Aコースを下る人の姿が見えた。
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やっとお昼ご飯にありつける。
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(つづく)
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神居尻山(上)

【2017年7月8日(土)】神居尻山
この日は、8月の富士山登山に備えて、北海道組のHさんの練習登山に付き合った。
今回登るのは当別町の神居尻山(947m)だ。
札幌に転勤してきて1か月余りが立ち、初めて自分で選んだ道内の山だ。
ピストン嫌いな私にとって、こういう周回コースが取れる山はありがたい。
しかし、この日は札幌で真夏日になるほどの暑い日で、かなり過酷な登山となった。

朝6:45頃に自宅を出発し、愛車エブリーでHさんの自宅まで迎えに。
7時着のつもりだったが、ちょっと迷ってしまい、7:10にやっとピックアップできた。
北1条通りを東進し、そのまま国道275号で当別へ。
当別からは道道当別浜益線を北上、当別ダムの当別ふくろう湖を横断して、登山口のある道民の森神居尻地区の駐車場に着いたのは、ちょうど9時だった。
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移動にほぼ2時間を見ていたので、予定通り。
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それにしても、素晴らしい天気だ。
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6月はずっとぐずつき気味の天気だったので、うれしい。

ここで身支度、トイレを済ませ、9:15に出発。
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神居尻山にはA、B、C、3つの登山ルートがあるが、今回は急坂のBコースを登り、ぐるっと回るAコースを下る予定だ。
Bコース登山口までは、しばらく舗装道路を歩く。
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すぐに立派な森林学習センターが現れた。
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これを左に見て、さらに進んでいく。
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間もなく、「治山の森」なる案内板が現れた。
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それによれば、舗装道路をショートカットする遊歩道があるようなので、そちらに行ってみた。
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木橋で沢を渡る。
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道沿いにはセイヨウタンポポが咲き乱れていた。
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車道に出ると駐車場があった。
登山口まで20分以上かかったので、ここまで車で来れば時間短縮になったなあと思ったが、あとの祭り。
とにかく、ここで登山届を出して、登山開始だ。
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暑いので、日蔭になる樹林帯は助かる。
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「道民の森」だけあって、植物の説明は丁寧だ。
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強い日差しで葉っぱが透き通って見える。
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左手に増毛山地が見えてきた。
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ここは1000mに満たない山だが、標高差は700mもある。
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登山口から30分近く歩くと、急な階段が現れた。
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これが延々と続くので、嫌になる。
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木々の隙間から下界の植林地らしき平坦地が見えた。
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勘違いして、早くも紅葉してしまったナナカマド。
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山頂まで、あと2km。短いようで長い。
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ちょうど1時間ほど歩いたところで小休止。階段がイス代わりだ。
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休んでいる最中に、単独のおじさんが抜かして行った。
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階段がきつくてうんざりだが、10分ほどで出発。
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手前はAコース方面の尾根かな。
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北西に暑寒別岳(1491m)方面が見えてきた。
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こちらは群別岳(1376m)。
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う~階段どころか、なんと縄梯子が出てきた。
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その後はまたさらに階段。
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牧場のように見えるのは、幼木ばかりだからだ。
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あの稜線の向こうは日本海。
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車を停めた駐車場が見えてきた。
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20分ほど登ったら、ベンチがあったのでまたまた休憩。
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Hさんは久しぶりの登山なのに、この暑さの中、この急登なので、こまめに休んだ方がいい。
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ここからは、さっきよりくっきり暑寒別岳が見えた。
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5分ほどで出発。
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んん、何となく先が見えてきた気がするぞ。
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空も開けてきたし。
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Hさん、頑張ってます。
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お~、やっと尾根に出た。
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登り始めて1時間45分、ほぼ11時に標高707mの尾根に達した。
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Hさんには、とりあえずここで休んでもらいましょう。
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視界が開けたので、当方は撮影タイム。
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南東方向に、初めて頂上が見えた。
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その右に、途中通過する842mピーク。
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北西には、残雪を頂く増毛山地が一望できた。
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右のピークが群別岳。
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改めて暑寒別岳。
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稜線にはダケカンバが生い茂っている。
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北海道の山は、引いて見ると、起伏に乏しい。
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10分ちょっと休んで出発。
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まずは、あのピークを目指す。
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たった標高700mで森林限界を超えたのか、稜線は見晴らしがいい。
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その分、暑いのだけど。
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登るにつれ、神居尻山の山体もだんだん全容を現してきた。
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ときどき背の高いダケカンバがある。
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北の方角は、雨竜沼あたりの稜線だろうか。
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稜線は斜度がぐっと緩くなったので、ありがたい。
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神居尻は南斜面に木がないのはなぜだろう。風の強い北斜面なら分かるが。
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右手、西の方角に青山ダムの青山貯水池が見えてきた。
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あちらにも「道民の森」の施設があるらしい。
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でも人工物は全く見えない。
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青山貯水池の向こうは別狩岳(666m)。
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Hさんは靴が重いと嘆いていた。
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ダケカンバのダンス。
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神居尻の西の稜線。これを登るわけではない。
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タニウツギはもう終わりかけ。
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再度、暑寒別。
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その右側(東)。
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あと1.2kmだ。
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842mピークまでが意外に長い。
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これはちゃんと開いていないので分かりにくいが、ニガナだろうか。
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まだ、これからのタニウツギもあった。
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北海道の原生林。
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842mピークに人がいるのかなと思ったら、看板だった。
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だいぶ角度が変わってきた神居尻。
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タテヤマウツボグサ。
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ダケカンバの大木はたいてい単独で生えている気がする。
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だいぶ登ってきた。
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(つづく)
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日高(4)

