山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

宮之浦岳(14)

【2017年4月13日(木)】宮之浦岳
小花之江河近くの展望台から360度のパノラマを楽しんでいる。
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正面、東方向にビヤクシン岳頂上の巨岩。
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その左は1694mピーク。
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北に筑紫岳(左、1830m)。
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南東方面の山並み。
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大展望に満足して、階段を下る。
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このすぐ先に、今度は高盤岳展望所があったので寄ってみた。
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高盤岳(1711m)の頂上にも輪切り石がある。
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豆腐石と言うそうだ。
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ここは、ほんとにこれだけの展望台だったので、写真を2枚だけ撮って登山道に戻る。
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あたりは亜熱帯の植物が繁茂している。
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旺盛な成長力で樹木が怪獣の卵を飲み込んでしまった。
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淀川登山口まで、あと3kmの地点まで来た。
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時刻は正午なので、2時までには余裕で到着できるだろう。
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標高が下がるに従い、さらに樹木に元気が出てくる。
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ほぼ平らなところまで下ってくると
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登山道は砂地になった。
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淀川小屋まであと1km。もう秒読みだ。
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花崗岩もだいぶ細かくなった。
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再び屋久杉、出現。
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そして淀川(よどごう)を渡る。
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水がものすごく透き通っている。
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まるで、何もないかのようだ。
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こんなに美しい川だったとは。
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というわけで、12時半すぎに淀川小屋に到着。
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まずはトイレ。
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気温は10℃。日陰は涼しい。
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せっかくなので中を見学させてもらった。新高塚小屋よりは新しい印象だ。
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急ぎ足で下ってきたので、ここでしばし休憩。
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水場も確認しに行った。
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10分ほどで出発。
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小屋付近は標高1380m。ここまで来ると、もうジャングルだ。
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ここから50mほどの緩やかな登り返しとなる。
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巨岩も樹林の中だ。
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さんざん下ってきた後の登り返しは、かなりきつい。
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それでも黙々と歩くしかない。
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時間はたっぷりあるので、ゆっくり歩いた。
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ちょっとした難所も疲れているだけにしんどい。
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あと1km。もうひと息だ。
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もう8時間以上歩いている。最近ではかなり長い方だ。
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13:25、ようやく淀川登山口に到着。
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予定より30分以上早く着いたが、もうタクシーは到着していた。
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所要時間は約9時間。よく歩きました。

途中でタクシーを停めてもらい、紀元杉を見学。
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樹高は19.5m。
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樹齢は約3000年。
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幹回りは8.1mもあるそうだ。
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いくつもの樹木が合わさっているようにも見える。
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それにしても見事。
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これで屋久杉は見納めだ。
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この木のすぐ隣にモミの大木の切り株があった。
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こちらは樹齢455年だったとのこと。

車に戻ってしばらく進むと、ヤクザルに出くわした。
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ヤクシカには会えなかっただけに、うれしい。
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山道を車で下りながら、左手に愛子岳(1235m)が意外に近く見えた。
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ほかにも、いろんな山々。
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一昨日泊まった、旅人の宿まんまるに寄ってもらい、預かってもらっていた荷物を回収。
さらに北上して、15:20に屋久島空港に到着。
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確か料金は9600円だったが、いろいろと親切にしてくれたので1万円お支払いした。
鹿児島便は16:25発なので十分時間がある。
1日遅れの日程をなんとかクリアした。ちょっとひやひやだった。

最初に空港周辺を撮影。単純明快な名称のバス停があった。
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ここをぐるっと歩いてきたんだなあ、と案内地図を見て感慨にふける。
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空港正面からも愛子岳が望めた。
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今度来る時があったら、白谷雲水峡も歩いてみたいな。
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てなわけで、搭乗準備に取りかかる。
まずは着替え。タオルを濡らして、トイレの個室に入り、全裸に。
体を濡れタオルできれいに拭いて、新しい服に着替える。風呂に入る時間がなかったのだから仕方ない。
それが終わったら、パッキング。
カメラなど壊れ物をサブザックに入れ直して、大きなザックは預けた。

落ち着いたところで喉を潤す。
タンカンサイダー。これだけで300円。値段の割に普通だった。
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まだ時間があったが、ここでのビールは我慢しておいた。

16時すぎにいよいよ搭乗。
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JAC3752便は74人乗りの双発プロペラ機。
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16:27、離陸!
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さらば、屋久島!
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愛子さま~!
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たどり着くのに苦労しただけに感慨深い。
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機内サービスはあめ玉だった。
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12分で開聞岳が見えてきた。
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こちらは知林ヶ島。
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プロペラの下に桜島。
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あっという間に桜島を通過。
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間もなく着陸態勢。
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30分ほどで鹿児島空港に着陸。霧島連山が真正面だった。
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羽田便は18:40発なので、まだ1時間半もある。
乗り継ぎ時間を利用して、空港のレストランで夕食にした。
まずはビールで喉を潤す。やはり“大物”を釣り上げた後のビールはうまい。
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つまみはキビナゴの刺し身と薩摩揚げ。九州ですけん。
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さらには黒豚丼。どんどんお腹に入ってしまった。
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食後は、ゆっくりとJAL652便に搭乗。
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さようなら鹿児島。
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霧島もさようなら~
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空からの百名山も悪くない。
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日暮れとともに爆睡。
羽田には20:15に到着。バスと電車に乗って、帰宅したのは22時を過ぎていた。
風雨のため屋久島にたどり着くのに2日もかかってしまったが、結果的に最高の天気に恵まれ、素晴らしい宮之浦岳の姿を見ることができた。
雨にたたられる姿しか想像できなかったので、二の足を踏んでいたが、北海道転勤が背中を押してくれた。決断してよかった。

【行程】2017年4月13日
新高塚小屋(4:28)~第一展望台(4:51)~第二展望台(5:15)~平石岩屋(6:05撮影6:13)~焼野三叉路(6:58)~展望スポット(7:06休憩7:16)~宮之浦岳(7:44休憩8:02)~栗生岳(8:18参拝8:23)~ゲンコツ岩(8:44トイレ8:52)~投石岩屋(9:59見学10:02)~投石平(10:04昼食10:46)~黒味岳分れ(11:11)~花之江河(11:25撮影11:30)~小花之江河(11:38)~高盤岳展望所(11:55)~淀川小屋(12:32休憩12:41)~淀川登山口(13:25)
※所要時間:8時間57分(歩行時間:7時間50分)コースタイム:8時間5分
※登った山:3座(平石岩屋、宮之浦岳、栗生岳)
※歩行距離:10.6km
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宮之浦岳(13)

【2017年4月13日(木)】宮之浦岳
宮之浦岳(1963m)から下山し、まもなく投石平に着くところ。
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シロクマくんもお見送りしてくれた。
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あそこが投石平だ。
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岩の上によくぞ生えたものだ。
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真正面に黒味山(1831m)が近い。
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そのふもとに投石平。
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ここまで新高塚小屋から6km歩いてきた。ほぼ中間点だ。
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それにしても、こんな石を「投げた」なんて天狗の仕業だろうか。
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ひときわ大きな岩が目の前に。
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その下に下りられるようだ。
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ははん、これが投石岩屋なのかな。
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案の定、「投石岩屋」の看板があった。
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この巨岩にもあばたのような四角いぶつぶつに覆われている。
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ここは平石岩屋と違って、とくに祠のようなものは見当たらなかった。
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再び登山道に戻る。
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なんと岩の上が登山コースになっていた。
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筑紫岳(1830m)を振り返る。
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それにしても巨大な岩だ。
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お昼を食べる適地を探しながら進む。
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土が露出している平らなところがあったので、このあたりにしよう。
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昨夜の小屋で同宿だった三重の男性にここで追いつかれてしまった。

時刻はまだ10時過ぎだが、朝を食べたのが4時だから全然早くない。お腹が空いた。
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ランチのメニューはえびピラフとにゅうめん。
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水が足りなくて、どうしようかと思ったが、少し下り気味に探してみたら、細い流れがあったので、そこで補給させてもらった。
助かった。

40分ほどかけてのんびり食べてから出発。
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次の景勝地、花之江河まではわずか1.1kmだ。
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この先は黒味岳の稜線を越えて行かねばならない。
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その前に、投石湿原なるものがあった。
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でも、湿原というよりは、泥濘地という印象。
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すぐに通過して、なめ滝状の花崗岩の上を下っていく。
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こ、こ、これは何だ?ケルンにしてはバカでかいが。
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真砂土の坂を振り返る。
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花崗岩の上を水が流れると黒くなるのだろうか。
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だいぶ木々が生い茂ってきた。
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岩の露出が多い筑紫岳。
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別名、投石岳というのは、やはりこれらの岩のせいだろうか。
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またまたロープ場出現。
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左の岩は表面が剥がれて、中はスライスされたような縦線が入っている。絶賛、風化中なのだろう。
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道は登りに転じた。
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お~グランドキャニオンみたい。
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25分ほどで、黒味岳への分岐に当たる黒味岳分かれに到着。
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右折すると黒味岳だ。
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花之江河まではあと500m。頑張って下ろう。
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もう一度筑紫岳を振り返る。
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その右にある1711mピーク。
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前方には高盤岳(1711m)。この頂上にもスライス岩のようなものが見える。
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樹林帯の中をさくさく下ると
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10数分で花之江河に着いた。
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ここはこうした山に囲まれた
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湿原らしい湿原だ。
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白骨樹がまさに美術作品のように見える。
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こんな巨大な岩も芸術品と言えなくもない。
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湿原には木道がしつらえてあった。
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左に行くと千年杉に至る花之江河登山道。
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木道の上で誰かが休んでいる。
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木道沿いの清冽な流れ。
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ここは日本最南端の泥炭湿原だそうだ。
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水面をのぞき込むとへびのようなものが。
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よく見ると、これはカエルの卵だ。
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おびただしい数だ。これらがみんな孵ったら、やかましいくらいだろう。
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淀川小屋に行くには、ここを左折する。
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その前に、ゆっくり観賞。
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まだお花には早いが、小さな石祠があった。
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正面には筑紫岳。
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全景としては、こうなっている。
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花之江河登山道方面。
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おじさんはお弁当を食べていたようだ。
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それでは、出発。
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この先、ちょっとだけ登り返しがある。
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木のトンネルだ。
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結構、階段がきつい。
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標高が下がって、完全に樹林帯に入った。
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これまた芸術的な白骨樹。踊っているようだ。
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その先に見えるのはビヤクシン岳だろうか。
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頂上の岩塔が印象的だ。
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わずかに下ると、そこは小花之江河。
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小さな湿原になっている。
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右前方にハムを輪切りにしたかのような岩をのせた高盤岳。
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今度はかなり厚切りだ。
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ここは初夏になると、どんな花が咲くのだろう。
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「山と高原地図」には花の名の記載がないので、花の名所ではないのかもしれない。
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いずれにしろ、この季節は白骨樹を愛でるしかない。
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ここは標高約1600m。
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約2800~2600年前にできた湿原だそうだ。
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淀川小屋まで、あと2.3km。頑張ろう。
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ちょっと登ると展望台に出た。東にビヤクシン岳。
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北には、さっき通過してきた筑紫岳が見えた。
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(つづく)
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宮之浦岳(12)

【2017年4月13日(木)】宮之浦岳
宮之浦岳(1936m)を後にして、花之江河に向かっている。
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前方に筑紫岳(1830m)。
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背後に栗生岳(1867m)。
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足場に水気が出てきた。
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左手は安房岳(1847m)。
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沢の水がめちゃめちゃきれいだ。
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日の光を浴びて輝いている。
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これが屋久島の核心部。
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この上は歩かないで済んだ。
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なぜなら木道があったから。
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沢は所々凍っていた。
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まさに絶景。
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この岩は女性っぽい。
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木道をゆるやかに登っていく。
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突き当たりを左折。
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美しい谷を満喫しました。
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安房岳はほぼ巻き終わった感じ。
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これまたユニーク。名付けるとしたら、戦車岩かな。
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安房岳との位置関係。
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この先は筑紫岳を巻いていく。
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緩やかなアップダウンだ。
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居眠り中の犬?
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ピークに道をつけてほしかった。
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安房岳振り返り。
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背後に宮之浦岳。
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右手に三角帽子の小楊子山。
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正面に黒味岳(1831m)の稜線。
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その頂上部。
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筑紫岳も頂上には行けない。
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残念だ。
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でも、雨が降っていたら、ありがたく思っただろう。
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やはり頂上部は風が強いからか、岩が露出していることが多い。
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稜線もしかり。
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急斜面もしかり?
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西黒味岳が尽きるあたり。そのはるか先に見えるのはトカラ列島の口之島だろうか。
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筑紫岳の巻きに取りかかる。
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ゲゲ、スリップ注意。
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白骨樹が目立ってきた。
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めずらしく木のトンネル。
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日陰を進む。
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花崗岩に含まれていた四角い結晶が剥がれて落ちている。
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でも、これも花崗岩。不思議だ。

