山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

御林山・倉掛山(4)

【2017年2月12日(日)】御林山・倉掛山
午後2時に倉掛山(1078m)に登頂した。
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山頂への踏み跡は今の道だけで、まわりはみんなスズタケ。
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変なところから取り付かないでよかった。
スズタケのヤブで難儀するところだった。

ここも展望はほとんどゼロ。
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すぐに引き返す。
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林道に戻って、風張峠を目指す。
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間もなく、木々が全面的に伐採されている場所があり、大展望が開けた。
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丹沢の山々。左端が大山(1252m)、右端が蛭ヶ岳(1673m)。
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檜洞丸(左、1601m)と大室山(右、1588m)。
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蛭ヶ岳と檜洞丸の間にある突起は笹尾根の丸山(1098m)。
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左の盛り上がりは生藤山(990m)あたり。
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浅間尾根、笹尾根、丹沢、すべてお見せしましょう、って感じだ。
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浅間尾根。
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横浜方面。ランドマークタワーが見える。
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東京都心。
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たった今登った倉掛山。
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もう少し歩くと、都心が全容を現した。
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望遠で見てみよう。
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鶴脚山(916m)と馬頭刈山(884m)の間からスカイツリーが覗く。
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こちらも望遠で。
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大岳山(左、1266m)から馬頭刈山にかけての馬頭刈尾根。
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大岳山アップ。
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倉掛山の左から御前山(1405m)がちらり。
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富士山は角度的に無理だった。残念。

道がすっかり乾いているので、チェーンはまた外した。
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1105m標高点付近通過。
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また雪が出てきたが、チェーンなしでもとくに問題なし。
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そのまま進むと車の音が聞こえてきた。
「ああ、奥多摩周遊道路に近づいたんだなあ、これで登りも終わり」だと安堵したが、あれ?
周遊道路は通行止めじゃなかったのか?
もしかして、都民の森の手前の道の車の音?
それにしては音が近いぞ、と思ったら、やはり目の前を車が走っている。
いつの間にかゲートが開いたようだ。
だったら9時に開けてほしかった。
まったく、都のHPは不正確だ。
小池知事、職員の指導よろしくお願いしますよ。

風張林道の終点に到着。
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林道を上ってきた車はここにゲートがあるのでUターンしている。

何となく、もう夕方の気配。
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ここは標高約1150m。都民の森まであと3km以上ある。頑張らないと。
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気温はマイナス1℃。それほど寒くはない。
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結構、車が走っている道をとぼとぼと歩く。
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みんな、タイヤはちゃんとスタッドレスなんだろうな。
ノーマルでスリップでもされて巻き込まれたら、洒落にならない。
怖がりながら歩いた。
途中ちょっと走ったりもしたが、あまり続かなかった。

左手に再び都心の眺め。
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雪置き場には、それほど雪はなかった。
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昔は奥多摩有料道路だったが、今は都道206号線だ。
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浅間尾根駐車場まで来たところで一服。
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このまま都民の森まで歩けそうだったが、せっかくカフェオレを買ってきたので、飲んでいくことにする。
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往路でチェーンを履いた東屋に腰を下ろす。
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ドライブの人も車を停めて、しきりに写真を撮ったり、双眼鏡を覗いたりしていた。
格好からして山帰りの人ではなかった。

10分ちょっと休んで出発。
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残りのお湯は、すでに空になっていたアクエリアスのボトルに移した。
これが温かいので、もてあそんで手を温めたり、顔にくっつけて、ほっぺや鼻を温めたりしながら下った。
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かなり気持ちよかった。

ちょっと行き過ぎてしまったが、「そうだ富士山はどうなってる?」と思い出して、戻って見たら、ちゃんとそこに鎮座していた。
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今日富士山が見えたのは、ほんとにここだけだった。

再び黙々と車道歩き。
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笹尾根の北斜面はすっかり日陰になった。
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15時過ぎに都民の森に到着。
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やはりゲートは開いていた。
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愚痴は言わずに靴を履き替えて、三頭山荘に向かう。

雪がないので、タイヤのチェーンの振動が気になった。
10分かからずに到着。
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二股ラジウムカルシウム温泉の表示が若干気になる。
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宿の敷地内に菊姫弁財天が祀られていた。
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菊姫とは武田勝頼の弟で高遠城主・仁科五郎盛信の娘。武田氏滅亡の折、天目山より信玄の六女松姫とともに小金沢山を越えて、武州恩方を目指した。しかし、風張峠の岩小屋で野宿した際に病を得、従者石黒金之丞に付き添われ、峠下の岡部家で養生するも、間もなく亡くなった。
その後、金之丞は望まれて岡部家を嗣ぎ、今に至るという。

