山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

セーメーバン(下)

【2017年2月26日(日)】セーメーバン
宮地山(1113m)から宝鏡寺薬師堂に向かって下山中。
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しばらく下ると開けた場所に出た。
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右手に用沢の集落が見える。
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登山道のあたりは、そのはずれの廃屋地帯。
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ここまでかつての車道が通じているので、用沢集落経由で下ることも考えたが、あまりに遠回りなので止めておいた。
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尾根をさらにまっすぐ下っていくと、最後の最後で道を失ってしまった。
そのまま竹林の中を突っ切っても、着くことは着くのだろうが、急な斜面なので面倒だ。
道を探しつつ、勘で右の方へトラバースしていったら、幸いそれらしき踏み跡に合流。
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あとは、つづら折りで、迷うことはなかった。
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登山口は擁壁の階段になっていた。
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途中で水も切れてしまったが、まもなく下界に下れたので支障はなかった。
コースタイム通りだと、下山は午後4時くらいになるのではないかとちょっと心配だったが、2時半前に着けたのは、うれしい誤算だった。
それにしても、こちらから登ったら、かなり滅入っただろう。

集落に出たら、目の前に薬師堂があったので、無事下山のお礼を兼ねて参拝。
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宝鏡寺の歴史は古く、大同二年(807年)の創建と伝えられる。
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この薬師堂は享和三年(1803年)の再建で、堂内には鎌倉時代から戦国時代にかけての木造薬師如来像や馬頭観音立像などが安置されているという。
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(もちろん、これは仏像ではありません)

これは仁王門。
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この先のバス停で時刻表を見たところ、夕方までバスはない。
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となると、やはり予定通り岩殿山下まで歩くしかない。
事前のルート検索では5kmと出ていたので、1時間ちょっとで着くだろう。
と思ったが、それはちょっと甘かった。

振り返ると、宮地山が見えた。あそこから50分ちょっとで下ってきたわけだ。
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車道歩きは、それほど嫌いではないが、今回はやはり長い。
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(右手の林集落)

30分弱で、松姫峠へ通じる国道139号線との合流地点、奈良子入口に到着。
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バス停の時刻表を見ると、小菅から来るバスが15分後。
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ちょうどいい感じだが、もう最後まで歩く気になっているので、とくに気にしない。
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小腹が空いたので、残りのおにぎりを食べながら歩いた。
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この分岐は大月方面へ。
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田無瀬集落はかつて小さな宿場だったのか、旅籠風の民家が残っていた。
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しばらく進むと、左手に百蔵山(1003m)の西麓、葛野の集落が見えてきた。
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この先の畑倉地区で、国道139号は大きく迂回するので、その手前からショートカットする道を選んだ。ガードレールの切れ目から下におりる。
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川沿いを歩いていくと、自販機があったので、久々の水分補給。
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ファンタグレープを飲みながら歩いた。
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(威徳寺)

さっき下った分を登る急坂が結構きつい。
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(坂の途中にあった御嶽神社)

息を切らして登り、国道に戻ったが、百蔵山の左にあるあの尖った山(標高485m)がさっきからどうも気になる。
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「山と高原地図」にも地形図にも名前は載っていない。
しかも、あの山のすぐ南側の国道20号や中央線を何度も通っているのに見覚えがない。
不思議に思って、たまたま通りがかった古老の方に聞いてみたら「びんぼう山」と地元では呼んでいるとのこと。
字にして書くことはないから、漢字でどう書くのかは分からないらしい。
由来は「岩ばかりで、ろくに木が生えず、金にならないから」と聞いたことがあるが、はっきりしたことはよく分からないのだとか。
でも勉強になった。

古老は「あの山はわかるかい?」と親切にも聞いてくれたが、私は百蔵山も扇山も岩殿山もみんな知っていたので、ちょっと残念そうだった。
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振り向くと、宮地山(左)の左に楢ノ木尾根の大峰、水無山(1139m)、尾越山(1099m)。
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神倉バス停でバスが追い越して行った。
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猿橋方面。
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岩殿バス停を過ぎて、菊花山(644m)を正面に見ながら下る。
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すると、懐かしい風景が目に飛び込んできた。でも、見えるはずの富士山はもう見えなくなっていた。
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駐車場に着いたのはちょうど16時。
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下山してから意外に時間がかかってしまった。
しかも、今日は結局8時間半も歩いてしまった。

