山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

地蔵岳(7)

【2017年4月30日(日)】地蔵岳
鳳凰小屋から3時間で南精進ヶ滝に着いた。
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2段の滝の間に滝壺が見える。
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水量が多く、今回見た4つの滝の中では最も迫力があった
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岩壁もほぼ垂直。
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水がめちゃめちゃきれいだ。
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やけに早いが、日向にミヤマキンバイが咲いていた。
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というわけで、南精進ヶ滝を後にする。
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「南」というくらいだから「北」もあるのだろうと調べてみたら、燕頭山(2015m)をはさんで北にある石空川の上流に「北精進ヶ滝」があった。

慰霊碑のある分岐を通過。
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ちょっと大きめの沢を渡渉する。
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しかしここで不覚にもスリップし、左手を沢の中にザブンと付いてしまった。
シャツの袖がびしょびしょになったが、絞るわけにもいかず、そのまま乾かすしかない。
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それにして転倒しなくてよかった。
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ここから先がまた長い。
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またまたコバイケイソウの群落。
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でも、コバイケイソウではなくバイケイソウなのかな。
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これだけでは、ちょっと見分けが付かない。
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標高1500m付近まで下ってきた。
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正面に巨岩が見えるが、あの下をくぐるのかな。
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胎内くぐりかと楽しみにしていたら、道は手前で右折していた。
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またまた渡渉のようだ。
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今度はすんなり。
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でも、この沢は別の意味で随分危なげだ。
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ほとんど崩れかけている。
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対岸にも大規模な崩落箇所が見えた。
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真っ白な花崗岩。
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花崗岩の沢はほんとに水がきれいだ。
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こういう崩落予備軍な感じも南アルプスの特徴だろう。
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この程度の滝なら無数にある。
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燕頭山のピークかしら。
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久々に見えた稜線。たぶん観音岳(2780m)の北にある2840mピーク。
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山腹のトラバースなので、道が細いところもあるし、アップダウンもある。
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その連続なので、いい加減疲れる。
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それだけにコバイケイソウの緑に癒される。
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もうしばらくの辛抱だ。
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9時半頃、青木鉱泉から登ってくる人とすれ違った。
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右手に見える稜線。
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なおもトラバース。
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ただ斜面はだいぶなだらかになってきた気もする。
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かと思えば、崩落箇所の上を行く。
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ロープのある細いトラバース。
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わりと古めの道標。
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こちらは随分略式だ。
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ここからはジグザグに100m以上下っていく。
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文字通りのつづら折りだ。
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黙々と行ったり来たりを繰り返す。
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いったん山側を振り返る。
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写真を撮っている間に2人は随分先まで行ってしまった。
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途中、分岐っぽいところに出た。山腹トラバースの道は通行禁止のようだ。
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「山と高原地図」にはしっかりした実線で書かれているのだが。
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大きな砂防ダムのあるあたりまで下ってきた。
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このあたりで標高は1300m。
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標高差120mの斜面を下り切った。
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南精進ヶ滝から1時間近く歩いて、やっとドンドコ沢の谷底まで下りてきた。
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振り返れば、地表が剥がれ落ちたかのような岩壁。
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右手には本流の砂防ダムが見えた。
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こちらは支流の石積み砂防ダム。
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登る人にとっては、ここからが本格的な登山道だ。
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さっきの支流を渡渉。
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鉄分が多いのか水の色が赤い。
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これまた、やけに早いタテヤマリンドウ。
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やっと平らな道を歩ける。
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振り返ると、木々を透かして、地蔵岳(2764m)、観音岳の稜線が見える。
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谷底に下りてきても、まだまだ下るようだ。
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鳳凰小屋から4時間が経過。10時を過ぎた。
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落ち葉を踏みしめて進む。
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完全に河川敷の中に入った。
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平和通りである。
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韮崎北西小学校の仁科里夏ちゃんが揮毫した小武川第三砂防堰堤を通過。
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岩の隙間から健気に咲くツツジ。
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壁だ。
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作業用道路に入ってきた。
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このあたり広範囲で工事をしているようだ。
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法面工事だ。かなり大規模である。
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それを避けるため、ここから登山道は右岸に迂回する。
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本流の堰堤を渡ることになる。
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巨大なピカチュウだ。
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川を渡ったおかげで、ダムの向こうに観音岳を望むことができた。
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やはりまだ雪が多い。
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景観は損ねてしまうが、崩落防止のためには止むを得まい。
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この工事は何年がかりなのだろう。
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資材を運ぶケーブル。
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警報機。
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さすがに今日は日曜日なので作業はお休みだ。
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再び左岸に戻る。
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再度、観音岳。
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左岸に渡った。
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あとは、ダートだけど車道歩きになる。
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すっかりリラックスムードだ。
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(つづく)
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地蔵岳(6)

【2017年4月30日(日)】地蔵岳
五色滝を見学して、青木鉱泉を目指している。
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次は白糸滝に向けて下っていく。
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この道標、いったい五色滝はどっちなのか。
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小さな谷を横断。
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このあたり、踏み跡が正しいのかどうか慎重に見極めながら進む。
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もう沢が露出しているところもあり、安全なルートを選ばないといけない。
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時折、夏道が見えるとホッとする。
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ただ、トラバースはかなり歩きにくい。
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振り返ると、たいぶ土が見えてきていることがよく分かる。
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巨岩。
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岩壁をトラバース。
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白糸滝の前には五色滝分岐から20数分で着いた。
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かなり古い看板も残っていた。
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滝はここからすぐ見える。
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上の方が白糸滝だろう。
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ほとばしる雪解け水。
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巨大な岩がゴロゴロしている。
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南に見えるのは千頭星山(2139m)か。
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やはり岩の固いところが滝になるようだ。
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だいぶ雪も少なくなったので、ここでアイゼンを外そうということになった。
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私はこの先もしばらく日蔭にはかなり残っていそうな気がしたので、まだ早いかなと思い、チェーンに履き替えるにとどめた。

その後も氷が残っていたり、雪があったりしたので、これで正解だった。
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でも、氷は見えにくく、チェーンも効かないことが多いので細心の注意を払った。
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標高1900m付近でほぼ雪がなくなったので、チェーンを外した。
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あとは、夏道。
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やっとリラックスできる。
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ただ、下りの傾斜がかなりきつい。
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辛抱、辛抱。
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着実に下ってはいるのだから。
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この角柱状の巨岩は上から滑り落ちてきたのだろうか。
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末端につっかえ棒がしてあった。
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下り始めて2時間近く経過。
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小さな沢を渡渉したりする。
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清冽な流れだ。
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崩落で道が寸断されている箇所に出た。
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迂回のためかなり登らなければならない。
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二日酔いの影響で登り返しがかなりきつい。
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尖塔の下でやっと下りになった。
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ここの下りには凍結箇所があった。スリップ注意だ。
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迂回路をクリアして間もなく、鳳凰の滝への分岐に到着。
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鳳凰の滝まで200m5分と書いてあったが、10分近く歩かされた。
また戻るのが面倒だったが、途中、直接青木鉱泉に通じる道が分岐していて助かった。
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段々になっている、それなりの滝が見えてきているのに、O君はどんどん進んでいく。
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これが鳳凰の滝ではないのか。
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その上は雪渓だけど。
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じゃあ、あれのこと?
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いや、この白い岩の奥にも何かありそうだぞ。
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あ、見えた、見えた。
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ずっと死角になって見えなかったが、向かい合って2つの滝が流れ落ちている。
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それが鳳凰の翼のように見えたから、その名が付いたのだろう。
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名前の由来を勝手に想像して、納得した。
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そういえば、この岩は面長な人の横顔のように見えるね。
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朝食をろくに食べていないので、さすがにお腹が空いてきた。
ここで小休止して、非常食のあんパンを1個食べることにした。
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これで青木鉱泉までは持つだろう。
医者のH君が二日酔いには、水をどんどん飲むのがいいとアドバイスしてくれたので、ここまで本当によく飲んできた。
お茶500ccと小屋の水500ccはもうなくなりそうだったので、ここで沢水を1㍑補給した。

10分ほどで出発。
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坂の途中で、間違えてこの枝をつかんでしまい、指に棘が刺さってしまった。
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滝の分岐までは戻らず、ここを右折する。
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もう、雪は完全になくなってしまった。
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左手に見えるのは、昨日巻いた2216mピークかな。
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急な下りはなおも続く。
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標高が下がって、だいぶ暖かくなってきた。
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岩場のへつり。
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小さな沢を通過。
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花崗岩なので、川の水も透き通っている。
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この沢も渡る。
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しめ縄をかけたような岩。
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左手の稜線の岩も花崗岩だ。
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下にも花崗岩がゴロゴロ。
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地形図では、次の南精進ヶ滝までわりと近く書かれていたのに、かなり下らされている。
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もう滝はいいや、くらいな気持ちになってくる。
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コバイケイソウの新芽が出ていた。
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道端に群生している。
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今年は豊作だろうか。
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春の息吹を思い切り感じた。
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花崗岩の小さなケルンを通過。
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それにしても遠いぞ。
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結局、南精進ヶ滝の分岐まで30分もかかった。
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ここには遭難者の慰霊碑があった。
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遭難は11月とのことだが、天候の急変にでも遭ったのだろうか。
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手を合わせて滝へ向かう。
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このあたりも崩落箇所が多い。
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一つ間違うと奈落の底。
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滝まで随分歩かされた。
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しかも岩場まで登らされた。
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滝展望台経由で地蔵岳に行ける道があるようだ。本当かね。
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6分かかって、やっと到着。
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滝は上下に分かれていた。
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(つづく)
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地蔵岳(5)

【2017年4月29日(土)】地蔵岳
地蔵岳(2764m)から下りてきて、13時半に鳳凰小屋のこたつ部屋で祝杯を上げた。
はじめは我々3人だけで飲んでいたが、少しずつ人が増えていった。
最初に来た単独の男性は、東京の人。甲府に前泊して、韮崎発の始発バスで来たとのこと。
本当は東京を朝出て、2番目のバスで来ようと思ったが、踏み抜き情報で時間がかかると思ったので前泊にしたのだとか。登頂は明日にして、そのままピストン下山する予定らしい。
我々より3つ年上で、山を始めてまだ2年だが、去年はテントをかつぎ3泊4日で、三伏峠から塩見、間ノ岳を縦走したという。大した脚力だ。

