山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

比叡山(下)

【2017年3月5日(日)】比叡山
比叡山(848m)から下山中。
途中、分岐に出た。
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このままメインルートを行くと駅まで随分歩かされてしまうので、八瀬比叡山口駅を目指し、わざわざ✖印がついている直進の道を採った。
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✖印のわりに、それほど道は悪くない。
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ケルンなんかがあったりもする。
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展望の開けた場所もあった。
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でも、しばらく下ると結局、メインルートに合流してしまった。
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しかも、さっきケーブル比叡駅近くで休んでいたハイカーに先を越されてしまった。
遠回りをしただけだった。
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もう諦めるしかないかな。ねえ、お地蔵さん。
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この先で、大正10年(1921年)建立の「浄刹結界趾」なる石碑を発見。
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浄刹とは、寺院の境内のことを指し、ここから奥は比叡山の聖域で、女人の立ち入りが禁止されたことを示している。

さらに下ると、水飲対陣之碑の交差点に出た。
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建武三年(1336年)、足利尊氏に追われ、比叡山に逃れた御醍醐天皇が近臣千種忠顕とともに陣を張った場所だそうだ。

ここを右折すると、八瀬比叡山口駅は無理だが、その一つ隣の三宅八幡駅には最短距離となることが判明したので、ここを曲がることにした。
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勇んで下る。
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しばらく行くと、沢沿いの道となった。
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倒木が激しい。
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こんな道でもトレランのコースになっているようで、倒木ごとに白いリボンがかかっていた。

砂防ダムや護岸は、古い石垣で固められている。
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梅ヶ谷と呼ばれるところであった。由緒ある谷なのかもしれない。
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しばらく下ると、やっと傾斜が緩んだ。
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分岐から20分ほどで里に出た。
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ここからは住宅地の中を、地形図を頼りに進む。

民家の玄関先には蘇民将来符が掲げられていた。
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徳雲山隣好院の前を通過。
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慶長元年(1596年)、月渓正円比丘尼がこの地に庵を結んだのに始まる寺院だそうだ。

古い漆喰壁の家が残る。
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四角い点滅信号を発見して、びっくり。
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よく見ると、四角というより円筒であった。

ケーブル比叡駅から1時間半近くかかって、やっと三宅八幡駅にたどり着いた。
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本当は、叡山電車のこの支線も乗りつぶしたかったのだが、1駅区間だけ乗り残してしまった。
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駅名は、三宅八幡だが、実は三宅八幡社とはかなり離れている。
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とにかく、やっと座れるわい。
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東に、今下ってきた比叡山を望む。
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電車の待ち時間は10分ほど。
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14:16発の電車に乗り、出町柳へ。
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出町柳には14:27に到着。
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ホームで華やかなラッピング電車を見学。
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ここの鉄道むすめは、涼風青葉ちゃんだった。
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終着駅(始発駅)なので、当然車止めがある。
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改札を出て、京阪電車に乗り換え。
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祇園四条で下車(14:44)。地上に出ると、南座が目に飛び込んできた。
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でも寄り道はせず、反対方向の四条大橋を渡って、まっすぐ錦市場に向かう。
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橋を渡ると反対側に、またまた目立つ建物が。北京料理の老舗東華菜館だった。
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京都名物の抹茶わらび餅を冷かす。
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ここ四条通りは地元の人と観光客でごった返していた。

錦市場に突撃する前に錦天満宮にお参り。
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2日間、無事に登山ができました。ありがとうございました。
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京の名水「錦の水」で口をゆすぎ、いざ出陣。
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それにしても、この混雑には圧倒される。
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漬物屋さんの提灯。
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京野菜。聖護院大根のまるいことったら。
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まずは珍味の店「櫂」で、中にウズラの卵が入った「たこたまご」(200円)を買い食い。
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結構うまい。
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アーケードの屋根はステンドグラス風。
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京生麩田楽が人気の「麩房老舗」には、なぜか店員がおらず、閑古鳥。
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ほうじ茶ソフトにも興味はあったが、とりあえずお預け。
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しばらく進み、富小路に接した「鳥清」で鳥の唐揚げを1カップ。これもうまい。
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さらに、「カリカリ博士」でネギたっぷりのたこ焼き。
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表面がカリカリだが、中は餅のようにとろっとしていた。

