山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

甲武信ヶ岳(5)

【2016年6月25日(土)】甲武信ヶ岳
甲武信ヶ岳(2475m)の山頂から甲武信小屋に向かって下っている。
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さっき抜いていった、おばさんがしきりに森の中を覗きこんで何か探している。
それで、またまたこちらが先に行く形になったのだが、O君の膝が限界のようで、かなりゆっくりの下りとなった。
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この女性とは夕食で同席したので、その時に聞いてみたら、ヒメイワカガミを探していたとのことだった。
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あともう少し。O君頑張れ。
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正面に木賊山(2469m)。
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鞍部まで下ってくるとハート形の水たまりがあった。
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午後3時半前に、ようやく小屋に到着。
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前回と違い、今回は女性の方が受付をしてくれた。
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1泊2食付きで8100円。

中に入ってみて、以前ここに泊まった時のことを思い出した。
そうだ、確かに寝室は2階だった。
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我々にあてがわれたのは、1番と2番。布団1枚分の広さは確保されていた。
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でも壁をよく見ると、すこしずつずれた番号が別にあったり、1番ごとにABと分けたりする場合もあるようだ。
宿泊者数によって、1人分のスペースを変えて、詰め込んでいるということだ。
この日は宿泊20数人ほどで2階はほぼ満床のように見えたが、収容人員120人というので、混雑時はもっと詰め込むのだろう。
2階はそんなに入れたら床が抜けてしまいそうに思えるが。

1番だから一番端っこかと思ったら、0番という番号もあり、そこには先客の単独男性がいた。
60歳くらいだろうか。千葉県の150人くらいの山岳会に入っており、グループ山行の下見に来たのだとか。
最近どこがよかったですかと聞かれたので、「前白根山がよかった」と答えた。
実際よかったのは間違いないのだが、あの急登を考えると、あまりお勧めするべきではなかったか。

とにかく、便所の洗面所でタオルを濡らして体を拭き、部屋に戻って、下着から何からすべて着替えた。
部屋には女性もいたが、布団の山で隠して、ふる○んになった。
さっぱりしたところで、ちょっと周辺を散策。
小屋の一段下はテン場になっている。
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一段上には「荒川源流の碑」。
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源流はここから400m東にあるというから、かなり下ったところだ。

この扉の奥は、「山と高原地図」に出ている甲武信ヶ岳の巻き道だろうか。
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これは古い。昭和2年に甲斐山岳会が建立した遭難追悼碑がある。
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こちらは昭和28年建立の「奥秩父遭難者慰霊碑」。
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そこから俯瞰した甲武信小屋。
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さて、戻りましょうか。
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いよいよお待ちかねのビールだ。350cc1缶550円。こんなもんだろう。
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O君は外で呑むというので、いったん戻って、ダウンを着込む。
大弛小屋の温度計では12℃だったが、ここは16℃。
でもどんどん気温は下がっている気がする。

持参したナッツと珍味をつまみに乾杯。
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う~ん、やはり山でのビールはうまい。

飲んでいるうちに、薄着のO君が寒くなってきたようで、早々に小屋内に退散。
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座布団が敷いてあるコの字形のベンチに腰掛け、再開する。
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O君は早くも持参したウイスキーを飲みだした。
そうしている間にも、どんどんお客さんが入ってくる。
その中に、山岳ガイドの山田哲哉さんがいて、びっくり。
4~5人率いて、沢を登ってきたらしい。
みんなで乾杯したあと、「山田さんですよね」と声をかけたら、「あ、分かりますか」と喜んでくれた。
「ええ、著書も読みましたよ」
「ほんとですか。ありがとうございます。どうやって?」
「もちろん書店で買いました」(本当です)
そんなことから話が盛り上がり、食事前の楽しい宴会となった。
山田さんは去年からネパールでのトレッキングを始めたようで、それを盛んにPRしていた。
確か38万7000円(37万8000円だったか?)で、アンナプルナに近い何とかという山に登れるという。
すると、いつの間にか混じっていたさっきの女性が「38万もあれば、北海道や屋久島に何度も行けるわ」とあまり乗り気ではなかったが、山田さんの熱心な営業トークは続いた。

そうこうしているうちに5時半となり夕食の時間。
メニューはここの名物カレー(写真を撮ったはずだが、行方不明に)。
山田さん&ツアー客は特別扱いで、少し後に厨房で食事をした様子。
我々はさっきの女性も含め4人でテーブルを囲み、山談義に花を咲かせながら、にぎやかな夕食となった。
食後は以前泊まった時と同じビデオや民放の山番組を見せられ、しばらく見ていたが、再び女性陣との会話に混じり、8時の消灯まで。
私の持参した焼酎、彼女の持参したワイン、O君のウイスキーもみんなで飲み干し、売店で1000円ウイスキーを買って振舞った。
いつの間にか話に混じっていた若い女性は、テン泊のつもりで登ってきたが、ポールを忘れて、やむなく小屋泊になってしまったのだとか。
しかもガスストーブも忘れてしまったので、フリーズドライを戻すため、小屋にお湯を借りたのだそう。
この日は雨の予報だったので出かけるつもりはなかったのだが、朝起きたら止んでいたので、あわてて出てきたら、いくつも忘れ物をしてしまったらしい。
しかし、若いとは言え(30歳くらいか)、女子1人でテントを担いで登ってくるのは大したものだ。
最近のテントは軽いが、テン泊するとなると、テントだけでなく、マットにシュラフ、食料にガスも必要で、かなりの重量になる。1泊でも軽く10kgは超えるだろう。
帰りに風呂に寄るなら、風呂道具に着替えも必要。
まあ、小屋に泊まれば、みんなとお話しもできるから、損ばかりではないでしょう。
途中から、我々の輪に山田さんも加わり、名刺までいただいた。
私も持っていけばよかったかな。

8時消灯なので寝室に戻る。
スマホを充電器に接続したが充電中のシグナルが点灯しない。
まさか充電器が空ということはあるまい。
時々接触がおかしくなるコードが完全にいかれてしまったのか。
どうしても充電できないので、諦めるしかなかった。
これがケチの3つ目。
スマホは貴重な時計代わりなのだが、節電のため電源を落とすしかない。
これで明日は山旅ロガーが使えない。
せめて歩行距離が知りたいのだが、それも諦めるしかないのだろう。
がっかりして就寝。
布団は毛布と掛布団。カビくさい匂いもなく問題なし。
耳栓をして即沈没した。
10時半に目が覚めてトイレへ。
戻って即沈して、次に目が覚めた時は、もうそろそろ夜が明ける時間じゃないかなと思ったが、スマホの電源を入れてみるとまだ1時半だった。
ちょっとお腹の調子がよくないので、朝から出ていない「大」のトライに行ったが、うさぎの糞みたいのが数粒でただけだった。

【行程】2016年6月25日
大弛峠(8:46)~前国師(9:25)~国師ヶ岳(9:37休憩・撮影9:42)~(10:23休憩10:33)~国師ノタル(11:12昼食11:32)~東梓(12:11)~両門ノ頭(12:53撮影・休憩13:06)~富士見(13:33)~水師(14:05休憩14:11)~毛木平分岐(14:23)~甲武信ヶ岳(14:45撮影15:03)~甲武信小屋(15:20)
※所要時間:6時間34分(歩行時間:5時間22分)コースタイム:6時間10分
※登った山:7座(うち新規3座:東梓、両門ノ頭、富士見)
※歩行距離:10.0km
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甲武信ヶ岳(4)

【2016年6月25日(土)】甲武信ヶ岳
富士見(2373m)から水師(2396m)への鞍部まで下りてくると、しばらく平らな道が続く。
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白いキノコがそこここに生えていた。
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湿った奥秩父の森はコケだけでなくキノコも多い。
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その森を楽しみながらの縦走である。
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さて、いよいよ水師の登りにかかる。
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O君もさすがに疲れが出てきたか、立ち止ってひと息。
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ピークまでは標高差120m。
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上を向いて進もう。
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この登りは今日のアップダウンの中でも、最もきつかった。
甲武信小屋で会った山岳ガイドの山田哲哉さんが「大弛からの道は長いよね。水師に着くとホッとする」と言っていたが、その感覚はよく分かる。
ここまで来れば、あとは甲武信に登るだけだから。
それに、私自身の個人的な事情もある。
以前(2012年5月)、毛木平から甲武信に登った時、わざわざ逆方向の水師まで残雪の中ピークハントに来たことがあった。
その懐かしい山であるし、ここまで来れば、歩いた線がつながることにもなる。
あのときの記憶では「水師」を「みずし」と読めたのは、山名板にローマ字が書いてあったからだと記憶していたが、実はカタカナだった。
ほんとに人間というものの記憶はあてにならない。

ふと気が付くと、若い葉っぱがかなり落ちていた。昨日は風が強かったのだろう。
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傾斜がぐっと急になった。
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我慢のしどころだ。
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こんなときこそ、ミクロの世界も忘れずに。
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富士見から30分ほどで水師に到着。
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ここもまるで展望はないが、さすがに小休止。
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以前来た時は雪が50cmは積もっていたから、雰囲気が全く違う。
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ひと息入れただけで出発。
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ちょっと下ると両門ノ頭以来の展望が開ける。
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ここは以前来た時に、黄色い雨具のおじさんが雪中行軍に疲れ果てて、座り込んでいた場所だ。
その人は、私が水師を往復して戻ってきた時も、15分前と同じ姿で固まっていたっけ。

黒金山(2232m)と富士山。二人はけっこういいコンビかも。
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黒金山とゴトメキの鞍部、大ダオの向こうには毛無山(1964m)が望める。
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木賊山(右、2469m)と甲武信ヶ岳(左、2475m)も随分近づいてきた。
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小金沢連嶺。
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さて、縦走再開。
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このあたりも、前回はずっと雪だったが、こんなに雰囲気のいいところだったとは。
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水師から10分ちょっとで、毛木平に下る道との分岐に到着。
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あとは甲武信ヶ岳まで標高差120m。
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分岐から山頂へはずっと露岩帯の見晴らしいのいい登りだと記憶していたが、これも大外れ。
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しばらく樹林帯歩きが続き、開けているのは頂上直下の数分だけだった。
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樹林を歩いている時は、こんなの記憶にないなあとずっと思っていた。
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一度歩いた山というのは、曖昧な記憶を確かなものだと思い込んでいる場合が少なくないので、きちんと地図を確認しながら歩かないと危ないなと気づかされた。
分かっているような気分というのが最大の落とし穴だ。

一瞬、展望が開けた。
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お馴染み黒金山。手前は鶏冠尾根。
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すぐに樹林帯に戻る。
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傾斜が急にきつくなってきた。
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岩も目立ってきた。
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というわけで、いよいよ最後のガレ場。
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ここは眺望を楽しみながら、ゆっくり登る。
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これはちょっと新鮮な眺め。富士見から北に延びるゆったりした尾根と、その向こうに小川山(2418m)。
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男山(左、1851m)と天狗山(右、1882m)。
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その右に展開するのは御座山(2112m)。
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望遠で見てみよう。
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目を西に転じて、金峰山(2599m)の五丈石。
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この露岩帯はなかなか迫力がある。
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6時間かけて歩いてきた奥秩父の主稜線。
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千曲川源流部の谷。緑がめちゃめちゃ濃い。
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北には三宝山(2484m)。巨岩は三宝石。
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以前来た時はあの岩のたもとでお昼を食べた。
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なんて周囲の写真を撮りながら登っているうちに、甲武信ヶ岳の頂上に着いてしまった。
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時刻は午後2時45分。大弛峠からちょうど6時間かかった。
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甲武信ヶ岳登頂は実質3回目。
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百名山に3回というのは金峰山とここしかない。
御来光を見に、早朝再訪しているので厳密には4回というのも共通している。
これで甲武信も四方に通じる道をすべてコンプリートしたことになる。

八ヶ岳は雲の中。
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浅間山(2568m)もかなり厳しい。
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小川山はほんとうに女性的だ。実はかなりハードだったけど。
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北西方面の全景。
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北東方面は見えにくいが両神山(1723m)が確認できた。
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ここでいつも通り自撮りをしたが、山名標が長すぎて、うまくいかないので、小屋から空身で登ってきたと思しき熟年女性に撮影を頼んだ。
O君もあちこち写真を撮っていたが、お互いあまり腰を落ち着かせることなく下山する。
風が吹いていて、わりと寒かったのだ。

記念写真撮影の間、地面に置いておいた一眼レフを拾い上げて、頂上写真をもう一度撮ろうとしたら、シャッターが下りない。
あれ、また接触が悪いのかな(ときたま、そういうことがある)と思って、バッテリーを入れ直したが動かない。
あれこれいじくったが、一向に改善しない。
う~ん、とうとう故障してしまったようだ。
これが、出発時のコンビニに続いて2つ目のケチだ。
カメラ屋に修理を頼んだら、どのくらい期間がかかるだろうか。
翌週は穂高だというのに。穂高をコンパクトカメラでは撮りたくない。
最近のは性能がいいとは言え、一眼レフとはやはり段違い。
とくに、コンデジのプレミアムオートは色がどうも気に入らないのだ。

いずれにしろ今回はコンデジに再び登場願うしかなくなった。
とにかく、小屋に向かう。
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急な下りになる前に、もう一度視界が開けた。
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富士山も今日はこれで見納めか。
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正面に立ちはだかる木賊山。
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御来光スポットにあるケルン。
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アカモノ。
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タカネニガナ。
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ガレ場を下って
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奥秩父主稜線東部の山並みを眺める。飛龍山(2077m)や雲取山(2017m)も見える。
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これが飛龍。
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こちらが雲取。
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もたもた撮影している間に、さっきの女性が抜かれてしまった。
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我々も樹林帯をさくさく下ろう。
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(つづく)
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甲武信ヶ岳(3)