三頭山荘の当主はもちろん岡部さんである。
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お風呂のある別館に行くと、おじさんが出てきて、「ちょっと待ってください」と引っ込んでしまった。
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おそらく電気をつけたりしているのだろう。
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間もなく戻ってきたので、入浴料1000円を払って、浴室へ。
やはりここは北海道の二股ラジウム温泉の原石を使った温泉のようだ。天然温泉ではなかった。
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露天風呂は冬期休止中だったが、内湯も展望はいい。
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お風呂を独り占めして、ゆっくりと満喫した。
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上がってからフロントで、「お世話様~」と大声を出したが、さっきのおじさんの返事がない。
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壁に貼ってあった「桧原村」のイラストマップ(100円)が欲しいのだが。
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仕方ないので、本館に行って、声を掛けてみた。
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すると、女将が出てきて、じゃまた別館へと。
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全然売れていないらしく、印刷所から届いたままの袋から3枚取り出し、「差し上げますよ」という。もう処分してしまいたい気分なのかもしれない。
ありがたく頂戴した。

そういえば入浴料金は1100円に改訂されているようだが、1000円しか取らなかったのはなぜだろう。
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それはともかく、ここは1989年に礼宮が立ち寄った宿らしく、写真や碑があった。
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「難得糊塗 礼宮文仁」とある。意味は様々な解釈があるようだが「能ある鷹は爪を隠す」に近いのだろうか。

女将さんに聞くと、ここは宿としての創業は50年ほど前だが、本館というか母屋はもう築400年も経つのだとか。江戸初期である。
となりの兜家より古く、この界隈では最も古いらしい。

さあ、よく温まったので引き上げるとしよう。
ここは水車のある庭も素敵だった。
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ではまた。
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さてあとは帰るだけだ。
路面の雪はだいぶ解けていて、もうほとんどチェーンがなくても大丈夫だったが、しばらくはそのまま下る。
西川橋バス停の手前の脇道に停めて、チェーンを外していたら、まん前の家の人が怪しげに窓から覗いていた。

はずしたら、やっと気分が軽くなった。
でも武蔵五日市まで、のろのろ軽自動車の後ろについてしまい、のんびり運転だった。
今日は車なので山麓酒場はできない。
この前みんなで飲んだ「居酒屋まるま」の前を、指をくわえて通過。
入間市までは順調に進んだが、所沢市内の国道463号がいつもの通り渋滞。
それでも18時には帰宅できた。
本日の下山ビールは部屋飲みとなったが、懸案だったコースをつぶせたので満足であった。

【行程】2017年2月12日
都民の森駐車場(9:14)~浅間尾根駐車場(9:41撮影・準備9:49)~御林山(10:02)~道奈良山(10:26)~数馬峠(10:33)~内台山(10:45)~数馬分岐(10:55)~藤倉分岐(11:10)~藤倉(11:40)~落合橋(12:00)~倉掛廃屋(12:43昼食13:06)~風張林道入口(13:20)~倉掛山(13:57撮影14:00)~風張峠駐車場(14:23)~浅間尾根駐車場(14:38休憩14:50)~都民の森駐車場(15:13)
※所要時間:5時間59分(歩行時間:5時間8分)コースタイム:5時間50分
※登った山:4座(御林山、道奈良山、内台山、倉掛山)
※歩行距離:15.8km
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御林山・倉掛山(3)

【2017年2月12日(日)】御林山・倉掛山
浅間尾根から藤倉バス停あたりまで下ってきた。
ここからは落合までは20分ほど車道歩き。
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愛宕橋で北秋川を渡る。
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左手に寒澤寺。
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寛永三年(1626年)の創立で明治期には学校として使用されたこともあったとか。
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しかし、昭和39年に学校給食が始まると、ここに炊事場を設けるため、寺は取り壊されてしまった。
現存の御堂は平成15年、地元の檀家らにより再建されたものだそうだ。

西東京バスは藤倉までだが、その奥は檜原村のデマンドバスが運行されている。
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これも立派なお宅だが廃屋のようだ。
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北秋川の上流部。
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清冽な流れだ。
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倉掛自治会館前を通過。
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その裏に石仏がひっそり。
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落合橋に到着。
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正面に登山道というより石碑が並ぶ生活道が見える。
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よく見ると、墓石のようだ。「知法童女」「幻霜童子」の文字も見える。
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日当たりがよくて暖かい。
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雪も全くなくて春のようだ。
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こうして振り返ると、谷間の村であることがよく分かる。
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ここは白岩沢の谷だ。
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今度は石仏。道には背を向けていた。
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落合橋から50mほど登ると民家が2軒ある。
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1軒は廃屋だ。
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まだ十分住めそうだが。
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立派な石垣もあった。
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ここは裏に車道が通じているので車で来ることができる。