ネッシー。
DSC_1521_201705250936176d8.jpg

海だ~~~
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筑紫岳がなかなか越えられない。
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縄文時代の土版。
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ネッシーがこんな顔をしていたとは。
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再び宮之浦岳。
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筑紫岳の手前のピークを通過。
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だいぶ本体が近づいてきた。
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このあたりの山は丸みを帯びていて女性らしい。
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鞍部からは左手に石塚山(左、1589m)や花折岳(右、1587m)が覗けた。
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左右の突起が印象的だ。
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大アリクイ。
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マッコウクジラのようにも見える。
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とにかくでかいね。
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日陰はまだ凍っているので、慎重に。
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峠はもうすぐそこだ。
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その前には楽しい岩場。
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振り返り。
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高倉捷恭さんの遭難碑を通過。
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黒味岳も迫ってきた。
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やっと筑紫岳の真横まで来た。
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テーブル岩(仮名)。
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水が倒木を削った溝を流れている。
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小楊子山を振り返る。
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宮之浦岳の左肩から永田岳(1886m)の南斜面が現れた。
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岩だらけだ。
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植生が山ごとに全然違うのが不思議だ。
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こちらは白骨樹が多い。
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安房岳。
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宮之浦岳(左)と栗生岳(右)。
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宮之浦岳頂上部。
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西黒味岳。
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黒味岳。
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全容。
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黒味岳東部の岩壁。
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やっと筑紫岳を巻き終えた。
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ほう、黒味岳の頂上に誰かいるではないか。
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小楊子山を別角度から。
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豪快な滑り台。
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滑らないように歩く。
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こちらは荒々しい男性的な山だ。
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岩と白骨樹。
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投石平へと下る。
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いきなり、投石平が現れた。
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ロープで下っていく。
DSC_1571_201705250931199bc.jpg

全然滑らないので平気。
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楽しかった。
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(つづく)
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宮之浦岳(11)

【2017年4月13日(木)】
宮之浦岳(1936m)から淀川(よどごう)登山口に向けて下山中。
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正面に愛子岳(左、1235m)と石塚山(右、1589m)。その向こうに東シナ海が見える。
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左のくちばし状の岩峰は翁岳(1860m)。
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宮之浦岳の頂上部は一面ササに覆われている。
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その中にぽこぽこと、花崗岩が豆パンの豆ように露出している。
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こうした景観がとても心地よい。
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よく見ると、屋久島のササは縁取りがない。クマザサではないようだ。
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巨大な卵のような岩にも惹きつけられる。
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寄り添うモンスター。
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その向こうに翁岳。
DSC_1383_20170524075033493.jpg

花崗岩自体、粒状の結晶を含んでおり、これも豆パンのようだ。
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岩峰の競演。中央が栗生岳(1867m)。
DSC_1385_20170524075036594.jpg

その頂上部。
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きれいにスライスされてしまった花崗岩。
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どんな力が働くと、こんなにきれいに割れるのだろう。
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何かの脱皮の跡のように見えなくもない。
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名付けて鯨岩。
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モンスター群を通過すると
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階段を下る。
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こうした岩は何度見ても飽きない。
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横たわる岩たち。
DSC_1393_20170524074948805.jpg

あの岩は転がり落ちないのだろうか。
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モンスターたちを振り返る。
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栗生岳はほんの少しの登り返し。
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なので、すぐに着いてしまった。
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宮之浦岳の頂上はモンスターたちに隠れて見えない。
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あちこちに散らばる恐竜の卵たち。
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右手に「ほこら」があるとのことなので、岩の間に潜り込んでみた。
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すると、確かに石祠が奥にあった。
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静かに手を合わせて、安全下山を祈願した。

頂上の岩の裏側に回り込み、宮之浦岳方面を振り返る。
DSC_1413_201705240748106d9.jpg

あの上が頂上だが、とても登れない。
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翁岳がぐんと近づいた。
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栗生岳を振り返る。
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淀川小屋まであと6kmか。
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お尻岩(仮名)。
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その裏側。
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花崗岩に含まれる長方形の結晶。
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翁岳は頂上を経由せず、巻いてしまうのが、ちょっと残念。
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とにかく鞍部まで、がんがん下る。
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写真を撮りまくっている間に単独男性が追い抜いて行った。
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気になった岩2態。
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安房岳(1847m)。
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さっきの男性がササの道を進んでいく。
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翁岳も頂上直下まではヤブを漕げば行けないことはなさそうだ。
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岩の造形はどれもおもしろい。
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十字架岩(仮名)。
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栗生岳方面を振り返る。
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翁岳には実は奥さんがいた。
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こんな卵から生まれた怪獣はどのくらいの大きさになるのだろう。
DSC_1434_201705240746254da.jpg

青空と岩とササしか、ここには存在しない。
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よく見ると、翁岳の頂上には小さな岩が2つのっているが、今にも落ちそうだ。
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ゲンコツ岩が出現。
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拳骨というより巨身兵のように見える。
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その足元に携帯トイレ用ブースがあった。
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ゲンコツ岩は石仏のようにも見える。
DSC_1441_2017052407460553e.jpg

こっちがゲンコツ岩だったりして。
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淀川方面から来た登山者とまたすれ違った。
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みな単独者ばかりだ。
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翁岳直下。
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せっかくなのでブースを見学していくことにした。
DSC_1445_20170524074537401.jpg
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肝心の屋内の写真を撮るのを忘れてしまった。
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ぱっかり。
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ブースから見たゲンコツ岩。
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オシラサマにも見える。
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こちらの方が、下の岩が拳を握りしめているように見える。
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この岩はなぜ落ちないのだろう。
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今にも孵化しそうな卵たち。
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なんだか、かっこいい。
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真横から見たゲンコツ岩。
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またまた、単独男性。あっという間に追い越して行った。
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こちらは、ゆっくりと前進。
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正面に黒味岳(1831m)。
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安房岳(左)も巻いてしまう。
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それにしても、ずっと雲ひとつない。
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DSC_1467_201705240743516d4.jpg

多少灌木が生えてきた。
DSC_1463_20170524074345e7a.jpg

白骨樹のゲートを通過。
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宮之浦岳最後の水場。ということは私にとっては最初の水場だ。
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栗生岳。
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スギもちらほら出てきた。
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右手に初出場の小楊子山。
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この角度からの栗生岳の姿が最も端正だ。
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展望のよさそうな岩。
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今度は二人組がやって来た。
DSC_1472_20170524074323c3e.jpg

栗生岳全容。
DSC_1473_20170524074253a9f.jpg

三本杉岩(仮名)。
DSC_1474_20170524074255f42.jpg

栗生岳からだいぶ下ってきた。
DSC_1475_201705240742552b9.jpg

たった今下ってきた木道。
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栗生岳南斜面で今回はおしまい。
DSC_1477_201705240742582f1.jpg

(つづく)
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宮之浦岳(10)

【2017年4月13日(木)】宮之浦岳
新高塚小屋から宮之浦岳(1936m)を目指して登っている。
DSC_1272_20170521215813995.jpg

標高が高くなると、岩の表面が凍り付いていて危ない。
DSC_1273_2017052121581526f.jpg

平石岩屋から20分ほどで「平石」という場所に着いた。
DSC_1274_20170521215816d9f.jpg

地形図には平石岩屋の場所に「平石」と書いてあるが、「平石」と「平石長屋」は別物のようだ。
DSC_1276_20170521215819b53.jpg

ここから標高差240mほどをぐいぐい登っていく。
DSC_1275_20170521215818851.jpg

振り返ると、今通過した場所が「平石」である理由が分かった。確かに平らな石である。
DSC_1278_201705212157522a9.jpg

露岩を眺めながら、ゆっくり登る。
DSC_1279_20170521215753f83.jpg
DSC_1280_20170521215754969.jpg

あれが宮之浦岳だ。
DSC_1281_20170521215756474.jpg

そして永田岳(1886m)。
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小杉谷の源流。
DSC_1283_201705212157237c6.jpg

ネマチ(1814m)。
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風化に耐えて残った花崗岩。
DSC_1285_20170521215725868.jpg

これぞ宮之浦岳の景観だ。
DSC_1286_20170521215727815.jpg

階段の残骸?
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さっき見えた岩の高さまで来た。
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あたりは緑が実に鮮やか。
DSC_1289_20170521215702d65.jpg

とうとう頂上が隠れてしまった。
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再びロープ場。
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そして湧き水。
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永田岳がぐんと近づいた。
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平石岩屋のピークも、こうして見ると岩だらけだ。
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小障子。
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DSC_1295_20170521215639371.jpg

黒い部分は水が流れるところなのだろう。
DSC_1296_20170521215641912.jpg

ネマチも見る角度によって変幻自在だ。
DSC_1297_201705212156062ee.jpg

小屋から2時間半で永田岳への登山道との分岐(焼野三叉路)を通過。
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ここから宮之浦岳の頂上までは、あと500mだ。
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頂上はあのピークの陰だろうか。
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永田岳への道が見えた。
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時刻は7時を回ったところ。
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ここで海が初めて見えた。
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すっかり鋭さが失われたネマチ。
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平石岩屋方面。
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ネマチと小障子。
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愛子岳(1235m)方面。
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吉田岳(1165m)方面。
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いい加減疲れたので、頂上が近いことは分かっているが、しばし休憩。
やはりザックが重すぎる。
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もう先は見えているのだが。
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眼下はこの眺め。
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永田岳の真正面。実に美しい。
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これまでの道はわりとなだらかだったことが分かる。
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まさに地球の素肌という感じだ。では出発。
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永田岳への登山道。
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頂上はもう間もなくだろう。
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巨岩の脇をすり抜けていく。
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空が青い。
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あれは頂上ではない。
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こっちが頂上。
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岩を回り込んで、永田岳を振り返る。
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これは何山なのか特定できず。
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さあ、もう少し。
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珍しく尖った岩を発見。
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永田岳とネマチの全容。
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ネマチと登山道。
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永田岳への登山道も終盤はかなりきつそうだ。
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桃平(1517m)方面。
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その向こうには海が見える。
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国割岳(1323m)かな。
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頂上付近の露岩。
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縦にすっぱり割れている。
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南の方角も視界が開けてきた。
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頂上直下の岩の間に祠があった。
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ここに一昨日、海岸で拾った小石を奉納した。
いいことがあるだろう。というか、すでにいいことずくめだ。

左手前の岩は亀の頭のよう。
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この岩に沿って頂上を目指す。
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自然にできた文様だと思うが、ちょっと下品な感じ。
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こちらには、いろんな顔が隠されている。
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もう淀川(よどごう)方面に下って行く人の姿が。
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最後の登りはほとんどヤブだった。
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祠の手前を左に行くのが正規の道だったようだ。

いずれにしろ、7:44、宮之浦岳に登頂。
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コースタイム4時間40分のところ、3時間15分だった。
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ちょっと「山と高原地図」は甘すぎるのではないか。
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ここは一等三角点。これで百名山は70座となった。
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永田岳の向こうに口永良部島が浮かんでいるのが、うっすらと見える。
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北西の方角にネマチと小障子。
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宮之浦岳はゆるやかな双耳峰だが、これはもう片方(東)のピーク。
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さっきの巨岩の頭頂部。
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桃平。
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南東の方角。
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安房岳(左、1847m)と筑紫岳(右、1830m)。
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文字通り360℃の大パノラマに大満足なのだが、風がかなり強く、岩の陰に逃げ込んだ。
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ここでパンを1個食べたが、寒いので撮影含めて20分足らずで退散。
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次のピーク、栗生岳(1867m)に向かう。
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淀川側から登ってきた人と早くもすれ違った。
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早速、頂上を振り返る。
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下山路が見える。左が翁岳(1860m)。
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りりしい花崗岩。
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石塚山(左奥)と翁岳(右)。
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南に黒味山(1831m)も見えた。
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(つづく)
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宮之浦岳(9)