さあ、とにかく風呂だ。ザックを車に放り込んで、急いで金山鉱泉の民宿に向かう。
15分ほどで着いたが、まず「河野園」を訪ねると、日帰り入浴はしていないとのこと。
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下の森屋荘もやっていないというので
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上の山口館はどうかと聞いてみたら、電話で問い合わせてくれ、「今日はもう切っちゃった」とのこと。
宿泊客がいないから、ボイラーを切ったということだろうか。
2月の巣雲山以来、またしても温泉遭難してしまった。
2015年版の「山と高原地図」には「2軒とも入浴可」と書いてあったのに。

仕方ないので、以前2回ほど行ったことがある猿橋の湯立人鉱泉へ向かう。
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すっかり時間を無駄にしてしまったが、さすがにここは営業していた。
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もう5時近かったので登山客も引けた後。
女将は「こっちの方がきれいだから」と女湯の方を案内してくれた。
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独占だ。
すこしぬるかったが、蛇口をひねったらボイラーが動いて、熱い湯が出てきた。

のんびりつかり、恒例の入浴後のお茶を飲んで、17時半過ぎに退出。
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外はもう薄暗くなっていた。

高速は上野原から先10kmの事故渋滞とのことだったので、そのまま国道を行き、高尾山ICから圏央道に乗った。
下の道は渋滞していなかったので助かった。
この時期は行楽シーズンではないらしい。
7時半くらいに帰宅できたので、晩飯は自宅で食べた。
今回も懸案のルートをつぶすことができて満足。
しかし19kmも歩くことになるとは思わなかった。

【行程】2017年2月26日
岩殿山駐車場(7:30)~岩殿山分岐(8:09)~天神山(8:51)~稚児落し(9:11撮影9:16)~笹平(9:28)~約740mピーク(9:37休憩9:56)~トズラ峠(10:09)~鉄塔下(10:12トイレ10:17)~高ノ丸(10:36)~サクラ沢峠(10:41)~セーメーバン(11:24昼食11:49)~大垈山(12:25撮影など12:29)~宮地山(13:15休憩13:29)~薬師堂(14:21撮影14:25)~奈良子入口(14:51)~駐車場(16:00)
※所要時間:8時間半(歩行時間:7時間15分)コースタイム9時間25分
※登った山:7座(うち新規6座:天神山、笹平、高ノ丸、セーメーバン、大垈山、宮地山)
※歩行距離:18.9km
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セーメーバン(中)

【2017年2月26日(日)】セーメーバン
笹平(713m)に9時半前に到着。
山名板の文字ほとんど消えかかっていた。
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ここは腰を下ろす場所がないので、そのまま通過。
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いったん下って、プラスチックの階段を登り返す。
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次のピークに鉄塔があり、眺めもよかったので、ここで一服することにした。
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その前に眺望を写真に収めておく。
北東に権現尾根。右の小さなピークがたぶん権現山(1312m)。
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東は百蔵山(左、1003m)と扇山(右、1138m)。
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鉄塔の基礎のコンクリートが、ちょうどいいイスになった。
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ポットのお湯で、カフェオレを飲む。
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この日は私の誕生日で、facebookにたくさんのメッセージが届いていたので、それに返信していたりしたら、あっという間に20分も過ぎてしまった。
あわてて出発すると
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すぐ先に「富士山景勝地」なるビュースポットがあった。
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確かに素晴らしい眺め。
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最高のバースデープレゼントだ。右手前のピラミッドは花咲山。
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眼下に浅利の集落。
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北西には雁ヶ腹摺山(1874m)。
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ここから一気に100mちょっと下る。
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あの正面の鉄塔あたりが、これから登る高ノ丸(約780m)。
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左前方に、黒岳(左、1988m)と雁ヶ腹摺山(右)。
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下り切ったところが、トズラ峠。
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ここは車道が通過していた。
それを横断して、わずかに登ると、今日初めて石仏に出会った。
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その先に鉄塔があったので、近くのヤブでキジ撃ち。
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さっきからずっと我慢していたのだ。
しかし、ここでペーパーを使い果たしてしまった。この先、またもよおしたら大変だ。

