山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

丹沢縦走(5)

【2014年5月11日(日)】丹沢縦走
15分ほど休んで、同角ノ頭(1491m)を出発。
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ここから標高差150mほどの下り。
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下り初めてすぐに、かわいいお花畑。
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ミヤマキンバイに似ているが、ミヤマキンバイは夏の花。何だろう?

これも特定できない。
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こちらはスミレの一種か。
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やっと蛭ヶ岳(1673m)方面が順光になった。
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少しアップにしてみよう。
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こちらは中央に塔ノ岳(1491m)。
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いずれも、これぞ丹沢!という風景だ。

う~ん、やっぱり新緑はいい。
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下りはやや険しい箇所も。
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次のピークは、大欅平丸(1353m)。
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この山名は地形図にも登山地図にも記載はなく、吉備人出版の「登山詳細図」のみにある。
従って、帰宅して初めて知った名称だ。

ハシゴを下ると、ザンザ洞キレットと呼ばれるヤセ尾根。
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キレットの橋を渡る。
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20mほど登り返すと、大欅平丸。
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これを越えると、再びハシゴ。
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岩場にコイワザクラ。
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春のマムシグサも発見。
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これが秋になると、グロテスクな赤い実をつけるのだ。
今のこの形が、マムシが鎌首をもたげている姿に似ているところから付けられたらしい。

10:10、石小屋沢ノ頭(約1355m)を通過。
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ここからの富士山の眺望も見事だ。
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同角山稜は玄倉からのアプローチが長いわりに標高が低いので、誰も歩いていないだろうと思っていたが、石小屋沢ノ頭の下りで、単独男性と会って、びっくり。
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ゲートまで車で来て、今日は同角ノ頭をピストンだという。
「ここは結構きついね~。テシロノ頭から来るのとどっちが楽だったかな」
と聞くので、「テシロってことは大石キャンプ場から登るってことですよね。登山口の標高が大石の方が高いから、その分テシロの方が楽だったのでは」と答えたが、あとで見てみると、標高差以前に距離が圧倒的に短い。
コースタイムで言うと、ゲートから同角までは5時間25分、大石からだと4時間半だった。

ミヤマツツジがもう枯れそう。
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こちらはアセビの花。
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小さなこぶを巻いた先に
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大石山(1219m)へのクサリ場がある。
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ここがまた富士山の眺望スポット。
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長いクサリ場を登り切ると、大きな岩がある。
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鯨の口のような亀裂が入っているところにペンキで大石山と書かれている。
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この岩に登ってみる。
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蛭ヶ岳から丹沢山(1567m)の稜線。

最高の景色を楽しんでいるところに、おばさん3人組みが到着。
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「いいながめねえ」と賑やかだった。
大石山を目当てに、10km近くある長い林道を歩いてくる人もいるんだなあと感心。
ここまでゲートからだと3時間45分だが、本格的な登りは1時間半なので、わりと手頃なのかもしれない。
現在、11時前だから、7時頃に出発してきたのだろうか。

ベンチは占領されてしまったが、こちらはユーシンで食事にするつもりなので、そそくさと下山。
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標高差は500m近くもあるので、ゆっくり下って、疲れないようにした。

わりと快適な下りだ。
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しばらく行くと、大きな岩があった。
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これが大石山の名の由来となった大石だ。

下から見上げると、かなりでかい。
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付近には奇妙な花が咲いていた。
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どんどん下る。
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東屋も休まずに通過。
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30分ほどかかって、やっと玄倉川まで下りてきた。水がとてもきれい。
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橋を渡ると、ずっと気になっていたユーシンロッジ。
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結構でかい。
どんな小屋かと楽しみにしてきたが、行政が経営する山の家そのものだった。

玄関に「休館」と貼り紙がしてあるが、再開の見通しはあるのだろうか。
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一応、休業の理由は玄倉林道の改良工事のためということなので、工事が終わったら、車もロッジまで入れて、営業も再開するつもりなのであろう。

この貼り紙には意外なことが書いてあった。
裏口から一部の部屋を開けてあるという。
裏に回ってみると、確かに鍵はかかっておらず、布団のある泊まり部屋が2つ。自炊室まであった。
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あくまで緊急用と書いてあるが、ここで前夜祭をする人は結構多いのではないだろうか。
この時は気づかなかったのだが、廊下の突き当たりに「平成18年3月26日にロッジ内で急逝した元管理人の○○氏の冥福を祈ります」との貼り紙があったらしい。

公衆便所で用を済ませてから、この自炊室でフリーズドライのナポリタンを食べようと、もう一度行ったら、なんと自炊室なのに火気厳禁と書いてある。
なんか矛盾している気がしたが、素直に従って退散。
玄関の日陰になる場所で、湯を沸かす。
ここは標高740mあるのだが、下界のように暑い。

30分ほど休んで出発。玄倉バス停まで10.3kmとある。
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コースタイムだと約3時間だが、下りだし2時間半で歩ける距離だ。
バスの時間は15:06。今は12:05なので余裕だ。

歩き始めると、河原で遊んでいる家族がいたり、山支度ではないカップルや老夫婦が道を歩いていたりと、この林道が手軽なハイキングコースになっていることが分かる。
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車が通らないし、あぶないところはないし、ちょうどいいのかもしれない。
ただ、ここまで歩いてくるのは大変だけど。

12:21、雨山峠への分岐を通過。
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素掘りの第八隧道を抜ける。
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このあたりのトンネルは昭和31年頃に建設したもののようだ。

途中の沢で水をくみ、臭いがついてしまったハイドレーションの水を捨てる。
沢の水の方が格段にうまい。

山の上の方はまだ冬枯れの状態の木々がたくさんあったが、ここまで下りてくると新緑がまぶしい。何枚も写真を撮った。
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水も青く透き通っている。
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トンネルも味わい深いが、これらを掘り直すのだろうか。
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こちらは新しく掘った新青崩隧道(2011年完成)。
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中はカーブもあって真っ暗なので、ヘッドライトを使用した。

まわりの山も食べてしまいたくなるほど、おいしそうだ。
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2時間近く歩いてきて疲れたので、靴を脱いで、工事中のコンクリの上でお昼寝。
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涼しくて気持ちよかったが、間もなく人の気配がしたので、起きてしまった。

14時ちょうどゲートを通過。
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手前の駐車場にはかなりの数の車が並んでいる。
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小川谷出合まで来ると、石棚山(1351m)あたりの山塊が眺望できた。
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丹沢湖が見えてくると、玄倉はすぐそこ。
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14:45に玄倉に到着した。
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近くのトイレで顔を洗い、さっぱり。

お疲れさんアイスを食べたかったが、バス停のある玄倉商店ではなぜか「販売中止」になっていたので、お預け。
待合所のベンチで、ダウンをたたんだりして、荷物を整理していたら、バスが14:59に到着。あわてて乗り込む。
西丹沢から乗ってくる人で満員かと思ったが、車の人が多いのからか、まだ時間が早かったからか、比較的すいていてゆったり座れた。
そしてまだ定刻よりまだ7分も早いのに、出発してしまった。
これはまずいんじゃないか。
個人的には早く駅に着くからいいけど、時刻通りにバス停に着く人もいるかもしれない。
これを逃したら1時間待たないといけないのに・・・。私だって危なかった。
もし、まだ時間があると思って、付近を散策していたら大変なことになった。

バスの中はぽかぽかで何度も眠気を襲われたが、なんとか起きていた。
満員だったら、谷峨駅とかで下りることも考えていたが、このまま新松田駅まで。
駅前のコンビニで待望のアイスを買って、15:55発の快速急行新宿行きに乗る。
葉室麟の小説「いのちなりけり」を読んでいるうちに眠くなり、新宿までよく寝た。
西武は特急にして、18時半前に帰宅。
今回は2日で33km以上歩いた。地図も随分ピンクになった。