【2017年4月13日(木)】宮之浦岳
新高塚小屋に泊まった。
夜中、何度も目が覚めたが、まわりがうるさいということもなく、トイレにも行かずに済んだ。
でも、3時で眠れなくなってしまったので、起床。
ここは早立ちの人ばかりだと思うので、遠慮せずに朝食の準備を進めた。
今朝は鹿児島のイオンで買ったフリーズドライの鶏飯。
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おじや風だが、起き抜けにはちょうどよかった。
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食後、荷物をまとめ、トイレ、ストレッチを済ませ、4時半前に出発。
まだ真っ暗で、満月がぽっかりと空に浮かんでいる。
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写真を撮ることが主眼の私がこんな「真夜中」に出かけることはほとんどないのだが、今回は時間の制約ができてしまったのでやむを得ない。
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400mほど歩いたところに最初の標識。
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20分ほどで第一展望台に着いたが、もちろん何も見えない。
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月が見えるだけだ。
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第二展望台は5:15に通過。
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ここで昨夜同宿だった中国の若者たちが追い抜いて行った。
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ロープ場を過ぎると、やっと視野が開け、宮之浦岳(右、1936m)のシルエットが確認できた。
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東の空がやっと白み始めた。
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でも、あたりはまだ月明かり。
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満月が永田岳(1886m)を照らす。
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この黒い物体は坊主岩。
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やっと高感度、スローシャッターなら写真が撮れるようになってきた。
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永田岳も黒から深緑に。
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出発してから1時間で進んだのは1.4km。
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永田岳の右の尖塔はネマチ(1814m)という。
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そのさらに右は小障子。
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正面の巨岩は平石岩屋のピーク。
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まわしを締めたお尻のような岩だ。
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1/8秒くらいでしかシャッターを切れないので、手ぶれがひどい。
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でも、登山道もやっと薄明るくなってきた。
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このくらいになれば、もうヘッドライトは要らない。
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間もなく、宮之浦岳にも朝日が注ぎそうだ。
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1700m近くで森林限界を越えた。
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宮之浦岳周辺は緑の中に花崗岩が露出する特異な景観だ。
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平石岩屋のピークを登っていく。
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頂上まではあと1.6km。半分を過ぎた。
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左手(東)遠くに石塚山(1598m)。
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いったんシャクナゲのトンネルに入る。
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なんと雪が残っていた。さっき、中国人が大声をあげていたのは、これのせいだったんだ。
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岩場も当然出てくる。
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右手の小障子に光が当たった。
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振り返ると、愛子岳(1235m)の向こうからご来光。
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まん丸な太陽が昇った。
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明るくなると、やはりうれしい。
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今、越えてきた1675mピークを振り返る。
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ケルンを通過。
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結構な急登だけに
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階段が整備されていた。
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露岩の上を歩く場所にはロープも。
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なかなかいい眺めだ。
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こういう巨岩があちこちに露出しているのが、実にユニーク。
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頂上が露岩になっているピークも少なくない。
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その代表格、翁岳(1860m)。
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6時過ぎに平石岩屋に到着。
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ここで撮影を兼ねて休憩をとる。
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この岩が「平石」なのだろうか。
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永田岳がやっと明るみに身をさらしてくれた。
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真正面(南)にそびえるのが目指す宮之浦岳。
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その左に翁岳が控えている。
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まさに緑のじゅうたん。
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先行する中国人たちが見える。
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それにしても、どうして花崗岩はこのように残るのだろう。
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左前方は1692mピーク。
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左のピークが宮之浦岳の頂上だ。
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あれは何の木だろうか。明らかにスギではないが。
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平石岩屋の頂上部分。あそこまでは行っていないが、ここは1707mのピークだし、地形図に「平石」の表記もあるし、「登った山」に認定する。
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せっかくなので通りかかった青年に写真を撮ってもらった。
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平石岩屋で一番大きな岩。
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なんと、この岩は途中から、ぱっかりと割れていた。
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下は岩屋状になっている。
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その岩陰に小さな石祠が。
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そこから眺める宮之浦岳の美しいこと。
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右手にそびえるネマチの造形はまさに神業。
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永田岳、ネマチ、小障子と続く稜線。
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やや下って平石岩屋を振り返る。
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この石は、なんとなく顔のように見える。
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さあ、いよいよ宮之浦岳に取り掛かる。
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岩の仲良しグループ。
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月がだんだん薄くなってきた。
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永田岳からネマチの造形も角度によって微妙に違う。
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ペンチ形になったネマチ。
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開けた道はやはり気持ちがいい。
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よ~し、あと1kmだ。
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さっきから気になっているのだが、花崗岩に含まれているこの長方形の結晶のようなものは何なのだろう。
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再び、平石岩屋を振り返る。
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右の丸い岩も人の顔のようだ。
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岩の上を歩くもの楽しい。
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それにしても、こんなにいい天気になるとは。
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空には雲一つない。
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これが、本当にひと月に35日雨が降るという屋久島なのだろうか。
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永田岳にも登りたかったが、往復2時間10分を費やす余裕はない。
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小杉谷の源流の一つと思われる。
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(つづく)
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宮之浦岳(8)

【2017年4月12日(水)】宮之浦岳
高塚小屋を過ぎて、新高塚小屋に向かっている。
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標高1400mを超えると、白骨樹をちらほら見かける。
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そんな屋久島の森を満喫中。
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もう少しで最初のピークに至る。
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20数分で高塚小屋からの最初のピーク、100mを登り切った。
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本日のゴール、新高塚小屋まで、あと1.2kmだ。
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この枝ぶりは、まるで新体操の軌跡のよう。
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毛細血管のようにも見える。
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あれは石塚山(1589m)だろうか。
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ヒメシャラもよく見かけるようになってきた。
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シャクナゲも生えている。
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お馴染みになった屋久杉たち。
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よ~し、あと700m!
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頑張るぞ。
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でも、あと100m登らないと。
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最後の坂のきついこと。
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屋久島の固有種オオゴカヨウオウレン発見!
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重畳たる屋久島の山々。
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お、雪渓発見。
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あと400m。
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ここまで来れば、あとはなだらかなはず。
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白骨樹たちも応援してくれる。
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階段もこの程度なら許す。
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最後の関門?胎内くぐり(笑)
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トラバースに入ったら、小屋は間もなくだ。
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水場があるということは、小屋は本当に近いはず。
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さあ、早く!
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やった~、新高塚小屋に着いた~!
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時刻は14時を回ったところ。計画より1時間半も早かった。
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小屋にはすでに2組10人ほどが入っていたが、1階の隅を余裕で確保することができた。
テントは使わずに済んだ。

小屋の中は寒いので、とにかく日の当たるところで休憩することにする。
外に出ると、さっきの言葉を交わした青年がテン場の上に寝ころんでいた。
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その奧では、中国人の若者グループが騒いでいる。

私も休憩適地を探す。ここはちょっと日影だな。
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テン場を過ぎてトイレの方に行ってみると、根っこの部分がトンネルになった屋久杉くん。
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休憩の前に、用を済ます。
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トイレの先は登山道。
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水場で焼酎用の水を確保。
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結局、テン場とトイレの間にある階段に腰を下ろして休むことにした。
まずは担ぎ上げてきたビールで乾杯。
あっという間に飲み干して、次は九州だけど麦焼酎。
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調子に乗って、黒霧島。
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つまみはアゴ(トビウオ)の燻製など。
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日なたぼっこをしながら、ゆったりした時間を過ごした。

16時すぎに日が陰ってきたので、小屋に戻り、夕餉の支度。
まだ、17時前だけど、いただきます。
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今夜はカレーと汁代わりにラーメン。
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食べ終わったら、もうすることもない。シュラフに潜り込んだ。
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明日は、紀元杉14:50発のバスに乗っていては飛行機に間に合わないので、14時に淀川登山口にタクシーを予約してある。
これも実は、前日、宿からあちこちのタクシー会社に電話をかけて、3軒目で確保できたもの。
「その時間は出払っている」と言われ続けた時は、どうなることかとハラハラした。
淀川登山口までのコースタイムは7時間15分。
朝6時に出れば間に合いそうだが、何らかの理由で遅れたりすると、ほんとに帰京できなくなるので、大きく余裕を見て、4時半に出発することにした。
ということは3時半に起床ということになる。
今、寝れば9時間半の睡眠は取れそうだ。

【行程】2017年4月12日
荒川登山口(5:58)~大山祇社(6:59参拝7:06)~小杉谷集落跡(7:09休憩7:21)~楠川分れ(7:49)~小杉谷山荘跡(7:53トイレ休憩8:00)~仁王杉(8:53)~大株歩道入口(9:13休憩・トイレ9:35)~ウイルソン株(10:00見学10:05)~大王杉下(10:47昼食11:11)~大王杉(11:20)~縄文杉(11:56見学12:07)~高塚小屋(12:25休憩・トイレ12:51)~新高塚小屋(14:03)
※所要時間:8時間5分(歩行時間:6時間42分)コースタイム:6時間10分
※登った山:なし
※歩行距離:12.7km
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宮之浦岳(7)

【2017年4月12日(水)】宮之浦岳
夫婦杉を過ぎて縄文杉に向かっている。
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ザ・年輪。
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すでに深い深い森の中だ。
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これは明らかに屋久杉。
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その表面。
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どんどん標高を上げていく。
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これはどうなってるんだ? まさに木のトンネル。
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くぐり抜けても、どうなっていたのかよく分からない。
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再び、沢に下る。
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対岸。
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渡渉。
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倒木だらけだ。
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木の根が蛇のよう。
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木の根滝。
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甌穴。
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花崗岩のかけら。
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広い休憩スポットを通過。
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古木に次世代の木々がからみついている。
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縄文杉の手前で分岐があったので、ここからはピストンになると勘違いし、ザックをデポ。
でも、実はそのまま高塚小屋方面に行けたのであった。
空身になって進むと、今度は北デッキと南デッキの分岐に出た。
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まずは右の北デッキへ登る。
これは北デッキへの階段から見た南デッキ。
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大きな木のトンネルをくぐる。
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数分で北デッキに到着。
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縄文杉が正面に見えた。
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さすがに太い。
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この杉は昭和41年(1966年)、当時屋久町の観光課長だった岩川貞次によって発見された。
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樹齢4000年以上と推定され、縄文時代から生きているということで「縄文杉」と呼ばれるようになった。
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ただ、うねった感じの幹の造形が縄文土器に似ているから、という説もあるらしい。
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南デッキへ移動する。
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樹齢については、1976年、九州大学の真鍋大覚助教授の調査により、7000年以上と発表され、それが定着していった。
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その後、3本ほどの若い木が古木を包み込んでいる合体木の可能性が浮上し、若木の樹齢は2700年と判定された。
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しかし、鹿児島大学農学部の調査では1本の木であることが証明されており、樹齢については依然として確定していない。
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ただ、約7300年前の鬼界カルデラの大火砕流で屋久島の大型植物は全滅したとされており、縄文杉の樹齢は、4000年以上は遡らないというのが定説となっているそうだ。
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サイズは直径5.2m、幹回り16.4m、樹高25.3m。
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いずれにしろ、屋久島随一の屋久杉であることには変わりはない。
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南デッキはこの人だかり。
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あちらが北デッキ。
縄文杉の北側の古木が近年倒れて、展望が効くようになったので、今年3月に完成したばかりなのだそうだ。
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できたてほやほやのデッキで、これまで見られたことのない角度から縄文杉を見ることができたのは幸運だった。
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10分ほどかけてじっくり見学し、ザックをデポしてあるところまで戻る。
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ほんとうは南デッキから直接、小屋方面に行けたのに、ちょっと失敗した。
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でも、おかげで身軽に見学できたのだから、よしとしよう。
ザックに戻ると、レンジャーみたいな人がザックの写真を撮っていた。
世界遺産内でこういうことをされては困るという証拠写真だったのだろうか。
ちょっと緊張してしまった。

気を取り直して、高塚小屋に向かう。
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縄文杉の先にも、本土にあったらびっくりするような古木が普通にある。
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休憩舎を通過。
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倒木も通過。
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縄文杉から20分弱で高塚小屋に到着。
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ここで大休止とする。
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小屋にはスポンサーの名前も付いている。
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中を見学すると、どなたかの荷物がデポされていた。
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ここを拠点に宮之浦岳(1936m)をピストンするつもりなのだろう。

