山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

八ヶ岳3

【2014年8月2~3日】八ヶ岳
キレット小屋の小屋番は関西弁の長髪のお兄さん。聞くと兵庫出身だった。
布団は27組あって、今日の宿泊予約者は24人とのことなので、ゆったり眠れる。
(予約の電話を入れた時は15人ほどだったから、その後それなりに増えたわけだ)
泊まる場所は、2階のオープンスペースがあてがわれた。
個室も4つほどあった。そのうちの1つが空いていたので、そこを借用して、まずは着替え。
小屋は5年前にリニューアルしたばかりとのことで、とても清潔だった。

食事は夕方5時からだが、着替え終わったので、まだ早いけど下の食堂に下りて、O君と雑談。
すでにつまみみたいなものはテーブルに用意されていた。
夕食はカレー、薪で炊いた御飯だという。
食堂のカウンターに「ダイヤ菊」という変わった名前の日本酒2㍑パックが2本用意されていた。これが無料で飲めるという。諏訪の地酒のようだ。
「キレット祭り」とHPには大々的に出ていたが、とくにセレモニーがあるわけではなく、この振る舞い酒があるだけだった。
電話で予約した時には、小屋番の「講話」もあるように聞いていたが、とくに挨拶は何もなかった。

とにかく、まずO君と缶ビールを買って乾杯。
それを飲み干してから、酒に移る。
同席した大阪からの男2人組、東京からの男2人組と楽しく歓談。
大阪からの2人は会社の先輩・後輩。先輩が美濃戸口まで徹夜で運転してきて、タクシーで観音平に移動し、ほとんど寝ずにここまで登ってきたという。
どういう展開でそうなったか忘れたが、O君がこの独身2人に「やはく結婚して、子供を作れ」と盛んにけしかけていた。女性相手なら完全なセクハラだ。

間もなく、カレーもできた。
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これもおつまみにして飲み続ける。

ふと見ると、カウンターに酒のパックがない。
なんと熟年グループが自分のテーブルに持っていったまま、独占している。
全く、いい年をして、恥を知ってほしい。どうして、そういうことができてしまうのだろうか?
「これ、まだ入ってますか~」と下手に出て、取りに行くと、「ああ、まだあるよ」だって。
「あ、ごめん、失礼しました」でしょうが。
当然、それを奪い返し、自分たちに注いでからカウンターに戻した。

そのお酒もとうとうなくなったので、ウイスキーのボトル(650円)を2瓶を購入。
私の凍らせておいた水で割る。みんなで飲む。
それも無くなり、妻が実家の大阪に帰っているので「今は自由」という福井出身の青年がもう1瓶買ってきてくれたが、それが飲み終わらないうちに、残念ながら消灯時間(8時)。
残りは大平が引き取り、お開き。山談議に花が咲き、じつに楽しい夜だった。

雨で濡れたゴアや軍手、帽子を食堂に干して、布団に入る。
なんとヘッドライトの電池が液漏れを起こしていて、付かない。ショックだ。
消灯しても、まだぺちゃくちゃ話しているおばちゃんたちがいたので、「消灯したら寝ましょう」と酒の勢いを借りて大声で注意。ほんとにあの世代が一番、山の中ではマナーが悪い。

それはともかく酒のせいで、寝入りはよかった。
2:49に目が覚め、スマホの明かりを頼りに、外のトイレへ。
星空。明日の天気は大丈夫そうだ。戻ってからも、ちゃんと眠れた。
しかし、まわりの話し声のせいで目が覚めてしまい、4時半にやむなく起床。

準備を済ませ、5時半に朝食。
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これ、少し口を付けてしまった状態。まあ、普通の山小屋の朝ごはん。

まだ酒が残っていて、あまり食欲がなかったが、無理やり詰め込む。
トイレは臭かった。でも大が出てよかった。O君は不発だったとのこと。

前夜、小屋番のお兄さんに朝食の時間を聞かれ、O君は7時出発のつもりだったらしいが、私は6時を主張。
ほんとは5時でもいいくらいなのだが、O君はあまりに早く下山できてしまうので、ゆっくりでいいとの考え。
こちらは、夏はすぐガスがかかるので、早めに行動してしまいたいし、高速の渋滞を避けるためにも、早く下山できるのは、大歓迎なのである。
とにかく、8時消灯だと5時に起きても9時間は眠れるので睡眠は十分。
どうせ目が覚めてしまうし、5時半朝食でお願いした。
東京からの2人組も5時半。
大阪からの2人組は4時に出発した。

東は樹木で生えているが、その間から富士山がくっきり見える。
小屋の2階の窓からは、樹木に邪魔されず見えた。
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御来光はそもそも角度的に無理。
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出発する頃、やっと小屋にも日が差してきた。
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東京組を見送り、当方も6:10に出発。
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最初は足が重かったが、直に慣れた。

雲海の上の奥秩父。
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早暁の赤岳(2899m)。本当に赤い。
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まずは150mほどの急登。
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おう、右手に諏訪湖。朝はいいなあ。
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これは乗鞍岳(3026m)。
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阿弥陀岳(2805m)。
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阿弥陀南陵の向こうに穂高岳(3190m)。槍ヶ岳(3180m)は惜しくも雲の中。
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阿弥陀の南陵全景。
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甲武信岳(2475m)から北の峰々。
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富士山。
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いやあ素晴らしい。
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間もなく最初のピーク。
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御嶽山(3067m)。
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車山(1925m)の向こうに立山(3015m)が見える。その右には剱岳(2999m)も。
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あれは鹿島槍(2889m)と五竜(2814m)かな。
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西岳(2398m)の向こうは中央アルプス。
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こんなに中央アルプスがくっきり見えたのは初めてだ。

立場山(2370m)と右は青ナギ。
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はい、最初のピークに着きました。
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立派なケルンはあるが山名板は見当たらない。

正面は旭岳(2672m)。ちょうど権現はその陰に隠れている。
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う~ん、御嶽も早く登りたい。
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乗鞍は30年以上前に自転車で登った。
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大キレットが神々しい。
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おお、白馬三山も見えた。さすがにあちらは雪が多い。
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さて、眺望も堪能したし前進。
あの先で右折するようだ。
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旭岳の登りは険しそう。いったん下ってまた150mの急登だ。
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分岐にたどりついてみると、「ツルネ」との表示が。
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これは分岐の名前なのかもしれないが、ここはちょうどピークなので、ピークの名前でもあると解釈し、「登った山」に昇格させることにする。

ここからはキレット小屋が見えた。
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ツルネを越えた先の小ピークに金属の道標。
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よく見ると、「芹澤君追悼標」とあった。南無阿弥陀仏。

背の高いハイマツの中を行く。
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左から、甲武信(2475m)、小川山(2418m)、金峰山(2599m)。
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岩壁にも追悼レリーフがはめ込んであった。
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振り返ると、蓼科山(2530m)が顔を出していた。
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霧ヶ峰も。
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ツルネと追悼標のあるピークを見下ろす。
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見事な崩落地形、青ナギ。
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阿弥陀、中岳、赤岳。
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茅野市街。
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やっと槍の穂先が姿を見せてくれた。
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赤岳と中岳のコルの向こうに覗く横岳(2829m)と大同心(左端)。
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北アルプスの果てまで。
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赤岳に気になるガスが。
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途中すれ違った人に「青年小屋からですか」と聞いたら、「権現小屋」だった。
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さすがに青年小屋からは登りにもっと時間がかかりそうだ。

こちらはどんどん登る。
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蓼科全容と右に北横岳(2480m)と三ツ岳。
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なんと行く手にもガスが。ギボシも隠れそう。
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熊の横顔。
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ああ、権現が隠れた~。リベンジ果たせずか~。
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登山道は旭岳を巻いていたので、あわてて回り込むようにピークを目指す。
標高差は20mもない感じ。
頂上には一応、道標を兼ねた山名板があった。
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ここで10分ほど休憩。
すでに出発してから1時間15分ほど経過している。
権現まで1時間半というコースタイムはちょっとハードすぎるのではないか。

しかし、もうこうなってしまったら、展望はもう完全に無理だなあ。
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若干下りてまた登り返し、標高差は80mほど。

稜線近くのクサリ場をトラバースしていく。
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あちらから来る人も増えてきた。
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ミネウスユキソウ。
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まあ、涼しいからいいや。
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お、あのガスの中に霞んでいるのが、うさわの長バシゴか。
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どうやらそうだ。最後の難関。
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O君が登り切るのを待つ。
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「結構きつい。休まないと一気には登れない」とO君。

いよいよ私の番。支柱がところどころはずれており、怖い。
岩からも30cmくらい距離があるので、ほんとに宙に浮いている感がある。
とても怖くて下は見られない。
確かに一気には登れないが、あまり休んでいると、体が固まって動けなくなりそうなので、なるべく急ぐ。
数えると57段あった。下りだったら、相当怖いかったろう。
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(つづく)
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八ヶ岳2

【2014年8月2~3日】八ヶ岳
雨の中の昼食をバタバタと終え、完全防備で歩き始めると、間もなく6合目。
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シャクナゲの葉も雨に濡れている。
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行く手はガスだが、雨は小やみになってきた。
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そして、あっと言う間に晴れ間すら出てきて
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振り返ると、扇山が見えてきた。

最初の岩場。
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これを登り切ったあたりで、完全に雨も止んだので、雨具はみんな脱いでしまう。
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一眼レフも再び取り出した。雨が上がって、おちゃらけるO君。
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振り返ると、今登っている真教寺尾根の左に県界尾根も見えてきた。
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おにぎりを食べている間に抜かれた、牛首山の4人組みに追いついた時、「雨具着ないで通したんですか」と聞かれた。「いえいえ、1回着て、脱いだんです」

しかし、晴れて喜んでいるのも束の間、またガスがたれこめ
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とうとうまた降って来てしまった。これがまたしても本降り。あわてて、上下とも着込む。
脱いだり着たり、まったく落ち着かない。
そうこうしている間に、いよいよ核心部の急傾斜のクサリ場に到着。
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ここで、さっき着替えている間に再び先に行ってしまった4人組みに追いつく。
彼らは、上から下りてくる人を待って停滞していたのだ。
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雨水が岩を滝のように流れている。

下りてきた2人は赤岳に登頂してから県界尾根を下るつもりだったらしいが、ふもとの宿のチェックインに間に合わないと判断し、引き返してきたという。
4人グループの宿泊先は赤岳天望荘とのこと。

2人が通過してから先に登らせてもらう。私はここからヘルメットを着用。
岩場には、高山植物がけなげに咲いていた。
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軍手をしていたがすぐに濡れてしまい、何度か脱いで、水を絞った。
クサリ場は何か所か続き、逆コースだったら大変だったなと思う。

ひと息つくO君。クサリ場で足をつってしまったそうだ。
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上から見下ろすとかなり怖い。
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もう山頂での眺望は全く望めないと断念。
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なおも岩場は続く。
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しかし、山の天気は変わりやすい。ものの3分でまた晴れてきた。
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ミネウスユキソウとホソバツメクサ。そしてチシマギキョウ。
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まだまだ岩場は続く。
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で、昼食で休んだ場所から2時間10分かかって、やっと真教寺尾根分岐に到着。
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ほっとした。

阿弥陀はガスの切れ間から見えたが
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赤岳は見えない。でも、ここまで来たのだから、山頂まで行くことにする。

これは何だろう。
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こちらはちょっと赤いがイワベンケイかな。
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おっと、まだハシゴを登らなければならない。
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赤岳はすぐそこかと思ったが、そうではなかった。
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ハクサンシャクナゲ。
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目の前に赤岳があるはずなのだが。
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と思っていたら、あれれ、なんか見えてきたぞ。
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おお、ガスが晴れてみたら、阿弥陀分岐で下りの人の大渋滞。しばし待つ。
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ここを通過すれば、間もなく。
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だんだん、下の方もガスが消えてきた。
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最後のハシゴ。
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13:40、出発から6時間半かかってやっと登頂。
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コースタイムは6時間10分なので、この天候にしてはまずまずのペースだろう。
2人で記念写真を撮ってもらい、お礼に若者グループにも撮ってあげる。

眼下には行者小屋(下)と赤岳鉱泉(上)が見える。
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北に東西の天狗岳(西天狗2646m)を遠望。
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赤岳山頂山荘。3年前の秋に泊まった。
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南アルプスも再び見えてきた。
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北岳(3193m)、甲斐駒(2967m)、仙丈(3033m)すべて見える。

おお、権現(2715m)も姿を現した。明日も晴れてくれ。
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阿弥陀(2805m)もすっかりベールを脱ぎ捨てた。
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左奥は西岳(2398m)。
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諏訪湖。
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横岳(2829m)と硫黄岳(2760m)。
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雨粒を抱いたイワベンケイ。
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佐久平方面。
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奥秩父。
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両神山(1723m)。
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双子のように並ぶ県界尾根(左)と真教寺尾根(右)。
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なんか、よくしゃべるおじさんが話しかけてきて、「あれは甲斐駒で間違いないね、あれが仙丈、北岳ね」などとまくし立て、やさしいO君が応対。
大平が着替えを始めたので、それを待っている間、こちらは奥秩父方面の山を眺めていたが、さっきのおじさんが、近くにいた家族連れ(なんと3、4歳の子供もいた)に向かって山座同定をしている。
あれが金峰山、甲武信岳(ここまではいいが)、あのギザギザが妙義、あれが谷川、あっちは頸城とめちゃくちゃなことを言い出す。
でも、「それは違いますよ」と目の前で否定するのも気が引けたので黙っていた。
彼が少し離れると、お父さんが「あれが妙義かあ」とつぶやくので、これはいかんと思い、「いいえ、あれは両神山ですよ。あの方、かなりいい加減なことを言っています」とこっそり教えてあげた。

出発してから、まだ近くにいたそのおじさんが話しかけてきて、「あれは頸城ですよね、火打は見えますか」と言うので、「いえ、浅間も見えないので、火打は完全に影です。あれは妙義じゃなくて両神、谷川は奥過ぎて今日は見えません」と遠慮なく教えてあげた。
「じゃあ、あの目立つ山は?」と聞くので「御座山でしょう」。
最後にもう一度、山頂を拝んで出発。30分ほど、ゆっくりした。
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四方がちゃんと見えてよかった。富士山は復活しなかったけど。

このあとはずっと急な岩場やガレ場の下りなので慎重に。
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おお、権現方面もきれいに晴れた。
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阿弥陀への分岐を通過。
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赤岳山頂を振り返る。岩の山である。
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さあ、キレットへ。
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でも、真教寺尾根を下ることを考えれば、それほどでもない。
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黄色い花はちゃんと見分けがつかないんだけど、シナノキンバイかなあ。
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ああ、違った。ミヤマキンバイだった。
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シナノキンバイは葉っぱがヨモギみたいなんだった。