次に入ってきた熟年夫婦は、なんと秋田から。
百名山をやっているらしく、「まだ60座ほどです」と謙遜していた。
自営で歯型を作っていらっしゃる方で、仕事の都合をつけて、まとまった休みを取り、集中的に百名山を登っているらしい。昨年は北海道を随分回ったのだとか。

間もなく、バイトの女の子が「今ひまなので、ちょっといいですか~」と言って、こたつに入ってきた。
山は好きだけど、小屋のバイトは初めてで、ここまで登ってくるだけで心が折れたと言っていた。
学生さんかと聞くと、もう卒業しており、就職はせず、新宿のバーで働いているという。
出身は上田で、長野の山ばかり登っていたのだとか。うらやましい話だ。
H君は「女の子がつく小屋なんて初めてだ。素晴らしい」と感激していた。

次に登場したのは単独女性。
O君と同じ静岡市内在住&我々と同じ学年ということで、これまた盛り上がった。
同じ年とは言うが、一回りくらい違うではないかというくらい若かった。
翌朝4人で記念撮影をしたが、我々のカメラには残っていない。失敗した。
このあたりからかなり酔いが回ってきたので、記憶があいまいだ。

カップルの2人はつい最近、別の山で出会って意気投合し、今度は韮崎駅で待ち合わせしようということになり、今ここにいるとのこと。
これにはみんなで「お~」と感激した。

みんなで話しているうちに、ドンドコ沢コースを上がってきたパーティーがいるらしいとの情報を得て、私が詳しいことを聞きにいくことになってしまった。
テン泊の人だったというので、テン場まで行き、だれかれ構わず「ドンドコ沢から来ましたか」と聞きまくった。
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ずっと「いいえ」の連続だったが、酔っぱらっていて私の声が大きかったのか、テントからわざわざ顔を出して、「私ドンドコ沢ですけど」と名乗り出てくれた。
聞くと、踏み抜きもそれほどではないし、道にも迷わなかったという。
酔っていなければ、知らない人に聞いて回るような真似はできなかっただろう。

部屋に戻って、その旨報告。
あすは天気がいい予報なので、赤抜沢ノ頭まで登って北岳を拝んでから下山する案もあったが、ドンドコ沢をまっすぐ下ることにした。
車は御座石温泉に置いてあるので、ドンドコ沢の登り口、青木鉱泉から御座石まで1時間余計に歩かないといけないが、下山するだけなら時間はたっぷりあるので、とくに問題ない。
そういうことで明日はドンドコ沢を下ることに決定した。
わたし的には、ピストンが避けられて、ピンクの線を地形図にたくさん引けるので、この上なくありがたい。

夕食は17時半からカレー。みんなで一旦、食堂に移動する。
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カレーは生姜味が効いていたとH君が言っていたが、これまで4時間飲み続けており、味はほとんど記憶にない。
私も半分おかわりしたらしいが、それも記憶にない。
でも具がたっぷり入ったおいしいカレーだったことは間違いない。

食後またこたつに戻り、さっきより大勢の方々(20人くらい?)と歓談したのだが、内容は全部忘れた。
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19時半に消灯となり、電気からランプに変わったことだけは覚えている。
小屋開けのため雪掘りをしたアオト君やオーナーにあれこれ取材していたらしいが、それも翌日H君から聞いた話。
20時半にはお開きになったので、寝床へ。
耳栓をしようとポーチを探したが、見当たらないので、そのまま寝てしまった。
夜中はものすごく寒くて何度も目が覚めた。
下に敷いていた毛布を上にかけ直してもまだ寒かった。
それに目が覚めるたびにひどい頭痛。完全な二日酔いだ。
担ぎ上げた、ウイスキーと焼酎計1㍑を3人で飲み干してしまったのだから、さもありなん。

【行程】2017年4月29日
御座石鉱泉(6:38)~西ノ平(7:27)~旭岳(8:47)~燕頭山(9:26休憩9:37)~鳳凰小屋(11:14昼食11:44)~地蔵岳(12:36撮影12:43)~鳳凰小屋(13:08)
※所要時間:6時間30分(歩行時間:5時間35分)コースタイム:7時間40分
※登った山:3座(うち新規2座:旭岳、燕頭山)
※歩行距離:7.2km

【2017年4月30日(日)】
まだ暗いうちから、パッキングをしている人々の音がする。
それがかなり長い。
早出するなら、前夜のうちにある程度やっておいて、仕上げは1階に下りてからしてほしいものだ。
それにしても頭が痛い。
夜中何度も目が覚めながら、その都度、眠りに落ちたが、4:40にとうとう眠れなくなってしまった。
便意を催していたので、外のトイレへ。
20分近く粘って大量に出た。二日酔いのわりにはゆるくなかった。
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部屋に戻って布団の中に潜り込んだが、間もなくほとんどの人が動き出した。
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やむなく我々も起きてパッキングを始める。
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激しく気持ち悪いので、お茶をぐびぐび飲んだ。

5時半に朝食のため1階の食堂に下りたが、全く手が付けられない。
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ご飯とおかずを3口ずつ食べてギブアップ。
おかずはO君に進呈した。
向かいに座った人が「二日酔い大丈夫ですか?」と声をかけてくれた。
昨夜の酔っぱらった私の醜態を見ていたのだろう。
「だめです。ひどいです」と答えるのが精いっぱいだった。

ただ吐き気はそれほどでもなく、歩くにはとくに問題なさそうだ。
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わりと早く準備ができたので、ドンドコ沢コースの入口を確認しておく。
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道標はあるのだが、そちらの方向は雪捨て場になっており、昨日上がってきたという方々の足跡がない。
小屋のスタッフに聞いてみたら、「あの木の間が登山道なんですが、足跡がないですね。どこから入ってきたんだろう」と彼も首をひねっている。
「登山道にペンキとかはあるんですよね」
「ええ。夏道なら迷うことはないんですが。この先いったん沢に出て、また樹林帯に入りますので」
という情報を得て、とにかくその木の間を行くことにする。

OH砲の準備も整い、ちょうど6時に出発。
いい天気になった。
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「こっちだそうだよ」と言って、最初だけ私が先導。
するとトイレの先に、踏み跡を見つけた。
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ラッキー。あとは、これをたどって行けばいい。
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道も間違いない。
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まだ朝方なので、雪も固く締まっており、歩きやすい。
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でも、昨日歩いた人の足跡はかなり深いのもあり、それなりに踏み抜きはあったようだ。
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結果論だが、ドンドコ沢を行きではなく帰りに使ったのは正解だった。
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小屋番の人が言った通り、一旦、沢に出た。
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この下は水が流れているのだろう。
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歩きやすいので、このままずっと下まで下っていきたいほどだ。
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背後は赤抜沢ノ頭かな。
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谷にはこんな大きな岩も転がっている。
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お、オベリスクも見えた。
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今日登る人は吹雪に遭わないで済むだろう。
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これはミニオベリスク?
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正面に霞んでいるのは、もしかして富士山?
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20分弱で沢道は終了。
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再び樹林帯に入る。
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途中で暑くなり、ダウンを脱いだ。
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とりあえず目指すは五色滝。
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早くも、ところどころ、土が見えてきた。
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昨日の踏み抜きも目立つ。
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かなり傾斜がきついところがあり、下るのも結構難儀だ。
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出発してから40分ほどで五色滝の分岐に着いた。
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ときどき、昨日の足跡が道を間違えていて、こちらもそれにつられて誤った方向に行ってしまったりしたが、その都度、3人で回りを見渡し、赤いペンキを探しながら軌道修正して、何とかたどり着いた。
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五色滝までは分岐から2分ほど。
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とくに五色には見えないが、なかなかの迫力だった。
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下には氷柱が出来上がっていた。
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残雪も面白い。
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ゆっくり眺めを堪能して、出発した。
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(つづく)
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地蔵岳(4)

【2017年4月29日(土)】地蔵岳
鳳凰小屋の前でお昼を食べて、11:45頃、地蔵岳(2764m)山頂に向けて出発。
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お酒など、余計な荷物は小屋に置かせてもらったので、ほぼ空身だ。
オーナーさんに「だいたい1時間だよ。いってらっしゃい」と見送ってもらった。