【行程】2014年5月11日(日)
蛭ヶ岳(4:50)~ミカゲ沢ノ頭(5:30)~臼ヶ岳(5:56)~金山谷ノ頭(6:48)~青ヶ岳山荘(7:37立ち話7:49)~檜洞丸(7:53撮影8:04)~ツツジ新道分岐(8:20)~ユーシン分岐(8:32)~同角ノ頭(9:23休憩9:37)~大石山(10:46休憩・撮影10:54)~ユーシンロッジ(11:30トイレ・昼食12:05)~境隧道(13:29)~(休憩2回計10分)~玄倉(14:45待ち合わせ14:59)=新松田(15:36待ち合わせ15:55)=新所沢

※所要時間:9時間55分(歩行時間7時間25分)コースタイム:9時間30分
※登った山:9座(うち新規8座:ミカゲ沢ノ頭、臼ヶ岳、金山谷ノ頭、中ノ沢丸、同角ノ頭、大欅平丸、石小屋ノ頭、大石山)
※歩行距離:20.3km
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丹沢縦走(4)

【2014年5月11日(日)】
臼ヶ岳(1460m)からは、神ノ川乗越まで標高差200mの下り。
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日も随分高くなり、新緑がまぶしい。
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しばらくして、臼ヶ岳分岐で会った人とは別の若者(単独)に追い抜かれる。
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神ノ川乗越を6:18に通過。
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ここを左に10分ほど下ると、水場があるらしい。確かに踏み跡はある。
ただ丹沢はキャンプ禁止なので、あまり意味がない。

1344mピークの登りで暑くなってきたので
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ウインドシェルを脱いでいたら、前方から人がやってきた。
挨拶は交わして、「青ヶ岳(小屋)からですか~」と尋ねたが、イヤホンでラジオを聞いていたのか、聞こえなかったようだ。
無視したような感じで行ってしまった。
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山の中で、人工音を聞く気には私にはなれない。
鳥のさえずりや風の音は聞きたくないんだろうか。

1344mピークを過ぎると、ヤセ尾根。
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こぶを二つ越えると、休憩用ベンチがあった。
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その先に崩落箇所があり、鉄製の橋が架けられていた。
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この橋を渡ったところに、ちょうど金山谷ノ頭(約1365m)への階段があった。
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この先、行き止まりとあるが、ピークまで行くだけだ。
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頂上は何の変哲もない小さな広場。
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眺望もそれほど利かない。山名板もなかった。

すぐに引き返す。
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崩落箇所をハシゴで通過。登山道に戻る。
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北に袖平山(1432m)からの稜線と風巻ノ頭(中央左、1077m)を望む。
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間もなく、金山谷乗越。
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このあたりで2人組にすれ違う。
片方の男性はかなり大きな声で話ながら歩いてきたので、ずっと前からその存在に気づいていた。
「青ヶ岳からですか」と聞いたら「そうで~す」と大声で答えてくれた。
小屋は小さいが、結構泊まっていたそうだ。

右(北)に延びる源蔵尾根への分岐を通過。
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正面に檜洞丸(1601m)が迫る。
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左手の堂々たる山容は、同角ノ頭(1491m)。
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檜洞丸への登りは300mもある。でも明るくて気持ちがいい。
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それに登るにつれて見晴らしもよくなる。
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手前右が臼ヶ岳、左に蛭ヶ岳(1673m)、中央奥が棚沢ノ頭。

頂上が近くなると、バイケイソウの若葉が咲き乱れている。
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空もめちゃめちゃ青い。
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左前方に箱根の山々。
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左が神山(1438m)、中央右に金時山(1213m)。

おお、青ヶ岳山荘が見えてきた。思いがけず早く着いてうれしい。
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小屋の前のベンチでダウンを着たおばあさんと、さっき抜かしていった若者が話していた。
「こんにちは~」と声をかけると、「蛭ヶ岳からかい、早かったね~」とのお言葉。
蛭ヶ岳からの所要時間は約2時間50分。コースタイムは3時間20分だから、寄り道もしたし、確かに早かったかもしれない。
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アクエリアスを買おうと、小屋に入ると、おくさんが掃除をしていた。
少々雑談。
昨夜はやはり結構泊まったとのこと。
創業は50年前という。営業許可証を掲げてあるのを見つけて、見てみたら昭和39年。本当に50周年だった。
皇太子も吉永小百合も来たことがあるという。
皇太子の写真はあったが、吉永小百合はなかった。17、18歳の頃、プライベートで来たらしい。
そこにいるダウンのおばあさんが母とのこと。年齢を聞くと、「年を言うと怒るのよ」と声をひそめた。
「今度は泊まりで来ます」と伝えて、外に出る。
出発して「あ、青ヶ岳という名前の由来を聞くのを忘れた」と舌打ち。
でも、帰宅してググってみると、檜洞丸の別名が「青ヶ岳」と言うのだそうだ。
この辺に生息するカモシカのことを「アオ」と呼んだことにちなむとか、遠くから眺めると原生林に覆われた山体が青く見えるため、など諸説あるそうだ。

丸太の断面に「檜洞丸」の文字が。
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地形図にはここから山頂まで、標高差が50mほどあるように書いてあったが、実は頂上直下にあって、3分ほどで頂上に着いてしまった。
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過去に2度ここに来ているが、小屋は頂上からは見えない。
距離にしてほんの50m思い切って下ってみたら、小屋が見えたのに。そうすれば、「なんだ、すぐそこだから行ってみよう」ということになったに違いない。
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それにしても、檜洞丸は去年の2月から1年半の間に実に3回目。
おかげでこのあたりの道はみんなマーカーされてしまった。

頂上からは富士山がくっきりと望める。左は愛鷹連山。
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ヤマザクラの向こうに白峰三山。
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ずんぐりした大室山(1588m)。
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安全登山を祈願して、前進。
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ここからの下りは、富士山が正面に見える絶景の道。
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白峰三山もうっすらと見える。
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手前から畦ヶ丸(1293m)、御正体山(1682m)、そして奥に南アの聖、赤石、荒川。
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テシロノ頭(1491m)の向こうに不老山(928m)、そして愛鷹連山(1504m)。
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まもなく、バイケイソウの芽吹く木道に入る。
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前回通った時は雪の上だったので新鮮。

ツツジ新道を右に分けて、石棚山稜を直進。
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この先も富士山がお友達。
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新緑の季節は本当にいい。
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桜もきれいだ。
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同角山稜への分岐もバイケイソウでいっぱい。
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ここで左に折れて、ユーシンに向かう。
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ここからは再び、未知の道だ。

バイケイソウの群落を過ぎると、フキのような植物が出現。
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面白い棲み分けだ。

まずは同角ノ頭を目指す。それまで二つほどこぶを越えないといけない。
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なかなかピラミダルで端正な山だ。

新緑の中のすがすがしい道。
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中ノ沢乗越を通過。
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荒れた階段の登り。
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標高差で160mほど登る。

石棚山稜の向こうにまた富士山が姿を現した。
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倒れかかった木道の脇をすりぬける。
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おお、蛭ヶ岳も間近に。
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そして、やっぱり富士山。
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文句のつけようがない。

頂上まではあと一息。
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これは何という花だろうか。
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9:23、登頂。
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小腹がすいたので、ベンチに横になって、あんパンを食べる。
今日は天気もよく、実に気持ちいい。

(つづく)

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丹沢縦走(3)

【2014年5月10日(土)】丹沢縦走
棚沢ノ頭を通過して、鬼ヶ岩ノ頭(1608m)に向かう。
正面には丹沢主脈の姫次(1433m)あたりのなだらかな稜線が見える。
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これは、その右端に見える黍殻山(1273m)のアップ。
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右手前方にはさっき歩いてきた丹沢三峰。
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鬼ヶ岩ノ頭を通過して、振り返る。
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正面には鬼の角のような「鬼ヶ岩」。右奥に蛭ヶ岳(1673m)。
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ただし、この角度では、よく分からない。