【2016年6月25日(土)】甲武信ヶ岳
大弛峠から甲武信ヶ岳(2475m)に向け縦走中。
2224m標高点を通過し、そのピークを振り返る。
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この先はいくつかの小さなアップダウンを越えていく。
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そんな中、右手が一瞬開けて、富士山が見えた。
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もう少しで頂上の雲も切れて、なくなりそうだ。

そのすぐ先では、ユニークな造形の木を発見。
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コケの道を進み
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倒木を越えていく。
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背後に今登ってきた国師ヶ岳(2592m)が見えた。
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さあ、今回の山行で新規1座目のピーク東梓(2272m)への登りだ。
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でも、今日はどうも調子が悪い。
わずかな登りでも息が切れる。心臓の鼓動が大きくなる。
足は大丈夫だが、明らかにいつもより心肺機能が劣っている。
どうしたことだろう。
国師への登りの階段でペースを乱されたことも関係しているのかもしれない。
でも、考えるに、ここ2週間ほど酒を飲む日が多すぎたからではないか。
それほど大酒はしていないが、前夜も会社の送別会があって、飲んでしまったし。
ただ、この不調は、しばらく経って富士見の登りでいきなり回復した。
本調子に戻ったわけではないが、随分楽になった。
心肺機能の問題だと思って、酸素を大量に補給するため、大きく息をしながら歩き続けたのがよかったのかもしれない。

さて、このあたりが東梓の頂上のはずなのだが。
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残念ながら、お札が置いてあるだけだ。
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でも、木々の隙間から富士山が再び見えた。
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黒金山(右、2232m)と牛首(左、2086m)も。
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シャクナゲの花もすっかり終わって、新しい葉っぱが天に向かって萌え出していた。
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諦めていたら、立ち去り際に山名板を発見。うれしかった。
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ここに着いた時、ああこのあたりに笹本稜平『春を背負って』(文春文庫)に出てくる架空の「梓小屋」があったんだなあと思い出した。
しかし、この日は雨の予報だったこともあるが、大弛峠から毛木平分岐まで誰にも会わなかった。
ここに小屋を建てても商売は成り立たないだろうなあ。
逆に、小屋があれば人通りももう少し増えるかもしれないけれど。

文字が全く読めなくなった古い道標を横目に東梓を後にする。
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この先もいくつかの小ピークを越えながら、2200m以下まで一旦下る。
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晴れてきたので、だんだん森が明るくなってきた。
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奥秩父らしい雰囲気の稜線歩きが続く。
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時折、倒木に邪魔されるが、それも山歩きの営みのひとつ。
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なんだかんだ言っても、甲武信ヶ岳まではあと3時間だ。
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またしても、奇妙な樹木を発見。
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フルフェイスのヘルメットをかぶったじいさんって感じだろうか。

2200mの鞍部まで下りてきた。
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ここからは両門ノ頭(2263m)への登りに転じる。
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標高差60m程度だが、ぐいぐい登る。
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ほんとに、このあたりはきれいな森だと思う。
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道もまるでじゅうたんのようだ。
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40mほど登ると、しばらく道は平たんになる。
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実に美しい道だ。
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それを彩るコケやキノコや若葉たち。
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そして両門ノ頭(2263m)への最後の登り。
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このあたりが、2263mピークのはずだが、何の標識もない。
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赤くペンキで書いてあるのは「⇧甲武信」と読める。
「山と高原地図」には2263mピークのところに集中して「両門ノ頭」「展望よし」「大岩壁あり」と表記されているが、ここはただのこぶで展望はない。

さらに7分ほど進んで、怪しげなシャクナゲのヤブを抜けると、一気に視界が開けた。
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まさに「大岩壁」の上で、展望も抜群だった。

そしてついに富士山の頂上が姿を現した。
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右手には朝日岳(中央、2579m)と金峰山(右、2599m)。
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その左には大きく国師ヶ岳(2592m)。
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まとめて見ると、今歩いてきた稜線をたどることができる。
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朝日岳から北に延びる稜線には兜岩が確認できる。
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その奥に覗くのは八ヶ岳。

さらに視線を右にずらすと、優美なスカイラインを描く小川山(2418m)。
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GWにあの稜線をずっと歩いたっけ。

富士山は気まぐれで見えたり隠れたり。
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大菩薩嶺(2057m)あたりは雲がからんでいる。
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同定不能の山並み。
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その左手には飛龍山(右奥、2077m)と雲取山(左奥、2017m)。
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もちろん、甲武信ヶ岳(左)と木賊山(右、2469m)も見えた。
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これはよく目立つ木賊山の崩落箇所。
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甲武信ヶ岳はあの白く剥けているところを登ることになる。
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おお、隠れていた大菩薩嶺はじめ小金沢連嶺が姿を現した。
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富士山ももう少し。手前は黒金山。
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やった~! でもなんかパイプのけむりみたい。
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こちらは木賊山から南に延びる鶏冠山(2115m)の尾根。
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やはり奥秩父は奥深い。
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すっかり晴れて暑くなってきたので、さすがにここで雨具の下も脱ぐことにした。
腰を下ろして、絶景を楽しみながら、ひと息入れた。

出発すると、陰に隠れて「両門ノ頭」という山名板がぶら下がっていた。
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O君が見つけてくれなかったら見落とすところだった。
でも、ここは2263mピークではない。2290mほどある。

さて再び樹林帯のまっただ中に入る。
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この先もしばらく小さなアップダウンを繰り返す。
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思い切り森の息吹を感じる。
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奥秩父満喫である。
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さあ、3つ目のピーク富士見(2373m)への登り。
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標高差は100mほどある。
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一旦傾斜がゆるむものの
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再び、ガツンと登らされることになる。
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甲武信ヶ岳まであと2時間。
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富士見の頂上まではもう少し。
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どうやら着いたようだ。
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「富士見」というくらいだから、富士山が見えるのかと思ったが、完全な樹林帯で展望はゼロだった。
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看板に偽りありである。朽ちかけた山名板だけ撮影して瞬間的に通過した。
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この後はまた100mほど下らなくてはならない。
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だんだんうんざりしてくるが、辛抱辛抱。
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ややえぐれた道を下っていく。
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このあたりこそ、まさに奥秩父の真髄ではないか。
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大木の根元にお札が立てかけてあった。
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(つづく)
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甲武信ヶ岳(2)

【2016年6月25日(土)】甲武信ヶ岳
前国師岳を通過して、国師ヶ岳(2592m)に向かう。
ユニークな岩だ。立体的福笑い?
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すぐに、開けた分岐点に出た。
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右に行くと、10分ほどで奥秩父最高峰の北奥千丈岳(2601m)だが、寄り道せずに直進する。
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前回来た時にすでに登頂済みだから、いいのだ。O君も別に異存なし。

再び樹林の中に入る。
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平らな道だ。
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何の木だかは分からないが、新しい命が芽吹きつつある。
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ほとんど登らないうちに、国師ヶ岳に着いてしまった。
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ここは一等三角点。
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ガスもかなり晴れて、見通しがきくようになってきた。
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右前方に、北奥千丈岳。
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その右には、金峰山(2599m)が顔を出した。
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甲斐駒など南アルプスの山並みはまだ雲をまとっている。
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なぬ、正面に富士山の裾野が見えてきたではないか。
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その左手前に浮かぶのは黒金山(2232m)。
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富士山の右には毛無山(1964m)を望める。
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もう雨は降らないと期待も込めて判断し、O君とともに雨具を脱ぐ。
ただ、面倒なので下だけは履いたままにしておいた。
カメラも再び、一眼レフに登場願う。
前回ここに来た時は、ユニークなおじちゃんがよその子供に「ヤッホー」の言い方を教えていたっけ。
あの時はガスで何も見えなかったが、今回はこんなに見えるなんて、ありがたい。
期待していなかっただけになおさらだ。

着替えているうちに、富士山がさらに姿を露わにしてきた。
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実はここが本日の最高地点。
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ここから国師のタル(約2155m)まで450m近く下ることになる。
そこからいくつかのピークを経て、2475mの甲武信ヶ岳に登り返し、甲武信小屋は大弛峠のほぼ同じ高さの2360m。
つまり、この日の累積標高差は登りと下りがほぼイコールなのだ。
どの山でも登山口に戻ってくれば、当然イコールになるが、登ったつもりで差し引きゼロというのは珍しい。

さあ、ここから先は未知の道である。
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南西に下る天狗尾根の道は通行止めのようだ。
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では、さらば。国師ヶ岳。
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と言ったものの、しばらくは平らな道。
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この先は、あまり登山者が多いルートではないが、道はしっかりしている。
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完全な樹林帯のコースである。
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名付けて卵石。
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国師ヶ岳を振り返る。
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実に平和な道だ。
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5分ほどで、道は左に屈曲する。
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ここが天狗尾根への分岐でもあり、急な下りに転じる。
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雨上がりだけにコケが美しい。
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スリップ注意。
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右手に巨岩。
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その先で覗けたのは、牛首(右、2086m)から西沢渓谷に下る稜線。
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木々を透かして、遠く木賊山(2469m)も確認できた。
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おお、イワカガミを発見。
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この稜線はあまり高山植物に出会えないエリアだと思い込んでいたが、意外にあるのだろうか。
そんな期待を胸に黙々と下っていく。
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これも高山植物の一種なのだろうか。花ではないけど。
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眺望も期待していなかったのだが、時々、右手が開けてくれる。
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これは黒金山(右)と牛首(左)。

左は多分、石塔頭(2115m)。緑がやけに濃い。
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国師ヶ岳から30分ほどで、2465m標高点を通過。
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展望はいまいち。
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と思ったら、すぐ先で富士山が!
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あの笠雲もいずれ取れてくれるだろう。

足元には小さな命。
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コメツガやシラビソの樹林帯を抜けていく。
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傾斜が一気に増した。
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この先は、登山口よりも低いところへと下っていく。
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間もなく、倒木の多い平坦地に出た。
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ここで小休止とする。
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私の定番は、100円のピーナッツチョコ。
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ふと目を留めると、かわいらしいキノコが背伸びをしていた。
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ひと息つきながら、今下ってきた道を振り返る。
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10分ほどで出発。
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このあたり、「山と高原地図」に「倒木多い」とあるだけに、確かに多い。
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でも、そういう場所ほど、コケがきれいだ。
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10:47、2295m標高点を通過。
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こうした、標高点を地形図でいちいち確認しながら歩いた。
アップダウンがしっかりあるので現在地の把握はわりと簡単だった。

80mほど下ると、ちょっとした登り返し。
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これは地形図には表れない小ピーク。
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間もなく、ほとんど平らな2295m標高点を通過する。
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再び高度を下げる。
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よっこいしょ、と。
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うん、やっぱり晴れてきた。
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11時過ぎに、本日の最低地点、国師のタルに到着。
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ここで昼食とする。本日のメニューはこれだ。
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最近、ぬか漬にはまっている。

ペロリと平らげ20分ほどで出発。
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ここからは、いよいよ本格的な登りだ。
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晴れてきたことだし
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元気に歩こう。
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しばらくは、そうきつくない。
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再び、木賊山(右)と甲武信ヶ岳(左)も見えた。
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おっと、ギンリョウソウの芽を発見。
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2224m標高点手前のピークへの登り。
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その下り。
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倒木の中を通過。
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2224m標高点への登り。
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ピークに標柱があったが、山名板はなかった。
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(つづく)
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甲武信ヶ岳(1)

【2016年6月25日(土)】甲武信ヶ岳
この週末は高校の同級生O君と出かける予定になっていた。
本当は思い切って北アルプスの笠ヶ岳なんかに行ってしまいたかったのだが、前夜飲み会が入っていたので、さすがにそれは無理だった。
というわけで思い付いたのが、奥秩父主稜線をつなげるプラン。
奥秩父西部は、国師ヶ岳から水師までが空白となっている。
これを結ぶと、瑞牆山荘から飛龍山までつながることになる。
翌日は、稜線は完全なだぶりとなるが、雁坂峠から三富方面に下れば、歩いたことのない道を歩くことができる。
この案でO君の了承を得た。

しかし、梅雨時だけあって天気予報は必ずしもよくない。
ズバリ雨である。
でも、雨でも決行しようと決めていた。
完全な空白域でもなく、そもそも国師から水師までの稜線歩きはほとんど展望がない。
暴風雨でもなければ、しっとりした奥秩父の雰囲気を楽しむことができる。
O君との約束がなければ中止していただろうが、天気は回復したので、決行は大正解だった。

前夜の飲み会は20:30で中座して、22時に帰宅。
カラスの行水をしてから、22時半には就寝。
翌朝は4:45に起きて、5:15に出発。幸い雨は降っていない。
食料購入のため、いつものセブンイレブンに寄った。ここで第一の事件が勃発する。
nanacoカードで支払いの後、これから乗るバスの料金支払いのことを考え、1000円の両替を頼んだ。
すると、両替はできないという。
「買い物したのに?」
「現金なら大丈夫なんですが、nanacoだとだめなんです」
と新人っぽい若い男性。
2200円だったので、手持ちの5000円払えば、お札のほかに800円の小銭が手に入る。
「じゃあ、nanacoでの支払い止めます」と申告。
男は払い戻しの手続きを始めた。
なんと、カードの数字を取り消すのではなく、現金が戻ってきた。
しかも、戻ってきたのは2200円ではなく2179円。
そして、改めて商品一つ一つにバーコードリーダーを当て直す。
なんて面倒なんだ。
改めて5000円を払ったら、「まずは千円」とおつりを差し出す。
「は? 札は2000円では?」
「いえ、千円分は両替するので」
「はあ? それじゃ、最初から千円両替するのと同じじゃないの! おつりで800円もらえるんだから、それでいいよ」
「はい」
「あのさあ、規則は分かるけどね、もっと臨機応変にできないの? 払い戻しの手間だって、ものすごいかかるじゃない」
「はあ」
なぜ、nanacoの客には両替ができず、現金ならできるのか、さっぱり分からない。
どなたか、コンビニでのレジの経験がある方がいたら教えていただきたい。
払い戻しの差額は、nanacoカードのポイント分だとか何とか言っていたが、これもよく分からない。
きちんと理解できるよう説明してもらいたかったが、こちらも時間がそんなにあるわけではないので、そこのところは目をつむっておいた。
しかし久しぶりに不愉快な買い物だった。
これで済めばよかったのだが、これが実はケチの付き始めだった。