ホソバツメクサも勢いよく咲いている。
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でも、振り返るとなかなか急なところを下りてきている。
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もうさすがに雨は降らなそうなので、再び一眼レフをザックから取り出す。
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あちらは中岳。
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お、はるか下にキレット小屋のテン場と仮設トイレが見えてきた。
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分かりにくいが、右上に小屋の屋根も見える。

阿弥陀方面は崩落して赤い地肌が見えているところが目立つ。
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小屋まであと1時間くらいか。
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振り返ると岩ばかり。
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奇岩地帯が続く。
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クサリ場、そしてヤセ尾根。
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まあ、あそこを通るわけではないんだけど。

ハシゴを下りる。
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東からはまたガスが忍び寄ってきた。
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またまたハシゴが見える。
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このハシゴ、実は下端が宙に浮いているのだ。怖すぎる。
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こちらは少し遅れて、クサリをつかみながら岩場をトラバース。
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さらに、いやらしいガレ場。
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板状に割れた石がみんな浮いている。

振り返る。なかなか登りでは使いたくない道だ。
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この時間になって登ってくる人も。泊まりはたぶん山頂山荘だろう。
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下り疲れて、背もたれになる岩のところで10分ほど休憩。
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おにぎりが1個余っていたので、ここで食べる。

こんなのを横目に見たり
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こんなのを振り返りながら進む。
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相変わらずガレ場が続く。
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おお、富士山が再び姿を現した。
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足元にはコマクサも。
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去年の夏に日光白根山で初めて見てから、何度も見るようになった。

振り返ると阿弥陀の角度も変わってきた。
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赤岳方面はもうギザギザ。
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そして樹林帯に入る。
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小さなピークがあったので、登山道は巻いていたけど、私ひとりだけ登る。
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砕けた岩はこんな状態。
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尾根道と小屋への道の分岐。
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16:04、やっと到着。
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思ったより大きい小屋だった。
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【行程】2014年8月2日(土)
美し森駐車場(7:10)~美し森山(7:18撮影7:23)~羽衣池(7:44)~サンメドウズ清里山頂(8:26休憩8:39)~賽ノ河原(8:45)~牛首山(9:54休憩10:02)~扇山(10:16)~(10:45昼食11:05)~真教寺尾根分岐(13:15)~阿弥陀分岐(13:30)~赤岳(13:40撮影・休憩14:10)~(15:25休憩15:32)~キレット小屋(16:04)
※所要時間:8時間54分(歩行時間:7時間31分)コースタイム:7時間20分
※登った山:4座(うち新規3座:美し森山、牛首山、扇山)
※歩行距離:8.4km

(つづく)

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八ヶ岳1

【2014年8月2~3日】八ヶ岳
この週末は高校の同期O君と中央アルプスの空木岳に行く計画を立てていた。
昨年秋に夜行列車の予約が取れず断念していたので、再挑戦だ。
しかし、よくよく調べてみると、山頂の駒峰ヒュッテは混みそうだし、周辺でのキャンプは禁止。ということで、時期をずらすことにして、穂高に行くプランを立てた。

しかし、これもO君の都合により断念(前日が奥様の誕生日なので、翌朝出発できるところにしたい、との理由だった)。
結局、八ヶ岳にした。
これもどういうルートで登るか、2人で議論を交わし、最終的には、美し森から真教寺尾根を登り、赤岳から南下してキレット小屋で1泊。翌日は権現、編笠を経て、富士見高原に下るというプランにした。

私としては赤岳も権現も編笠も登ったことがあるのだが、真教寺尾根を登れば、途中の牛首山や扇山を「登った山」に算入することができるし、空白になっている赤岳と権現の稜線をつなぐこともできる。
さらには、一昨年の夏に権現に登った時、ガスで何も見えなかったので、それのリベンジの気持ちが強かった。
しかも、キレット小屋ではこの日、「キレット祭り」なるものが開かれるというではないか。

O君も「それならば」ということで、テン泊は止めて、小屋泊2食付きで出かけることにしたのである。

当日は6時半に富士見高原ゴルフコースの駐車場で待ち合わせ。
3:45に起床して、4:05に出発した。
4:49に早くもO君から「一宮御坂ICなう」とメッセージあり。
5:22に気づいたが、その時点でこちらはまだ大月付近。
「ずいぶん早いなあ」
実は眠くて、どこかで10分ほど仮眠したかったが、彼が大きく先行しているので、それもできない。頑張って走る。
6:19、富士見高原に到着して無事、合流。
彼は6時待ち合わせだと思っていたのだとか。

風呂道具とサンダルをO君の車に置いて、1台デポ。私の車で美し森に移動する。
奥さんのバースデーには、お寿司屋さんの「魚河岸」に言ったという。
やさしい旦那さんだ。
八ヶ岳の裾野をぐるりと回り、美し森の駐車場には6:48着。
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まずはトイレを済ます。最近、きちんと出発前に出るので、ありがたい。
(少々あせることもあるが)
私の腸も、親分の事情がだんだん分かってきたようだ。

う~ん、いい天気。7:10に出発する。
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美し森山(1542m)へはまず木の階段。
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そのあと、石畳。
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最初から素晴らしい展望が広がる。
金ヶ岳(1764m)の向こうに富士山(3776m)。
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左手に南アルプス。
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ちょっとアップにしてみよう。
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右から、鋸岳(2685m)、甲斐駒(2967m)、アサヨ峰(2799m)、北岳(3193m)、鳳凰三山(2840m)。

正面には、当然のごとく八ヶ岳。
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左から、三ツ頭(2580m)、権現岳(2715m)、旭岳(2672m)、ツルネ。

足元にはタカネナデシコ。
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10分とかからずに美し森山に到着。
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展望台の売店は早くも開店していた。
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ここのソフトは日本一おいしいのだそうだが、まだ歩き始めたばかりなので我慢。
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ここから初めて赤岳が見えた。
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うへえ、あそこまで登るのか。

振り返ると、金峰山(2599m)の五丈石がはっきりと見えた。
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美し森から八ヶ岳の全景。
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赤岳の左手前が牛首山(2280m)、右は横岳(2825m)。

頂上には熟年夫婦が犬の散歩に来ていて、O君が一言二言、言葉を交わしていた。

ここには撮影用の額があり、遊ばせてもらった。
陽気なO君。バックは赤岳。
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逆に回り込むと、富士山。
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「山岳美術館」というタイトルが付いている。昭和的な臭いがする。

さて、出発。
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O君は以前、親しい女友達のK美さんらと真教寺尾根を登ろうとして、前夜ふもとで車中泊をしたが、起きたらひどい雨だったので断念したことがあるという。
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美し森の先に「たかね荘」という宿泊施設があり、そこまで車で来ると30分ほど節約できるとのことだったが、O君は美し森山にも登りたいという私の意向を尊重してくれた。

それにしても、すがすがしい森である。
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美し森山から20分ほどで羽衣の池に着いた。
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あまり水は多くない。湿原の池塘である。

こんなに傾いた木道で池の脇をすり抜け、再び森に入る。
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シラビソの林床はササである。
ササは道を覆い隠すほどで、路面の石が見えないので、歩きにくい。

防火帯を抜けて登る。
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ハクサンフウロにヒメシャジン。
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おお、甲斐駒(左端)の右から仙丈ヶ岳(3033m)が見てきた。
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と思ったら、なんと富士山が噴火。
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300年ぶりだ!

登山口から1時間15分ほどで、標高1900mのサンメドウズ清里スキー場のゴンドラ終点に着く。夏もゴンドラは営業しているようだが、朝早いのでまだ運行は始まっていない。
テーブルの置いてある、あの展望スポットに行きたいのだが、登山道からは動物除けの電気柵がある。
おそるおそる触ってみると、幸い電流は流れていなかったので、くぐって入った。
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ここはテーブルが置いてあり、休むにはもってこいの場所。

ここでしばし休憩。太陽は燦々と照っているのに涼しい。
東の眺望がすごい。
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まず北の方から。左は御座山(2112m)、その右手前の濃い稜線は左が男山(1851m)、右が天狗山(1882m)。
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その南。左奥にうっすら見えるのが、左から三宝山(2483m)、甲武信岳(2475m)、木賊山(2469m)。
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その右に小川山(2418m)、そのさらに右に朝日岳(2579m)と金峰山。

金峰山をアップにしてみると、その左手前に瑞牆山(2230m)の岩峰が見える。
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展望台の背後には展望ヒュッテがあるが、まだ開店していない。
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途中、スキー場方面から登って来た夫婦が、展望ヒュッテの前を経由してわれわれを抜かしていった。
こちらも出発だ。

ほんの少し歩くと、賽ノ河原に出る。
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あれれ、赤岳に大きな夏雲がかかり始めたぞ。
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このあたりだけ、なぜか植物が生えず、砂地になっている。
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ここから再び傾斜が急になる。
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なんと、南アルプス方面にも雲が広がり始めた。
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ピークごとに縦長の雲が発生しているのが、おもしろいけど。

でも、まだ権現岳は健在だ。
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これは奥秩父から富士山の方向。
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これは3合目という意味だろうか。
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2時間かけて、やっと3分の1近く登ってきたが、どうも今日は調子が出ない。
前々夜に4時まで飲んだから、睡眠がまだ足りていないのだろうか。

15分ほど経つと、南アルプスの雲が温泉の湯気のようになってきた。
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崩落箇所を通過。
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ハナニガナ。
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特定できず。
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観光名所になっている東沢橋。
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単独の女性に抜かれてしまう。
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必死で追うO君。
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なかなか険しい道なのだ。
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9:54、5合目の牛首山(2280m)に到着。
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4人の熟年グループ(男1人、女3人)が休んでいた。
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こちらも休憩。ひと息入れる。
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ここからは権現がよく見えた。
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10分ほど休んで、彼らにやや遅れて出発。
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15分ほどで、扇山を通過。
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少し下ったところで別のグループが早めの昼食をとっていた。
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ずっと樹林の中なのだが、このあたりから随分暗くなってきた気がする。
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山頂方面もガスの中に入ってしまったようだ。
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ゴゼンタチバナ。
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2316m標高点を通過。
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急な登りにかかったあたりで昼食にしようと話す。
10:45頃、標高2330m地点あたりで腰を下ろし、おにぎりを食べ始めた。
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豚キムチおにぎりを2口くらい食べたところで、雨が落ちてきた。
それも、いきなり大粒。
あわててゴアを着込む。一眼レフもザックにしまって、この先はコンパクトカメラで。
雨脚は強まるばかりで、1回きちんとパッキングしたザックを開いて、下も履く。

O君はスパッツもしたが、こちらはズボンのみ。
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もうゆっくり食べられる場所もしばらくないだろうから、鮭のおにぎりをもう1個ほおばって、20分ほどで出発した。

(つづく)

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谷川岳(撤退)

【2014年7月27日(日)】谷川岳(撤退)
高校の後輩に「女子4人と谷川岳に登りませんか」と誘われ、二つ返事でOKした。
メンバーは、男が、マッターホルンに登頂したこともあるベテランのWさんと、去年は岩にのめり込み、今年は沢ヤになると決めているTさん。女子はWさんの同期の方々である。
WさんTさんと一緒に登るのは、昨年1月の顔振峠以来なので1年半ぶりだ。

2人は前夜、現地入りし、土合駅に泊まるつもりと言っていた。
ならば、私もそこに合流するべく、前日の土曜日は越後のマッターホルン大源太山にでも登って、彼らを待つことにしようと思ったが、彼らが宇都宮を出発するのが午後8時頃というので、考えを改めた。

そうなると到着は10時頃になってしまう。
私は待ちくたびれて寝てしまうだろう。
だったら、同じくらいの時間に着いた方がいいと思い、前日の山行は那須にしたのだ。

黒磯板室ICから東北道に乗ったのが7時半くらい。
途中、北関東道の出流原PAで15分ほど仮眠。
渋滞なし進み、水上ICで下りる。(那須から土合まで約250km)
10時前くらいだったろうか、水上温泉のセブンイレブンで食料を調達していたら、WTの2人が突然現れた。
どこかで抜かれているかもと思っていたが、ここで会うとは。

Wさんはビールを持参、Tさんは焼酎を購入、私も吟醸酒「谷川」をゲット。
楽しい夜になりそうだ。
土合駅にはすでに寝袋の中に入って寝ている人が10人近くいる。
夜通しついたままの照明を避けて、改札の奥にまで入り込んでいる人もいるようだ。
こちらは、駅の入口前にテントを張り、さっそく宴会。

とはいえ、どんちゃん騒ぎではなく、静かに歓談。
Tさんが有名山岳会を辞めたいきさつなどを聞いた。
酒もおいしく、話は尽きなかったが、明日もある。
11:50頃、泣く泣くお開きに。

私とWさんはテント内、Tさんはテント外で寝る。
途中、Wさんのいびきが気になって、耳栓をした。
何もかけずに寝たが、夜中に寒くなり、寝袋を肩からかけた。

朝方、わざわざテントのすぐ横に来て会話をしている人の声がうるさく、4時半に目が覚めてしまった。
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6:45にロープウエー駅集合なので、まだまだ早いのだが、しかたなく起きる。
Wさんがラーメンを作ってくれた。大も出て、すっきり。

時間があるので、周囲を探検。
駅前にある土合ハウスは休業中なのか、玄関に鍵がかかっていた。
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でも、防犯カメラはしっかり作動しているようだった。

女性陣は前夜、湯檜曽温泉に泊まっており、レンタカーで来ることになっている。
こちらも車で行けば、ロープウエー駅はすぐなのだが、駐車料金1000円をケチって、6時に徒歩で出発。
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いい天気なので、白毛門(1720m)や谷川岳(1977m)の山頂付近見える。
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土合橋を渡る。湯檜曽川の清流が目にまぶしい。
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ロープウエーの土合口駅には20分ちょっとで到着。
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まだチケット売り場の窓口は開いておらず、列の先頭にWさんのザックを置く。

もう一度、トイレへ。個室の中が異様に暑くて、汗だくになってしまった。
涼を求めて、外のベンチで女性陣を待つ。
6時40分頃に女性陣からWさんにメッセージ。
「着いた」との連絡かと思ったら、今宿を出たとのこと。
まあ、女子にはありがちのことだ。

7時すぎにすでに雲が出てきた。
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実は、午後には雷の予報が出ているので、早めに集合かけたとのことだったが、少し出遅れてしまった。