山頂への道は水場の前を通っていく。
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雪解け水なので、かなり冷たそうだ。
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奥に見えるあの建物はハイシーズンに使用するのかもしれない。
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この先はもう完全な雪道。
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しばらくは樹林帯の中を行く。
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かなり雪が深い。
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O君は体が冷えてしまったと言ってダウンを着込んでいたが、すぐに暑くなり、やはり脱いでしまった。
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急登が続く。
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間もなく、木々の隙間から激しい岩壁が見えてきた。
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あそこでクライミングする人はいるのだろうか。
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地蔵岳から東に延びる稜線。
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再び樹林帯へ。
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真ん中に氷の尾根がある木橋を渡る。
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1時間とは言え、なかなか歯ごたえがある。
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美しい森を抜けて、ぐいぐい高度を稼いでいく。小屋からの標高差は370mほど。
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まだ陽射しがあるが、天気は持ってくれるかな。
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左手に観音岳(2841m)への稜線も見えてきた。
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しかし、観音岳の向こうに大きな雲が。
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とにかく、いよいよ最後の直登にかかる。
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植生はダケカンバに変わった。
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やっと、オベリスクが出現。
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樹林帯を抜けると、大雪渓のような急斜面が目の前に展開した。
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頂上は眼の前のように見えるが、あと20分はかかるだろう。
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最終的には25分もかかってしまったけど。
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左手は観音岳。
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陽射しを遮るものがないので、雪がまぶしくて、雪目になりそうになった。
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それにしてもきついぞ。
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かなり息が上がる。何度も立ち止まって観音岳を眺めた。
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振り返ると、まだそれほど登っていないことが分かる。
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オベリスクはすぐそこにあるのに。
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ピークはさっき通過した燕頭山(2105m)。
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当然、あの上にまで登る気はさらさらない。というか登れない。
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途中でO君が落としたタオルを拾って、頑張って追いつき渡した。
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花崗岩。
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この雪の下は、花崗岩が風化した真砂土の斜面だ。
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雪とどっちが登りやすかっただろう。
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背後に奥秩父の稜線が霞む。
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時折、強い風が吹き抜けていく。
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あやや、正面から不穏な雲が湧いてきたぞ。
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大丈夫だろうか。
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オベリスクの背後も白くなってしまった。
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そして完全に日が隠れてしまった。
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頂上付近は多少、真砂土が露出している。
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もう一度、振り返り。
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地蔵岳の東稜。
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オベリスクの下に連なる岩の波。
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先端の形が面白い。
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観音岳山頂を仰ぐ。
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ようやくオベリスクの真横まで来た。
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さあ、もうひと踏ん張り。
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正面は赤抜沢ノ頭方面。
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振り返ってみると、それほど急な坂には見えないが、かなりきつかった。
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というわけで、やっと頂上扱いの鞍部にたどり着いた。
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小屋から50分ちょっと。
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コースタイムは1時間20分だからかなり速い。
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あまり記憶になかったが、ここ賽の河原の手前に立派な山名板があったので記念撮影。
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天気は何とか間に合って、正面に甲斐駒(2967m)を望むことができた。
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左はアサヨ峰(2799m)。
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石仏が並ぶ懐かしい賽の河原。
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ここに来るのは、5年ぶりである。
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その間に随分新しい石仏も立っていた。
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よく見ると、オベリスクに登ろうとしている人々の姿が見えた。
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しかし、着いた途端、猛烈に強い風が吹き始め、雪が舞い始めた。
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ヤマテンの予報が的中。
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すぐにダウンを着て、早々に下山を開始した。
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霞み始めた観音岳。
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下りは文字通り滑るように下った。
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折角階段状になっていたトレースを3人でどんどん破壊しながらになるが、仕方ない。
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後半は登りの人とすれ違ったのでルートを変えたが、踏み抜きはなかったので、最初から別ラインを下ればよかった。
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後から来る人には申し訳ないことをした。
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とにかく小屋へと急ぐ。
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さっき渡った木橋。滑らないよう慎重に渡る。
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下りはわずか25分しか、かからなかった。
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ここまで来たら、また陽がさし始めた。
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小屋に着くと、土間の食堂に案内されたので、そこでアイゼンとスパッツをはずす。
アイゼンを屋根の上に干してから、荷物を置きに寝床へ。
バイトの女の子が案内してくれたのは、2階の上段角。
ちゃんと1人分の布団は確保できそうだ。
でも今日は予約がかなり多く入ったので、今空いているスペースにも客が入るかもとのこと。
最終的にはほぼ満室になったかもしれない。

H君からウエットシートをもらい、布団の上で体をふきふき。
局部もしっかり拭いたら、とてもスースーした。
今回はあえて着替えは持ってこなかった。
この時期あまり汗をかかないし、かいてもすぐ引いてしまうからだが、思った通りとくに問題なかった。

「1階にこたつがありますから~」と言われていたので、作業が終わったら、お湯とウイスキーを持って下に下りた。
空になったペットボトル2本に水場の冷たい水を入れて持ち込み、準備万端。
こたつ部屋は寒いが、こたつの中は暖かい。
なんと、中に炭が入っている。
「やけどしますので、足は四隅に置いてください」とのことだった。
正しくは「4辺」だろうけど。

早速、缶ビール(600円)を3本注文。
無事登頂を祝って乾杯した。
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(つづく)
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地蔵岳(3)

【2017年4月29日(土)】地蔵岳
燕頭山(2105m)を通過して地蔵岳(2764m)を目指している。
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頂上台地の北側をトラバース。
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すると、いきなり右手が開け、観音岳(2840m)が目に飛び込んできた。
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その右には地蔵岳。
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オベリスクを初めて拝むことができた。
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残雪があると、やはり風格が増す。
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さらにその右奥に甲斐駒(2967m)が姿を現した。
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摩利支天を従えた甲斐駒の威容には目を見張るばかり。
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H君も「かっこいい」を連発していた。
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私もバシャバシャ、シャッターを切ってしまう。
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今日は本当に最高の天気に恵まれた。
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鼻の穴を膨らませて、雪のトラバースを再開。
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10分ほどで巻き終えて尾根に出た。左手は崩落している。
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鞍部を木道で渡る。「アイゼンが食い込む~」とH君が喜んでいた。
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左は千頭星山(2139m)。
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右は離山(2307m)方面。
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八ヶ岳もまる見えだ。
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この先は2216mピークに向けて、緩やかな登り。
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谷にはしっかり雪が残っている。
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崩れかけた場所には木の階段が設けられていた。
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残雪と土、かわりばんこだ。
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このあたりで標高は約2100m。
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なんと階段も崩れかけていた。
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あれが2216mピークかな。
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再び、北斜面をトラバース。
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かなり雪が多くなってきた。
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しかし、開けたら眺めは抜群。
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地蔵岳の岩肌もよく見える。
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尾根に戻ると、雪はまた少なくなる。
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樹林帯の中を黙々と登っていく。
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岩が露出するようになってきた。
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こういう標識には距離か時間を書いてほしいなあ。
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雪道は踏み抜かないよう、踏み跡をちゃんとたどって歩く。
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大岩の横を通過。
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まだ、このあたりは雪のないところも結構ある。
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丸太の橋のあるあたりはすっかり解けていた。
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コケも雪が解けて、うれしそう。
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ここから尾根を外れて、再び北斜面のトラバースに入る。
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古い道標。
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間もなく、地蔵岳が見えてきた。
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今日は午後から大気の状態が不安定になるとの予報。
稜線では風が強くなり、雪が舞うところもあるという。雷にも要注意だ。
そんな心配は全然ないのではないかと思っていたら、地蔵岳の背後に不穏な雲が発生してきた。
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なんとか持ちこたえてほしい、とサルオガセに祈る。
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やはり北斜面は雪がかなり残っている。
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2216mピークを巻き終わり、2200mを超えると完全な雪道になった。
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次の2401mピークは2350m付近まで尾根を登り、その先を巻くように地形図には書いてあるが、ほぼ最初から巻き始めた。
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でも、これがかなりの勾配。
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急斜面のトラバースもあり、O君はここでピッケルを取り出した。
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積雪は1mくらいある。
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道標がこんなに埋まっているくらいだ。
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しかし、しっかり踏み固められており、ほとんど踏み抜かずに歩くことができた。
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なおも樹林帯は続く。
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さすがに下ってくる人がいないので、脇に避けなくて済むのがありがたい。
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夏道より1mくらい高いところを歩いていることがよく分かる。
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それにしても、H君はせっかく北海道から内地に来たのに、また雪道を歩かされて、ちょっと気の毒。
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でも、私も残雪期に2800m級の山に登るのは初めてだ。
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オベリスクがだんだん近づいてきた。
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その左は、赤抜沢ノ頭。
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これこそ峨々たる山容というのだろう。
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この角度から見ると、オベリスクはカニのはさみのようだ。
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実にかっこいい。
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それにしてもトレースが付いているので助かる。
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45分かけて標高差150mの巻きは終了。
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今度は南側の緩斜面をリラックスして歩く。さすがに雪道のトラバースは緊張していたから。
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こちら側からは観音岳がよく見える。
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その頂上付近。
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南斜面は陽が当たるので暖かい。
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あの雲はそれほど不穏さを感じないけど、本当に天気は下り坂なのか。
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標高2300mを超えると、さすがに南斜面にも雪が大量に残っている。
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巻き終えてから15分ほどで鳳凰小屋が見えてきた。
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わりと大きな小屋だ。
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この黒い小屋はトイレ。
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11:14、小屋に到着。登山口から4時間40分かからなかった。
コースタイムは5時間半なので、かなり成績がいい。そう言えば、あまり休まなかったし。
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オーナーさんが外に出ていて、元気に迎えてくれた。
「トイレはあそこ。手続きはあとでいいから、まず休憩して」と案内されたのは、雪から掘り起こされたベンチ。
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お言葉に甘えて、そこに陣取り、とりあえずお昼にすることにした。
雪の壁が風を防いでくれるので、陽が当たっていると暖かいが、日が陰ると寒い。
早々にダウンを着込んだ。

お昼はカップ麺とおにぎり1個。
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H君はパン2個、O君はおにぎりだった。
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私だけカップ麺なので、ちょっと2人を待たせてしまった。
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天気もまだいいし、時間も早いので、当然頂上へ登ることにする。
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その前にチェックイン。
明日のお昼のお弁当(1000円)含め9000円だったが、「明日は下るだけなので、お昼は下界で食べられるんじゃない?」とH君。
確かにそうなので1泊2食(8000円)にした。
鳳凰小屋オリジナルのバッジが3種類あり、H君は全部お買い上げ。
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しめて2200円。彼は上客だ。

ちなみに、ここが水場です。
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(つづく)
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地蔵岳(2)

【2017年4月29日(土)】地蔵岳
西ノ平を過ぎて、急登中。
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これはユリ・ゲラーの仕業か。
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それにしても、かなり厳しい坂だ。
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でも、前方に先行者を捉えた。
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ぐいぐい登って、差を詰めていく。
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道は小刻みなつづら折りだ。
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時折、展望が開けて、八ヶ岳を望むことができた。右の尖塔は赤岳(2899m)。
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眼下には韮崎の北に展開する七里岩(段丘崖)。
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先行者を抜かし、えぐれた道を進む。
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標高1730m付近で初めて雪を発見。
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徐々に増えてくる。
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でも、まだアイゼンを装着するには早い。
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道標を通過。
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「立身山五竜不動尊」の石碑。ここも信仰の山のようだ。
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束の間の緩斜面。
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「旭」と読める。右下の標柱「八合」は燕頭山(2105m)の8合目ということだろう。
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この先で、左手が開けた。
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崩落地形だ。
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かなり崩れている。
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急登はなおも続く。
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崩落箇所も連続している。
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これは落ちたらヤバい。
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御所山(左、1892m)から千頭星山(右、2139m)にかけての稜線。
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甲府盆地は霞んでいる。
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日蔭はかなり雪が残っている。
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そして、またまた崩落箇所。
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どんどん崩れていく感じだ。
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亀裂が無数に走っている。
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左手はドンドコ沢の谷。
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快晴だ。
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1850mを過ぎると、雪がかなり多くなってきた。
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でも、締まっているので、踏み抜くことはない。
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標高1870m付近の斜面に祠があった。
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標柱に「旭嶽」「頂上」とある。
改めて「山と高原地図」を見ると、現在地に「旭岳」と記されている。