奈良漬けは見るだけ。
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「魚力」で、鱧カツ。
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天ぷらもあったが、あえて。肉厚でほくほくだった。
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あまり似ていないスヌーピーの饅頭が2個で650円とは、かなり高め。
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「SNOOPY茶屋」というお店だから、ライツは取ってあるのだろう。
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天井には、あちこちに若冲の絵を複製した垂れ幕が飾られている。
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そろそろデザートの頃合いなので、堺町筋に面した豆腐店「こんなもんじゃ」に立ち寄る。
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ここで豆乳ドーナツと豆乳ソフトをいただく。
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ソフトはジェラートのようだった。

これにてフィニッシュ。
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ものすごい混雑だったが、1時間ちょっとの食べ歩きを満喫、お腹もぱんぱんに膨んだ。

四条から地下鉄に乗り、京都駅へ。
ビールと乾きものだけ買い込んで、17:05発ののぞみ244号に乗車。
ほぼ満席だったが、指定席を取ってあったので大丈夫。
錦市場で買った練り物を肴にビールで打ち上げ。
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お腹もいっぱいだったので、間もなく寝てしまった。
東京には19:23着。21時には帰宅できた。
9年ぶりの京都は天気にも恵まれ、のんびり街も歩いて食も満喫して、いい旅だった。

【行程】2017年3月5日
・坂本駅(9:35)~ケーブル坂本駅(9:50)=ケーブル延暦寺駅(10:20)~延暦寺(10:28拝観11:10)~比叡山(11:34)~比叡山駐車場(11:45昼食12:07)~ロープウェー比叡山頂駅(12:13)~ケーブル比叡駅(12:31撮影12:39)~水飲退陣之跡(13:17)~三宅八幡駅(14:05)
・祇園四条駅(14:48)~錦天満宮(15:02)~錦市場西入口(16:01)~四条駅(16:10)
※所要時間:4時間(歩行時間:3時間)
※登った山:1座(比叡山)
※歩行距離:9.5km
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比叡山(中)

【2017年3月5日(日)】比叡山
延暦寺を参拝中。
文殊楼の傍らに慈鎮和尚(慈円)の歌碑を見つけた。
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「おほけなく うき世の民に おほふかな わがたつ杣に墨染の袖」。
「千載集」に収録され、百人一首にも採用された歌である。
「身の程もわきまえないことだが、このつらい浮世を生きる民たちを包みこんでやろう。この比叡の山に住みはじめた私の墨染めの袖で」という意味だそうだ。

そんな思いが引き継がれているのか、この寺は世界平和を強く意識しているようだ。
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では、根本中堂をお参りしよう。
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ただし、目下、保存修理工事中。
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ちょっとタイミングが悪かった。
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堂内は撮影禁止なので、大人しく拝観。ありがとうございました。

修学旅行で来た時に回ったかどうかすっかり忘れてしまったが、今回は講堂や戒壇堂、阿弥陀堂や東塔なども見学した。
さっきから鐘の音が聞こえていたが、これは拝観者が鳴らしていたのだった。1回50円。
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そして大講堂。
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ここは吉川英治の『新平家物語』で取り上げられているそうだ。
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現在の建物は、旧堂が昭和31年に焼失した後、山麓坂本にあったものを移築したもの。
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その隣にある戒壇院は延宝六年(1678年)の建立。
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明治34年(1901年)に国の重要文化財に指定された。
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「一隅を守り、千里を照らす。これ則ち国宝なり」は、延暦寺を開き、天台宗の開祖となった最澄の言葉である。
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東塔と阿弥陀堂。阿弥陀堂は昭和12年の建築。
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これで東塔地域はひと通り回った。