この先は急な岩場を下る。
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少し下ると、さっきの岩がやっと角のように見える。
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斜面には、コイワザクラが咲いていた。
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あと、あれだけ登れば、今日はおしまい。
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鬼ヶ岩ノ頭の全体像。
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熊木沢の谷と右奥に檜岳(ひのきだっか、1167m)。
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蛭ヶ岳山頂が近づいてきた。
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振り返ると、今歩いてきた鬼ヶ岩ノ頭から棚沢ノ頭、不動ノ峰へと続く稜線。
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南東には、塔ノ岳(1491m)の山頂にある尊仏山荘が見える。
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そこから南西に延びる鍋割山稜。
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16時前に山頂へ到着。
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かなり人がいる。
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ひと通り、眺望の写真を撮り終えてから、チェックイン。
今夜は結構混み合っている。単独の人には部屋の用意がないので、食事が終わってから食堂を解放するとのこと。
布団を敷くのは、それからなので、しばらく横になって休むこともできない。

仕方ないので、外に出て、見晴らしのいいベンチに腰掛けて本日の山行メモを付ける。
それも5時過ぎには終了。
5:40の夕食開始まで居場所がないので、自炊室で着替えを済まし、しばらく時間をつぶす。
外のテラスでは年寄りがずっと飲み続けており、管を巻いている。
そのうち、遅く来たカップルが自炊のために入ってきたので、少々会話。
彼らはヤビツ峠から延々歩いてきたらしい。
とはいえ、コースタイムは7時間なので、それほどでもないか。

私は2011年のクリスマスにここに泊まった経験があるので知っているが、蛭ヶ岳山荘の夕食はレトルトカレー(御飯はおかわり自由)である。

いよいよ食事タイム。
銘柄は「銀座カリー中辛」というやつだ。
受付の隣に山積みにされていた。
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誰かが「マンガ本かと思った」と言っていた。確かに似ている。

食事前に食事ルールなどの簡単な説明があった。
ごはんは自分でよそえるので、山盛りにはしなかった。
同じテーブルには、単独男性と小さな男の子を連れたお父さんと4人だったが、とくに会話する雰囲気にならず。
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レトルトにしてはまあまあの味だった。

食後はもう一度、夕日の撮影にいそしむ。
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みんなも外に出てきた。

後から2列目の右端に三ツ峠山(1785m)。
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幾重にも連なる山並みが美しい。

小金沢連嶺の向こうに八ヶ岳のシルエット。
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甲斐駒の右に夕日が輝く。
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富士山との距離感。
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太陽は鋸岳(2685m)に沈んでいく。
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18:35、日没。
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日没後の富士山。
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まだ十分、残雪がある。

さて、小屋に戻ったが、消灯時間の8時まで私の場所が与えられないのでので、食堂に備え付けの写真集などを見て時間をつぶす。
植物の写真もファイルされており、いくつか名前の分からない花を確認することができた。

ひとり酒に酔った青年がいて、高齢者にすごくなれなれしい言葉をかけていたのが、とても気になった。山の上は回りやすいので、ご注意。

8時10分前に食堂でだんらんしている人に解散命令が下り、やっとわれわれ(8人ほどか)の布団が敷かれた。
で、8時ぴったりに消灯。
食堂で寝る人がいる場合は、食堂を明け渡す時間をもう少し早めてもいいのではと感じた。
しかも翌日は、朝食のため、また食堂を使うから、4時に起こされるのである。
そのくらいには起きるつもりだから、それはいいんだけど、やはり不公平感は否めない。

耳栓をして就寝。寝付きはわりとよかった。
ここで初日の行程を書き留めておく。

【行程】2014年5月10日(土)
新所沢=本厚木(6:55)=三叉路(7:40準備7:52)~登山口(7:59)~御殿森ノ頭(8:46)~高畑山(9:24雉打ち9:31)~松小屋ノ頭(10:20)(休憩2回計12分)~~本間ノ頭(11:46昼食11:59)~太礼ノ頭(12:49)~丹沢山(13:35撮影・休憩14:08)~棚沢ノ頭(15:09)~蛭ヶ岳(15:58)
※所要時間:8時間6分(歩行時間:6時間56分)コースタイム:7時間45分
※登った山:13座(うち新規8座:御殿森ノ頭、高畑山、松小屋ノ頭、本間ノ頭、無名ノ頭、円山木ノ頭、太礼ノ頭、瀬戸沢ノ頭)
※歩行距離:13.8km

夜中に目が覚めたのは11時と3時。
3:45に起こされる前に起きて、自炊室に移動。湯を沸かす。
ここの朝食は佃煮とたくあん、梅干しなどだけで、いわゆるおかずというものがない。
さすがにそんなもんに1000円も出すのは、いやだったから、今回は夕食のみの宿泊にしたのだ。

こちらのメニューはアルファ米とフリーズドライのチキンカレー。
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あれ、昨夜もカレーだったぞ。失敗した。親子丼にすればよかった。
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起き抜けで食べる量としては少々多かったが、これも仕方ない。

食べ終わった後は、御来光。
水平線近くはかすんでいたが、4:34、太陽はかなり下からいきなり出てきた。
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左下は宮ヶ瀬湖。

赤い輪が神秘的だ。
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全部出たのを確認して、西へ場所を移し、富士山や南アルプスのモルゲンロートを撮影。
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白峰三山。
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江の島と三浦半島。
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小田原市街と真鶴半島。
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南アルプス遠望。
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大室山(1588m)。
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4:50出発。これまで山小屋泊では一番早い出発ができた。
まずは蛭ヶ岳の下り。
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これから向かう檜洞丸(1601m)にも日が当たってきた。
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手前から今倉山(1470m)、三ツ峠山、白峰三山。
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御正体山(1682m)の奥に、荒川岳(右、3141m)と赤石岳(左、3120m)。
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はるかに奥多摩の山々。
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熊木沢と右手前が臼ヶ岳(1460m)。頂上に日が差しているのは、同角ノ頭(1491m)。
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昨夜、小屋番の人が注意していたが、早朝はまだ体が寝ているので、この下りは十分注意してとのことだった。
標高差約300mを一気に下る。十分注意した。
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下りの途中でダウンからウインドシェルに着替える。

これから通過するミカゲ沢ノ頭(1421m)を見下ろす。
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こちらは臼ヶ岳。
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影蛭ヶ岳と檜洞丸、そして富士山。お見事。
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距離にして500mほど下って、蛭ヶ岳を振り返る。
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後発隊の姿が2人見えた。

さらに下ると、クサリ場がいくつか。
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下りきったあたりに、真新しい供養の花が。
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手を合わせて通過する。
帰宅後、ネットで検索してみると、山本勉さんは横浜市の会社員(当時53歳)で、2011年4月30日、トレランのトレーニング中にこの付近で足を踏み外し、150mほど転落してしまったのだという。
おそらく、命日の近辺に慰霊登山を遺族がされたのであろう。改めて南無阿弥陀仏。

ミカゲ沢ノ頭への登り。
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50mほど登り返す。

頂上付近。山名標は見当たらず。
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ちょうど5:30に頂上を通過して、目の前が開ける。
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そして、やっと私自身にも日が当たった。
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花や葉っぱも色彩を取り戻してきた。
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臼ヶ岳へはだらだらと60mくらい下り、今度は100mほど登り返す。
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臼ヶ岳頂上への分岐の道標に「臼ヶ岳」とあるが、真の頂上へ向かう。
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ほとんど登らないなだらかな道。
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本当の頂上は植生保護柵のため入れないが、そのあたりを撮影して、「登った山」と認定する。
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山頂からは箱根方面が望めた。
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蛭ヶ岳のシルエット。
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ヤマザクラも朝日に輝いている。
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分岐まで戻ると、後発隊の1人と思われる人が分岐のベンチにザックを下ろしていた。
挨拶をしたが、私は臼ヶ岳南尾根から上がってきたのかと思われただろうか。

