山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

斜里岳(中)

【2014年8月29日(金)】斜里岳
前夜から斜里岳(1547m)のふもと清岳荘に泊まっている。
メンバーは高校時代の同級生O君とH君、そして紅一点、O君のスキー仲間K美さんの4人。
朝3時に目が覚め、トイレに行くと、O君がすでに起きていた。
「2時半に目が覚めて、眠れないのよ」
彼は最近、夜中に起きてしまうようだ。
こちらは再びシュラフにもぐり込み、もうひと眠り。
4:45に起きて、出発の準備。
朝食は昨日買っておいた、おにぎりとザンギ。

ベランダに出ると、オホーツク海が見える。
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今日もいい天気になった。

清岳荘の前にある駐車場には大型バスが2台、乗用車も10台くらい駐まっていた。
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中には車中泊した人もいたようだ。ここは車中泊でも510円納めなくてはならない。

登山届を出して、6時すぎに出発。ここは標高680m。頂上までの標高差は約870mだ。
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歩く順番は、Hリーダーの指示で、私が先頭ということになっていた。
「おれは何枚も写真撮って、立ち止まるから、後ろの方がいいよ~」
と言ったのだが、そのくらいの方がゆっくりしたペースになるからいいと押し切られてしまった。
でも、出発して1分、写真を2枚撮った時点で、後ろにいたO君が「やっぱ、あんたいっぱい撮るね」と言われ、いきなり選手交代。
順番は、私→O君→K美さん→H君からO君→K美さん→H君→私になってしまった。

その撮った2枚というのが、これ。
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こんなものを撮るために、いちいち待っていたら、それはイライラするだろう。申し訳ありません。

しばらくダケカンバやイタヤカエデの森を歩く。
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5分ほどで林道に出る。
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しばらく林道歩き。北海道の蕗は大きい。
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オカトラノオやヨツバヒヨドリ、アキノキリンソウなどが咲き乱れている。
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10分弱で林道終点。
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このあたりに、2代目と3代目の清岳荘があったはずだが、すでに基礎も片づけられていて、どこに建っていたのかはわからない。

「熊が出没しています」の看板を横目に、登山道に入る。
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一の沢川に沿って登っていく。
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途中、こんな掘れた道もあった。
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5分ほど歩いたところで、さっそく1回目の徒渉。
徒渉は下二股からと考えていたのは大間違いだった。
ここで私のみ靴底がフェルトの沢靴に履き替え、沢用のスパッツを装着する。
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それに10分近く要し、3人を待たせてしまった。
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沿道の岩にはダイモンジソウが、あちこちに咲いている、
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この後、何度かの徒渉。
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鉄分が多い水のようで、石がぬるぬるしておらず、わりと滑りにくいのだが、バランスを崩して転倒すると厄介だ。
最初のうちは一応、飛び石を踏みながら歩いていたが、カメラを持っていることもあり、沢にジャブジャブ入るようになってしまった。
でも、水がめっちゃ冷たい。沢靴なので、すぐ水が抜けてくれるのがありがたい。

沢沿いの道もけっこう際どい所が多い。
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ここも徒渉。
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じゃぶじゃぶ行くしかない。まだ下流なので水量も多い。
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写真を撮りながら歩いているうちに、前3人とはずんずん離されてしまうが、徒渉のたびに追いつく。その繰り返しだ。

谷も深くなってきた。
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またまた徒渉。きりがない。
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仙人洞を通過。
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あらよっと。
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石畳の道。
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やっと視界が開けてきた。
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歩き始めて、ほぼ1時間で初代清岳荘跡地に到着。コースタイムより20分も早い。
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ここには基礎が残っていた。休まずに通過する。

すぐ先が下二股。
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旧道と新道の分岐である。我々はセオリー通り、旧道を行く。

ここからが沢登り本番だ。
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このあたりにもダイモンジソウが咲いている。
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これは水蓮の滝。
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やっと西斜面にも陽が当たるようになってきた。
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滝の連続。
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羽衣の滝を高巻きする団体さん。
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滝を見上げる。
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なかなかエキサイティングだ。
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滝のすぐ横をよじのぼる。
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滝の上を徒渉。スリップしたら一巻の終わり。
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今度は左岸。ロープをつたう。
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いよいよ先行部隊に追いついたので、抜かせてもらう。
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これにしても、このコースは初心者が来られるような所ではない。
団体さんのメンバーもみな、それなりの経験者なのだろう。

方丈の滝。
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またまたロープ場。
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やっと足元にも陽が差してきた。

少し展望も開けた。緑がまぶしい。
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見晴の滝。
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確かに見晴らしがいい。
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だんだん、源頭が見えてきた。
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七重の滝。
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竜神の滝。
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ほとんど滝登り状態。
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これは霊華の滝だろうか。

へつりが怖い。
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これで滝は登り切っただろうか。
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やっと山頂方面も見えてきた。
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しめ縄が見えたら、上二股。8時半前に到着。
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この区間もコースタイムより15分ほど早かった。

ここで小休止。
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携帯トイレ用ブースの小型テントがあったが撮影するのを忘れてしまった。

5分ほどで団体さんが追いついてきたので、こちらも出発。
この先は、かなり細くなった沢がそのまま登山道。
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登るにつれ、どんどん視界が開けてきた。
南東には、昨日見学した硫黄山(508m)と、その奥に雄阿寒岳(1371m)と雌阿寒岳(1499m)が重なって見える。
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下山路となる新道コースは尾根道を歩く。
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右のピークの右下が熊見峠。

南斜里岳(1442m)方面。
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ダケカンバの下を行く。
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胸突き八丁。馬の背までもうすぐ。
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このあたりでようやく足元から水がなくなった。

タカネトウウチソウ。
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高度も新道を見下ろす位置まで上がってきた。森林限界を越えたようだ。
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南斜里岳も堂々たる山容。
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あのイボのような岩は落ちて来ないだろうか。
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露岩帯を越えると馬の背に乗る。
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ここで初めて、山頂が見えた。
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北東には海別岳(1419m)の向こうに知床連山。
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雲がからんでいるのが羅臼岳(1660m)だ。

その右手に浮かぶのは国後島。長い。
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ひときわ高いのは、爺爺岳(1772m)? まさか、あそこまで見えるだろうか。
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思わず叫んでしまった。「返せ! 北方領土」

こちらは知床半島の付け根の山々。
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さて、山頂までもう一息。最後の登りに取りかかる。
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振り返ると、さっきのイボ山。
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踏み跡があったので、ちょっと行ってみたかったが、名前が付いているピークとも思えなかったので、秩序は乱さないでおく。

まだ随分登るようにも見えるが、コースタイムは30分ほど。
急坂だが景色を楽しみながらの登りなので、疲れない。
少し登るとイボ山の向こうにもピークが見えてきた。
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1452mピークだろう。

ガレ場を行く。
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手前は清里町の市街地。はるか向こうに濤沸湖と網走市街が望める。
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斜里岳の稜線をからめてみる。
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頂上へは前峰を越えて、もうひと登り。
前峰からは随分下らないといけないように、馬の背からは見えたが、そんなに下らないで済んで、よかった。
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鞍部の近くに銀色のお社がある。斜里岳神社と読める。
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柏手を打って通過した。