2階もきれいだった。
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外には携帯トイレ用ブースもあったが
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普通のトイレもあったので、そこで用を足す。
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ここで単独の青年(と言っても40歳くらいかも)が休んでいた。
途中で、私を抜かして行った方だ。
少々雑談。
ルートは私と一緒だが、明日は淀川小屋に泊まる予定なんだとか。
一応テントは持ってきているが、今日は新高塚小屋が空いていれば、小屋に泊まるつもりらしい。
ここまで、このペースで来ているなら、明日は淀川に泊まらなくても、バスの時間までに下れるのでは?と話した。
三重の方らしく、登山歴も私とそれほど変わらなかった。
余計な自慢話はしないし、かと言って無口でもない。フレンドリーだし、とてもジェントルな方だった。

私が小屋の中を見学している間に、単独男性がトイレ方面から出てきて、頂上の方へ登って行ったという。
どうやら、荷物をデポしていた人らしい。
トイレまでは木道が続いており、それを登山道と勘違いしたのだろう。
トイレの奧にも踏み跡があって、そこにはロープが張ってあったのだが、「これは観光客用。登山者は通行可」と勝手に思いこんで突き進んで行ったみたいだ。
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途中で不審に思い、引き返してきて、正規の道を行ったようだが、ここから頂上まで往復するとコースタイムは8時間半。
いくらほぼ空身とは言え、途中から真っ暗になる。
ていうか8時間半の行程をほぼ空身で行くなんて。
ちょっと信じられない。
ほかにも軽装の外人が「暗くなっても構わない」と登っていった。
世界遺産にはいろんな人がいるわい。無事を祈るしかない。

食事でもないのに30分近くものんびりしてしまった。
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13時前に出発。
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今宵の宿、新高塚小屋まではコースタイムで1時間20分の距離だ。
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ここは標高1330mほど。
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この先、100mほど登って50m下り、最後にまた100mほど登らなければならない。
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すでに出発してから7時間近く経過している。
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背中のザックがさらに重くのしかかるが、気力を振り絞って頑張る。
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最初の100mの登りには、やはり階段があった。
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こちらは木の根の階段。
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階段は歩きやすいが、登り続けなければならないので、精神的にはきつい。
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こういう道の方が手を使えるので、まだマシだ。楽ではないけど。
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背後に見えるシルエットは高塚山(1396m)だろうか。
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お~いきなり展望が開けた。吉田岳(1165m)から北東に延びる稜線だ。
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こちらは高塚山。
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おそらく愛子岳(左、1235m)と三野岳(右、944m)。
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愛子岳を単独でご覧に入れて今回の〆とする。
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(つづく)
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宮之浦岳(6)

【2017年4月12日(水)】宮之浦岳
大株歩道に入り、縄文杉へと向かっている。
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大勢の登山者が歩いて、すり減った階段を登る。
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木の根もすり減っている。
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いよいよ縄文の森の中に分け入っていく感じだ。
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やはり、トロッコ道よりも、こういう道の方が歩きやすい。
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渡渉もうきうきする。
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この太さは間違いなく屋久杉だろう。
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石の道、そして木の根道を行く。
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道自体が沢のようになっているところもある。
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この大木は伐採されずに済んだんだなあ。
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翁杉。
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ここにたどり着いたら、先行していたおじさんが「これはウイルソン株じゃないよ」とわざわざ声をかけてきた。
そんなことは看板があるのだから分かる。
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きっと、自分たちがウイルソン株だと勘違いしたから、そういう言葉が出たのだろう。
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翁杉は縄文杉に次ぐ幹回りで12.6mもあり、樹高は23.7m。
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樹齢は約2000年と推定されていたそうだが、平成22年9月10日未明に幹が折れてしまったという。
そんなガイドさんの説明に、みな熱心に耳を傾けている。
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こちらは渡渉して、さらに登っていく。
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またもや階段だ。
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切株がコケで覆われている。
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もうふさふさだ。
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左手の沢。
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裸の木はヒメシャラかな。
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階段が続く。
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ちょっと怪獣に似ている。
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おや、人だかり。
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これが正真正銘のウイルソン株だ。
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こんな看板があるということは、森の中でお昼を食べる人がいるのかな。
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ウイルソン株の中に人が入れるのはよく知られている。
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伐採年代は18世紀末ごろと伝えられ、屋久島では最も古い切株だそうだ。
1586年に秀吉の命で、大坂城築城のために切られたとの伝説もある。
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私も中に入ってみた。相当広い。
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小さなお社が祀られている。
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見上げると、空がハートの形に見えた。
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米国の植物学者アーネスト・ヘンリー・ウイルソンが1914年に紹介したことから、そう呼ばれるようになった。
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ゆっくり味わいたかったが、撮影したい人がいっぱいいるのでそうもいかない。
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見学は早々に切り上げて出発した。
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早速、階段である。
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「トイレ絶対禁止」。そういえばウイルソン株の中を沢が流れていたっけ。
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それにしても屋久島は人気があると改めて思う。
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新学期が始まったばかりの平日なのに、こんなに若者がいるなんて。
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ウイルソン株以外にも、大きな株や樹木は珍しくない。
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枯死したスギも少なくない。
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標高は1000mを超えた。
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水場には事欠かない。
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緑の倒木。
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これほどのものは本土では見たことがない。
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こいつらなど、まだ若造の部類だ。
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意味ありげな石の配置。
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ここで、いきなり宮之浦岳(1936m)の頂上が見えた。
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これは翁岳(1860m)だろうか。
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両者の位置関係はこのようになっている。
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切株の大きさは半端ではない。
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さすがに世界遺産。よく整備されている。
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渡渉地点に休憩スポットがあった。
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でも、ここは通過する。
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沢からちょっと登ったところにあるベンチで休憩。
まだ11時前だが、朝が早かったのでここでお昼にした。
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まわりにも休んでいる人がちらほら。
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濃い緑に囲まれた潤いのある空間だ。
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まずは、しろくまのクリーム大福。もっちりしていて美味しい。
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主食はフリーズドライのスープパスタ。
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ゆっくり食べて、25分ほどで出発。
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この上にも、いくつか休憩スポットがあった。
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早朝出た人はちょうどお昼を食べたくなるあたりだからだろうか。
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ちょうど水場もあるし。
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緑の衣をまとった屋久杉。
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これらもかなり大きい。
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どんどん標高を稼いでゆく。
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ここは倒木により通行止め。
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間もなく、大王杉に到着。
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最初はこの切株のことかと思ったけど
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その向かいにある生きた木の方だった。
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杉の皮をはがす人がいるなんて。
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大王杉の根元の部分。
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真ん中のあたり。
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上の方。やはり王者の風格がある。
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間もなく携帯トイレブース前を通過。
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ここは女王杉のあるところらしいが
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これのことだろうか。
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この切株のわけはない。
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こちらは女王ではなく、アザラシ。
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とにかくスケールがでかい。
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なんと、ここからやっと世界遺産の登録範囲だ。
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すぐに夫婦杉。
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手を取り合っているように見えるのが分かるだろうか。
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こちらが夫の方かな。
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左が奥さん。
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ちょっと光の加減で分かりにくかった。
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では縄文杉へと向かおう。
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(つづく)
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宮之浦岳(5)

【2017年4月12日(水)】宮之浦岳
荒川登山口から縄文杉に向かって、安房(あんぼう)森林軌道を歩いている。
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雨量の多い屋久島では、岩の上にもあっという間に木々が根付いてしまう。
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小杉谷集落跡を過ぎ、いよいよ樹齢1000年を超える屋久杉が姿を現してきた。
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切株の上に落ちた種子が発芽し、2代目も育っている。
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300年も前に伐採されたものだが、切株は次世代の栄養源なのだ。
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大いなる自然の営みに畏敬の念を感じつつ、山の奥へ奧へと分け入ってゆく。
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切株に幼木が生えてくることを切株更新という。
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ツバキの花びらが線路に落ちている。ツバキは地面にも咲く花だ。
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山の中は静かそうに思えるかもしれないがそうでもない。
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ガイドさんがいるグループが後ろにつくと、結構賑やかだ。
ガイドさんは後ろの人にも聞こえるように話すので、声が大きいのだ。

小杉谷事業所跡から30分ほどで楠川分れを通過。
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ここは白谷雲水峡への分岐にあたる。
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軌道の終点までは、あと1時間だ。
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境谷を立派に整備された橋で渡る。
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その先に引き込み線の跡らしきものがあった。
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これは単なる引き込み線のようだ。
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さらに小さな橋を渡ると
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小杉谷山荘跡に設置されたトイレに出た。
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もちろん利用させていただいた。
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ここには普通に垂れ流していいトイレと、携帯トイレ用ブースがあった。

水場とかまどの跡もある。
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キャンプもさせていたのだろうか。
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山中では数少ないトイレなので、さすがに利用者が多かった。
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用が済んだら出発、といきたいところだが、しばし休憩。
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7分ほどぼんやりしていた。
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トイレのすぐ先に登場したのが三代杉。
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1代目のスギが約2000年で倒れ
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倒木更新した2代目が約1000年で伐採され
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その上に切株更新して育った3代目の樹齢が約500年。
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ものすごい命の営み、つながりだ。
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この先はしばらく整然とした樹林帯。
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ところどころに古い切株が残る。
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一瞬、岩に見えてしまうほど大きい。
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ようやく高塚小屋までの中間地点を通過した。
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この洞穴はかつての林業関係者の避難所だったのだろうか。
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いくつかあったが、中は覗かなかった。
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乱沢を通過すると
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道は大きく右に旋回。
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左手に、山に入っていく踏み跡があるが、これが近道であるのに気付かず、そのまま軌道を進んでしまった。
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間もなく思い出したのだが、戻るのもばかばかしいので、近道は断念。
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乱沢を再び渡る。
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水は実に清冽だ。
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勢いよくほとばしっている。
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あれれ、あれから随分歩いたのに、距離表示が同じだ。
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急カーブして、一段上から、今歩いてきた軌道を見下ろす。
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近道との合流地点。まあ時間のロスは数分程度だろう。
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路盤の石垣は初めて見た。
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丸太の太さは、1mはありそうだ。
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だそうです。
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石塚山とはこれのことだろう。あれが鳥井岩なのだろうか。
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無造作な休憩用ベンチを通過。
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間もなく、先行していた団体さんに追いついてしまった。
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これは、まさに旧線跡。
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そして木橋7号。
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再び小さな沢を渡った。
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切通。レールが随分ゆがんでいるように見えるが、大丈夫だろうか。
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仁王杉(啊行)。
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この部分、大きく口を開いているように見えるのが、名称の由来だろうか。
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吽行の方はすでに倒れていた。
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再び引き込み線。
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これは壁にぶつかって止まっている。
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方向転換が目的なのだろうか。

これは切株の年輪?
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またまた無造作な休憩用ベンチ。
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この巨岩は軌道を築く時に削ったのだろうか。
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屋久島中枢部の山が見えてきた。
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山の名前は分からない。
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まだ休憩は我慢。
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初めての白骨樹。
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新緑と常緑、冬枯れの対比が見事だ。
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ちょっと崩れかけた待避線。
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新緑が本当に鮮やかだ。
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歩き始めてから3時間15分で、大株歩道入口に到着。
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岩に腰掛けて休憩し、栄養を補給。
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10分ほど休んでトイレに向かう。
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トイレは大株歩道の入口前を通過して、もう少し軌道に沿って進んだところにある。
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大杉谷も渡らなければならない。
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橋を渡った先が、まさに森林軌道の終点。
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その奥にあるトイレで、たまっていたものを出すことに成功。
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これで快く、大株歩道の登山道に臨める。
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橋をもう一度渡って
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ここからが本格的な登山開始だ。
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大株歩道と呼ばれているのは、大きな切株がたくさんあるからなのだろうか。
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いきなりの急登なので、努めてゆっくり歩く。
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やはりトロッコ道よりも登山道の方が落ち着く。
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木道はスリップに注意。
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手も使って、登っていく。
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丸太のような石だが化石ではあるまい(笑)
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(つづく)
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宮之浦岳(4)