しばらくムカムカが治まらなかったが、事故でも起こしては大変なので、努めて心を落ち着かせ、考えないようにした。
ほとんど雨に当たらないまま、7時前に甲州市役所の駐車場の到着。
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O君は6:45に着いていたのだとか。彼と山に登るのは、ひと月とちょっとぶり。大峯以来だ。
靴に防水スプレーをかけて、塩山駅に向かう。
スプレー缶は車内に置いておくと、高温になって爆発してしまうのが怖いので、後輪の内側に隠しておいた。
こういうことをすると必ず忘れるんだよなあ。結局は忘れなかったが。

塩山駅までは徒歩5分。トイレに行ったが、大は依然として出ない。
北口に回ってオンデマンドバスを待つ。
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バスの時間は7:30。
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まだ10分以上あるので、駅周辺のあれこれを撮影。
「塩山」は駅の北にある「塩の山」に由来することを記した石碑。
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武田信玄の像。
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北口正面には、国重要文化財の旧高野家住宅、通称「甘草屋敷」が保存されていた。
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いつか時間があったら見学してみよう。
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バスは7:27に到着。
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マイクロバスですらなく、10人乗りのワンボックス車だ。

運転手に聞くと、雨の予報のためキャンセルが出て、乗客は私ども2人だけになったので、柳平から先で運行している車で最初から来たという。
つまり、柳平での乗り換えは省略し、このままノンストップで大弛峠まで行ってくれるということだ。
本来は、ここには大型バスが来るのだそうだ。
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7:22着の電車に乗って来た、飛び込みの客もいないようなので、バスは定刻の7時半に発車。
無線交信によると、柳平は雨が降っているという。
まあ、それも覚悟の上だ。今日は濡れるつもりで着替えもしっかり持ってきた。
高度を上げていくと、途中で霧が出てきたが、でも間もなくガスが晴れた。
雲の上に出たのだろうか。
車窓からは笠雲をかぶった富士山も見えた。

車のシートの横から温風が出てくるというので、O君と席をチェンジ。
私は、窓を開けて涼しい風に当たっていれば大丈夫だった。

運転手の言う通り、1時間10分で峠に到着。
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運賃は1800円。お釣りも持って来ているようなので、小銭は必要なかった。
「天気がこうなので、気をつけて下さい」と、運転手に見送られる。
でも、天気は曇り。雨は降っていないし、むしろ晴れてきそうだ。

峠の公衆便所でもう1回トライしてみたが、やはり出なかった。
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トイレの前で身支度を整え、念入りにストレッチ。
8:45に出発する。
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いきなり、やまなしの森林100選の「西奥仙丈の原生林」。
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まずは大弛小屋の前を通過していく。
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その横を進むと登山道だ。
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雨に濡れて、コケもみずみずしい。
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この道は、以前、南から金峰山(2599m)に登った時に歩いたことがある。
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大弛峠から国師ヶ岳(2592m)までピストンしたのだった。
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あの時もこんな立派な木の階段が整備されていた。
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嫌がる人もいるかもしれないが、登山者のオーバーユースによる土砂流出を防止するためにはやむを得まい。
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時々、こんな古い階段も見かけた。
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一応、木道のない場所もある。
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しかし、これが延々と続くので、多少うんざりしてくる。
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間もなく、夢の庭園方面との分岐に達したが、前回歩いているし、この天気では何も見えないだろうから、今回は通過。
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さらに木道を登る。
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コメツガの若葉が美しい。
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シャクナゲはもう完全に終わってしまった。
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登山口から15分ほど歩いたところで、やっぱり雨が落ちてきた。
本降りっぽかったので、雨具上下を着て、一眼レフはザックにしまい込んだ。
やっぱり雨か。開き直って歩いていると、再び夢の庭園との分岐。
今度は上からの入口だ。
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雨の樹林帯を行く。
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大きな岩の脇にも階段。
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一瞬ガスの晴れ間が見えた。ほんとに一瞬だけだった。
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木道はほぼ終わった感じ。
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大弛峠から標高差で約200m登ったあたりで、道はほぼ平坦になる。
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間もなく、開けた露岩帯に出た。
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これなどは、糊で割れた岩をくっつけたようだ。
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かなり巨大な岩を乗り越えていく。
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かと思えば、足元にはゴゼンタチバナ。
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程なく、前国師岳(約2570m)に到着。
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峠から40分ほどだった。
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いつの間にかまた雨は上がったようだ。
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ガスも何となく晴れてきた。
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金峰山方面もこの通り。
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国師方面はまだ薄いガスの中。
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ここから、ちょっとだけ階段を下りる。
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何だか、今度は晴れてきたではないか。
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(つづく)
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孫山(下)

【2016年6月12日(日)】孫山
大沢ノ頭(477m)で道は直角に右折し、急な下りとなる。
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道はなぜかいきなり荒れ始めた。
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ヤブの中の道のようになってきた。
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スズタケの隙間を駆け降りていく。
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しばらくすると、平和な植林の中に入る。
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間もなく、一瞬開けた場所に出た。
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奥は石老山(702m)。手前はもちろん中央道。

こんな山の中にも畑があって、びっくり。
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あばら屋の中には麦わら帽子が提げてあった。
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さらに下ると、集落が見えてきた。
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日野集落のどん詰まりである。
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ここで登山道は終了。
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お疲れさまでした。
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ここからは車道歩き。沿道の花々が美しい。
ムシトリナデシコ。
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アジサイ。
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クリの花は初めて見た。
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沢井川を日野橋で渡る。かなり古そうなコンクリート橋だ。
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沢井川はささやかな流れだ。
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この集落には昔ながらの農家も残っていた。
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藤野駅に通じる沢井隧道に出る近道はないかと、左を注意しながら歩いたのだが、直結する道は結局見つけられず。
でも、それなりにショートカットはできて、県道に出た。
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県道から日野の集落を見下ろす。
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以前ここを通った時にも見た藤野駅前「シーゲル堂」のユニークなPR看板。
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その時は、この沢井隧道を通ったのだが。
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今回はあえて山越えの道を選んだ。
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随分、夏草が繁茂している。
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でも、すぐにちゃんとした登山道になった。
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この道を選んだのは、なるべく同じ道を歩きたくないためだが、旧道っぽいし、地形図に示されている神社にも参拝したかったからだ。

この石垣が旧道であることを示している。
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うん、楽しい道だ。
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間もなく、峠が見えてきた。
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その手前に階段があったので登ってみる。たぶん神社に通じているはずだ。
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案の定、すぐ上に神社があった。藤野神社だった。
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無事下山を感謝して柏手。
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足元にあった摂社にも一礼して辞す。
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下りは急な階段。
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こちらの方が表参道だったようだ。
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下ると、立派な鳥居があった。
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ここでさっきの峠道と合流。
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鷹取山(473m)へと続く稜線の道はパノラマコースと言われているようだ。
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ずっと樹林帯のように見えるが、展望を楽しめる場所もあるのだろうか。

小さな祠を横目に、町場へと下って行く。
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ここは鷹取山の登山口という位置づけのようで、いくつも道標がある。
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当方はもう帰途につかねばならない。
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三界萬霊等。
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対岸に見えてきた、ラブレターのオブジェがある山は京塚山。
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奥は大室山(1588m)。

やっと沢井隧道の反対側に出てきた。
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トンネルを行けば5分とかからなかっただろうが、20分もかかってしまった。

偶然見かけた清袋寺跡。昭和28年までここにあったそうだ。
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その後、本尊は日野山福王寺に移されたとあるが、理由までは書かれていなかった。

さっき広告のあった「シーゲル堂」
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ちょっと怪しげで、入店は遠慮しておいた。

藤野駅前の旧家。屋号は「梅之木」。
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旧藤野町のマンホール。
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はい、藤野駅に到着。ほぼ3時間半の山行だった。
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まだ時間はあるので、駅前でお昼を食べることにした。
「山麓酒場」で紹介されていた店があったはずだが、名前を失念してしまったので、適当に開いている店に入った。「風里」。でも、帰宅して調べてみたら、この店だった。
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まずは下山ビール。電車だと、これができるのがありがたい。
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く~っ、うみゃい。今日はそこそこ暑かったし。

で、ここのイチ押しではないかと思われたハンバーグ定食。
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量は少なめだったが、結構おいしかった。
本によれば、お薦めはピザだった。今度来たら、試しに頼んでみよう。

ごちそうさまをして、藤野12:32発の上り電車に乗り込む。
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高尾駅で京王線に乗り換え。
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12:52に高尾山口駅に到着した。
お目当ては、駅に隣接した、その名も京王高尾山温泉極楽湯。
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ここに来るのは2回目。ここは入浴料が1000円と高いので、あまり気が進まないのだが、今回は時間に制約があり、致し方ない。
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でも、時間が早かったからか、それほど混雑しておらず、のんびり湯につかることができた。

さっぱりした後、何時の電車に乗ったかは忘れたが、麻雀会場の渋谷に向かう。
吉祥寺で乗り換え、久しぶりに井之頭線に乗った。
渋谷に来るのは数か月ぶりだが、ハチ公の前に来たのは何十年のことか。
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本物の犬がいてびっくり。
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呑んべえ横丁を経由して、雀荘へ。
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ゴールは渋谷の雀荘という珍しい山行になった。

麻雀の戦績は今ひとつだったが、打ち上げで立ち寄った塚田牧場がなかなかよかった。
ホールの女の子がこんなサービスをしてくれた。
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マンゴーとチーズケーキのストーンあいすという、〆のスイーツも感動的なまでにおいしかった。
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さて、また明日から頑張ろう!

【行程】2016年6月12日
相模湖駅(8:10)~セブンイレブン(8:15買い物8:20)~与瀬神社(8:32撮影8:38)~展望所(8:52)~孫山(9:13休憩9:18)~大明神山(9:26)~旧大平小屋(9:39撮影9:43)~矢ノ音(9:54休憩10:01)~奈良本峠(10:18)~イタドリ沢ノ頭(10:33休憩10:38)~大沢ノ頭(10:42)~日野登山口(11:00)~沢井隧道(11:16)~藤野神社(11:26)~藤野駅(11:43)
※所要時間:3時間33分(歩行時間:3時間)
※登った山:5座(孫山、大明神山、矢ノ音、イタドリ沢ノ頭、大沢ノ頭)
※歩行距離:8.7km


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孫山(中)

【2016年6月12日(日)】孫山
孫山(543m)を後にして、矢ノ音(633m)に向かう。
ちょっと下ったところで、孫山の山頂を振り返ってみた。
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道はすぐに巻き道と合流。
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しばらく平坦な道となる。
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路面も実にしっかりしている。
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矢ノ音に行く途中にある大明神山というピークに行く踏み跡は「伐採工事中」ということで、通行止めのテープが張られていた。
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しかし、今日は日曜日で作業はお休みのようなので、構わず登る。

「工事中」とあるだけあって、林道が開かれていた。
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すぐにピークらしき場所に出た。
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なんと、ここに「孫山」の山名板があるではないか。
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これは、さすがに誤りだろう。
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写真だけ撮って、伐採された丸太を横目にまた登山道に戻る。
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植林の間から、これから合流することになる登山道(巻き道)が見えた。
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間もなく合流。
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この先もしばらくは、伐採作業のため通行注意。
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それにしても、このあたりの植林はまっすぐ延びていて美しい。
いい材木になりそうだ。
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しばし林道と並行して進む。
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そのうち、その林道が登山道を横切ってきた。
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すると当然、林道は左に移る。
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孫山から20分ほどで東屋が見えてきた。
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大平小屋と書いてある。
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この文字は「どうぞ、お休みください」かな?
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「清涼飲料」とあるということは、以前はここで飲み物を売っていたらしい。
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この奥が在庫置場だったのか。
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落書きはもう30年前のもの。
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ちょうど、大きなザックを背負った40代くらいの男性が来たので、「ここは昔お店だったみたいですね~」と声をかけたら、「え、そう? 10年前くらいに来た時もこんな感じだったけど」と言う。
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となると、営業を止めたのは、もっとかなり前のことなのだろう。

ここは相模湖駅へ直接下る道との分岐になっている。
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このあたりにショウノ塚と呼ばれる碑があるはずなのだが、ヤブの中を覗いても見当たらない。
それがちょっと心残りだった。
やむを得ず、矢ノ音に向け歩き出す。
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巻き道を見送り
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山頂への急坂を登る。
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こちらは踏み跡程度だ。
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標高差で100mほど登らないといけないので、かなりきつい。

途中、このような配線がずっと山頂に続いていた。
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10分ほどで頂上が見えてきた。
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10時前に矢ノ音に登頂。633m。本日の最高峰である。
頂上には、なんかよく分からない機器が設置されていた。
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これがさっきの配線と関係があるのだろう。気象関係の施設か。

それにしても「矢ノ音」とは変わった名前だ。
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どんな由来があるのか、さっぱり見当もつかない。
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ここは(旧)藤野町十五名山だそうだ。
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ともかく、木の切株に腰掛けて休憩。
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急登を一気に登っただけに、息が切れた。

山頂は三叉路になっており、巻き道からなだらかに登ってくる道があった。
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こちらの方が歩きやすそうだった。

7分ほど休んで出発。
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西へと方向を変え、稜線をわずかに下る。
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いつも通り、頂上を振り返っておく。
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稜線は緑の鮮やかな道だ。
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間もなく、巻き道と合流。
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藤野駅方面へと進む。
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この分岐には、立派な道標が立っていた。
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防火用水のドラム缶を横目に、平坦な道を快適に歩く。
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本当に楽ちんだ。
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縦走の途中にこういう、ひと息つける道があるのは本当にありがたい。
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もう夏と言っていい季節だが、このあたりは新緑の趣すらある。
DSC_2197_20160714220745b2c.jpg

丁寧な道標に従い、気持ちのよいハイキングだ。
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右に小さなピークが見えるたび、山名板があったりして、とのぞき込むが、どこにも何もなかった。
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枯れ枝落下に注意!という珍しい警告。
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そんなに枯れ枝があるようには見えないが。
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まもなく、奈良本集落へ下る道との分岐を通過。
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当方は藤野駅方面、つまりイタドリ沢ノ頭(506m)目指して直進する。
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この先で、ちょっとした小ピークを越える。
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味わい深い道標。
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今度は、栃谷集落へ下る道を右に分ける。
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イタドリ沢ノ頭のほんとのピークはこのあたり。
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すこし下ったところ二等三角点があって
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そこが頂上ということになっている。
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ベンチがあったので、ひと休み。
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ご覧の通り、展望はゼロ。
DSC_2215_20160714220638bca.jpg
今回は、どのピークも全く何も見えないコースを選んでしまった。
それにしては整備された道であることに、ちょっと驚いた。

5分ほどで出発。あとは下るのみだ。
DSC_2216_20160714220639d98.jpg

しばらく下ると、文字が書かれた木柱が見えてきた。
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「イタドリ沢ノ頭方面」みたいな道標かと思ったら、「大沢の頭」(477m)とあるではないか。
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これは超ラッキー。ピークでも何でもない場所だが、自己ルールに従って「登った山」に認定。
思いがけず、1座稼いでしまった。

(つづく)
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孫山(上)

【2016年6月12日(日)】孫山
この日は、まる1日歩くつもりだったのだが、前日の同窓会で麻雀に誘われてしまった。
私は同窓会の麻雀部にも所属しているのだ。
最初は断ったのだが、「大会」は午後2時からなので、また半日の山にしてしまえば、参加できないことはない。
というわけで、会場の渋谷に午後2時くらいまでに戻れる近場の低山を物色。
相模湖駅から歩き始める孫山(子孫山ノ頭、543m)から矢ノ音(633m)、イタドリ沢ノ頭(506m)を経て藤野駅に下るコースに決めた。
また、冬のためにとっておいたコースをつぶしてしまうことになるが、やむを得まい。
でも、午後2時渋谷となると、家に戻っている暇はないので、車は使えない。
帰りのお風呂は高尾山口駅前の極楽湯にして、すべて電車で移動できるプランにした。

前夜飲んで帰宅が遅かったこともあり、そんなに早起きはできなかった。
でも、昨日使ったザックがそのまま使えたので、パッキングに手間取らなくて済んだのは助かった。
6:40新所沢発の電車に乗り、東村山、国分寺、高尾と乗り換えて、7:56相模湖に到着。
ちょうどもよおしてきたので、ホームにあるトイレに駆け込む。

駅前でストレッチをして、8:10に出発。梅雨なのに今日もいい天気だ。
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まずは国道20号を西進する。
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旧相模湖町のマンホール。
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酒まんじゅうは上野原の名物かと思ったら、相模湖にもあった。
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まだお昼や飲み物の調達をしていないので、セブンイレブンに寄る。
以前、相模湖駅から嵐山(406m)に登った時、駅前にコンビニくらいあるだろうと高をくくっていて、実際はなかった苦い経験があるので、今回は調べてきた。
駅の西方向には500mほどでセブンイレブンがあることは了解済みだ。

その正面には明治天皇の休憩所の碑があった。
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ここが慈眼寺の入口となっており、右折する。
高速を渡る前に、与瀬神社の大きな鳥居があった。
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廿三夜塔や馬頭尊の石碑も並んでいる。
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並行して慈眼寺の参道もある。
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ここが登山道への入口だ。
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かつての参道は中央道敷設によって分断されたようで、現在は歩道橋で線路をまたいでいる。
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神社と寺で別の階段が設けられているが、高速道路の上まで登ると、参道は合流し、広場のようになっている。
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その由来がこの碑に書かれている。昭和43年のことのようだ。
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登山口は与瀬神社の方にあるので、先に慈眼寺を参拝する。
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その前に振り返って景色を楽しんだ。
相模湖南岸の宝山(374m)方面。
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よくよく見ると、日連山の右肩に富士山の頂上がわずかに覗いていた。
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2005年に架け替えられた斜張橋の勝瀬橋。
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正面に石老山(702m)。
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裏丹沢方面。
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山門をくぐって、慈眼寺の境内に入る。
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庭園がきれいらしい。
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安全祈願は与瀬神社に譲ることにして、改めて木造の鳥居をくぐる。
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かつて旧相模湖町は与瀬町と言った。相模湖駅も与瀬駅だった。
与瀬町は昭和30年(1955年)に内郷村、小原町、千木良村と合併し、相模湖町となった。
それに伴い、駅名も翌年相模湖駅になった。
タイミング的には行政地名が変更されたことに伴うものだが、むしろ昭和22年(1947年)に完成した相模湖の観光振興を意識したものだろう。
行政地名が変わっても、駅名は変わらないケースの方が圧倒的に多いのだから。
与瀬という地名はすっかりマイナーになってしまったが、25000分の1地形図では、このエリアの図版のタイトルは「与瀬」のままである。
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与瀬神社の参道から見た慈眼寺本堂の甍。
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古びた石造の常夜灯。
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神門には仁王ではなく、もちろん神像。
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忠魂碑はよく見るが「従軍紀念碑」というのは珍しい。
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手水鉢で口をすすぎ、もう一段上へ。
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うへ、すごい階段。
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なかなか立派な神社ではないか。
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創建年代はつまびらかではないが、天和二年(1682年)に相模川沿いから、この高台に移されたらしい。
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まずは安全祈願。
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ふと見ると、登山者がひとり準備を整えていた。
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私以外にも、こんなマイナーな山に登る人もいるのかと、ちょっとびっくり。

彼は先に行ってしまったが、私はもうしばらく境内を探索。
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摂社がいくつもある。
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「千早ふる神のやしろの大杉は旅立たれたり」の先が読めない。作者も分からない。
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絵馬殿は参拝者の控え所になっていた。
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さて、さっきのおじさんに遅れること数分で出発。
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ここからが本格的な登山道。
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道は悪くなさそうだ。
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最初からつづら折りにガンガン登る。
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はしご場まである。
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岩盤が露出しているところも。
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冬はよく歩かれているのか、道はしっかり踏み固められている印象だ。
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でも、なかなか先行者に追いつかない。
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軽装だったので、おそらく半分トレランなのかもしれない。
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神社から500m登ってきた。
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そこが展望所になっている。
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とは言え、樹木が結構茂っており、それほど見えるわけではない。
この程度だ。
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ベンチがあったが、ここは休まずに通過。
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ここから尾根沿いの急登となる。
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何となくガレてきた。
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ガレ場は過ぎても直登が続く。
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歩きにくい階段が現れた。
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でも先が見えてきた気がする。
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明王峠とは陣馬山に続く稜線にある峠のこと。
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そうか、ここはエスケープルートとしても成立しているのか。
だから、こんなにきれいに整備されているんだ。

だいぶ傾斜が緩くなってきた。
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頂上台地にのったようだ。
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桂北集落へ下る道との分岐を通過。
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直進すると巻き道だが、私は当然、孫山のピークを目指す。
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なので右折する。
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さっきより道は細くなったが、道標があっただけにしっかりしている。
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間もなく山頂。
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あれがそうだな。
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与瀬神社から35分で、孫山に登頂。
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最初にも書いたが、ここは子孫山ノ頭ともいう。
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ちゃんと三等三角点もあった。
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ここは三叉路になっており、あちらは小原宿に下る道。
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展望もないし、ベンチに座ってひと息入れただけで出発。
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明王峠方面に向かう。
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(つづく)

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不老山(下)

【2016年6月11日(土)】不老山
瀬淵山(554m)から急勾配の林道を下る。
この道からは不老山(839m)と高指山(911m)が望めた。
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運良く、林道から左へ派生している踏み跡を見つけた。
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これは集落へのショートカットの道に違いない。
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一気に下る。
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すると、間もなくつぶれた廃屋を発見。
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完全にぺちゃんこで、中の様子をうかがい知ることはできない。
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その先で、思ったとおり集落に出た。
結局、今日の山歩きでは誰にも会わなかった。
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桑久保と呼ばれる地区だ。
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のどかな山村である。
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立派な蔵をお持ちの家もあった。
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でも、この大きなお宅は空き家になっていた。
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石垣のある坂道を下っていく。
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山村での暮らしが成り立っていた頃は、こんな大きな家も建てられたのだろう。
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瀬淵山を振り返る。
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このあたりで通りかかった地元のおばちゃんに、ちょっと疑問に思っていたことを尋ねてみた。
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「この下に甲東小学校というのがあるようですが、なぜ甲東なんですか? 甲州の東ってことですか?」
「そうだよ」
へ~そうなのか。でも、甲州の東って、範囲は広いだろうに、ここにだけそんな名前の小学校ができるなんて不思議だ。
そこを突っ込んでも、納得できるような回答が得られるような気がしなかったので、質問はそこまでにしておいた。
おばあちゃんはここの字名やその由来も教えてくれたのだが、ブログを書くまでに1か月放置していたら、何もかも忘れてしまった。
う~ん、メモしておけばよかった。

ちなみに帰宅後、調べて「甲東」の謎が解けた。
もともと、このあたりは昭和30年に合併して上野原町となる前は甲東町だったのだ。
甲東町の前身、甲東村は明治8年(1875年)に、都留郡の野田尻村、桑久保村、芦垣村、和見村が合併して成立した村だ。
その際、「甲州の東部に位置する」という理由で「甲東」の名が生まれたのだろう。

おや、この集落にはパラグライダーのスクールがあるではないか。
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実際にパラグライダーを広げている最中だった。
これから、瀬淵山の山頂に行って飛ぶのだろうか。

舗装道路を離れて、さらに下の集落へショートカットする歩道に入る。
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おばちゃんは「坂がきついから」と言って、車道をそのまま歩いていった。

ここにもドクダミの花が咲き乱れていた。
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再び車道に出たところが「大酒屋」。
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「大」という名字の方の「酒屋」さんなのか、思い切って「大酒」の店にしたのか。
興味津々だが、そんなことを直接聞くのも憚られたので、我慢して通過。

その先に甲東小学校の跡地が広がっていた。
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統廃合で廃校になったのだろう。一部の敷地はスクールバスの駐車場になっている。

校門は保存されていた。
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「上野原市立」とあるので、わりと最近までは存続していたようだ。
調べてみると、同校は明治6年に当時の野田尻村に開設された野田学校が起源。
平成23年、甲東小、犬目小、沢松小、四方津小の4校が統合して上野原市立西小が開校した際に、廃校となった。

廃校から5年。現在は公民館的な施設なのか「甲東ふれあいセンター」になっている。
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校門の前には、かつて小学生で賑わったであろう商店が固く扉を閉ざしていた。
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このあたりは甲東町の、というか旧桑久保村の中心地であったのだろう。
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過疎が進んで今はもう見る影もない。
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農協はまだ営業しているのだろうか。
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近くにある甲東保育園は廃園になって間もない印象。
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子供の姿が見えないのは、なんとも淋しい限りだ。
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こんな札が下がったままになっていた。
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このあたりまで偵察に来ていたら、車はここに駐められたなあ。
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そうすれば、誰かに文句は言われることを心配する必要もなかった。

こんないい所を見つけられなかったばかりに、あと30分近く歩かなければならない。
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まあ、まだ11時前だから余裕だ。
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沿道の石碑などゆっくり写真を撮っている余裕もある。
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間もなく、不老下バス停。
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ちょうど、バスが待っていた。
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ちょっと損した気分。

ここからは来た道を戻る形になる。
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ふと見上げると、パラグライダーが空に浮かんでいた。
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さっきの方々が、もう山頂へ行って離陸したようだ。
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というわけで、野田尻宿まで戻ってきた。
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旧宿場町の整然とした家並み。
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まだ時間はたっぷりあるので、町並みを端っこまで歩いてみることにした。
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道幅はわりと広いが、これは当時のままなのだろう。
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車を駐めてある犬嶋神社はとりあえず通過。
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さすがに宿場らしい雰囲気は残している。
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一応、世間に旧宿場町であることはアピールしているようだ。
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ここは日本橋から数えて甲州街道20番目の宿場ということになる。
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立派な石碑も立っていた。
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明治天皇がお休みなったこともあるようだ。
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看板だけが残る「溝呂木酒店」。
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手前の建物は構えからして、もとは医院だったような気がする。
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(ス486)
木造の大きな家屋は旅籠だったのか。
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格式のありそうな表玄関。
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この集落は「和智」という名字が多い。
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ちなみに、このお宅の屋号は「蔦屋」。「魚久」というお宅もあった。

立派な石の門が並ぶ。
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振り返ると、ちょうど真正面に扇山がそびえている。いいロケーションだ。
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沿道には「牛頭観世音」と「馬頭観世音」。
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家並みが途切れた場所から瀬淵山を望むと、まだパラグライダーが空中散歩を楽しんでいた。
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その左手(西)に不老山(839m)。
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野田尻宿の後背地は広い耕作地となっていた。
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さて戻ろう。新たに見つけた屋号「中紺屋」。
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犬嶋神社に戻ってきた。
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遅ればせながら、無事下山のお礼をする。
これにて、本日の山行は終了。まだ11時半を回ったところだ。
急ぎ、藤野やまなみ温泉に向かう。
このあたり中央本線沿線の山にはよく来るのだが、この温泉は初めて。
料金は700円。アルカリ性のつるつる温泉だ。
源泉の温度は35.5℃なのでやや加温しているようだ。
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時間が早いだけに、わりと人も少なくてうれしい。
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露天風呂でゆっくりと汗を流した。

ここは昭和54年に廃校となった藤野中学校牧野校舎の跡地に平成9年に開設されたとのこと。
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正面に見えていたのは石砂山(578m)であった。
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あそこも冬になったら登らなければ。

あとは帰宅するのみ。
(ス499)
現在、12:45なので何とか間に合いそうだ。
高速の渋滞もなく、14時すぎに帰宅。着替えて、同窓会に向かった。
半日登山の疲れもなく、この日は夜10時半くらいまで飲んだ。

【行程】2016年6月11日
犬嶋神社(7:07)~不老下(7:19)~(休憩3分)~登山口(7:42)~金比羅宮(7:59撮影・休憩8:07)~不老山(8:36撮影・休憩8:45)~高指山(9:01休憩9:09)~和見峠(9:34)~瀬淵山(9:50撮影、休憩、三角点探索10:21)~甲東小学校跡(10:49)~不老下(11:03)~犬嶋神社(11:14野田尻宿散策11:33)
※所要時間:4時間26分(歩行時間:3時間48分)
※登った山:3座(不老山、高指山、瀬淵山)
※歩行距離:10.0km
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不老山(中)

【2016年6月11日(土)】不老山
8時半すぎに不老山(839m)に登頂。
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ここは南側が開けていた。
眼下に中央道下り線の談合坂SAが見える。
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その奥には大野貯水池。
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その左に、コモアしおつの団地。
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奥には西丹沢から大室山(1587m)を経て道志山塊へと続く長大な山並み。
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その西半分。
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左前方は石老山(702m)
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右前方は倉岳山(990m)周辺。
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さらに右に目を向けると、中央道の下り線がちょうど二手に分かれるあたり。
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眺望を楽しみ、ひと息入れたので出発。
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高指山(911m)を目指して、まずは北へゆるやかに下る。
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傾斜はすぐに急になるが
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20mも下らないうちに登り返し。
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しばらく小さなアップダウンを繰り返す。
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基本的には、なだらかな稜線なので歩きやすい。
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終盤80mほど登ると、あっけなく高指山の山頂。
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不老山から20分とかからなかった。
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別に疲れてはいないが、せっかくベンチがあったので、ここでも小休止。
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古びた道標が朽ちかけていた。
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山頂は分岐になっており、左折すればゴウド山(887m)を経て権現山(1312m)に至る。
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私は右折して、和見峠に下り、瀬淵山(554m)に向かう。
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総じて、広やかな尾根だ。
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傾斜のあるところは道がえぐれている箇所もある。
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そんなに登山者が多いとも思えないのだが。

ちょっと虫に食われたキノコが1本。
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路面には落ち葉の下に小さな石が隠れているので、用心が必要だ。
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尾根を離れると、つづら折りの下りになる。
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その先はトラバース気味に高度を下げていく。
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間もなく、かつて林道だったような道に出た。
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これをもう少し下ると、ちゃんとした林道になる。
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そこが和見峠。
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道標に小さく、手書きで書かれていた。
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ここから林道のわきの細道に分け入る。
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576m標高点までは、ゆるやかな登り。
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その先はまたすぐに林道に出てしまう。
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何だか興ざめだが仕方ない。

この道は目指す瀬淵山の山頂に向かっているように思えるが
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登山道が右に分岐していたので、当然そちらを選ぶ。
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植林の陰に、青い服を着た人がすっと移動したように見えたので、そっち方向に道があることは確信していたのだ。
でも、山頂に着いてみたら、そんな人はどこにもいなかった。
幽霊か。まあ、こんな真っ昼間からそれはありえないので、何かの勘違いだったのだろう。

とにかく、この登山道を登り詰める。
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稜線に出たところで、大きく左に屈曲。
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間もなく、瀬淵山の頂上らしき場所に出た。山名板はなかった。
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その先にわりと大きなお社が鎮座している。
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靖国之宮と呼ばれる神社だ。
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建設されたのは昭和26年のようだ。
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鍵が壊れていたので、中を拝見。
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神前には黄桜の一升瓶が1本奉納されていた。
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せっかくなら地酒にすればいいのに(笑)

ここは東から南の方角がよく開けている。
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東には頂上に一本杉が見える要害山(536m)。
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その奥の弓のような頂上の山は陣馬山(855m)。

その左は上野原市街と秋葉山の稜線。左奥の突起は鷹取山(472m)か。
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奥に西丹沢の稜線。裏丹沢と言うべきか。
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左から焼山(1060m)、黍殻山(1273m)、袖平山(1432m)。

檜洞丸(左、1601m)と大室山(右)。手前は矢平山(860m)。
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道志山塊。
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その右手。
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大桑山の向こうに富士山が見える。
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眼下に芦垣の集落。
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その東には大倉の集落。
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これは日野のあたりか。
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境内に大きな忠魂碑が立っていた。
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揮毫は陸軍大臣当時の寺内正毅。
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すこし東に歩くと、富士山がよく見えてくる。
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正面眼下は談合坂SA。今日もかなり賑わっている。
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神社から少し東に下ったところはパラグライダーの離陸場になっていた。
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休憩用のベンチもあるが
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この日は誰もいなかった。
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背後には不老山。
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そして高指山。
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このさらに東のヤブの中に三角点があるはずなので、探索に入った。
10分くらいさまよったが、結局見つけられず、むなしく撤退。

神社に戻って、早めの昼食にする。今日はパンだ。
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食べながら、眺望のおさらい。
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石老山と上野原市街。
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石砂山(右手前、578m)と仏果山(左奥、747m)。
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よくよく見ると、袖平山と蛭ヶ岳(1673m)が完全に重なって見える。
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手前は高柄山(733m)。

陣馬山(右)と笹尾根(左)。
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上野原方面を一望。
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ヤマボウシが咲いていた。
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風呂桶の水は防火用か。
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さて、お腹も膨らんだし、下山するとしよう。
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とは言え、下山路がみるか見つからない。
「山と高原地図」ではここから南に下る道があるはずなのだが、離陸場になっているので、踏み跡がよく分からない。

このまま下っても、集落には出るだろうから突入する手もあったのだが
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道を見つけられずにヤブこぎをするのはいやだ。
さっきの林道に戻れば、どこかで集落に出ることは間違いないので安全策を取ることにした。

(つづく)
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甲州不老山(上)

【2016年6月11日(土)】不老山
この日は、高校の大同窓会が東京・九段下で午後4時から開催される。
ということは2時半までに、お風呂も済ませて帰宅していなければならない。
そうなると行けるところは限られてくる。
地図をにらめっこした結果、山梨の不老山(839m)に決めた。
本当は冬のためにとっておいた山なのだが、半日で行って来られる山は低山しかない。
もったいないが、やむを得まい。
不老下バス停から、不老山、高指山(911m)に登り、瀬淵山(554m)を周回して下りてくる周回コースをとる。
バスの便はあるが、時間の制約や風呂にも行かなければならないことを考慮して、車で行くことにした。
そうなると、今度は車の置き場所が問題。
地図をながめて、登山口に近い旧野田尻宿の犬嶋神社の境内に置けそうなので、そこを目指していくことにする。

朝5時半頃、所沢の自宅を出発。
6月5日に梅雨入りした、朝から、よく晴れている。
圏央道、中央道と順調に進み、上野原ICで下りる。
所沢のコンビニで朝食と昼食を調達した時、飲み物を買うのを忘れたので、上野原のセブンイレブンで買い足し。
そのついでに朝のお勤めも済ませた。

犬嶋神社には7時前に到着。
思った通り、車を駐めるスペースはあった。
寺と違って、神社は比較的ゆるいのでありがたい。
でも、もたもたしているうちに、氏子さんが出てきて、「ここは駐車場じゃないぞ」と言われても面倒なので、靴は車内で履いて、なるべく外に姿を見せないようにし、ストレッチも少し先でやることにして、7時すぎにそそくさと出発。

なので、参拝も省略させてもらった。
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すいません。戻ってきたら、ちゃんとご挨拶します。

逃げるように境内から出て、歩き出す。
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鳥居をくぐると、旧宿場町の通りに出る。
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いきなり廃屋が目につく。ここはとくに観光地でもない宿場町なので当然こうなる。
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この商店もやっているのかどうか。
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神社は集落のはずれにあったので、すぐに街並みは終了。
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宿場歩きは、下山後に時間があったらしたいと思う。
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右折して、不老下バス停方面に向かう。
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曲がったところの日蔭で、やっとストレッチの時間。

少し歩くと、目の前に目指す不老山が見えてきた。
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1000m以下の低山で、6月も半ばとなれば、もう新緑の季節も終わり。緑が濃い。

あちらは瀬淵山かな。
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1周のコースタイムは4時間ほど。それに犬嶋神社から不老下までの往復時間を含め4時間半といったところか。

すっかりアジサイの季節になった。
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西には扇山(1138m)が顔を覗かせている。
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15分かからずに不老下のバス停に着いた。
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ここまで標高差で30mほど下ったことになる。

バス停の正面には、交通安全祈願の石仏が建立されていた。
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不老下から棚頭方面へ歩いたすぐ先で右折する。
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(時計がユニーク)

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しばらく、植林の中の車道を進む。
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ちょっと見晴らしがいい。
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ホタルブクロが咲いていた。
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まもなく、小さな集落に出る。
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西に再び扇山。
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集落の中にもちゃんと道標があるので、ありがたい。
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中風呂という地名にも惹かれるなあ。

南を見やると、左から倉岳山(990m)、高畑山(982m)、大桑山の峰々。
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いずれもかなり初期に踏破済みだ。

おお、大桑山の右肩に富士山が覗いているではないか。
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もうだいぶ雪も少なくなっている。

南西には高柄山(733m)。その右奥は西丹沢の袖平山(1432m)。
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道はさらに細く険しくなっていく。
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ここにも丁寧に道標あり。
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民家の土手にはマツバギクが満開。
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小さな社も。
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これは南東の方角。
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見晴らしのいい防火水槽のところで小休止。
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ここで靴のひもを締め直す。
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これで本格的な登りも大丈夫だ。
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足元にドクダミ。実はこの花、あまり好きではない。
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登山口のわきに、古いお墓と石仏があった。
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こちらは四国、西国、坂東、秩父の廻国供養塔。
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全188か所を結願した方が地元にいたのだろうか。

葉っぱは白くなるのはマタタビ。
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さらに登ると、車道のどん詰まりは古くからあると思われる村の共同墓地。
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ここから、やっと本格的な登山道となる。
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それなりに傾斜はきつい。
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でも、路面状態はそれほど悪くない。
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植林帯に入ると、こんな状態。
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つづら折りになると、やや傾斜も緩む。
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朽ちかけた道標も味わい深い。
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どのあたりまで登ってきたかなあと山旅ロガーを確認してみたら、なんとGPS作動の際に「同意」をするのを忘れたらしいく、稼働していなかった。
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大失敗。改めて作動させる。
結局、ここは標高520m。不老下から200m近く登ってきたことが判明した。

そこから5分ほどで、金比羅宮に着いた。
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ふもとの犬嶋神社では省略してしまったので、ここで改めて安全祈願。
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社殿は新しく、昨年新調したものだった。
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ここは、ちょっとした展望スポットでもあった。
眼下に中央道の談合坂SAが見える。
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右奥には大室山(1588m)も。
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その右には長大な道志山塊。
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眺望を堪能し、ひと息入れたところで出発する。
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この先はほんの少しだけ、平坦な道。
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そしてトラバース道に入る。
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間もなく尾根に乗ると、しばらくはなだらか。
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サンカヨウのつぼみ。
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整然とした植林である。
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急坂が続いただけに楽ちんだ。
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60mほどぐいっと登ると再び平らになる。
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最後の坂を登ると
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不老山の頂上に躍り出た。
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ベンチがあったので腰を下ろす。
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不老下から1時間15分ほど。結構汗をかいた。

(つづく)
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仙ノ倉山(6)

【2016年5月28日(土)】仙ノ倉山
平標山ノ家から山を駆け降りている。
とくに樹林帯に入ってしまったら容赦はいらない。
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一気に高度を下げていく。
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階段もどんどん攻める。
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エンレイソウ。これから咲くのか終わってしまったのか。
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とにかく下りでも膝が痛くならないのはありがたい。
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だんだん森が深くなってきた。
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下草も繁茂している。
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初夏の趣である。
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それにしても、この山はよく整備されている。
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首都圏の人にはそれほど馴染みがあるとは思えないが、新潟の人にはかなり近い存在なのだろう。
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途中、テン泊らしき人が2組上がって行ったが、張る場所は確保できただろうか。
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まあ、場所がなければ小屋に泊まればいいのだから、余計なことは言わなかった。

コースタイム45分のところ、30分で登山口まで下ってきた。
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登山口にはかわいい道祖神。
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そして道大きな案内板。
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ここからは長い林道歩きとなる。
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林道の奥には車が何台か駐まっていた。
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ゲートがあるはずだから、一般車両ではない。小屋の関係者のものだろう。

ちょっと小休止していたら、3人の登山者に抜かれてしまった。
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続いて、新潟高校も下りてきた。
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では我らも進もう。
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下山してから晴れてきやがって。全く!
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激しく土砂を押し流している涸れ沢を通過。
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林道は全く荒れておらず、ずっと平らな土の道なので歩きやすい。
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ただし、距離はある。コースタイムでほぼ1時間。
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ゲートのところで、また1人とすれ違った。
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「このまままっすぐでいいですか」と聞かれ、ここから別の山道が通じているのに気付いた。
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やはり一般車の通行はここまでのようである。
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木橋で河内沢を渡る。
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しばらく行くと、林道を外れて、駐車場へショートカットする道があった。
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近道なのだろうからと行ってみたが、結構、露岩が多く歩きにくい。
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でも沢沿いの気持ちのいい道で
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ラショウモンカズラやクルマバソウに出会うことができた。
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最後の最後の登り返しは、ちょっとでも足が重い。
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そのまま舗装道路を歩いた方が楽だったかもしれない。
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16時すぎにやっと駐車場に到着。
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ちょうど8時間の活動だった。
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いやいや、お疲れさまでした。