(つづく)
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斜里岳(上)

【2014年8月28日(木)】道東ドライブ
さあ、本夏のメインイベント、知床山行に出発である。
高校の同期H君に実家まで迎えに来てもらい、8時半に出発。
羊ヶ丘公園のあたりで、おふくろから電話。
「あんた、カメラ忘れてないかい?」
しまった。H君に謝って、戻ってもらう。15分ほどロス。失礼しました。

10時着新千歳空港着のSKY便で来るO君とK美さんをピックアップし、本日ははるばる斜里岳のふもとにある清岳荘に向かう。
道中、実家の家庭菜園で作った、とうきびとトマトをみんなで食べる。
「こんな甘いとうきびは初めて食べた」と大好評。
おやじも喜ぶだろう。

道東道の占冠あたりのPAで小休止。
焼きそばを購入。これが本日の昼食。
足寄ICで下りて、旧足寄駅の「道の駅あしょろ銀河ホール21」でトイレ休憩。
店内には、第3セクター「北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線」足寄駅のレールが保存されていた。
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ふるさと銀河線はJR池北線を引き継いで、1989年6月に開業したが、結局2006年4月には廃止されてしまった。沿線の過疎化には勝てなかった。

足寄は松山千春のふるさとである。
「駅前」には、「大空と大地の中で」の歌碑があり、ボタンを押すと、曲がかかる。
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郷土の英雄である。

私は実はあまり好きではないのだが、ここではミーハーに徹した。
(スマホ千春)
こちらは道路になってしまった線路跡。
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これが駅前。
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国道241号を阿寒湖方面に向かうと、右手前方に雌阿寒岳(1499m)と阿寒富士(1476m)がかっちょよく見えてきた。
写真は失敗してしまったが、登攀意欲がそそられる山だ。
でも、今回は通過。
阿寒湖畔を過ぎ、雄阿寒岳(1371m)の登山口の状況を確認して、さらに弟子屈方面へ向かう。
国道沿いには双湖台と双岳台という景勝地がある。
当然立ち寄る。

まずは双湖台からの眺め。
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菱形によく見えるのが、ペンケトー(「上の湖」の意)。

もっと大きいはずのパンケトー(「下の湖」)はその左上にかすかにしか見えない。
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ここに来たのは、もう十数年ぶりだ。

記念撮影。
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展望台の背後には「憩の家」という建物があったが、シャッターが閉まっている。
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もう閉鎖されているのかもしれない。

次は双岳台。
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雄阿寒岳がかっこいい。

双岳台というくらいだから、雌阿寒も見えるはず。雄阿寒の左裾に小さく見えるのがそうだ。拡大してみよう。
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阿寒富士は見えるが、雌阿寒は山頂付近、雲がかかってしまった。

弟子屈から国道391号に入る。
このあたり、時々、釧網本線と接近するので、うれしい。
ついでに、硫黄山(アトサヌプリ、508m)も観光することにした。
ここはもしかしたら、学生時代に自転車で来て以来かもしれない。もう31年も前だ。
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あちこちで硫化水素を含んだ水蒸気を噴き出している。
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黄色く染まった硫黄の結晶も山のように成長している。
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ものすごい迫力である。

周囲も荒涼たる風景だ。
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しかし、よくこんな有毒ガスの至近距離まで観光客を近づけさせるものだ。
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ぜひ、この姿勢を貫いてほしい。

あちらに見えるドーム状の山はサワンチサップ(520m)。
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振り向けば、明日登る斜里岳(1547m)がくっきりと見えた。
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レストハウスも見学。
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もちろん温泉たまごが名物。
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硫黄山の噴気でゆでた(蒸した?)ものだ。

熊笹焼酎「摩周湖」。
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熊笹茶を飲んでみたが、ほんとにササの味がして、びっくりした。
この焼酎もそうなのだろうか。

さて、だいぶ陽も傾いてきた。
野上峠を越えて、清里町に入る。
札弦(さっつる)駅に近い「道の駅パパスランドさっつる」へ。
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ここは、畑の向こうに斜里岳を望む絶好のロケーション。
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その左に、海別(うなべつ)岳(1419m)。
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いやあ、明日が待ち遠しい。この天気がもってくれるだろうか。

とにかく、そんなに汗もかいていないが、ここで入浴。
温泉名は、そのまんま「パパスランド温泉」
ナトリウム硫酸塩・塩化物温泉とのこと。390円と格安だった。

ここはスピードスケートの岡崎朋美の出身地。
施設の中には特設コーナーがあった。
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食事は清岳荘で食べることにして、近くのAコープで食材を買い込む。
ちょっと道に迷いつつ、日没間際に清岳荘に到着。
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すごくきれいな山小屋でびっくり。

1階の食堂には、暖炉や電子レンジ、冷蔵庫、テレビもあり快適。
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買ってきた刺し身用に、醤油を入れる小皿まで借りられる。

寝室にはコンセントもあるので、スマホの充電も可能だ。
車が入れる場所にあり、電気も通じているのだから当然と言えば、当然なのだが、イメージとは随分違った。
素泊まりのみで1泊2050円。
ここで、斜里岳と羅臼岳のバッジに、斜里岳の冊子を購入。

寝床は階段を登って2階(翌日撮影)。
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本日の同宿者は我々4人を含め十数人といったところ。
この小屋の収容人数は50人ということになっている。
今年は最高で38人の日があったとのこと。そういう日は、学習室や研修室、食堂も寝床にするのだとか。

夕食はビールと刺し身、その他のつまみと焼き鳥弁当。
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食事をしながら、管理人のおばさんにいろいろと話を聞いた。
彼女は、今年からここで働いているのだそう。
山小屋の経営は清里町だが、観光協会に委託され、そこに雇われている。
6月20日から9月末まで約100日間休みなし。
休みたい時は自分で代わりの人を手配しないといけないという。
持ち場を離れられるのは、お客さんがいなくなる日中の2~3時間程度。
その間に町に出て、買い物をしたり風呂に入ったりするのだという。それは大変だ。

9時消灯なので、それまでゆっくり歓談して、時間通りに就寝。
寝る前に外に出ると、北極星の高さにびっくりした。
東京より緯度が10度近く高いのだから当然か。

ここで、釧路市在住の渡辺健三さんが昨年10月に自費出版した「シャリ岳写真集」をもとに、清岳荘の歴史について、若干紹介しておきたい。
現在の小屋は4代目だが、初代は現在地よりかなり奥に入った下二股に昭和30~31年にかけて建設された。ブロック壁の平屋だった。落成祝いの立て看板には「薪代実費として金三拾圓申し受けます」の文字が書かれていた。。
木材やブロックを馬と人力でかつぎ上げて建てた念願の小屋だったが、翌32年春の雪崩で倒壊してしまう。それゆえ「幻の小屋」と言われた。
その基礎は今でも、登山道に残っている。
下二俣の旧道と新道の分岐のすぐ手前だ。

