山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

権現岳(7)

【2017年5月14日(日)】権現岳
権現岳(2715m)から木戸口経由で下り、ゴールの観音平まですぐそこというところまで来ている。
CIMG2764_20170703233442b26.jpg

イヤだった最後の登り返しだが、意外なことに、みんな「そんなにきつくないじゃん」と言って、さくさく登っている。
CIMG2765_2017070323344409b.jpg

「やっぱり空気が濃いからだよ」とH君。
CIMG2767_2017070323344511c.jpg
彼らは酸素濃度に敏感なようだ。

おかげで2時頃に着くつもりが、1時半すぎに観音平に着いてしまった。
CIMG2768_20170703233446f22.jpg

小淵沢タクシーに電話して後、周辺の碑などを確認。
「南無観世音菩薩」。これがあるから「観音平」というのだろうか。
CIMG2770_20170703233416c40.jpg

方位指示盤はスルー。
CIMG2769_201707032334489f9.jpg

「科学と宗教は本来一つである 八○嘉明」とあるが、誰のことなのか検索だけでは分からなかった。
CIMG2771_20170703233418772.jpg

これは写真だけではほとんど判読不能。
CIMG2772_201707032334210e9.jpg

ここに東屋があるのは、下山してきて初めて知った。
CIMG2773_2017070323342190e.jpg

駐車場には、天気もいいので、昨日よりたくさんの車が停まっていた。
CIMG2774_2017070323342225f.jpg

昨日出発したときはガスで何も見えなかったのに、編笠山(2524m)がくっきりと見える。
CIMG2775_2017070323303302b.jpg

しかも、かなり暑い。
DSC_4942_201707032330363a7.jpg
女子にはゆっくり風呂に入ってもらおうということで、Dさん、M君がO君の車で先に、道の駅こぶちざわの奥にある延命の湯に行ってもらった。

残るH君、Y君と私の3人は荷物をまとめたりしながら、タクシーを待つ。
CIMG2776_20170703233034261.jpg
タクシーは20分後、ちょうど2時に到着した。

延命の湯には14:15に到着。
帰りの電車は小淵沢駅16:05発なので、15:20に迎えに来てもらうようお願いした。
DSC_4943_20170703233037944.jpg

待っていてくれたO君の車にザックを積み込み、お風呂道具だけ持ってお風呂へ。
DSC_4945_2017070323303865e.jpg

ここに来るのはたぶん初めてだ。
DSC_4946_201707032330011aa.jpg

お風呂はありがたいことに、わりとすいていた。
DSC_4947_20170703233002c99.jpg

お蔭さまで、露天風呂は独占できた。
DSC_4954_20170703233004f4d.jpg
延命の湯は1995年に地下1500mまでボーリングして掘り当てた温泉で、源泉の温度は58.8℃だそうだ。
それにしても、いい湯だった。2日間の疲れがふっとんだ。

風呂上がりに井村屋の抹茶アイスを食べて、熱くなった体を冷やす。
DSC_4955_2017070323300600c.jpg

ここでタクシー代や酒代などを精算した。
迎えのタクシーは時間通りに来て、15時半には小淵沢駅に到着。
DSC_4956_201707032330073ef.jpg

ここでO君とはお別れ。
DSC_4957_20170703232932514.jpg

残る5人は「お腹空いた~」ということで、駅前のそば屋「入船食堂」へ。
DSC_4959_20170703232935923.jpg

時間は30分しかないが、お店の人が大丈夫というので、みなちゃんとざるそばを注文した。
その前にもちろん生ビールで祝杯。
DSC_4958_2017070323293478b.jpg

く~たまりません。そばもとても美味しかった。
DSC_4960_201707032329379c3.jpg

15:50過ぎには店を出て、それぞれ車内で飲む酒やお土産を駅前の土産物店で購入。
DSC_4963_201707032329085b4.jpg

これは小海線の車両。
DSC_4962_201707032329067e7.jpg

奥のこげ茶色の建物は新築中の駅舎(7月3日にオープンした)。
DSC_4964_20170703232909e70.jpg

16:05発の特急あずさ24号はほぼ定刻通りに入線。
車内に落ち着いて、もう一度乾杯。
DSC_4966_2017070323291188c.jpg

苦しくも楽しかった山旅を反芻しながら、私は甲州ワインの小ボトルも飲んでしまった。
DSC_4967_2017070323291211c.jpg
八王子でY君が下り、立川で私とM君が下りて、これで事実上解散。
18:27新所沢着。
みんなで登る楽しさをまたまた実感した山旅であった。

【行程】2017年5月14日
青年小屋(6:31)~ノロシバ(7:08撮影7:14)~権現小屋(8:13休憩8:32)~権現岳(8:38撮影8:46)~三ツ頭(9:41撮影・休憩10:00)~分岐(10:04)~木戸口(11:19昼食11:41)~ヘリポート跡(11:51休憩12:00)~雲海(12:27)~金命水入口(12:43休憩12:55)~八ヶ岳横断歩道交差点(13:06)~観音平(13:37)
※所要時間:7時間6分(歩行時間:5時間)コースタイム:4時間55分
※登った山:3座(うち新規:木戸口)
※歩行距離:7.8km
スポンサーサイト
このページのトップへ

権現岳(5)

【2017年5月14日(日)】権現岳
権現岳(2715m)を後にして、三ツ頭(2580m)に向かっている。
CIMG2603_20170702163940265.jpg