V字形の空が格好いい。
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現役の家の前を抜けると道が二手に分かれている。
道標がなかったが、地形図の表記がなんとなく右っぽかったので、右を選択。
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2軒のお宅を見下ろす。
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右手に見えたのは734mピーク。
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振り返ると、浅間尾根の北斜面が見えた。
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この先にも地形図には家の記号があり、確かに現地にもあった。
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玄関前の道は木製の桟橋になっていた。
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裏に回ってみる。
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トタン屋根。
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この祠は家の守り神だったのだろうか。
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石仏も家主のない家をずっと見守っていた。
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この先は樹林帯に入る。かつての生活道路らしく、石垣で普請してある。
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興味深い形の木だったので記録に残しておいた。
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つづら折れの道が続く。
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生活道路としては、もう全く使われていないのだろう。かなり荒れている。
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道はあっていたようで、地図通りまもなく右へのトラバースとなった。
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屈曲点で左に転じるのも地図と同じだった。
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スズタケが生い茂っている。
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倒木も激しい。
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振り返ると、御前山(1405m)の湯久保尾根。
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いよいよ倉掛集落が近づいてきた。
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立派な石垣も現れた。
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さっきの廃屋から200mほど登ると再び車道に出た。
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これは結果的に枝道だったのだが、本道かどうか確認すべく上に行ってみたら、やはり行き止まり。

その行き止まりに民家がある。
現役の家だと思っていたが、雪に足跡がないので、廃屋のようだ。
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見学すべく敷地に入ると、奥の林が伐採されていて一気に展望が開けた。
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左から浅間尾根の松生山(934m)、浅間嶺(903m)、一本松(930m)、929mピーク。

一番奥の松生(まつばえ)山。
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今歩いてきた浅間尾根。数馬分岐がある908mピークあたりだろうか。
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都心の高層ビル群も見えた。
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このお宅にお住まいだったT・Hさん(表札が残っていた)の家族は毎晩、都心の夜景を見ながら眠ったことだろう。

あまりに景色がいいので、ここでお昼にすることにした。
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ちょうどコンクリートブロックがあり、イス代わりに使わせてもらった。
メニューは昨日と同じ、カップ麺の天ぷらそばと炒飯のおにぎり。
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おにぎりは低温のせいで、ぱさぱさになっていた。選択を誤った。
二日連続の天ぷらそばだが、最近ラーメンよりそばの方がおいしく感じるようになってきた。
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食べ終わったところで名残を惜しみつつ出発。
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20分ほどの休憩だった。
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本道に出ると、廃車が2台。
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そこは掬水山東安寺の跡だった。
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創立は1373年より古いらしい。

そういうこともあり、ここには石仏などが集められていた。
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寒念仏供養塔も。
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寒念仏とは、1年でもっとも寒さの厳しい小寒から節分までの30日間にわたり、鉦をたたき念仏を唱えながら諸所を巡回する一種の苦行のことだ。

ここからは倉掛集落の廃屋を見ながら登っていく。
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これは、交通遺児らを支援してきた「檜原ファイト村」の活動拠点として使用されてきた古民家だが、今も使われているのだろうか。
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奥の家は現役のようにも見えたが。
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今度の廃車はデリカ。
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たまには、まだまだ頑張っているところも。
檜原きのこセンターはバリバリ営業中。
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まいたけが美味しいのかな。
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おしゃれ工房はやっているのか。
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廃屋の向こうの御前山。
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奥多摩から見るより、こちら側の方が形がいい。
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集落の尽きたあたりで犬が吠えて追いかけていたが、遠慮がちでかわいい。
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「おいでおいで」としたら近づいてきたけど、手の届くところまでは来ず、勝手に家に帰ってしまった。
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犬がいるということは、まだ人も住んでいるということだ。
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数えてみると4軒ほどはお住まいの様子だった。

さあ、ここから風張林道のスタート。
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目の前に雪の積もった車道が見えたので、もう一度チェーンを装着。
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林道で徐々に高度を稼いでいく。
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途中、林道が大きくカーブするところはショートカットすることにした。
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ここから取り付く。
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つづら折りに登っていく。
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尾根道に深く掘れたかつての生活道路らしき道が通じていた。
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傾斜が急で、ちょっと難儀したが、間もなく林道に合流。
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さらに高度を稼ぐ。林道歩きは楽だ。
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右手に倉掛山(1078m)への取り付きを探しながら進むが、急な法面になっており、取り付けそうなところを見つけられないまま、ピークの位置を過ぎてしまった。
これは反対側から登ってピストンするしかないなあと思っていたら、登り口に小さな標識があった。
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もう字が消えかけているが、これに間違いない。
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もちろん、しっかり踏み跡はある。
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ヤブも刈ってくれている。ありがたいことだ。
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標高差30mほどで登頂。
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ここにはちゃんと山名板があって、うれしかった。
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(つづく)
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御林山・倉掛山(2)