この場所は雪崩の危険があると避けられたのか、2代目はかなり下って、現在の林道終点あたりに昭和35年頃までに建てられた。
今度は2階建ての丸太小屋だった。
この建物はしばらく現役だったが、老朽化が進んできたため、隣接地に3代目の小屋が新築された。これがいつのことなのか、「写真集」では分からない。

しばらく2代目と3代目が並立している時期もあったらしいが、2代目がいつ取り壊されたのかもよくわからない。
で、3代目は平成10年12月に焼失してしまった。
暮れに、地元の人が正月用のしめ飾りを付けに行くと、小屋は跡形もなく消えており、基礎と白い便器だけがポツンと残っていたという。
落雷なのか放火なのか、それにしても燃えている時に誰も気づかなかったというのも不思議だ。深夜だったのかもしれない。
今は基礎も残っていない。

そして現在の4代目は平成16年に完成。鉄筋コンクリート2階建て。
場所もさらに下に下った。
百名山ブームで車が多くなり、広い駐車場が確保できる場所に、ということだったのかもしれない。

山小屋は山と人間との関係の歴史を写す存在であり、私はなるべく泊まって、混んでいない時などは、小屋番の方に話を聞くようにしている。
さあ、明日はいよいよ斜里岳だ。

(つづく)
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小樽散策

【2014年8月27日(水)】小樽散策
8月は月末27~31日の5日間(夏休み後半)を利用し、北海道に帰省した。
27日は札幌の実家で過ごし、28日は移動日、29日は斜里岳、30日は羅臼岳、31日は移動日という計画である。

27日は早朝の飛行機で飛び、9時過ぎには実家に着いてしまった。
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午前中のんびりした後、午後、小樽へご先祖様の墓参りに出かけた。

札幌駅から13:20発の普通列車手稲行きに乗る。
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墓は小樽の朝里にあり、手稲行きではとどかないのだが、これに乗れば、手稲で少し時間がある。構内くらいは見学できるだろう。
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と思ったら、たった4分の待ち合わせで、いしかりライナー小樽行き(13:40発)が来てしまった。
それにしても、札幌~小樽間には随分新しい駅ができた。
私が札幌に住んでいた頃には、稲穂、星置、ほしみなんて駅はなかった。
その一方で、張碓駅が廃止になってしまったのは淋しい。

銭函を過ぎると
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しばらく海岸に沿って走る。
ここの景色はものすごくいい。とても通勤路線とは思えない贅沢さだ。
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もう海水浴シーズンはとっくに終わっているが、まだ磯で遊んでいる人がいた。

13:58、朝里駅に到着。
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かわいらしい駅舎である。これはホーム側。
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跨線橋に登ると海が見える。
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駅の外に出た。
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小樽のマンホールはラッコだ。
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柾里沢橋を渡ると
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そこはもう海。
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小さい頃、何度ここに海水浴に来たか、数え切れない。

少し海岸沿いを歩いてみる。
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振り返ると、祝津方面が見渡せる。
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今まで意識したこともなかったが、アンテナがあるのが赤岩山(371m)、その右が下赤岩山(279m)だ。

さて、柾里沢に沿って、国道まで坂を登る。
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古い農家が廃屋になっている。
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そこへ通じる木の橋と駐車場。
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朝里は父の実家があったところだが、その家は随分前に取り壊され、今ではこんな高層マンションが建っている。
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親戚の家はまだ健在だった。今回は挨拶は省略。まっすぐ、お寺さんに向かう。

昔は実家の目の前にこのバス停があった。
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ご先祖様の納骨堂があるのは、ここ正覚寺。
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我が家はかなり早い時期に朝里に入植し、広大な土地を持っていたが、今ではほとんど手放している。私は北海道開拓民の4代目に当たる。
何年かぶりの墓参りなので、しっかりと手を合わせる。南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏。

さて、どうしようか。小樽の町にでも出てみるか。
国道に出ると、バス停があり「手宮行き」のバスがあるようだ。
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これには、そそられたのでバスで行くことにする。

途中、ものすごく近代的になった小樽築港の駅前を通過。
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手宮バス停には15:24に到着。
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ここから鉄道博物館(小樽市総合博物館)方面へ歩く。
これは裏口。
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数年前に来たことがあるので、今回は入らない。

まわりをぐるりとめぐる。
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外からでも、いろいろと覗くことはできる。
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赤レンガの円形車庫が美しい。

向かいには、“古代文字”の手宮洞窟。
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博物館の前庭には、ジョセフ・U・クロフォードの像。
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北海道の鉄道の父である。

こちらはリストランテ・トレノ。
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客車レストランである。お昼は済ませてあるので今回はパス。

ぐるりと1周して、旧手宮線の線路のところまで来た。
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今回はすこし、この廃線跡周辺を歩いてみたい。
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まわりには、石造りのレトロな建造物がたくさんあり、目を楽しませてくれる。
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中でも、これが気に入った。
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もう営業はしていないようだが、「喫茶 北運河」だそうだ。

運河公園に足を踏み入れる。
こちらは旧日本石油(株)倉庫。
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公園内には、小樽築港の父である廣井勇の胸像。
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小樽運河。
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噴水の向こうに、国重要文化財の旧日本郵船(株)小樽支店が見える。
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この公園は、日本郵船専用の船入澗(ふないりま)と倉庫群の跡地に整備されたものだそうだ。

赤い靴の銅像も。
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赤い靴は横浜の山下公園にもあったはず。
やはり、異人さんに連れて行かれるのは港町ということになるのか。

こういう建物、好きだ。
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旧手宮線は、手宮駅周辺はまだ手つかずだが
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市街地に近いところは着々と整備が進んでいる。
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完全に撤去されてしまうことに比べれば、断然いいのだが、「遺跡」ファンとしては、あまり手を加えてほしくない気もする。

しかし沿線はムードたっぷり。
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市民や観光客の格好の散歩道になっている。
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幹線道路との交差点。
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やはり、鉄路のある町はいい。
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列車が走っていると、なおいいんだけど。

旧色内駅周辺で、傾きかけた長屋風の飲み屋街を発見。
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シャッター街という表現では言い尽くせない、この寂れ方がまさに芸術の域に達している。
ここを発見できたのが、今回の最大の収穫だった。

再現された色内駅。
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「色内」という地名も、そそられる。
「いろ」が「ない」のに、なぜか色気たっぷりなのである。

ベンチに書かれたSL。
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手宮線跡地は経産省の近代化産業遺産に指定されている。
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さっきの飲み屋街の裏側は、こんな風になっている。
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美しすぎて鼻血が出そうだ。

こちらはモダニズム建築の市立小樽文学館・美術館。
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もともとは旧郵政省小樽地方貯金局の建物だった。なかなかいい作品だ。

小樽は衰退したからこそ、古い建物が残されている。
でも、これを観光資源に活用して、生き残っているのはすばらしい。
あの飲み屋街も保存してほしいものだ(無理だろうけど)。

こちらは現役の飲み屋街。
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そしてアーケード「おたる都通り商店街」。
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しぶい。
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アーケードを出ると、そこは小樽駅。
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これも名駅舎だ。