鳳凰三山の手前の雲海は少しだけ途切れてきた感じがする。
CIMG2604_20170702163942d56.jpg

でも、奥秩父方面の雲海はまだまだ分厚い。
CIMG2605.jpg

登山道に残雪が出てきたが、アイゼンを付けるほどではない。
CIMG2606_20170702163946340.jpg

雪だったり土だったりだし。
CIMG2607.jpg

三ツ頭のピークはかなり奥のようだ。
CIMG2608_20170702163917200.jpg

これを下れば、三ツ頭手前の鞍部。
CIMG2609_201707021639184c9.jpg

このあたりが鞍部。
CIMG2610_20170702163920bf9.jpg

平和な道だ。
CIMG2611.jpg

間もなく、登り返し。北斜面はやはり残雪が多い。
CIMG2613_2017070216384863a.jpg

木々の間から赤岳(2899m)が覗く。
CIMG2612_2017070216392251d.jpg

いや、みごとなとんがりぶりだ。
CIMG2614_201707021638499e0.jpg

権現岳、阿弥陀岳(2805m)、赤岳、三役そろい踏み。
CIMG2615_2017070216385193c.jpg

左手、真ん中は御座山(2112m)かな。
CIMG2616_201707021638527bb.jpg

こんな素晴らしい眺めを見られるのも、八ヶ岳に登りたいと言ってくれたH君ほか富士山登山隊の皆さんのおかげだ。感謝、感謝。
CIMG2617_201707021638540f9.jpg

改めて、赤岳の雄姿。
CIMG2618_20170702163824e14.jpg

空も青く、本当に天気に恵まれた。
CIMG2619_20170702163826777.jpg

こちらは権現岳。
CIMG2620_20170702163827c78.jpg

その頂上部分。
CIMG2622_201707021638306ed.jpg

赤岳からは真教寺尾根が東に延びる。
CIMG2621_20170702163829f73.jpg

三ツ頭頂上直前にケルンの群れがあった。
CIMG2623_201707021638014e5.jpg

なんだか絵に描いたような風景だ。
CIMG2624_20170702163802792.jpg

石碑が傾いている。かなり、読みにくいが刀利大権現だろうか。
CIMG2625.jpg

編笠山(2524m)がめずらしく尖って見えた。
CIMG2626_20170702163805573.jpg

さあ、頂上はすぐそこだ。
CIMG2627_2017070216380767a.jpg

先着していたO君がシャッターを切りまくっている。
CIMG2628_20170702163739fa8.jpg

この標柱、東面には海抜が刻まれている。2500mだそうだ。
CIMG2629.jpg

西面には、「八ヶ岳登山連続十五回記念」とある。
CIMG2630.jpg
15回で石碑はちょっと大げさすぎないか。

とにもかくにも、三ツ頭に登頂。
CIMG2632.jpg

それほど登り返しもきつくなかった。
CIMG2633_20170702163710e0e.jpg

でも、権現岳からのコースタイム40分のところ、1時間近くかかってしまった。
CIMG2631_2017070216374354b.jpg

南には、木戸口ピークの向こうに南アルプス。
CIMG2634_20170702163712e83.jpg

ここからの赤岳や権現岳の眺めは圧巻で、みんなで記念写真を何枚も撮った。
DSC_4938_2017070216333879e.jpg

5年前に来た時はガスで何も見えなかっただけに、感慨もひとしおだ。
CIMG2635_20170702163713bc8.jpg

残雪の八ヶ岳の美しさを初めて体感した。
CIMG2636_2017070216371557b.jpg
八ヶ岳は何度も来ているが、夏から真冬にかけてばかりで、残雪期は初めてなのだ。
H君も、「赤岳すごいね。きつそうだけど登りたいわ」と登攀意欲が湧いた様子。
先日、会社の人が「赤岳に登ってきたよ」と言われた時に「ふ~ん」と軽く返してしまったが、「大変なところだったんだ。申し訳なかったなあ」と笑っていた。

眺望を堪能して20分ほどで出発。
CIMG2638_201707021637161d5.jpg

最初は平坦。
CIMG2640_2017070216364589b.jpg

すぐ先の分岐を右に下る。
CIMG2641_201707021636476d1.jpg

ここから先が情報不足だ。
CIMG2642_20170702163648e57.jpg

尾根伝いの下りだと思っていたら、しばらくは雪の斜面をトラバース。
CIMG2643_20170702163650e1b.jpg

幸い踏み跡はあるのだが、かなり夏道とはずれている感じで、先頭のO君もルートファインディングに苦労している。
CIMG2644_20170702163651f4d.jpg
とにかく踏み跡をたどるしかない。
それはいいのだが、踏み抜き祭りだし、かなりの急斜面で滑落の危険もあるし、初心者が来るようなところではなかったのは間違いない。

とうとうY君が大きく踏み抜き、雪の中にあった倒木にすねを強打してしまった。
大事には至らなかったが、かなり痛かったみたいだ。
このアクシデントで、前の3人と後ろの3人が随分離れてしまったので、しんがりだった私が後ろ3人の先頭に出て、進路を確保することにした。
つるんとした斜面では、キックステップで足場をつくり、「おれの足跡そのまま付いてきてね~」と指示したら、H君が「なんかエベレスト登山みたいだぞ」と興奮していた。
なぜエベレストなのかよく分からないが、彼にとってはそういうイメージなのだろう。

