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山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

美唄ラン(1)

【2019年4月29日(月)】美唄ラン
高校同窓生のランナーズたちがここ数年、GWに札幌から美唄まで走る「ビバラン」という行事を行っている。
私は走ることには今それほど興味はないのだが、これに参加すればまだ未撮影の函館本線の駅に寄ることができると思い、参加することにした。
とは言え、ランニング用のシューズやウエアなど何も持っていない。
結局、靴はいつも山に使っているトレランシューズで代用。
パンツは五分のジャージ、上はFB山岳部のユニホームというみょうちきりんな出で立ちとなった。
ゴールが美唄の「ピパの湯ゆ~りん館」なので、風呂道具や着替えが必要だ。
他の参加者は、それらを伴走車に預けて、せいぜいトレランザックで走っているのだが、私はそんなサポートがあるとも知らず、普通のハイキング用ザックに、いろいろと詰め込んできた。
これで走らなくてはならないが、いつももっと重いザックを担いで登山しているので、背中はとくに気にならない。

距離は新札幌駅前から「ゆ~りん館」まで53.4km。
フルマラソンより10kmも長い。
フルどころかハーフも走ったことがない私は到底完走は無理。
以前、トレランをやってみようとトレランシューズを買い、皇居のまわり(1周5キロ)を走ったことがある。
この時は、1周して余裕があり、これならもう1周走れると欲張ったところ、9km地点でアキレス腱炎を発症してしまった。
その後、骨折などもして、ランからは遠ざかっていただけあって、9kmの壁を超えられるかというのも今回のテーマの一つだ。

ただ、全く無理するつもりはない。
「行けるところまで行く」つもりも、さらさらない。
頑張り過ぎて歩けなくなり、10連休の予定に支障が出ることだけは絶対に避けなければならない。
ちょっと疲れたなあとか、この調子だといずれ走れなくなるなあと思った時点でリタイヤするつもりだ。
行事のルールとしても、リタイヤ自由。
鉄路を使って現地に到着すれば、それでいいことになっている。
実際、今回も半分以上のメンバーが岩見沢や三笠あたりで列車や伴走車を利用した。

というわけで、7:30前に総勢27人(たぶん)が新札幌駅前に集結した。
DSC_7473_201905250546228a0.jpg

ものすごくいい天気になってしまった。暑くなりそうだ。
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初対面の方々と挨拶を交わし、出発前の記念撮影をして、7:30すぎにスタート。
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歩道を一斉に走り始めた。
最初はスローペースなので、何とか付いていける。
ただし、最後尾だ。
しかし、600mほど走ったところで、「山旅ロガー」を入れるのを忘れていたことに気付き、立ち止まってスマホ操作をしているうちに遅れてしまった。
しばらくは信号待ちのたびに追いついていたのだが、いつの間にか、予定通り、びりっけつの鈍足ランナーになっていた。
そこからは、新聞の選挙用語で言うところの「独自の闘い」である。
ただ、孤独とか取り残されたとか、そういうネガティブな感情はなく、気ままで自由だ。

スマホをポケットに入れると、走る振動で揺れて気持ち悪いだろうと思って、写真は控えていたのだが、どうも撮りたくなってくる。
とくに、路面に次から次とマンホールが現れるものだから、むずむずする。
江別市に入って見慣れないマンホールが出てくると、もう耐えられなくなった。
ザックからスマホを取り出し、撮影を初めてしまった。
DSC_7477_20190525054627ee2.jpg(江別市のマンホール)

この頃までは、ランナーたちの塊が前方に見えていたのだが、何度も立ち止まっているうちに、とうとう見えなくなってしまった。
DSC_7478_201905250546297c9.jpg(北海道開発局)

これも江別市。
DSC_7479_20190525054557f2f.jpg

4.4kmを36分で走り、大麻駅前を通過。
DSC_7480_201905250545592fd.jpg

1km8分10秒ほどのペースで走っていることになる。
DSC_7481_20190525054600ca7.jpg

このペースで走り続けられるなら、だいたい7時間15分で完走できる計算になる。
DSC_7482_20190525054602ef2.jpg(北海道開発局)
つまり、午後3時前にはゴールできるということだ。
もちろん計算上の話である。

ただ、遅れはとっているものの、自分的には快調だ。
酪農学園のあたりは広大な農場が広がっていて、走っていて本当に気持ちがよかった。
DSC_7483_20190525054603ab6.jpg