これにて小樽散策は終了。手頃な広さで、本当に散歩するには最高の街だ。
私の生まれた町である。

17:04発の快速エアポート新千歳空港行きに乗る。
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札幌駅からすすきのまで歩いた。
途中、新しくできた道庁前の北3条広場を見学。
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再開発によって、車を通れなくしたようだ。
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というわけで、いい散歩ができました。
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菰釣山(下)

【2014年8月24日(日)】菰釣山
石保土山(1297m)で一服。14時過ぎに出発する。
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少し下ると、右手の木のすき間から御正体山(1682m)が一瞬見えた。
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この先も細かいアップダウンが続く。
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若い兄さんに抜かれる。
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道が直角に曲がるピークに、このような木札が。
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「ココ水の木」までは読めるが、その後が判然としない。
ピーク名だとはっきりすれば、「登った山」に数えられるのだが、これでは失格。

大棚ノ頭の手前で鉄塔の下に出る。
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見晴らしはいいのだが、雲が多い。
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この先は今日のルートで初めての巻き道。
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石保土山から20分ちょっとで、山伏峠への分岐に到着。
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ここから大棚ノ頭へは登山道を離れて100m。
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私の趣味にO君も付き合ってもらう。
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素朴な山名板があった。写真だけ撮って、すぐ引き返す。
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この先、一部クサリ場あり。
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快適な東海自然歩道を行く。
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実は、この先またSDカードの不具合で写真が消滅してしまった。
会社の専門家に頼んでみたが、復元できず。
というわけで、この後は文章のみでご勘弁を。

富士見平まではアブラチャンの純林を通っていく。
富士岬平(約1170m)では山中湖が見えたが、富士山は雲の中。
小腹が空いたので、非常食のあんぱんを取り出し、食べながら歩く。

10分ちょっとで高指山(1174m)に到着。
ここに来るのは、2011年の暮れ以来2度目。
5人くらいの熟年グループが休んでいた。陽が当たって暑い。
写真だけとって通過する。
切通峠手前の分岐まで下って、右折。
なだらかな谷を下っていくと、16時前にちょうど車の置いたところに出てきた。

靴を脱いで、2人でとりあえずはお疲れさん。
平野近辺はグランドをたくさん持った宿泊施設が多く、あちこちで野球、サッカー、テニス、アメフト、ハンドボールなどの合宿が行われ、青少年の歓声が響いている。
O君は「青春だなあ」と一言。

お風呂は石割の湯へ。
第二駐車場に行かないといけないくらいの混みようだったが、お風呂そのものはゆったりでカランも余裕があった。

時間も遅いし、渋滞も心配なので、休憩室は使わず、すぐに退散。
道志の森キャンプ場もすっかり静かになっていた。
とくに駐車料金を請求する紙も貼られていなかった。

すぐ先の分岐でO君の車と別れ、こちらは東京方面へ。
一般道(道志みち)を行く。
藤野方面に行くと、国道20号が混みそうだと思ったので相模原方面を選択。
青野原で渋滞したので前の車に従い旧道に入る。
その先さらに412号との合流点で詰まったが、15分くらいのロスで済んだ。
あとはスムースだった。弁天温泉あたりの集落はお祭りだった。
大垂水峠を越えて高尾山ICから圏央道。
中央道方面と東名方面しか案内がない。
一瞬わけが分からなくなり、反射的に中央道を選んでしまった。
でも、それが正解で助かった。

入間ICで下りて、長崎ちゃんぽんを食べて帰宅。
所要3時間ほどで夜8時には帰宅できた。
尾瀬以来、久々に山に行けてよかった。さあ、今度は北海道だ。

【行程】2014年8月24日(日)
道志の森キャンプ場(8:50)~水晶橋(9:05)~登山口(9:25)~城ヶ尾峠(9:50休憩9:57)~城ヶ尾山(10:04休憩10:06)~中の丸(10:41)~菰釣山避難小屋(11:17休憩11:24)~菰釣山(11:47昼食12:06)~ブナノ丸(12:23)~油沢ノ頭(12:44)~樅ノ木沢の頭(13:07)~石保土山(13:48休憩14:03)~大棚ノ頭(14:32)~富士岬平(15:18)~高指山(15:31)~吉政(15:53)
※所要時間:7時間03分(歩行時間:6時間13分)コースタイム:7時間10分
※登った山:12座(うち新規10座:中の丸、ブナ沢ノ頭、菰釣山、ブナノ丸、油沢ノ頭、樅ノ木沢の頭、西沢ノ頭、石保土山、大棚ノ頭、富士岬平)
※歩行距離:14.9km
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菰釣山(上)

【2014年8月24日(日)】菰釣山
前夜は裾野市にあるO君のお宅に泊めてもらった。
約束の朝6時に目が覚めたので、準備開始。
本日は西丹沢の菰釣山を中心に甲相国境尾根を縦走する。
シャワーも浴びさせてもらい、6:23出発。
途中、御殿場のスマル亭で、白魚と桜エビの揚げたのを載せたそばで朝食。530円。
となりのセブンイレブンでお昼と飲み物を調達した。

先導車のO君が山中湖畔の平野で道を間違え、ちょっと行きすぎてしまった。
車を止めたローソンで彼はトイレに駆け込んで行った。
道を間違えてよかった。
今度は私が先導、少し引き返して、吉政の奥の路肩に、私の車をデポする。
そしてO君の車に乗り込み、次は道の駅どうしへ。
ここで私がトイレ、O君は着替え。
ハイドレーションがカビ臭くなっていたので、トイレの水でもう一度ゆすいだが、あまり効果はなかった。

登山のスタート地点は今年3月、城ヶ尾山に2人で登った時と同じ、道志の森キャンプ場内の落合橋。
すぐ横の駐車場に止めるべく、キャンプ場に入って行くと、びっくり。
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家族連れなどのキャンパーで大にぎわいなのだ。
駐車場はまるごとテン場となっていた。
でも管理棟のすぐ下の路肩が空いていたので、車はそこに駐める。
戻ってきて、何か車に貼られていたら、素直に料金を払おう、ということにして。
なんだかんだで時間を食い、出発は8:50になってしまった。

池だと思っていたのは、プールだった。
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さすがに夏休みである。

3月には雪にずぼずぼ埋まりながら歩いた林道をさくさく進む。
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歩いてみると、車は水晶橋まで行くことができた。
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行っていれば、20分程度節約できたのだが、まあ仕方ない。

さらに林道を登っていく。
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法面はこんな派手な補強がしてあったのか。この前来た時は雪で全然分からなかった。
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登山口は記憶にあった通り。
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ここから尾根に出る道は、全然違うルートだったことが判明。
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雪が積もって、本来の道が分からなくなり、違うルートを歩いていたようだ。

尾根に乗る。
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冬に、O君が腰まで雪に埋まって悲鳴を上げていたのは、そもそも、こんな風に道が掘れていたからだった。
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記憶にある地形をたどって
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約1時間で城ヶ尾峠に着いた。
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冬はほぼ倍の1時間55分もかかっていた。

7分ほど休んで出発。
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城ヶ尾山(1199m)にはすぐ着いた。今年2回目。
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ここはアザミの大群落だ。
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もう曇っていたので何も見えず。通過。