しばらく樹林帯のきつい登り。
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70mほど登ると、傾斜が緩んで、右手が開けた。
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冬枯れの明るい尾根歩きだ。
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右手に見えてきたピークが、後で登る宮地山(1113m)なのかもしれない。
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さらに平坦になると、まもなく高ノ丸。
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ここには、小さな山名板があり、うれしかった。
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でも、休まず通過。
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5分で一気に100m近く下ると、サクラ沢峠。
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ここからがいよいよセーメーバン(1006m)への登りになる。
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標高差は約300m。
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急坂の後に大抵は平坦な道が現れるので、それがありがたい。
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右手の展望もときどき開けて、気がまぎれる。
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しばらく登ると伐採地に出た。
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つい最近の伐採のように思える。
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富士山が再び現れたが、背後の空が白くなってきた。
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やはり南の空には雲が出てきたようだ。
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手前から、花咲山、高川山(976m)、鹿留山(1632m)。
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左から、三ツ峠山(1785m)、鶴ヶ鳥屋山(1374m)、滝子山(1620m)。
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小金沢連嶺。左が大蔵高丸、右は黒岳。
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終盤は樹林帯の中へ。
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トズラ峠から40分以上かかって、やっとセーメーバンに登頂。
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岩殿山下からだと4時間近くかかった。残念ながら、眺望はなし。
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ここまでアップダウンもかなりあったので結構きつかった。
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セーメーバンなんて山には誰もいないと思っていたのに、単独の年配男性がいて、びっくり。彼もたった今、着いたところだった。
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声をかけて少し話を聞いてみると、金山鉱泉から大垡山(おおぬたやま、1180m)経由で来たらしい。
金山までは大月駅からタクシーで来たとのこと。ブルジョアだ。

彼はガスストーブで湯をわかし始めたが、私はポットのお湯でそのまま、かき揚げうどん。
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思いの外、容積が大きく、いつもの1.5倍くらいお湯を使ってしまった。
今日は、残りのお湯を冷やして、飲み水代わりに使おうと思っていたので、足りなくならないかちょっと心配だ。
量も多くて、さすがに満腹になったので、せっかく買ったおにぎりには手を付けなかった。

食べている最中に、単独男性が東尾根のバリエーションルートから登ってきた。
あいさつは交わしたが、その人はとくに我々と関わろうとはせず、大月方面に向かって下って行った。

25分ほどで食事を終えたので、ブルジョアのおじさんにあいさつして出発。
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「山と高原地図」には大垡山への分岐まで1時間とあるが、そんなにはかからないだろう。
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距離はそれなりにあるが、アップダウンがほとんどない。
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案の定、30分もかからなかった。
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これは、ちゃんと記述を直した方がいい。
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ここから大垡山までは5分ほど。
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今日初めて雪を見た。
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頂上には立派な山名板があった。
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さっきのおじさんは、「大垡山の山頂付近は二重山稜で、鳥がいっぱいいた」と話していたが、鳥は全くいなかった。
ここがねぐらだというわけではなく、たまたまその時にいただけなのだろう。

富士山に雲がかかり始めたのを確認して分岐まで引き返す。
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北に、まだ歩いたことのない楢ノ木尾根を望む。
中央右の二つのピークは、左から泣坂ノ頭(1421m)と大峰だろう。
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この先が猛烈に急な下り。
滑りやすく、1回スリップして手をついてしまった。
それでも50mほど下ったら、なだらかな斜面に変わった。
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この先は「山と高原地図」に迷マークがあるあたり。
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確かに尾根は広く、二重山稜状になっているところもあったが、分かりにくいところはそれほどなかった。
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ただ、地形図の徒歩道の記述とは全然違っていた。
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いくつかきつい登りもあったが
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分岐から45分ほどで宮地山(宮路山)に到着。
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コースタイムは1時間なので、これもちょっと甘すぎる。
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頂上はあまり眺望には恵まれなかったが、丸太に腰掛けて一服。
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ちょっと冷えてきたので、休んでいる間だけ、ダウンを着込んだ。
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ここでアクエリアスがなくなったので、熱湯をボトルに移したら250ccほどしかなかった。

15分ほど休んで出発。
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ここからは標高差350m近い急な下り。
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滑りやすいので注意したが、いちいちブレーキをかけた方が滑るので、駆け下りるようにして下った。
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こんな植林の中の眺望もない道を登りに使わなくて本当によかった。
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傾斜がゆるんでからも退屈な下りは続く。
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倒木は激しいけれど。
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用沢への分岐に出たところで、用沢集落を見学するため、そっちへ右折してみようかと思ったが、直進の道より踏み跡がしっかりしていない気がして、やめておいた。
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トラバースで道を失うと面倒だからだ。

(つづく)
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セーメーバン(上)

【2017年2月26日(日)】セーメーバン
本日は私の54回目の誕生日である。
でも、それとは全く関係なく、かねてより気になっていた山域をつぶしに出かけた。
大月の岩殿山(634m)からセーメーバン(1006m)、宮地山(1113m)を縦走するコースである。
当初は、大月からバスで、宮地山の登山口である奈良子入口まで移動、そこから歩き始め、ぐるりと縦走して、金山鉱泉に下り、ここで入浴してからタクシーを呼んで大月まで帰るつもりでいた。
でも、セーメーバンから岩殿山までの間に小さな山が3座もあり、この区間を歩かないのはもったいない。
ただ、岩殿山まで歩いてしまうと、入浴のために金山鉱泉までタクシーで往復しないといけなくなる。
そこで考えたのが、車で行く作戦。
岩殿山のふもとの駐車場に車を置き、下山したら、その車で鉱泉まで行けばいい。
スタートは岩殿山のふもとからバスで奈良子入口まで行こうと思っていたのだが、そのバスは随分遠回りすることが分かった。
これだと、ちょっと早めに行って、岩殿山下から歩くのとほとんど時間的に変わらない。
結局、逆コースにした。まず岩殿山に登って、時計回りに縦走。下山して、ちょうどよくバスがあれば、それに乗って駐車場に戻り、時間が合わなければ歩くという方針だ。

これが実は大正解だった。
宮地山を下って分かったのだが、この登りは長く、ほとんど眺望がない。
でも、岩殿山からコースは何度も視界が開け、富士山がよく見える。
天気のよい午前中に、展望のきくコースを歩けたのでラッキーだった。

この日は朝5時に起床。6:05に自宅を出発した。
天気はすこぶるいいが、午後からは雲が広がる予報。
でも、圏央道からは富士山がよく見え、午前中の条件は悪くはなさそう。
途中かなり眠かったが休憩は取らずに、岩殿山駐車場まで頑張った。
7:20すぎに到着。まだ早いのに、先客は6~7台あった。
でも、ちゃんと駐車スペースは残っていた。
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ここからすでに富士山がどどんと見える。
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ゆっくりストレッチをして、ダウンを着たまま出発。
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車道をしばらく歩いて、岩殿城跡入口から整備された道を登る。
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すぐに富士山の大展望が展開した。
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角度や距離感的に、富士山を眺めるのはやはり大月が一番かもしれない。
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左から、高川山(976m)や三ツ峠山(1785m)、鶴ヶ鳥屋山(1374m)。
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梅もほころんでいた。
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10数分で、丸山公園に到着。
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さっそく、丸山に登ってみた。
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標高は444.4m。4が合わさって「幸せ」。
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ここから改めて富士山を眺める。
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背後の鏡岩も大迫力。
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パンフレットは案内所(岩殿山ふれあいの館)が開いていなかったので入手できなかった。
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つづら折りに登っていくと、上から熊鈴の音が聞こえてきた。
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単独の年配女性がもう下りてきた。
朝イチの運動という感じなのか。ここは30分で登れてしまうからなあ。