しばらく尾根からは外れた斜面を歩かされた。
CIMG2645_20170702163622f4e.jpg

それだけに、雪のないところに出るとホッとする。
CIMG2646_20170702163623c36.jpg

一瞬、木々の隙間から甲斐駒(2967m)が見えた。
CIMG2647_201707021636245b0.jpg

踏み抜きはまだ続くが、尾根道に出れば、もう道迷いの心配はない。
CIMG2648.jpg

それにしても、こんなに雪が残っているとは思わなかった。
CIMG2649_20170702163627c23.jpg

標高が低くても、やはり陽光が遮られる樹林帯は融雪が遅れるのだ。
CIMG2650_201707021635551fc.jpg

正面に入笠山(1955m)のスキー場。
CIMG2651_20170702163559fdc.jpg

しばらく雪との格闘は続いたが、2350mあたりで、やっと雪道からは解放された。
CIMG2652.jpg

それでも雪庇の跡がたくさん残っている。
CIMG2653_20170702163602550.jpg

冬は到底来られない。
CIMG2654.jpg

そう言えば、この雪の中を高校生くらいの若い女性がトレランスタイルで登っていった。
CIMG2655_20170702163533853.jpg
(ここには写っていません)

この上はさらに雪が深いのに大丈夫だろうか。トレランだけに軽装だったし。
CIMG2656_20170702163535910.jpg
みんな本気で驚いていた。

11時を過ぎてもまだ雲海が残っている。
CIMG2657_201707021635367e2.jpg

縞枯れ状態の場所に出た。
CIMG2658.jpg

白骨化した樹木が倒れている。
CIMG2660_2017070216350751b.jpg

そうなると当然、展望が得られる。お馴染みの編笠山。
CIMG2659_2017070216353908a.jpg

あそこに登りたかったという声は結局、誰からも上がらなかった。
CIMG2661_20170702163509b24.jpg

平和通りでは、しばし風景を楽しむ。
CIMG2662.jpg

このあたりは樹木のオブジェが美を競っていた。
CIMG2663.jpg

ギボシ、権現岳、三ツ頭がそろい踏み。
CIMG2664.jpg

「山」の字を思わせる眺めだ。
CIMG2665.jpg

緩斜面はホッとする。
CIMG2667_20170702163446619.jpg

再度、三ツ頭。
CIMG2668.jpg

松林。
CIMG2669_20170702163449688.jpg

ダケカンバ。
CIMG2670.jpg

いや~快適だ。さっきまでの苦労がウソのよう。
CIMG2671.jpg

このくらいの感じで下れてしまえばいいのに、と思う。
CIMG2672.jpg

ま、そういうわけにはいかないことは分かっているけどね。
CIMG2673.jpg

雪道が終わるとシャッターを押す余裕ができる。
CIMG2674_201707021634250cd.jpg

でも、雪が完全に消えたわけではない。
CIMG2675_201707021633565f4.jpg

久々に見た道標。甲斐小泉駅まで下らせるつもりらしい。
CIMG2676.jpg

ほとんど登り返しなく、木戸口(2240m)という名のピークに到着。
CIMG2677.jpg

コースタイム1時間のところ、1時間20分かかった。
CIMG2678_2017070216340053f.jpg

ここは大きな山名板があり、ちょっとしたピークだったので、「登った山」に認定。
CIMG2679_201707021634022be.jpg

今回の山行では唯一の新規ピークだ。
CIMG2680_2017070216333559d.jpg

時刻は11:20.頃合いなので、ここでお昼にした。
昨日買ったパンはつぶれていたが、美味しかった。
CIMG2681.jpg

(つづく)
このページのトップへ

権現岳(4)

【2017年5月14日(日)】権現岳
権現岳(2715m)目指して、登攀中。
追いついてきた若者たちに先に行ってもらった。
CIMG2522_20170701061339259.jpg

ギボシ直下の稜線まで来たところで、しばし休憩。
CIMG2523_20170701061340627.jpg

ここで、とうとう赤岳(2899m)が見えた。
CIMG2525.jpg

阿弥陀岳(左、2805m)とともに並んでいる。
CIMG2524_201707010613417e7.jpg

権現小屋のまわりにはまだたくさん雪が残っている。
CIMG2526_201707010613444aa.jpg

あれが権現岳の山頂。
CIMG2527_20170701061244666.jpg

小屋までは、かなり雪道を歩かないといけないようだ。
CIMG2528_201707010612464cb.jpg

そのうち、Y君が眼下の雪渓に何か動くものを発見。
CIMG2529_20170701061247c54.jpg

望遠で見てみると、カモシカの親子だった。Y君なかなか目がいい。
CIMG2530_20170701061248143.jpg

10分弱休んで出発。
CIMG2531_20170701061251c5d.jpg

下りはとくに慎重に。
CIMG2533.jpg

幸い、落石を発生させることもなかった。
CIMG2534_201707010611481dd.jpg

こんな感じで雪の稜線を進んでいく。
CIMG2532_201707010611455c5.jpg

ギボシを振り返る。
CIMG2535_201707010611504b8.jpg

編笠山(2524m)と南アルプス。
CIMG2536_201707010611519c8.jpg

というわけで、8:13権現小屋に到着。
CIMG2537_20170701061121201.jpg

ここで大休止。
CIMG2538_20170701061123763.jpg

それぞれ行動食を口にした。
DSC_4930_201707010624405c4.jpg

とりあえず、ここからも撮影。編笠山とギボシ。
CIMG2539_201707010611242f6.jpg

恐竜の背ビレのような権現岳の稜線。
CIMG2540_201707010611268e5.jpg

以前、ガスが晴れるのを待つため、ここでコーヒーを頼んだことがあったっけ。
CIMG2541_20170701061127f94.jpg
トイレ(100円)の帰り、小屋番の青年がはしごをかけて屋根の上で作業していたので、はしごが揺れないよう押さえてあげながら、しばし雑談。
昨夜は、さすがにあの雨だったので、宿泊者ゼロだったそうだ。
三ツ頭(2580m)の先の道の様子も聞いてみたが、権現岳下のクサリ場までしか確認していないので、はっきりは分からないとのことだった。