(つづく)

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丹沢縦走(2)

【2014年5月10日(土)】丹沢三峰
11:46、丹沢三峰の一角、本間ノ頭(東峰、1345m)に到着した。
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ベンチに腰掛け、昼食。
間もなく、さっき追いつかれそうになった3人連れも到着。
彼らも相席して昼食を始めた。
「(私と同じ)7:50のバスですか?」と聞くと、「6:55のバスだ」という。
不思議だ。私は彼らをどこで追い抜いたのだろう。
私が巻いてしまった板小屋沢ノ頭を登って、そこでゆっくりしていたとしか考えられない。

いずれにしろ、ここはあまり眺望に恵まれないので、おにぎりを2つ食べ終わったと同時に出発。わずか13分の休憩だった。
この先は丹沢山まで、丹沢三峰のアップダウンが続くが、「稼ぎ時」でもある。
なにしろ、三峰というからピークは3つかと思ったら、地図をよく見ると、東峰、中峰(円山木ノ頭)、西峰(太礼ノ頭)のほかに、無名ノ頭、瀬戸沢ノ頭と計5つもあるのだ。うひひ。

次の無名ノ頭(約1355m)までは30mほど下って40m登るだけ。
コルはヤセ尾根になっている。
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左手には大山(1252m)と大山三峰(935m)。
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10分ほどで、その無名ノ頭に。
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ただ、「無名ノ頭」とは正式な名前なのだろうか。
吉備人出版の「登山詳細図」にも、山と渓谷社の「東京周辺の山 ベストコース350」にも、もちろん地形図にも、その名は記されていない。
5つ並ぶピークの中で、ここだけ名前がなかったので、誰かがふざけてこんな名前を道標に書いてしまったのではないか。
そんな疑念がぬぐえないが、誰に迷惑をかけるわけでもないので「登った山」に堂々と認定する。

今度は60mほど下って、70m登る。比較的ゆるやかな下り。
おっと丹沢主脈の北斜面の沢に雪渓が残っている。
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やはり今年の冬の雪の多さを物語っている。この時期、丹沢に雪渓が残っていることなど、ほとんどないだろう。

丹沢の最高峰、蛭ヶ岳(1673m)も遠望できた。
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あれが今夜泊まる山小屋だ。

新緑の中を登り返す。
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ここで初めて、丹沢山から下って来た人とすれ違った。
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見えているピークは無名ノ頭。

登りは古びた階段。
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振り返ると、本間ノ頭。
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そして円山木ノ頭(1360m)はすぐそこ。
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頂上にはアセビの花がたわわに咲いていた。
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少し下ると、展望が開けた。
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手前中央が太礼ノ頭(1352m)。その左奥が丹沢山(1567m)、右奥が不動ノ峰(1614m)。

木製の新しい階段を下りていると
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今度は単独のおばさんとすれ違った。
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「今日はどちらから」と聞くと、大倉尾根を登ってきたという。
ここまで大倉からのコースタイムは5時間ほど。すごい健脚だ。
そういえば、朝、言葉を交わしたおばさんにも、その後まったく追いつく気配がない。
年配の女性は元気である。
この後は、丹沢山からぞろぞろと人が下りてきた。
大倉尾根~塔ノ岳~丹沢山~宮ヶ瀬というのは、ちょっとした健脚コースになっているのかもしれない。コースタイムは8時間40分もあるが。

12:49、三峰の最後、太礼ノ頭(1352m)を通過。
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しばらく植生保護柵が続く。
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さらに10分ほどで、丹沢山手前最後のピークである瀬戸沢ノ頭(1375m)をクリア。
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正面に、ずんぐりした丹沢山が迫ってきた。
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ここから200m弱登らなければならない。

頂上近くの登山道のすぐ脇に残雪があってびっくり。
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バイケイソウの若葉も賑やかだった。
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この木道を歩き切ると、もう頂上だ。
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はい、13:35みやま山荘前に到着。
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ここで、朝のおばさんに再会。バスで一緒だったカップルも見かけた。
こんな長い地味なコースを歩いてくるだけあって、みな健脚である。

まだマメザクラ(?)が咲いていてくれた。
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気温は17℃。もっと暑いようにも思ったが、やはり山ではこの程度なのだ。

一応、記念撮影。
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さっきのおばさんに「撮りましょうか」と声をかけたら、「もう何回も来ているからいい」とのこと。お見それしました。

ここは一等三角点。
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やや霞んでいたが富士山もちゃんと見えた。
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西には、不動ノ峰(左)と蛭ヶ岳(右)。
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不動ノ峰のササ原のアップ。
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まだ葉っぱが青くなっていない。

頂上は人口も多く、ベンチも埋まっていたので、地べたにマットを敷き、ザックを背もたれにして、しばし休憩。
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メールやfacebookしながらくつろぎ、撮影も合わせると30分以上、のんびりした。

さあ、もう2時も過ぎたので出発。
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目的地まであと3.4kmだ。
ここから蛭ヶ岳へは3年前のクリスマスに歩いたことがある。

少しえぐれた道を
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ちょっとだけ下って、小さなこぶを越えるのだが、ここからの丹沢山もいい。
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もったいないことに120m近くも下る。
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左手には深く谷を刻んだ箒杉沢。
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西丹沢に箒杉があるが、これとは由来は別だろう。

これからはずっと視界が開けているので、アップダウンは激しいが、快適な稜線歩きだ。
丹沢は、塔ノ岳から蛭ヶ岳に至る丹沢主脈がやはり最も楽しい道だと思う。

おお、あれは塔ノ岳の尊仏山荘。
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こちらは鍋割山稜。
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不動ノ峰に登る手術跡のような登山道。
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うひゃあ、結構登るなあ。
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なだからに右へ下っていく稜線は、姫次から黍殻山、焼山へ連なる丹沢主脈。
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丹沢山からの道を振り返る。
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コルまで下りてきた。
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ここから160mほどの登り返し。

丹沢山方面。
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丹沢山の雪渓。
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丹沢三峰への稜線。
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塔ノ岳と大倉尾根。
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不動ノ峰への最後の登り。
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シカ道?
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丹沢山の山頂あたり。
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これは何て花だ?
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14:46、不動ノ峰の休憩所を通過。
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これが名前の由来のお不動様か。
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竜ヶ馬場、日高そして塔ノ岳へ続く稜線。
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不動ノ峰の標識を発見。
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でも、登山道は厳密には頂上を通過していないので、ササの中に入っていく。

すると栗原祥さんの慰霊碑があった。
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亡くなったのは1990年のようである。わりと最近だ。

ここが本当のピーク。
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蛭ヶ岳までは、あと2kmほど。
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登山道に戻ると、また「不動ノ峰」の道標があるが、これも厳密にはピークではない。
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ここから50m下って、30m登り返すと、棚沢ノ頭(約1595m)。
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おお、コイワザクラが。
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弁当沢ノ頭(1288m)。
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丹沢三峰。
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これは本谷沢。新緑がまぶしい。
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15:07棚沢ノ頭通過。
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といきたいところだが、またしても道はピークをはずしている。
背の低いササやぶに入っていく。

ここがそうです。
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眺めがいい。
蛭ヶ岳。
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鬼ヶ岩ノ頭。
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中央は同角ノ頭(1491m)。
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登山道に戻る。本当に見晴らしのいい道だ。

鬼ヶ岩ノ頭の頂上付近。
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遠くに檜洞丸(1601m)。
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光っているのは青ヶ岳山荘。

自然の造形。炎の舞。
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(つづく)

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丹沢縦走(1)

丹沢は随分歩いたが、ずっと気になっていたところがある。
丹沢三峰、蛭ヶ岳から檜洞丸の稜線、そしてユーシンである。
今回はそれを1泊で一気に歩いてしまう。
本当は丹沢山頂のみやま山荘に泊まりたかったのだが、それだと翌日の行程が長くなりすぎる。
蛭ヶ岳山荘は一度泊まったことがあり、あまり気が進まなかったが、背に腹は代えられない。ここは我慢することにした。