駐車場から出る時、料金600円を請求されたが、入る時に箱に入れましたと言って通過。
これは本当の話だ。
さっきのトイレの壁の地図を見て苗場山のことを話題にしたら、赤湯まで行けるところまで行ってみましょうということになり、車で赤湯手前のゲートに向かう。

しかし後でわかったことだが、赤湯とは別の道(国道353号)に行ってしまい、ダートになったところで引き返した。
スキー場の跡かなあと思ったところは、思った通り三国山スキー場跡だった。
だから、行き止まりの道なのに、あんなに奥まで舗装されていたのだ。
三国山(1636m)に登る時はここを通ることになる。

戻る時、この松明のような奇岩を発見。
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名前はあるのだろうが、地図には載っていなかった。

日帰り温泉はこの付近にたくさんあり、「雪ささの湯」や「本陣」なども候補に上ったが、Y君が持っている温泉本の割引クーポンの対象になっていないこともあり、当初の予定通り二居宿の町営「宿場の湯」に決めた。
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あれだけ山が混んでいたので、風呂も込んでいるかと心配したが、駐車場には10台ほどしか車は駐まっておらず、拍子抜け。
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クーポンで1人600円が480円に割引してもらえた。
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車を出してくれたお礼に、ここはおごり。

露天風呂はなく、単純泉でちょっと塩素の臭いもしたが、それほどこだわりはない。
ちょっと熱めだったが、いい湯であった。
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このあと、ようやく山麓酒場。Y君に案内されたのは越後湯沢駅前の山新。
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地酒を飲み比べできるところだ。
少量ずつを安い値段で出してくれるのでありがたい。

でも、まずは生ビール。
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そのあと、山岳しばりということで「巻機」「大源太」「八海山」を飲んだ。
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話もはずみ、すっかり酔っぱらってしまった。

つまみは、サザエつぼ焼き、アスパラばら肉巻き、なす田楽、チョリソー、なんとかの刺身だった。
どれも美味であった。
2時間ほど楽しく飲んで、20:36越後湯沢発のMaxたにがわで帰京。
深夜23時前に帰宅した。

残雪は期待していたほどではなかったが、Y君と初めて一緒に山に登れて実に愉快だった。
高山植物も見頃だったし、何より自分の空白域だったので、山の眺望が新鮮だった。
法師温泉から谷川温泉までの馬蹄形縦走実現にむけ、気合が入ってきた。
越後の山は今後、重点スポットとして取り組んでまいりたい。

【行程】2016年5月28日
平標山登山口(8:11)~鉄塔(9:09休憩9:15)~松手山(9:48休憩9:59)~平標山(11:11昼食11:46)~仙ノ倉山(12:34休憩13:01)~平標山(13:40休憩13:53)~平標山の家(14:22休憩14:43)~岩魚沢林道終点(15:15休憩15:19)~ゲート(15:47)~平標山登山口(16:11)
※所要時間:8時間(歩行時間:6時間)コースタイム:7時間15分
※登った山:3座(松手山、平標山、仙ノ倉山)
※歩行距離:14.1km
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仙ノ倉山(5)

【2016年5月28日(土)】仙ノ倉山
仙ノ倉山(2026m)まで往復して、平標山(1984m)まで戻る途中。
この階段を登り切れば頂上だ。
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振り返ると、仙ノ倉山が大きい。
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頂上では、高校生たちが休んでいた。
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私どもも小休止としよう。
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登ってきた一ノ肩をもう一度確認しておく。
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ここは2度目なので10分で出発。
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こちらの道も延々、木の階段だ。
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正面には大源太山(手前、1764m)や三国山(その右奥、1636m)を望む。
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振り返ると、またしてもさっきのふくよかなご婦人。
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まあ、仙ノ倉をピストンして、平標は周回するというのが定番のコースなのだから仕方ないか。

左手に見る、ちょっと違った角度からの仙ノ倉もなかなか格好いい。
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頂上から3分で休憩用ベンチのところまで下ってきた。
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大源太山は近づいているはずなのに、霞んできた気がする。
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左手は仙ノ倉の南西斜面。
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おや、ササ原の中にラインが見える。
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これは、さっきも見えた旧巻き道だろう。

ひたすら階段が続く。
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整備しすぎとも言えるが、土が流れてしまうことを考えるとやむを得ないか。
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斜面のダケカンバはやはり雪の重みで幹が曲がっている。
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道はシャクナゲ回廊へと続いている。
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大源太はまた近いうちに改めて登るつもりだ。
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こんなきれいな斜面なら残雪期はスキーが楽しめそう。
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例の団体さんも、我々と同じコースみたいだ。
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いよいよ回廊に突入。
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馬に食わせるほどあるとはこのことだ。
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緩斜面を過ぎると、シャクナゲもおしまい。
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仙ノ倉の表情もだいぶ変わってきた。
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原始の風景を彷彿とさせるササの谷。
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平標山ノ家もだんだん近づいてきた。
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頂上から10数分ほどで、巻き道との合流点に到着。
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そこに小さなベンチ。
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立入禁止の看板は倒れていた。
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でも、この道を通る人はほとんどいないだろう。

引き続き、なおも階段。
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左手にはカッパの足跡のような雪渓。
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ササの中に生えるゾンビのようなダケカンバ。
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鈴なりのイワカガミ。
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この下りは意外に楽しい。
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緑のじゅうたんのようなササ原。
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そしてササの谷。
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この笹穴沢は赤谷川となって利根川に合流する。
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標高1750mあたりから。
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まだ午後2時を過ぎたばかりだが、もうテントを張っている人がいる。
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標高が下がって、だんだん樹木が生えだしてきた。
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エビス大黒ノ頭(1888m)がズド~んと姿を現した。
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何度見ても、なんかおどろおどろしい山だ。

仙ノ倉との位置関係はこうなっている。
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谷の向こうは松ホド山(1481m)あたりの山塊だろうか。
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オオカメノキの花が満開。
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頂上から30分で山ノ家に到着。
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ずっと我慢していたので、まずはトイレ。チップは100円。
水は豊富みたいで、トイレは水で流すよう書いてあった。

仙手清水で手と顔を洗う。沢から雪解け水を引いているようで、かなり冷たい。
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テン場はもうほぼ満杯だ。
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しばし、周辺を撮影。
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小屋の裏側には展望ベンチがある。
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遭難防止の鐘?
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南側には三国峠へ道が続いている。いずれ行くぞ。
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このテラスも気持ちよさそうだ。
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ずっと見えていた団体さんも到着。
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バッジがないか小屋の中に入ってみたら、平標と仙ノ倉の両方があった。
あわせて1000円の出費だ。
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同行のY君はTシャツ(2500円)を買っていた。

ついでに、しばし小屋番の方々と雑談。
「山と渓谷」6月号のテント泊特集で、ここが取り上げられたので、テントの人がいきなり増えたという。
こんなに多いのは、そういうことだったのか。

居室を覗くと、休んでいる人は1人しかいなかった。
ここは25人収容で、2食付き7500円。
7月の3連休はやはり混むらしい。
予約は25人で打ち切るが、当日予約なしで来る人もいるので、やはり上を向いて寝るのがやっととのこと。
2泊で縦走をしたかったが、やはりその時期は止めておこう。
お盆はかき入れ時なのに休みにするらしい。
孫たちが集まると20人くらいになるので、それでいっぱいだから、予約は「いっぱいなので」とお断りしているのだとか。
お盆は山の上で一家そろって過ごすのが、小屋番の家族の恒例のようだ。

商品の陳列棚には、ストックのゴムが大量に置かれていて、ご自由にお持ちくださいと書いてあった。
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小屋番のおじさんは「これはいずれ問題にしたい」と憤っていた。
すぐに取れてしまうゴムを売りつけて、無くしたら、またそれを売ろうとしている。
せこい商売だ、と。
うずたかく積まれていたのは、ほかの山域からも拾ってきたものらしい。

さて長話もしていられないので、挨拶をして外に出る。
仙ノ倉にガスがかかってきた。
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眼下に笹穴沢の流れ。
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平標山の南斜面。
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しばらく気づかなかったが、ひっそりとこんな石碑が。
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こんなのも。
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こちらは山の神か。
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この方はテン泊なのかな。
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抜きつ抜かれつしていた団体は新潟高校山岳部だった。
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さて、我々もそろそろ出発しようか。
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ここで20分も過ごしてしまった。
下るのは平元新道。
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すぐに新潟高校の生徒たちに追いつき、先に行かせてもらう。
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登りでよく見えた苗場スキー場。
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下りもわりと整備された道だ。歩きやすいので助かる。
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転がり落ちるようなペースで下山した。
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(つづく)
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仙ノ倉山(4)

【2016年5月28日(土)】仙ノ倉山
平標山(1984m)を経て、仙ノ倉山(2026m)に迫っている。
シャクナゲが見事に咲き乱れている。
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シャクナゲ越しに見る稜線の美しさったら。
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輪のように開いた花びらの乱舞。芸術的である。
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目指す山頂は、左から2番目のピーク。
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雪渓はすでにほんのわずかになっている。
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でもサクラと雪は結構似合う。
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この「東芝ランプ」は別に登山道を照らしているわけではない。
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いつごろ設置された広告なのだろう。一応、道標になっているものもある。
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しかし、10000mとは(笑)

毛渡沢の谷から飯士山(左端、1112m)を望む。
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一つ目のピークへは木道をたどる。
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振り返ると、広大な稜線だ。
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平標山から山ノ家へ下る稜線。
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おお、あれはエビス大黒ノ頭(1888m)。
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あまりの鋭さにびっくり。谷川への縦走はかなりアップダウンが激しそうだ。
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左奥には万太郎山(1954m)、谷川岳(1977m)も見える。
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中央は東俣ノ頭、奥のギザギザは俎嵓山稜。ピークは川棚ノ頭(1846m)。
未知の世界だったが、なんとなく雰囲気がつかめた。

奥に重なる稜線は手前が武尊山(2158m)、奥は日光白根山(2578m)。
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エビス大黒ノ頭のはるか向こうに見える突起は皇海山(2144m)。
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幾重にも連なる山並みの向こうに子持山(左、1296m)と小野子山(右、1208m)。
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テーブルマウンテンの山々は左から三峰山(1123m)、吾妻耶山(1341m)、大峰山(1255m)。
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これらのほぼ全景。
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仙ノ倉山の南斜面の雪渓。
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頂上にはやはり結構人がいるな。
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最後は階段の連続のようだ。
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振り返ると、平標山と苗場山(2145m)のコラボ。
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さあ、もう先は見えた。
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最後のピークを越えていく。
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越えたところで振り返る。
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そして、天国への階段。
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山頂付近のササが枯れているのは、登山者が踏み荒らしたせいなのか。
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何度も振り返る。
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平標山が見える角度も若干変わってきた。
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階段もかなり上がってきました。
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まさに馬の背といった風情。
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そして、平標山から50分弱で仙ノ倉山に到着。
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山頂は平らで広い。
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ここには新潟高校の生徒がいた。さっきは巻高校とすれ違ったので、この日は最低6校来ていたことになる。みんな頑張ってほしい。

しばらくゆっくりさせてもらった。
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さすがにここまで来ると、谷川連峰の稜線が全容を現す。
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あまり繰り返さないが、左の大きなピークが万太郎山だ。

右手前がエビス大黒ノ頭。
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しかし恵比須様と大黒様を冠するとは、二重にめでたい山だ。

遠く皇海山。
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三峰山。
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川棚ノ頭と、手前に東俣ノ頭。
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谷川岳の鞍部ノゾキの向こうはおそらく至仏山(2228m)。
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はるか南に連なるのはたぶん奥秩父の主稜線。
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浅間山(2568m)。
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山頂から北に延びる稜線。
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平標山、一ノ肩そして苗場山。
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仙ノ倉の前衛のピーク。
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遠く榛名山(1449m)。
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お馴染み、子持山と小野子山。
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随分のんびりしたので、そろそろ腰を上げましょうか。
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知らないうちに30分も経ってしまった。
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青空も覗いてきたが、なんだか逆に霞んできた気がする。
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平標山まではピストンだが、全然苦にならない。
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これだけ開けていたら、同じ景色を二度楽しむのも悪くない。
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前を歩く人たちを眺めているだけでも楽しい。
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わずかな登り返し。
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おっと、プチ渋滞。
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初めて、仙ノ倉を振り返ってみる。
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いつ撮っても、どこで撮っても絵になるわい。
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ほう、峡谷にはかなり雪が残っていた。
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左手に平標山ノ家を望む。
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高山植物を大切に。
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実に雄大な眺めだ。ちょっと日本離れしている。
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木道歩きも愉快だ。
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見渡す限りのササ原は雪国ならではである。
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まさに空中漫歩。
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再び、シャクナゲの花道。
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雪渓とセットにしてみました。
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下山してしまうのが、もったいないくらいだ。
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シャクナゲは葉っぱ自体がとても元気である。
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平標山への階段。
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あれを登るのは面倒だなあ、巻き道はないかなあと思って山肌を眺めてみたら、それらしきラインが見えた。
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地図にはないのでもう廃道になっているのだろう。

足元は若干ガレている。
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ミヤマキンバイさん、踏まれませんように。
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鞍部まで下りてきた。
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このベンチが旧巻き道への分岐のようだ。
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立入禁止の看板があるし。
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たった今、歩いてきた稜線。
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この登り返しで、Y君がストックの先のゴムを落としたが、すぐ気づいて数歩もどったら見つけた。超ラッキーだった。
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今日最後の登り。
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もうひと踏ん張りだ。
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(つづく)
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仙ノ倉山(3)