みんなは小屋の中を見学させてもらい、山小屋らしい様子に感嘆していたが、「ここに泊まらなくてよかった」と口々にもらしていた。
寒そうだ、というのが最大の印象だったらしい。
CIMG2542_20170701061054fa4.jpg

20分ほど休んで出発。
CIMG2547_2017070106105641c.jpg

小屋の屋根は雪の重みのせいか、ひん曲がっている。
CIMG2548_20170701061057ab5.jpg

こうして見ると、ギボシもなかなか恰好いい山だ。
CIMG2549_201707010610589c9.jpg

あの小さい突起が権現岳の頂上。
CIMG2550.jpg

久しぶりに見るシャクナゲとハイマツ。
CIMG2551_20170701061027145.jpg

ここが赤岳方面との分岐。
CIMG2552_201707010610282f0.jpg

私どもは右折して、三ツ頭方面へ。
CIMG2553_2017070106103065a.jpg

東も大雲海。奥に奥秩父の山々が見える。
CIMG2554.jpg

さあ、もうすぐだ。
CIMG2555.jpg

右手に権現小屋とギボシ。
CIMG2556_2017070106093131f.jpg

横位置にしてみると、前の週に登った美ヶ原(2034m)や鉢伏山(1928m)、そして霧ヶ峰(1925m)が見えた。
DSC_4931_201707010606108fb.jpg

編笠山(左)と中央アルプス。
DSC_4932_201707010605411a9.jpg

写真を撮っている間に、みんなはどんどん行ってしまった。
CIMG2557_201707010609333f7.jpg

それでも、しぶとく撮り続ける。
CIMG2558_2017070106093425e.jpg

南アルプス。
DSC_4933_20170701060543c0f.jpg

小屋から5分ほどで頂上に着いた。
CIMG2559_20170701060936128.jpg

岩峰の先端の山名板まで登って記念撮影。
初心者の3名も2700m級をクリアした瞬間だ。
DSC_4934_20170701060544457.jpg

皆さん、ほんとによく頑張りました。
CIMG2561_201707010609374b3.jpg

コースタイム1時間半のところ、休憩も含めて2時間ちょっとかかったけど。
CIMG2562_201707010609087d3.jpg
小屋を出発する頃は、「少し頭が痛い。これは二日酔いではない」と、軽い高山病の症状があったH君、Y君だが、この頃にはもう完全に高度順応していた。
でも、2400mほどで症状が出たということは、富士山でも確実に出るだろう。
本番でも軽いといいのだが。