というわけで、宮ヶ瀬湖~丹沢三峰~丹沢山~蛭ヶ岳(泊)~檜洞丸~ユーシン~玄倉という総延長34kmに及ぶ壮大な縦走を決行したのであった。

5月10日(土)は午前4時15分起床。
4時半に家を出て、4:55新所沢発の始発電車に乗る。
所沢、秋津、府中本町、登戸と4回乗り換えて、本厚木に6:48に到着。
6:55発の宮ヶ瀬行きバスに乗り、宮ヶ瀬湖を宮ヶ瀬やまびこ大橋で渡って、7:40三叉路バス停で下車。
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ここで7、8人の登山者が一緒に下りたが、みなバスの進行方向に歩いていく。
登山地図を見ると、丹沢三峰方面に登るにはバス停から少し戻らなければならない。
みんな、どこへ行くのだろうと思いながら、体操をしていたが、改めて自分の位置を確認すると、登山地図が間違っていることが判明。
私も先行の方々と同じ方向に歩いていく。

歩き始めてすぐ悪い癖が出た。便意である。
かなり急激である。
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とにかく登山道に入って、ヤブを掻き分けようと思ったが、前方のポストで登山届を書いている人がいて前進不能。むむ、困った。
しかし長い人生で、こういう経験を重ねていると機転が働くようになるものだ。

そうだ、登山口のところに橋があった。あの下に下りよう。
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ここから車からも歩行者からも完全な死角になって見えない。
安心して用が足せた。
それにしても、私はこれまでに地球上の何か所にマーキングしてきたことだろう。
おそらく100か所は下らないだろう。

いや、下ネタはもうよい。
さあ、気を取り直して、出発。登山口の標高は約310m。
登山者カードは、筆記用具の備え付けがなく出せなかった。
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最初は急な登りだが、まもなくずっと巻き道を登っていく。
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地形図では432m標高点も653m標高点も登山道がピークを通過しているように書いてあるが、実際はそうではなかった。
歩きやすいと言えば歩きやすいが、どこを歩いているのか、やや曖昧になる。

432m標高点の手前に小さな神社があり、安全祈願のお参りをする。
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記念碑によると「山の神」だそうだ。

ここからは宮ヶ瀬湖を展望できた。
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それと、奥多摩の大岳山(1267m)が顔をのぞかせていた。
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登山口から20分ほどで、単独のおばさんの姿が前方に見えたが、この方はなかなか健脚でなかなか追いつかない。
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それにしても新緑がみずみずしい。
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秋には真っ赤に染まるのだろう。

ところで、登山地図には653m標高点が「御殿森ノ頭」と書いてあるが、これも違った。
その手前の約585mのピークを過ぎたところに、道標があった。
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ピークの木には黄色いテープが巻かれ、一番上の行に「御殿森ノ頭」と書かれているのが、かろうじて読めた。あとの2行は判読不能。
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ここでようやく、さっきのおばさんに追いついた。
彼女もこの小ピークに立ち寄ったわけだ。
少し雑談。やはり同じバスで来た人のようだ。
「歩き始めた時に、逆の方向に歩いちゃって、人に聞いて引き返してきたの。あの地図には戻るように書いてあるじゃない」
全くその通り。「私も、あれって思いました」
昭文社は改訂した方がいいだろう(私のが古いだけで、もう改訂済み?)。
おばさんは「今日はみやま山荘か尊仏山荘に泊まるつもりだったけど、天気もいいし、今は日も長いから大倉尾根を下ってしまおうかと思って」と言う。
やはり、相当なつわものである。私の今日の行程より十分長い。

立ち話をしているうちに、さっき抜かした、普段着の単独男性も登ってきた。
さっきは汗だくだったが、どこまで登るつもりだろうか。
ここにも小さな石の祠があった。
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展望は周辺の無名の山のみ。
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この先も尾根を巻きながら、ずんずん登っていくが、岩場も出てくる。
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途中、左手が開けた場所で、高取山(705m、左)や仏果山(747m)が見えた。
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ルート沿いにある高畑山へは当然、立ち寄る。
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分岐があったので右に折れて、急坂を登る。

5分ほどで頂上。
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ベンチもあったので休みたいところだったが、また催してきたので、少し下ったところに隠れて済ます。
頂上に戻ると、さっきのおばさんがいたので、決まりが悪いから、気づかないふりをして出発。

下って巻き道と合流してすぐ、844m標高点への道と右の巻き道の分岐に出る。
尾根道にはピンクのリボンがあり、道標はないが、静かに誘っている。
私はこのピークは山名がついていないと勘で判断、巻き道を行ってしまった。
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しかし、帰宅して山と渓谷社「ベストコース350 東京周辺の山」を見ると、しっかり「板小屋沢ノ頭」という名称があるではないか。痛恨の極みである。

実は、巻き道を歩き始めてすぐ、またまた催してきた。
もし、もっと早く陣痛が来ていたら、迷わず物陰のある尾根道を進んだことだろう。
残念至極。

ともかく、巻き道は山側も谷側も急峻な崖で、とてもしゃがめる場所はない。
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「ああ登ればよかった」と後悔しながら、足早に歩くうち、なんとか治まってきた。

右手に開けた場所からは仙洞寺山(583m)とその向こうに高尾山(599m)が見えた。
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写真を撮っていると、鈴を鳴らした男性が近づいてきて、抜かしていった。
トレランの人だった。
「オオルリですか?」と意表をついた質問。
私が野鳥の撮影をしていると思ったのだろう。
彼には走りながらでも、オオルリの鳴き声が聞こえていたのかもしれない。
私はとっさに何を聞かれたのか分からなかったので、「ええ」と生返事をしてしまった。
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板小屋沢ノ頭を巻き終わり、金冷シ(?)に出たところで道を間違ってしまった。
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写真をよく見ると、左方向に下る道があるのだが、これに気づかず、正面の尾根を右から登ってしまったのである。
なんとなく踏み跡があったからだが、ちょっと一般の登山道というには厳しいところだ。

それでも「金冷シってくらいだからな」とあまり気にも止めずにしばらく登ると、すばらしい展望が開けた。
大山(1252m、右)と大山三峰(935m、左)である。
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そして丹沢山(1567m)。
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シロヤシオも見事に咲いていた。
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しばらくそこに留まって撮影をしていたのだが、さっき見えた後続の方が登って来ない。
「あれっ」と思って振り返ったら、今度はさっきのおばさんがやってきて、そのまま姿が見えなくなってしまった。
「あ、これは道を間違えてるんだ」と気づいて、さっきの難所を下り、もう一度、道を確認。
はい、ありました。危なかった。
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その先に結構な岩場が出現。
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ここが「金冷シ」であった。
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ここも見事な展望である。
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中央は宮ヶ瀬湖の北岸を制する権現平(569m)と南山(544m)である。

クサリをつたって岩場を登る。
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その先にまたシロヤシオ。
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ここでおばさんが写真を撮っており、「ヤシオツツジが咲いてるわね。もう少し後かと思ったら、今年は早いわ」とつぶやく。
私はシロヤシオの季節は詳しくは知らなかったが「そうですね」と相づち。

アセビの赤い若葉も日に照らされて輝いていた。
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この後、おばさんの後に続くように歩いていたが、地図ケースの地形図を入れ替えている間に、もう姿が見えなくなってしまった。

少し先の903m標高点が松小屋ノ頭なのだが、地形図の表記と違って、またしても山腹を巻いているので、適当なところから尾根によじ登る。
そこから少し引き返すように登るとピークに出た。
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広場状になっていたが、樹木で展望はなし。山名板も見当たらなかった。