ただの坂の途中で、ピークでも何でもないが、「登った山」に認定する。
これはH君も認めてくれた。
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さっきの「八合」はどうやら旭岳の8合目だったようだ。
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猿田彦大神の石碑は昭和7年の建立だった。
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ここは左手が若干開けており
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正面に燕頭山の頂上が望めた。
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旭岳は写真を撮っただけで通過。
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再び、崩落箇所のへりを伝っていく。
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一体、こういう所がいくつあるのだろうか。
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刻々と崩落が進んでいることがうかがえる。
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この道もあと何年持つことやら。
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右手の谷にとうとう雪渓が現れた。
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かなり深そうだ。
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登山道にはまだそれほどない。
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この調子で燕頭山まで行きたいものだ。
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しかし、なかなかそうもいかない。
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ついに登山道が雪渓と合流してしまった。
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それでも雪は締まっているので、しばらくアイゼンなしで頑張る。
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しかし、ここまで来るともう限界か。
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標高1970m付近で、一面残雪となったので、アイゼンをすることにした。
DSC_2180_201706160850302df.jpg
踏み跡以外は踏み抜いてしまうので、人を通るスペースは空けておかないといけない。
脇によけて、雪に埋まりながら、装着した。

この間にさっき抜かした外人のような顔をした男2人組に再び先行された。
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準備ができたので出発。
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谷はもう完全に雪だ。
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4月にこれだけ残雪がある山を歩くのは初めてである。
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緊張もするが、それなりに楽しい。
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さすがにアイゼンを付けていると足元が安定する。
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とくに急坂で威力を発揮した。
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再び、八ヶ岳。あちらはあまり雪がないように見える。
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霞む蓼科山(2531m)。
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八ヶ岳の広大な裾野。
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全体像。
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八ヶ岳は初心者と2週間後に登ることになっているので、早く雪が解けてほしい。
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しばらく行くと、さっき先行された2人組のうち、自称「ど素人」の男性を抜かす。
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もう1人は、雪道をアイゼンなしで登っているど素人の相棒が遅れているのにおかまいなく、どんどん登っていく。
ああいう姿勢でいいのだろうか。
まあ、燕頭山の頂上で待っているつもりなのだろうけど。

いよいよ頂上が近づいてきた。
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木々を透かして見えている雪にまみれた山は、目指す地蔵岳(2764m)だろうか。
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どうやら頂上台地にのったようだ。
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ベンチで先行者が休んでいる。
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9:26、燕頭山に登頂。
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コースタイム3時間半のところ、2時間50分で登り切ってしまった。
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休んでいたのは若者のグループで、2人組だと思っていた人たちは、このグループの一部だった。
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このあたり、かなりハルオガセが繁茂している。
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とろろ昆布のようだ。
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残念ながら展望は今ひとつ。
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我々もしばし休憩。倒木に腰掛けてグラノーラを少し食べた。

若者たちに写真を撮ってもらって、出発。
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休憩は10分ほどだった。
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頂上台地にはあまり雪がない。
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谷にも雪渓がなかった。
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しばらくなだらかな道だ。
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なかなか、よい雰囲気。
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なんと木々の隙間から、甲斐駒(2967m)の雄姿が見えた。
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(つづく)
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地蔵岳(1)

【2017年4月29日(土)】地蔵岳
高校の同級生H君が4月末に学会出張で内地に来るとのことだったので、2月上旬にこの日の予定は決めていた。
御座石鉱泉から鳳凰三山の地蔵岳(2764m)に登り、鳳凰小屋に宿泊。翌日は青木鉱泉に下るというプランだ。
早々に鳳凰小屋に予約の電話を入れると、例年、4月末で小屋周辺には1mくらいの積雪があるという。
予想以上だが、それもまたよし。

当初はレンタカーを借りて現地まで行き、車を2台デポして、周回コースをとるつもりだったが、直近になってから小屋のブログを見ると、ドンドコ沢コースの雪の踏み抜きがひどいらしい。
O君からの助言もあり、尾根コースのピストンに決め、電車で行くことにした。
車はO君の1台のみだ。

前日の金曜日(28日)は登山靴にザックを背負って出勤。
東京駅のコインロッカーにザックを預けて、出社した。
18時すぎに退社。ザックを回収して、東京駅18:30前発の中央線快速に乗車。
新宿には18:46に到着した。
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ホームであずさの写真を撮っていたら、松本のNさんから電話がかかってきた。
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私の札幌転勤を知り、5月15日の送別会にわざわざ来てくれるそうだ。光栄な話だ。

売店で缶ビールと缶チューハイを1本ずつ買って、19時ちょうどのあずさ31号に乗り込む。
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アナウンスによれば、今日は指定席が満席だそうだ。やはりGW前夜だけに混み合っている。
となりの席はしばらく空いていたが、外国人の大柄な女性が八王子から乗ってきた。
でも、次の大月で下りたので、ほとんど1人のようなものだった。

4分ほどの遅れで、20:50に韮崎に到着。
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ここは南アルプスの玄関口の一つだ。
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サッカーの盛んな土地でもある。
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暗闇の中、徒歩で清水屋旅館へ。
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10分ほどで着いた。
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OH砲の2人は先に着いて、すでに夕食を済ませており、部屋でテレビを見ながら、焼酎を飲んでいた。
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去年、瑞牆山に登った後に泊まった時と同じ部屋だった。
すぐに風呂に行ったが、脱衣所の鍵がかかっている。
女性が入っていると鍵がかかっていることがあるとのことだったので、バッドタイミングと思ったが、人の気配がしたので、一応「これからですか? 出るところですか?」とドア越しに聞いてみたが、返事がない。
やむなく、しばらく時間を空けることにして、部屋に戻り、お笑い(ドッキリ)を見ていた。
アキラ100%という芸人を初めてみた。おかしかった。

10時前に再挑戦で風呂に行くと、まだ鍵が閉まっている。
「え~」と思ったら、中から鍵が開き、おじさんが顔を出した。
中に入ると、そのおじさんは「風呂にまだ人がいるよ」というような顔をして、出て行った。
「そんなのは分かるよ」と思いつつ入浴。
中にいる2人は3つあるカランの両端で、立って体を洗っている。
そんなふうにされたら、間に入りにくいじゃないかと思いつつ、しばし湯舟で待機。
すると、一人が出て行ったので、やっとカランで髪を洗うことができた。
どうも様子がおかしいと思ったら、彼らは中国人だった。
だから、男のくせに鍵を掛けたり、立って体を洗ったりしていたのだろう。
部屋に戻って、ニュースなどを見ながら、11時には就寝した。

朝5時に起床。カーテンを開けると、真っ青な空。
今日登る地蔵岳のオベリスクもくっきりと見えた。
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さくさくとパッキング。
6時出発の予定だったが、早く準備が整ったので、5時半に出発。
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朝食用に用意してもらった弁当は車内で食べた。
小さいおにぎりだったが、3つもあったので、結構お腹いっぱいになった。
魚肉ソーセージは行動食にすることにした。

宿から1時間弱、6時半前に御座石鉱泉に到着。
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駐車場にはすでに10台ほどの車が停まっていた。
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ここは無料の市営駐車場だ。
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40台ほど停められるらしい。
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バスは今日から運行が始まるようだ。
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正面に見えるのが、燕頭山(2105m)。
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登山口周辺には、黄色いスイセンが一面に咲き乱れていた。
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実は、この温泉、あまり評判がよくないので、下山後の入浴は青木鉱泉の予定。
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身支度をして、ストレッチ。
トイレがあったので、まだ早いかなと思ったけど、2本ほどひねり出すことができた。
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朝日をいっぱいに浴びて6:38に出発。
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御座石鉱泉の裏を登っていく。
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いきなりの急坂だ。
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鳳凰小屋までは5時間半の行程。コースタイムは「山と高原地図」も同じだ。
DSC_2085_20170615232804ce7.jpg

スイセンのお見送りを受ける。
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ツツジさん、おはようございます。
DSC_2087_2017061523280753a.jpg

山麓は新緑の季節。上はまだ雪らしいが。
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斜面にはまだ下草も生えていない。
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つづら折りの道を行く。
DSC_2091_20170615232741dfe.jpg

束の間の緩斜面。
DSC_2092_201706152327438cc.jpg

左手(南)に見えるのは御所山(1892m)かな。
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道はトラバース気味に続く。
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足元にはタチツボスミレ。
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崩落箇所のすぐ上を行く。
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歩き始めて20分ほどで130mほど登り、稜線にのった。
DSC_2097_20170615232710462.jpg

小さな鞍部を左折する。ここで標高は約1200m。
DSC_2098_20170615232711c1b.jpg

左手に再び御所山。
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さらにぐいぐい登る。
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右手には八ヶ岳が見えた。
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この先しばらく緩斜面。
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ドーム状の山は、北に位置する1307mピーク。
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地べたに道標。
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案内板も枠だけ。
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突然、巨大な擁壁が現れた。
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南アルプスは今も隆起を続けており、大規模な崩落があちこちで発生しているのだ。
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ロープの柵が倒れていた。
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崩落しているだけに、展望が開けた。
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おかげで、櫛形山(2052m)も望むことができた。
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擁壁のすぐ脇に設けられた道を進む。
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ここから再び、なだらかになる。
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まさに平和通り。
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巨木の横を行く。
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再び燕頭山も見えてきた。
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最初の小ピークで休んでいた中高年のグループを抜かして、林道の終点、西ノ平に到着。
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ここまでコースタイム1時間のところ50分。まずまずのペースだ。
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林道終点には、鳳凰小屋のスタッフのものと思われる車が停めてあった。
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林道終点を導線に従って横断。
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標高は1320m
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ここからまた急登となる。
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ザックには800ccのお湯と、ペットボトル2本、ウイスキー500ccが入っているが、それほど重く感じない。
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燕頭山への急坂は標高差約800mもある。
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ガシガシ登って、2,3組のグループを抜かした。
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コバイケイソウの新芽を発見。
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天気は最高だ。
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でも、昼過ぎからは雪の予報。ちょっと信じられない。
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(つづく)
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竜ヶ岳(下)