なんとこれから下りる尾根と昨日登ってきた尾根の間の谷まで雲海が迫ってきた。
CIMG2563_20170701060909a63.jpg

左手は真教寺尾根。以前、O君と登ったルートだ。
CIMG2565_2017070106091088b.jpg

頂上の岩峰裾にある桧峰神社に「無事下山」を祈願して、下山開始。
CIMG2566_201707010609126df.jpg

すぐに権現頂上を振り返る。
CIMG2567_20170701060913acb.jpg

三ツ頭の向こうに富士山があるのだが、もうかなり霞んでしまった。
CIMG2568_20170701060843140.jpg

ジグザグに下っていく。雪がなくてありがたい。
CIMG2569_20170701060845d1b.jpg

しかし、かなりの急坂だ。
CIMG2570_2017070106084631b.jpg

空が青くて気持ちいい。
CIMG2571_201707010608470e7.jpg

さっき、反対側からみた背びれ石かな。
CIMG2572_201707010608492c7.jpg

編笠山の角度もだいぶ変わってきた。
CIMG2573_20170701060818414.jpg

小屋番のお兄さんが言っていたクサリ場とはここのことだろう。
特に問題なく全員クリア。
CIMG2574_20170701060820633.jpg

今日は雲海がなかなか消えない。もう9時前だというのに。
CIMG2575_201707010608215e7.jpg

三ツ頭までは、実はかなり登り返さないといけない。
CIMG2576_20170701060823c5f.jpg

それにしても雪がないのはありがたい。
CIMG2577_201707010608244f0.jpg

この岩場をクサリで下らされたら、ちょっと怖かったかも。
CIMG2578_201707010607507ec.jpg

みんな下りも上手になってきた。
CIMG2579_201707010607514a5.jpg

右手に編笠山。
CIMG2580_201707010607538cb.jpg

もう振り返っても頂上は見えなくなってしまった。
CIMG2581_201707010607546ed.jpg

手前は真教寺尾根。奥は県界尾根。
CIMG2582_2017070106075657c.jpg

赤い石とシャクナゲ。
CIMG2583_2017070106072598c.jpg

シャクナゲの若葉は可愛らしい。
CIMG2584_20170701060727240.jpg

三ツ頭の北斜面には大量の雪が残っていた。でも、アイゼンはしなくても大丈夫。
CIMG2585_20170701060728616.jpg

三ツ頭頂上と富士山。
CIMG2586_20170701060730b5c.jpg

ここも手をついて慎重に下った。
CIMG2587_20170701060731884.jpg

さて、三ツ頭の登りに差しかかる。
CIMG2588.jpg

いい感じの登山道だ。
CIMG2589_20170701060700adb.jpg

何度も申し訳ないが、編笠山。
CIMG2590_20170701060701087.jpg

三ツ頭頂上も近い。
CIMG2591_2017070106070210a.jpg

権現岳方面。
CIMG2592_20170701060704090.jpg

かなり尖った赤岳。
CIMG2593_20170701060627e96.jpg

そう言えば、この角度で見るのは初めてだ。
CIMG2594_20170701060629990.jpg

前回来たときはガスで真っ白だったし。
CIMG2595_201707010606319d0.jpg

これも初めて見る景色だ。
CIMG2596_201707010606327c0.jpg

ヨコ位置で。
CIMG2597_20170701060634eac.jpg

赤岳は本当に赤い。
CIMG2598_201707010606040b0.jpg

あの雲海は、今日は消えないのだろうか。
CIMG2599.jpg

さっきのはニセピークで、三ツ頭の頂上はあれだった。
CIMG2601.jpg

というわけで、少しだけまた下らないといけない。
CIMG2602_2017070106060812e.jpg

(つづく)
このページのトップへ

権現岳(3)

【2017年5月14日(日)】権現岳
乙女の水で水を補給して青年小屋に戻ってきた。
CIMG2438_201706301951327fa.jpg

玄関前のブランコでくつろぐY君。
DSC_4925_20170630194413b2d.jpg

前回O君と来たときは、ここでラーメンを食べたっけ。
CIMG2441_20170630195134a32.jpg

間もなく、昨日の夜部屋で騒いでいたと思われるグループが出てきて、また騒ぎ始めた。
CIMG2442_20170630195135300.jpg

それには構わず、小屋をバックに記念撮影をして、6:30に出発。
CIMG2445_20170630195106f6c.jpg

もともとは7時発の予定だったので、最初から30分貯金ができた。
CIMG2437.jpg

編笠山(2524m)さん、ではまた!
CIMG2444_20170630195137d18.jpg

権現岳(2715m)まで1時間半とのことだが、もう少しかかりかも。
CIMG2447_20170630195108beb.jpg

最初は雪道であることは分かっていたが、樹林帯を抜けたら雪がなくなることが予想できたし、登りだから大丈夫と判断して、アイゼンは付けなかった。
CIMG2448_20170630195109327.jpg

結構、雪は残っていたが、結果としてはやはり付けなくてよかった。
CIMG2455.jpg

わずかに登っただけで、振り返ると編笠山が全容を現した。
CIMG2449_2017063019511085b.jpg

その左には2週間前に登った地蔵岳(2764m)が雲海の上に浮かんでいる。
CIMG2450_20170630195112907.jpg

富士山はちょっと残念な状況。
CIMG2451_201706301950420e6.jpg

間もなく、坂は急になり、早くもH君、Y君が悲鳴を上げ始めた。
CIMG2454_20170630195047ec9.jpg

でも、すぐに北アルプスが見えてくると、悲鳴は歓声に。
CIMG2452_20170630195044304.jpg

やはり眺望があると元気になる。
CIMG2453.jpg

ただし、雪道の急登は容赦なく続く。
CIMG2456_201706301950205fb.jpg

でも、我々はみな北海道育ち、このくらいの雪は苦にならない。
CIMG2457_201706301950223b9.jpg

ノロシバ手前の岩場で南アルプスも見えてきて、しばし撮影タイム。
CIMG2460_20170630195024b62.jpg

北岳(3193m)が姿を現した。
CIMG2458.jpg

その右には甲斐駒(左、2967m)と仙丈ヶ岳(右、3033m)。
CIMG2461_20170630195026556.jpg

編笠山との位置関係はこうなっている。
CIMG2462_20170630194955315.jpg

それにしても見事な雲海だ。
CIMG2463_20170630194957a0a.jpg

編笠山への登山道が一直線に頂上へ続いているのが分かる。
CIMG2464_20170630194958def.jpg

その右奥には中央アルプス。
CIMG2465_20170630195000be9.jpg

そのさらに右は雲海の向こうに御嶽山(3067m)が霞む。
CIMG2466_20170630195001ef4.jpg

槍・穂高連峰もばっちり見えた。
CIMG2467.jpg

みんなで代わる代わる撮っているうちに、後発隊が追いついてきたので出発。
CIMG2468_20170630194821b71.jpg

間もなく、ノロシバに着くと、360度の大パノラマが広がった。
すぐ西に西岳(2398m)。
CIMG2469_201706301948224d7.jpg

北西には霧ヶ峰(1925m)と、その向こうに美ヶ原(2034m)。
CIMG2470.jpg

南西には、入笠山(1955m)のスキー場。ハート形だ。
CIMG2471_2017063019482567c.jpg

その向こうは中央アルプス。
CIMG2473_20170630194754def.jpg

北に蓼科山(2530m)と北横岳(2480m)。
CIMG2472_201706301947533a9.jpg

南は南アルプス。左から北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳。
CIMG2474_20170630194756066.jpg