少し離れた西塔地域にも巡拝券(700円)で行けるのだが、今回の目的は比叡山登山なので割愛。
ただ、登山口がよく分からない。
「山と高原地図」に従って、東塔裏の車道まで下りたら、係りの人に巡拝券を見せてくれと言われた。
提示しつつ、登山口がどこか聞いたら、東塔のすぐ裏に階段があるので、そこを登ればいいと教えてくれた。
100mほど引き返すと、確かに階段があり、それを登る。
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この上に、智證大師(空海の甥、円珍のこと)の御廟所があるようだ。
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それがどれなのか分からなかったが、間もなく大きな供養塔みたいな石塔が並ぶ平坦地に出た。
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それにしても、さすがは延暦寺。石塔がバカでかい。
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この奥に「登山道」の道標があったので安心して登る。
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前方にカップルがいたので、彼らについていく。
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男はちゃんと山の格好だが、彼女はジーパンにズック、手提げ袋という出で立ち。
大した距離じゃないからいいけど、せめてショルダーにして欲しいところだ。
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しばらく行って追いつくと、彼らに「比叡山に行かれます?」「この道でいいんですよね」と尋ねられた。
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なんだ、彼らは半信半疑で登っていたのか。
確かに有名な山のわりには案内がしっかりしていない。

「さっき、『登山道』って書いた看板があったので、大丈夫だと思いますよ」
と答えて、先に行かせてもらった。
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頂上近くまで来ると、大きな電波塔みたいなのがあり、その横でおじさん二人が食事をしていた。
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こんなところで食べているとは、頂上は展望が利かないのだろうかと、また昨日と同じ懸念がもたげてくる。
すぐ先に、頂上台地にぴょこんと突き出した盛り上がりがあった。
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登ってみると、一等三角点が燦然と輝いていた。
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山名板には「大比叡」と記されている。
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「小比叡」はどこかにあるのだろうか。

いずれにしろ、ここには確かに食事をするスペースはないし、展望もまるでない。
山名板と三角点を写真に収めただけで、すぐに立ち去り、食事適地を探す。
すぐに展望が開け、北の山々が見えた。
北西には、瓢箪崩山(532m)の向こうに雲取山(911m)。
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北は、右に水井山(794m)。
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間もなく大きな駐車場に出た。
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比叡山駐車場である。バス停もあった。
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駐車場に面してガーデンミュージアム比叡の入口があったが、冬期休業中。
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ここでやっと叡山ケーブルの休業の理由が分かった。
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しかし、もう一つ稼ぐ予定だった四明山はこのガーデン内にあるため、行くことができない。
これも至極残念であった。

とにかくトイレを済ませて
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100円望遠鏡の足場に座って、パンをかじる。
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観光客がほとんどいないので、できる芸当だ。

望遠鏡は使わなかったが、私も肉眼で眺望を楽しんだ。
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琵琶湖に架かる近江大橋。
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大津市街。
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これは比叡山の山頂部分。
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食後すぐに出発。予定外に下まで歩かないといけないので、早め早めの行動をとる。
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(もちろん運休中)

でも、コレクションも大事なので、ロープウェーの比叡山頂駅へ撮影のため寄り道。
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なんと12月5日から、もう冬期休暇に入っていたのだった。
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ここのベンチで、さっきのカップルがお昼を食べていた。