富士山の左手前は鹿留山(1632m)。
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ちょうど眼下を特急あずさが走り抜けて行った。
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大月市街と富士山。
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大月駅。
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桂川(相模川)。
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歩き始めてから40分ほどで、セーメーバンへの縦走路との分岐に着いた。
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いきなりのロープ場で、もったいないくらい下る。
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下り切って、築坂峠を通過。
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ここは岩殿城の空壕跡に当たるようだ。
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この先で、前方を行く男性の姿が見えた。
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右手に見えたのは、権現尾根。突起は麻生山(1268m)だろうか。
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とくにペースも上げず、そのまま進む。
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すると、クサリ場の手前で追いついてしまった。
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彼は壁の下で立ち止まっているので、手袋をするとか登攀の準備をしているのかと思ったら、水を飲んでいた。
私の姿を見て、「あ、邪魔ですね」とよけてくれたので、先に登らせてもらった。
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1ピッチ登ると、また次の難所。
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足場が打ち付けてある。
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私がクリアしたのを確認して、おじさんも登ってきた。
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富士山がハラハラしながら見守っている。
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その左、大月市街のすぐ後ろは菊花山(644m)。
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右手に、これから登る笹平(713m)が姿を現した。
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束の間の平和な道。
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岩殿山を振り返る。
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今度はクサリのトラバース。
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景色はいいんだけど、恐ろしい。
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足場が15cmくらいしかないところもあったので、慎重に進んだ。
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そこをクリアすると、またまた結構シビアな登り。
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この難所が兜岩なのか。
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初心者にはちょっと怖いかもしれない。
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でも、登り切ると、眺めは最高。
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東の方角もこんな風に見える。
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ほどなく天神山(約595m)に到着。
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鉄塔をかすめてほんの少し下ると、開けた場所に出た。
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小さな祠があり、天神様が祀られていた。遅ればせながら、安全祈願。
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富士山には雲がからみ始めた。
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西には小金沢連嶺。
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左端の滝子山(1620m)をアップにしてみた。
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南西は、左から三ツ峠山、鶴ヶ鳥屋山、花咲山(約755m)。
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頂上にアンテナが林立する三ツ峠山をアップで。
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ここで道は直角に曲がり、北へと向かう。
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リラックスして歩いていたら、巨大な壁が現れた。
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稚児落しだ。
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これはさすがにすごい。
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名前の由来は、赤ちゃんを落としてしまうほどの難所という意味なのか、ここから赤ん坊をいけにえとして落とす習慣があったのか。
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とにかく、この岩のてっぺんを歩いていくので、スリル満点。
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間もなく、岩から下りて、樹林帯の中の階段を登る。
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最も高いところが、セーメーバン方面と左の浅利方面との分岐。
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少しだけ、稚児落しの上を浅利方面に歩いてみたが、それはそれは素晴らしい眺めだった。
再び小金沢連嶺。
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高川山に隠れそうな富士山。
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岩殿山と今歩いてきた稜線。
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右から、鹿留山、御正体山(1681m)、今倉山(1470m)。
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さっき、そのてっぺんを歩いた稚児落し。
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これから登る笹平。
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引き返して、分岐から笹平への登りにかかる。
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スズタケが繁茂しており、名前の通りだ。
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標高差は100mちょっとあり、いくぶん汗をかいた。
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頂上で休憩を入れようかと思っていたが、眺望も全くなく、とても休む雰囲気の場所ではなかった。
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(つづく)
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達沢山・京戸山(5)

【2017年2月11日(土)】達沢山、京戸山
茶臼山(948m)から下山して、勝沼ぶどう郷駅方面に向かっている。
原交差点で国道20号を渡る。
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しばし信号待ち。
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日川にかかる新祝橋に向け、さらに高度を下げていく。
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上岩崎四つ角のバス停。時刻表を見ると、まだ進める。
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その四つ角を通過。
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上町の手前、祝橋のバス停を見ると、バスの時間は15:49。
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現在、15:47。普通ならここで待つのだが、どうせこの手のバスは経験上5分くらい遅れて来る。
それに賭けて、そのまま歩き出す。
歩いた線がつながる上町には、あと5分で着きそうなのだ。