【2017年4月12日(水)】宮之浦岳
荒川登山口から歩き始めて5分。荒川荘跡付近に差しかかっている。
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ここに役目を終えたポイントがぽつり。
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さすが水の豊富な屋久島。山側からは水がひっきりなしに流れ落ちている。
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大量の水が流れている場所には屋根が設けられていた。
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この待避場所というのは、トロッコ列車が走る際の歩行者の待避所ということだろう。
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巨大な花崗岩。
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岩の割れ目から木が生えている。ものすごい生命力だ。
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屋久島では、水場の心配は全くない。
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手すりのない橋を渡る。
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眼下にも一枚岩。
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前のグループは何を見つけたのだろう。
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この岩のことではなかった。
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表面を水が伝っているのか全体が湿っている。
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彼らの関心が何にあったのか不明のまま通過。
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小杉谷は花崗岩の岩だらけ。
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これは対岸の愛子沢。
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枝沢も迫力満点だ。
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太忠(たちゅう)橋で
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太忠川を渡る。
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天柱石のある太忠岳(1497m)に源を発する川だ。
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左手の石段はどこに続くのだろう。国有林の借地標が掲示されていた。
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屋久島電工株式会社が導水管を設置するために借りているらしい。

ここも水場のようなもの。
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あちこちから水が浸み出している。
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廃線(ではないけれど)歩きは楽しいのだが、枕木と歩幅が合わず、かなり歩きにくい。
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それでも、切通しなどがあると、ちょっぴり興奮する。
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山側には、いたるところに、こんな小さな滝がある。
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だんだん樹齢の古い杉が目立ち始めた。
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これで樹齢数百年程度なのだろうか。
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小杉谷は白い花崗岩なので、水が明るく見える。
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夏だったら、水浴びしたくなるんだろうなあ。
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ヤマザクラかな。まだ咲いていてくれてれ、ありがとう。
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水も多いが、コケも多い。半端じゃない。
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トロッコ列車は今日は走らないのかな。
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これが、「山と高原地図」にある「千年杉」だろうか。
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折れたところから2代目の幼樹が、上からたくさん生えている。
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ずっと平らな道なのだが、いろんなものを見せてくれるので、全く飽きない。
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橋は枕木の上に木道を渡してくれている。おかげで歩きやすい。
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ちなみに、これは人工的な石垣なのだろうか。
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1時間ほど歩くと、安房川の右岸をゆく軌道との分岐に着いた。
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右に行くのが縄文杉へのルート。
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でも、左に進んですぐのところにある大山祇神社に寄り道。
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この階段がどこまで続くのか分からないが、取りあえず登ってみた。
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すると、わりとすぐに平地に出て、奥に小さな社が佇んでいた。
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無事に登下山できるよう祈願。
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小杉谷の集落が栄えていたころは、もっと大きな社があったのかもしれない。
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社の後ろに立つのは気根杉だろうか。
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参拝を終えて、軌道に戻る。
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この枝線もずっと奥まで続いているようだが、もちろん行かない。
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少し戻って、本線へ。
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本線に戻るとすぐに小杉谷橋を渡る。
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トロッコが走る際はランプが点灯するらしい。
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ふと見ると、河原に下りている人がいた。
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単独でガイドさんを雇っているようだ。
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橋の向こうに見えるのは、おそらく935mピーク。
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巨岩の転がる河川敷。
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水はその中を縫って流れている。
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ちょっと不思議な杉だ。
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小杉谷橋を渡り切ると、校門らしきものが見えてきた。
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ここには、かつて小杉谷小・中学校があったのだ。
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小杉谷集落は大正12年(1923年)に森林軌道が敷設されたのに伴い、国有林経営の全線基地として誕生した。
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最盛期の1960年には133世帯540人に達する大きな集落で、郵便局や床屋、商店などもあったという。
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当時の小・中学校の児童数は108人を数えていたとか。
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だが、1970年の小杉谷製品事業所の閉鎖に伴い、集落は半世紀にわたる歴史を閉じたのである。
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学校跡地には石垣が残っている。
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木々に隠れて、携帯トイレブースが設置されていた。
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校門のところに、ちょうど桜が咲いていた。
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かつては、ちょうど入学式の頃、満開を迎えていたのだろう。
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小杉谷とは川のこともいい、集落のことも言う。
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では軌道に戻ろう。
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このあたりもかつては民家が建っていたと思われる。
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間もなく、小杉谷製品事業所跡に到着。
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もちろん、製品とはスギ材のことである。
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ここに休憩舎があったので、ひと休み。
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その壁には、賑やかだった頃の写真パネルが展示されていた。
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集落跡には遊歩道も整備されているようだ。
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1周500mで30分ほどかかるらしいので、今回はパスさせてもらった。
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そこでは、布に印刷した写真を吊り下げて展示する写真展も開かれていた。
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服装を見ても、豊かな暮らしをしていたことが分かる。
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10分ちょっと休んで出発。
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ここからずっと枕木の上に木道が敷いてあり、かなり歩きやすくなった。
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緑の回廊が続く。
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石垣のある場所は、さっきの遊歩道の出口。
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ここでも写真展が開催されていた。
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スギの本格的な伐採は1643年に薩摩藩によって始められたというから、もう400年近い歴史がある。
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この軌道は一体何本の杉を運んだことだろう。
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(つづく)
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宮之浦岳(3)

【2017年4月11日(火)】宮之浦岳
屋久島の宿の近くの海岸を散策中。
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岩陰にひっそりとタチツボスミレが咲いていた。本土の花より青が濃い気がする。
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海岸への下る道を戻って、買い物に向かう。
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道端に咲いていたのはクサイチゴ。
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さっき通ったバイパス下のトンネルには、こんな落書きが。
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「愛している」なら止めましょうね。

まずはショッピングセンターへ。
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とくに山岳用の食品は扱いなし。
明日用のビールだけ買って、観光案内所でパンフレット類をゲット。
街をぶらつきながら、専門店の「山岳太郎」を目指す。

安房の集落に入った。屋久島料理の宿「鶴屋」の前を通過。
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仲医院前のバス停も通過。
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萬来軒は売家になっていた。
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世界遺産屋久島の石碑。
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海岸から40分近く歩いて、やっと「山岳太郎」に着いた。
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ここはこんな店構えだが、都会の山岳用品店と同じくらい品ぞろえがあった。
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ガスとアルファ米を購入。これで完全に憂いなしだ。

あとは帰るだけだが、別の道を通る。
鹿児島県の屋久島合同庁舎の前を通過。
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結構大きい。
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バス停の名前は「合庁前」。
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途中、土産物店(杉匠)があったので、ひやかしに入ってみた。
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杉の加工品が多い。やはり特産品なのだろう。
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こちらは樹齢1000年を超える屋久杉。
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屋久島の形をした杉のコースターに惹かれたが、むやみに物は増やさない方針なので我慢した。
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宮之浦岳のバッジを見つけたので、それだけは買った。

食べ物としては、白くまくんプチゼリーや柑柑娘などがかわいかった。
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このあたり、実は土産物店街だった。
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おおお、虹だ~~~! ほぼ平らじゃないですか。
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合同庁舎職員の公宅かな。かなり古いけど。
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バイパスを下ると、不思議な神社を発見。
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屋久杉の切株をご神体にしている。
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レストラン「屋久どん」は丼ものの店?
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16時前に宿に戻り、軽くパッキングしてみた。
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宿の女将さんが「お風呂が沸いたわよ」と知らせてくれたので、一番風呂に入る。
お風呂は離れになっている。
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正面に種子島を望む絶好の展望風呂だった。
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ただ、ベンチが石なので、ちょっとお尻が痛かった。
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風呂上がりにビールを飲みたかったし、お腹も空いたが、じっと我慢。
18時半の食事に備えた。
夕食は12品。
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手羽先の照り焼きやタイの煮付けなど、どれも美味しかったが、最後に出たアゴ出汁のお吸い物が絶品だった。
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もちろん、ビールもいただいた。

19時半に、部屋に戻る。
満月が昇っていた。
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翌日は3時半起きなので、9時には就寝した。

【2017年4月12日(水)】宮之浦岳
目覚ましが鳴って3時半に起床。
睡眠は十分なはずだけど、さすがに眠い。
顔を洗って、歯を磨き、玄関前に配達されていたお弁当を受け取る。
お湯を沸かして、水筒に入れ、最終パッキング。
余分な荷物は預かってもらい、4:15頃出発した。
満月の下、とぼとぼと安房港バス停に向かう。
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バス停には4:25に着いた。
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バスの到着まであと15分あるので、ザックを下ろして静かに待つ。
バスは定刻前の4:38に到着。
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すぐに発車した。
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いくつかのバス停で計数人を乗せて、10分ほどで縄文杉自然館に到着。
荒川登山口に向かう登山バスの乗り場はすでに長蛇の列だった。
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この時期は5時から6時まで20分おきに運行されている。
始発を目指して、島内各地からレンタカーや宿の送りの車で来た登山者たちなのだろう。
あわててバスの切符を買って並ぶ。
係りの人はこのくらいまでは、次のバスに乗れるでしょうと言ってくれた。
ちなみにバス代は片道690円。
でも、それに加えて山岳部環境保全協力金を1000円納めなければならない。

間もなく、バスは到着。係りの人が言う通り、私の後ろ2人くらいで満席打ち止めになった。
私は補助席に座ることになったが、どうせ真っ暗で車窓など見えないのだから構わない。
ただ、膝の上にのせたザックがやけに重かった。
お蔭で寝ることさえできなかった。

バスは30分ほどで荒川登山口に到着。
まだ暗いので、時間稼ぎの意味もこめて、休憩舎でお弁当を食べてしまうことにした。
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竹皮の包みを開くと、大きめのおにぎり2個とゆで卵やさつま揚げ、コロッケ、ウインナー、たくあんに魚まで付いていた。
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これで500円以下とは、かなり安い。

休憩舎の中は私と同じように朝食を摂る登山者でごった返している。
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私は早めに中に入ったので、ベンチに座って食べることができた。

食べ終わって、外に出ると、かなり明るくなっていた。
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ゆっくりストレッチをして体をほぐす。
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みんな三々五々出発して、休憩舎も静かになった。
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時刻は6時前。では、私もそろそろ出発しよう。
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歩き始めるとすぐに、トロッコの車庫があった。
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この時点では、まだトロッコが現役だとは知らない。
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まずは下り道だ。
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そしてすぐ左折。
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直進すると安房港方面に行ってしまうようだ。
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一気に大勢の登山者がバスから吐き出されたので、最初は、他の登山者との距離が近いが、それはやむを得まい。
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いきなり鉄橋で荒川を渡る。
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荒川の上流。
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三角の山は835mピークかな。
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昨日までの雨のせいか、かなりの激流である。
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この黒い岩もみな花崗岩なのだろうか。
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橋を渡り切ると、こんな看板が。
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なんと、安房森林軌道は現在も「トイレ運搬」のため運行されているそうだ。
登山者が常にいるだろうから、夜に運行しているのかと思ったら、そうではないらしい。
運がよければ、登山者もトロッコが走っているところを見ることができるのだとか。
でも「走る」と言っても「歩く」ようなスピードらしく、とくに危険はないらしい。

橋の後はすぐに素掘りのトンネル。
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ライトが付いているので、ヘッドライトは要らなかった。
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なんだかアドベンチャームード満点である。
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待避線が出てきた。
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このあたりが、「山と高原地図」にある「荒川荘跡」だろうか。
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待避線の先に古いトロッコが打ち捨てられていた。
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後ろから来たグループのガイドさんの説明によると、大正元年の森林軌道創業時のもので、トロッコ第1号なんだとか。
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ガイド付きのツアーもいろいろと説明してくれるので、悪くはなさそうだ。

(つづく)
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宮之浦岳(2)

【2017年4月11日(火)】宮之浦岳
この日は7時前に起床。たっぷり寝た。
窓の外を見ると、どうやら雨は止んでいるようだ。
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シルクイン鹿児島の10階からの眺めである。
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パッキングなどを済ませて、8時前に1階のレストランへ。
朝食はバイキングだった。ゴーヤの味噌漬けが美味しく、カレーも食べて満腹になった。
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デザートはフルーツヨーグルトにした。
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9:10過ぎにチェックアウト。
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中央駅前電停に向かう。
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続々と電車がやって来る。
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鹿児島駅前行きに乗り込んだ。
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9:35、5つ目の電停、いづろ通で下車。
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龍馬とお龍が迎えてくれた。
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二人は慶応二年(1866年)に、新婚旅行でこの地を訪れたそうだ。
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「いづろ」とは「石灯籠」のことだった。
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通りの向こうに鹿児島の有名な百貨店、山形屋が見えた。風格のある建物だ。
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船着き場のあるドルフィンポートまでの道は「マイアミ通り」。
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鹿児島市とマイアミ市は日米の「南端」の市ということで姉妹都市になっているそうだ。