ここからは京都市街(岩倉あたり)を俯瞰できた。
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流行りの顔ハメ。
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ちょっと、顔の枠が大き過ぎる。
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では、車道に戻ろう。
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当然、こちら側にもミュージアムガーデンの入口があった。
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今度はロープウェーの山麓駅(比叡駅)に向かう。
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途中、ロープウェーの下を通ったら、センサーが反応して、「上をロープウェーが通ります。ご注意ください」の放送が大きく流れたので、びっくりした。
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休業中は必要ないのではないか。停めておいてほしい。
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ケーブルの比叡駅が見えてきた。
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駅名などは何も書かれていない。
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ロープウェーの比叡駅もすぐ近くにあった。
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駅前は、かわらけ投げ広場になっている。
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小豆島と同様、ここにも標的の輪があった。
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叡山ロープウェーは昭和3年、高祖谷~西塔間にわが国初の「空中ケーブル」として開業。
昭和19年に金属供出のため一旦廃止されたが、昭和31年に現ルートで再開したのだそうだ。
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ちなみに、叡山ケーブル、ロープウェーの経営は叡山電鉄ではなく、京福電鉄である。
もともと叡山電鉄は京福の100%子会社だったが、平成14年に京阪電鉄が全株式を取得し、経営権が移っている。
そんなことを知るきっかけになったのは、マウンテンバイク組立・解体場所なるめずらしい看板に京福の名前があったからだ。
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それはともかく、ここから八瀬比叡山口駅に下山する道がよく分からない。
メインルートを下ると修学院の方まで行ってしまうので、「山と高原地図」に出ている破線の道を行きたいのだが、それが地形図の線と一致しないのだ。

現地では、ケーブル比叡駅横から下山路が2つあるが、新旧の差だけで、どちらも北白川に向かうことになっている。
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やむを得ないので、とにかくメインルートを下ることにした。

すぐ先に展望スポットがあり、京都盆地を見下ろせた。
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中央の帯のような丘陵地帯は東山から西山にかけて。
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京都市街の南の方。
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その先には、子宝に恵まれるという「やどり地蔵」が安置されていた。
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とくにもう子供を欲してはいないが、手を合わせて通過。

間もなく植林帯に突入した。
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(つづく)
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比叡山(上)

【2017年3月5日(日)】比叡山
前日に大文字山に登り、京都市内のホテル杉長に泊まっている。
朝7時に起床。朝食は7時半から。
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湯豆腐に、揚げ出し豆腐、汲み上げ豆腐と、3種類の豆腐を食べられるのがうれしい。

トイレを済ませて、8時半すぎに出発。
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(京都市のマンホール)

今日は比叡山に登るので、山の反対側、大津市の坂本まで電車で行く予定だ。
当初は、出町柳から叡山電車に乗って、八瀬比叡山口まで行き、叡山ケーブルに乗り継いで行くつもりだったのだが、帰りに錦市場に寄るとしたら、大津側から登って、京都側に下りてくる方が便利だと気づいた。
これが別の意味でも大正解だった。当初の計画通りにしていたら大変なことになっていた。

そんなことはつゆ知らず、地下鉄の京都市役所駅前に向かう。
今日はずっと地上を歩いて行ったら、近代建築の京都市役所を見ることができた。
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今日はフリーマーケットが役所前の広場で行われるようだ。
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地下鉄に下りて、京阪京津線直通の浜大津行き電車に乗り込む。
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山科の手前から陸上に出る。山科の先はかなりの急勾配だ。
大津の市街地に入ると、急カーブが続く。
変化に富んだ路線で、鉄道好きには堪えられない。

浜大津駅で石山坂本線に乗り換え。終点の坂本駅に向かう。
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近江神宮前駅から先は未乗車区間なので、今回で坂本線は乗りつぶし完了だ。
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9:30ちょうどに坂本駅に到着。
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この格好いい電車に乗ってきたわけだ。
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反対側のホームにはラッピング電車。
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坂本駅の鉄道むすめは石山ともかちゃん。
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この駅はなかなかしゃれたデザインの駅舎だった。
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しかし、駅前の看板を見て、びっくり。
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なんと、明日から坂本ケーブルは設備改修工事のため4日間の休業。
全く調べていなかったので危なかった。1日ズレていたらアウトだった。