【2017年4月23日(日)】竜ヶ岳
竜ヶ岳(1485m)の頂上でお昼を食べながら晴れるのを待った。
でも、やはり富士山は見えないので30分ほどで出発。往路とは逆方向に下る。
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御岳山塊もガスで霞んでいる。
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西湖もかろうじて見える状態。
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金峰山や国師ヶ岳などの奥秩父の山々も雲の中だ。
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東の登山道からも結構登ってくる。
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しばらくは前回歩いた道だ。
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本栖湖が相変わらず青い。
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ああっ! 富士山がほんの一部だけ顔を出した。
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あの雲、早くどっかに飛んで行ってくれないか。
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でも、時間がかかりそうなので、とりあえず進む。
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眼下は青木ヶ原の樹海。
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中央の突起は王岳(1623m)、右端は鬼ヶ岳(1738m)。
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本栖湖の向こうは三方分山(1422m)。
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本栖湖の湖岸道路がよく見える。
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10分ほどで湖畔への道と石仏ルートとの分岐に到着。
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まずは頂上を振り返る。
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お、またまた富士山が。
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雲よ、早く消えろ~!
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しばらく待ってみた。
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しかし、結局はまた雲の中。
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もうちょっと粘ってみよう。
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北の空に浮かぶシーラカンスのような雲を撮ったりしながら。
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大室山(1468m)にも注目。
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ほら、また出てきた、出てきた。
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いい感じだぞ~
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しかし、これが限界か。
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8分ほど待ったが、状況はあまり変わらないので、断念して湖畔へ下る。この先は初めて歩く道だ。
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眼下に本栖湖レストハウスあたりの湖岸が確認できた。
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道はつづら折れになって続いている。
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苔むした樹木に小さなサルノコシカケも。
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たまには娘に前を歩いてもらう。
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真っ白なキノコ天国。
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曇ったかと思ったら
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すぐに晴れた。
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途中、ベンチがあったので小休止。
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突然、娘に北朝鮮のことを聞かれたので、太平洋戦争終戦まで遡って説明してあげた。
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周遊道路との分岐を通過。
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ミズナラの巨木。
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これがそう。
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最後は木の階段を下る。
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これで登山道はおしまい。
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竜ヶ岳一体は「本栖の森」だった。
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ここから車道歩きなのだが、早速ランナーが走り去って行った。
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ここは富士五湖ウルトラマラソンの85km地点なので、もう終盤のはずなのに、かなり速いペースで走っていた。
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この裏を見て、本日のレースの名称を知ったわけ。
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ランナーたちは次から次へとやってくる。
私たちはなるべく湖岸側を歩きたいのだが、ランナーが湖岸側を走っているので、そうもいかない。
やむなく山側を行く。

しばらく歩いていると、かなり強めに催してきた。
さすがに下界に下りてくると適地がない。
駐車場まで間に合いそうもないので、湖畔に下りることにした。
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ひゃ~めちゃめちゃきれいじゃん。
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こんな美しいところで野○ソとは。
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しかし、山側からは死角だが、湖側からは丸見え。
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釣り人からは見られてしまう。
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こうなったら奥の手。しゃがんでカメラを構える作戦。
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これなら○んこをしているようには見えないだろう。
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娘には、ちょっと離れたところで待っていてもらった。
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こういう時に、批判がましい目をしないのがうちの娘のいいところだ。
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道路に戻ると、この状態。
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最初に見た人たちより、かなり疲れているように見えた。

ここまで来れば、車を置いた駐車場はすぐそこだ。
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端足峠への登山口も通過。
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残るは直線300m。
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給水場のトイレにはこんなポスターが貼ってあった。
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ここで私どもの登山は終了。4時間ちょっとの山行だった。
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車で温泉に向かうべく、湖畔を走っていると、なんと富士山がまる見えではないか。
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竜ヶ岳の雲もすっかり消えていた。
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まさに「登山あるある」の巻だ。
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湖水はどこまでも青い。
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この姿を山頂から娘に見せてあげたかったぞよ。
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大室山もいつか登ってみたい。
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今日の温泉は、東海林湖畔にある山田屋ホテルの上九温泉・日乃出の湯。
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富士山とサクラとランナーを撮影してからホテルの中へ。
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ここには2011年11月、毛無山に登った時に入ったことがある。
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わりといいお風呂だ。
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実は露天風呂がユニーク。
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1階なのに柵が低く、普通に立つと外から丸見えだ。女湯も同じだそうで、娘も驚いていた。
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中から、こんな写真も撮れてしまう。
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でも、いい湯だった。ロビーで娘が上がってくるのを待って、二人で湖畔に出てみた。
ツツジもきれいに咲いている。
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サクラはまだ八分咲きといったところ。
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4月の富士山は残雪が多くて、富士山らしい。
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このサクラは随分密集して花を付けている。
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大室山を前に抱えた「子抱き富士」。これが精進湖からの富士山の特徴。
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噴煙を上げているような雲だ。
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しつこくてすいません。
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これは娘が撮ってくれました。
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サクラとツツジのコラボ。
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そんな感じで精進湖も楽しみ、帰途についたのだが、マラソンによる交通規制の影響で国道139号は大渋滞。
しばらく我慢したのだが、どうも進まないので、風穴前まで引き返し、西湖の北岸を経由して、河口湖ICに向かう。こちらはスムースだった。最初から迂回すればよかった。
河口湖は南岸を通り、富士河口湖町役場前からは、真正面に富士山の姿を捉えることができた。
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中央道も最初は流れていたのだが、やはり上野原より先は渋滞の模様。
そのまま行くかどうか迷ったが、とりあえず談合坂SAに立ち寄って
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ソフトクリーム休憩をとった。
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これがそもそも間違いの始まりだった。
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食べ終わって、SAから出ようとしたら、駐車場からすでに詰まっている。
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前の車が別の駐車場ルートから出ようと、路面の矢印を無視して強引に逆方向に行ったので、おらも真似をしてしまった。
これが最大のミス。
もとの道なら、車の列は1列だったのに、駐車場はいくつもレーンがあるから、そこから次々に出てくる車の合流に時間がかかって、全く(本当に全く)進まない。
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原因は事故のようだったが、本線がこの渋滞。
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結局、駐車場から出るため200m進むのに1時間もかかってしまった。
娘はこういう時でも、絶対いら立ったり、八つ当たりをしたりしない。
やはり私に似たのだろうか。ちょっと申し訳なくなってしまった。

本線に合流しても渋滞には変わりない。
ノロノロ、ノロノロでいつになったら帰宅できることやら。
さすがに根負けして上野原ICで下りてしまった。
こういう時は下の道(国道20号)も渋滞しているに違いないので、県道33号を遡り、甲武トンネルで檜原、五日市に出る作戦にした。

もう真っ暗で道はあまりよく分からなかったが、勘だ。
途中、妻に「晩御飯よろしく」とラインしておいてと娘に頼んだら、「車がないから買い物に行っていない。ろくなものができないので食べてきてもいいよ」との返信。
私どもが彼女の車を借りているのだ。
まあ、そう言うということは「食べてこい」ということなので、五日市のファミレスに入った。

さすがに私も疲れ気味。
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放心しているところを撮られてしまった。
何を食べたかは忘れてしまったが、帰宅できたのは21時を過ぎていたような気がする。
精進湖のホテルから6時間半もかかってしまった。
でも、娘と一緒に過ごせる時間が長くなったのだから、よしとしよう。

【行程】2017年4月23日
湖畔駐車場(8:48)~端足峠入口(8:52)~分岐(9:02)~端足峠(9:46)~鞍部(9:53休憩10:06)~竜ヶ岳(10:38昼食・撮影11:08)~分岐(11:17撮影11:25)~中腹(11:49休憩11:53)~湖畔登山口(12:16)~湖畔(12:29撮影等12:35)~駐車場(13:00)
※所要時間:4時間12分(歩行時間:3時間12分)コースタイム:4時間50分
※登った山:1座(新規なし)
※歩行距離:7.5km

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竜ヶ岳(上)

【2017年4月23日(日)】竜ヶ岳
娘と1年ぶりのデート登山。4年前におつ山さんと一度登ったことがあるが、大きな富士山を娘に見せてあげたかったので、本栖湖の南にそびえる竜ヶ岳(1485m)に行くことにした。
無論、前回とは違うコースを歩く。

朝6時半に妻の車を借りて出発。
今日は予報通りよく晴れている。
でも、圏央道に乗っても、見えるはずの富士山が見えない。不安がよぎる。
小仏トンネルを抜けると朝霧。
これは晴れの前兆のようなものだから気にならなかったが、大月を過ぎて見た富士山はなんと厚い雲の中。
ガーン。こんなことってあるのか。
これじゃあ、竜ヶ岳に登る意味がないので、行き先を変更しようかと思ったが、とりあえず行ってみることにした。
すると、精進湖を過ぎたあたりで、目の前に真っ白な残雪を乗せた富士山が姿を現したではないか。
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これには2人で歓喜の声を挙げた。

8時半前に、中之倉トンネル手前の駐車場に車を停めて、予習。
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そこには絶景が広がっていた。
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雲の帯をまとった富士山。
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これが本日登る竜ヶ岳だ。
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コブシも満開だった。
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ちなみに富士山の左下に見えるのは、寄生火山の大室山(1468m)。
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湖面には釣り船がぽつんぽつんと浮かんでいた。
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富士山の左のとんがりは白山岳(3756m)。右が最高峰の剣ヶ峰(3776m)。
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サクラともコラボしてみた。
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さすがに、テンションが上がった。
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頂上からの眺めが楽しみだ。

車に戻って、本栖キャンプ場近くの駐車場に向かう。
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ここで給水場の設営が行われていた。
なんと、今日は第27回チャレンジ富士五湖ウルトラマラソンの開催日であった。
ランナーたちは山の上までは登って来ないだろうが、帰りの車道歩きの際はぶつかるかもしれない。ちょっと面倒だ。