南東に富士山。右の小島は毛無山(1964m)だろう。
CIMG2475_20170630194757a41.jpg

正面にはギボシの前山。
CIMG2476_20170630194759fa4.jpg

その左に阿弥陀岳(2805m)。
CIMG2479_20170630194732ccf.jpg

北東に目指す権現岳(2715m)の頂上が見える。
CIMG2477.jpg

眼下は深く切れ込んだ谷底だ。
CIMG2478_201706301947305b4.jpg
どれが何山なのか、みんなに丁寧に説明してあげた。
ここは5年前に初めて来た時、長い雨の後やっと富士山が見えて感激したところだが、今日はなぜか頂上付近が霞んでしまった。
これは、どういう気象現象なのだろうか。

撮影しているうちに、さっきの後発隊3人も到着。
先頭の女性がリーダーのようで、彼女だけ小さなザックを背負い、あとの男2人は空身だった。聞くと、やはり権現岳ピストンだそうだ。

我々は先に出発。
CIMG2480_20170630194733c1b.jpg

まずは、ちょっとだけ下る。
CIMG2481.jpg

下り切ったところから、ノロシバを振り返る。
CIMG2482_201706301947049a4.jpg

再び雪道に突入。
CIMG2483_2017063019470661c.jpg

左手は鋭い岩峰になってきた。
CIMG2484_201706301947072f2.jpg
CIMG2485_20170630194709bb5.jpg

残雪の稜線を歩いたりして、ちょっと緊張。
CIMG2486_20170630194710cd7.jpg

でも、みんな上手にクリアしてくれた。さすが雪国育ち。
CIMG2487_20170630194639ad5.jpg

さっきの3人も後を追ってくる。背後は西岳。
CIMG2488_20170630194640ab2.jpg

編笠山と南アルプスの北端部。
CIMG2489_20170630194642f4c.jpg

いよいよ眼前に岩場が迫ってきた。
CIMG2490_20170630194643275.jpg

ここを登るわけではないけど。
CIMG2491_20170630194645426.jpg

それでもY君、H君、M君には未体験ゾーンだ。
CIMG2492.jpg

かなり急なガレ場である。
CIMG2493_20170630194616ea7.jpg

右手に、後ほど歩く木戸口の尾根が見える。
CIMG2494.jpg

Y君からは「これぞ登山だねえ。これはもう上級の下でしょう」と、得意のセリフが飛び出した。
CIMG2495_20170630194619bd0.jpg

でも、威勢のいい発言の直後に息切れ。
CIMG2497_20170630194551d4a.jpg

早くも休憩だ。
CIMG2496_201706301946209b5.jpg

ひと息ついてから、クサリ場に挑戦。
DSC_4927_201706301943462de.jpg

「クサリは一人ずつ、体重かけないで、あくまで補助ね」と後ろから声をかける。
CIMG2498.jpg

後日、H君は何度かあった同期の飲み会で「Kに怒られたよ」と、繰り返しうれしそうに語っていた。
CIMG2499_20170630194554ce1.jpg

でも、確かにここの登りは彼らにとっては、初めてのアルペン体験だったことだろう。
CIMG2500_201706301945551ff.jpg

だんだん、権現岳が近づいてきた。
CIMG2501_201706301945577b3.jpg

西岳方面の雲海。
CIMG2502_20170630194526bc9.jpg

クサリ場を振り返る。確かにここはヘルメットがあった方がよかったかも。
CIMG2503_2017063019452725f.jpg

編笠山と南アルプス。
CIMG2504_20170630194529986.jpg

鳳凰三山。中央に地蔵岳のオベリスクがくっきり。
CIMG2505_20170630194530558.jpg

急登の途中、2度の休憩を入れた。
DSC_4928_20170630194349795.jpg

ちょっと体重のあるH君とY君には、さすがにきついみたいだ。
CIMG2506_20170630194532a94.jpg

急登をクリアすると正面にギボシが雄姿を現した。
CIMG2507_20170630194500259.jpg

その左に阿弥陀岳。奥には蓼科山も見える。
CIMG2508_20170630194502be3.jpg

ササの稜線を進む。
CIMG2509_20170630194503322.jpg

再び、残雪の稜線。
CIMG2510_20170630194505ec8.jpg

アイゼンなしのま、ここも慎重に通り抜けた。
CIMG2511_20170630194506554.jpg

振り返ると、結構な絶壁だ。
CIMG2512_20170630194434cf7.jpg

でもM君は余裕の撮影。
CIMG2513_20170630194435cba.jpg

左手の阿弥陀岳。
CIMG2514_20170630194437df7.jpg

ギボシは巻くことになる。
CIMG2515_2017063019443868d.jpg

こんなところは登れない。
CIMG2516_2017063019444042e.jpg

雪の稜線を振り返る。
CIMG2517_201706301944074a4.jpg

ギボシを巻く終盤のへつり。
DSC_4929_20170630194349fd0.jpg

結構怖い。
CIMG2519.jpg

でも、みんな危なげなくクリアした。
CIMG2520_20170630194411f49.jpg

編笠山とさっき越えた小ピーク。もう少し登りは続く。
CIMG2521_20170630194411d8d.jpg

(つづく)
このページのトップへ

権現岳(2)

【2017年5月13日(土)】権現岳
押手川を渡渉したすぐ先で、急いで昼食を済ませ、12:10に出発。
再び水との格闘が始まった。
CIMG2412_2017062921484974b.jpg
このあたりで気づいたのだが、なんと山旅ロガーが最初の1kmで途絶えている。
雨に濡れて、私が誤操作をしてしまったのか。
雨で写真がほとんど撮れないため、何時にどこにいたのかを振り返るには山旅ロガーが頼りだったのに、痛恨事であった。