【2016年5月28日(土)】仙ノ倉山
平標山(1984m)を登山中。一ノ肩の登りにかかっている。
振り返ると、典型的なテーブルマウンテンの苗場山(2145m)。
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くびれ部から奥に霞んで見える残雪の山は頚城三山あたりか。
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苗場スキー場の頂上、筍山(1790m)の右奥に佐武流山(2192m)も見えてきた。
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本当にいい眺めである。
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山肌はシャクナゲの楽園と化してきた。
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まだつぼみから開いたばかりのシャクナゲは赤みが濃い。
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開き切ると白っぽくなってしまう。
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一ノ肩を過ぎて、いよいよ頂上が見えてきた。
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いや~シャクナゲ、シャクナゲ。
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奥秩父もシャクナゲは多いが、こんな満開の時期に歩いたことはない。
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頂上からの展望もよさそうだ。
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お、めずらしく雪渓が姿を現した。
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本当はこれを見るのが目的だったのだ。

なだらかな山の連なりは仙ノ倉山(2026m)方面である。
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おお、谷川岳も見えた。奥の稜線のうち、右の双耳峰がそうだ。
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右がトマノ耳(1963m)、左はオキノ耳(1977m)。
左の双耳峰に見える山は、左が茂倉岳(1978m)、右が一ノ倉岳(1974m)。

望遠で見るとこうなる。
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鞍部のノゾキから覗いているのは、おそらく至仏山(2228m)。

北の方角、越後方面の山並み。
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ミネザクラとシャクナゲの競演。
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一ノ肩を振り返る。
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後を追ってくるのは、さっき抜かした重装備の若者グループのようだ。
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11:10過ぎ、平標山に登頂。
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歩き始めてから、ちょうど3時間。
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コースタイムよりわずかに10分ほど早かった。

まずは休憩もそこそこに撮影に集中する。
北には土樽に下る平標新道が開かれている。
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その向こうに見える突起は飯士山(1112m)。
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分かりにくいなら、アップにしましょう。
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南の稜線は三国山方面に続く。
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下り切った場所に、山小屋の平標山ノ家が見える。
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南東の方角。中央の台形の山は吾妻耶山(1341m)。その奥は赤城の黒檜山(1828m)。
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東の方角。左から2番目のピークが仙ノ倉山山頂。
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その南西の斜面には、雪渓が残る。
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この日、仙ノ倉山が二百名山の一つであることを初めて知った。
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平標山の東斜面は広大なお花畑のようで、みんな真剣に写真を撮っている。
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北東の方角。土樽方面、毛渡沢の谷。
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中央にギザギザしているのは万太郎山(1954m)から北に延びる万太郎尾根。
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奥に見えるのは巻機山(1967m)だろうか。
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順番が滅茶苦茶だが、南南東の方角。大源太山(1764m)。
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その奥に子持山(左、1296m)と小野子山(右、1208m)。
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西北西の方角に、おなじみ苗場山。
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東北東の方角。奥は朝日岳(1945m)か。
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谷川岳への稜線はこのように見える。いずれ通しで歩くつもりだ。
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改めて谷川岳。
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再び全景。
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この南方面の山だけが、どうしても同定できなかった。
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頂上は比較的広かったが、30人くらいの人がひしめいていた。
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うち、新潟工、新発田、長岡大手各高校の山岳部の面々がいた。
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どの高校も高校総体の下見に来ているようだ。
そのうち、新潟工の先生としばし雑談。
今年は雪が少なく、季節が1か月ほど早いとか。
「まだシャクナゲの季節ではないんですけどね~」と話していた。
聞いてみると、富士山のように見えていた山はやはり富士山だった。
でも、どうしても同定できない浅間山の左奥の山は、先生も分からないみたいだった。

で、ようやく昼食。最近気に入っている助六寿司と柴漬け。
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記念撮影をして35分ほどで出発。
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時間も体力も全然余裕なので、やはり仙ノ倉まで足を延ばすことにする。
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まずは木道の階段を下る。
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この下り斜面は一面のお花畑。素晴らしい。
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ミヤマキンバイ。
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ハクサンコザクラ。
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ハクサンイチゲ。
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「山と高原地図」には「チングルマ」と書いてあったが、それは全くなく、咲いていた白い花はほとんど「ハクサンイチゲ」だった。

ミネズオウ。
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木の階段から石段に変わり、ちょっと歩きにくい。
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それにしても、広い稜線で雄大な眺めだ。
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谷川連峰縦走の時は今歩いている道をだぶりで歩くことになるが、全く損した気にはならない。
また歩きたいと思えるほどだった。

しばらく下って、休憩所のあたりから平標山を振り返る。
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途中あったおばさんが、「向こうはほんとにシャクナゲがすごかったよ」と教えてくれた。
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かなりテンションが高い人で、大きなカメラで高山植物の写真を撮っていた。

鞍部まで下ってきた。
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再び振り返ると、平標山にも雪渓があるのが分かる。
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雪渓の向こうにトラバース道があるようにも見える。
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平標山頂上直下。
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しばらく登り返すと、平標山もきれいな円錐形の山であることが分かってきた。
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さっきのおばちゃんが言った通り、シャクナゲが主張を始めた。
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確かにすごい。
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シャクナゲのお花畑である。
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そんな中、ミネザクラもかなり健闘している。
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田中澄江がここを「花の百名山」に選定しなかったのは、来たことがなかったからだろうか。
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平標山の雪渓は結構大きい。
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これは何かしら。
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さて、仙ノ倉への登りが本格化してきた。
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本当に雄大な眺めだ。
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おお、あれが頂上のようだ。結構きつそうではないか。
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シャクナゲはやはり、このくらい赤みがあった方がいいな。
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ハクサンイチゲはとてもかわいらしくて気に入った。
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この少しふくよかなおばさんが、何度も抜きつ抜かれつした方。
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常に黙々と歩いていた。
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(つづく)
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仙ノ倉山(2)

【2016年5月28日(土)】仙ノ倉山
松手山(1614m)の直前まで来た。
なんか団体さんが登っている。山開き前なのに、やけに人が多い。
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実は地元の高校の山岳部がいくつか高校総体の下見に来ていたのだった。

さっきから気になっていたのだが、だんだん虫が出てきて、うっとうしい。
何度か虫除けを顔にかけなければならなかった。
でも、汗をかいてタオルで拭くと効き目がなくなるようで、またすぐに寄って来る。
標高が上がれば、いなくなるかと期待したが、そうでもなかった。
ただ、平標山(1984m)の頂上でお昼を食べている時はそれほどでもなく助かった。
やはり雪国の山は虫が多い。

おっと、イワカガミを発見。
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やはり、平標は「花の山」だ。
でも、本番はまだまだこれからである。

前方に、平標へ続く稜線。頂上は中央に見える奥の突起だ。
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10時前に、松手山に到着。
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ここからの眺望も抜群である。
もしかして、鉄塔の左上に浮かぶのは富士山ではないだろうか。
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でも、Y君は「方向的に、富士山は榛名山の左では?」と疑問符。
左の山並みが八ヶ岳だとすれば、蓼科山かもしれないと思ったが、やはり八ヶ岳にはどうしても見えない。
形的にはやっぱり富士山だ。
磁石を出して方角を調べると、ほぼ真南なので、やはり富士山ではないか。
すると左の山並みは八ヶ岳ではなく奥秩父だ。
だったら、八ヶ岳はどこにあるのだろう。
自分にとっての空白山域からの山座同定はなかなか難しい。

奥に見える変化に富んだ稜線は榛名山(1449m)。
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平標山の南に連なる大源太山(左、1764m)と三国山(右、1636m)。
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中列は苗場スキー場の頂上、筍山(1790m)。
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その奥は、上ノ倉山(2108m)や忠次郎山(2084m)あたりか。

ひときわ目立つ苗場山(2145m)。
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あそこに行ったのは、もう3年前のことだ。
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今度行く時は赤湯から登ってみたい。

一瞬、浅間山(2568m)だと思った山。結局同定できなかった。
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右の突起はおそらく稲含山(1598m)。
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ここには三等三角点があった。
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着いた時は10人以上が休んでいたが、間もなくみんな出発して行った。
誰もいなくなってから、初めて数分腰を下ろす。
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北には松手尾根を通って二居宿に下るコースがあった。
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10分ほど休んで、我らも出発。
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この先は森林限界を越え、ずっと見晴らしいがいい。
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高山植物を愛でながらの稜線漫歩。登山道にはすでにまったく雪がなかった。

松手山を振り返る。
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ツマトリソウ。
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マイヅルソウ。
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オオカメノキ。
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イワカガミ。
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前方には、さっきの団体さんが見える。
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しばらく平らな道なので、いい休憩になった。
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まずは、平標山のニセピーク、一の肩を目指す。
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登り始めると、背後の松手山、苗場山が鮮明になる。
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たった今歩いてきた平らな稜線。
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前方では、みんな隊列を組んで登っている。
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一の肩の北斜面。
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平標山の西斜面。
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本当の浅間山も見えてきた。
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苗場山スキー場の全容もはっきりしてきた。
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おお、シラネアオイではないか。
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さらにはミヤマキンバイ。ササヤブの中に健気に咲いている。
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イワカガミも。
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こんなに鈴なりになって咲いているのは初めて見た。
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はい、その通りですね。
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斜面を彩る新緑も実に美しい。
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しかし、この先はかなり登り応えがありそうだ。
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それにしても苗場山は何度見てもかっこいい。
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振り返り、振り返り歩く。
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白いパイプの向こうにはカッサダム(田代湖)があるはず。
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背後は神楽ヶ峰(2030m)。

後からもどんどん登山者が登ってくる。
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あのグループは、随分大きなザックを担いでいる。泊まりの縦走だろうか。
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上の方では、階段のつづら折りが待っているようだ。
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こちらも徐々に高度を上げていく。
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アズマシャクナゲ登場。
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この先は、シャクナゲの楽園となる。
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相変わらず、Y君のペースは早いが、必死でくらいついていく。
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いやあ、いい曲線を描いているなあ。
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我らも階段登りに入った。
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このあたりは細かい砕石のガレ場だから、設けたのだろう。
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遠くにハクサンイチゲの群落が見えた。
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この角度、絶景と言っていい。
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結構な急傾斜だ。
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雪国の山らしいササに覆われた斜面。
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一歩一歩確実に登っていく。
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さっきの団体さんが休んでいるうちに先行する。
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おや、桜まで咲いていた。
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いったい何種類の花が咲いているのだろうか。
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お花に励まされつつ、階段はなおも続く。
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やっと階段終了。傾斜も一段落。
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ん? もしかして谷川岳(1977m)? それとも万太郎山(1954m)?
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北東にそそり立つのは上越のマッターホルン大源太山(1598m)ではないか。
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ちょっと興奮気味で、休憩スポットも休まず通過。
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ここには大山祇神の石碑が祀られていた。
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浅間山もくっきり見えてきた。
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う~ん、あれはやはり富士山じゃないかなあ。でもまだ確認が持てない。
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新潟の山から見えるなんて、まだ想像もつかないからだ。

しばらくは高原歩きを楽しむ。
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わお、ハクサンイチゲを間近に。かわい~
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お花畑になっている。
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気持いいなあ。
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(つづく)
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仙ノ倉山(1)

【2016年5月28日(土)】仙ノ倉山
この週末は知人から日本ダービー(29日)に誘われているので、行動できるのは土曜日1日しかない。
残雪が見たくなったので、新潟の山に行くことに決め、越後湯沢に住んでいる大学自転車部の後輩を誘った。
去年、八海山に迎えに来てもらったY君だ。
行き先もいろいろと検討したが、巻機山や苗場山はちょっと日帰りだと厳しいので、平標山(1984m)にした。元気だったら、仙ノ倉山(2026m)にも足を延ばすつもりだ。

職場の寮に泊まれるというので前夜のうちに行くことも考えたが、結局は当日行くことにした。
4時半に起床。5:10に家を出て、5:22新所沢発の電車に乗る。
晴れの予報だったのに雲っている。
電車の中で、スマホの天気予報を再度確認すると、新潟県地方も現在は曇りで、昼過ぎから晴れるとのこと。期待することにする。
武蔵野線ではずっと、山と渓谷社の分県登山ガイド「新潟の山」を読んでいた。

大宮で乗り換え、6:34発の上越新幹線とき301号に乗車。
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指定券をとっていなかったので自由席だったが、余裕で座れた。高崎からは窓際に移った。
車窓を見て過ごしたかったが、しばらくしてずっとトンネルなのでつい寝てしまった。

上毛高原駅を通過したことにも気づかず、7:24越後湯沢着。
Y君が改札まで迎えに来てくれていた。
一緒に駅前のコンビニで昼食と飲み物を調達。
7:35にY君の車で登山口に向かう。
明日が、平標山の開山式とのことだ。来たのが今日でよかった。
国道17号線を三国峠方面へと走っていく。
平標山登山口には8時前に到着した。
第2駐車場まですでにほぼ満車で、びっくり。人気の山なのだ。
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何とか一番奥に駐めることができた。

じっくりストレッチをして8:10に出発。
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前半はどうせ曇りだから、先に展望のない林道コースを行ってしまうことも検討したが、高曇りで景色は見えているようなので、尾根道の松手山コースを取ることにした。
まずはトイレを済ませて、登山届も提出。
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ここは標高954m。山頂までの標高差は1000mちょっとある。
コースタイムは3時間10分。結構なアルバイトだ。

平標山は「花の山」のようだ。
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まずは新緑まぶしい平らな道。
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一旦車道に出て、橋を渡る。
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清流二居川だ。
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すぐに登山口。
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いきなり急登が始まる。
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しかもY君のペースがかなり速い。
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スロースターターの私としては、どんどん離されてしまう。
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私はお花の写真も撮っているし。
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(クルマバソウ)

緑もいい色だし。
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でも、よく整備された道なので助かる。
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10分ほど登ったところで、高校生のパーティーに出くわした。
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新潟県立小千谷高校山岳部の面々だった。
顧問の先生が大声で地図読みの指導をしていた。1070m地点だった。
Y君が先に取材してくれていたが、来週この山で高校総体の県大会があるとのこと。
下見&予行演習だそうだ。
エールを送って先行する。

相変わらず、Y君はいいペース。
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とても久しぶり(高校時代以来?)に登山を再開したばかりとは思えない。