広馬場通りには「戦災鎮魂慰霊の碑」。
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ホテルの人によれば、ドルフィンポートまで、電停から5分とのことだったが、ファミマに寄ったりしたので、15分もかかってしまった。
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しかも、高速船乗り場はここからさらに離れている。
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出港の30分前までに来るように言われていたので、ちょっと焦ったが、25分前に発券してもらって事なきを得た。

安心して、待ち時間を利用し、あたりを撮影。
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停泊しているのは高速船トッピー3。乗るのはこれとは別のロケット3だ。
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正面に見えるはずの桜島もすっかり雲の中。
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待合室は外国人の姿も目立つ。

10分前になって、ようやく乗船開始。
ザックは1階に置いて、2階席へ。
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また雨が降ってきて車窓も今ひとつなので、しばらく寝ていた。

目が覚めて窓を見ると、知林ヶ島が光っている。
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指宿の沖を航行していく。
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雲がかかっているが開聞岳(922m)らしきものも見えてきた。
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左の盛り上がりは長崎鼻。
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何だか、青空が広がってきたではないか。
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うねりが大きいが、海の色も青くなってきた。いい感じだ。
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右手の薩摩半島が切れても、左手の大隅半島は長い。
出港してから、約1時間で佐多岬沖を通過した。
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その際に、その旨の放送がかかった。
放送と言えば、「ドアの開閉はしないでください」というアナウンスが何度もあったが、ちょっとその言い方はおかしい。
開けてしまったら、閉めないといけないのだから、「開閉」ではなく「開けないでください」だけでいいだろう。

間もなく種子島が視界に入ってきた。
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西之表港に寄港する。かなり風が強い。
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停泊中に昼飯を済ます。今朝、ファミマで買ったものだ。
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船は10分ほどで出港した。
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船は一路、屋久島へ。
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ずっと左側に種子島が見えていたが
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(これは右側)

ようやく屋久島が見えてきた。
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放送によれば屋久島の天候は「晴れ」。
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確かに青空が出ている。
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右手には三野岳(943m)らしき山が確認できた。
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いよいよ安房港に入港。
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13:05、定刻通りに接岸。
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1日半がかりでやっと屋久島にたどり着いた。
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晴れていて、うれしい。
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イエーイ、屋久島だ~!
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屋久島の登山シーズンは3~11月までということらしい。
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安房港のターミナル。
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港の対岸奥に見えているのはトンビフ峯(1089m)かしら。
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とにかく、今宵の宿「まんまる」に行きたいのだが、地図で見ると随分遠そうだ。
タクシー会社に電話をかけたら、「今、空きがない」とのこと。
でも、港の前の看板に、まんまるまで徒歩7分とあるのを見つけ、歩くことにした。
そんなに近かったとは知らなかった。
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かわいい黄色いポスト。
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道案内が出ていた。この道で間違いないようだ。
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それにしても海の青いこと。
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山芋の貯蔵施設の横を通過し
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バイパスとの立体交差をくぐる。
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屋久島はもうすっかり春。レンゲソウが咲き誇っていた。
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海の向こうには、平らな種子島が横たわっている。
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海岸は結構な岩場だ。
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散歩気分で歩いて、13時半に「まんまる」に到着。
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7分ではなく12分ほどかかったが、全然歩ける距離だった。
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まだ時間は早かったが、部屋に入れてもらえた。
チェックイン時に、朝食のお弁当を頼んだ。仕出し屋に発注しているそうだ。
おにぎり2個+おかずの弁当で確か470円だった。
ついでに、バス停の確認をしたら、屋久島交通のバスだけでなく、まつばんだ交通が40分ほど早いバスを運行していることを教えてもらった。
それはうれしい。明日は予定を変更し、そのバスで出かけることにした。

ここはコテージ風の宿だ。私の部屋は角部屋の0号室。
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ちょっと暑かったので、窓を開けて風を通した。

1時間ほど部屋で長旅の疲れを癒し、買い物がてら散歩へ。
180歩で海岸に出られるというので、まずはそちらへ。
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数えてみたら水際ではなく、浜までが180歩だった。
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なかなか荒々しい海岸だ。
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海岸の岩は角ばっている。
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でも波は比較的穏やか。
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防波堤の先端に赤い灯台が見える。
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宮之浦岳の山頂に奉納するための小さな石を確保した。
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田中陽希が「百名山一筆書き踏破」の最初にやっていたので、その真似っこだ。
昔から、島民が信仰の一環として行ってきていたらしい。

陸地を振り返ると、明星岳(左、651m)らしき山影が。
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動と静。
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岩に付着したフジツボたち。
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おっと小魚も発見。
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あの雲も明日にはなくなってほしいな。
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さあ、では、買い物に向かうとしよう。
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(つづく)
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宮之浦岳(1)

【2017年4月10日(月)】宮之浦岳
北海道に転勤との話が浮上し、北からはなかなか行けないところを登っておくことにした。
幸い、一昨年取得した30年勤続の慰労休暇がまるまる残っている。
先月の九重連山がその第1弾だったが、今回は第2弾ということで思い切って屋久島に決めた。
移動時間節約のため飛行機を乗り継いで行くことにしたが、急がないとすぐ席が埋まってしまうとの情報もあり、2月中にチケットを予約しておいた。
コースについてはいろいろと考えたが、あまり欲張らず、荒川口から登り縄文杉を経て新高塚小屋で1泊、翌日宮之浦岳にアタックし、淀川口に下りるオーソドックスなプランにした。
これだと公共の交通機関を利用して回ることができる。

前後1日の移動日を設定し、4月10日から13日までの3泊4日。
3日目の午後には下山できるので、うまくいけば4日目は島内観光もできる。
そのためのレンタカーも予約しておいた。
宿は3月も下旬になってから、初日と3日目に「旅人の宿まんまる」を予約した。
ネットで見て、料理がおいしそうだったからだ。
4月は比較的オフシーズンらしいが、場合によっては小屋に泊まれないこともあるという情報もあり、念のためテントを持っていくことにした。
それでかなりの大荷物になってしまった。
まあ、やむを得まい。

当日(10日)は5:45に起床。6:10に所沢の自宅を出発した。
65㍑の巨大なザックを背負って、新所沢駅前のコンビニで朝食を購入。
予定(6:46発)より1本早い6:36発の始発普通電車に乗れた。
始発なので、余裕でザックを網棚に乗せられた。
朝食はパン。車内で済ます。
食べているとJALからメールがあり、屋久島便は「天候調査中」とのこと。
東京は快晴なのに、九州は風雨が強いらしい。
飛ぶことをひたすら祈る。
混雑を避けて、あえて各駅の電車にしたのだが、高田馬場に近づくにつて、かなり混んできた。
実は特急に乗るつもりで、前日、特急券を買おうとしたのだが、なんと通勤時間帯には特急を走らせていないことが判明。
早めの各駅に乗る方針に変更したのだ。
食後はずっと、トランプ米大統領のシリア空爆を報じた土曜日(2日前)の新聞を読んでいた。

高田馬場では、最大の難関である山手線に乗り換えなければならない。
入線した電車はやはり混んでおり、乗り込むにはかなりの勇気が必要だ。
とりあえず1本見送って待っていたら、逆方向の外回り電車がガラガラで入ってきたので、そちらに乗ることにした。
時間にはたっぷり余裕があるし、逆回りでも大して変わりない。
しかも、外回りだと品川乗り換えの京急ではなく、浜松町からのモノレール利用になるので、大荷物でも物怖じしなくていい。
ザックも網棚に乗せられたし、座れた。ラッキーだ。
しかし今度は、鹿児島便も「条件付き運行」とのメールが入った。
いったい、この旅はどうなってしまうのか。

浜松町では電車が3分おきに出ているので、2本見送って8:13発に乗車。
荷物置き場にザックを置き、ここでも座れた。
何とか、ラッシュ時、皆さんにご迷惑をかけず、しかも座って羽田までたどり着くことができた。ありがたいことだ。
2時間かかったけど。

空港に到着と同時にカウンターに直行。あれこれ手続きをしなければならない。
鹿児島便は福岡に着陸もしくは引き返しの条件付きだとのことで、福岡に着いた場合の福岡~屋久島便への振り替えを予約。
鹿児島へ飛べたとしても、鹿児島~屋久島便が欠航する場合もあるから、明日の屋久島便も予約した。
ちょっと不慣れなスタッフで、この手続きに30分もかかった。
となりのカウンターで威張っている客がいたが、私は自分のせいでもないのに、「面倒な手続きで申し訳ありません。ありがとうございました」ときちんとお礼をした。
我ながら、えらい。

この後、あわてて荷物の預けなど搭乗手続きをして、保安検査場を通過。
鹿児島便はほぼ定刻通り離陸した。
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最初のうちは、富士山や浅間山が見えた。
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真下には鎌倉や江ノ島も。
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でも、すぐ雲の上に出てしまった。
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何も見えないので、睡眠不足解消のため居眠り。

鹿児島に近づいて、目を覚ますと、やはり悪天候だ。
でも福岡には行かず着陸する様子で、ひと安心。
でも、途中、ドカンと何かにぶつかったような衝撃もあり、着陸寸前はかなり揺れた。
それでも何とか無事着陸できたので、拍手をしたら、皆さんも怖かったのか、つられてあちこちで拍手が沸き起こった。
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さて、問題の屋久島便。
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乗り継ぎ時間はたった15分だが、トイレに寄っている間に、欠航が決定してしまった。
荷物を受け取り、手続きのため並んでいる間に、船の便を調べて、電話をかけてみたが、すでに満席。今日中に島に着くのは不可能になった。
前に並んでいる人が一人ひとり、どうしたら屋久島に行けるのかスタッフに相談しているので、かなり時間がかかった。

とにかく急ぐ必要はどこにもなくなった。
もう午後1時近くになり、さすがにお腹が空いたので、売店で空弁を買って腹ごしらえ。
枕崎「幻の黒豚 鹿籠豚弁当」(860円)をかっこむ。味はまずまずだった。
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屋久島に渡る手立てとして、夜行の船便もあるのだが、朝早く屋久島に着いても、天候回復を待つために滞在する場所がないし、雑魚寝の二等船室しかないので、それは採用せず。
とにかく今夜泊まる予定だった屋久島の宿にはキャンセルの電話を入れた。
鹿児島市内のホテルをじゃらんから検索し、予約を入れようとすると、「あなたは今夜他の宿を予約しているので予約できません」と表示が出てしまい、予約手続きができない。
ならばと、web上でもキャンセルしようとしたら、今度は「3日前までじゃないとキャンセルできない」との表示。
結局、ホテルに直接電話をして予約するしかなくなったが、かなり高くついてしまった。
楽天とかから予約すればよかったのかもしれないが、もうあれこれ手続きがあって面倒くさくなっていたので、もういいや。

弁当が食べ終わったところで、鹿児島市街行きのバスのチケットを購入。
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来年は明治維新150周年。維新に貢献した薩摩は盛り上がっている。
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それはともかく、南国バスのエアポートシャトルに乗車。
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このバスは10分おきに出ていて、14時ちょうどの便になった。
雨の中、バスは鹿児島市内へ。
鹿児島市内を訪ねるのは、1984年以来6回目ということになる。

鹿児島中央駅前のバスターミナルから、予約したシルクイン鹿児島までは徒歩で3分ほど。
まだ雨が降っているので、傘を差して、ザックカバーもして向かった。
15時前にチェックイン。
時間前だったが、部屋に入ることができた。
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最上階7階の部屋だった。なかなかいい部屋だ。
明日の飛行機も飛ばないと厄介なので、電話を入れて船も予約しておいた。
10:20発の高速船が取れたので、もうこれに決定。
船旅も悪くないし、もうあんな遠くにある空港まで戻りたくない。
戻って、また欠航になったら、目も当てられない。