ここから穴太積みの石垣が続く坂道を登っていく。
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なかなか雰囲気のある通りだ。
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ここは日吉大社の門前町でもある。
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坂本名物の日吉そば。
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こちらは門前ゆどうふ。
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正面右手、八王子山の山頂近くに見えるのは三宮神社。
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日吉大社の赤い鳥居の手前で左折。
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穴太積みの石垣を見ながら進む。
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実に美しい。
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突き当りを右折すると、大きな通りに出る。
そこに比叡山高校の校門があった。
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1978年のセンバツ高校野球で完全試合を喫したが、翌年の夏の甲子園では滋賀県勢初の1勝を挙げた高校である。
自分が高校球児だった頃のことなので、よく記憶に残っている。
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(大津市のマンホール)

校門の横の坂道を登っていくと、まもなく坂本ケーブルの坂本駅に着く。
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坂本ケーブルは昭和2年(1927年)の開業。全長2025mで、1966年に群馬県の伊香保ケーブル鉄道が廃止されてから、日本で最も長いケーブルカーの路線となっている。
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坂本駅と終点の延暦寺駅は1997年に国の登録有形文化財になっている。
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ここまでコンビニがなく、昼飯をどうしようかと思っていたのだが、たまたまパンの自販機があったので、1個だけ購入。
下山後、錦市場で買い食いをする予定なので、あまりお腹は膨らませないようにという配慮である。

窓口で片道の切符を買おうとしたら、売り子さんが「え、片道?」とびっくりした様子。
「はい、京都側に下るので」
「向こうはロープウェーもケーブルも動いていませんよ」
なぬ!と思ったが、表情には出さず
「でも、叡山電車は動いているんですよね」
「動いていますが、歩いて下るんですか?」
「はい」
というわけで、無事に片道切符を購入。
それにしても、ロープウェーはもともと乗る予定はなかったのでいいとしても、ケーブルが動いていないとは、誤算だった。
まあ、歩いて下っても30分ほど余計な時間がかかるだけで、スケジュールに大きな影響はない。
もし京都側から入っていたら、歩いて登らなければならず、大幅な時間ロスになるところだった。助かった。
しかし、乗り鉄としてはケーブルに乗れないのは残念だ。
明日からは坂本ケーブルが休業だし、この時期は延暦寺が拝観停止になるのか、などと考えてみたが、そんなわけもない。
でも、後でガーデンミュージアム比叡のゲートにたどり着いて、謎が解けた。
バスも含め、比叡山に登る京都側の交通機関はそもそも冬期休業していたのだった。
延暦寺に行きたい人はマイカーか坂本ケーブルで行ってくれということなのだろう。
そもそも叡山ケーブルや叡山ロープウェーは延暦寺に行くための交通機関としては想定されていないのだ。
やはり、路線図だけ見て旅程を決めていてはいかんなと痛感。
トレラン大会とか休業情報とかもHPなどで確認しないと。

なんて、休業の理由がそういうことだとは想像もしないまま、10時ちょうど初のケーブルに乗り込む。
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さっきの京阪電車と似たようなデザインだ。

車内では盛んに、放送が日本最長のケーブルだとPRしている。
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途中駅が2つあるが、乗客から申告がない限り、通過するとのことだった。
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しばらく進むと、琵琶湖が見えてきたが、今日はかなり霞んでいる。
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ほぼ満席だったし、動き回ってパチパチ写真を撮ったりせず、大人しく座っていた。
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11分で延暦寺駅に到着。
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標高は654mだが、雪が残っていた。
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トイレを済ませて、まずは眺望を堪能する。
北には比良山地の蓬莱山(1174m)。あちらには、まだ雪がたっぷりある。
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かなり霞んでいるが、琵琶湖大橋の向こうに沖島。
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あの島には去年の今頃に行ったっけ。