7時前に届いた次のメッセージは「もう列に並んでいるよ」とのこと。
あわててWさんが、女子が調達してきた割引券を受け取り、ザックの場所に戻って、チケットを購入。往復1850円。

7:17ごろ乗車。
女子は結局5人だった。経験豊富なN1さん、私の同期と知り合いだというライターのOさん、岡山から来たというんN2さん、旧知のIさん、初心者のKさん。
ロープウエーの中はすでに陽射しが暑い。

天神平駅周辺には、もう大勢の人が出発の準備をしている。
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背後に見えるのは白毛門(右)や笠ヶ岳(左、1852m)。

なんと谷川岳にはもうガスがからみついている。
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頂上からの眺望は諦めた方がよさそうだ。

こちらはさらに天神峠までリフトに乗る。410円。
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ペアリフトでN2さんと一緒になる。山は3回目だとか。

このあたりはニッコウキスゲのお花畑。
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すでに歩き始めている方々の姿も見えた。
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天神峠は気温22℃。早朝にしては高い。
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このすぐ下で、Tさんセットによるスマホで記念撮影。
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みんな後ろ向きで撮ったのではありません。私を除く7人の侍。

南東には赤城山(1828m)。
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東には、高倉山(1449m)の向こうに、うっすら武尊山(2158m)。
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すでに谷川岳山頂にはガスがまとわりついているが、ヨツバヒヨドリを見ながら気にせず出発。
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まずは下り。朝露か雨か路面が濡れていて、蛇紋岩なのですべりやすい。
小さな女の子が転んでしまったのか泣いていた。

望遠で見ると、肩の小屋が確認できる。
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谷川岳から万太郎山(1954m)につづく稜線にそびえるオジカ沢ノ頭(約1890m)。

まだ雪渓もわずかに残っている。
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前に来た時は、こんなに下ったろうかと思うほど下り、天神平からの道と合流。
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階段を登る。
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登ったところで、しばし、立ち休み。

クサリ場を通過する。
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さらに熊穴沢避難小屋で大休止。
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ここから分岐する、いわお新道を少し下って、私だけこっそり雉打ち。
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○んこの残骸がたくさんあった。

小屋の中は暑いというので、イスを出して、外でのんびり休憩。
きのうの余りのおにぎりを食べる。
まだ傷んでなかった。梅を残しておいてよかった。

20分近く休んで出発。ここから急な岩場が続く。
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私は写真を撮ることもあり、いつもしんがり。
先頭は、ランナーでもあるIさんのようだ。

まずい。どんどんガスが下りてくる。
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岩場は続く。
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みなさん頑張ってます。
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ノリウツギ。
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シモツケソウ。
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ヒメシャジン。
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コバギボウシ
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天狗の留まり場まで登ってきた。
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熊穴沢避難小屋からコースタイム45分のところ、36分で来ているので成績優秀。

この岩場は色とりどりのお花畑である。
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さっきまで暑かったが、もうガスのおかげで涼しいくらい。
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だが、さらに10分ほど歩くと、とうとう雨が落ちてきた。
あと頂上まで標高差200m。
ガスで何も見えないし、雷の不安もある。雨の中下るのも危険なので、Wリーダーの決断により、引き返すことに決定。
私も一度登ったことのある山なので、未練はない。
初めての人にはかわいそうだが仕方ない。

それでも、他の方々はまだどんどん登ってくる。
軽装の人も多いし、障害者のグループもあって、大丈夫かなと思う。
岩場は大渋滞になっていた。

ある家族連れは、下りのロープウエーチケットを買っていないらしく、「往復買ったら夕食代がなくなるのよ。片道3000円もかかるんだから」と子供に言っている。3人分のことか。
天神平までピストンすれば、たぶん、あと3000円出してでも乗ることになるだろうが、まかり間違って、ロープウエー代を惜しんで、西黒尾根を下らないことを祈るのみだ。
おそらく、夕飯どころの話ではなくなる。

初心者のKさんは下りで苦労していたが、弱音を吐かず、頑張っている。
避難小屋で、坂さんから冷たいパイナップルのお裾分けがあった。これはうまかった。
もう一度、雉打ちをしようと思い、いわお新道を下りたら、「大」の先客あり。
私の気配を感じて「この辺でしようかと思って」と言い訳するので、こちらは断念。

カメラは引き返し地点から小屋までザックにしまっておいたのだが、この先は取り出す。
出しっぱなしにすると濡れるが、完全にしまわないといけないほどでもない。
スタッフバッグをかぶせて、持ち歩く。

すっかり、このあたりもガスに包まれてしまった。
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エゾアジサイとハナニガナ。
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天神峠への分岐を通過。
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この先は初めて歩く道。やっと数㎝だが、地形図に赤いマーカーで線が引ける。
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これが少しだけでもあったのが救いだ。

クガイソウとニッコウキスゲ。
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引き返し地点から1時間半ほどで天神平に下りてきた。
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ともかくトイレに走る。
今日はなぜかトイレが近い。昨日のお酒のせいか。
お腹がすいたので、コロッケパンを食べる。
みんなそろったので乗車。
中で、パンをもう1つ。

N1さんのご両親の実家は音更であることを知る。
あと、秀岳荘は沢用のわらじが600円で安いことも。Tさん情報。
ゴンドラの中には、われわれグループのほかに熟年夫婦が1組いたが、我々がわいわい話しているので、ちょっとお気の毒だった。
晴れていれば、私だけ西黒尾根を下りてくることもひそかに考えていたのだが、この天気では断念せざるを得まい。

ふもとの駅に着いた後は、いったん女性陣と別れて、徒歩で土合駅へ。
ここでN1さんが湯を沸かし、コーヒータイム。女子はスイーツも。すこし、お裾分けしてもらった。
彼女は初心者も人もいるので、山は楽しいと思ってもらおうと、ガスバーナーを持ってきたらしい。えらい。
男の方はゆるゆる。Tさんは腰ベルトも締めずに登っていた。

とうとう山の方で雷が鳴り出した。下山してきてよかった。

お風呂は谷川温泉・湯テルメへ。
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露天風呂はぬるくて長湯ができたが、日が差してきて、顔は暑かった。
デッキチェアがあったので3人でふるchiんのまま座ったが、ぬるい湯で体が温まってなかったので、寒くなり早々に退散。

着替えて外に出ると、Tさんがひとりたたずんでいた。
そこに谷川温泉がらみの文学碑が。
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そこから谷川の流れが望めた。
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2階休憩室に戻ると、みんなそろっていたので、窓からTさんを呼ぶ。
女性陣はみなノンアルコールビールだが、私はスーパーカップアイス。
まだ時間が早いので、渋滞にかからないで済むかもしれないと思い、ランチの部は諦めて、先に引き揚げることに。
このあと、みんなで蕎麦を食べに行ったらしい。ちょっぴり悔しい。

帰り道、太宰の小説「姥捨」の文学碑を写真に収めて高速へ。
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すぐ睡魔に襲われ、赤城高原PAで睡眠を試みたが、エアコンかけていても陽射しが暑くて眠れない。
結局諦めて、走り続ける。本庄児玉から高坂SAまで30km80分の渋滞。
一般道に下りるべきか考えたが、埼玉の地図も持ってこなかったし、渋滞の方が睡魔には有利と思い、残る。

何度か意識を失いかけたが、狭山PAでゴミ捨てや荷造りなどして眠気を飛ばし、なんとか6時前に帰宅。
登った山は1つも増えなかったが、賑やかな山旅で、楽しかった。

【行程】2014年7月27日(日)
土合駅(6:01)~ロープウエイ土合口駅(6:23待ち合わせ7:17)=天神平駅(7:27乗り換え7:33)=天神峠駅(7:39準備7:46)~ロープウエー分岐(8:05)~熊穴沢避難小屋(8:32休憩8:51)~天狗の留まり場(9:27撮影9:30)~引き返し地点(9:44)~熊穴沢避難小屋(10:32休憩10:37)~天神平駅(11:18待ち合わせ11:25)=土合口駅(11:35待ち合わせ11:52)~土合駅(12:12)
※所要時間:6時間11分(歩行時間:3時間7分)
※登った山:0座
※歩行距離:7.4km

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那須岳(下)

【2014年7月26日(土)】那須岳
朝日岳山頂から下山開始。
さっき休んだ朝日の肩も、この通り、真っ白。
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来た道を峰の茶屋跡まで戻る。
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向きが違うと、違う風景が見える(はず)。
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何だか西部劇の舞台のようだ。
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やはり、これはヒメシャジンでいいのかな。
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こっつんこ。
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ガレガレ~
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う~ん、やっぱり茶臼はガスに包まれたまま。
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もう出てきてくれないのかな。

峰の茶屋跡まで戻ってきた。
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今度は通過。
ただ、避難小屋の左右に携帯トイレ用のテントが2つあるのを発見。
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トイレに行きたかったが、携帯トイレを持っていないので使用できなかった。
今回は人も多く、樹林帯もないので結果的に5時間ずっとトイレに行けなかった。
よく我慢した。

右前方の噴気孔のぶしゅーという音を聞きながら茶臼を登る。
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途中、硫黄鉱山跡を通過。
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これが、その残骸だろうか。
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おっと、小学生の団体が下りてきた。
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待つ間、ちょっと振り返る。
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峰の茶屋跡から15分ほどで火口原に出た。
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ここからは巨大な火山弾が転がる道を行く。
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トトロに似た岩なども。
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途中、ガスが晴れたりしたが、一瞬だけ。
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足場も悪い。
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モレーンのように筋状に並んだ石。
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この山は氷河時代より新しいはずなので、モレーンのわけはないが、どんな現状で生じたのか。

さて頂上台地のお釜口に出た。
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ここから火口を1周する。

目印のペンキは目玉焼き状。
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火口はガスで視界が悪い。
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対岸のあのあたりが頂上か。
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ケルンがたくさん。
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峰の茶屋跡方面を見下ろす。
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あれが噴気孔。
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下から見えていたニセピーク。
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不思議な色と割れ方をした岩。
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これはジグソーパズルのよう。
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ルービックキューブ。
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あれが頂上の祠。
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14:27茶臼岳登頂。
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う~ん、24年前に来たことがあるが、この風景は全く記憶にない。
あの時はほんとうの頂上には登れなかったような記憶があるのだが、とくに問題なく登れるところだ。
それにしても、いたずら書きがひどい。

茶臼岳は3万年前から活動が始まり、頂上を形づくっている溶岩ドームは1408~10年の活動で形成されたとのことだが、まさに新しい火山という印象。
ただ、江戸時代に噴火してできた鳥海山の新山に比べると、溶岩の角が少しだけとれているように思える。

結局、頂上はガスで真っ白。
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トンボの乱舞の中。しばし休憩。なぜ虫は頂上が好きなのか。

火口を見下ろす。
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ここまでロープウエイの案内アナウンスがよく聞こえる。
これから山頂に行っても、下りの最終16:20には間に合わない、乗り遅れると、2時間半から3時間歩いて下山しないといけないと何度も呼びかけている。
そんなことはない。峰の茶屋経由で1時間で下りられる。どういう計算をするとそうなるのか。金もうけのための詐欺か。

現在は14:50。30分で駅まで行けるので、頑張れば15:20のに乗れるが、トイレにも行きたいし、15:40に乗れればいいと考えて、ゆっくり下る。
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もう下の方までずっとガスになってしまった。

大岩を15:03に通過。
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名物の岩なのだろうから、気安くペンキで書かないでほしい。

尾根をまっすぐ下る。
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間もなく、広いザレ場に出る。これこそが記憶していた道だ。
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あの時は下りで膝が笑ってしまい、ロープウエイの中では恥ずかしくなるほど、膝ががくがくしていたことを覚えている。

このあたりもウラジロタデが群生している。
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牛ヶ首山頂分岐を通過。
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駅に着いた時には、ちょうど15:20の便が出たところだった。
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ここの標高は1684m。
ゆっくりトイレをして、茶臼岳と朝日岳のバッジ(計1000円)も買って、15:40の便に先頭を切って乗り込む。
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ガスは山頂駅付近のみで、下は晴れていた。
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4分で山麓駅に到着。
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改札のおじさんに「今日、あそこに熊がいた」と、山腹の禿げた部分を指さして教えてくれた。
すぐ外に出て、駐車場まで石畳の道を登る。
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すれ違った人に「これからですか」と心配されてしまった。
「いえ、駐車場まで戻るだけです」
これからだとしても、三斗小屋には2時間ちょっとで行けるから、6時には着けるんだけど。

また、よくわからない花。
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駐車場に着くと、さすがにもうガラガラ。
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靴を履き替えて、車に乗り込む。

早速、直近の温泉である大丸温泉へ。
しかし、ここに並ぶお店のほとんどがつぶれていた。
わずかに残っていた2軒のうち、1軒に行ったら、まだ4時を回ったばかりだというのに、おばあさんが「お風呂? もう終わっちゃった」という。
商売っ気がないというか何というか。
もうお店の稼ぎではなく、年金で暮らしているのだろう。

ならばと、「一番近い温泉は」と聞けば、500mほど下ると休暇村那須があるという。
地図で見ると、弁天温泉だ。そこへ行く。
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料金は600円だった気がする。
露天風呂は風が気持ちよかった。

5時に出て、来た道を下り、那須ラーメン「みそ善」で「みそ善ラーメンと3種餃子」を食す。
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満腹になって、今夜の宿泊地、上越線の土合駅に向かった。

【行程】2014年7月26日(土)
峠の茶屋(10:38)~峰の茶屋跡(11:30休憩11:36)~恵比寿大黒(11:49)~朝日の肩(12:14昼食12:38)~朝日岳(12:47撮影12:51)~朝日の肩(13:01)~峰の茶屋跡(13:37)~お釜口(14:12)~茶臼岳(14:27休憩14:47)~大岩(15:03)~ロープウエイ山頂駅(15:21待ち合わせ15:40)=山麓駅(15:45)~峠の茶屋(15:59)
※所要時間:5時間21分(歩行時間:4時間3分)
※登った山:2座(うち新規1座:朝日岳)
※歩行距離:6.7km


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那須岳(上)

【2014年7月26日(土)】那須岳
天気予報もばっちりだったので、先々週断念した那須岳をリベンジ。
実は1990年に茶臼岳だけは登ったことがあるのだが、ほとんど記憶が薄れてしまっている。
この辺で、きちんと歩いておきたい。
と言っても、所沢からは遠隔地なので、歩く距離は短めに、朝日岳(1896m)と茶臼岳(1915m)を周回するコースにした。

5時に起床。5:23出発。外環道経由で東北道に入り、西那須野塩原ICで下りる。
駅舎コレクションのため、ちょっと那須塩原駅に立ち寄り。
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駅前には、黒磯巻狩鍋と呼ばれる直径2.2mもある大鍋が展示されていた。
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鎌倉時代に行われた将軍による那須野の巻狩りにちなんだもののようだ。

さて、出発。
しかし、広谷地の交差点手前で渋滞。
こんなところからロープウエー駅まで詰まっているんじゃあ、今日中に着けないと絶望的な気分になったが、単なる交差点の渋滞だった。

この先、ミーハーな高原観光地風の道を走りつつ、一軒茶屋の交差点にあるセブンイレブンで食料調達。
駐車場から脇道に出ようとすると、なぜかそこにいた警察官に「こちらからは通過があるので出られません」との指導。
「は? 通過? どういう意味?」と思いつつ、素直に従い、本線の信号待ち先頭に割り込む。
だが、いつまで経っても信号が赤のままだ。
ははん、と合点がいった。
那須御用邸に行く皇族の車が通るんだ!

思った通り、5分ほど待つと、黒塗りの車列が脇道から登場。
皇后陛下が手を振りながら、通過していった。

間もなく信号が青になり、陛下の車列のすぐ後につく形になってしまった。
天皇陛下のお車に先導していただく形になり、おそれおおいことだ。
沿道では、2か所で地元住民が集まって、手を振っている。
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間もなく、陛下のお車は右に折れていった。

その先は当然のことながら、車はおらず、渋滞知らずの道を、わが愛車はうなり声を上げながら登っていく。
しかし、今度はロープウエイ山麓駅の手前で交通整理の人に止められてしまった。
駐車場は満車で、この先で折り返して、下向きに並んでいるようだ。
こんなのを待っているわけにはいかない。
聞くと、500mほど上にある峠の茶屋駐車場は空いているというので、そちらに向かう。
でも、こちらも満車。かろうじて縁石の横に止めることができた。
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夏休みの那須おそるべしである。

登りはロープウエイを使うつもりだったが、もしそこでも並ぶようなことになって、さらに20分後の便にさせられるのもいやだったので、ここから登ってしまうことにした。
10:38登山開始。
まずは峠の茶屋の前を通過する。
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ここが登山口。
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山の神の鳥居をくぐって
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階段を登ると
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山の神。
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安全を祈願する。
このあたり、明治から戦後間もなくの頃までは硫黄鉱山で、労働者の安全のため山の神が祀られていたという。閉山とともに、祠も草木に埋もれてしまったが、平成21年に登山者の安全のため、修復再建されたとのことだ。

しばらくは樹林帯の中を歩く。
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でも、すぐに森林限界に達し、太陽ギラギラ。
気温はそんなに高くないはずだが、かなり暑い。
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視界が開け、正面に茶臼山。

右手には朝日岳がそびえる。
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駐車場の車の数が示す通り、やはり人が多い。
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若者率も高い。
まだ11時前だというのに、下りの人も目立つ。
ロープウエイで登る人が下りで使うコースなのだろう。

峠の茶屋と峰の茶屋の中間地点にあたる中の茶屋跡。
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昔はいくつも茶屋があったみたいだ。

正面に登山道のない剣ヶ峰(1799m)。
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剣ヶ峰から朝日岳への登りは岩場続きのようだ。
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左手には茶臼岳。

こんなふうに写真を撮った後、歩きだそうとして、足元の石につまずいて、わりと派手に転倒。
まわりが岩だらけだったので、かなり傷を負った。
右足のすね、右ひじ、左手のひら、小指の付け根。
足の痛みはすぐに治まったが、手のひらは内出血して腫れている。
(後で軍手で保護した)
しかし肉の多いところで助かった。
下山後、風呂に入って、よく見たら、表皮がかなり剥がれていた。
通りかかった人に「カメラを守りましたね」と言われてしまった。
幸い、カメラは無事だった。

引き続き活躍してもらう。
剣ヶ峰の奇岩。
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道はこんな状態。
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見ての通り、下りの人が多い。
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おお、早くも峰の茶屋跡の避難小屋が見えてきた。
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峰の茶屋跡への道。
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あの人がたくさん立っているところは、まだ朝日岳の頂上ではないはず。
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峰の茶屋に近づくにつれ、ウラジロタデが目立ってきた。
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風も出てきてありがたい。実はこのあたり、有名な強風地帯なのだそうだ。

だいぶ標高をかせいで、朝日岳の全容もようやく分かってきた。
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剣ヶ峰を巻いて歩く人々。
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剣ヶ峰と朝日岳のコラボ。
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1時間弱で峰の茶屋跡に到着。
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まわりには大勢の人が休んでいた。
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中を覗くと、そんなに広くないが、何人か休んでいたので、写真は撮れず仕舞い。

あちらに行けば茶臼山。
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正面のベンチが空いていたので、しばし座って休んだが日なたなので暑く、早々に出発。

目の前の山は剣ヶ峰。道はないが登れそうだ。
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左手の眼下には那須岳避難小屋が見えた。
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すこし進んで振り返ると、茶臼岳の全容が分かった。
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右の方からは水蒸気が噴き出している。

峰の茶屋跡付近の賑わい。
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鋭い岩峰の朝日岳。
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間近に見る、剣ヶ峰の奇岩。
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穴が開いていた。

朝日岳への登りの始まり。
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そこは恵比寿大黒という縁起のいい地名。
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でも風景はおどろおどろしい。
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あちらは三斗小屋方面、隠居倉(1819m)という名のピーク。
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険しい登り。
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ひとつ岩場を越えた。
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次のピッチ。
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あれは熊見曽根か。
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いよいよクサリ場出現。
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ありゃ、茶臼岳にガスが・・・
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これは何だっけ? ヒメシャジンに似てるけど、ちょっと違う。
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こうして見ると、すごい道を歩いてきたように見える。
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もうひと登りかしら。
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ここは巻くみたいだ。
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さあ、朝日の肩までもう少し。
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肩に着いたところで、頂上はガスにまみれる寸前。
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もう展望はきかないと判断、お昼も過ぎたことだし、ここのベンチで昼食とする。
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例によって、おにぎり2個。
風がわりと強く、気持ちがいい。

25分ほどで出発。頂上はすでにこんな状態。
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最後の岩場。
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12:47登頂。
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山頂ではおじさんのグループに写真を撮ってあげた。
「待ちかまえていたようで、すいません」
と言われたので、「なるべくゆっくり登ってきたんですが、やはり捕まりました」と軽口。

それにしても、高千穂のカナブンに続き、こちらはトンボの乱舞。
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当然のごとく眺望はなし。

撮影だけして、すぐに下山する。
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三斗小屋経由で周回する気もあったのだが、もういい時間なので断念。何も見えないし。
引き返して茶臼に登り、ロープウエイで下山することにする。

(つづく)
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有間山

【2014年7月21日(月)】有間山
この日は曇の予報だったが、家でじっとしているつもりはなかった。
展望が利かなくても、それほどがっかりしない所ということで、有間山(1213m)を選んだ。
奥武蔵アルプスから蕨山(1044m)を経て名栗に下りるルートと長沢背稜から棒ノ嶺(969m)に至るルートは歩いたことがあるのだが、その結果、蕨山近くの橋小屋ノ頭(1163m)から日向沢ノ峰(1356m)に至る有間山稜がぽっかり空いてしまっていた。

ここをつなぐために、極力これまで歩いた道を歩かないようなルートを考えた。
浦山大日堂から鳥首峠に登り橋小屋ノ頭へ、そこから有間山稜を歩き、長沢背稜に出たら、右折、仙元峠(1444m)まで我慢して、仙元尾根を大日堂へ下る周回コース。
コースタイムは9時間。
これだと、鳥首峠~橋小屋ノ頭間と日向沢ノ峰の分岐~仙元峠までが重複部分となるが、コースタイムベースで30%程度のだぶりで済む。

3:45起床。3:56出発。国道299号で現地へ向かう。通い慣れた道だ。
でも、浦山ダムに入るところで、すこし道を間違えてしまった。
5:40頃、浦山大日堂近くにある渓流荘に到着。
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この渓流荘は登山地図に「ゆ」のマークがついているので、ネットで確認したら、なんとここは秩父市の老人福祉センターで、入浴は秩父市民でかつ60歳以上の方に限られる、とある。
ここで入浴できればばっちりなのに残念だが、車を置く場所はありそうだから、ここを目指してきたわけ。
駐車の許可を得ようとしたが、建物は無人で鍵がかかっていたので、そのまま出発する。
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出発時は青空が見え始めていたが、結局、雲はとれなかった。

右手には浦山川の清冽な流れ。
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大日堂の入口には、縁起を記した巨大な石碑が立っていた。
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参拝は帰りにして、先を急ぐ。

市営バスの終点、浦山大日堂バス停。
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しばらく舗装道路を浦山川沿いに遡る。
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上名栗線ということになっているが、つながってはいない。

この通り、車両通行不可。冠岩から登山道になる。
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なんか暗くて不気味。ぞわぞわする。

30分ほどで車道の行き止まりに到着。
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最初から、なかなかしんどい。
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橋を渡ると、こんな暗い道。
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すぐ先に「冠岩」の表記が地形図にあるので、どんな岩かと思ったが、何も見つけられなかった。よく見ると、これは地名だ。

廃屋が1軒あった。
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平成19年更新の地形図には周辺が畑の記号になっている。
まだ、その頃は人が住んでいて、細々と野菜を作っていたのかもしれない。

近くには中世の板碑が集められた遺構があった。
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この先は植林の中を行く。
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2回尾根に出て、その度に裏側をトラバース。
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途中、木の葉を打つパラパラという音が聞こえてきた。雨かと思ったが、露が落ちる音だった。

登山口から1時間ほどで鳥首峠。
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2年半前に歩いた時の記憶とはちょっと違う気がする。
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あの時は雪が積もっていたからか。

休まずに通過。
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この先はその時に歩いた道だが、前回以上にガスで真っ白だ。
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鉄塔があって展望が開けているはずの場所もこの通り。

しばらく急坂を登ると、右斜面が皆伐されている尾根に出るのだが、今回はそれすら見えない。
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ジャコウソウと野イチゴ、ギンリョウソウ。
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滝入ノ頭(1071m)でリス発見。
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あまりにすばしこくて、うまく撮れなかった。中央やや右下、走って下ってます。わかるかな?

しょうじくぼノ頭、ヤシンタイノ頭(標識なし)はいずれも通過。
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橋小屋ノ頭への最後の登り。
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8:36に到着。
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標識はこの山を「有間山」としているが、地形図ではこの先の1213mピークが「有間山」になっている。登山地図では1213mピークは「タタラノ頭」と表記し、有間山は「このあたりの山の総称」と注記してある。登山地図が正しいような気がする。

前回と同様ここで休憩。
前は木の株に座ったと思ったが、岩だった。
よく思い出してみたら、銀マットを敷いた覚えがある。
チャーハンのおにぎりを1個食べる。

有間山稜は、低いササの美しい道。
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いくつものコブを越えていく。
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9:09、タタラノ頭に到着。
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残馬山という手作りの札が吊り下げられていた。
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標高が違うし、誰かが間違えて設置したのだろう。
有間山稜には1107mのピークはない。どこと間違えたのだろうか。

この先も有間峠まで、いくつもこぶを越える。
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ガスのおかげで幻想的だ。

有間峠には名栗側から車が入れるようだ。
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現在9:40だが、今到着したパーティーは、おそらく蕎麦粒山(1473m)もしくは川苔山(1363m)を目指すものと思われる。今日初めて人に会った。

秩父側は通行止めだ。
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峠の立派な標識があった。
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学生時代に自転車で来ていたら、感激しただろう。
でも、新しいので、だぶんその頃はまだなかったかもしれない。道も通じていたかどうか。

ホタルブクロが雨に濡れている。
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さっきの登山者(5人ほど)と挨拶を交わし、すぐ別れる。
彼らは林道経由で行ったが、こちらは仁田山(1211m)を落とすため稜線を行く。
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10分ほどで仁田山。
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晴れていても眺望はきかない。

いったん林道方面に下っていく。
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林道が眼下に見えてきたが、当然さっきの方々の方が先行しているはず。
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登り返しは150段に達する階段。
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その先の鉄塔下で、彼らは休んでいた。抜かす。
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ここから長沢背稜まで100mほどの登り。
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色鮮やかなコガネムシを発見。
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鉄塔から15分ほどで長沢背稜。
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休憩したかったが、分岐で2人休んでおり、仕方なくこちらは通過。
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さっきからザックの中でカラカラと音がするのは何かと思ったら、凍らせてきたペットボトルの氷が解けて、ボトルにぶつかる音だった。

桂谷ノ頭(1380m)で地べたにマットを敷いて、ザックを背もたれに休憩。
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そうとう疲れていたので、10分弱、足を伸ばす。いい休憩になった。
蕎麦粒山への途中、2人とすれ違った。

回復したとは言え、やはり蕎麦粒の登りはきつい。
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1年半前に逆から来て下りた時、「登りはきついだろうなあ」と思ったが、全くその通りだった。

それでも、最後に2人に追いつき、登頂。
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ほかにもう1人いた。

彼らとは少し離れたところでお昼にしようとしたが、虫がひどい。
蚊ではないようだが、非常にうっとうしい。
直前にハイドレーションがなくなり、氷から解けた水を補給。
彼らが出発したので岩場に移って、おにぎりを2つ。
帽子で虫を払いながら食べる。
まあ、さっきの場所よりはマシだったかもしれない。

下りでマウンテンバイクの人とすれ違う。
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歩いてきた道にタイヤの跡があったので、この人はどこかで引き返したのかもしれない。

仙元峠は11:52に通過。
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ここも1年半前の印象と若干違う。やはり季節の問題なのだろうか。

ここから先の仙元尾根は初めての道。コースタイム2時間半の下りである。
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仙元峠からの下りで、さっき蕎麦粒で逢った人を抜かす。

途中、1167mピークのところに「大楢」という表記が登山地図にある。
ピークの名前なら「登った山」にできると思ったが、これはそこにある大きなナラの木のことだった。
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それでも一応、1167mピークを見学に行く。ちょっと登山道をはずれる。
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やはり山名板はない。

戻ったところで、さっきの人が下りてくるのを見えた。
暗い植林の道を、トラバース状に延々と下る。
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このあたりは明治神宮所有の森林のようだ。

手作りの小さな道標。
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こんなところからエスケープルートがあるとは。
地形図にも登山地図にも載っていない。

鉄塔のたもとで、この日3度目の休憩。標高910m地点。
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ここで再び水を入れ替える。
FBしている間に、さっきの人が追いついてきたので、雑談。
「ピストンか」と聞いたら、川乗橋から登ってきて、大日堂からバスに乗るという。
時間が合わなければ、もう少し歩くとか。

この時間になって、少しずつガスが晴れてきた。
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あれは蕎麦粒山かな。

今朝歩いた滝入ノ頭(1071m)あたりの稜線。
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眺望が開けてきたようだが、別に悔しくもない。

この後、鉄塔を2つ通過する。
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843.5mの三角点も通過。
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緑も明るくなってきた。
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最後の鉄塔の先は急坂。でもジグザグでよかった。階段になっていた。
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大日堂に仙元峠から2時間弱で下りてきた。寄り道や休憩したことを考えると成績優秀。
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当然、参拝し、無事下山のお礼をする。

大日堂のバス停にバスがいた。
発車時間は午後2時。現在は13:58なので、おそらく、さっきの人は間に合わないなあ。
次のバスは2時間後だから、相当歩くことになりそうだ。

こちらは渓流荘に、車を勝手に止めたことのおわびに行く。
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すると、おばさんが「いえいえ」とのこと。
貼り紙を見ると、平成14年7月から入浴料が市内・市外とも100円になったとある。
HP情報とは異なる。
念のため聞いてみると、入れるという。これはラッキー。

車に戻り、着替えをとって引き返す。
風呂はふつうの大きな浴槽。沸かし湯のようだ。
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今日も1人占め。シャンプーがなかったので石鹸で洗髪した。
出る間際に、もう1人60がらみの登山者が来た。

入れ違いで15:40に出発。外に出ると、完全に晴れていた。
途中、何度か渋滞したが、17時すぎに帰宅。
ずっとガスだったが、よく歩いた。満足だ。

【行程】2014年7月21日(月)
川俣・渓流荘(5:57)~登山口(6:28)~鳥首峠(7:27)~滝入ノ頭(8:00)~橋小屋ノ頭(8:36休憩8:45)~タタラノ頭(9:09)~有間峠(9:40)~有間山分岐(10:32)~桂谷ノ峰(10:48休憩10:56)~蕎麦粒山(11:17昼食11:38)~仙元峠(11:52)~大楢(12:16)~鉄塔(12:53休憩13:11)~大日堂(13:50)~渓流荘(13:59)
※所要時間:8時間2分(歩行時間:7時間24分)コースタイム:9時間
※登った山:9座(うち新規2座:タタラノ頭、仁田山)
※歩行距離:17.5km

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高千穂峰

【2014年7月18~19日】高千穂峰
金土で休みが取れたのはいいが、またまた天候不順。
全国の週間予報を見ると、南九州は梅雨明けして晴れマーク。
よし、この前は北の八甲田に行ったから、今度は南の九州だ!

というわけで、18日(金)の8:50羽田発宮崎行ANA603便に乗り込む。
目的地は高千穂峰。
学生時代、自転車で九州を回った時、韓国岳(1700m)は登ったことがある。
そこから見た新燃岳(1421m)と高千穂峰(1574m)の眺めが記憶に焼き付いている。
新燃岳は登山禁止なので、今回は高千穂峰をめぐる。

空港からはレンタカー。初日は移動日ということにして、青島を観光する。
ここも学生時代に自転車で来てから、なんと30年ぶりだ。
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鬼の洗濯岩も久しぶりに見て、迫力満点。
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青島神社も参拝した。
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浜にはドラえもんの絵が。
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一応、青島駅も撮影して、駅舎コレクションに加える。
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なかなか南国らしい。
それにしても、青島界隈はずいぶん寂れているように感じた。
かつては新婚旅行の人気No.1の場所だったはずなのに。

宮崎市街方面に戻って、宮崎自動車道に乗る。
高原ICで下り、国道223号(霧島バードライン)経由で霧島温泉郷に向かう。

途中の御池で道草。
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御池は周囲約4kmのほぼ円形の火口湖で、水深は93.5mあり、火口湖としては日本で最も深いのだそうだ。
約4200年前の噴火で形成された火口に水が溜まってできたというから、かなり新しい湖だ。

到着したのは夕方5時前で、着くなり、湖畔のキャンプ場の管理人さんに「5時までに出てください。ゲートを閉めますから」と言われ、あわてて見学した次第。

この日は霧島温泉郷のもみじ谷清流荘に宿泊。
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温泉はひとり独占。
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んで、食事がめちゃめちゃ豪華。一部をご紹介。
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この宿は★3つ。お薦めである。

翌朝はゆっくり朝食をいただいて、8:30に出発。
丸尾付近ではあちこちで湯気が上がっている。
9時前に登山口の高千穂河原に到着。駐車場料金500円。
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駐車場横には噴火に備えた避難壕があった。
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晴れのはずが、小雨が落ちていたのでザックカバーを付けた。
まあ、周辺の展望がきくだけましか。間もなく止んでくれたし。

まず鳥居をくぐり、広い参道のような道を上る。さすが神話の里だ。
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5分ほどで、天孫降臨伝説の地に着く。背後は高千穂峰の御鉢。
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天孫すなわち、天照大神の孫ニニギノミコト(霧島神宮のご祭神)が葦原中国(あしはらのなかつくに=日本の国土のこと)を治めるために「高千穂峰」に天降ったと記紀に記されている。
その高千穂峰の候補地の1つがここであるとされているのだ。

もともとこの地に霧島神宮があったが、1235年(文暦二年)の御鉢火山の大噴火で被災し、現在地に移転している。
この古宮址では、その後も神籠の祭事が行われており、「古宮址天孫降臨神籠斎場」という長ったらしい名称がついている。
厳かに参拝する。

あちらは中岳(1332m)である。
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さて、登山開始。樹林帯をしばらく登る。最初は石畳の道。
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ヒグラシ?がものすごい声量で鳴いている。

こんな花が咲いていたが、九州の植物はよく分からない。
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20分ほど登ると、早くも森林限界。
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気候のせいではなく、火山性の土壌のためだろう。

境目で若干休憩。
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この間に若者3人に抜かれる。
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ここから御鉢への急登。
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ズルズルと足がとられるザレ場で、なるべく露岩の上を歩く。
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間もなく、さっきの3人を抜かす。
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オーバーペースだなあと思っていたが、やはりそうだった。

地面を見ると、赤い溶岩と黒い溶岩。富士山と同じだ。
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こんな真っ赤な溶岩も。
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左手の中岳の向こうに新燃岳、そして韓国岳まで見えてきた。
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こちらは御鉢の火口壁。
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ひと休みしたところから30分で火口の縁に出る。
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八甲田山よりも巨大な火口だ。直径500m、深さは200mあるという。

よく見ると、赤い層と黒い層が交互に積み重なっている。
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踏み跡もあって、一周できそうだが、今回はやめておく。
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こんもりと繁茂しているのは、コイワカンスゲ。
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強烈な赤。
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火口の縁はわりと踏みしめられた道。
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巨大な火山弾が転がっている。
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結構おどろおどろしい。
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あれが目指す高千穂峰。
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御鉢の北辺をぐるりとめぐってきた。
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この地層は不思議だ。
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上の黒い層が途中で切れている。どういう現象なのだろう。

これは高千穂峰の斜面に生じた巨大な亀裂。
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地球は生きている、ということを実感する。

御鉢の最高地点に近くなってきた。
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左のコルへ下りる地点に着いたが、このまま火口の縁を直進。
道をはずれてピークまで100mほど歩く。
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御鉢火山を「登った山」にするためだ。

ピークからは道を無視して、コルにある元宮までまっすぐ下る。
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正面に高千穂峰。
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コルに下りてきた。
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ここは欽明天皇の御代(西暦540年)に僧慶胤が天孫降臨の聖地として神殿を建立した場所であり、霧島神宮の創始と伝えられている。

御鉢を振り返る。
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なんとガスが出てきた。やばい。

ここから高千穂峰へ標高差150m、距離にして500m弱の直登。
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最初は米俵のような階段があるが
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じきにまたザレ場に。
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右手からガスが湧いてきて、ときおり御鉢を覆い隠したりもしたが、高千穂峰にかぶさることはなかった。
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御鉢の縁を歩く登山者たち。
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まもなく頂上。
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振り返ると、御鉢がかまどのように見える。
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コルから30分もかからず登頂。積み上げた石の上に天ノ逆鉾。
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天ノ逆鉾の由来は謎に包まれている。
ニニギノミコトが国家の平安を願って、ここに突き立てたという伝承があるが、一説によると奈良時代からすでにあったという。
歴史学者の喜田貞吉は「神皇正統記」に刺激された修験者が突き刺したと推測している(だとすれば室町時代以降になる)が、本当のところはよく分からない。
坂本龍馬が新婚旅行の際に、ここに登り、逆鉾を引き抜いたというエピソードがある。
これは手紙も残っているので実話らしい。
ただ、逆鉾は後に火山の噴火で折れてしまい、基部は地中に残っているが、刃の部分は行方不明のようだ。
今あるのは二代目というかレプリカだそうだ。

山頂に避難小屋があるので、中を覗いてみた。
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無人。かなりカビくさい。
休憩料300円なので外に出る。
ひげの老人が初代の峰守さんだろうか。
ネット情報によると、看板にある石橋晴生さんは3代目だそうだ。

外には、携帯用トイレのための小屋があった。
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まだ使用したことがないのだが、向学のため見学。
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ははあ、こうなっていたのか。

ちょっとガスが出てきたが、韓国岳方面。
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東の展望はガスで見えなかったが、北の阿蘇の稜線はよく見えた。
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頂上は猛烈な数のカナブンが飛び交っていた。
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黒い点々がそうだ。

なので、やや下ったところに腰を下ろして休憩。
おかしなどを食べる。
御鉢が水蒸気爆発を起こしたよう。
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15分ほど休んで一気に下る。
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御鉢に登り返したところで、左手からエグザイルのようなスタイルの若者カップルが出て来たので「(御鉢を)一周してきたんですか」と質問。
ちょっと警戒したそぶりで「ええ」との答え。
「ふつうに歩けますか?」「すこし岩場がある程度です」
彼はロープを持っていたが、使わなくて済んだのかもしれない。

こちらは来た道を引き返す。
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御鉢を登ってくる方々。
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火口の底には少し、水がたまっている。
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御鉢の下りでガスがいよいよ張り出してきて、とうとう山を覆い隠してしまった。
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ラッキーだった。でも、しばらくしてまた晴れたけど。

樹林帯に入ってからは同じ道を少しでも避けるべく、分岐で左折して自然研究路に入る。
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途中にあった展望台で休憩。
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南の錦江湾方面は霞んでいて何も見えない。
本来なら桜島とかがきれいに見えたのかもしれない。

5分ほどで出発。石畳の道を下る。
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12:46、登山口に到着。
一応、ビジターセンターを見学。
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バッジがあったので、高千穂峰と韓国岳の2つを買う。計1100円。ちょっと高い。

さあ、汗でべとべとだし、お腹も空いた。
さくらさくら温泉に移動。ランチバイキング込みで1480円。
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ランチタイム終了時刻が迫っていたので、先に食事。マンゴージュースがおいしかった。

お風呂は硫黄泉。泥パックがあったので、全身・顔にも塗る。
おかげで体中硫黄臭くなり、せっけんで洗ってもしばらく取れなかった。

3時すぎに出発。ずいぶん晴れてきた。
宮崎空港へは来た道とちょっと違うコース。のどかで明るい。
レンタカーも1500ccもあると軽と違って、楽ちんだ。
時間があるので関之尾滝に立ち寄る。
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なかなか迫力のある滝で、観光客も多かった。

駐車場横にある「滝のえき」でマンゴー・バニラのミックスソフト300円を食べる。
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あとは眠気を押さえつつ、空港へ。

余裕で着いたので、空港に接続しているJR駅を撮影。
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ところが、羽田近辺悪天候のため、着陸便の間を空けているらしく、18:20発が19:10に変更とのアナウンス。

缶ビールと地鶏炭火焼き+れんこんかまぼこで時間をつぶす。
結局、離陸したのは19:30すぎ。初めてのソラシドエア。
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羽田着は21:15。21:35の所沢駅行きバスで帰宅。家に着いたのは23時過ぎだった。

曇り空だったが晴れていたら暑すぎたはず。周辺の山々は見えたし、条件はよかったと言えるでしょう。

【行程】2014年7月19日(土)
高千穂河原(9:06)~天孫降臨神籠斎場(9:11)~森林限界(9:38休憩9:40)~御鉢(10:14)~元宮(10:35)~高千穂峰(10:59休憩・撮影11:30)~御鉢(11:56)~神宮の森展望台(12:27休憩12:34)~高千穂河原(12:46)
※所要時間:3時間40分(歩行時間:3時間)
※登った山:2座(御鉢、高千穂峰)
※歩行距離:5.3km

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篭ノ登山(下)

【2014年7月12日(土)】篭ノ登山
見晴コマクサ園から三方ヶ峰(2040m)へ向かう道すがら、池の平を見下ろす。
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おお、あれはさっきすれ違った団体さんか。
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まもなく三方ヶ峰。
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ここにもフェンスがある。
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写真だけ撮って、通過。
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池ノ平に下りる。
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テガタチドリ。
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まだ、レンゲツツジもしぶとく残っていた。
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湿原まで下りてきた。
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鏡池に映るカラマツ。
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別角度で。
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日傘の女性が絵になる。
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ロングスカートなら、なおいいのだが。

まっすぐ駐車場には戻らず、東への周遊木道を行く。
分岐の右手に「忠治の隠岩」。
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国定忠治が上州から逃げてきて隠れたという伝説があるらしい。

休憩所も通過。
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湿原にはアヤメ、レンゲツツジ、ハクサンチドリ、カラマツソウなどなど。
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パンフには鉢巻山(2010m)のピークのすぐ横を通るように書いてあったが、まるで違った。
「登った山」にできるかと思ったが残念。
その鉢巻山。
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みなさん木道を楽しげに歩いている。
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湿原をほぼ1周して、駐車場へ戻る。
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もう一度トイレ。これから高峰温泉まで林道歩きだが、一瞬、進む方向を間違いそうになった。
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林道では、単独男性と抜きつ抜かれつ。
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林道からは高峰山(2106m)や、さっき歩いた七千尺コースの稜線がよく見えた。生々しい赤ゾレも。
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林道歩きは40分ほどで済んだ。

まず、高峰温泉で日帰り客の入浴時間を確認。
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4時までのようなので、3時過ぎに戻ればいい。
また1時半なので余裕だ。

高峰山登山口から右折。
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マイナーな山に思えるが、結構、人が入っていた。

樹林帯の中の登りだが、時々、視界が開ける。
池の平。
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篭ノ登山(2227m)。
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水ノ塔山(2202m)と高峰温泉。
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全景。
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20分ほど登ると台地状の稜線にでる。
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東の視界が開けると黒斑山(2404m)が大きい。
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台地の上も樹林の中。
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頂上らしき場所から、かなり下った場所に頂上の標識がある。
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そして高峰神社も。
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地形図上は、このあたりが三角点の場所になる(三角点は確認できなかったが)。
高峰山は三角点の標高が2092m。最高地点は2106m。
神社の記号は三角点の場所にあるべきなのに、最高地点の場所に書かれている。
これは誤りであろう。

一応、四方を撮影。
池の平。
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佐久平。
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黒斑山(左)と剣ヶ峰(右、2281m)。
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浅間山の斜面のすぐ右に妙義山(1104m)、中央奥に御荷鉾山(1286m)、その右の平らな山は荒船山(1423m)。
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神社にお参りしてから、近くの岩の上に寝そべって休憩。
Facebook投稿などしながら、のんびり20分近く休んだ。

さて出発。高峰温泉の方ではなく、わざわざ車坂峠(1973m)へ下りる。
ピストンしたくないからだ。
帰りに真の頂上を撮影。
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このあたりだろう。

分岐を右折。
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峠への下りで、年の差カップル?の男性にまず道を譲ってもらい、先を歩いていた彼女に追いつく。
彼女は私が来たのに気づかないのか、パートナーだと思っているのか、道を譲る気配なし。
うしろから男性が「お~い、後ろに来てるよ」と声をかけてくれた。
でも、彼女は振り向いて、私の顔に最初は反応できずにいたが、まもなく「あっ」という顔して、譲ってくれた。

峠まで下りてくると、高峰神社の鳥居があった。
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改めて、峠を撮影。ここは去年の6月以来ほぼ1年ぶり。
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パンフをもらいにビジターセンターに入ろうとしたら
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入口付近で熟年女性に「高峰山から来たんですか? 単独の男性いませんでした?」と聞かれた。
まさか遭難? それとも妻に何も言わずに山に出かけちゃったの?
びっくりして、そういう人は見なかったと伝えたら、「どこいっちゃったんだろう」とのつぶやき。
大事に至らなければいいと思っていたら、まもなく、ひょっこり出てきたようだ。

高峰温泉までの林道は最後の食料、カレーパンをかじりながら歩く。
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高峰マウンテンロッジと黒斑山。
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お、JRのバスがやってきた。
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3時すぎに車のところに戻り、靴を履き替え、風呂道具と着替えを用意して、温泉に。
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「4時までに出てくださいね」
と念を押され、500円払って入浴。脱衣所には誰もいなかったが、6人でいっぱいになる大きさの湯船に7人。
しかたないのでこちらはまず体を洗う。
せっけんやシャンプーは使用禁止で、創生水なるものが蛇口から出てくる。
水とゴマ油を混ぜて乳化させたもので、体も髪の毛も汚れを落とす効果があるという。
洗い方も案内板が浴室に貼り付けてあった。

せまくてゆっくりできないので20分ほどで退散。
しばし熱い麦茶を飲んでくつろいだ。
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外に出ると、さっきのJRバスが待っていた。運転手はベンチで時間をつぶしていた。
横になるとだらしないように思われるからか、所在なげにすわっている。
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ちょっと質問してみた。16:17のバスですか? え、それじゃあ新宿まで行くんですか?
何時間くらいかかりますか?
「佐久平駅に寄って、3時間40分くらいかな」
渋滞したら、もっとかかりますよね。今回は乗らないけど参考までにお聞きしました。
直行バスの新宿発は10時すぎで、着くのは2時頃。泊まる人向けのバスだと言っていた。

こちらは16時前に出発。地蔵峠経由で帰る。車でもなるべく同じ道は通りたくない。
峠には名前の通り、お地蔵様。
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小諸からの峠道には、延々百体の地蔵が道行く車を見守っている。

一応、道路地図を開いて、ガソリンスタンドとコンビニの位置を確認。
単価が東京より高いので給油は20㍑、ソフトと飲むヨーグルトを買って、高速へ。
どうせ渋滞するだろうし、明るいから下の道を行くことも考えたが、早く帰れる方を選んだ。
どこかのPAでトイレ休憩。外に出たら驚くほどの猛暑。

幸い渋滞は全くなく、なんと7時すぎには帰宅できてしまった。
久々に写真を1日で560枚も撮った。梅雨の晴れ間の爽やかな山行だった。

【行程】2014年7月12日(土)
高峰温泉(7:16)~うぐいす展望台(7:27)~水ノ塔山(8:06撮影8:12)~篭ノ登山(8:46撮影・休憩9:02)~西篭ノ登山(9:22休憩・コマクサ観察9:43)~篭ノ登山(10:02)~兎平(10:26トイレ10:34)~雲上の丘(11:07撮影11:12)~見晴岳(11:24撮影・昼食11:40)~三方ヶ峰(11:54)~鏡池(12:11)~兎平(12:45)~高峰温泉(13:27)~高峰山(14:00休憩14:18)~車坂峠(14:44休憩14:49)~高峰温泉(15:05)
※所要時間:7時間49分(歩行時間:6時間14分)
※登った山:10座(うぐいす展望台、水ノ塔山、篭ノ登山、西篭ノ登山、村界の丘、雷の丘、雲上の丘、見晴岳、三方ヶ峰、高峰山)
※歩行距離:16km
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篭ノ登山(中)

【2014年7月12日(土)】篭ノ登山
西篭ノ登山(2212m)の表記は、地形図では「西篭ノ登山」だが、標識は「西篭の塔山」となっている。
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「塔」と「登」はただの宛て字なのだろうが、「かごのと」「みずのと」の「と」はどういう意味なのかよくわからない。

西に湯の丸スキー場。
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南西には、うっすらと美ヶ原(2034m)。
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西方向に「→」と石にペンキで書いてある。
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地形図にも登山地図にも道の表記はないが、道があるのか?

とにかく休憩。小腹が空いたので、おにぎりを1個いただく。
食べ終わった頃、西から登ってきた夫婦がいたので、「湯の丸から登ってきたんですか」と聞くと、「いえ、そこにコマクサが咲いているので見てきたんです」とのこと。
なんだ、道があるわけじゃないんだ。
西方向に下っていく人がいるので、道があるのかなあと思ったけど、みんなコマクサを見に、すぐそこまで下っているだけだったわけだ。

私もコマクサを見学に出かける。
すると、あったあった。けなげに何株か咲いている。
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ほかに熟年夫婦と中年単独女性が見学していたので、ここのコマクサは有名なのか、と聞くと、そんなことはないとのこと。
だとすると、みんな下調べしてきたのか、えらいなあ。
さっき道を聞いたのは正解だった。
ここのコマクサは赤と白のコントラストがはっきりしていて、とてもきれいだった。
荒らされなければいいけれど。

さて、篭ノ登山(2227m)まで戻ろう。
正面に、水ノ塔山(2202m)、浅間山(2568m)、篭ノ登山。
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はい、戻ってきました。
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で、池の平へ下る。
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真正面が池の平。
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岩場をしばらく歩いて
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樹林帯に入る。
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途中、別の熟年夫婦を抜かした直後、奥さんの方がスリップして尻もち。
とたんに、旦那さんが「ほら、だから言ったじゃないか」と声を荒げる。
なして、そんなに怒るんだろう。
せめて、「おい、だいじょうぶか。もう、しょうもない」くらいだろう。
あの世代の男性はたいてい妻に向かって威張る。実に格好悪い。
見てて、本当に気分のいいものではない。

そのあと、私が写真を撮っている間に、その旦那さんに抜かれたのだが、また私が追いついてしまった。
旦那さんと奥さんの距離は離れる一方なのだが、おじさんは追いついた私に道を譲ろうともせず、ペースを上げることすらせず歩き続ける。
別に譲ってくれなくてもいいのだが、奥さんと離れすぎてしまっていることについては、どうでもいいのだろうか?
若造(でもないが)に抜かれるのがいやだとでも思っているのかもしれないが、それなら奥さんを気遣うふりをして止まれば、自分が遅いということにならないだろう。
それとも、奥さんを気遣っていることを知られるのが恥ずかしいのだろうか。
まったく、理解しがたい。
少し道幅が広くなったところで、私がスピードを上げて抜かす。
すると安心したように、立ち止まって、奥さんを待っていた。素直でないなあ。

樹林帯の中をしばらく歩き
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山頂から25分ほどで、池の平の駐車場に出る。すでに満車だ。
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山頂で聞いた話だが、今朝、NHKのローカルで池の平のコマクサを流したらしく、混雑に拍車をかけたようだ。
トイレがあったので、利用。顔も洗う。

道端にまで、アヤメが咲いていて、びっくり。
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散策路のパンフをもらい、池の平のまわりの遊歩道に入る。
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パンフを見ると、小さなピークごとに、村界の丘、雷の丘、雲上の丘と名前がついている。
ちょっと迷ったが、すべて「登った山」に加えることにした。
登山地図に「雲上の丘」は載っているので、これを採用して、ほかを却下するのは公平ではないからだ(笑)。

まず、ゆるやかに登っていく。
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空も青く、爽やかな高原ハイキングだ。
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このあたりはカラマツソウの白とアヤメの紫が優勢。
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これはすごい。倒れた木から枝が何本も直立している。
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篭ノ登山も見えてきた。
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すぐに村界の丘(2098m)。
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東西の篭ノ登。
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鉢巻山(2010m)と池の平湿原。
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アヤメ畑を行き交うハイカーたち。
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もうアヤメなんてめずらしくもないといった風情で通り過ぎる。

湿原に点々と立つカラマツが味わい深い。
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鏡池を見下ろす。
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ハクサンシャクナゲ。
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続いて、雷の丘(2108m)。
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池の平湿原の眺め。
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この道は「見晴歩道」というだけあって、眺めがいい。
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そして、雲上の丘(2110m)。背後は浅間山。
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東西と水の「と」山たち。
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池の平全景。
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根子岳(2207m)と四阿山(2354m)。
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湯ノ丸山(左、2101m)と角間山(1981m)。
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烏帽子岳(2066m)。
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ここから富士山(3776m)や両神山(1723m)まで見えるはずだったのだが、本日は残念。
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ハクサンフウロ。
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ここから下ると、ピグミーの森に入る。
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由来は「本物のピグミーの森に似ているから」とのことらしいが、本当だろうか。
ピグミーという言葉は差別的だとして、近年はあまり使われていないように思うので、再考したらいかがだろう。

T字路を右折して、見晴岳(2095m)に向かう。
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途中、30人くらいの団体をすれ違う。道が狭くて、しばし待つ。

それでもすぐ山頂。
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山名板のところに腰掛けている、熟年夫婦がいたので、奥さんに「ここはみんな写真を撮るところなので、ちょっと移動していただけませんか」と小さな声で言ったら、感じよく「あ、すいません、そうですね。ごめんなさい」と言って移動してくれた。
旦那さんが「何言われたんだ」と、怪訝そうに奥さんに聞いていたけど。

すぐ先にも、別のピークがあるように見えたので探検。
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ここからは桟敷山(1915m)や鍋蓋山(1829m)の向こうに四阿山が見えた。
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湯ノ丸山は何度見ても形がいい。
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うつぶせになった女性のお尻のようだ。

その両脇には烏帽子岳と角間山。
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八ヶ岳(2899m)は雲の笠をかぶっている。
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もとのピークに戻って昼食にする。
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おにぎり2個。

正面に奥秩父も見えてきたので、富士山がなんとか見えないかと望遠で探したが確認できず。
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うしろで休んでいたおじさんに「富士山見えませんかねえ」と聞かれ、「ええ、あれがもしかして、かと思って望遠で確かめましたけど、雲でした」と答えた。
おじさんは諦めきれない様子だった。

食べ終わってすぐ出発。さっきのT字路のところにコマクサの群落がある。
フェンスで守られている。
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こんなものを作らないといけないほど、日本人はマナーが悪いのだ。

金網越しに撮影する。
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(つづく)

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篭ノ登山(上)

【2014年7月12日(土)】篭ノ登山
天気予報で一番はっきりした晴れマークが出ていたのは佐久周辺。
このあたりで目的地を検討し、前夜、篭ノ登山に決めた。
単独行は天気次第でいくらでも、行き先を自由に変えられるのがいい。

3:50に起きて、4:05に出発。
まだ暗い。なんと出発した途端、雨が降り出した。それも、かなり強い。
でも、入間ICから圏央道に乗る頃には、雨も上がり、進むにつれ、路面も乾いてきた。
局地的一時的な雨だったようだ。

嵐山PAでトイレ休憩。今日もすっきり。
赤城や榛名は霞んでいるが、だんだん晴れてきた。
でも、碓氷峠のトンネルを抜けて佐久平に出ると、ガスで真っ白。
これは雲ではなく、霧だから大丈夫と念じつつ走る。

小諸ICで下りて、少しチェリーパークラインを登ると、霧の上に出た。晴れている。
高峰山らしき山も見えるし、完璧だ。
でも、ドリンクを買うのを忘れた。所沢のコンビニでは朝食と昼食しか買っていない。
ぬるくなってしまうから小諸で下りてから買おうと思っていたのだが、コンビニがないまま登ってきてしまった。

この先にコンビニがあるとも思えないので、すこし高くつくが自販機で買うことにする。
すぐ見つけたが、スピードがのっていたので、まあ次の自販機でと軽く思ってしまったのが運の尽き。
その後、自販機はなく、車坂峠にある高原ロッジ前の自販機で買う羽目に。
500ccのボトルが200円。3本で600円。
コンビニで買えば400円もかからなかったのに。もったいないことをした。

とにかく、まあ水分が確保できて、ひと安心。
高峰温泉に向かう途中にいったん車を止めて、これから登る水ノ塔山(右、2202m)と篭ノ登山(左、2227m)を撮影。
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まだ梅雨明け前だというのに完璧な快晴だ。

高峰温泉には7時すぎに到着。
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荷物を整え、軽く体操をして、7:16に出発した。
下界は猛暑の予報だったが、さすがに2000mの高原の朝はさわやかだ。

まずは水ノ塔山。標高差はわずか250mほど。
今日は標高差的には楽ちんなコースだ。
こちらから登る人は少ないようで、誰もいない。
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まだシャクナゲが咲いていた。が、随分くたびれた感じではあった。
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10分ほど樹林帯を歩くと、うぐいす展望台。
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標高2000m弱の立派なピークなので「登った山」に加える。

ここからは、うっすら八ヶ岳は見えたが、富士山は見えない。
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この日は、結局一度も富士山を見ることができなかった。
台風一過の前日は、所沢からでも見ることができたのに。

この後は、露岩帯の見晴らしのいい尾根を登っていく。
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傾斜もそれほどきつくないし、何度も立ち止まって写真を撮るので、疲れない。

篭ノ登山の山頂にはすでに人影が見える。
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池ノ平に車を止めて、登ってきた方々だろう。

振り返ると、今日最後に登る予定の高峰山(2106m)。
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高峰温泉も見下ろせる。
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西には、池の平。たぶん右が村界の丘で、左が雲上の丘。
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東には、樹林の向こうに浅間山(2568m)の外輪山が見えてきた。
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高峰山の北斜面は、アサマ2000パークスキー場。
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目指す、水ノ塔山の山頂はすぐそこ。
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足元にハナニガナ。
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この花はあまりにポピュラーだからなのか、地元の高山植物マップなどでも省略されていることが多い。
よく見る花ほど、ガイドには書いておいてほしいと思う。

これは何の葉っぱかな?
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コケモモとイタドリ。
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篭ノ登山と湯の丸高峰林道。
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あとで、あそこを歩かなくてはならない。

こちらは西篭ノ登山(2212m)。
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そして8:06、水ノ塔山に到着。
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こちらは篭ノ登山(左)と西篭ノ登山(右)。
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八ヶ岳(赤岳・2899m)もうっすら見えた。
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5分ほど休んで、facebookに自画像を投稿。

この先は、ちょっと北側のシャクナゲ帯に回り込む。
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が、すぐに開けて、北の山々が目に飛び込んできた。
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四阿山(2354m)と手前は村上山(1746m)である。

田代湖のむこうは草津白根山(2171m)方面。
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高山植物もいろいろと出現。
イワカガミ、ウラジロヨウラク、ゴゼンタチバナ、ツガザクラ。
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まもなく稜線に出て、崩落地形になっている南側の展望を楽しみながらの尾根歩き。
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これから3~4つのこぶを越えていく。
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お、向こうから1人やってきた。
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篭ノ登山も近づいてきた。
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緑の森も一皮剥けば、こうなる。
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再び、ハナニガナ。
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ピークに標識があり、「もしや、地図に載っていない山名?」と色めき立ったが、単なる道標だった。
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篭ノ登山への登りは標高差80mほど。
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10分ほどで登ってしまった。
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山頂の標識に行く前にまず、北側を眺める。
さっきも見た四阿山の村上山。
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四阿山の左に根子岳(2207m)も見えてきた。

西篭ノ登山。
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湯ノ丸山(右、2101m)と烏帽子岳(左、2066m)。
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浅間山の右手前に水ノ塔山。
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外輪山の向こうに山頂が見える。
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水ノ塔山からの稜線。
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そして、あそこが篭ノ登山の山頂。
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ここで、この熟年夫婦に声をかけられた。
「水ノ塔から来たんですか? ここの登りはきつかったですか」
「いや80mほどですから。10分もかかりませんよ」
「あそこ(水ノ塔)まで行こうかと思うんだけど、そこから下りちゃうと車から遠くなるし。ピストンするのにどのくらいかかります?」
「ええと35分くらいで来たから、45分としても1時間半くらいですよ。まだ時間も早いですし、どうですか」とお薦めした。
でも決めかねていたようで、本当に行ったかどうかは分からない。

こちらは写真撮影を再開。
こちらは池の平の湿原。あとでお邪魔します。よろしく。
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湯ノ丸山と烏帽子岳。ここもいずれ登りたい。
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おっと、油断していたら、槍穂高も見えるではないか。
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混んでいない、このくらいの時期にいつか登りたいなあ。
やっぱり残雪があった方がきれいだもんなあ。

目を転じて、高峰山。
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さて、西篭へ向かおう。また80mほど下る。
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篭ノ登山を振り返る。
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コルから見た西篭。
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コルから少し登ったあたりから振り返る篭ノ登山。
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岩場を登る。
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池の平。
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9:22、篭ノ登山から、ちょうど20分で登頂した。
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(つづく)
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伊豆・葛城山

【2014年7月13日(日)】伊豆・葛城山
この日は那須に行くつもりでいたが、直前の予報で天気が一気に下り坂に。
唯一、午前中に晴れマークがついていた伊豆へ行き先を変更した、
発端丈山と葛城山を縦走する。

4:55起床、5:25に家を出て、5:49新所沢発の電車に乗る。
東京駅で、事前に買ってあった那須塩原までの新幹線切符を三島に変更。
すこしお金が戻ってきてうれしい。

7:26発のこだま635号名古屋行きに乗り込む。ガラガラ。
大山はうっすら見えた。高曇りだが、湿度が高そうだ。
8:19三島着。富士山の頂上付近に雲があるが、なんとなく姿は見えた。

間違えて北口に出てしまったので、証明書をもらって入り直す。
伊豆箱根鉄道で伊豆長岡へ。8:54着。やはり、どんより曇っている。
シーパラダイス行きバスは8:50に出てしまっているので、タクシーで移動。
三津シーパラダイスの先にあるトンネルを抜けたあたりで下ろしてもらう。2130円。
途中、道路標識のローマ字表記で「三津」は「みと」と読むことを、恥ずかしながら初めて知った。

9時過ぎに歩き始める。三津長浜の集落を貫く県道17号の旧道に入る。
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道標あったので、そこを左折。
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住本寺を右に見て、舗装道路を登っていく。
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途中、振り返ると、ヨットハーバーや三津長浜の集落が見下ろせた。
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最後の民家におじさんに「今日は富士山が見えなくて残念だね」と声をかけられた。

この先は登山道になる。
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しばらくは、夏草が生い茂っており、ジャングル状態。実にうっとうしい。
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みかんを運ぶ古いモノレールの廃線?があった。

すぐ先の見晴台からは淡島は見えたが、富士山方面は真っ白。
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みかん畑の中を進む。
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植林の中に入ってやっと歩きやすい道に。
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風もなく湿度が高いので、すでに汗だくだ。

結構、急なところもあり、ロープが張られていた。
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シーパラダイスのオットセイの声がすぐ近くからのように大きく聞こえてくる。
なんか不思議な気分。

45分ほど登って、展望台に到着。
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しばし休憩。汗をぬぐう。

ここからも淡島しか見えなかった。
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そのかわり、オカトラノオを見つけた。
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展望台から標高差で50mほど登って、稜線に出る。
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やっと傾斜がゆるむ。
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ここから5分ほど歩くと、発端丈山(410m)の頂上。
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そこには、草刈りのおじさん3人が休憩中で、場所を取られているので通過するしかなかった。

富士山が見えるはずだったが、真っ白。
でも、葛城山や天城山方面は見ることができた。
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わずかに伊豆の北海岸も。
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下り始めると、とうとう雨が降ってきた。少し強めだったが、すぐに止んでくれたので助かった。

この先は草を刈ってくれている。
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下り道で、さっきのおじさんたちが追いついてきて、「毎週登っているの?」と聞いてくる。
こんな雨模様の日にも登っているくらいだから、そんな風に思ったのだろうか。
答えはイエスなのだが、そう答えると、ほかの質問が続きそうなので、いえいえと生返事でごまかした。

コルまで下りてくると、益山寺方面との分岐。
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このお寺は伊豆では修善寺よりも古い名刹だそうだが、今回はパス。
約385mのピークは北を巻くようだ。
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いやあ腹が減ってきた。益山寺に寄ればよかった。

しばらく植林の中を歩く。
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途中、左手が開けて、沼津アルプス方面を眺めることができた。
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左が鷲頭山(392m)、右が大平山(356m)だ。

この先の鶯谷で、また分かりにくい分岐。今日は地図を忘れてきてしまった。
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でも標識と地図の記憶を頼りに左折。やや下り気味。
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しばらく下ると簡易舗装の道に出る。
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その先で、まだ別の草刈りの方々がいて、「ご苦労さま」と挨拶。
今日は登山者とは会えない。暑い夏に、しかもこんな天気の日に登る山ではないのだろう。

葛城山への登山口に大きな平らな石があったので、そこに腰掛けて昼食。
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ここは晴れていれば、なかなかの眺望だったに違いない。
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メニューは、またしてもおにぎり2個。

30分近く休んで出発。ジグザグに急坂を登る。
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30分ほどで頂上の公園に到着。
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またまた雨が降ってきたので、頂上の撮影は後回しにして、とにかくロープウエーの山頂駅に避難し、トイレへ。
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こんな天気なのに、さすがロープウエーが通じているところだけあって観光客がたくさん。「絶景 富士見の足湯」には富士山が見えなくても、大盛況。
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駅は基本的に土産物屋なので、落ち着くスペースがなく、木の下のベンチでしばし休憩。
一応、葛城神社にも参拝した。
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そのあともう一度、山頂へ。標高452m。
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ここは二等三角点。
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頂上にある頼朝鷹狩りの像。
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本来なら、富士山がばっちり見えるはずだったのに。
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雨足が強くなってきたので、ロープウエーで下山することに。
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なんと片道800円。高い。

でも、平地に出てすぐ着陸せず、高速の上も通るめずらしいロープウエーなのだ。
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雨で窓が曇る。
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葛城山を振り返る。
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ここは伊豆の国パノラマパークという名称のようだ。
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山麓の駅から5分ほど歩いて、伊豆長岡温泉の「光林」に立ち寄る。
日帰り入浴料は900円。これまた高いが、仕方ない。
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到着したのは、2時10分頃。3:25のバスに乗ることにして、のんびり入浴。
露天風呂でもゆっくり。時間も早かったので空いていた。
葛城山を借景とした庭園に面した休憩所でひと休み。
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雨はとうとう本降りに。傘をさして、バス停に移動。
でもバスが来る頃には止んでしまった。
バスで伊豆長岡駅へ。

帰りは15:41伊豆長岡発。3番ホームだというので跨線橋を渡ったら、改札出てすぐのホームが3番であることが判明。あわてて戻る。実に分かりにくい。なぜ?

三島発の新幹線は16:23発。17:17に東京に着くまで、車中ビールで自らを慰労した。
天気がぐずついた時はやはり、すぐに下界に下りられる低山がいい。

【行程】2014年7月13日(日)
内浦美津(9:13)~展望台(10:01休憩10:18)~発端城山(10:38撮影10:40)~益山寺分岐(11:01)~鶯谷(11:28)~葛城山登山口(11:46昼食12:12)~葛城山山頂駅(12:48休憩13:05)~葛城山山頂(13:08)~葛城山山頂駅(13:13)
※所要時間:4時間(歩行時間:2時間58分)
※登った山:2座(発端城山、葛城山)
※歩行距離:4.5km
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八甲田山(下)

【2014年7月6日(日)】八甲田山
井戸岳を過ぎ、大岳に向かう。
大岳の北斜面にはまだ大きな雪渓が残っている。
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そこで夏スキーを楽しむ人が。
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さあ、大岳が正面に迫ってきた。
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古い丸太の階段と土砂崩れ防止の板が、複雑に交錯する道を下る。
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このあたりはミヤマオダマキの天下。
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眼下に大岳避難小屋と池。
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池まで下りてくると、井戸岳の南斜面に残る雪渓も見える。
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避難小屋はログハウス風。
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見学がてら、中に入り、ついでにトイレで用足し。
3階まで部屋があり、1階ではグループが火を使って、お昼を食べていた。

まわりのベンチもランチの人でいっぱいだ。
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こちらは頂上で食べることにして登ってしまう。
標高差は約200m。

途中、2か所で雪渓あり。
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2つ目のところで女性が転んで尻餅をついていた。
雪がびちゃびちゃだったので、かなり濡れてしまっただろう。

井戸岳を振り返る。
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その左に田茂萢岳方面。
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右には田代平。
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かなり登ってくると、井戸岳は南斜面にも小さな爆裂火口があるのが分かる。
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富士山の宝永火口のようだ。

本当の火口のラインも見えてきた。
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その後ろには、赤倉岳。
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11:41大岳山頂に到着。かなりの人出だ。
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三角点は堂々の一等。
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斜めに大きくかしいだ山頂の標識。
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頂上は広く360度の展望。しかし、朝日百科の「日本百名山」に書いてあったように、北海道や鳥海山、岩手山は見えなかった。

まず、東に同じ北八甲田の仲間。左から雛岳(1240m)、高田大岳(1552m)、小岳(1478m)。
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北東は田代平と八幡岳(1020m)。
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南には、南八甲田の山々。右から横岳(1340m)、櫛ヶ峯(1517m)、駒ヶ峯(1417m)。
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北アルプスなどとは違い、実に稜線がなだらかである。

その手前は硫黄岳(1360m)。
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南東は、右から乗鞍岳(1450m)と、今登ってきたのとは別の赤倉岳。
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乗鞍の手前のなだらかなピークは猿倉岳(1354m)。
本来なら、赤倉の奥に岩手山が見えるはずなのだが。

これは大岳の火口。山頂の東に口を開けている。
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そして、火口を彩るのは、ヨツバシオガマとミヤマオダマキ。
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写真をひと通り撮り終わったところで、東側のふちに座って昼食。
例によって、おにぎり2個。
食べながら、登山地図でコースタイムを改めて確認すると、酸ヶ湯まで2時間20分かかる。
現在、正午前。十和田湖行きのバスの時間は15:01。
お風呂の時間は、少なくとも50分は欲しい。
でも、コースタイム通り下ると、風呂があわただしくなってしまう。急いで下ることにする。
最後に方向指示盤で周囲の山を同定することだけは怠らなかった。
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大岳にも土砂流出防止の板が張り巡らされている。
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雪渓の下りは転ばないように。
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避難小屋まで15分かからずに下り、毛無岱に向かう。
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右に井戸岳。
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左に大岳。
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眼下には毛無岱が見えるが、すぐ樹林帯に入る。
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おお、もう7月だというのにミズバショウ。
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12:37、ロープウエーへの分岐を通過。
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ここから上毛無岱に入る。
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振り返れば、大岳(右)と井戸岳(左)
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こちらは井戸岳(右)と赤倉岳(左)。
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上毛無岱はまずチングルマ。
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イワカガミ。
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イワイチョウ。
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ワタスゲ。
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途中、ドウダンツツジに似た花の写真を撮ろうとしていた単独女性を抜かす。
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あとで私が同じ花を撮っている時に追いつかれ、「この花はなんですか」と聞かれたので、「さっき熱心に写真を撮られていたので、知っているのかと思って、私も聞こうかと思ったくらいなんですよ」と返す。
ふたたび、下毛無岱への下りで追いついた時に「思い出しました。あれはドウダンツツジですよ」と言ったら、「え、そうですか? うちにあるドウダンツツジは白いんですが、ピンクのもあるんですか? 確かによく似てますけど」とのこと。
「いやあ、だったら自信ありません。勘違いかもしれません」と逃げてしまった。
帰宅して調べたら、恥ずかしながら大間違い。ウラジロヨウラクだった。
たしかこの方だった。すいません。
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上毛無岱のほぼ中央に大きな池塘がある。
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地形図にはそのほとりに建物の記号があるが、現地にはベンチがあるだけだった。
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地形図は平成22年に更新したものだが、その後取り壊されたのだろうか。
あったとしても、もっとずっと古い気がする。

池塘に咲くのはミツガシワ。
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ほとりではチングルマが風を受けて回っていた。
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だいぶ下ってきた。
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今は緑一色だが、このあたり秋になると、ものすごい紅葉になるらしい。
その頃また来てみたいが、平日に来られるのはいつのことか。

ここまでの道はなんとなく、立山・大日岳の下りを思わせる。
雰囲気がよく似ている。

上毛無岱の縁に立つと、下毛無岱がよく見える。
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ここから急な階段をひたすら下りる。
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下毛無岱は池塘が発達していて、うれしい。
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振り返ると、本日縦走してきた山々が一望。
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南八甲田の山々も。
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そしてワタスゲの天国。
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いやあ、この時間になっても雲ひとつない。
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ひとつひとつ改めて見てみよう。
大岳。
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井戸岳。
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赤倉岳。
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田茂萢岳。
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さて、下毛無岱を過ぎるとあとは樹林帯の中の下り。
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樹林帯には樹林帯の花がある。
再び、タニウツギ。
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オオカメノキ。
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オオバキスミレ。
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春の花だが、まだ咲いている。

ふう、あと1km弱。
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休憩は昼食の20分ほどしか取っていないのでさすがに疲れてきた。
気温も高くなった気がする。

神の石?
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終盤はよろよろになったが、なんとか大岳山頂から1時間40分ほどで酸ヶ湯に到着。
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1988年9月9日以来26年ぶりの再訪だが、ほとんど記憶がない。
千人風呂は湯に浸かるだけで、体を洗うことができないとのことなので、男女別の小さな玉の湯に入る。千人風呂は前回入ったし。
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脱衣所が狭く難儀したが、中はそんなに混んでいなかった。
カランも4つしかなかったが余裕で使えた。
硫黄臭の強い白濁した湯。久々に温泉らしい温泉だった。
ちょっと温度が高めだったので、長くは浸かっていられなかったけど。

2時半には上がり、休憩コーナーでしばしラインやFB。
2:45に外に出て、ソフトをいただく。
バスの時間は15:01。私のほかに待っているのは、登山者の男性1人。
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定刻を10分すぎても来ないので、困ったなあ、暑いなあと思っていたら、タクシーの運転手がくだんの男性に声をかけている。
「今日はふもとのモヤヒルズで野外クラフト市をやっているので大渋滞して、前のバスも1時間くらい遅れた。今度のも相当遅れているようだ」というような話であることを、すぐ後で、その男性に聞いた。

じぇじぇ、そんなんじゃあ、十和田湖温泉郷バス停での八戸行きバスへの乗り継ぎが到底間に合わない。どうする・・・
その運転手さんに聞くと、十和田湖温泉郷までは6000円くらいだという。
それくらいなら仕方ない、というか1万円かかってもそれしか手はない。
乗せてもらうことにした。時間はタクシーならまだ十分間に合う。

この方はとても親切で、いろんなことを教えてくれた。
今年は3月に大雪が降ったので、けっこう雪が残っていること。
10月になると紅葉がとてもきれいなこと。
八甲田に6つある温泉のうち、冬になると猿倉温泉だけが閉鎖になること。

蔦温泉をさけて湯の平牧場を経由する近道を行ってくれた。
彼は私の指定した温泉郷ではなく、ひとつ手前の焼山バス停に連れて行ってくれた。
ここは奥入瀬入口のターミナルで、タクシー代も変わらない。
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バスの時間は16:03。乗客がたくさん並んでいたが、これは1本前の青森駅行きの方々。

一応お土産を買って、並ぶ。八戸行きにも5人くらい乗った。
途中トイレ休憩した、道の駅・奥入瀬ろまんパークで地ビールの奥入瀬ビール、ホタテのかまぼこ、ワカサギのドバを買って、きゅっ。
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ビールがビタードライだったので、めっちゃ辛かった。
十和田市街は十和田鉄道の廃線の横を通ってほしかったが、それはかなわず。
飲み終わった時には、もう眠くなり、後半はほとんど寝ていた。
17:35八戸駅西口着。
今回の山行では、あまりダイエットにはなっていない気がしたので、駅弁を買うのは断念。野菜ジュースだけ買って、非常食のメロンパンで夕食とする。

新幹線は18:12発はやぶさ32号。
車中は翌週の計画を立てながら、過ごす。
指定席は左側の席だったので岩手山が見えず残念。
大宮から武蔵浦和、新秋津と乗り継いで、午後10時頃帰宅。
東北新幹線を使えば、東北の山も日帰りできそうなことに気づいた1日だった。

【行程】2014年7月6日(日)
ロープウエー山頂公園駅(9:20)~田茂萢岳(9:42)~宮様コース分岐(10:01)~赤倉岳(10:47)~井戸岳(10:55)~大岳避難小屋(11:17)~大岳(11:41昼食・撮影12:02)~避難小屋(12:15)~上毛無岱(12:47)~下毛無岱(13:07)~酸ヶ湯温泉(13:41)
※所要時間:4時間21分(歩行時間4時間) コースタイム:4時間40分
※登った山:4座(田茂萢岳、赤倉岳、井戸岳、大岳)
※歩行距離:9.5km
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八甲田山(上)

【2014年7月6日(日)】八甲田山
7月第1週の週末、関東近辺は雨の予報。
どこも行かずに諦めようかと思っていたが、北海道と北東北は晴れマーク。
よし、ボーナスも出たし、遠出するか! ってなわけで八甲田へ。

土曜の夜20:16東京発はやぶさ35号で出発。
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車中、幕の内弁当を食べ、朝日百科の「日本百名山 岩木山・八甲田山」を読む。
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あとは新青森まで爆睡。
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奥羽本線に乗り換えて、青森着が23:54。
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学生時代、札幌への帰省のたびに世話になった駅だ。なつかしい。
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駅前にコンビニがあるのを確認して、徒歩8分の「ホテル ネオ・パル青森」へ。
ここにしたのは、駅前では一番安かったからだ。
消費税込みで3000円。じゃらんポイントを使って2800円。
シャワーも浴びず、即沈。翌朝は6:25に起床。
なんと、どんより曇っている。せっかく太陽を求めて、はるばる最果てまで着たのに。
でも最新の天気予報でも晴れ。期待する。

八甲田山経由十和田湖行きのバスは7:50だが、7時過ぎにはホテルを出発。
駅前の目抜き通り「新町通り」には、三内丸山遺跡から出土した縄文時代の土版のレプリカなどが設置されていた。
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駅前のファミマで、朝食と昼食を購入。
バスの待合室で朝食のパンをかじる。
ついでに切符を買う。ロープウエー前まで1100円。

待合室には、すでに山支度の人が何人かいたが、首都圏みたいにザックをバス停に置いて場所取りする人もいない。みな、のんびりしたもの。
10分くらい前になって、やっと並ぶ人が出現したので、私も並ぶ。
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バスは7:45くらいに来た。乗客は20数人。観光っぽい人も半分くらいいる。

20分ほどで市街地を抜けると同時に、晴れてきた。ありがたい。
最初のバス停・岩木山展望所では下りる客はいなかったが、景色を見やすいよう、運転手さんが減速してくれた。
でも霞んでいて、岩木山は確認できなかった。

萱野高原に出ると、車窓に雄大な八甲田山の山並みが広がる。う~ん、いい感じだ。
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8:29に萱野茶屋に到着。10分の休憩。
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長生きの麦茶を中学の修学旅行以来、38年ぶりに飲む。
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「1杯飲むと3年長生きし、2杯飲むと6年長生きし、3杯飲むと死ぬまで長生きする」というあれだ。
でも熱くて一口しか飲めなかった。これでは長生きできそうもない。

萱野茶屋から5分ほどでロープウエー前に到着。
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高山植物の小さな冊子を300円で購入。ちょいと高い。

9:00ちょうどの便に乗車。2人目に乗り込んで、眺望のいい一番後ろの席を確保。
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このゴンドラは102人乗りで、20分おきに運行している。
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運賃は片道1180円。
同乗者は50人くらいいただろうか。

車窓からは、八甲田の広大な森や岩木山、青森市街などが霞んで見えた。
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時間通り、9:10に山頂公園駅に到着。
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「八甲田山」のバッジがあったので購入350円。

周辺を撮影し、軽く体操して9:20に出発した。
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8の字の散策コースには、北と南のピークがある。
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山頂駅に最も近い北のピークにはアンテナがあり、標高1326m。田茂萢湿原のすぐ南にあるピークは1324m。前者の方が高い。
登山地図は前者を「田茂萢岳」としているが、地形図は後者が「田茂萢岳」になっている。
どっちが正しいのか。

この案内図には「田茂萢岳(1324m)」となっているので、後者が正しいようだが
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保険をかけるため両方に登ることにする。

まずは1326mの方へ。
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さっそく、高山植物たち。
こちらはヤナギの綿毛。
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ゴゼンタチバナ。
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頂上のアンテナ。
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すぐ先が展望台になっており、前嶽(1252m)が見下ろせた。
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山を覆うのはアオモリトドマツ。関東近辺で言うところのオオシラビソだ。
ここが北限で、冬にはみごとな樹氷となる。

登山道に沿って進むと、前方に赤倉岳(左、1548m)、井戸岳(中央、1550m)、大岳(右、1585m)の三役が見えてきた。
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こちら(西)から見ると、たおやかな山容だが、これらはれっきとした火山で、あの反対側には荒々しい火口がぱっくりと口を開けているはずだ。

大岳のアップ。
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こちらは、田茂萢岳。
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その手前に田茂萢湿原。
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湿原は上から見ればいいやと思っていたが、8の字コースの十字路で湿原展望台まで70mとの道標があったので、近いから行くことにした。
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周囲を歩けるような踏み跡があるが、立ち入り禁止。

イワカガミ、チングルマが咲いていた。
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イワイチョウは葉っぱだけだった。
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熟年夫婦が「あ、イワカガミ見つけた。白いのは何だろう?」と話していた。
最もポピュラーな高山植物を知らないとは・・・と思ったが、余計なお世話はしなかった。

すぐに十字路に戻って、左折し、田茂萢岳へ。
舗装された階段を登る。
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高い木がないので展望がいい。
ニセ?田茂萢岳とロープウエー山頂駅を振り返る。
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眼下に先程の湿原。
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今日歩く赤倉から井戸、大岳の稜線がきれいに見える。
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残雪もまだ、ところどころにある。
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山頂付近には見事なタニウツギ。
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下る途中には、すでに綿毛と化したチングルマの群落も。
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8の字の東の三叉路から少し湿原へ戻り、もう一つの展望台にも足跡を残す。
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再び引き返し、赤倉岳の登りへ。

三叉路のあたりで花の写真を撮っているカップルがいたので、「そこにシャクナゲがあったの気がつかれましたか?」と声をかけたら、「ええ」とのこと。
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この辺のシャクナゲはこれからのようで、やはり北国は遅めだ。
色がほんのり淡いピンクのハクサンシャクナゲだ。

三叉路から5分ほどで宮様コース分岐。
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ここを右折すると、毛無岱に至る。当方は直進し、いよいよ本格的な登りにかかる。

振り返ると、田茂萢湿原のはるか向こうに、岩木山が雲をまとって浮かんでいる。
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ダブル「田茂萢岳」。
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そして、かすむ青森市街。
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足元には、葉っぱが特徴的なマイヅルソウ。
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階段での直登。
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団体さんなどが、ところどころで休んでいる。
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随分登ってきた。
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「田茂萢高原」が一望である。
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終盤の急登。
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登り切ると、人だかり。でも、ここの標高は1521m。まだ頂上ではない。
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このあたりは高山植物の楽園。
まず目を引くのは、ミヤマオダマキの青紫。
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ヨツバシオガマの赤紫。
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そして、マルバシモツケの薄茶。
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断崖は火山爆発の痕跡。
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その縁をたどって頂上へ向かう。
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お、ハクサンチドリ。
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火口壁にはまだ雪渓があちこちに残っている。
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不思議な造形。
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頂上直下の祠で、今さらながら安全祈願。
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元気に柏手を打つ。

豪快な赤倉岳の火口壁。
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こちらは大岳方面への稜線。
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赤倉岳山頂には、ちゃんと標柱が立っていた。
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登山地図には、赤倉岳に1541mの表記しかなく、ここが山頂だと思い込んでいた。
しかも、登山道がその地点を通過していない。
道をはずれて、ピークまで行くことが可能なのか心配だったが、地形図の方をよく見ると、近くに1548mの表記がきちんとあり、そこに標柱まで立っていたのだから、何も心配する必要はなかった。

赤倉岳(1548m)山頂を過ぎて、井戸岳(1537m)に向かう。
手前の鍋のようになっているのが井戸岳、その向こうが大岳(1585m)。
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その左手に、高田大岳(左、1552m)、小岳(右、1478m)も見えてきた。
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高田大岳はすっきりした円錐形の山だ。
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一旦、コルまで下る。
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下ってきた道。
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ちょっと登り返すだけで、井戸岳の火口の縁に出る。
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標識には、標高1550mとあるが、地形図には最高点?として1537mの表記がある。
1550mの根拠がよく分からない。

いずれにしろ、1537m(1550m)の場所には行けないので、この標識をもって、「登った山」に算定することにする。
ここの火口は迫力満点である。
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直径は200m、深さは60mあるそうだ。
雪渓が表情を少し優しげにしている。

赤倉岳を振り返る。
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高田大岳の左に見えるのは雛岳(1240m)。
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火口周辺はヨツバシオガマがここぞとばかりに咲いている。
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こちらはイワブクロ。
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火口の底に転がる落石。
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縄文時代の石匙のような形の雪渓。
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井戸岳の火口壁は圧巻。
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その縁を歩いて、大岳に向かう。
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(つづく)
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