【2017年2月12日(日)】御林山・倉掛山
浅間尾根の数馬峠を通過した。
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尾根筋をトラバースしていく。
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すると間もなく、林道に出た。
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除雪された形跡があり、車が普通に走っている感じだった。
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林道を横断して、再び登山道へ
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登り始めて2つ目のピーク(893m)が内台山。
登ってみたら、今度は石祠すらない。
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本当にここでいいのかと思い、地図ロイドで確認してみたが間違いない。

がっかりしつつ、登山道に戻ると、正面に929mピークが見えてきた。
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あの向こう側を下っていく予定だ。

908mピークの直下にベンチを発見。
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ここが数馬分岐だ。
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石仏がひっそりとハイカーを見守っている。「馬頭供養」と刻まれている。
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文政年間(18世紀前半)の建立のようだ。

写真を撮っていたら、バス停方向の道からおばさんたちのにぎやかな声が聞こえてきた。
鉢合わせしたくないので、逃げるように先を急ぐ。
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すぐにもう一体の石仏。今度は寛保年間(18世紀中頃)のものだ。
尾根筋の道も古い生活道路だったことが分かる。
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再び、右手が開け、笹尾根の東の山々、生藤山(990m)などが見えてきた。
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これらの中のどれかが、そうだ。
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日なたの道はすっかり雪が解けて、春の雰囲気。
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数馬分岐より先は5年前に歩いたことがあるのだが、「山と高原地図」に記載のあるサル石というのを見た記憶がはっきりしない。
ちょっとした小ピークが見えたので、ここのことかと登ってみたが何もない。
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展望もそれほど芳しくなかった。
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寄り道している間にまた話し声が聞こえてきた。
団体さんなのに歩くのが早い。
あわてて道なき尾根を下り、登山道に合流。また速足で進む。
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左手に御前山(1405m)の全容がどどんと見えた。
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その左奥に覗いていたのは、石尾根の六ツ石山(1479m)と思われる。
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その左は、水根山(左、1620m)と城山(右、1523m)だろうか。
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御前山の湯久保尾根。あそこは昨年秋に登った。
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しばらくすると大きな岩のところに「サル石」という看板があった。
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岩にサルの手形があるという。
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これを読んで初めて思い出した。
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そういえば、こんな感じのものがあったわ。

たぶん、手形とはこれのことだろう。
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さあ、団体さんに追いつかれないよう急がなくては。
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右手に笹尾根の丸山(1098m)。
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道端に炭焼き窯跡のようなものがあった。
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でも、最近まで使用されていた感じで、だとすると炭焼きではないのか。よく分からない。
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速足で歩いていると、前方に2人組に追いついてきた。
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ぴったり後についても、全然気づかない。
小さな峠を越えたところで、前を歩いている女性が振り返ったが、「あなた、後ろに来ているわよ」とも言わない。
でも、ちょうどそこが藤倉バス停への分岐なので、当方はここを右折。抜かす手間が省けた。
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道標にロープが張ってあったので、「あれれ通行止めかな」と思ったが、道に通せんぼはかかっていなかったので、そのまま進む。DSC_5960_20170219070037e57.jpg
進むしかないし。

北斜面なので、それなりに雪が積もっている。
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今日はチェーンなので滑るように下れた。
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最初は足跡がなかったのに、途中から登ってくる人の足跡が現れた。
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この人はたぶん、最後は道を忠実に歩かず、そのまま尾根を登り切ってしまったのだろう。
昨日の足跡と思われる。
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とにかく、下から登ってくる人があるということは、道に問題があるわけではなさそうだ。
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途中、考え事をしながら下っていたら、スリップして転倒。
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左手をついて、尻餅もついてしまった。
おかげで翌日は左肩と左の二の腕が筋肉痛になってしまった。

この先でベンチ出現。
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これも「登山詳細図」に出ていたものだが、随分くたびれていた。