【2017年6月25日(日)】日高
平取町の萱野茂二風谷アイヌ資料館に来ている。
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萱野茂(1926~2006年)はアイヌで初めて国会議員になった方で、貝澤トッカラムさん(1847年生まれ)の孫にあたる。
父・清太郎が姉の嫁ぎ先に養子として入籍したので萱野姓となったが、茂は萱野姓のまま貝澤家を継いでいるそうだ。
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ここに展示されている民俗資料はほとんどが、茂が私財を擲って、あちこちのアイヌの家から買い上げたものだ。
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そのことは、氏の著書「アイヌの碑」(朝日文庫)に詳しく書かれている。
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熊の毛皮。
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鮭皮の靴(左)と鹿皮の靴(右)。
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酒器類。
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儀式に用いるイナウ。
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和人から手に入れた漆器「シントコ」。穀物やその他大切なものを入れたという。
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熊の木彫り。
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左はアットゥシ。
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角付き鍬形(用途は不明)を復元したもの。
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これらの資料のうち202点が国の重要有形民俗文化財に指定されている。
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「天から役割なしに降ろされたものはひとつもない」という意味のアイヌのことわざ。
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萱野氏が国会議員になることで、1994年11月、憲政史上初めて国会にアイヌ語が響いた。
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萱野氏の著作の一部。少しずつ読んでいきたい。
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これにて資料館の見学は終了。駐車場へと戻る。
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買い物をした「北の民芸つとむ」にもご挨拶。
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廃線巡りを再開する前に、アイヌの文化的景観「オプシヌプリ(穴空き山)」を望む場所に立ち寄った。
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その昔、アイヌに生活の知恵を授けたオキクルミという神が、十勝地方のアイヌとの衝突を止めようと、山を矢で射抜き、神の威力を示したとの言い伝えが残っている。
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穴の幅は14mで、もともと本当の穴だったが、明治31年(1898年)の大雨で天井部分が崩れて、今のような窪みになったという。
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夏至の前後には、その穴にすっぽりと沈んでいく太陽が見られるのだとか。
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というわけで、旧富内線の幌毛志駅跡を探す。
この黄色い建物は幌毛志バス停。
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それらしき痕跡が見当たらないので、近くの民家の方に聞いてみたら、バス停の向かいを下りたところで、今は何も残っていないという。
ここのことだ。
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これがおそらく線路の跡だが、どこにホームがあったのかも判然としない。
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幌毛志駅は昭和33年(1958年)に開業した比較的新しい駅で、駅舎はなく、ホーム中央に待合室があったらしい。
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1981年の1日乗降客数は3人。86年11月、富内線の廃線に伴い廃止となった。
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草木が生い茂っていて、鵡川方面の線路をたどるのは困難だった。
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幌毛志の地名の由来となったと思われるポロケシオマップ川。
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「長い峰の尻の方にある村」の意味だそうだ。