それはともかく、念入りにストレッチをして、9時前に出発。
ここからすぐに始まる登山道で行ってもよかったのだが、入口がわかりにくかったし、少し遠回りなので、端足峠入口から登ることにして、まずは車道歩き。
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登山口には5分かからずに着いた。
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最初は幅の広い道を行く。
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本栖湖畔歩道というわりには湖畔を歩かない道があって、それが左に分岐していた。
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「山と高原地図」のコースタイムは頂上まで2時間25分だが、道標には2時間とあった。
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間もなく、こんな貼り紙が巻き付けてある木が現れた。
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確かに、踏み跡がはっきりしないところがあり、テープが頼りだった。
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10分で駐車場からの道と合流。
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ここからが本格的な登りになる。
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しかも、かなりの急登。
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間もなく、背後に本栖湖が見えてきた。
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右手には雨ヶ岳(1772m)。
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左手は竜ヶ岳。
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それにしても本栖湖の青はまぶしいほどだ。
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このあたりはまだ新緑には早いみたい。
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なんとなく峠が見えてきた。
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歩き始めて、ほぼ1時間で端足峠(1265m)に到着。
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娘の足に合わせてゆっくり登ってきたつもりだが、コースタイムより25分も早かった。
やはり「山と高原地図」は甘々だ。

ここからも若干の眺望が得られた。
南東方向には竜ヶ岳から南に延びる稜線。北ノ平ノ頭(1206m)あたり。
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その右には朝霧高原。
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広大な牧場が広がっている。
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雨ヶ岳方面は雲が流れていた。
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ここでひと休みしたいところだったが、少し先の鞍部にベンチがあった記憶があるので、そこまで進むことにした。
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鞍部まで思ったより距離がある。
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正面に竜ヶ岳。
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結局、記憶違いだったのか、ベンチはなかったので、鞍部のすぐ先の道端、コケの上に腰を下ろして休憩。
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二人で熱いカフェオレを飲む。
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ここからは南アルプスを正面に望むことができた。
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甲斐駒(右、2967m)と仙丈ヶ岳(中央、3033m)。
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雨ヶ岳の北の稜線。左の最も高いとんがりが1393mピーク。
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これが雨ヶ岳だ。
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10数分ほど休んで、登山再開。
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ちょっと雨ヶ岳に迫る雲が不気味だ。
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雨ヶ岳から1393mピークにかけて。
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ササの急坂をぐいぐい登っていく。
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端足峠から雨ヶ岳へ続く尾根を振り返る。
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結構、風が強い。
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とうとう雨ヶ岳に雲がかかった。実はこちらにも雲が流れてきている。大丈夫かな。
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雨ヶ岳の稜線の向こうに覗くのは、おそらく塩見岳(3052m)。
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大岩の横を通過。
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う~ん、やはりこちらにも気になる雲が。
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傾斜はかなり緩やかになった。
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頂上までもう少し。
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愛鷹山(1188m)は雲の中だ。
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やばい、陽が隠れてしまった。
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八ヶ岳はあんなにくっきり見えるのに。
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ちょっと引いてみよう。
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さあ、ラストスパート。
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駐車場から1時間50分で竜ヶ岳登頂。道標のタイムより早かった。
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石の山名板が真っ二つに割れて倒れていた。
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こちらは山梨百名山の新しい標柱。
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しかし、かかし残念ながら富士山が見えない。
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富士山と竜ヶ岳の間にだけ雲があるという、悔しい状況だ。
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まだ10時半すぎなのでお昼には早いのだが、食べながら晴れるのを待つことにする。
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私は昨日の九鬼山に続いての生姜タンメンとわさびいなり。
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風もあってかなり寒いので、ダウンを娘に貸し、私はウインドシェルと雨具を重ね着して我慢した。それでも寒かった。
こんなに人がいるのに、ベンチが空いていてラッキーと思ったのだが、それはみんな風を嫌って、ササのすぐそばに避難していたからだった。

娘をちらりとだけ紹介しましょう。
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カップ麺で体を温めています。
でも、ちゃんとスープをかき混ぜなかったらしく、食べるに従って濃くなってきて飲めないというので、残りは私が飲んであげました。
甘やかしています。

私の方が先に食べ終わったので、しばし撮影活動。
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雨ヶ岳はとうとう雲に隠れてしまった。
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手前右のグループは、竜ヶ岳の刻印の入った石を運んできてガスストーブの台に使っていたので、「それは写真に撮りたい人もいると思うのでまずいんじゃないですか」と注意した。
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すると、字が書いていない方の石と取り換えていた。
どうも公共のものであるという意識が希薄で困る。

(つづく)
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九鬼山(下)

【2017年4月22日(土)】九鬼山
天狗岩を後にして、九鬼山(970m)の頂上を目指している。
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4月も下旬となれば、こんなに若葉が成長している。
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石舞台を通過。
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おそらく最後の急坂。
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ロープに頼りながら登る。
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ラストスパート。
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天狗岩からちょうど10分で稜線に乗った。
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ここまで来たら、もう頂上はすぐそこだ。
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歩き始めてから1時間40分で、九鬼山に登頂。
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ここは大月市の秀麗富嶽十二景の一つだ。
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この木の間から富士山が見えるはずだが、やはり見えない。
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2人に見せてあげたかったなあ。
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九鬼山は二等三角点だった。
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北の眺望はやや霞んでいるものの、わりとよく見えた。
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北東の方向は、中列右に百蔵山(1003m)。その奥は権現山(1312m)の稜線。
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北西は、小金沢連嶺。
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小さな祠に無事登頂のお礼を。
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それでは乾杯といきますか。
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今日はビールを保冷材にくるんで持ってきたので、とても冷えている。
これには両君とも感激してくれた。
とくにT君は「山はいいなあ、ほんとに」と喜んでいた。
昼飯は生姜タンメン。山専ボトルのお湯でいただいた。
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デザートのプリンはS君提供。甘いものもありがたい。
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30分ちょっと休んで出発。
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さっきの分岐を今度は落合橋方面に下る。
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ここからも本当は富士山が見えるはずだったのだが。
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ほんの少し稜線を歩いて
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次の分岐は右に下る。左方面の道は以前歩いたことがある。
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なんと、ここに「久美山」の文字が。標高は786m。
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前回は気づかなかったが、思いがけず「登った山」が1つ稼げてうれしかった。

さあ、ここからは本格的な下山。
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マメサクラを愛でながら下る。
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このルートは初めて歩くのだが、杉山新道というらしい。
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古い倒木が激しくほぐれている。
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新緑の疎林を通過。
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道はわりとよく踏まれている。
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しばらく曇っていたが、一瞬日が差した。
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久美山から15分ほどで弥生峠に至る。
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向かうは禾生駅。
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かなり急な下りだ。
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時々、一服できるけど。
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激しく密集したキノコだこと。
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こちらは見事に成長したサルノコシカケ。
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なかなか気持ちいい。
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足元にイカリソウ。
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クロモジも咲いていた。
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下りが長いので、ちょっとひと息。
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「庚申組」という名前は珍しい。地元の共有林なのだろうか。
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これはヤマブキ。
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なんとなく人の顔にも見える。
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低山でも、こういう色が見られるから、山は楽しい。
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新道のわりには、道標が朽ちかけていた。
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思いがけず、渡渉。
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終盤は植林の中の道。
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かなりえぐれている。
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間伐材。このあたり、ちゃんと手入れがなされている。
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地面にはサクラの花びらが散って、美しい。
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そろそろ里に出る頃かな。
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はい、出ました。
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ヤマブキのお見送りを受けて、さようなら。
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そしてシダレザクラのお出迎え。
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ここからは車道を歩いて禾生駅へ。
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石仏たちも勢ぞろいで迎えてくれた。
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これもサクラなのかしら。
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このあたりでタクシー会社に電話をして、20分後に禾生駅に来てもらうようお願いした。

左手に見えるのは、赤レンガの落合橋。
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随分、立派だ。
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駒橋発電所の落合水路橋で、明治40年(1907年)に東京電灯株式会社(今の東京電力)が建設したとのこと。
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国の有形文化財に登録されている。
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ホテルスターらんどの入浴は800円とあるが、営業しているのだろうか。
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ピンクのサクラが目に鮮やか。
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その背後が今登ってきた九鬼山だ。
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朝日川を道路橋で渡る。
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間もなく国道139号に出た。リニア実験線が近い。
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でも、駅まではまだちょっと距離がある。
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改めて、7連アーチの落合水路橋を眺める。
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春の九鬼山。
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水路橋の延長線上にある水路を国道がまたぐ。
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これから向かう芭蕉月待ちの湯までは、5.5kmあるが、そこまで歩くわけではない。
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「富士みち」と呼ばれる国道139号を禾生駅まで行って、そこからタクシーに乗る予定だ。
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国道沿いにある禾生駅バス停。
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落合橋から15分ほどで禾生駅に到着。時刻は13:48。
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もうタクシーは待っていたが
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一応、駅構内を撮影して、本日の登山は終了。
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タクシーで月待ちの湯に向かう。
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のんびり湯に浸かって、すっきり。
バスの時間までまだ1時間以上あるので、休憩室でもう乾杯してしまうことにした。
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みんなで適当につまみも頼んで、それぞれ3杯くらいは飲んだはず。
でも、注文したものをおばちゃんが忘れていたりして、ちょっといい加減な感じだった。

それにしても、醤油やソースが50円もするのは、どういうことなのだろうか。
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すっかりいい気分になって16時前に、玄関の正面にあるバス停に並んだ。
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それなりに乗客がいて、座席は満席。
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あちこち遠回りして、富士急の都留市駅に着いたのは16時半前。
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電車の時間まで6分あるので、急いで駅前の商店でビールやつまみを購入。
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何とか間に合った。
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河口湖行きはもちろん見送る。
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我々が乗るのは特急車両のホリデー快速富士山2号(16:34発)。
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幸い、ボックス状に座れたので、2次会を楽しめた。
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3次会は三鷹にある馴染みのそば屋で。
ここでもあれこれ頼んで、最後にはもちろん〆の蕎麦。
20時半にお開きにして、私だけ残って、転勤のご挨拶。
餞別に、なかなかクセのある日本酒を飲ませてくれた。
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こちらは、この店の看板娘が描いたポスター。
三鷹駅構内に何枚も貼り出されていた。
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お店は21時前に出て、帰宅したのは22時頃。
予想通り酒にまみれた山行だった。