尾根づたいに下りて、巻き道に合流。
途中、木の切り株を見つけて小休止する。
もう2時間半ほど歩きっぱなしで、○んこを除いて初めて座った。
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5分ほどで出発。

この先からやっと尾根道となる。
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足元には可憐なスミレが咲いていた。
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わあ、シロヤシオが満開。
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標高差200mを稼いで、11時すぎに、平坦な1047m標高点を通過。
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東峰(1345m)まではあと標高差300m。
この登りが、今日蛭ヶ岳までたどり着けるんだろうかと思うほど足に来ていた。
ミツバツツジに励まされながら登るも、ピッチが上がらない。
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こんなヤセ尾根を通過して
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丹沢山まで、あと4kmもある。
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斜度もかなりきつい。
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道の真ん中に板状の石を見つけ、とうとうこの上にザックを背負ったまま寝ころんでしまった。
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ふう、疲れたわい。

しかし、ものの5分もしないうちに、下の方から話し声が。
さすがにこんな無様な姿は見せられないので、あわてて起きあがり、歩き始める。
彼らは3人グループのようだった。
ただ、この休憩が効いたようで、この後はわりと順調。
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彼らに追いつかれることもなく、11:46、東峰(本間ノ頭)に到着することができた。
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ベンチがあったので、ここに腰掛けて昼食とする。
例によって、コンビニおにぎり2個である。

(つづく)

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北高尾山稜(下)

北高尾山稜と、高尾・陣馬縦走路の合流点・堂所山(733m)を12:42に出発。
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この先はわりと起伏に乏しい楽ちんな道だ。

分岐には「消火用水」が備蓄してある。
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普通は「防火用水」というが、使い途を考えたら確かに「消火用水」が正しい。

縦走路の巻き道とも合流。
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ここから俄然、人通りが多くなる。トレランの人もけっこう見かける。

15分ほどで底坂峠。
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3年前は、ここから美女谷温泉に下りたのだった。
ということで、この先が未知の道だ。

50mほど先の陣馬高原下バス停に下る分岐には古めかしい道標があった。
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木の根が生い茂っているところもあるが、道は基本的に広く、舗装してあるかのように平らだ。
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底沢峠から10分で明王峠(739m)。ここには茶屋がある。
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でも平日だからか、営業はしていなかった。

峠の名前の由来であろう、不動明王尊の石碑があった。
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まわりには、こじゃれた木製のベンチがいくつかあり
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真新しい木彫りの道標もあった。
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晴れていれば、結構雄大な眺めが得られたのかもしれない。
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ここは峠とは言え、明らかにピークなので「登った山」に加える。

少しだけベンチに腰を下ろして休憩。
でもすぐ出発。7分ほどで奈良子峠。
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この先もゆるやかなアップダウンだが
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帰宅して、吉備人出版の「登山詳細図」を見てみたら、明王峠から陣馬山にかけての2つのピークにそれぞれ名前がついていた。
萩の丸と南郷頂。いずれも山名標がないので気づかなかったが、これも加算する。
これですでに登ったことのある堂所山や陣馬山を除いても、この日12座登ったことになってしまった。実においしい山行となった。

2時前に陣馬山に到着。
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ここは通算3回目。基本的に行ったことのない山に登る主義だが、別コースで同じ山を登ったり、同行者の意向で同じ山に行ったりということはある。
調べてみると、最も多く登っているのは、自分でも意外だったが高尾山で4回だった。
次いで3回がこの陣馬山を含め、金時山、金峰山、檜洞丸の計4座。
いずれも、わりとポピュラーな山だ。
陣馬山は昨年1月19日に大雪の後、登って以来だから1年半ぶりである。

富士見茶屋と信玄茶屋は休業日。
一軒だけ開いていた清水茶屋に入る。
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そばを食べたいところだったが、さっきおにぎり2個たべたばかりなので、なめこ汁を食す。250円。
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なめこがたくさん入っていて、とてもおいしかった。

帰り際、お店の人が話しかけてきたので、しばし雑談。
ここは創業40年ほどとのこと。富士見茶屋は最も古く昭和初期からで、信玄茶屋はその次に古いのだそうだ。
清水は年中無休だが、やはり「平日は商売にならない」らしい。
今年の冬の大雪のときは、1~2mも積もり、富士見茶屋のご主人が遭難したという。
下山しようとして、雪にはまって動けなくなり。ビバーク。凍傷になったとか。
上がってきたはいいが、体力を使い果たして下山できなくなった人もいたらしい。

そんな話している最中に野ウサギの子供が姿を現した。
人が少ないと出てくるとのことだが、すばしこくて写真に収めることはできなかった。

20分ほど休んで出発。
さすがに富士山は見えなかったが、扇山(左)や権現山(右)などは見えた。
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こちらは連行峰。
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奥は大岳山(1267m)。
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下りもつづら折りで道幅も広く歩きやすい道。
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40分ほどで、栃谷の集落に下りてきた。
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道標に従い、近道で陣馬の湯へ向かう。
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15:20、陣渓園に到着。
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立ち寄り湯は1000円。ちと高いが仕方ない。

平日ということもあり、湯は独り占めだった。いい湯だった。
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せっかく汗を流したのだが、これからまた藤野駅まで1時間近く歩かねばならない。
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山里を歩くのは嫌いではないが、また汗をかいてしまうのが、ちょっと悔しい。

しかしタクシーを呼ぶ気もなく、バスも時間が合わないのでやむを得ない。
もう1つの陣馬の湯「陣谷温泉」を通過。
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奥には大岩露天風呂のある姫谷温泉もあるらしい。
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この辺は「柚子の里」と呼んでいるようだ。
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汗をかかないようなスピードで舗装道路を下っていく。

バス停のある分岐まで下りてきた。
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途中でみかけた手作りマンガの看板。
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沢井隧道を通過すると藤野駅は間もなく。
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17:07に到着。この日はなんと21km以上歩いた。

電車は藤野発17:30、新所沢には18:51着。
高尾は雨だったが、山と新所沢からの帰り道で降られなくてよかった。
本当は冬季用にとっておきたいコースだったが、それにしても12座、21kmとは随分稼がせてもらった。

【行程】2014年6月27日(金)
高尾駅(7:40)~小仏関跡(7:59撮影8:04)~地蔵平(8:39)~富士見台(9:34休憩9:42)~杉沢の頭(9:47)~高ドッケ(10:02)~狐塚峠(10:22)~杉の丸(10:56)~黒ドッケ(11:05)~大嵐山(11:27)~三本松山(11:41)~関場峠(11:56)~堂所山(12:25昼食12:42)~底沢峠(13:01)~明王峠(13:10休憩13:19)~奈良子峠(13:27)~陣馬山(13:58休憩14:22)~栃谷集落(15:10)~陣馬の湯(15:20入浴16:11)~陣馬山登山口(16:39)~藤野駅(17:07)
※所要時間:9時間27分(歩行時間:7時間34分) コースタイム8時間35分
※登った山:14座(うち新規12座:地蔵平、富士見台、杉沢の頭、高ドッケ、杉の丸、黒ドッケ、ツツジ平、大嵐山、三本松山、明王峠、萩の丸、南郷頂+堂所山、陣馬山)
※歩行距離:21.3km
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北高尾山稜(上)

【2014年6月27日(金)】北高尾山稜
前夜は同窓会の行事でまた飲んでしまい、帰宅は午前様。
でも山行は1週空けてしまったので、何としても出かける。
天気予報は曇だったので、近場の低山にした。
高いところに登っても、ガスにまかれるだけだ。
というわけで、北高尾山稜を選んだ。天気がよくても、それほど素晴らしい展望が得られないコースだ。

5時半の目覚ましで飛び起き、6:05に出発。
6:19新所沢発の電車に乗って、7:16に高尾駅に着いた。
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今日は平日だが、やや時間が早かったのと通勤・通学の流れとは逆方向だったので、どの電車もかろうじて座れた。
駅前のセブンイレブンで食料を購入。
向かいのローソンの前に移動し、腰を下ろして朝食のパンを1個食べる。
900ccのポカリスエットをハイドレーションに入れ替えた。