次の振内駅は鉄道公園になっているようだ。
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駅前通り。
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正面に見えるピラミッドは、おそらく主待山(345m)。
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振内駅跡に着いてみると、駅舎は建て替えられ、立派な鉄道記念館になっていた。
でも平日のみ(!)開館なので、中を見学することはできなかった。
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義経号は大正12年(1923年)には民間に払い下げになっているので、この路線を走っていたわけではない。
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駅構内はかなりの部分が往年のまま残されている。
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廃線後、日高側のレールはここで断ち切られた。
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構内には、かつての客車を利用した宿泊施設「ライダーハウス」が設置されていた。
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料金は600円。巡回に来た管理人に支払うのだという。
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ホームには旧富内線各駅の駅名標が並んでいた。
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この古色を帯びた感じからすると、移設保存されたものだろう。
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車両の名称は「ほろしり号」。
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中も見学させていただいた。シャワーも200円で使用できる。
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床に寝袋を敷いて、ごろんと寝る感じだ。
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たぶん、扇風機は動かないだろう。
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わずかに座席も残っていた。
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ホームにある電線は、ライダーハウスのために設置したのだろうか。
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別のレールにはD51が保存展示されていた。
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鵡川側のレールもここでぷっつり。
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振内駅も1958年の開業、86年の廃止だから、寿命は30年にも満たなかった。
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懐かしい腕木式信号機。
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旧構内が「鉄道公園」かと思っていたら、こちらの更地のことだった。
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雨が降ってきたので、これで廃線巡りはやむなく終了。
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もともと雨の予報だったのに、午後4時過ぎまで持ちこたえてくれて、ありがたかった。
それでは日帰り温泉にでも入っていくことにするか。

その途中、国道沿いで発見した殉職慰霊碑。
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この碑は、昭和45年9月14日に、陸上自衛隊帯広駐屯部隊の隊員が静内での訓練からの帰隊途中、車両から転落して殉職した青年の冥福を祈って建立されたものだそうだ。
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心で合掌し通過。平取温泉に到着。
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温泉施設の前には巨大な沙流石が安置されていた。
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温泉施設の名称は「びらとり温泉ゆから」。
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弱アルカリ性の冷鉱泉で源泉は12.1℃なので、もちろん加熱してある。
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ゆっくり温まって、行者にんにくの味噌漬けを買って帰宅した。
帰りは眠くて、道央道の美沢PAで30分くらい寝てしまった。
ちょっと訪ねた駅の数は少なかったが、アイヌの民芸品見学が主目的だったので、よしとしましょう。

(おわり)




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日高(3)

【2017年6月25日(日)】日高
平取町の二風谷に着いた。
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「アイヌ料理」の文字にそそられたが、さっき食べたばかりだし、今回は諦めた。
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ここは木彫りだけではなく、沙流石も名産である。
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こちらはアットゥシの専門店。
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この木彫りはアイヌの船長さんなのかな。
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こちらはアイヌのご夫婦。ニポポ(人形)の代表的なモチーフだ。
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では、チセ村へと行ってみましょう。
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アイヌ語で家のことをチセという。
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これはもちろん再現したものだが、屋内には囲炉裏が切ってある。
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壁や屋根は萱でできている。
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木製のベッド。
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木彫り実演中のチセに入ってみた。
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中では、60歳くらいの男性がイタ(お盆)を彫っていた。
この後に入った二風谷工芸館に、二風谷の木彫り職人名鑑みたいな小冊子があり、それを見て、実演していたのは、貝沢徹さんだったと判明。
帰りに入った民芸品店「北の工房つとむ」が、偶然にも徹さんの店で、イクパスイ(捧酒箸)を注文した。
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1万円で彫ってくれ、2週間で家に届いた。素晴らしい出来栄えだった。
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隣は織物製作を実演しているチセだった。
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二風谷の職人さんが交代で実演しているらしい。

イユタプ。
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水力を利用して、米を精白する道具だそうだ。
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小熊の寝床かしら。
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こうしたチセがいくつも復元されていた。
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チセには大抵3つの窓があるという。
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にぶたに湖畔の公園はこのような配置になっている。
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チプサンケ(進水式)に用いる丸木舟。
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平取町立二風谷アイヌ文化博物館。時間が足りないので、今回は省略させてもらった。
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見学したのは、こちら。二風谷工芸館。
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北大アイヌ・先住民研究センター主催の企画展「二風谷 昭和おみやげ物語」がお目当て。
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昭和30~40年代のものが中心だ。
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いや、懐かしい。
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確かに、サントリーオールドを抱えたクマがいたわ。
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これは出所がはっきりしている。旭川の業者のようだ。
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典型的な熊の木彫り。昔は北海道の家なら、これがどこにでもあった。
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このパターンもよく見かけた。
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ちょっと小さめのクマたち。
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こういうタイプのものは、あまり見たことがなかった。
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多くは、北九州の骨董屋から買い集めたものだそうだ。