【行程】2017年4月22日
田野倉駅(10:25)~登山口(10:42)~池の山(11:11休憩11:14)~分岐(11:24)~九鬼山(12:05昼食12:38)~久美山(12:43)~登山口(13:31)~禾生駅(13:48)
※所要時間:3時間23分(歩行時間:2時間43分)コースタイム:3時間
※登った山:3座(うち新規2座:池の山、久美山)
※歩行距離:6.9km
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九鬼山(上)

【2017年4月22日(土)】九鬼山
昨年12月、一緒に伊豆の玄岳に登った会社の同期T君から、「またどっかに行こうよ」とお誘いがあった。
では、4月22日か23日に、ということで前回と同じメンバーに石和温泉の背後にある大蔵経寺山を提案したのだが、都合のつく人が誘ってくれたT君だけだった。
「2人だけじゃあなあ」と断念しかけたが、彼がもう1人S君を呼んできてくれたので、3人で決行することになった。
ただし、よくよく調べると大蔵経寺山は展望がよくないとのことなので、計画を変更。
一度登ったことはあるが、その時とは別ルートを歩くことにして、山梨の九鬼山(970m)に行くことにした。
このメンバーだと、下山後にお酒を飲むのがお約束なので、車じゃないと行けないようなところはNG(そもそも車検切れを機会にマイカーを手放したので、私自身すでに車はないのだが)なので、ちょっと選ぶのに苦労した。
本当は登っていないところに行きたいのだが、近郊ではもうマニアックなところしか残っておらず、そこにお二人をお連れするのは気が引けるのだ。

富士急の田野倉駅から歩き始めて、禾生(かせい)駅に下山するのに要するのは3時間ほど。
かなり短いので、スタートも遅めにして、10:22田野倉駅集合ということにした。
田野倉駅集合と言っても、大月で一緒になって、富士急に乗ることになるのだが。

前夜は札幌から23時半に帰宅したばかりだったが、即沈して、この日は朝6時に起床。
ゆっくりパッキングして、朝食も食べてから出発。
新所沢8:20発の電車に乗った。
東村山、国分寺、高尾で乗り換え、大月には9:56に到着。
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移動中は、ずっと7月の連休に計画している利尻山登山のため、宿のネット予約をしていた。
すでにかなり埋まっていて、かなり苦労した。
連泊で泊まれるところはすでになかった。
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それはともかく、他の2人はホリデー快速を使って少し前に着いていた。
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富士急の普通列車内で合流。
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出発まで15分近くあったので、富士急の車両の写真を撮影した。
まずは線路。
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こちらは富士山ビューエクスプレス。
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こっちが、私どもが乗る各駅の電車。
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並んで停車している。
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富士急はスイスのマッターホルン・ゴッタルド鉄道と姉妹提携を結んでいる。
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去年が提携25周年だったようだ。
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こちらにもいずれ乗ってみたい。
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席に戻ってからは、しばらく、私の転勤のことなどを話していた。

電車は10:16に発車。2駅だけなので6分で田野倉駅に着いてしまった。
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駅前でストレッチをして、3分後には出発した。
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まずは線路に沿って、舗装された里の道を南下する。
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駅前のサクラの大木。幹から、直接花が咲いていた。かわいい。
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正面が、本日の目的地九鬼山。
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沿道の畑にチューリップが1株。
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このレンガのお宅は古いのか新しいのか、よく分からない。
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都留市のマンホール。
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踏切を渡る。
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馬頭観世音の向こうは高川山(976m)。
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これはトンネルなのか、橋なのか。どちらにしても、あり得ない位置にある。
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菜の花畑。
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もうすっかり新緑の季節だ。
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どちらもサクラ。右は八重だ。
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畑仕事のおじさん。
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少し坂を登ると、左手に廃屋。かつての札金温泉か?
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この廃屋の向かいが九鬼山の登山口。
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この登山口は標識がないと絶対分からない。
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いきなりの渡渉だからだ。
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川を渡ると、さすがに道はしっかりしている。
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このルートでは登るのは、もちろん初めてである。
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足元にタツツボスミレ。
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最初から、かなりきつい坂だ。
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新緑がまぶしい。
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昨年の落ち葉が降り積もった急坂を登っていく。
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ヒトリシズカも咲いていた。
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こちらはマムシグサ。
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急登を登ること15分ほどで尾根に乗った。
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あとはずっと尾根筋を行く。
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すると、右手が開けて、リニアの実験線が姿を現した。
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左から文台山(1199m)、鹿留山(1632m)、倉見山(1256m)。手前は生出山(662m)。
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その右には、590mピークの向こうに三ツ峠山(1785m)。
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桂川の谷を中央道の富士五湖ルートが貫く。
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ヤマブキの黄色が濃い。
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標高520mあたりの平坦面で、やっと一息つけた。
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また右手が開けたが、今日はあいにく富士山は見えない。
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桜と富士山のコラボを楽しみにしていたのだが。
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そこは諦めて行くしかない。
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再び急登。
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そこを登り切ると、3分の1地点の池の山(638m)に到着。
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ここで小休止。S君(右)はダイエットのため上着を着ており、汗だくだ。
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四等三角点。
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この特徴的な葉っぱは何の木だっけ。
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3分ほどで出発。
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このあたりまで来ると、木々の若葉はまだ芽吹いたばかりだ。
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ツツジもつぼみのまま。
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モミジイチゴは大きく花開いていた。
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お、目指す九鬼山の山頂が見えてきたぞ。
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田野倉駅を出発してちょうど1時間で、禾生駅からの登山道との合流地点に到着。
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ここから山頂まで50分とのこと。
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平坦なのは最初だけだ。
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すぐに傾斜度が増していく。
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突然、石垣が出現。何のためのものかは不明。
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「これより急坂」だ。
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道が二つに分かれているような道標だが、実際は「新登山道」しかなかった。
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写真で見るより実際の傾斜はきつい。
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ロープが張られているほどだ。
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途中、右手の道を行くと、天狗岩。
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折角なので行ってみた。1分ほどだった。
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この岩のことなのだろう。
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岩自体は大したことはないが、看板通り眺めは抜群だった。
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とは言え、やはり富士山は見えない。
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北西方面は高川山(976m)の向こうに滝子山(1620m)。
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というわけで、登山道に戻り、再び急登に挑む。
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(つづく)
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楢抜山・周助山(下)

【2017年4月16日(日)】楢抜山・周助山
周助山(383m)から原市場に下りてきた。
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今日は地区のお祭りのようだ。
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地元の方々が山車を引いているところにちょうど合流。
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でも、もちろん先に行かせてもらった。
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山車の背後は周助山。
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県道に出たところで、もうバスに乗ればいいのだが、以前、大仁田山(506m)に登った時に歩いたルートと線をつなげたいだけのために、30分以上も県道を歩いた。
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案内板によると、このあたりも見どころが多いようだ。
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再び、周助山。山の中では気づかなかったが、頂上付近は桜で覆われていた。
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原市場中学校前を通過。
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ここの時刻表から推測すると、目的地の上赤沢ではかなり待つことになりそうだ。
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でも、こういう古い木造家屋に会えるので、車道歩きもあまり苦にならない。
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原市場バス停通過。
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まだスイセンが頑張っていた。
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今年はソメイヨシノが咲いている期間が長い。
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来週は飯能市議会議員の選挙なのか。
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中屋敷バス停通過。
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あちらの木はサクランボかしら。
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左手は大仁田山方面。
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のどかな風景だ。
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川遊びの「ゆのた」。名栗川は川遊びのメッカだ。
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こちらのお宅は立派なお庭をお持ちだこと。
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唐竹橋バス停も通過。
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こんなに山奥に向かって歩いたら、バス代が高くなるだけなのに。
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まだ川遊びには早いが、河原でバーベキューをしている人がいた。
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川遊びをするには、川が浅すぎないか。
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あくぬきわらびあります。
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こちらは古民家を利用したレストランかな。
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「ぽれぽれ」という店で4月27日にオープン予定だった。
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茶内バス停通過。
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その先に金錫寺。
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山門も趣がある。
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ここには鎌倉時代の木造宝冠釈迦如来坐像があるそうだ。
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でも、参拝はしないで先を急いだ。
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この木なんの木?
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う~ん美しい。やはり車道歩きをしてよかった。
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菜の花畑。
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名栗川。
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わりと水がきれい。
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正式名称は入間川だけど。
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赤沢バス停。
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そして、次の上赤沢バス停でゴール。
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時刻は14:57。次のバスは15:06だから、あと10分近くある。
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汗をぬぐったり、荷物を整理したりして、のんびりしているうちに、飯能駅行きのバスが到着。
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バスの中では車窓を見るため、なるべく寝ないようにしていたつもりだが、ついうとうとしてしまった。
東飯能駅経由なので、手前のバス停で下りて、飯能駅まで数分歩く。
15:40発の快速元町・中華街行きに乗車。
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小手指には15:53に到着。
駅前の王将で恒例のプチ打ち上げ。
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つまみは麻婆豆腐と、もちろん餃子。
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どれも少な目にして、お腹いっぱいにはならないようにした。
今日は、実働3時間半で10km弱歩き、4座も登ることができた。
屋久島帰りとしては適度な運動量だった。

【行程】2017年4月16日
河又名栗湖入口バス停(11:20)~尾須沢鍾乳洞(11:37見学11:43)~見晴台(12:07道案内12:10)~楢抜山(12:18昼食12:37)~仁田山峠(12:55)~登戸登山口(13:24)~登戸(13:45)~周助山(14:05)~原市場中学校交差点(14:22)~上赤沢バス停(14:57)
※所要時間:3時間37分(歩行時間:3時間7分)
※登った山:4座(楢抜山、根藤、登戸、周助山)
※歩行距離:9.4km
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楢抜山・周助山(中)