ここは、ちょっと展望がよかった。
御前山の右にあるピークは湯久保山(1044m)。
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ふもとに中組の集落。
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日向平の山村。
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でも、休まずに下る。
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眼下に日向平の集落。
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いずれも廃屋のようだ。
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仏岩ノ頭(1019m)の山腹にあるこの民家も現役ではないだろう。
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だいぶ下ってきたら、御前山の形も少し変わってきた。
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山村の生活が成り立っていた頃の方が豊かだったような気がする。
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さらに下ると、ロープが張られていて、通行止めとある。
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ちょうど巨大な法面の崩落防止工事で登山道が寸断された格好だ。
とはいえ、登ってきている人がいるのだから、下りられるはずだが、その人の足跡が見当たらない。
どこか別にルートがあるのではないかと探してみたが、それらしきものも、足跡も見当たらない。
ここは地図ロイドのお世話になる。
どうやら、道は左にそれていっているようなので、少し高い位置からトラバースを始める。
しばらく行って下を見ると、法面の左側に階段らしきものが見える。
なんだ、法面の上端に設置されていた、さっきの柵に沿って歩けばよかったんだ。
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なぜ、あそこが通行止めだったんだろう。紛らわしい。
階段の方に下っていったら、足跡が現れた。
この人はこの先、どこを通って行ったのか。不思議だ。

今の人は、昔の人はどうしてあんなに不便なところに住んでいたのだろうと思うかもしれないが、それは全く違う。
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食料や町で売るべき収入源(炭や木材、きのこなど)が山ですべて調達できた時代は、山に住んでいた方が「便利」だったのだ。
山の糧が売れなくなり、しかも多くの食料を買って手に入れないといけない時代になると、町で働かないと生活が成り立たなくなる。年寄りは車がないと山の上り下りが大変だ。
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結局、離村するか、そこで生涯を全うできても、子どもたちはみな町に出ているから、自分が死んでしまえば、住んでいた家はどんどん廃屋になっていく。
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町でしか暮らせない世の中は、どこか間違っていると思う。
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それはともかく、この法面工事のために登山道をつぶすことになったので、ここに新たに階段を設けたのだろう。
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かなり長い階段だ。
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標高差で50mくらいはあったのではないか。
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でも、手すりがあるので、それにつかまりながらさくさく下る。
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見晴らしはよかった。
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道路まで下りてくると、通行止めの表示も何も書かれていないのに、入口にロープが厳重に張られていた。
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この登山道の管理はいったいどうなっているのか。
中途半端なことをすると遭難を引き起こすことになるかもしれないのに。

とにかく自分は無事に下れたので、いいとして、ここが今日の標高最低地点。470m。
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倉掛山は1078mなのであと600m登らなければらない。
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風張峠はさらに高いはずだ。体力的にちょっと不安だったが、山腹の倉掛集落から先は林道なので大丈夫だろう。
乾いた車道に出たので、チェーンを外す。
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でもしまうのが面倒なので手で持って、水気を振って落としながら歩いているうちに乾いてしまった。これ幸いと、そのまま後ろでにザックの天袋に放り込んだ。

(つづく)
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御林山・倉掛山(1)

【2017年2月12日(日)】御林山・倉掛山
予定していた宮地山・セーメーバンに行くには朝6時すぎの電車に乗らなければならなかったが、やはり前日の疲れが残っていて、起きられなかった。
それは想像されたというか、もう前日のうちから諦めていたので、目覚ましもかけていなかった。
それでも6時には目が覚めたので、代替案を検討し始めた。
正直なところ、そもそも出かける気力がわかないのだが、こんなにいい天気なのに、行かなければ絶対後悔することはわかっていたので、軽すぎず重すぎず、適度なところを探す。
結局、秋川の藤倉バス停を基点に浅間尾根と風張林道の倉掛山(1078m)を周回することにした。
武蔵五日市発7:39発のバスにはもう間に合わないが、9時ちょうどのバスなら大丈夫だ。
駅探で新所沢駅7時半くらいの電車に乗ればいいことが分かって、そのつもりになっていたが、念のためバスの時間をもう一度見てみると藤倉着が10:57になっている。
なんと本宿役場前での乗り換えが必要で、待ち時間が1時間以上あった。
これではお話にならない。
それなら車で行くしかないが、藤倉バス停周辺に車が停められる保証はない。
ちょっと変則だが、奥多摩周遊道路の浅間尾根駐車場を起点にすることにした。
まず下って、後半に登るというコース取りになるが仕方ない。
ルート検索で所要時間を確認すると自宅から1時間半程度なのだが、数馬より先の表示がなぜか点線になっている。
もしかして冬期通行止め?と思い、都のHPで確かめたら、冬期も朝9時からゲートが開いていることが判明。
おかしいなとは思いつつ、HP情報を信じて車で出かけることにした。

ほぼ昨日のままのザックを車に放り込み、7:15に出発。
ガソリンが空寸前なので、いつもは使わない直近のスタンドに入る。
この前みたいにガス欠で動けなくなるのは御免だ。
ちょっと割高だったが、やむをえない。
朝食と昼食はいつものコンビニで調達した。