外に出て、湖畔方面に向かう。
あちこちに、こうした説明板が立っている。
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松浦武四郎は「北海道」の名付け親で、幕末期、和人の横暴を告発した人物でもある。
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アイヌの意匠をあしらったベンチ。
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金成マツ(1875~1961年)はユカラの伝承者。
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この付近はアイヌの伝統的景観が残っているということらしい。
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あそこまではちょっと遠くて行けなかった。
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二風谷ダムのダム湖「にぶたに湖」。
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ジョン・バチラー(1854~1944年)は英国人宣教師で、アイヌ語、日本語、英語の対訳辞書を現した人だ。
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さっき立ち寄ったダムの堰堤が見える。
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金田一京助(1882~1971年)はアイヌ語研究の第一人者。
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沙流川歴史館に入った。
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昭和26年撮影の沙流軌道。
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王子製紙が原料の材木を運ぶため、大正10年(1921年)に敷設した鉄道だ。
昭和26年に廃止されている。

昭和15年頃の沙流川流域の民家。
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明治13年(1880年)ごろの佐瑠太小学校平取分校。
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この木彫りも二風谷の職人の仕事だろう。
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次回はここをゆっくり見学したいと思う。
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縄文時代の竪穴住居も復元してあった。
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こちらはアイヌの男子便所。
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女子便所。
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屋根に木が生え始めていた。
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ねずみ返しがある倉庫。
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そして、復元アイヌコタンの全景。
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夜はライトアップもしているようだ。
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便所は展示用なので使用禁止。
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編物実演中のチセ。中に入ったら、「工芸館は見学されましたか」と聞かれた。
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これにて見学終了。
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国道沿いにある民宿二風谷荘は2015年春に老朽化のため営業を止めている。
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再建のため資金を募っているらしい。
詳しくはこちらへ。https://camp-fire.jp/projects/view/13309

国道を挟んで向かいにある平取二風谷簡易郵便局も古そうだが、こちらは現役だ。
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長屋風の土産物品店。こちらもかなり年季が入っている。
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二風谷生活館。
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萱野茂アイヌ二風谷アイヌ資料館への道には、アイヌ文様のタイルがはめ込んであった。
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金田一京助の歌碑。
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「ものも言わず声も出さず石はただ全身をもっておのれを語る」とある。
沙流石のことを詠んだのだろうか。

萱野茂アイヌ二風谷資料館の別館。農機具などを収蔵しているようだ。
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こちらは本館。
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バス乗務員の休憩所まで用意されている。
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「あなたの家からここまで来るのに10万円 入館料は4百円」か、なるほどねえ。
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まずは野外展示を見学。こちらはコロポックルの家。
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記念写真用に、イメージして作ったものらしい。

縁結び二子石。
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右側は1975年に沙流川上流の幸太郎沢で見つかり、左側は翌年、さらに10km上流で発見されたものだという。
割れた面の凹凸がぴったりと合い、「縁結び石」として信仰を集めているそうだ。

こちらにも倉庫がある。高床式の倉庫を「プ」という。
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ちょっと傷んできたチセ。
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やや傾いている。
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屋内も少々荒れていた。
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精米に使うイユタプ。
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では本館を見学させていただこう。

(つづく)
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日高(2)

【2017年6月25日(日)】日高
旧富内線の旭岡駅跡を後にして、平取町に向かう。
ちょうどお昼時でお腹も空いたので、最初に見付けた食堂に飛び込んだ。
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田舎町なので、食事ができるところは少ないはず。
選り好みしているうちに、町を通り過ぎてしまう。

キトピロラーメンがあるというので、それを注文した。750円。
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キトピロとは行者にんにく(アイヌねぎ)のことだ。
まあ、ごく普通の味だった。しかし、この店は繁盛していた。

食後、昔からずっと行きたかった義経神社に向かう。
その前に、平取町役場に立ち寄った。
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お役所コレクションだ。
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これは平取の「紋章」だろうか。何をデザインしたのか、よく分からない。
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義経神社のある義経公園には、松前ピリカ(1913~76年)の顕彰碑があった。
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平取町出身の民謡歌手で、旅芸人「松前ピリカ一座」を率い、一世を風靡したらしい。

義経公園はこのようになっている。
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平取油田記念碑。
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1955年に町内で油田が発見されたが、採算が合わず、数年で採掘を終えたのだそうだ。