しかし、どこも歩いていないのに、すっかり疲れてしまった。とにかくお風呂に入ろう。
ここは駅前なのに自前の温泉で、源泉44.6℃の塩化物泉。
広い湯船を独占して、疲れを癒した。
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部屋に戻って、お待ちかねのビール。
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今日は結局、屋久島にはたどり着けなかったが、こうなったら鹿児島の夜を楽しむしかない。
16:40頃、買い物を兼ねて外に出た。雨はほぼ上がったようだ。
駅前のレトロな靴屋さん。
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指宿線を名乗る市場。
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指宿線は1963年に指宿枕崎線と改称されているので、この市場はそれより古いということか。
もう廃業しているのかと思ったら、「朝市」なので午後1時には閉店するのだそうだ。

中央駅の駅ビルに東急ハンズがあった。
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ガスがあるかなと思って入ってみたが、残念ながらなかった。
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再び駅前に出ると、たくさんの人の銅像が。
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鎖国時代に留学した薩摩藩の若き群像たちだそうだ。総勢19人。
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やはりガスは屋久島で買うことにして、駅前のイオンへ。
ここでアルファ米を買うつもりだったが、取り扱いなし。
店員に聞いたら、「勉強不足ですいません。アルファ米って何ですか」と聞かれてしまった。
これも屋久島で買うしかない。

結局、フリーズドライの鶏飯だけ買って、天文館通りへ直行。
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鹿児島市電に乗るのは初めてだが、この料金体系が不思議だ。
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小学生以下の幼児は0歳児を除いて80円。それはいい。
幼児2人で160円なのに、幼児と小学生の組み合わせだと80円で済むとはどういうことだ。そもそも幼児2人で乗ることがあるのだろうか。
それと、チャージのことを「積み増し」と表現しているのにもびっくり。
意味は合っているのだろうが、ほぼ銀行でしか使わない言い方なので、かなり違和感がある。
使っているうちに慣れるのだろうけど。

天文館通電停は中央駅前電停から4つ目。
めぼしい店を探しながら歩き、文化通りにある郷土料理の店、吾愛人(わかな)に入った。
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改めてビールで乾杯。明日は島に着けますよう。
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キビナゴの刺身、さつま揚げ、さつま汁、黒鶏の桜島溶岩焼き、豚骨などをいただいた。
溶岩焼きとは、熱した岩を使って自分で肉を焼く料理だった。これは旨かった。
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帰りの電車ではつり革につかまったが
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かっくんと下がって、びっくりした。鹿児島市電はいろいろとユニークだ。
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帰りにもう一度イオンに寄って、忘れていた非常食用のパンを購入。
初めてセルフレジなるものを体験した。
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セルフとは言いながら、さすがに見張り役の方はいた。

そんなこんなで21時すぎにホテルに戻った。
浅田真央引退の衝撃的なニュースを見ながら、23時すぎには就寝。
明日は晴れますように。おやすみなさい。

(つづく)
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猫越岳(下)

【2017年4月2日(日)】猫越岳
猫越岳(1035m)から仁科峠に向けて下山中。
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あたりは氷の芸術だらけ。
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前方に、後藤山(994m)が見えてきた。
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ガスがかなり晴れてきたようだ。
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森の精霊。
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風の芸術。
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2時間ぶりの後藤山。
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山頂を過ぎたところで単独女性とすれ違った。
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猫越岳まで行くのだそうだ。写真撮影が目的だとかで、今日ならいい雪山の写真が撮れるだろう。

ガスの切れ間から天城牧場が見えた。
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いい感じじゃないですか。
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再び日も差してきて
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展望も開けてきた。
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正面のピークは仁科峠展望台だ。
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頂上に目印の大きな岩がある。
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広大な天城牧場。
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まだ薄曇りだが、あたりはすっかり晴れ上がった。
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牧場のわきを抜けていく。
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展望台への登り。
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おお、あのとんがりはOH砲とともに登った雲見温泉の烏帽子山(162m)ではないか。
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ということは、その左は高通山(519m)だ。
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それらを含めた西伊豆の山々。
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後藤山を振り返る。
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これが猫越岳かな。
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長九郎山(996m)かな。
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再び後藤山。
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10時半前に仁科峠展望台に到着。
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今日、この岩に登るのは危険だ。
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すぐ下が仁科峠。
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西方面。
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湾状になっているのは宇久須港。
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岩の窪みに氷水がたまっていた。
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天城牧場。
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右のピークは笠蓋山(703m)。
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眺望を少しでも楽しむことができてありがたかった。
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では仁科峠に下りましょう。
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峠はもうすぐそこだ。
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ササ原の中を下る。
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真ん中のピークは大野山(616m)。
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仁科峠の向こう側の登山道に誰かいる。ライダーかな。
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魂の山(933m)方面。
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伊豆スカイライン。
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間もなく到着なので、O君の足取りも軽い。
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展望台を振り返る。
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10時半すぎに仁科峠に到着。ちょうど3時間の山行だった。
コースタイム1時間50分なので、相当雪に難儀したことになる。
でも、お蔭で靴はきれいになった。

車で伊豆スカイラインを船原峠に向かう。
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すると、なんと富士山が姿を現した。
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なんか遅すぎるんじゃありません?
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下山後の入浴は、日帰り入浴施設よりも旅館の方が空いていていい。
日帰りを受け付けているかどうか分からないが、船原温泉の船原館に寄ってみた。
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私が写真を撮っている間に、O君が聞いてくれたが
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ちょうどお風呂の清掃中で入れないとのこと。
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それは残念だが、仕方がない。
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すぐ近くにある日帰り温泉、湯治場ほたるに移動した。
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ここは金の採掘の副産物として温泉が出たのだそうだ。
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源泉は98.5℃もある。
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しかもめちゃめちゃ広い。

3種類の温度の湯をゆっくりと楽しんだ。
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すっかり温まったところで、いい時間になった。
お昼にしよう。O君の先導で天城峠方面に進むと、狩の川屋という鮎料理の店に連れ込まれた。
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とりあえずノンアルコールビールで乾杯。
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メニューはこんな感じ。
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O君は猪鍋定食を頼んでいたが、私は敬意を表して、まずは鮎の塩焼き(半天然700円)を1人前。
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そして、初めて食べるモクズガニの雑炊。
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モクズガニは全国あちこちに生息する大型の沢ガニだそうだ。
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見た目はグロテスクだが、味はまずまずだった。
でも肉も食べたかったなあ。

というわけで、ごちそうさまでした。
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これにて解散ということになる。
しばらく、O君の後ろを付いて走ったが、東名に乗ったあたりで合図を交わしてさようなら。
所沢へと向かう。

走りながら、足柄SAにかわいいイチゴ大福があるとの情報を思い出して、寄ってみた。
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背後には箱根の山々。左端は金時山かな。あちらも雪をまとっている。
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これが柿次郎のいちご大福。
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いちごがみずみずしいし、衣ももっちり。
みかん味もいちごの味を殺さず、でもみかん味もしっかりしていて、絶品だった。

幸せな気持ちで東名、圏央道を順調に走り、もちろん明るいうちに帰宅できた。
4月の伊豆でこんな雪にまみれるとは思っていなかったが、そういうこともある。
新鮮な体験だった。

【行程】2017年4月2日
仁科峠(7:32)~後藤山(8:06)~猫越岳展望台分岐(8:45)~猫越の池(8:51撮影8:53)~猫越岳(9:06撮影9:11)~猫越岳展望台(9:27休憩9:39)~後藤山(10:04)~仁科峠展望台(10:24撮影10:28)~仁科峠(10:33)
※所要時間:3時間1分(歩行時間:2時間38分)コースタイム1時間50分
※登った山:3座(仁科峠展望台、後藤山、猫越岳)
※歩行距離:5.4km

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猫越岳(上)

【2017年4月2日(日)】猫越岳
この週末は壮大な計画を立てていた。
伊豆の船原峠から南下して天城峠まで縦走、いったん下界に下りて、湯ヶ島温泉か湯ヶ野温泉に泊まり、翌日、河津七滝から八丁池、三筋山を経て稲取に下るプランだった。
湯ヶ野温泉に泊まりたかったのだが、宿が全く空いていない。
湯ヶ島温泉もなぜかダメで、近くのペンションに予約を入れておいた。

しかし天気予報は悪化するばかり。
とうとう土曜日は完全に雨となり、日曜日も決してよくはない。
仕方ないので、とりあえず土曜日のうちに宿まで行き、翌日、船原峠から天城峠まで歩く計画に後退させた。
裾野在住のO君に話したら、同行したいとのことで、車を2台使えることになった。
しかも、自宅に泊めてくれるという。
それならということで宿はキャンセル。
船原峠と天城峠に車を置いて、時間も節約できることになった。
しかし、それは甘かった。

土曜の雨は、山間部では雪になったのである。それは南国の伊豆も例外ではなかった。
新雪の中をコースタイム8時間の稜線を歩くのは、さすがに無理だ。
やむなくコースを短縮して、仁科峠から猫越岳(1035m)を往復して、船原峠まで縦走する5時間のコースに変更した。
しかし、その計画すら無残に打ち砕かれるような積雪だったことにまだ気づいていない。

土曜日は日中、自宅でのんびりして、午後4時にパジェロミニで出発。
圏央道、東名経由で午後7時到着を目指して裾野に向かう。
順調に裾野まで来たのだが、いきなり出口で方向を間違え、Uターン。
それでも、大きなロスもなく、O君の自宅がある茶畑地区まで来たのだが、目印になるセブン―イレブンがいくら走り回っても見つからない。
仕方ないので、O君に電話して道を聞き、なんとか7時すぎにたどり着くことができた。

O君はこの日、雨にも関わらず花見があったとかで、昼から飲みっぱなし。
すでに完全にできあがっていた。
それでも近くの飲み屋で腹ごしらえを兼ねて乾杯。
2時間半ほど歓談して、家に戻った。
もう10時を過ぎていたので、2次会はせずに、そのまま就寝。

翌朝は確か5時半に起床し、6時に出発。
富士山も見えず、天気は全く芳しくない。
それでも雨は止んでいるだけは、不幸中の幸いである。
O君の車のあとを追って、伊豆半島へと南下していく。
7時すぎに船原峠に到着。ここに私の車をデポする。
ここまでは大した雪ではなかったのだが、伊豆スカイラインに入ると、かなりの積雪。
除雪されているので、ノーマルタイヤでも通行に支障はなかったが、ちょっと不安が募る。

7時半前に仁科峠に到着。
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ガスで何も見えない上に、一面の銀世界。
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車を停めた場所が水たまりの中で、下りた途端に靴が濡れるという最悪の条件だ。
ここは伊豆なんですけど、しかも4月なんですけど。
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予想外の展開に我ながら笑うしかない。
O君がこんな日に手袋を忘れたというので、予備のゴアの手袋を貸してあげた。

とにもかくにも、猫越岳を目指して歩き出す。
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とても登山届を出す気分にはなれなかった。逆に出すべきなのだろうけど。
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猫越岳まで距離にして2.7km。コースタイムは75分(「山と高原地図」では55分)。
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幸い、路面には雪がない。
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と思ったら、すぐに雪道。
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まあ、この程度なら、そんなに苦にならない。
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それにしても、まあ、これが伊豆の景色とは。
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仁科峠展望台も全く何も見えないので通過。
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標識には大量のエビのしっぽが付着していた。
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雪を払いのけたら地図だった。
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展望台の先は若干の下り。
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天城牧場内の通路を横断する。
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一応、近くのガスは晴れてきた。
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しかし、木々に雪が積もって枝が垂れ下がっているので、とても歩きにくい。
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くぐらないといけないところもあるので余計に消耗する。
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雪もだんだん深さを増してきた。
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もちろん先行者などおらず、交代でラッセルを務めるハメに。
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積雪は軽く10cmを越えている。
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風も強かったのか、樹氷状態である。
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出発してから30分ちょっとで後藤山(994m)に到着。
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何もみえないので、休憩タイムは取らずに通過。
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でも、雪景色も実は悪くない。
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雪化粧した木の幹や葉っぱは実に美しい。
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どなたの落とし物でしょうか。
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後藤山から下った後の登り返しで道を間違えた。
尾根のラインにつられて南西方向に進んでしまったのだ。
そもそも雪で夏道など分からないのだが、ピンクリボンも見当たらなくなり、ちょっとおかしいので地図ロイドで現在地を確認したら、やはり登山道からかなり外れていた。
定石通り、ここは戻ることにした。