その右手奥には長命寺山(333m)が確認できる。
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本来なら、このくらいは見えるらしい。
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眼下には坂本周辺の町並み。
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国の登録有形文化財になっている延暦寺駅も忘れてはならない。
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黄色い彩色が印象的だ。
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内部もちょっとレトロな雰囲気。
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蕎麦喰木像まで是ヨリどのくらいか。下が読めない。
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蕎麦喰木像とは親鸞(1173~1262年)の身代わりになったという伝説がある木像のこと。
比叡山で修行していた親鸞は毎晩、京の六角堂まで赴き、百日参籠修行も行っていた。
それを回りの僧たちは「毎晩、京の街に遊びに行っている」と非難した。
師の慈円は親鸞の修行を成就させようと一計を案じて、「今晩、蕎麦を食べるから、みな集まれ」と声をかけた。
そこに前もって彫ってあった親鸞の木像を置いたところ、「なんだ、親鸞はいるじゃないか」ということになり、噂はピタリと止まったという。
その木像が後に蕎麦喰木像と呼ばれるようになったそうだ。

現在は、無動寺谷の大乗院にあるとのことだが、今回はパス。
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延暦寺への舗装道路を進む。
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沿道にはかなり雪が残っていて、やはり滋賀県は雪国であることを再認識した。

左手に岡本杏路の句碑「うぐひすや檜山晴れつつ雪まとふ」。
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延暦寺に来るのは、高校の修学旅行以来なので38年ぶり。
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あの時は5人グループだったので、京都市街からタクシーで来た。
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階段の上から見た根本中堂の記憶だけ残っている。
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今回、それがどこからの風景だったのか確認できたが、目下、根本中堂は改修工事中で、ちょっと残念だった。
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順に見ていこう。まずは万拝堂。
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ここは、日本はもちろん世界各地の諸仏諸神を勧請して、平和と人類の平安を祈願している平成の新堂だそうだ。

大黒堂。
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江戸時代に建立された文殊楼。
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ここから根本中堂を見下ろしたのが、さっきの写真である。

(つづく)
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大文字山(下)

【2017年3月4日(土)】大文字山
哲学の道を歩いている。
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この道は「日本の道百選」に選定されているようだ。
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「左、あんらく寺 ほうねん院、ぎんかく寺」の道しるべ。
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大豊神社御旅所の前を通過。
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すぐ先に大豊神社の参道。参拝は割愛した。
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大豊神社は、宇多天皇の病気平癒のため仁和三年(887年)に建立された勅願寺。
応神天皇や菅原道真が祀られているとのこと。

こちらは佐川印刷のゲストハウスとして使用されている清宗庵。
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京都には数少ない武家の住まいで、西郷隆盛の孫が所有していたという。

光雲寺の標柱。後水尾帝、東福門院の勅願所でもあるらしい。
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このあたりには、なぜか猫がたくさんたむろっていた。
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若王子神社前を通過。ここで哲学の道はおしまい。
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さらに永観堂禅林寺の前も通過。
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琵琶湖疏水の分水からさらに枝分かれした水路を渡る。
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大寂門をくぐると、南禅寺の領域に入る。
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湯豆腐の「奥丹」。ゆどうふ一通り3000円也。
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南禅寺の三門に登ってみた。
歌舞伎「楼門五三桐」で石川五右衛門が「絶景かな絶景かな」という名セリフを回す「南禅寺山門」とは、これのことである。
5間幅の二重門(2階建て)で、大坂夏の陣で戦死した一門の武士たちを弔うために、藤堂高虎が寄進したものだそうだ。
確かにいい眺めだ。
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南の方角。
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南東の方角。
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東には本堂。
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北東の方角。
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北には金戒光明寺の三重塔。
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二つの庭園がある天授庵の門。
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午前中に歩いたのは、あのあたりの稜線かな。
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絶景を満喫した後、水路閣へ。
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ここにもきれいどころが3人ほど。
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さようなら~
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水道橋をくぐって、階段を登る。
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粟田山への道だ。
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水路閣の上を流れる琵琶湖疏水を俯瞰することができた。
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このまま疏水に沿って、蹴上駅まで行こうと思ったが、破損個所があるとのことで通行止め。
仕方なく戻って、車道を行くことにした。