でも、まもなく、後ろからバスのものらしきエンジン音が聞こえてきた。
振り返ると、まさに市営バスだった。
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早すぎる~。むなしく見送ることになった。
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でも線をつなげることができるので、よしとしよう。

新祝橋からの眺め。中央右は小楢山(1713m)。
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日川の流れ。
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ここから駅まで100m近く登らなければならない。
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それが果てしなく長かった。距離は2kmあり、30分もかかった。
バスに乗ればよかったと、ちょっと後悔した。
でも、とにかく山麓酒場だけはしなければ。
店の名前を忘れてしまったので、ネット検索をしたら、銀月食堂と判明。
駅には寄らずに直行する。

以前来たことがある勝沼氏館跡を通過。
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旧甲州街道を少しだけ歩く。
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勝沼宿の脇本陣跡。
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駅への曲がり角に上行寺。
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坂を登るにつれ、展望が開けてきた。
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北西の方角。左から金峰山(2599m)、鉄山(2531m)、朝日岳(2579m)。
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奥秩父連峰の末端部分。左端は大蔵経寺山(716m)。
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おそらく兜山(左、913m)と棚山(右、1171m)
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帯那山(左、1422m)と水ヶ森(右、1553m)。
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木賊山(2469m)の左奥に甲武信ヶ岳(2475m)。
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乾徳山(2031m)の奥に黒金山(2232m)。右は牛首(2086m)。
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菱平の馬方井戸跡。
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駅までぶどうやワインを運ぶ馬のための水飲み場だそうだ。

やっと鳥居平。まだ先は長い。
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ワイン工場、シャトー勝沼の前を通過。
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パン工房もあるようだ。
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前方に小倉山(955m)。
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左手には、ぶどうの丘。
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猫ちゃん。右目に障害があるのかな。
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駅前の食堂「ふみの家」は淋し気だが、のれんはかかっている。
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このすぐ先に銀月食堂はあった。幸い、営業していた。
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のれんをくぐると、お客さんはゼロ。
奥に展望スペースがあったので、そこに陣取った。
窓の外には、ぶどうの丘がすぐそこに見える。

まずはビールと思ったが、生ビールは600円だがグラスワインは400円。
せっかく勝沼に来たのだからと、ビールは止めて、白ワインにした。
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さすがにぐびぐびは飲まず、ちびちび。

つまみ類はメニューになかったので、これもせっかく山梨に来たのだから、ほうとう(1100円)にした。
ラーメン類はもっと安かったのだが、ここは奮発。
どんぶりにいっぱい出てきて、お腹いっぱいになった。
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17:25の立川行に乗るべく、17:10には退出。
駅の写真を撮って、しばらく待合室で休憩。
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のつもりだったが、ひまなのでぷらぷら。
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男子トイレもピンクなので、一瞬戸惑った。
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名産の「もも」色にしているのだろう。

5分前にホームに上がったら、特急あずさが通過して行った。
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5分遅れとのことで10分近く、寒風の中待たされた。
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もっと早く放送して欲しかった。
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2月ともなると、この時間でもまだ薄明るい。
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入線してきた電車はロングシート。
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空いている席に座ったら、隣が山帰りのおばさん3人組でかなりかしましい。
大きなザックだったので八ヶ岳帰りかもしれない。
でも、ワインが効いたのか、間もなく眠りに落ちた。
四方津駅で目が覚め、次の上野原駅で卒業式帰りの高校生や保護者たちが大量に乗ってきた。

私はその保護者に挟まれる形になった。
高尾で相当数の乗客が下りた。
それを見た両隣のおばさまが、「どうして、こんなところで下りるの?」と私を挟んで議論を始めた。
「何かあるのかしら」
「温泉じゃない?」
「ほら、○○とかっていう」(聞き取れず)
「でも、あそこはバスで行かないとならないわよ」
「高尾山温泉かも」
「あそこだって遠いでしょ。あ、京王に乗り換えればいいのか」
「もしかして焼肉みんみん?」
「みんなして?」
と、延々続く。