標高2200mに達すると、登山道はほぼ雪に埋もれてしまった。
CIMG2413_2017062921484991c.jpg

今度は踏み抜きとの戦いである。
CIMG2414_20170629214850f55.jpg

そんなに頻繁ではないが、たまにズボっといってしまう。
CIMG2416_20170629214852bb7.jpg

H君もY君もスパッツがなかったので、靴の中に雪が入ってしまって、かなり足が冷たかったことだろう。
CIMG2417_2017062921485474d.jpg

沢に雪が残っているところはもう水没を避けようがない。
CIMG2419_20170629214820062.jpg
靴がびちょびちょになってしまった。

最後の100mほどの登りの途中で、少なくとも70歳は超えていると思われる女性2人に追いついた。
「あんな年で、こんなところを登るとは」と、H君もY君も驚いていた。
この時点で、われわれ3人は、前方を行くO君、M君、Dさんに大きく離されていた。
O君はゴールが近くなるとピッチが上がるクセがある。
早くビールが飲みたいからだ。

それはともかく、今回はH君の方が少々グロッキー気味。
ももがぴくぴくして足が上がらないようだ。
少し歩いては休むを繰り返しているうちに、さっきの高齢女性に追いつかれてしまった。
それでも、何とか3時間ちょっとで青年小屋にたどり着いた。
CIMG2420_20170629214822b04.jpg

やっと屋根のあるところで落ち着けるわい。
CIMG2421_20170629214823c86.jpg
と思ったのだが、ちょっと困ったことが。
玄関に入ると、宿泊者の濡れた雨具や衣類が大量に干してある。
我々が着いたのはまだ午後1時半前なのに、もうびっしりでハンガーすらない。
談話室の中に入って、「濡れたものを干したいんですが」とスタッフの女性に告げた。
すると、「ハンガーを使ってください。ない場合はスタッフに申し付けてください」と言う。
「いや、ないから言っているんです」
「そうですか。いくつ必要ですか?」
「雨具の上下や衣類など、みんな濡れているので、1人4本として24本くらいお願いします」
「それは無理です。1人1つでお願いします」
「先に入っている人も1人1つなんですか? そうは見えませんが」と少し強く言ったが、
「あとで乾燥機を出します。乾いた人は取り込んでもらいますから」とひるまなかった。
そんなやりとりがあり、釈然としないものの、とりあえず1人1つで我慢することにした。

みんなにハンガーを渡して、ようやく受け付け。
1人8500円の6人分、計5万1000円をまとめて支払った。
DSC_4910_20170629214644060.jpg
夕食、朝食とも5時半からとのこと。
部屋は、予約した時の約束通り6人で個室を与えられた。
8人分の布団が敷いてあったが、とりあえず2人分はよけて、活動するスペースを確保した。
部屋には暖房がないので、とにかく寒い。
濡れた服のままだと風邪を引いてしまうので、あわてて下着も上着も着替えた。

全員着替えたところで、早速酒宴といきたいところだが、それぞれ石油ストーブとこたつのある2つの談話室はどちらも先客が占拠している。
CIMG2430_20170629214735e7d.jpg
CIMG2439_20170629214712299.jpg
(翌朝撮影)
「ちょっとスペースを空けてください」とお願いすれば詰めてくれるかもしれないが、もうかなり酔っぱらっている様子。
声もうるさいので、あんな部屋には行きたくなかったが、寝室ではやはり寒すぎる。

ストーブを少しずらして、板の間にスペースを確保しようとしていたら、4人ぐらいのグループが「もう引き上げますから」と言って退出してくれたので、何とかテーブルを囲んで座ることができた。
そのグループにいた女性は選挙の候補者のようなキラキラのたすきをかけていて、テーブルにはケーキがのっていたので、もしかしたら誕生日のお祝いでもしていたのかもしれない。

H君がわざわざ担ぎ上げてくれたビールはなぜか温くなっていたので、小屋で缶ビールを3本購入(1本500円)。H君のビールは窓際に置いて冷やしておいた。
まずはビールで乾杯。あとは、私が持ってきた焼酎と日本酒、O君持参のウイスキーで、どんどん隣のグループに追いついていった。
O君はピッチが速く、早々に酔っぱらってY君にくっつき始めていた。

今日はここで餅つき大会があるとのことで、3時ごろ会場の食堂に行ってみた。
DSC_4909_201706292146435d8.jpg

大量の餅が生産されており、突きたてのお餅がみんなに振舞われた。
DSC_4911_20170629214645627.jpg
あんころもちにして食べておいしかったが、夕食もあることだし、1個で我慢しておいた。

もう夕食の準備も進んでおり、こんな皿がたくさん並んでいた。
DSC_4912_201706292146479d0.jpg

タラの芽も大量に。
DSC_4913_20170629214648f85.jpg
これは夕食が楽しみだ。

わくわくしながら再び談話室に戻って、夕食の5時半まで延々飲み続けた。
DSC_4914_20170629214619e2f.jpg

5時半になって夕食に呼ばれて、改めてびっくり。
山菜(タラの芽、ウドの葉っぱ、コシアブラ)のほか、藤やニセアカシアの花もてんぷらで。
鶏肉に馬刺しもある。
DSC_4915_20170629214620026.jpg