圏央道に乗ると、真っ白な富士山がくっきり見える。
昨日は雲がからんでいたから、今日の方が状態はいい。
あきる野ICで下りて、檜原村の本宿までは順調に行ったのだが、その先で路面に雪が残っているところが出てきた。
いくつかはノーマルのままクリアしたが、里でこの状態ではいずれ登れなくなってしまう。
適当なところで路肩に停めて、チェーンを巻いた。
もう慣れたもので、両輪で5分かからなかった。
それはいいのだが、今度はお腹の問題が発生。
都民の森にトイレがあることは分かっているが、まだ8kmもあるので、とても持ちそうにない。
ちょうどよく浅間尾根登山口のバス停にトイレがあったので、そこに飛び込む。
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バスの時刻表を見ると、次のバスが5分後に着くタイミングだったので、ちょっと離れた場所に車を停めざるをえず、あわてたが大丈夫だった。
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便座はさすがに温かくなかったが、洋式だったので助かった。

帰りの立ち寄り湯は蛇の湯温泉たから荘のつもりだが、実は一度行ったことがある。
一応、ほかにも入浴できる宿はないかと数馬地区の奥の兜造り集落に入ったら、三頭山荘が「日帰り入浴歓迎」の看板を掲げていたので、ここにすることに決定。
そのまま、奥多摩周遊道路へと入る。
この道路は除雪が行き届いていて、せっかくチェーンを巻いたのに、路面に凍結しているところはなかった。
チェーンが随分減ったはずだ。
途中、正面に三頭山(1531m)らしき山が見えたので、車を停めて撮影した。
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それはともかく、なんと都民の森の先が通行止めになっている。
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「積雪のため」とある。HPのうそつき~!と思ったが、是非もない。

都民の森の駐車場に停めるしかない。
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登山口の浅間尾根駐車場まではおそらく30分くらいかかるだろう。
往復1時間余計に歩かなければならないが、今日の行程なら大丈夫だろう。

都民の森駐車場はそれなりの台数の車が停まっていた。ほとんどが三頭山だろう。
わいわい騒ぎながら、三頭山に向かっていくグループもいた。
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私は静かにストレッチ。みなとは反対方向、周遊道路を歩き出す。
9:14出発。昨日とほぼ同じ時間の出発だ。
ここまで来れば、昨日の疲れなどもう忘れている。

歩道には雪が1~2cmほど積もっているが、車道はゼロ。
どうせ車は来ないので、堂々と道の真ん中を歩く。
景色のいい場所では、クサリをまたいで歩道から山岳風景を撮った。
三頭山(右)と大沢山(左、1482m)。
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笹尾根。眼下に数馬の三頭山荘が見える。
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丸山(1098m)の右奥に丹沢三峰。
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途中の数馬駐車場はヘアピンカーブの内側に設けられていたので、これを横切ってショートカット。

浅間尾根駐車場の手前に風張峠へ通じる登山道への入口があった。
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のっけから、猛烈な急登だ。崩落箇所もあるらしい。
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このすぐ先に、まさに一瞬だけ富士山がくっきり見えるポイントがあった。
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完璧なお姿だったが、この日、富士山がちゃんと見えたのは、ここだけだった。
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30分近くかかって、浅間尾根駐車場に到着。
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距離はちょうど2km。標高差は120mほどあった。

ここからの景色は木々に邪魔されて、いまイチ。
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東屋のベンチに登って、かろうじて丹沢の山々が見えた。
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左から、大山(1252m)、丹沢三峰、丹沢山(1561m)、ちょっとあけて最高峰が蛭ヶ岳(1673m)。

案内図には倉掛山の表示もあったが、現地ではどれなのか特定不能だった。
東屋でチェーンアイゼンを装着。
ついでにスパッツもはこうとしたが、新品でつけ方が分からず断念した。
チャックが外れないのだが、靴を履く前にふくらはぎに巻けということだろうか。
悩んでいる時間がもったいないので、着けずに出発した。
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積雪は5cmほど、感覚的に昨日の山梨より多い。
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ここから標高を下げ気味に、アップダウンを繰り返す。
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今、歩いてきた道を振り返り。
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快適な尾根道だ。
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左手に特徴的な山容の大岳山(1266m)が見えた。
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これはもしかして倉掛山?と思い、あまりの高さにびびったが、後で御前山(1405m)と気づいて、ホッとした。
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さすがに、昨日の達沢山と違って、人気コースの浅間尾根はトレースがある。
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植林の中を進む。花粉が怖いので、鼻にはしっかり塗り薬を塗ってきた。
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御林山(1078m)の頂上は登山道からははずれているが、分岐にはちゃんと道標があった。
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そのことは「奥多摩登山詳細図」で確認済みだった。