この電車は立川行きなので、それより先に行く人は立川で乗り換えるより、高尾で中央線の始発に乗り換えた方が確実に座れるから、乗り換えただけと思われるのだが、そのことは思いつかないようだ。
余程言ってあげようかと思ったが、さすがに思いとどまった。
私は同じホームで乗り換えができる八王子で下車。
3分後に来た、中央線の特別快速はガラガラだった。
もっと高尾山帰りの人がいるかと思ったが、さすがにこの時間まで引っ張る人はいないのだろう。

立川でさっきの電車の人らしき人が大勢乗り込んできたが、両隣にいたおばさまはいなかった。
さらに国分寺、東村山で乗り換え、20時前に帰宅。
下山後、駅までの7km車道歩きがかなり効いたようで、早々に沈没してしまった。
明日は、宮地山、セーメーバンに登るつもりでいたのだが、きっと起きられないだろう。

【行程】2017年2月11日
立沢バス停(9:10)~達沢山登山口(9:28)~林道終点(10:20)~稜線鞍部(10:54)~達沢山(11:04昼食11:26)~ナットウ箱山(11:50)~京戸山最高点(12:07)~京戸川林道(12:40)~二本木山(13:17)~大沢山(13:43)~茶臼山(14:11休憩14:26)~茶臼山登山口(14:45)~太神宮(15:22)~上町(15:54)~銀月食堂(16:22)
※所要時間:7時間12分(歩行時間:6時間27分)
※登った山:6座(達沢山、ナットウ箱山、京戸山、二本木山、大沢山、茶臼山)
※歩行距離:18.7km
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達沢山・京戸山(4)

【2017年2月11日(土)】達沢山・京戸山
大沢山(1042m)から茶臼山(948m)に向かっているが、ルートを誤った。
ものすごい急斜面に迷い込んでしまい、トラバースできるところを探すのが大変だ。
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崩落箇所もあるし、山肌にうっすら雪が積もっているので、地面の状態がはっきりとは分からない。
トラバースできそうな場所を探しながら下っていたが、なかなか見つからない。
改めて地図ロイドで確認すると、行くべき鞍部よりかなり低い場所まで下ってしまっている。

まずい。もう登り気味にトラバースを強行することにして、道なき道を行く。
スリップしても真っ逆さまということはないのだが、滑落すると面倒だ。
慎重に進む。時々枯れ枝をつかんでしまうので、体重を任せたりはしないようにした。
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そんなこんなでどうにかこうにか、鞍部に到着、安堵した。
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さっき横着せずに尾根に登っておけば、こんな苦労はしないで済んだのだ。
急斜面のトラバースがどんなに危険で面倒か、勉強させてもらった。
それでもタイムロスは10分程度だっただろうか。
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ここから標高差は50mほど。
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「山と高原地図」には「廃道。道形認められるが状態悪い」と書かれているが、さっきまでの踏み跡を考えれば、立派な登山道である。
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不思議なのは、何か所も尾根が切断され、峠道が通っているように見えること。
頂上直下まで来て、やっと気づいた。
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これは山城の空堀の跡だ。
頂上に城跡の説明板などは何もなかったが、間違いないだろう。