それはともかく、O君が「今日はおならがよく出る」と言って、湿ったおならを連発している。後ろを歩く身としては少々つらい。
昨夜のインド料理+酒のせいだろうか。私はまだ症状は出ていない。

奇妙なキノコに2人でドッキリ。
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左手に見えるのは檜岳(1167m)か。
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そして、これは権現山(1019m)だろうか。
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今回は行き先を変更したので、地図がないまま歩いている。
地図なしで登るのは、ちょっと調子が狂う。というか勝手が違う。
この先、何度もアンプダウンがあるが、どのくらい登って、どのくらい下るのかわからないまま歩いているので、結構疲れる。

O君はそんなことお構いなしでずんずん歩いていく。
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城ヶ尾山から35分ほどで中の丸(1280m)を通過。
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ちゃんと山名が書いてあるのがうれしい。

ものすごく古びたベンチがあった。
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12分で次のピーク、ブナ沢ノ頭(1229m)。
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この稜線はず~っと樹林帯の中だ。
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ブナ沢乗越の分岐は11:11通過。
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中の丸から35分ほどで菰釣避難小屋に到着。
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小屋前のベンチに腰掛けてしばし休憩。おにぎりを1個食べる。
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小屋を覗くと、単独男性が1人。今日初めて人に会った。

またまた7分ほどで出発。ここから頂上までは標高170mほどの登り。
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それを23分で登り切り、菰釣山(1379m)に登頂。
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ガスで周辺は何も見えず。本来なら富士山が見えたのかもしれない。
2人で標識の上に顔をのせた、さらし首写真をfacebookに投稿。
ここで、残りのおにぎりを食べる。休憩は20分弱。

まずは80mほど下る。
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ブナノ丸(約1290m)では、汗をかいて休んでいる人がいた。
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ここから前ノ岳(1230m)を経て、道志渓谷方面に下るルートが細く、登山地図には記されているが、うっかり踏み跡を確認するのを忘れてしまった。

引き続き、細かくアップダウンを繰り返していく。
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12:44、油沢ノ頭(1310m)を通過。
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13:06、樅ノ木沢ノ頭(1306m)。
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時々、東側の展望が開ける。左奥は塔ノ岳(1491m)だろうか。

これは茫洋としていて、どの山だかわからない。
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西沢ノ頭(約1290m)は13:25に通過。
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比較的、平らな道が続く。
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13:48、石保土山(1297m)に到着。かなり疲れた。ここまでちょうど10km歩いている。
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タイミング悪く、陽が出て来た。
ベンチは日なたなので、日陰の地面にマットを敷いて、体育座りで休憩。
そのままの姿勢で10分ほどうとうとしてしまった。日が陰ったのでベンチに移動して横になったが、1分で起きあがる。
ここで、O君がさらし首第2弾を投稿。
彼のリアルな「死人顔」が話題を呼んだ。ここでは公開は控えておきます。
少し眠ったのがよかったのか、不思議なほど元気が出た。このあとは大丈夫だった。

(つづき)
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身延線・大井川鉄道

【2014年8月23日(土)】駅舎撮影
JR身延線の駅舎撮影中。
富士宮駅に引き続き、南富士宮駅。
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沼久保駅も雨だった。
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駅前の句碑は高浜虚子。
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「とある停車場富士の裾野で竹の秋」「ぬま久保で下りる子連れの花の姥」

芝川駅。
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待合室に雨具を着た山仕度の人が座っていた。
まだ午前11時すぎだが、もうどこかを登ってきたのだろうか。

稲子駅は撮影済みなので通過。
次は十島(とおしま)駅。
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駅前には南部町の町営バスが電車の到着を待っていた。
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井出駅は富士川を見下ろせるロケーション。
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寄畑駅。
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この先、内船駅から甲斐上野駅までは撮影済みなので、身延線はこれでひとまず打ち止め。
大井川鉄道へ向かう。
その前に富士川の風景をおさらい。覆道は国道52号。
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それにしても今回はあまり駅舎に感動がない。岳南に多少ユニークなものがあったけど。

お腹がすいたので、街道沿いに富士宮やきそばを探したが、見つからないまま、新東名の新清水ICに着いてしまったので、仕方なく乗る。
新静岡SAに寄って、お持ち帰りのやきそば(600円)を購入。
ベンチで食べる。
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さすがに普通のソース焼きそばとはひと味違った。
今夜宿泊予定のキャンプ場に電話。一応天気を聞いて予約を入れる。

さてもう午後1時近くなったが島田金谷ICで下りて、大井川鉄道に取りかかる。
その前に、島田市役所金谷庁舎。金谷町は合併で消滅したということだ。
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金谷駅、新金谷駅は撮影済みなので代官町駅から。
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駅名板が見えにくいのでアップ。
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絶妙の草の生え具合。
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日切駅の駅名標は字が細い。
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五和(ごか)駅には感激。
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絶対取り壊しちゃだめよ。

高台に登って大井川を眺める。
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国道473号。
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茶畑が広がる対岸の山。
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神尾駅は大井川を見下ろす位置にある。車で来るにはかなり面倒な場所だ。
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そして、なぜかたぬきの駅。
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次の福用駅は英語表記の方が目立つ。
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大和田(おわだ)駅。
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抜里駅は「サヨばあちゃんの休憩所」になっている。
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ここで、思いがけず、「きかんしゃトーマス」のSLと遭遇。
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あちこちでカメラの人を見かけたが、みなこれを標的にしていたのか。

あっという間に走りすぎていった。
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と、にわかに雷が鳴り出し、激しい雷雨に。
あまりの豪雨に、道の駅川根温泉の駐車場に避難。小降りになるまでしばらく停滞。
ワイパーが効かないほどの雨で、駅舎の撮影どころではない。
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とにかくこれではキャンプは無理と判断、お風呂には入りたいので、車中で接岨峡温泉の宿を検索するが、奥泉の民宿しかヒットしない。
素泊まりで4700円ほど。まあ、これでいい。
ネットで予約し、念のため電話も入れる。

15分くらいして小降りになったかなと思ったところで出発したが、また再び豪雨に。
塩郷駅前で車をとめ、思案。
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こんなに強い雨が続いたら、どこかで土砂崩れが起きないとも限らない。
Sさんがfacebookに送ってくれた天気図(雨雲)によれば、このあたりの雨はさらに強まる予想。
ピンピンしているのに道路が遮断されて帰れなくなるのもばかばかしいので、翌日の登山は断念。
予約したばかりの民宿もキャンプ場もキャンセルして、いったん自宅に帰ることにする。

キャンプ場に電話を入れると、「ほんとはキャンセルは受け付けてないんですけどね~。まあこの雨ですからいいですよ」との反応。
ほんとに役所というのは困ったものだ。
この豪雨でも本来はキャンプをすべきだとでも言うのだろうか。
民宿は素泊まりでお願いしたので、とくに実害はないだろうと思ったが、「そうですか~準備して待ってたんですけど」との答え。
お風呂を沸かし始めていたということだろうか。それはすいません。

翌日一緒に登る予定だったO君にも「この雨なので登山は中止するわ」とメールしたら、うち(裾野市)に泊まりに来い、酒を飲もうとのお誘い。「こっちは天気大丈夫そうなので、明日は愛鷹山の新コースを歩こう」と言う。
愛鷹にするかどうかは別にして、とにかくお言葉に甘えることにした。裾野に向かう。

あれこれキャンセルした途端、雨がほぼ止んでしまった。
全くどうなっていることやら。
時間はまだ4時前なので少し前進してから引き返そうかと思ったが、まだ未撮影の駅はたくさん残っているので、塩郷、地名(じな)、川根温泉笹間渡駅だけ撮影して、裾野に向かうことにする。
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塩郷駅は大井川の真ん前。

川も随分増水している。
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ちょうど電車が通過していった。
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地名駅の近くに「日本一短いトンネル」があった。
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ただ、この時点で日本一短い鉄道トンネルはJR吾妻線の樽沢トンネル(7.2m)のはず。
このトンネルはそれより短いのだろうか。

一応、ホームの看板には遠慮がちに「?」が付けてある。
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もともとは線路の上をまたいでいた貨物索道から線路を守るために建設されたもので、索道がなくなったので、山でもない場所になぜ突然トンネルがあるのか、不思議な光景になっている。

さて地名駅。
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川根温泉笹間渡駅も残してほしい木造駅舎。
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駅舎の南半分はおしゃれな喫茶店になっている。
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ここは川根温泉の玄関口だ。
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「SLの見える丘公園」というどこかで聞いたことのある名称の公園からは大井川の眺めが見事。
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途中、藤枝SAでO君への手土産とソフトを購入。
深酒にそなえ、胃にコーティングさせる。

指示のあった目印のセブン―イレブンを目指し、地図を駆使してO家に6時半に到着。
泊まる荷物だけ、部屋に置いて、向かいのインド料理店で4時間飲食。
飲み放題コースで4000円。安い。時間制限は通常2時間だが、O君の顔で、4時間も長居させてもらった。しかも美味しかった。

家に戻ってもう1杯飲み直し、翌日のコースを西丹沢の菰釣山に決めて、11時半に就寝した。

(おわり)
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御殿場線・岳南鉄道・身延線

【2014年8月23日(土)】駅舎撮影
この週は、土曜日が雨模様、日曜日には回復するとの予報。
とくに静岡方面に晴れマークが目立ったので、土曜日は静岡県の大井川鉄道などの駅舎撮影、そのまま山に入り、県民の森キャンプ場でテン泊、夜、O君と合流して酒宴、翌日林道沿いに山伏(やんぶし、2014m)まで歩く、という計画を立てた。

3:45に目覚ましが鳴る直前に目を覚まし、4時出発。
6月に開通したばかりの圏央道・高尾山~海老名間を初めて走る。
さすがに新しい。
朝焼けがきれいだったが、不気味な雲が空に散らばっている。
でも、東名から富士の裾野の緑が雲の切れ間から見えたりして、今日登らないことにしたのは失敗だったかと少々、気分が暗くなる。

御殿場ICで下り、駅舎撮影は御殿場線の南御殿場駅から。
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箱根方面も晴れており、あちらを登ってしまおうかと気持ちが揺らぐが、グッとこらえて、テツを続ける。

富士岡駅ではちょうど電車がやってきた。
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浜松行きだ。御殿場線からそんな列車があったとは。

正面に富士山がずどんとあるはずだが、完全に雲の中。
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次の岩波駅は、すでに撮影済みなので通過。
裾野市役所に立ち寄る。
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さすが富士山麓の町、「自衛官募集中」だ。

裾野駅。
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駅前通りは昭和のムードを色濃く残す。
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長泉なめり駅は超近代的。平成14年の定礎だ。
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「なめり」とは「納米里」と書くことを知る。

駅ではあんなに天気がよかったのに、長泉町役場の前で突然雨が降り出した。
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やはり山には行かなくてよかった。

下土狩駅&大岡駅。
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駅舎としてはいずれも面白み欠ける。ユニークなのは炎の男くらい。
これで御殿場線はおしまい。

撮影済みの沼津駅は飛ばして、東海道本線の片浜駅へ。
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しばらく、国道1号のバイパスではなく、旧東海道を走る。
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しかし、風情はもうほとんどない。

原駅。
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次の東田子の浦駅は撮影済みなので、ここで東海道線とは離れ、岳南鉄道へ。
まずは終点の岳南江尾駅。
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ちょうど電車がやってきた。
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神谷駅。
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ちなみに、岳南鉄道の路線はこうなっている。
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富士山ビューポイントからの眺めは
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こんな状態。
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これで「すど」駅と読む。
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なかなか味わいのあるホーム。
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手書きの表示が、それに輪をかける。
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お花畑がきれい。
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岳南富士岡駅には派手なペイントが施されている。
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どうも自販機と公衆電話が邪魔なのだが。

ごてごての貼り紙。
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これはホーム側から見た駅舎。
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どっちが正面だが分からない。

貨物列車にはネコが生息していた。
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「○起不全がにくい?」
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比奈駅。しぶい。
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懐かしいタイル。
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列車交換。
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いってらっしゃい。
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駅前の商店もしぶい。かつては近くの工場労働者で賑わったのだろう。
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岳南原田駅は比奈駅と似ているが、蕎麦屋と合体している。
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ここまで字が下手くそだと、魅力的だ。
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おそらくペンキの刷毛に慣れていないだけだろうけど。

本吉原駅。
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駅舎はないが本社ビルがあった。
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岳南鉄道の駅名標は字が太く、画面いっぱいなのが特徴。
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このあたりでまた雨がぽつぽつと落ちてきた。

吉原本町駅は傘を差しながらの撮影。
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しかし、本吉原と吉原本町が隣同士なのは紛らわしい。

次のジヤトコ前駅では本降りに。女の子も突然の雨に走って下りる。
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「キヤノン」もそうだが、なぜ「ヤ」を小さくしないのだろう。

岳南鉄道始点の吉原駅は撮影済みなので、これで岳南鉄道は制覇。
身延線に転戦。
柚木、竪堀駅は撮影済みなので、次の入山瀬駅へ直行。
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富士根駅。
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いったん雨は止んでいたが、再び雨脚が強くなってきた。
源道寺駅でも難儀した。
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富士宮駅はペデストリアンデッキ。
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あちらには富士山がそびえている予定なのだが。
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1階の観光案内所でパンフをゲットして退散した。

(つづく)
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更新遅れております

東北の乗り鉄の報告、「つづき」にしたまま滞っておりますが、8月17日撮影分がカメラもしくはSDカードの不具合により、データが消滅。復元を試み、一部復活しましたが、ブログにアップするための圧縮がうまくいかず、後半部分は報告を諦めました。残念です。文章は書いたのですが。

その後もあちこちに行っており、随時報告する予定ですが、たまる一方で、プレッシャーを感じています。
愛読者の方には申し訳ありません。

一応その後の山行などを箇条書きで書いておきます。
8/23 岳南鉄道、大井川鉄道駅舎撮影
8/24 菰釣山
8/29 斜里岳
8/30 羅臼岳
9/6  蔵王山
9/13 鹿倉山
9/14 安達太良山
9/18 岩手山
9/19 裏岩手
9/20 八幡平
9/27 櫛形山
10/4 秋田駒ヶ岳
10/5 乳頭山
10/10 一切経山、東吾妻山
10/11 南木曽岳
10/12 大山