鉄塔(1411m)まで何か所か展望が開けたところで小休止しながら進む。
最初に見えたのは、二居川の支流河内沢をはさんで南にそびえる天丸木山(1320m)。
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その稜線の向こうに苗場スキー場が見えてきた。
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スキー場の頂上部、筍山(1790m)。
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お~、あのテーブルマウンテンは苗場山(2145m)。
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もうほとんど雪がないじゃないか。雪を見にきたのに。
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その左に、神楽ヶ峰(2030m)。
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さらに進むと右手に天丸木山が全容を現した。
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スキー場もだんだん底まで見えてきた。
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足元にアカモノを発見。
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ヤマツツジはこれからだ。
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取りあえず目指すのは、あの鉄塔。
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これはネコヤナギの一種だろうか。ちょっと気持ち悪い。
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カメラもびっくりしてピントを合わせてくれなかった。

こちらはタニウツギ。
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高度を上げるにつれ、苗場山も全容をさらしてきた。
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Y君のペースが早いので、とうとう先行者に追いついてしまった。
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苗場プリンスホテル。
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道はさらに斜度を増す。
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とうとう鉄塔と同じ高さに到達。
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鉄塔の真下では、5、6人のグループが休んでいる。
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こちらは少し手前で立ったまま一服。
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苗場山の南に連なる赤倉山(右、1938m)とナラズ山(左、2052m)。
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ニガナ。
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この鉄塔はなかなか美しいではないか。
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いよいよ下をくぐる。
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時間は9:15.標高差450mをほぼ1時間でクリアしたことになる。
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鉄塔の下からも眺望を楽しむ。
霧ノ塔(1994m)から北東に延びる高石尾根。
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筍山。
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信越国境の稜線。
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ペースが速いので、なかなか調子が出ない。
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でも、しばらくなだらかなので、ありがたい。
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休んでいる時に追いついてきた、ちょっと太めのおばさんとほぼ同じペースとなり、「平標山の家」まで何度も顔を合わせ続けることになってしまった。

右手、左端に三国山(1636m)が見えてきた。
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いい緑だ。
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鉄塔を振り返る。
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展望のきく稜線を進む。
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ミヤマニガイチゴ。
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ミヤマキンバイ。
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オオカメノキ。
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再び樹林帯に。
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あなたはだあれ?
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白樺の大木。
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よし、また傾斜が緩んできたぞ。
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視界が開けて、木道を通過。
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すると、左手のヤブの中で何かが動く音が聞こえる。
最初は鳥かなと思ったが、どうも違う。人が用を足しているのだろうか。
じっと様子をうかがっていたら、Y君が「こんにちは~こんにちは~」とヤブに向かって声をかけた。
そうしたら、「あ、植物調査です。気にしないでください」と答えが返ってきた。
なんだ、クマでなくて、よかった。

とうとう平標への稜線が姿を現した。
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これはまだ手前のピーク。
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あれが、手前の松手山(1614m)だ。
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Y君に「ちょっと、マツテ!」と言ったが、おやじ過ぎて通じなかった。

(つづく)
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前白根山(5)

【2016年5月22日(日)】前白根山
五色山(2379m)から下山中。
湯場見平で一服。ここは温泉地が見える場所だから、こういう名が付いたのだろうか。
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でも、このポイントからは少なくとも温泉街は見えなかった。

10分ほど休んで出発。
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ササ原をさらに下っていく。
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しつこいけど、左手に温泉ヶ岳(2333m).
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確かに見晴らしはいい。
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木があまり成長していなかったら、下までよく見えたかもしれない。
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このダケカンバもすごい。
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少し下ると、湯ノ湖が見えてきた。
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兎島の半島もよく分かる。
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ぎゃ~、またヤブに突入。
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でも、雲といい木々といい絶妙な構図。
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右手にさっき登った外山(2204m)も姿を現した。
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よくあんな急斜面を登ったもんだ。よく頑張ったわい。

雪渓にも光が当たって輝いている。
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急斜面の後はあの稜線を歩いたわけだ。
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二つの雪渓が交わる場面。
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ササの背が低くなると、歩きやすくて助かる。
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アズマシャクナゲは今がちょうど見頃のようだ。
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つぼみも真っ赤なので見頃のうち。
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オオカメノキと紅白対決だ。
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またまたヤブ~
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抜けて、やれやれ~
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これの繰り返しである。
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突然ですが、左前方に於呂倶羅山(2020m)。
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さらに女峰山(2484m)方面を望遠で。
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右が小真名子山(2323m)、中央の尖塔が女峰山、その左は帝釈山(2455m)。

うひょ、ヘビが登山道を横断。
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路面が見えるところだったからよかったが、見えなくて間違えて踏みつけていたら咬まれてしまったかも。怖い、怖い。

さて湯場見平からしばらくなだらかに下ってきたが、ここで左折して、急な下りとなる。
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掘れた道や倒木など、道はかなり良くない。
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傾斜も相当きつい。
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おお、やっと温泉街が見えた。
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ゆっくり下っていたら、五色山山頂で会った熟年夫婦に追いつかれた。
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「もしかして、水筒忘れませんでしたか?」
そうなんです。さっき、「あ、ない。さっき休んだとこに忘れたんだ」と気づいたばかりだったのです。
「ありがとうございます。助かりました」
さすがに戻る気はなかったので、本当にありがたかった。

気づいてすぐ手元に戻ったので、「あ~あ」と落ち込んでいる時間も少なくて済んで、よかった。
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30分ほどで標高差250mを一気に下った。
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やっと平坦なところに出た。
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ご夫婦には先に行っていただき、ここでひと息入れる。
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あとは平らだと思うと、ほんとにありがたい。
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五色山から2時間以上下りっぱなしだったので、足ががくがくだ。
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下りてきたのは金精沢。
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足元に三つ葉がかわいいコミヤマカタバミが咲いていた。
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雨が降ったら川になりそうな道を進む。
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しかし、なかなか町に出ないなあ。
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涸れ沢を通過して
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ようやく林道に出た。
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ちゃんと登山口の標識があった。
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登山届のボックスは今にも壊れそうだが。
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右手の石垣は浄水場。
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間もなく舗装道路に。
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林道入口には登山道の大きな標識。
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これを見ると、さぞ立派な登山道だと思うだろうが、とんでもない。
皆さん油断しないように。

左手には宿が現れた。やっと町に着いた。「山の宿」。
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隣に「かつら荘」。
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右手に「湯の森」。
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再び左手、白根荘。
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昨日泊まった「実之屋」を通り過ぎて、右手に「森のホテル」。
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駐車場には15:44に到着。7時間半にわたる長い山行だった。

さて、とにかく風呂だ。
湯元温泉は多分どの宿でも入れて、よりどりみどりなのだろうが、一番の老舗だという湯守釜屋に行ってみることにした。車だとすぐだ。
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建物はすっかり近代的になっている。
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料金はやや高く1080円。

もちろん、ここも強烈な硫黄泉。いかにも温泉という満足感がある。
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ゆっくり汗を流して、帰途につく。
いや~今度はお腹がすいた。
でも予約した新幹線の時間も気になるし、とにかく宇都宮駅まで行ってしまうことにした。
中禅寺湖畔での渋滞もなく、スムースに高速へ。
市街地もそれほど混んでおらず、18時すぎにはレンタカーを返却することができた。

帰りの新幹線は18:59発のつばさ154号。まだ1時間近くある。
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だったら、餃子を食べようではないか。ビールを飲もうではないか。
駅前に行列ができている店があったが、待っている時間なんてないし、そもそも行列は嫌いだ。
誰も並んでいない隣の店に入る。
何という店だったか忘れたが、まずはとにかくビール。
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残すのを覚悟で焼き餃子と揚げ餃子を両方頼んでしまった。
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味はめちゃめちゃ美味しいというわけでもないが、決してまずくはない。
ただ、個人的には揚げ餃子はあまり好みでないことが分かった。

勢いでネギみそラーメンも食べてしまう。
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う~さすがに満腹。もう動けね~

でも新幹線に乗らねば帰れない。
もう何もお腹には入らないので、車内ビールなど何も買わずに乗車。
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天気にも恵まれ、充実した日光2日間の旅だった。
次はやはり女峰山かな。
1時間余で東京駅に到着。帰宅は21時半だった。

【行程】2016年5月22日
湯元温泉(8:08)~日光湯元スキー場(8:17)~堰堤分岐(8:47休憩8:50)~標高1900m地点(9:33休憩9:38)~外山鞍部(10:24)~外山(10:35)~外山鞍部(10:46)~天狗平(11:13休憩11:16)~前々白根山(11:31撮影11:36)~前白根山(11:45昼食・撮影12:20)~五色山(12:56休憩13:07)~国境平(13:35)~湯場見平(13:54休憩14:05)~金精沢(15:12休憩15:21)~湯元温泉(15:44)
※所要時間:7時間36分(歩行時間:6時間20分)コースタイム:5時間55分
※登った山:3座(外山、前白根山、五色山)
※歩行距離:9.3km

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前白根山(4)

【2016年5月22日(日)】前白根山
五色山(2379m)に頑張って登っている。
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後ろを振り返ると、男体山(2486m)と前白根山(2373m)。
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右手眼下に金精道路。
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ダケカンバの幹の白が実に美しい
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雪田。
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ササ原は北海道の山のようだ。
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左手は盟主、日光白根山(25788m)。
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輝く五色沼。
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頂上はもう少し。
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もう一度、前白根山を振り返る。こうして見ると、まあるい山だ。
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白桧岳(2394m)などの外輪山。
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おお、外山(2204m)も右端に見えてきた。
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昨日歩いた刈込湖・切込湖のあたり。
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温泉街。
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よし、そこが頂上だ。
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その前にもう一度、前白根山。
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鬚のようなダケカンバ。
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あれれ、まだもう少しあるではないか。
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温泉ヶ岳(2333m)。
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前々白根山(独自の名称)も姿を現した。
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前白根山の頂上に人影が見える。
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よく見ると、日光白根山の山肌はかなり崩壊が進んでいるではないか。
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その頂上付近。
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前白根山から35分ほどで、やっと五色山に到着。
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さすがに疲れた。
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この山頂はかなり広い。
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日光白根山の風貌も前白根山から見るのとは随分違う。
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男体山も頂上が丸みを帯びている。私は平らな方が好きだ。
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山頂では、私が下山する中ツ尾根から登ってきた老夫婦がちょうど着いたところだった。
「いや、長くて長くて、疲れ果てました」と汗をぬぐっている。
前白根山まで行くつもりだそうだが、どうしようか思案中のようだ。
念のため、雪があるかどうか聞いてみた。
そうしたら、まだかなりあるという。
さっき、チェーンアイゼンをはずしたばかりなのに。面倒だなあ。

10分ほど休憩して、下山開始。
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ササ原の気持ちのいい道だ。
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なんだか、午前中よりも空気が澄んできた気がする。
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湯ノ湖を中心としたこの風景は、奥日光のひとつの完成形と言っていい。
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ここから滑り降りて行きたいものだ。
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正面に会津駒ヶ岳(2133m)の稜線。
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ありゃ、早くも雪が出てきた。
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登山道を埋めてしまっているのが厄介だ。
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しかも、かなり多いぞ。
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うう、これはちびしい。
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滑るわけではないので、チェーンアイゼンはいらないが。
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もちろん雪のない箇所もある。
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空を見上げれば、雲の配置がすてきだ。
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崩落箇所が結構ある。
ササだけだと根が浅くて、剥落を防げないのだろうか。
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山肌はいい色をしているのだが。
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国境平への稜線。
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男体山。
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五色沢の谷。
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再び樹林帯に入る。
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でも立ち枯れた木が多く、明るい。
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ぎゃ、また残雪。
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気温も上がって、かなり柔らかくなっているから、時々踏み抜いてしまう。
雪が靴に入って、ちべたい。
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もう、しばらく付き合うしかないね。
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下りの傾斜が少し出てきたが、アイゼンを付けるのはやはりめんどくさい。
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正面の温泉ヶ岳も崩落が進んでいる。
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金精山(2244m)も見えてきた。
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その頂上付近に赤い人影が。
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登山道を埋めて雪渓があるので避けられない。
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困ったものだ。
DSC_0768_20160701062451cdf.jpg

と言いつつ、少しうれしいんだけど。
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ここなどは尻セードしたいが、日光はちょっと私的には縁起が悪い。
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真面目に下ろう。
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靴だけでも、十分滑れてしまう。
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でも、道が出ているところは、ちゃんと道を歩く。
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五色山山頂から30分弱で、金精山との分岐にあたる国境平に到着。
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温泉ヶ岳が見える。
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ここに水場があった気がするのだが、気のせいだろうか。
写真を取り忘れたので、証拠がない。

休まずに出発する。
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しばらくは平らないい道なのだが
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すぐにヤブが濃くなる。
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「山と高原地図」に「部分的にササが深く足元よくない」とあるが、本当にその通りだ。
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本当に「部分的」ならいいんだけど。
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ヤブの向こうに温泉街。
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その上に日光連山。
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もうすっかり見慣れた風景だ。

しつこいほどに温泉ヶ岳。
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金精道路も見下ろせる。
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倒れかけたダケカンバ。
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いやあ、ヤブは「部分的」ではなく、ヤブでないところが「部分的」という印象。
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あの老夫婦の方、よく登ってきたと思う。
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ヤブは下るより登る方が余程大変だ。
逆コースにしないで正解だった。

右手に見事な雪渓が見える。
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やや傾斜が緩やかな場所に出た。
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ホッとひと息だが、ササヤブには変わりはない。

サクラにもホッとひと息。
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前白根山の雪渓と五色山のササ原。
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ちょうど道標のある場所に倒木があったので休憩。
国境平からは20分しか下っていないが、やはりヤブで消耗した。
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ここは湯場見平というところらしい。
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標高が下がって暑くなってきたが、水筒のお湯がもったいないので、ミルクティーを溶かして飲んだ。

(つづく)

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