藤の花なんて食べられるのかと思ったが、これが淡白でなかなか美味しい。
DSC_4920_20170629214557347.jpg

こちらはお惣菜の数々。
DSC_4916_20170629214621a11.jpg

しかも日本酒が一升瓶でどんと置いてあり、これはサービスだという。
DSC_4918_20170629214623fbd.jpg

そばもあるし、みんなおいしくて、ガツガツ食べて満腹。
DSC_4919_20170629214624fee.jpg

晩餐のメニューを見せてもらったら、こんなにあった!
DSC_4921_2017062921455934c.jpg
ふきみそのおにぎりは食べ切れなかったので部屋に持ち帰った。
こんな豪勢かつ贅沢な山小屋の料理は初めてだ。みんなも大満足である。
これが普通だと思われてしまったら大間違いなんだけど。
でも、雨の中、氷を踏んで登ってきた苦労が報われたというものだ。

晩餐は8時近くまで続いたが、飲み過ぎたO君がおねむなので、部屋に戻り、みんなそのまま就寝。
Y君などは「8時になんか眠れないよ~」と言っていたけど、あっという間に沈没していた。
向かいの部屋のグループは消灯の10時まで騒ぎ続けているし、さっきの乾燥機が寝室の暖房代わりにたかれて、私のすぐ横でゴーっと轟音を立てていて、しばらく気持ちよく眠れなかったが、朝4時半までトイレにも行かずに寝続けることができた。
断眠だが、まあ睡眠時間は十分だった。

【行程】2017年5月13日
観音平(10:14)~雲海(11:05休憩11:07)~押手川(11:52昼食12:10)~青年小屋(13:22)
※所要時間:3時間8分(歩行時間:2時間33分)コースタイム:3時間
※登った山:なし
※歩行距離:6.0km

【2017年5月14日(日)】権現岳
4時半に目が覚めた。
昨夜、朝飯前に編笠山(2524m)に登るというプランもあったので、とにかく様子を見に外に出てみたら、なんと雲海の上に富士山がぽっかり浮かんでいる。
CIMG2425_20170629214758179.jpg

ここからだと富士山は編笠山の陰になって見えないと思っていたのでびっくりしたと同時に、感激。
まさに目の覚めるような景色だった。
CIMG2424_201706292147573de.jpg
しかも、とにかく今日はいい天気だ。

こちらは編笠山(2524m)のゴーロ。
CIMG2422_20170629214825744.jpg

まだ月も浮かんでいた。
CIMG2423_20170629214755ac4.jpg
部屋に戻って、みんなに「富士山がすっごく、よく見えるよ~」とささやいたら、一部の人はもそもそと起き出して、それぞれ富士山を確認しに行った。

雨具などはお陰様で乾いていたが、靴はまるでダメ。
衣類は最初から諦めて、昨日、濡れたまま袋に入れてしまった。
どうやら編笠山登山はなさそうなので、朝食までの間に水を汲みに行った。
CIMG2426_20170629214759aff.jpg

朝5時ともなると、もうだいぶ明るい。
CIMG2427_20170629214801ced.jpg

テン場にはもう全然雪はなかった。
CIMG2428_20170629214732cae.jpg
小屋から水場の乙女の水までは5分ほど離れているが、ずっと雪道。
注意深く歩かないと、時々踏み抜いてしまう。
水は勢いよく出ており、あっという間にボトルは満タンになったが、異常に冷たかった。
かなりの悪路だったので往復するだけで結構疲れた。
小屋の長靴を借りて行ったのだが、靴の中が汚れていて、靴下に泥が付いてしまった。

戻ってから、再びトイレへ。今度は「大」。
CIMG2431_201706292147366dc.jpg

完全なポットン便所だったので、下は見ないようにした。
パッキングを済ませ、布団も上げたところで、朝食。
朝も充実したメニューだ。
CIMG2429_201706292147335f9.jpg
オーナーの奥さんお手製のシュウマイが美味しかった。

朝の男たちは寡黙だった。
DSC_4924_201706292146005c5.jpg
食後はすぐ外に出て、男3人を案内して、もう一度乙女の水へ。
O君は私の後に水汲みに行ったらしいが、この道をサンダルで行ったというから驚きだ。

昨日は雨のためしまってあったが、今朝は「遠い飲み屋」の提灯が玄関先に出ていた。
CIMG2432_20170629214738119.jpg

戻ってくると、富士山の頂上部分はもう隠れ始めている。
CIMG2433_20170629214706958.jpg

編笠山にはほとんど雪がない。
CIMG2434_2017062921470749c.jpg

振り返って、権現岳(2715m)方面のギボシを仰ぎ見る。
CIMG2435_20170629214709f0d.jpg

権現岳のギザギザ。天気もいいし、今日はあそこまで気持ちよく登れそうだ。
CIMG2436_20170629214710a15.jpg

(つづく)
このページのトップへ

FC2Ad

プロフィール

かたこりまさかり

Author:かたこりまさかり
FC2ブログへようこそ!

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
北海道の山 (185)
東北の山 (62)
上信越の山 (147)
奥多摩の山 (55)
丹沢の山 (55)
奥秩父の山 (83)
栃木の山 (32)
房総・常陸の山 (9)
奥武蔵・秩父の山 (87)
中央線沿線の山 (97)
富士山周辺の山 (68)
八ヶ岳周辺の山 (53)
南アルプス (101)
史跡歩き (11)
中央アルプス (27)
北アルプス (45)
日本海の山 (8)
関西の山 (30)
四国九州の山 (61)
駅舎の旅 (26)
ドライブ (9)
廃線の旅 (15)
駅から散歩 (17)
乗り鉄 (38)
島の旅 (19)
山村の旅 (7)
超低山 (28)
東海の山 (2)
つぶやき (35)
旧道歩き (32)
伊豆の山 (39)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR