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山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

中山峠旧道(下)

【2018年7月14日(土)】中山峠旧道
中山峠(835m)の旧道を喜茂別側から登り、ほぼ1時間半かかって峠まで登ってきた。
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距離は13.3kmもあった。
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江戸時代の中山峠は道なき道であったが、幕末に松浦武四郎がアイヌの案内で越えている。
ここに本格的な道が切り開かれたのは、1871年(明治4年)のことで、工事を担ったのは京都の東本願寺であった。
実際の指揮にあたったのが、東本願寺第二十二代法主の現如上人(大谷光瑩)である。
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当時築かれた道は、札幌市平岸と尾去別(現在の伊達市長和)を結ぶ約103km。
当時は「本願寺街道」と呼ばれ、現在の国道230号の基礎となった。
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今日走ってきた道がほぼそのルートにあたると思われる。
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しかし、そのわずか2年後の1873年に苫小牧経由で室蘭に至る「札幌本道」が完成すると、山越えの本願寺道路は敬遠され、次第に荒廃した。
もっとも1886年(明治19年)から、北海道庁により改修工事が進められ、次第に幹線道路として役割を担うようになった。
1950年(昭和25年)には国道230号に昇格したが、モータリゼーションにより、交通量が増えると、道幅も狭く見通しも悪いため転落事故が続発、「魔の山道」と呼ばれるほどだったという。
このため、中山峠をはさんだ国道230号の全面改修工事(新規ルート)が1957年に始まり、69年(昭和44年)10月3日に完成した。
このとき、学研の小学1年か2年の「学習」か「かがく」でこの道路の完成を大きく特集していたのを覚えている。
この新道は、ワニの口や回廊トンネル、ひさし状の覆道など、道路景観としてもすぐれたものが多いが、これは初代札幌開発建設部長・高橋敏五郎の哲学によるものだったらしい。
「道路は公園と同じで、通ることによって心がなごむようにつくられ、維持されなければならない」
実際、まもなく半世紀が経過するが、今もこの道を通るのは楽しい。

それはともかく、この銅像は新道が完成する2年前の1967年に建立されたものである。
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詳しくはこちらを。
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中山峠の交通に貢献されたすべての人々に敬意を表して、自転車とともに。
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実は、もう午後2時を過ぎているのにお昼を食べていなかったので、道の駅ではなく、峠の茶屋に立ち寄った。
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ここで、山菜そばを注文。
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子どもの頃、父の車でここを通った時、父がそばを私がうどんを食べたことを覚えている。
この茶屋はかなり昔からあったが、道の駅ができてからも、よくつぶれないで頑張っている。
経営者は代々引き継がれているのか、それとも変わったのか。
昔は、ヒグマの子供を檻に入れて飼っていたっけ。

お腹がふくらんだところで出発。もう14:40になってしまった。
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国道を500mほど札幌側に進むと旧道への分岐がある。
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今度はちゃんとゲートがあった。
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ここからは事業専用のため一般車両の乗り入れお断り、とのこと。
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監視カメラまで作動中とのことだが、自転車は許してもらうことにしよう。
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こちらもかなりいい道だ。
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往年の名残なのか、車が普通にすれ違える広さのところもある。
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右手に見えてきたのは狭薄山(1296m)。
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その右は漁岳(1318m)。
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下りのはずなのだが、わりと平坦なので一生懸命こがないといけない。
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まあ、急な下りよりはその方がいい。
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道端に黄色い花が咲き乱れている。
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キンポウゲだろうか。
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20分ほど走ったところで分岐にぶつかった。
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車がよく通っているのは左の方のようだが、旧道は直進だ。
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わだちの間に草が生えている、こういう道が私は好きだ。
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おお、またまたキンポウゲの群落。
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途中、何でもないところに開けっ放しのゲートがあった。
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このあたりはずっと直線である。
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すこし勾配がきつくなり、スピードが出る。
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ここまで真ん中の草が幅広くなると、ちょっと走りにくい。
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T字路にぶつかったところで、正面に札幌岳(1293m)。
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左折すると、そのまま旧道なのだが
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当方はここで右折して旧道を離脱。
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国道230号にショートカットする。
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この黄色い花は小さいので、よく分からない。
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この林道は傾斜がきつい上に路面状態も悪く、かなりの緊張を強いられた。
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振動が大きいので軍手を履いた。
あまりの揺れに、あえて叫ばなくても、自然に「あああああ」と声が出た。
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右手に880mピークが見えたところで小休止。
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ブレーキを握る手も休めてあげた。
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それでも10分ほどでゴール。
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無事に国道に出られて、熊さんにも会わずに済んでホッとした。
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なんか、ゲートのカギを壊して侵入する車もあるらしい。
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大曲林道というのか。距離は1kmしかなかったみたいだが、長く感じた。
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とにもかくにも、これで緊張の旧道ライドは終了。
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往年を感じさせるような遺構はほとんどなく、無味乾燥な感じだったが、とにかく中山峠の旧道を確認するという宿願を果たすことができて、よかった。
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国道との合流地点は、定山渓トンネルの出口。
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これから中山峠まで国道を登らなければならない。
ここの標高は約640mほどなので、標高差は200mだ。
勾配は比較的ゆるやかなので、ギアをそんなに軽くしなくてもいいのがありがたい。

望岳橋で小休止。
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以前もここから眺めたことがあるが、札幌岳。
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そして狭薄岳。
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定山渓国道の石碑。
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途中、ほぼ平らになったので、結構飛ばした。
国道は7.3kmを30分ちょっとで駆け抜けた。
到着は16:05だった。

頑張ったご褒美に、道の駅でソフト(350円)をいただく。
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それと水分が足りなかったので、ファンタグレープを買って車の中で飲んだ。
帰りは定山渓の手前で一瞬ゲリラ的な雨が降ったが、あとは天気の崩れもなく、ほぼ渋滞もなく17:30には帰宅できた。
本格的なダートを自転車で走るのは25年ぶりくらいだろうか。
下りは苦手だが、登りは登山で鍛えているせいか、それほど負担を感じなかった。
勾配がゆるいせいもあっただろうけど。
今度は朝里峠とか稲穂峠の旧道にチャレンジしてみたい。

【行程】2018年7月14日
中山峠(12:15)~黒橋分岐(12:35)~青い川林道分岐(13:20)~中山峠スキー場(14:05)~中山峠(14:10撮影・昼食14:40)~大曲林道分岐(15:15)~定山渓トンネル(15:30)~中山峠(16:05)
※所要時間:3時間50分(走行時間:3時間5分)
※登った峠:中山峠
※走行距離:37.9km
※累積標高差:約580m



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中山峠旧道(上)

【2018年7月14日(土)】中山峠旧道
この3連休は道東に出かけ、車中泊をしながら、東ヌプカウシヌプリ、雄阿寒岳、藻琴山に登る予定だったのだが、メインの中日が雨の予報になったので、遠征自体を中止にした。
そのせいでこの日はすっかり寝坊してしまい、起きたら7:40だった。
8時間以上寝たのなんて、何か月ぶりだろう。
ここのところ忙しかったし、ちょっと疲れていたのかもしれない。

が、3連休のうち、唯一晴れの日を無為に過ごすのももったいないので、日帰りで出かけることにした。
新調してから一回しか乗っていなかった自転車で、中山峠の旧道を走る。
ここを確認するのが、自転車を買った目的の一つでもあったわけだし。
というわけで、結局出発は10:50になってしまったが、自転車を車の中に積み込んで出発。
国道230号の川沿付近で渋滞にはまってしまった。3連休の初日だからか。
みんなもっと早く出かければいいのに。
すっかり時間を食った上に、定山渓の手前でも滞ったので、中山峠に着いた時はもう正午を回っていた。
途中、無意根山登山口の先、左手に、旧道の入口があるはずなので、注意深く見なから走ったが、ずっとイタドリのヤブでそれらしきものは車の中からは確認できなかった。
やはり橋が落ちていることで、すっかり廃道化が進んでしまったのだろう。
当初、川の部分は渡渉することも考えていたのだが、雨続きで水量も多いだろうし、ヤブや川の中を自転車で進むのもかなり危険なので、全線踏破は諦めた。
旧道の途中に、定山渓トンネルの出口に合流する林道があるので、そこから離脱することにした。

道の駅に車を置くと、自転車を出す作業とか目立ってしまうので、反対側のトイレの駐車場に停めた。
まずは、中山峠の標識にご挨拶。
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羊蹄山(1898m)は見えなかったが、今日はここからスタートである。
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12:15、まずは国道230号を喜茂別に向けて下る。
交通量も多いし、下りでかなりスピードが出るので怖い。
学生のころ、喜々としてこういう下りを楽しんでいたなんて我ながら信じられない。
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下り始めてすぐ、中山大橋の手前の空き地に入り、中山峠スキー場を撮影。
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6月23日にはまだ残っていた、ジャンプ台の雪はさすがにもう消えていた。

では国道に復帰。ブレーキをかけながら、あまりスピードが出ないようにして下る。
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スノーシェッドの外側に側道があるので入ってみた。
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これは、たぶん新しい旧道なのだろう。
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スノーシェッド自体、いつ設置されたものか分からないが、かなり傷みが激しかった。
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でも、この道を発見して、ちょっと得した気分。
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GWに小喜茂別岳(970m)に登った時の登り口などを確認しながら降下。
20分ほどで、旧道への分岐に到着した。
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ここまで10km弱の距離であった。

旧道にはゲートも何もない。
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ただ、通行止めの標識だけは立っていた。
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途中にある黒橋2号橋が崩落の恐れがあるので通り抜けできない。
と同時に、全区間道路が老朽化のため通行止めとのこと。
この文章はあいまいだ。
全線通行止めなら、後者だけでいい。
前者は2号橋までは行けますとも解釈できる。
しかも、柵が開いている。
この看板がいつ設置されたのか分からないが、わりと最近だろう。
それまでは一般車両の通行も可能だったと思われる。
それはともかく、この旧道が町道黒橋峠線という名称になっていることを初めて知った。

私は自転車なので(というのも変だが)、このまま進む。
ここで標高約460mなので、中山峠までは370mほど登ることになる。
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いきなり冠水箇所に遭遇したが、自転車なので、足をつかなくても大丈夫。
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分岐から200mで橋を渡る。
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これが黒橋(1号橋)だ。
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下を流れるのは喜茂別川。
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岩盤を削って、法面になっているところがあった。
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この先で、熊の糞を発見。
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しかもかなり新しい。
今日はひとりだし、熊鈴も忘れてしまった。
やむを得ず、大声を出しながら走らざるをえなくなった。
なかなか高い声が出ず、「へいへい」とは「ワンワン」とかずっと言い続けた。
誰もいないので恥ずかしがる必要はないのだが、最初はなかなか声が出なかった。

初めての遺構、カーブミラー。でも、これはおそらく現役時代のものではないだろう。
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この真ん前にも熊の糞。いやんなっちゃう。
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楽しい旧道サイクリングのはずが、熊の恐怖との闘いの時間になってしまった。
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ただ、勾配がかなりゆるいので、余裕をもってこげるのはありがたい。
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一瞬、左手に国道が見えた。
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熊さん出てきませんよう。
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ダートだが路面状態は極めていいので、走りやすい。
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左手に小喜茂別岳が見えてきた。
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そして正面には蓬莱山(980m)と中山峠スキー場。
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しかし、あそこまでがかなり遠い。
分岐から40分ほど走ってきたが、まだ5kmしか進んでいない。
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地図ロイドで現在地を確認すると、まだまだ延々と道は続いていた。
停まって、地図を見ている間にも、声は出し続けている。
だいぶ高い声も出るようになってきた。

送電線の下を通過。
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この町道は送電線の維持管理にも活用されているものと思われる。
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あとはオフロードのライダーが多いのだろう。

13:20、青い川林道という観光地のような名称の林道との分岐に到着。
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ここにはゲートがあったが、開けっ放しだった。
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この先で新たな通行止めの看板が出ていた。
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ここも路肩が少し崩れており、崩落の恐れもあるが、いわゆる橋ではないので、2号橋はもっと先にあるのだろう。
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当方は自転車なので重量的な危険はないと判断。突破する。
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道の脇に側溝のように水が流れているところがしばらく続いた。
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きれいな白樺の林だが、相変わらず熊が怖い。
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動くものが見えたかと思ったら、キタキツネ。全速力で逃げていった。
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驚いたのはこっちだい。

今度は、エゾシカの親子。
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安全な距離を保って、こっちをうかがっている。
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ニホンシカは一目散に逃げるが、エゾシカはカモシカに似て、ちゃんとこっちを見る。
面白いものだ。
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こちらが動き出すとシカは山の中に逃げていった。

路面に穴があいているところを通過。
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下を沢が流れている。
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通過して間もなく、またロープが張ってあったので、今のところが第2橋だったのだろう。
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しばらく行くと、右手に古い石組の砂防ダムが現れた。
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拡大してみよう。これはさすがに旧道当時からのものだろう。
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随分、道がよくなった。スキー場が近いようだ。
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おお、正面にスキー場の施設が。
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あたりにはルピナスが咲いていた。
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国道の向こうに小喜茂別岳(左手前)と喜茂別岳(右奥、1177m)も望むことができた。
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ここは日本で最も遅くまで営業しているスキー場だ。
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今年は5月20日まで営業していたそうだ。
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5月20日と言えば、私は盤の沢山(939m)に登っていたっけ。
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実はここは中山峠高原ホテルであったのだが、2009年頃から休業しているそうだ。
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シーズン中も営業しているのは1階の売店部分だけで、2~3階は立入禁止なのだとか。

取りあえず自転車で来た証拠を1枚。
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ちょうど、ここから国道230号の中山大橋が見えた。
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(つづく)
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こばやし峠・幌見峠

【2018年4月30日(月)】札幌近郊サイクリング
北海道にあまたある旧道を走るため、今月クロスバイクを買った。
その試し乗りを兼ねて、札幌近郊の峠を走り、ついでに札幌50峰のうち2座をつまみ食いした。
中島公園近くにある自宅から豊平川のサイクリングロードを遡り、こばやし峠、幌見峠を越えて、円山に下り、神社山と荒井山に登って帰宅するというコースである。

9:40に勇んで出発したのだが、幌平橋まで来て、写真を撮ろうとしたら、カメラにメモリーが入っていないのに気付き、Uターン。仕切り直しとなった。
まずは、自宅近くの古い民家を確認しながらサイクリングロードへ。
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再び、幌平橋まで来た。
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豊平川である。
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早速、河川敷に下りて、サイクリングロードを走る。
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上流に向かっているので、若干登りになっているはずだが、それを感じさせない。
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自転車の性能が昔よりかなり上がっているのだろう。
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右手に札幌市民のシンボル藻岩山(531m)。
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山頂部。下から藻岩山の写真を撮るなんて初めてかもしれない。
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幌平橋から10分ほどで支流の山鼻川合流点を通過。
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ここで車道に出て、国道230号を南下。
北ノ沢入口で右折すると、正面に砥石山(826m)が見えた。
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道は少しずつ登り坂となる。ギアをどんどん軽くしていく。
北ノ沢神社は自転車にまたがったまま、撮影。
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その横に公民館の北ノ沢会館があった。
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分岐から15分ほど走ったところで、こばやし峠の旧道に入る。
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いきなり交通量が減って、うれしい。
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この道では藻岩山を裏側から見ることになる。
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右手に、きれいな開拓記念碑が立っていた。
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北ノ沢を開拓した小林嘉一郎(明治34年5月入植)を顕彰し、子孫が平成3年に建立したものだ。

そのとなりのお庭みたいなところは「こばやし峠 記念の森」ということになっていた。
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「こばやし峠」はもちろん、小林嘉一郎に由来するわけだが、命名はわりと新しく昭和40年だそうだ。

こちらがその小林さんのお宅。
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この先、さらに傾斜が増してきた。
沿道のスイセンやこぶしに励まされ、ペダルをこぐ。
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それでも、ロードレーサーの方がすいすい抜かしていった。
小林家から10分ほどで、こばやし峠に到着。
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駐車スペースに山支度の人がいたので、雪の状態を聞いてみたら、これから登る人だった。
こちらは砥石山の登山口。
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近いうちに登ってしまいたい。
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この地図に書かれている中の沢方面の道は今も歩けるのだろうか。
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なんと昨年の今頃、砥石山登山道でクマが目撃されたらしい。
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冬眠から覚めた頃だから、気をつけないとね。

というわけで峠を越える。
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ほんのちょっと下ったところに藻岩山の登山口があった。
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ここで休んでいるご婦人がペットボトルを道端に捨てているのを見てびっくり。
注意しなければと思って、声をかけた。
雪はもう頂上付近にしか残っていないという。
トレランの方のようで、もう1往復すると言っていた。
ということは、ボトルをここにデポしただけかもしれないと思い、指摘するのは止めておいた。
本当に捨てたのではないといいのだけど。

下りの途中で、かつての盤渓コバワールドスキー場の跡地に寄ってみた。
ロッジは、農業就労支援などを行っている「盤渓ネイチャーズ」の事務所になっていた。
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旧ゲレンデは、冬はスノボ、夏はマウンテンバイクなどで遊べる「ノベル・マウンテン・パーク」として使用されている。
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さらに下ると、妙福寺まで1kmという標識があったので、寄り道することにした。
しかし、この1kmが大変だった。標高差が150mもあったので。
途中、盤渓市民の森の入口があった。
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三菱山(482m)の東斜面に遊歩道が網の目のように整備されているようだ。
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今回歩くつもりないが、「自転車の乗り入れは出来ません」とわざわざ書いてあった。
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MTBの人など入りたいんだろうなあ。
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ここで盤渓下の橋を渡る。
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豊かな水量で流れているのは盤渓川。
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このあたりは財団法人モラロジーの所有地だそうだ。
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個人の道徳性を向上させ、世界の平和を実現するのを目的とする公益財団法人モラロジー研究所のことのようである。

この先が妙福寺の参道。猛烈な急坂だ。
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ギアを一番軽くしても、ももの筋肉がぱんぱんになった。

途中、「火の用心」の石碑があったので、撮影のため小休止。
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建立者は川口センさんと川口○子さんのようだが、建立年月日が刻まれていなかった。
この石碑の上には穴があり、石仏が祀られていた。
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石碑の横に残雪を発見。
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北の方角の山並み。
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南の方角。
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何山なのかは分からない。
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必死でこいで、参道入口から15分で妙福寺に到着。
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山号はズバリ盤渓山。
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石山軟石でつくった立派な門である。
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チャリンコはここに置いて、歩いて参拝する。
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門の横に南無妙法蓮華経の石碑。
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1952年(昭和27年)に当山二世の常隆代が建立したものだ。
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こちらが本堂。
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お庭。
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新築されたばかりのお堂。
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妙福寺は千葉県市川市・法華経寺の北海道別院妙心寺の系列のようだ。
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交通安全を祈願して辞す。

門の前から藻岩山が見えた。
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望遠で見ると、ちゃんと展望施設も確認できる。
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ブレーキをかけっぱなしで下り、こばやし峠の旧道から新道に合流すると、反対側にさらに旧道が残っていた。もちろん、そこを走る。
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旧道の右手に崩壊した廃屋。
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盤渓神社は盤渓川をはさんで対岸から眺めただけだった。
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そして、幌見峠の登りへと移る。
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ここは以前来た時に確認済みだが、なぜかこの駐車場は自転車お断り。
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仕方ないので自転車をここに置いて、展望台に徒歩で登っていく。
途中、チューリップが風に揺れていた。
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スイセンも。
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随分成長したフキノトウ。
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ラベンダーは当然まだまだ早すぎる。
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札幌市街。かなり霞んでいる。
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円山(225m)。
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ちょっと引いてみた。
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手稲山(1023m)。
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ここは駐車場そのものが展望台で、車の中から札幌の夜景を楽しむことができるようになっている。だから、この注意書きがあるわけだ。
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百松沢山(1038m)あたりか。
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砥石山かな。
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では自転車に戻って、実際の峠を越える。
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このあたりは藻岩山風致地区だそうだ。
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あとはふもとまで下って、峠ランの部は終了。
この後は自転車で移動しながらの、低山つまみ食い登山へと移行する。

(おわり)
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