あっという間に頂上に着き、そこには立派な標柱や山名板があった。
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ここは三等三角点。
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でも展望はゼロなので、さっさと通過。
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すぐに、登山道に合流して、このあとは、標高920mくらいまでだらだらと下る。
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立派な杉の美林だ。
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左手に御前山(左)と大岳山(右)。
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駐車場から20分ほどで、仲の平バス停へ下る道との分岐を通過。
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古い標識には、かわいい屋根が取り付けてあった。
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右手が開けた。笹尾根の丸山(1098m)。
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その右の方。
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さらに右。平らすぎて、何山かはよく分からない。
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このあたりの森林は都の所有であることを知る。
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もう一度、笹尾根。
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こちらも林床にはササが生い茂っている。
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左手、御前山の手前に、山腹にある倉掛集落が見えた。
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「登山詳細図」で事前に確認して見つけておいた道奈良山(946m)へは道標なし。
でも、どのピークなのかは地形図と照らし合わせて現地ですぐ分かった。ここだ。
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道を外れてピークを目指す。
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頂上にはすぐに着いた。
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でも石祠があるだけで、山名板はなかった。残念。
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引き返さずにこのまま尾根を進む。
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最後は急坂になるが、右へ折れて登山道に出た。
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出たすぐ先がちょうど分岐で、直進の道はバス停に通じている。
当方は左に大きく旋回する。
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ここが数馬峠(藤原峠)。石仏が安置されていた。
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ちょっと読み取りにくいが、施主は甚五左衛門さんのようだ。
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年代は不明。
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一礼して、通過した。
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(つづく)
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御岳山・日の出山(下)

【2017年1月21日(土)】御岳山・日の出山
11時ジャストに武蔵御岳神社に到着した。
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本年の酉年式年大祭に向け、総工費1億1000万円かけて彩色・漆工事が終了したばかりとのことなので、見事な色彩だ。

さすがに新年を迎えたばかりとあって、おみくじが隙間なく結ばれている。
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神社の裏に回って、御岳山(929m)山頂の標柱を確認。
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その奥にあった奥宮遥拝所にも立ち寄る。
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ここからは正面に、奥の院のあるピークを拝むことができる。
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そんなに風は強くないのだが、やはり気温が低い。
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門前の茶店でお昼にしてしまうか、日の出山(903m)で寒いのを我慢して食べるか、みんなに諮ったら、買ってきたおにぎりがもったいないということで、外食は取りやめ。
日の出山までお昼はお預けとなった。
でも座って休みたいし、茶店でお汁粉くらい食べようかという提案もあり、みんなもそのつもりでいたが、トイレ休憩の際、ベンチに座ってのんびりできたので、お汁粉は自然消滅となった。

休憩がてら、その辺のものを撮影。
奥多摩の銘酒「澤乃井」。
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畠山重忠の騎馬像。
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裏にひっそりとあった古い建物。
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それでは出発。
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再び門前町を通る。
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この宝来本店では、ずっとおばあちゃんがこたつに入ったまま動かなかった。
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門前町が終わったところを右折。
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まだ茅葺きの民家もあった。
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「武蔵御嶽講真神部」という宗教法人があるようだ。
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さりげなく「右日の出山道 五日市八王子横浜を経て欧米方面」と書かれている。
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たぶんこれは明治期の「シルクロード」を踏まえての表示だろう。
幕末から明治にかけて八王子は関東一円で生産される生糸の一大集散地だった。
そこから生糸は横浜に運ばれて輸出され、日本の近代化を支えた。
このルートが日本版「絹の道」と呼ばれているのだ。

それはともかく、やっと舗装道路から解放された。
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でも、ときどき路面が凍結しているので注意が必要だ。

今日も下りや平坦地ではY君が元気だ。
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あれが日の出山。
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Y君、登りに転じても速い。
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これは、すぐ前に女子のグループがいたからではないかと、みんなは推理していた。
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彼の取材によると、彼女たちは中1~高2で登山愛好会のグループだそうだ。
引率の先生も2人いた。どこかの中高一貫校のクラブ活動なのだろう。
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彼らとは御岳山の登りでは抜いたり抜かれたりだったのだが、ここでは抜かさず。
私はY君のスピードについていけず、ゆっくり歩いた。
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カップ麺全員分の水を4リットル以上担いでいるので、結構きつい。
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あとで聞いたら、Y君はストレッチをしながら大股で登ることを心がけていたとか。
「それは逆だよ。山では小股で歩くのが筋肉痛にならないコツだ」と教えてあげた。

やっと山らしくなってきた。
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こんな凍結箇所もスリップせずにクリア。
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振り返ると、御岳山がちゃんと見えた。
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頂上直下の東雲山荘の前でいきなり風が吹いてきて、これは大変なことになると思ったが、頂上に着いてみると、ほとんど風がなく助かった。
これなら大丈夫だ。
場所も女子中高生の団体に占領されているのを心配したが、ベンチが3つ余っていたので、そこを活用できた。

まずはビールで乾杯。ビールどころじゃない寒さかと思ったが、風がなくてほんとによかった。
私は手持ちのお湯と水でカップ麺5個を製作。
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Tさんからは手作りのお稲荷さんがみんなに提供された。
Tさんはジェットボイルも持って来てくれたが、寒さで稼働しなかった。
昆布岳でのH君と同じ症状だ。やはり寒さに弱いのかもしれない。

カップ麺はみなおいしかったようで好評だった。
私はカレーヌードル。
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日の出山は3回目だが、一応眺望を確認しておこう。
横浜方面。
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高岩山(920m)の右肩に、富士山がかろうじて見えた。
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御岳山の宿坊街の向こうに石尾根。中央の最も高いのは鷹ノ巣山(1737m)。
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では、山頂周辺の様子も。
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三等三角点。
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これが東屋。
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皇太子様の登頂記念碑。
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山頂の標柱で記念撮影。
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(事情により標柱のみですいません)

というわけで、下山することにしよう。
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みんなビールを飲んだ後だし、頂上直下のトイレに立ち寄る。
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あとは延々下るのみだ。
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真新しいベンチ。さすがに東京都はお金がある。
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一本杉?
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南側の斜面はきれいに伐採されていた。
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頂上が突き出した麻生山(794m)。
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途中、クロモ岩に寄り道。
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特段変わった岩ではなかった。
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今日はいい天気だが、雲がそこそこ多い。
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つるつる温泉まであと3kmもある。
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でも、温泉が楽しみだ。
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植林の中を黙々と下っていく。
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これがかなり長い。
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日本武尊ゆかりの顎掛岩。
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みんなは「ほんとにヤマトタケルがここを通ったのかよ」と言っていたが、もちろんあくまで伝説です。
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となりには馬頭観世音が祀られていた。
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途中で音を上げる声も出たが、なんとか下界に下ってきた。
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随分、古い道標だこと。
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この林道を下ってくる手もあったと後から気づく。こっちを歩けば線が引けたのに。
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一般車両は通行止めのようだ。
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ここまで山頂から、ちょうど1時間。
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コースタイムの45分というのは、ちょっと厳しい数字ではないか。

滝本では見覚えのあるカエルに迎えられた。
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下り疲れたので休みたいなあと思っていたら、ちょうどいいベンチがあった。
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ベンチだけでなく、バス停風の休憩所があったので、そこで小休止。
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10分ほどのんびりした。

あとは舗装道路を温泉まで40分ほど歩くだけだ。
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右手を流れるのは平井川。
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日の出町のマンホールは豪快。
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つるつる温泉には14:35に到着。
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滝本から20分ほどで着いてしまった。
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バス停で帰りのバスの時刻を15:53と決め、入浴。
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内湯は少し熱めでつるつるしたが、露天は少しぬるめでつるつるしていなかった。
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上がってからも少しのんびり。売店などを冷かす。
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でも、ここではビールは飲まず、玄関前のバス停へ。
ちょうど、機関車バスが来るはずだったが、メンテナンス中ということで、残念ながら普通のバスだった。
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機関車号は6000万円もかけて発注したものだそうだ。
1台しかないので、故障すると部品などの交換に時間がかかるらしい。

ちなみにつるつる温泉が「生涯現役の湯」というキャッチフレーズなのはなぜかも、Y君が聞いてくれ、元町長が好きだった言葉だから、ということだった。
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バスに揺られ20分。
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武蔵五日市駅に着いてびっくり。
なんと、中止と思い込んで来なかったA君がいるではないか。
打ち上げだけでも参加しようと駆けつけてくれたのだ。
その意気込みに感激。

打ち上げは以前立ち寄ったことがある居酒屋まるま。
一番奥に陣取り、例によって頼みまくった。
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話題はいろいろあったが、ちょっと発表できない。
結局4時間飲み続け、21:04発の拝島行きに乗って帰った。
帰宅は22時半を回っていた。
今度こそ塔ノ岳に登らなければ。お酒の練習ばかりじゃ富士山は登れない。

【行程】2017年1月21日
ケーブル下(9:25)~滝本駅(9:30準備9:35)~ケーブル横休憩所(10:00)~ケーブル山頂駅分岐(10:40)~御嶽神社(11:00参拝・休憩11:25)~日の出山(12:10昼食13:05)~滝本(14:10休憩14:20)~つるつる温泉(14:35)
※所要時間:5時間10分(歩行時間3時間35分)コースタイム:3時間40分
※登った山:2座(新規なし)
※歩行距離:9.2km

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