クリの大木。
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源義経が奥州から逃れてきた際に植えられたものだという伝説があるそうだ。
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義経神社のご神木である。
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その隣に、鳥獣鎮之碑。「鎮魂」ではなく「鎮」だ。
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参道には義経神社の幟がはためいている。
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屋根のコマーシャルとは珍しい。
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平取は義経伝説の里である。
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手水場の屋根は茅葺だった。
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義経神社は、1798年(寛政10年)、北方調査のため蝦夷地に来た近藤重蔵が、アイヌが崇敬していたオキクルミという英雄を源義経と同一視し、翌年、仏師に作らせた源義経の神像をアイヌに与えて祀らせたのに始まる。
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社伝によれば、義経一行は兄頼朝に追われて、蝦夷地に渡り、羊蹄山を廻って、平取のアイヌコタンに落ち着いたとされる。
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義経は、そこで農耕、舟の製作法、機織りなどを教え、アイヌの民から「ハンガンカムイ」(判官の神の意?)あるいは「ホンカンカムイ」と慕われたという。
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ただ、義経はアイヌから様々な宝物を奪った大悪人だという伝承もあり、義経に裏切られて女性が自殺したという話もあるらしい。
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もちろん、参拝させていただいた。
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なぜか九州・天草の塩が御神塩として販売されていた。
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義経と言えば、やはり馬である。
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義経の母、常盤御前と、妾静御前の石碑も。
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沙流川産のさざれ石。
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社務所に立ち寄り、交通安全のステッカーを購入。
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戦前の絵葉書が展示されていた。
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境内にある義経資料館。
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義経はアイヌをこよなく愛したとされるが、もちろん史実としては、義経は平泉で自害しているので、北海道には渡っていない。
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入館料は200円だった。
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さっき宣伝看板があった屋根のペイント。
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国道へと続く階段。
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英国人の女性旅行家イザベラ・バード(1831~1904年)が明治11年(1878年)に平取を訪れたという。
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国道脇にある義経神社の鳥居。
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義経は蝦夷地から大陸に渡り、ジンギスカンになったという有名な伝説もある。
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国道をはさんで対岸にある小山。
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参道脇に花菖蒲のお花畑があった。
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でも、お花の季節ではなかった。
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近くにある時計台風のお宅は、北島牧場の事務所なのかな。
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義経神社を後にして、二風谷ダムへ。
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ここはアイヌによる建設反対運動があり裁判にもなったダムだ。
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ダムの横にユオイチャシ遺跡が復元整備されていた。
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チャシとはアイヌの砦のこと。
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17世紀半ばくらいまで存続していたことが発掘調査で判明したそうだ。
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発掘調査では、溝や柵の列が出土した。
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巨大な堰堤。
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この緑は景観に配慮したもの、ということだろうか。
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かなり水量が多い印象だ。
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堰堤の上は自由に歩くことができる。
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流木をせき止める役割を担う網場(あば)が見える。
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ダム管理所がかなり立派。
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対岸には、「熊の姿岩」の意味がある「ウカエロシキ」が見えるらしい。
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もう木が生い茂ってよく見えないが、「アイヌの伝統と近代開拓による沙流川流域の文化的景観」の一つとして国の重要文化的景観に指定されている。
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それでは、ダムを後にしましょう。
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年内で営業を終えるという「民宿チセ」。
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その前には、アイヌに関連したモニュメント。
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その昔はアイヌばかりだったという二風谷小学校にも寄り道。
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今もその比率はかなり高いはずだ。
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小学校の敷地内に立つ違星北斗の歌碑。
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北斗は、バチラー八重子、森竹竹市と並ぶ、「アイヌ三大歌人」の一人。
昭和4年(1929年)、29歳で亡くなるまで、アイヌの地位向上のために活動した。
「沙流川は昨日の雨で水濁り コタンの昔 囁きつつく」「平取に浴場一つほしいもの 釜があったらたてたいものを」の2首が刻まれている。

黒田彦三氏は二風谷小学校の初代校長だそうだ。
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二風谷小学校は明治25年(1892年)の開校。
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児童数は2012年で17人だったという。
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敷地内にあった木造の平屋だが、用務員宿舎か何かだったのだろうか。
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このあたりは道南バスの管轄か。
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近くにある旧マンロー邸にも立ち寄った。
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ニール・ゴードン・マンロー(1863~1942年)はスコットランド出身の医師で人類学者。
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アイヌの生活文化の研究に力を注ぎ、晩年は二風谷に永住。多くの記録映画や著作を残した。
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その代表作は「アイヌの信条と文化」で、その功績を讃える石碑もあった。
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医師として、アイヌに献身的な診療を施し、敬愛されたという。
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この建物は、そのマンローの自宅兼診療所。
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現在は、北大文学部の二風谷研究所として利用されている。
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一般公開はされていないので、建物の写真だけ撮って、国道に戻った。
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次は、目的地である二風谷のアイヌコタンへ。
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ここは日本でもアイヌの密度の最も高いところだ。
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木彫りが盛んで、大きな駐車場の向かいには貝沢民芸の大きな店舗が見えた。
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(つづく)
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