正しい道を見つけるのにやや苦労したが、ようやくそれらしき「通路」を発見した。
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標識も出てきたので安心だ。
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それにしても、こんな無垢な雪景色を見たのは久しぶりな気がする。
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でも、我々はもう猫越岳ピストンで本日の山行は終了することに決めている。
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ラッセルもさることながら、枝くぐりもしんどい。
しかも、ちょくちょく道を見失ってしまうので、船原峠まで何時間かかるか分からないからだ。

つららにも小さなエビのしっぽ。
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歩き始めてから1時間15分ほどで、猫越岳手前の展望台分岐に着いた。
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しかし天候不良なので、帰りに期待して、ここはこのまま通過。
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枝くぐり祭りはなおも続く。
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静寂の世界。
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間もなく、山頂手前にある「山頂の池」に出た。
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うっすらと氷が張って、神秘的だ。
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かつての火口湖らしい。
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でも雪のためか、水量が増えて、水際が柵を越えている。
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ちょっと怖くて岸までは行けなかった。
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枯れた幹から生えてきた幼木。
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というわけで、コースタイムをはるかに越える1時間半以上かかって、ようやく猫越岳に登頂。
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ここにも、「髪技」の札があった。これは全く意味がないので止めてほしい。
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国土地理院の標柱を頼りに、三角点を雪から掘り出した。二等三角点だった。
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ここは展望もないし、あっても何も見えないから写真だけ撮って、すぐに引き返す。
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一瞬、日が差した。ほんとに一瞬だけだった。
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樹氷。
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歩くのは難儀だが、とても美しい風景だ。
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風も強かったことがよく分かる。
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往路でパスした展望台に寄ってみた。
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何となくガスが薄くなっている気もする。
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もしかして、海?
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前方の登山道らしきものもかすかに見えた。
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これだけでも何も見えないよりはマシだ。
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とにかく、これまで一度も休んでいないので、ここで小休止。
熱いカフェオレで体を温めた。
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10分ちょっとで出発。
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登山道に戻る。
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真っ白な雪の中、真っ赤な灰皿はとくに目立つ。
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昔設置されたものだろうが、今時めずらしい。

(つづく)
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榛名山(6)

【2017年3月25日(土)】榛名山
榛名神社の奥にある榛名山番所は寛永八年(1639年)の開設され、明治2年(1869年)に廃止された。
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番所跡近くにある松露庵句碑。
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芭蕉を頂点に松露庵の系譜に連なる俳諧の流れを表した、めずらしい句碑だ。

番所跡の門をくぐって、さらに進むと、大きな砂防ダムが目の前に現れた。
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実に美しい。
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この榛名川上流砂防堰堤は高さ17m、堤長69mで昭和30年の竣工。
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国の有形文化財に登録されている。
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背後にある、この岩がまた特徴的だ。
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榛名川の流れ。
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遡行はここまでにして、駐車場へ引き返す。
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帰りは川沿いの道を選んだ。

陰陽学者の小野関三太夫清繁が大正13年に刻んだ降雨竜祈願彫刻。
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何の変哲もない河原の石に彫られている。
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賽銭が何枚かのっていた。
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大きな岩には信仰の跡らしきものがちらほら。
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こちらの道からは、瓶子(みすず)の滝を間近に眺めることができた。
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なんかお尻の割れ目のように見えなくもない。
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そこから大量に何かが出た、なんて行ったら不謹慎か。
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榛名神社参道の石垣に沿って歩く。
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さっき渡った神橋(しんぎょう)が真上に見える。
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岩陰に積まれた小石たち。
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榛名川の渓流。
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イチイの苗木100本を奉納したのを記念した碑だが、左の石仏との関係は分からない。
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そして参道に合流。
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往路で撮り忘れていた寿老人。
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手袋をしていかなかったら、ものすごく手が冷たかった。
寒くなったので、延寿亭で小休止。
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お汁粉を注文。630円もするのに、量がすごく少なかった。
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食後、一応本坊も見学。
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普通の家のようだ。
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ちょっとした庭園風。
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ここで門前そばを出しているらしい。
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さあ、あとは戻るだけだ。
県道の廃屋の前を通過して
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16:40に駐車場に着いた。
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駐車場からは天狗山(1179m)を望むことができた。
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日帰り温泉は高崎方面にはなかった気がしたので、また榛名湖方面に戻って、伊香保温泉に向かう。
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ヤセオネ峠から下る途中にあった高根展望台に車を停めて、撮影タイム。
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真正面に子持山(1296m)がそびえる。
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左奧に見えるのは武尊山(2158m)。
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その左には小野子山(左、1208m)などの連山。
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その左奧には谷川連峰。
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大きく右に旋回すると赤城山(1828m)。
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眼下に伊香保温泉のホテル群。
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二ツ岳(1343m)
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水沢山(1194m)。
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伊香保温泉に着いて、市営駐車場に停めようとしたら、2時間500円もする。
もう少し石段の湯に近づいてみたら、専用の駐車場があった。
ケチってよかった。

歩いて石段の湯まで行く間にも、いろいろと見ものが。
万葉歌碑。
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「い香保風 吹く日吹かぬ日 ありといえど 吾が恋のみし 時なかりけり」
伊香保の山から吹き下ろす猛烈な空っ風だって吹かない日はあるけれど、私があなたを思わぬ日はありません。

明治期の駐日ハワイ総領事アルウィン氏の略歴を記した記念碑。
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氏は避暑のため伊香保に別邸を構えていた。
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さて、石段の湯へ。と思ったら裏だった。
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表に回るには伊香保口留番所跡を通らなければならない。
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石段街には昔懐かしい射的の店もあった。
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その名の通り、石段の湯は石段街に面して建っていた。
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17:15に到着。
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入浴料は410円。とてもリーズナブルだ。
風呂から上がって、休憩所のテレビで稀勢の里vs鶴竜戦を見た。
やはり力が入らないのか、あっけなく敗退。
翌日、逆転優勝するとは想像すらしなかった。

いったん車に戻り、財布を回収。
18:00に石段街に戻り、食事をする店を物色。
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「もち豚」の看板に誘われて、四季彩という店に入り、ソースかつ重(1350円)を注文。
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肉は美味しかったが、ソース味がちょっと強すぎた。
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外に出るとすっかり暗くなっていた。
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伊香保を出発したのは18:30。
関越に乗ったが、高坂SAから嵐山PAまで12km100分という事故渋滞の情報。
でも、直前で10km70分になったので、渋滞は解消しつつあると判断。
そのまま渋滞に突っ込む。
結局20分程度のロスで済み、20:40には帰宅できた。
これまで3回に分けて、榛名山を歩いているが、まだすべての山を登ることはできていない。
それにしても春になってから、雪山ばかりだ。

【行程】2017年3月25日
榛名湖温泉(8:58)~烏帽子ヶ岳分岐(9:20)~烏帽子ヶ岳(9:53撮影9:55)~烏帽子ヶ岳分岐(10:05)~鬢櫛山(10:37)~榛名湖温泉(11:15休憩11:20)~榛名富士(12:05撮影12:10)~榛名富士山頂駅(12:15昼食12:35)~ヒトモッコ山(13:05)~榛名湖温泉(13:23)=蛇ヶ岳登山口(13:30)~蛇ヶ岳(13:41)~蛇ヶ岳登山口(13:47)=ヤセオネ峠(13:53)~臥牛山(14:10)~ヤセオネ峠(14:26)
※所要時間:5時間28分(歩行時間:4時間43分)
※登った山:6座(うち新規5座:烏帽子ヶ岳、鬢櫛山、ヒトモッコ山、蛇ヶ岳、臥牛山)
※歩行距離:12.0km
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榛名山(5)

【2017年3月25日(土)】榛名山
榛名神社の随神門をくぐって、しばらく参道を歩く。
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右手に急な石段が続く。
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斜面のあちこちに石垣が築かれているが、坊の跡だろうか。
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みそぎ橋を渡る。
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眼下は榛名川。
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普通の休日なのに、参拝客がかなり多い。
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しかも若い人の姿が目立つ。
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誰もいない、こんな瞬間はめったになかった。
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対岸に由緒ありげな岩窟を発見。
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その先には、山腹に自然の石橋が架かっている。鞍掛岩だ。
一体どうやってできたのだろう。
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奉納者の方々の名が刻まれている。
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左手の山腹に秋葉神社。参拝は省略。
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千本杉。
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東京太々講の記念碑。
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参道には七福神が順番に並んでいた。こちらはもちろん布袋様。
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榛名川の渓流を見下ろす。
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参道に土産物屋さんもあった。
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その向かいには御神水。おみくじを浸す場所でもあるようだ。
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榛名神社は雨乞いの神様としても知られていたらしい。
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奥の店は、みそぎ屋という梅の店で、いろんな梅干しが販売されていた。
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その向かいに、七福神の福禄寿。
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文化五年(1808年)建立の塩原太助奉納石垣。
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この階段の手前から、右に河岸の方に下る道が分岐していた。
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朝日岳と夕日岳のうち、夕日岳。
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三重塔が見えてきた。
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群馬県内唯一の三重塔で、明治2年(1869年)の再建。
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宇三郎さんなる方の句碑。「幻?の生命 神にまもられ 春たてり」
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七福神の恵比寿。
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古谷トマト種子特産之碑。
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トマトのレリーフが大胆。
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御庁宣の碑。
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「留守所下文(るすどころくだしぶみ)」と呼ばれる、榛名神社で最も古い文書を彫った石碑だ。
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時の政府から上野国司に下された健児(こんでい)、検非(けんぴ)両使の権力行使を停止する、という内容の文書だそうだ。
誌面の虫食いの跡まで忠実に再現されているというが、見た感じ全く分からない。

近くにあった碑群で気になったのは、ハケブラシ塚。
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この先は鉄の回廊となる。
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落石が多いところなのだろう。
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回廊を過ぎると、神橋(しんぎょう)。
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その手前には賽神社が祀られていた。
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厄災をもたらす邪神や悪魔などを追い払ってくれる神様だそうだ。

神橋の左手の崖は行者渓と呼ばれる。
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歌川広重の「六十余州名所図」に「上野国榛名山雪中図」として描かれたところだそうだ。
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こんな絵だったらしい。
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この扉は、東面堂と呼ばれる建物の名残。
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須弥壇の奥に秘仏の千手観音を安置されており、そこに扉をはめ込んだものだそうだ。

七福神の弁財天。
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階段の上の赤い建物は御水屋。手水鉢のあるところだ。
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階段の手前に萬年泉。
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雨乞講の信仰が篤かった榛名神社では、この萬年泉の御神水を竹筒に入れて帰るのが常だったという。

こちらは元文四年(1739年)建立の「萬年泉」の碑。
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対岸には「瓶子(みすず)の滝」。
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下の方は氷柱になっていた。
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御水屋の向かいに矢立杉。
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武田信玄が箕輪城攻略の折、この杉に矢を立てて戦勝祈願をしたと伝えられる。
国指定の天然記念物である。

その奥には神幸(みゆき)殿。
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これは国の重要文化財。
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安政六年(1859年)の建立だそうだ。
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さらに階段を登って
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瓶子の滝を振り返る。
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岩の間を通り抜けて神門をくぐると
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社務所の前に出た。
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あれが双龍門。
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七福神の大黒天。
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双龍門は安政二年(1855年)の建立。
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間口は10尺。
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扉に龍の浮き彫りが2組あることから、双龍門と呼ばれるそうだ。
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さらに階段を登って本殿に向かう。
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かわいい石の祠たち。
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鉾岩。
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ようやく社殿にたどり着いた。
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同じ面に神楽殿。
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その隣は国祖社・額殿。
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元享三年(1323年)に新田義貞が寄進したと伝えられる群馬県最古の鉄灯籠。
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社殿に参拝。
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この龍の彫り物もすごい。
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振り返ると神楽殿。
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社殿の背後に御姿岩。
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相対するように鉾岩。
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これで参拝は終了。
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さらに奥には砂防ダムらしきものが見える。
DSC_0150_2017050305451819c.jpg

間違いなく砂防ダムだ。かなり大きい。
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この岩にも名前があってよさそうだが、とくに案内板はなかった。
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境内を出て、さらに榛名川の上流に進むと榛名山番所跡。
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カップルが写真を撮っているので、しばし待機。
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胴体が失われた祠。
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ここからヤセオネ峠までは、関東ふれあいのみちだそうだ。
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番所跡の復元された門をくぐる。
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(つづく)
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