といったところです。頑張ります。
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フラワー長井線(2)

【2014年8月16 日】乗り鉄
山形鉄道フラワー長井線に乗車中。
今泉駅で9分の待ち合わせ時間があったので、すこし駅の外に出てみた。
ここまでは前回報告済み。

戻って再び列車に乗り込む。16:31発。
すぐに最上川の支流、白川を渡る。
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時庭駅、通過。
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稲穂も稔りつつある。
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南長井駅では高校生たちが大勢、乗り込んできた。
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たぶん、長井高校の生徒さんたちだ。

こちらは待合室。
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そして長井駅。
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あやめ公園駅。あやめ公園には山形に赴任した年に確か来たことがある。もう29年前のことだ。
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車内もローカル線らしい雰囲気。
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羽前成田駅はこのまま残してもらいたい木造駅舎。
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うさぎの耳が待合室に描かれている白兎駅。
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鳥取県に白兎(はくと)海岸というところがあるが、こちらは「しろうさぎ」。
1393年に僧の恵法律師が砂金の薬師如来を見つけ、白狐と白兎の導きで近くの西山に登り、葉山神社を建てて祀ったため、「白兎」が地名になった、とネット検索では出てきたが、何だかよく分からない。

次は蚕桑駅。
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そして鮎貝駅。
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7年前に開業したばかりの四季の郷駅。
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最上川橋梁(大正12年架設)で再び最上川を渡る。
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で、終着駅の荒砥には17:02着。赤湯から1時間とちょっと。ここで下りたのはわずか4人だった。
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折り返しは17:24発なので22分時間がある。
周辺を探索する。
駅舎内の資料館はもう閉館していた。
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まずは、その駅舎。
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すっかりメルヘンチックな姿に様変わりしている。
山形勤務時代にバイクで来た時は、素朴な木造駅舎だった気がするが。とても残念。
定礎は平成15年とあるので、第3セクターになってからもしばらくは当時のままだったのだ。

駅前には商店らしきものはない。
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町の中心部からはかなり離れているようだ。

ふとバス停の時刻表を見ると、なんとここから山形市役所行きが出ている。
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17:41発なので、そんなに待たなくていい。
しかも、ネットで検索したら、山形駅到着が18:24。
鉄路で戻ったら、19:25になるから、なんと1時間も早い。
改めて地図を見てみると、鉄路は四角形の3辺を通らなければならないが、バスなら1辺で済む。昔、何度も車で通ったことがある小滝越の道、国道348号だ。

これは好都合。鉄路はやめてバスに決めた。
となると、時間はまだまだある。町の方に足をのばしてみることにした。
平屋の建物が並ぶ。
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白鷹町のマンホール。
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5分ほど歩いてバイパスに出ると、境界石の案内板。
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旧石那田村と旧箕和田村の境界は最上川の氾濫のたびに不明確になったので、嘉永二年(1849年)この石を境界に置いたのだという。
バイパス工事に伴い、南へ27m移動したとのこと。

少しは町らしいお菓子屋さん。
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このあたりは上町。
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そんなにゆっくりもしていられないので、駅に戻る。
駅の裏には車庫があり、入りきらなかった(?)車両が野ざらしに。
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オオハンゴンソウのからわらに、久しぶりに会うかたつむり君。
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もう一度、ホームに入って駅にお別れ。
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バス停で待っていると、定刻よりやや遅れてバスが到着。
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路線バスにしては、高級な感じ。

小滝越は以前、細い道がうねうねと続いていた気がするが、立派に改修され、長いトンネルもできている。これなら随分と時間短縮ができただろう。
懐かしい車窓風景を楽しみ、バス停案内のアナウンスで聞き覚えのある地名を聞きながら山形市街へ。

山形駅手前のバス停・若葉町口でおり、おそばの三津屋に直行。
五日町踏切を渡る。当時はまだ有人だった記憶がある。
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踏切を渡ると、三津屋はすぐだ。
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山形時代、ずいぶん県内の蕎麦屋を食べ歩いたが、「ここが一番美味しい」と思っていた。
創業70年の老舗だ。店構えも店内も変わりない。うれしい。

板そばもいいのだが、やはり変化がほしい。
とろろ、なめこおろし、納豆、のり、山菜と5種の味が楽しめる割子そばにする。1600円。
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そばなら、やはり日本酒。三津屋オリジナルの吟醸酒「でわじ野」を注文。
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ちびちびやりながら、そばをすすった。
しかし、これが失敗。酒が効き過ぎて、そばの微妙な味が分からなくなってしまった。
「あ~懐かしい!と思えなかったのが、至極残念だ。

ごちそうさました後は、今宵の宿「ホテル・キャピタルイン山形」へ。
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ここは安い上に大浴場があるのが、ありがたかった。
部屋で風呂に湯を張るのが面倒なのだ。
翌日も早いので、大人しく早めに就寝した。

【8/16行程】
いわき(6:44)~郡山(8:28):磐越東線
郡山(8:39)~福島(9:25):東北本線
福島(9:32)~飯坂温泉(9:54):福島交通飯坂線
飯坂温泉(10:05)~福島(10:28):福島交通飯坂線
福島(10:49)~槻木(12:04):阿武隈急行
槻木(12:15)~名取(12:28):東北本線
名取(12:31)~仙台空港(12:38):仙台空港アクセス線
仙台空港(12:53)~仙台(13:20):仙台空港アクセス線、東北本線
仙台(13:42)~愛子(14:13):仙山線
愛子(14:25)~山形(15:17):仙山線
山形(15:24)~赤湯(15:54):奥羽本線
赤湯(16:00)~荒砥(17:02):山形鉄道フラワー長井線
荒砥駅前(17:41)~若葉町口(18:24):山形交通バス

(つづく)
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阿武隈急行・フラワー長井線

【2014年8月16日】乗り鉄
10:28、福島交通飯坂線に乗って、福島まで戻ってきた。
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次に乗る阿武隈急行は向かいのホームだが、20分ほど待ち時間があるので、福島駅前を散策。
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こちらはJRの駅舎。
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立派な花時計がある。
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ここにも芭蕉と曽良の主従一行。
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懐かしい駅前デパート「中合」。これを見ると福島に来たという実感がわく。
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そして古関裕而さん。
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軍歌の作曲家として知られる方だが、戦後は「君の名は」「高原列車は行く」などの作品も残している。プロ野球球団の曲などスポーツ関係の作曲も多い。
福島の出身だったか。

さてホームに戻る。
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阿武隈急行は東北本線の福島と槻木を丸森経由で結ぶ旧国鉄丸森線を引き継いだ第3セクター。1986年7月の暫定開業時は非電化だったが、88年7月に電化して全線開業。
総延長54.9kmで駅数は24。ほぼ阿武隈川に沿って走る。

では乗車。8100系電車で2両編成。緑と青のライン。田園風景と阿武隈川をイメージしたものだろうか。
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10:49出発。終点槻木まで970円。