【2017年4月16日(日)】楢抜山・周助山
仁田山峠(401m)から周助山(383m)の登山口に向かって車道を歩いている。
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右手にさっき登った楢抜山(左、554m)が見えた。
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結構、東に延びる尾根が大きい。
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植林の中に咲くぽつんとヤマザクラ。
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沿道に咲く(散り際)の桜もきれい。
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その右には棒ノ嶺(969m)。
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そして奥武蔵の山々。
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車道は木のトンネルだ。
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時々、自転車やバイクが追い抜いていく。
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タチツボスミレとヤマザクラ。
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車道が尾根を越えるところが、周助山への入口。
これがそうかな。
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でも、念のため、もう少し進んでみよう。
すると、別のところに入口の道標があるではないか。
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危なかった。尾根を上から下りて来る道も探してみたら、少し尾根を回り込んだところにあった。
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では、登山道に入ろう。
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まずは少しだけ下り。
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その後は、ほぼ平らな道が続く。
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所々に切り株がある。
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つい最近、伐採したばかりのようだ。
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踏み跡はわりとしっかりしている。
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これ何の実だっけ。
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メインルートは404mのピークを巻いているが、念のためピークの方へ行ってみた。
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ここがピーク。
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なんと、「根藤」なる名前が付いていた。
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「登った山」を思いがけず、1つ稼いでしまった。祝福のお花までいただいた。
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さらに、なだらかな尾根道を進む。
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アセビの新芽がたくさん出ていた。
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登戸(ノボット)への登り。
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このあたりも石灰岩地帯のようだ。
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めずらしく登りが続く。
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植林が美しい。
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登山口から20分ほどで、登戸(436m)に到着。
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読みは「のぼりと」ではなく「のぼっと」。地形図には「ノポット」とあるが、どちらも間違いではないのだろう。
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左手(北)の尾根は通行止めになっている。
DSC_1845_20170609222359cac.jpg

ここの三角点は角が激しく欠けていた。
DSC_1847_20170609222401d50.jpg

ここにもテープ表示あり。
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これらの写真だけ撮って、すぐに出発。
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この先は登山道に低木が繁茂している。
DSC_1850_20170609222328522.jpg

幼木が育っているようだ。
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時々、空がすこんと抜ける。
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次の420mピークに「周助山」の表示が。
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これは誤りと、「分県登山ガイド」に書いてあった。
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ここは直角に左折するのだが、その角にこんな写真が。
DSC_1855_20170609222300162.jpg
奥武蔵周辺に出没する「同一犯」の仕業と思われる。

直進は通行止め。
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木々の隙間から飯能方面を望む。
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本当の周助山に向けて、ゆるやかな登り。
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微妙なバランスを保っているケルンの横を通過。
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登戸から20分で周助山に着いた。
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謎の挿し木。
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この標柱を立てたのは、行政ではなく、地元の団体のようだ。
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裏にもアクリル板の山名板がぶら下がっていた。
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ここも写真を撮っただけで通過。
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ここからは急な下り。
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先日の強風のせいか緑の葉っぱが大量に落ちていた。
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周助山を振り返る。
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「山と高原地図」にルート表示のない道だが、原市場側には道標が整備されていた。
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里に近づくと、傾斜もさすがになだらかになる。
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このあたりは完全に植林の中。
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途中、またしても見事なケルン。
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これは、たい焼き岩(仮名)。
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この道を「山と高原地図」が無視しているのは、どうしても解せない。
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だいぶ下りてきた。
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いきなり、町が目の前に展開した。
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里はソメイヨシノが満開。
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ツツジも見事だった。
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(つづく)
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楢抜山・周助山(上)

【2017年4月16日(日)】楢抜山・周助山
この週は屋久島に行ってきたばかりなので、週末は家で休養しようと思っていたのだが、土日ともつぶしてしまうのはもったいないので、やはり日曜日だけは出かけることにした。
朝ゆっくり寝てしまったので、近場だ。
奥武蔵も「山と高原地図」にルートが書かれているようなところはほぼ行き尽してしまったので、山と渓谷社の分県登山ガイド「埼玉県の山」の新装版に出ていた楢抜山・周助山に行くことにした。
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目次には「!道なし」の表示がある。
もちろん、踏み跡はあるに違いないので、恐れることはない。

9時半ごろ自宅を出て、9:50小手指発の電車に乗り込んだ。
18分で飯能駅に着いてしまったが
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お目当てのさわらびの湯経由名栗車庫行きは10:30発。時間があるので、5月の連休の宿を予約したりしていた。
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バスは定刻通り発車して
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河又名栗湖入口バス停には11:10に到着。
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ストレッチをして11:20に歩き始めた。
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このあたりはまだ桜が満開だ。
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数分、車道を歩いて
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尾須沢鍾乳洞入口から登山道に入る。
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鍾乳洞は500mくらい奥にあるらしい。
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こうもり岩の名で親しまれているそうだ。

沢に沿った道を登っていく。
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さすがに鍾乳洞までは道標が整備されている。
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だんだん石灰岩が露出してきた。
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ただ道はそれほど険しくはない。
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新緑がまぶしい季節だ。
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基本的には植林なんだけど。
DSC_1743_20170609061040c84.jpg

路面はかなり踏み固められている。
DSC_1744_20170609061042638.jpg

何度か沢を渡る。
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傾斜がきつくなってきたあたりで、奥の方から歓声が聞こえてきた。
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男女のはしゃいだ声がするので、引率の先生と女子たちかなと思ったら
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なんとコウモリ岩でクライミングをしている方々だった。
DSC_1748_20170609061016eee.jpg

ここは石灰岩の岩壁だ。
DSC_1749_2017060906101724a.jpg

クライマーは何組かの方々がいた。
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これがその鍾乳洞。
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岩壁自体は高さ25mもあるそうな。
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中に入って、振り向いてみた。まさに石灰岩だが、鍾乳洞という感じでもない。
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外には石仏。
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別の洞窟。こちらには鍾乳石っぽいものがあった。
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ここは幅百数十mにわたって岩壁が続いている。
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クライマーの邪魔にならないよう、左へと巻いていく。
DSC_1759_201706090609557c0.jpg

こちらでもクライミング中。
DSC_1760_20170609060922b4b.jpg

しばらく踏み跡に沿って進んだら、ちょっと下り気味になったので、不審に思って少し戻ると、左手に楢抜山(554m)へのルートであることを示す赤いリボンを発見。
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引き返してよかった。
DSC_1762_20170609060925913.jpg

しかし、この斜面はかなり急峻だ。
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基本的に眺望はきかないが、たまにこういう時もある。
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70mほど登ると、傾斜もやっと一段落。
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でも、またすぐに急登。
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間もなく、標高520mほどの小ピークを通過。
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さらに尾根道を進む。
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右手は木々を透かして棒ノ嶺(969m)方面。
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間もなく、530mピーク(見晴台)だ。
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ピークの直前で、ハイカーのグループに追いついた。
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こんなところを歩いている人がいるなんて、とびっくり。

しかし、彼らはハイカーではなく外国人を含むクライマーの方々だった。
こうもり岩とは別のクライミングスポットを探して山に入ったが、現在地がよく分からなくなったとのことで、この私に道をたずねてきた。
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彼らが持っているガイドブックの概念図を示されたが、それだけではよく分からない。
でも、彼らがどこからどこに向かっているのかを聞いて初めて、彼らの行きたい場所への行き方が分かった。
このまま、楢抜山に向かって下り、その鞍部から右に回り込んでいけばいい。

私が先に下ったら、鞍部の手前のあたりで、右の方から別のクライマーたちの声が聞こえてきた。
DSC_1773_20170609060835f2b.jpg

やはり、さっきの道案内で間違っていなかったようだ。
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実際にクライマーの姿も確認できた。
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この方がそうだ。
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これは鞍部にあった巨岩。
DSC_1775_20170609060804dbe.jpg

私は楢抜山への登りに取り掛かる。
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標高差は50mほど。
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バス停から、ほぼ1時間で楢抜山に登頂。
DSC_1782_20170609060739c1f.jpg

このあたりでよく見かける手作りの山名板。
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こんなところにも山名板が。
DSC_1784_20170609060742acd.jpg

木にも直接書いてあった(下)。
DSC_1785_20170609060743543.jpg

眺望はこんな感じで今イチ。
DSC_1787_201706090607106e6.jpg

ともかく三等三角点に腰をかけてお昼にする。
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本日のメニューはおにぎり2個にピリ辛きゅうりを添えた。
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山頂付近には早くもツツジが咲いていた。
DSC_1789_20170609060713cad.jpg

20分ほどで出発。
DSC_1790_20170609060714601.jpg

いったん着た道を見晴台まで引き返す。
DSC_1791_20170609060716623.jpg

さっきは気づかなかった石灰岩のケルン。
DSC_1792_2017060906064464c.jpg

こちらは見逃すはずのない石灰岩の巨岩。鯨岩と名付けよう。
DSC_1793_201706090606451d4.jpg

石灰岩の露出した斜面を登る。
DSC_1794_201706090606472cc.jpg

数分で見晴台を通過。
DSC_1795_201706090606488cd.jpg

ピークの分岐を右に行く。
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ここから仁田山峠(401m)まで130mほどの下り。
DSC_1798_20170609060612674.jpg

傾斜が緩やかなので、ありがたい。
DSC_1799_201706090606147d7.jpg

途中、奇妙な造形が。誰かが立てたのだろう。
DSC_1797_2017060906061144d.jpg

ヤマザクラが満開だった。
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午後1時前に仁田山峠に到着。
DSC_1802_20170609060533131.jpg

ここからしばらく車道歩き。
DSC_1801_2017060906061780d.jpg

一応、楢抜山への道を振り返っておこう。
DSC_1803_20170609060535ff2.jpg

茶内へ下る道の入口には、こんな不気味なものがぶら下がっていた。
「呪詛」とは穏やかでない。何があったのか。
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こちらの桜はもう終わりかけ。でも、きれいだ。
DSC_1805_201706090605379a0.jpg

道端にはタチツボスミレ。
DSC_1806_20170609060539be6.jpg

群落になって咲いていた。
DSC_1807_20170609060506b29.jpg

車道歩きは30分ほど続く。
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(つづく)
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