でも、まだ5kmちょっとしか進んでいない。
DSC_7484_20190525054532d2d.jpg

酪農学園前バス停を通過。
DSC_7485_20190525054533675.jpg

サイロをイメージした待合室があった。
DSC_7486_201905250545351e7.jpg

右手の風景。奥は材木育種センターである。
DSC_7487_2019052505453650d.jpg

陸橋で函館本線を跨ぐ。
DSC_7488_20190525054538e39.jpg

野幌跨線橋である。
DSC_7490_20190525054506f09.jpg

ちょうど、上り列車が通過していった。
DSC_7489_20190525054504277.jpg

左手にレンガ造りの煙突が2本見えてきた。
DSC_7491_20190525054507570.jpg
「米澤煉瓦」と書かれている。
江別(とくに野幌)は古くからのレンガの産地だが、まだ現役の製造工場があるとは知らなかった。

走り始めて、ちょうど1時間で江別市情報図書館の前を通過。
DSC_7492_20190525054509894.jpg
ここまで7.5kmだから、ほぼ1km8分のペースを保っている。

古い自転車屋さん(幸和自転車商会)があった。
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以前、買いに来たことがある「れんがもち」の製造元。
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ずっと、国道の東側を走ってきたが、信号待ちの都合で、西側に移った。
DSC_7496_20190525054441d58.jpg
しかし、西側はずっと日陰がないことが分かり、後でまた東に戻ることになる。

江別市役所は道路から離れて、撮影に行った。
DSC_7497_20190525054443d0b.jpg
こうなると、走っているのか、「観光」なのか分からなくなる。
ただ、いい休憩にもなる。

敷地内には、平和都市宣言のモニュメントや開拓100年の石碑などがあった。
DSC_7498_20190525054444ace.jpg
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1978年に「江別100年」を記念して埋められたタイムカプセルが開けられるのは9年後だ。
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江別市の人口は約11万9000人。ここのところずっと横ばいだ。
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札幌市のベッドタウンとして人口流入と自然減がほぼ拮抗しているのだろう。
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江別市役所前のバス停もサイロだった。
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ずっと、単独行動だったが、ほぼ10km地点にある弥生町あたりのコンビニで休憩を取っている皆さんに追いついた。
10分くらい前に着いていたそうで、私が到着すると同時に出発となった。
「え~、もう行くの~」
とぼやきも出たが、こちらは別に休まなくても大丈夫。
知らないうちに「9kmの壁」を超えており、体調も悪くない。
再び、皆さんとともに走り出す。
DSC_7504_2019052505442054d.jpg

私も含め、このあたりは皆さん元気である。
DSC_7505_201905250543484ae.jpg

立て続けの信号待ちでは、止まっているのがいやで、地下道で先回り。
皆さんの写真を撮る余裕すらあった。
DSC_7506_20190525054349f7a.jpg

ただ、この後はやはり、ペースが合わず、どんどん遅れてしまった。
江別駅前を通過し、新江別橋に差し掛かると、左手に大きな工場が見えてきた。
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王子特殊紙工場である。
古くからある工場らしく、地名も「王子」になっている。

渡っているのは千歳川。
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季節柄、こいのぼりが優雅に泳いでいた。
DSC_7509_2019052505435430a.jpg

振り返って撮影。
DSC_7510_20190525054323b11.jpg

千歳川は新江別橋のすぐ先で石狩川に合流する。
DSC_7511_201905250543255f2.jpg

左手に見えてきたのが、その石狩川。
DSC_7512_20190525054326ac7.jpg

右手には江別河川防災ステーション。
DSC_7513_20190525054327db5.jpg

すぐ横を函館本線の列車が走り抜けていく。
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国道12号と並走しているのだ。
DSC_7515_2019052505425606b.jpg

と、このあたりで急に足が前に出なくなってきた。
ついさっきまでは快調で、これなら旭川まで走れるんじゃないかと思っていたくらいなのに。
こうなったら、もう無理はしない。
ここまで13km。斜張橋の美原大橋が見えてきたあたりで、走るのは止めることにした。
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道路の反対側に大きな石碑が見えてきたので、大胆に国道を横断。
石狩川の土手に登った。
DSC_7517_20190525054259c55.jpg

すぐ先に見えるのが美原大橋。国道337号線だ。
DSC_7518_20190525054302610.jpg

大きな石碑には、でかでかと「石狩川」と刻まれていた。
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ここでFBを通して、皆さんにリタイヤを宣言。
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あとは、最寄り駅の豊幌駅まで歩くことにした。
距離はここから5kmほど。今は9:30なので、11:01発の岩見沢行きに乗れそうだ。
そうと決まったら、ずっと気になっていた「越後村」という行政地名が付いた集落を訪ねることにした。
ここからすぐ近くにあるのだ。

(つづく)
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