瀬上の先で阿武隈川を渡る。外は雨がしとしと降っている。
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高子は伊達氏発祥の地だそうだ。
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主要駅のひとつ保原駅の駅舎。
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駅名標の形はももを意識しているのか。
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車内は比較的空いている。
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穀倉地帯を進む。
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やながわ希望の森公園前。
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ひらがなにすると16文字。駅名標も普通のものの倍以上ある。
文字を2段にして通常の枠に収めなかったところがえらい。

11:26、定刻で富野駅を通過。
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阿武隈川に寄り添う。
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あぶきゅうもいろんなイベントを開いて頑張っている。
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それでも、2013年3月期で8800万円の営業赤字を計上した。厳しいねえ。

阿武隈川がとうとうと流れている。
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総延長は239kmあり、東北では北上川に次ぐ大河だ。

丸森駅。
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岡駅。大学で同じクラスだった岡君はそう言えば、隣町船岡の出身だった。
このあたりに多い姓なのかもしれない。
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12:04、槻木到着。
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乗り継ぎ時間を利用して、いったん駅の外に出る。
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近代的な駅舎とは対照的に、駅前商店街は閑散とした雰囲気。

再び東北本線で仙台方面へ。12:15発。仙台空港まで650円。
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かなり混んでいるので、座るのは断念。

この辺も日本有数の米どころ。
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岩沼、館腰を経て、名取まで3駅。
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名取駅で仙台空港線に乗り換える。てっきりJRだと思い込んでいたが、第3セクターだった。2007年3月に開業した新しい路線だ。

仙台駅からJR区間を含め仙台空港駅までを「仙台空港アクセス線」という愛称で呼んでいるようだ。
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12:31発の快速に乗る。
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高架を走るので見晴らしはいい。あれは空港利用者用の駐車場か。
高架の東北自動車道の上をまたいでいるのに、びっくり。
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仙台空港駅は宮崎空港駅と同様、地上駅だった。下りる乗客は当然ながらみな旅の格好。
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車両はJRのだった。
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東日本大震災で大きな被害があった仙台空港。
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仙台空港駅の全容。
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12:53発の仙台行きで折り返す。今度は快速ではなく普通。仙台まで650円。
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美田園駅と杜せきのした駅。
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13:20仙台着。
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次の仙山線山形行きは14:04なので、かなり時間がある。
駅構内でラーメンでも食べようかと思ったが、土曜日とあって、ラーメンに限らずどの店も混んでいるので断念。駅弁にする。牛タン弁当。
でも、ホームにベンチがなく食べる場所がないので、車内で食べることにし、1本手前の愛子行き(13:42発)に乗り込む。
愛子で乗り換えないといけないが、その時に愛子駅の撮影ができるので好都合。
お腹が空いたので早速、駅弁を開く。「たんや善治郎」の「塩・味噌くらべ」。
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なかなかおいしい。

愛子には14:13着。車両はクモハE721だった。
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結構かわいらしい駅舎。
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「愛子(あやし)」とは仙台の人には馴染みの地名でとくに意識はしないだろうが、難読地名ではある。駅前の説明板によると、この地にある「子愛(こあやし)観音」に由来するという。のちに、字をひっくり返して「愛子」で「あやし」と読むようになったのだとか。実は人工的な地名とも言えるのだ。

さて、12分の待ち合わせで山形行きが到着。
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就職して最初の5年間、すなわち1985~1990年まで山形に勤務した。
まだ山形新幹線がない頃で、仙山線経由でよく上京した。
線路に落ち葉が積もってスリップして、電車が急勾配を上れなくなり、奥羽本線に乗り直して東京に向かったこともあった。
もう四半世紀以上も前のことで、山形も随分変わってしまった。
今回訪ねるのはもう10年ぶりくらいだろうか。

作並、面白山高原、山寺、高瀬、羽前千歳など懐かしい駅名をアナウンスで聞きながら、山形駅に15:17到着。
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山形鉄道フラワー長井線に乗るべく、引き続き15:24発の米沢行きに乗り込む。
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山形にもあんなに高いビルができている。

蔵王駅、茂吉記念館前を通過。
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上山市街に入ると、巨大なビルが出現。「あれはなんじゃ!」
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調べてみると、1999年に完成したマンションらしい。地上41階。マンション建築としては東北最高だそうだ。
山形への通勤者を当て込んでいるのだろうか。
デベロッパーは開発が仕事とはいえ、景観としては極めてよくない。

羽前中山、中川を通過。
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この先が絶景区間だ。米沢盆地を見渡しながら、白竜に向けて電車が駆け降りていく。
まずはその手前。
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はい、出ました。手前は国道13号。
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斜面はぶどう畑。このあたりはワインの産地でもある。
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白竜湖。
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赤湯の町並み。
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赤湯に15:54到着。
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新幹線停車駅なので立派な駅に変貌している。先代の駅舎は覚えていないけど。

さて、あこがれの長井線。山形勤務時代、86年の第3次特定地方交通線として廃止が承認された。88年のフラワー長井線開業を何度か取材をしたことがあり、それなりに思い入れはある。
でも乗るのは初めてだ。
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長井線の始まり。
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運転席。
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乗客はさらに増えて最終的には12人になった。
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16:00出発。
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山形のおいしいお米「はえぬき」。
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私が山形在勤の頃は、山形固有の品種として「はなの舞」や「どまんなか(当時はまだブランド名なし)」などが開発されていたが、後発の「はえぬき」が今や、ダントツの作付面積を誇る。ただ、全国的な知名度は今いちか。

南陽市役所が見えたと思ったら、南陽市役所駅。
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南陽市は人口約3万3000人。1967年に宮内町、赤湯町、和郷村が合併して成立した。
宮内と赤湯が新市名で譲らず、当時の山形県知事がなぜか中国の故事にちなんで「南陽」と命名した。
その宮内駅。
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車窓から、こんな看板が見えた。
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童謡の「ないしょ話」を作詞したのは宮内出身の結城よしをだそうだ。
初めて知った。
ただ、結城よしをは2歳の時に今の鶴岡市に引っ越している。
「ないしょ話」を作詞したのは山形市内の書店に勤めていた19歳の時のこと。
その後、彼は召集され、昭和19年9月、小倉陸軍病院で亡くなった。24歳の若さだった。
とのこと。歌碑は宮内の熊野神社の境内にあるらしい。

次のおりはた駅は、めずらしい平仮名駅名。
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このあたりは、2004年公開の映画「スウィングガールズ」のロケ地になった所だ。

梨郷駅。
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最上川を渡る。円形の石造橋脚は長井駅まで開業した1914年(大正13年)のものか。
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木造の駅舎が残る西大塚駅を通過。
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今泉に近づくと、南からJR米坂線が寄り添ってきた。
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今泉駅はJRとの乗換駅。
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ちゃんとJRの車両米沢行きも待っていた。
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しばし停車時間があったので、急いで駅の外に出てみる。
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駅前には旅館が2軒あるのみ。
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さて、列車に戻る。
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「荒砥方面のりば」の文字は国鉄時代の遺産だろう。

(つづく)
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