7:40に出発。国道20号を西に向かって歩く。
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通学の小学生たちを、あちこちで地域のお年寄りが籏を持って見守っている。

中央線のガードをくぐる手前にお地蔵様。
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くぐると、西浅川が渓谷の景を成しているスポット。
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このあたりは車で何度も通っているが、歩くのは初めてだ。

「西浅川」交差点で右折。横断歩道を渡る。
この時、左折しようとしていた車のドライバーが「とっとと渡れよ。バカヤロー」みたいに叫んでいたように見えた。
右折した道は旧甲州街道。小仏峠へ向かう道だ。

このあたりは駒木野宿。なんとなく旧宿場町の趣が残る。
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駒木野バス停のすぐ横に、国史跡・小仏関跡がある。
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小仏の関所は戦国時代には小仏峠に設けられていたが、江戸時代に現在地に移された。
常時4人の関所番が置かれたが、明治2年に廃止となり、建物も取り壊されたと案内板にある。
史跡指定は昭和3年というから随分古い。

手形を置いた手形石と、手を付いて通行の許可を願い出た手付石が残っていた。
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少し戻って路地に入り、中央線を渡る。
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左折してしばらく歩くと、道が細くなる。
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登山地図では、このまま直進して中央道をくぐることになっているのだが、道は右にカーブしており、道なりに進むと、いつまでたっても高速が見えてこない。
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地形図にはこのあたりの登山道の表記がないのだ。
200~300mほど歩いて、「おかしいな」と思い、スマホで地図ロイドを見てみると、やはり違っていた。

さっきの看板のところまで戻り、前をよく見たら、草に隠れていたが直進する道がちゃんとあった。
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ここには道標がほしいところだ。7分ほどのロス。
それにしても、いきなり道を間違えるとは。これだから里山は油断ならない。

正しい道を行く。
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そして、ようやく中央道の下をくぐる。
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その先にやっと道標が現れた。
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ここから一気に120mほど登ると、登山地図には「地蔵ピーク」と記載のある小さなピークにたどり着く。
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吉備人出版の「高尾山登山詳細図」には「地蔵平」と書かれている場所だ。
標高は約350m。当然、「登った山」に加える。
8:39通過。歩き始めてから、ちょうど1時間経過した。

天気はずっと曇だが、時折日も差す。
睡眠4時間半だが、道はわりとゆるやかで、小刻みなアップダウンが続くのであまり負担にはならない。
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富士見台手前のピークを過ぎたところで、ハイカーがちょうどズボンを下ろしている瞬間に遭遇。
敵は向こうを向いているので私に気づかず、真っ白なお尻をぺろんと出しているのを、はっきりと目撃してしまった。
驚いたのはこちらである。
あわてて息をひそめ、見えない場所まで後ずさる。

ことが終わるのをしばし待とうと思ったが、あんな道の真ん中で堂々と○んこをするなんてとんでもないヤツだと、だんだん腹が立ってきて、構わず進むことにした。
さすがに少しだけ時間をあげようと、咳払いをしながら近づいていく。
次に姿を見た時は、ちょうどズボンを上げ終わったところだった。

そしてよく見たらなんと女性ではないか。おばさんだが。
しかし、いくら人が通らないと確信していたとしても、女性がヤブにも入らずに用を足すとは・・・
ほんと、ああいう女性にはなりたくない。って、男だからなれないんだけどさ。
本人は「ああ危なかった。見られるところだった」と思ったかもしれないが、いや見てしまったんですよ。見たくもないものを。

気を取り直して議事進行。
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少し急な坂を登ると、富士見台(556m)。
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その名称からして晴れていたら富士山が見えるのかもしれないが、角度的に無理なような感じもした。

見えたのは高尾山だけだった。
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とにかく、歩き始めて2時間近くたったので、このベンチで小休止。
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朝食用に買ったパンをもう1つ食べる。
7分ほどしたら、さっきのおばさんが追いついて来たので、あわてて出発。

敵は私を避けようともせず、接近してきて戸惑ったが、すぐ先の分岐で、八王子城方面に歩いて行ってくれた。正直ほっとした。
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「見たな~~」と鬼婆に殺されるの図を想像してしまった。

で、この先は「登った山」の稼ぎどころ。20m下って10m登り返すだけで、次のピーク、杉沢ノ頭(547m)。
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展望はなし。

そして60m下って80m登ると高ドッケ(約565m)。
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ここには山名標はなかった。

562mピークを越えて、いったん林道に出たところが板当峠。
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再び登山道に戻り、ちょっと登ると狐塚峠。
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ずっと樹林帯。案の定、ほとんど眺望は望めない。

ここから小ピークを4つほど越えていく。
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すると、その先に登山地図にもその名がなかった杉の丸(612m)が出現。
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非常に得した気分。

で、さらに10分ほどで黒ドッケ(約615m)
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今度は5分でツツジ平(約590m)
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道標の柱に手書きで書いてある。
展望としては、南の方、影信山(727m)方面が見えた。

この先はわりと平坦な道。
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あっという間に今度は、大嵐山(約585m)。
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次から次とピークごとに山の名前があって、ありがたいのだが、こんなに稼げていいのかと逆に申し訳なくなる。
そうこうしているうちに三本松山(約595m)
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この山の登りで、おじさんとすれ違う。この日これで5人くらいか。
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平日でこれだけ会うのは、随分歩かれている証拠だ。
景色にも恵まれない単調なコースだが、やはり都心から近く交通の便もいいからなのかもしれない。

この先の611mピークにも名前がありそうだ。
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この杭に手書きで書いてあるように思えるのだが判読できなかった。

いったん下りきったところが関場峠。
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ここから堂所山までは標高差180m。
結構急な坂もあったが、一気に登る。
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ある程度登ると防火帯の中を歩く形になる。
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そして12:25、到着。ここは3年前に高尾山から影信山を経由して美女谷温泉まで縦走した際に立ち寄ったところなので、2度目なのだが、雰囲気が記憶していたのと違う。
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ベンチやこんな立派な山名標があった記憶はないのだが、とにかくベンチに腰掛けてコンビニおにぎりを食らう。
山名標には733mとあるが、地形図には731mとある。ここも食い違っている。

正面に見える山は醍醐丸(867m)だろうか、連行峰だろうか。
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誰も来なかったので、ゆっくりできた。

(つづく)

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箱根・湯坂路

1年半がかりで準備を進めてきた母校の同窓会も6月14日(土)に無事終了。
翌日から箱根に泊まりがけで35年ぶりの修学旅行に出かけた。
参加者は同期の有志35人ほど。

貸し切りバスで東名に乗ったはいいが、大渋滞にはまり、宿泊先の小涌園に着いたのは予定より2時間半遅れの13時過ぎ。
まあ、いろいろあったけど、それらは省略。

翌16日は各自自由行動というわけで、ゴルフ班、観光班、ハイキング班に分かれて、それぞれ出発。
もちろん私はハイキング班。しかも首謀者である。
参加者は私を含め男子3人、女子2人の計5人だ。
男子はお馴染みのO君、そして北海道から参加のN君、女子は北海道からK子さん、名古屋からY子さんという布陣。

まずはセレブなゴルフ班を見送り、こちらは隣のコンビニで行動食と水分を調達。
巨漢のN君は500ccのペットボトルを6~7本カゴに入れたので、(うわあ、みんなの分まで買わなくても)と一瞬思ったが、そうだ彼は夏ならこのくらいの水分は必要なのだった。

この日のコースは小涌園から千条の滝を経て、まず鷹ノ巣山に登頂。
すこし戻って、次に浅間山、城山、湯坂山と湯坂路を通って箱根湯本に下る計画。
ちょうど3時間のコースである。