14:10すぎに茶臼山の山頂に到着。
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山名板はちょっと破損していた。
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「山の都」とは、ちょっと意味がよく分からない。
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三等三角点あり。
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「水分集」と読めるが、これは道標ではなさそう。
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「大龍王」の石碑があった。信仰の山でもあるようだ。
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丸太があったので、腰を下ろして休憩する。さっきの道誤りの難所でかなり消耗したし。
ここから釈迦堂バス停までコースタイムは1時間20分。
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バスの時間は15:20(と思い込んでいたが、実際は15:45だった)なので、もう間に合わないと勝手に判断。
のんびり熱いココアを飲みながら15分も休んでしまった。
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ぼちぼち出発しよう。
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これが一応、本丸の跡だ。
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これが空堀の跡。
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さっきのトラバースで雪の地面に何度も手を付いて軍手が濡れてしまったので、手が冷たい。何度も、息を吹きかけながら下った。
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途中に作業小屋らしきもがあった。
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緑の人工芝の上を歩けとのこと。
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しばらくなだらかに下った後
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標高830m地点で左に折れ
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急斜面を一気に200mほど下る。
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正面に見えているのは大久保山(664m)か。
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なかなか倒木が激しい。
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やっと下界が見えてきた。
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登山口に着いたのは14:45。
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ここからバス停まで40分なので急げば間に合う(実は急がなくても間に合う)のだが、最初から諦めているので、時計すら見なかった。
もうすっかり勝沼ぶどう郷の駅まで歩くつもりでいたのだ。

ここで正面に見えたのは蜂城山(738m)。
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京戸川に沿って車道を下る。
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路傍に石祠があったので、無事下山を感謝。
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石仏にも一礼。
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地形図を見ると、京戸川は立派な扇状地を形成している。
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カフェがあったが、さすがに営業はしていない。
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扇頂に達すると、一気に視界が開けた。正面に小楢山(1713m)。
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アップにしてみた。左は大沢ノ頭(1675m)。
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奥秩父核心部は雲の中だ。
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路傍の山の神を通過。
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茶臼山方面を振り返る。
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扇状地だけに石が多い。
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あたりは一面の果樹園だ。
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これは桃かな。
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掘り起こされた大きな石が積まれていた。
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一部は石垣に使われている。
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知らないうちに、だいぶ雲が多くなってきた。
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晴れていればさぞかし雄大な眺めだろう。南アルプスも雲に隠れていた。

蜂城山を振り返る。
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このまま下ると駅から離れるので、途中で右折。
釈迦堂博物館の裏を通過。
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正面には甲州高尾山(1106m)。
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左折して、また下り始めると、乾徳山(2031m)がガスの中から現れた。
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塩ノ山(553m)の背後は恵林寺山(942m)。
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中央道をまたぐ。
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藤井集落に入って、神社に立ち寄った。
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その名も「太神宮」。ちょっと珍しい。
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ここの参拝は省略させてもらった。
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勝沼方面を遠望。
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奥秩父の破風山(左、2318m)と雁坂嶺(右、2290m)。
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集落を横切って大きな通りに出た。
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街道沿いは観光ぶどう園だらけ。
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今はもちろんシーズンオフ。
DSC_5820_20170215203904e0c.jpg

まるき葡萄酒の工場はヨーロッパ風。
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本当にいろんなぶどう園がある。
DSC_5824_20170215203752ce5.jpg

間もなく、祝8区西組のバス停が出現。
DSC_5827_20170215203757bc4.jpg
この道はバス通りだったのか、と時刻表を見てみると、次は15:46。
勝沼ぶどう郷駅に行くバスだ。
今は15:31。なんと、乗れるではないか。
帰宅して確認して知ったのだが、釈迦堂入口バス停は15:45だったので、余裕で間に合ったのだった。

でもまだ15分もあるので、このまま歩く。
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そして歩きながら考えた。
勝沼宿(上町)まで歩くと、以前甲州高尾山に登った時に歩いた道とつなぐことができる。
でも、たぶん15分ではそこまで行けまい。
つなげるのを優先するか、せっかくだからバスに乗るか。

氷川神社前バス停を通過。
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昔ながらの道祖神。丸石は山梨の特徴。
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先を急ぐので氷川神社参拝は省略させてもらった。
DSC_5831_2017021520365618e.jpg

次のバス停で確認すると、バスは駅を過ぎてぶどうの丘にも行くことになっている。
ということはバスに乗れば、お風呂にも行ける。帰りは駅まで歩かないとならないが。
出した結論は、上町まで歩けたらバスに乗ってお風呂に行く。
間に合わなかったら、駅まで歩くことにして、風呂は断念する。というもの。
果たして、どうなるか。
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(つづく)
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