さて9:05出発。
皆さんの顔出しをできないのが、ちょっと残念。
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ここは創業は古いが、なかなかいいホテルだった。標高はちょうど600m。
背後は丸山(960m)。あの山の向こう側でゴルフ班はすでにプレーを始めているはずだ。

向かいにあるのは昨日、昼食のあと、のんびりと遊んだ「ルネッサン森の湯」。
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まずは国道1号を芦ノ湖方面に5分ほど歩き、蓬莱園の入口で左に折れる。
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舗装道路を標高差で60mほど下って、今度は右折。

緑の濃い道を進む。
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前の週だったら梅雨入りしたばかりで、猛烈な大雨だったが、今日はめちゃめちゃいい天気。神のご加護である。

小涌園から20分とかからず、千条(ちすじ)の滝に着いた。
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幅20m、高さは3mほど。滝の水は、さっき見た新しい火口丘の丸山とこれから登る古い火口丘の鷹ノ巣山(834m)の伏流水で、滝を形づくっているのは円礫岩。

ここ小涌谷周辺は江戸時代には「小地獄」と呼ばれるほど荒涼とした土地だったが、明治10年代に温泉場として開けたとのことである。
蓬莱園を開いた三河屋旅館の創業者・榎本恭三氏が滝までの道を整備して、茶店が出るほど賑わったという。
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蛇骨川を渡って
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鷹ノ巣山に取り付く。
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15分ほど登ると、木々の間から駒ヶ岳(1356m)が顔をのぞかせた。
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ルネッサンを見下ろす。
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ここは映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地としても使用されたらしい。

北西方向には金時山(1213m)が望めた。
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名前の分からない花。
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千条の滝から30分ほどで稜線にのる。
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一汗かいた。

実はY子さん、ほぼ普段着のまま着ている。
事前に「どんな装備で行ったらいい?」と問い合わせてきたので、「ハイキングに毛も生えないコースだから、靴とザックがあれば十分だよ」と答えておいたのだ。
したっけ、ほんとに街を散歩するような出で立ちで、ザックではなくショルダーバッグ。
出発前に、私が驚いていたら、「だって、○○くん、これでいいって言ったじゃ~ん」と気にも止めない様子。

でもY子なら大丈夫だろう。一昨年秋、余市岳の項で紹介したが、なんせ彼女は札幌ハーフマラソンを走った夜、午前2時まで深酒し、翌日余市岳に登った強者なのだから。
で、「大丈夫?」と声をかけたら、案の定へっちゃらな様子。
そういえば、昨日もみな昼から飲みっぱなしで、午前1時にやっとお開きにしたのだった。
まあ、だからこそ楽ちんコースにしたのだけど。

稜線のあたりでちょうど標高750mほど。
林道と交差して、いよいよ鷹ノ巣山へ最後の登り。
標高差であと80mほどだが、初心者のK子の息が上がってきたので、休み休み登る。

この道は鎌倉古道と呼ばれる鎌倉時代の街道。
道は石畳になっているが、これは当時のものではない。
江戸時代でもなく、間違いなく現代のものだ。

稜線から25分で鷹ノ巣山(834m)に到着。眺望はほとんどない。
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ベンチもあるので、ここで大休止といきたいところだが、炎天下で休むには不適。
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あたりを少し歩いてみたが、日陰の適地はない。

めっちゃ暑いが、ここで我慢するしかない。
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でも、みんな笑顔。ビールで乾杯。
前々日の同窓会から数えて、8次会となる。

ここは鷹ノ巣城の跡でもある。説明板によると、後北条氏が秀吉の小田原攻めに備えて築城した山城らしい。
やはり暑いのでビールを一気に飲み干し(私は缶酎ハイ)、15分ほどで退散。

来た道をさっきの稜線まで戻る。
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20分ほどで浅間山(802m)。
地形図には801.6mとあるが、案内板には804mとある。
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三角点はかなり欠けていた。
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ここからは駒ヶ岳と神山(1438m)が望めた。
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なんかのガイドブックでここから富士山が望めるように書いてあった気がしたが、記憶違いだろうか。
見えたとしても、木が邪魔しているような印象だった。
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草原状に開けた場所なのでシートでも広げて、また宴会を始めたいところだが、暑いし、シートもないので議事進行ということにする。

ここからはだらだらした下りが延々と続く。
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城山らしき場所には山名標も何もなく、通過。
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このあたりで、もうひと休みしたかったのだが。

このまま休憩場所がないまま下り続ける。
平日なのに下から上がってくるハイカーも多い。わりと歩かれている道のようなのにベンチが全く整備されていないのは残念だ。
ただ、樹林のおかげで日陰なのは助かる。

登山地図に記載のある湯坂山(547m)も山名標がなく、気づかないまま11:54頃通過。
12時を過ぎて、やっとベンチ状に丸太を渡した場所があったので小休止。
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15分ほどのんびりした。箱根湯本まで距離はあと1.5kmほど。
湯本でお昼にする予定だが、だんだんお腹も空いてきた。
ランチを先にするか、お風呂を先にするかアンケートをとったら、女子から迷わず「お風呂!」の答え。まあ、そうだろうなあ。
でも、登山口=北条早雲足洗いの湯「和泉」なのでちょうどいい。

とにかくもうひと踏ん張り。
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途中、湯坂城の土塁跡を通過。
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この山城は室町時代に、御殿場から西相模一円を支配した大森氏が築城したとされる。
その後1495年、大森氏は北条早雲によって滅ぼされた。
城そのものは、鷹ノ巣城と同様、秀吉の小田原攻めに備えて再整備された、と案内板に書かれていた。

まもなく尾根筋の道を離れ、つづら折りの道を下る。
ここも石畳だが当然、現代のもの。
1時過ぎにようやく国道まで下りてきた。
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そこに「鎌倉古道」の文字を見つけ、Y子は歓声。
彼女は最近、山辺の道や熊野古道などを一人で歩いているそうで、古道に凝っているのだそうだ。
最近は近畿を中心に遠征をしているようだが、「箱根の石畳も素晴らしいよ」と教えてあげた。

さて、やっとお風呂。1200円はちと高いが致し方ない。
ここで食事もできるらしいが、お取り寄せで注文してから1時間かかるらしい。
たいした内容ではなかったので、取りやめ。

2時くらいに観光班と合流する計画もあるので、まずはお風呂にして、お昼は合流してからということに。
時間も早く、平日だったので、ほぼ貸し切り状態。
けっこう汗をかいたので気持ちよかった。

女子を待ち、革靴に履き替えて、観光班が待つ喫茶店へ移動。
総勢10人に。再びビールで乾杯して、通算9次会。

みんなでまた大いに語り合い、話は尽きないが3時すぎに一応中締めにして、会計。
箱根湯本駅でまたお酒を買い込み、小田原からの新幹線で最後に残った7人で乾杯。
10次会となった。
さすがに他のお客様もいるので、ここは分別盛りの大人らしく静かに。

でも、たった30分で品川に着いてしまった。
名残惜しかったが、ここでみんなとお別れ。
観光班のうち北海道組は羽田空港でゴルフ班北海道組と合流したみたい。
帰りが遅くなるのなんて気にせず、羽田まで見送りに行けばよかったなあ。
また、秋には札幌で同窓会があるので、行ってきます。
秋の遠足は樽前山かな? だとすれば中学2年の時のキャンプ学習以来40年ぶり。
今から楽しみ~。

【行程】2014年6月16日(月)
小涌園(9:05)~千条の滝(9:23撮影9:26)~小涌谷分岐(9:58)~鷹巣山(10:25休憩10:41)~浅間山(11:05)~城山(11:19)~(12:08休憩12:23)~湯坂城跡(12:44)~元湯和泉(13:05)
※所要時間:4時間(歩行時間:3時間26分9
※登った山:4座(鷹巣山、浅間山、城山、湯坂山)
※歩行距離:8.1km
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