戻ったついでに、せっかくなので本堂に参拝。
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天井には巨大な龍の絵が描かれていた。
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軒丸瓦には「南禅」の文字。
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今度は三門をくぐる。
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右手に、佐賀県伊万里市円通寺・森永湛堂(杉洞)の句碑。
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「この門を入れば涼風おのづから」

応仁の乱の当事者、山名宗全の墓はこの真乗院の境内にあるようだ。
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蹴上へ続く、金地院門前の道。
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金地院は東照宮鶴亀庭園が有名らしい。
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赤レンガの蹴上隧道が見えてきた。上をかつてはインクラインが走っていた。
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これがネジリマンポと呼ばれるレンガの積み方。
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銘は「雄観奇想」。見事な眺めと優れた考えという意味だそうだ。
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16:20、5時間半ほどで、東山の一部を一周し、蹴上駅まで戻ってきた。
歩行距離はほぼ10km。
こんなに長く、ゆっくり京都を歩いたのは初めてだ。
京都に住んで、くまなく神社仏閣や周りの山を歩いてみたいな~と思ったが、この年ではもう無理だろう。

蹴上駅から地下鉄東西線に乗って、京都市役所前駅で下車。
地下街みたいなところをしばらく歩いて地上に出ると、御池通りである。
この通りに沿って、しばらく西へ歩く。
京都市立御池中学校の手前を右折すると、間もなく、今宵の宿「ホテル杉長」。
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16:40にチェックイン。
完全な和室で、それはいいのだが、座椅子がないのがちょっと不便。

それでも、30分以上のんびりしてから、大浴場へ。
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もちろん温泉ではないのだが、独占できたので、気持ちよく入れた。

18時ちょうどに部屋に戻り、夕食。部屋食だった。
予約のときに、すき焼きやしゃぶしゃぶを選ぶこともできたが、京懐石をお願いした。
でも、出てきたものは、そんなに珍しいものではなかった。
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牛の鉄板焼きは美味しかったが、本当は霜降りじゃない方がよかった。
あなごの卵とじは、汁が沸騰する前に火が消えてしまい、燃料を追加注文しないといけなかったのは、さらに残念。

デザートは、金つばとイチゴ。
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お腹いっぱいになった。

食後は布団にねそべって、ブラタモリ(奄美大島)。
続いて、「アナと雪の女王」を見ているうちに沈没してしまった。
明日は比叡山に登る。

【行程】2017年3月4日
蹴上駅(10:51)~インクライン(10:54撮影11:00)~日向大神宮(11:09)~神明山(11:21)~七福思案処(11:27)~326mピーク展望所(11:54撮影11:57)~林道交差点(12:25)~大文字山(12:34昼食・撮影13:03)~火床(13:21撮影13:32)~法然院(13:58)~銀閣寺(14:10拝観14:43)~銀閣寺橋(14:51)~南禅寺(15:43拝観16:12)~蹴上駅(16:20)
※所要時間:5時間29分(歩行時間:3時間35分)
※登った山:2座(神明山、大文字山)
※歩行距離:10.7km(京都市街含む)
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大文字山(中)

【2017年3月4日(土)】大文字山
大文字山(465m)から五山送り火の火床まで下ってきて、展望を満喫。
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ひと通り撮影して、銀閣寺方面に下る。
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右手には明日登る比叡山(848m)が見えた。
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あちらの火床は「大」の字の右のはらい。
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こちらは延々と火床に沿って階段が続く。
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これが登りだったら、かなりうんざりしただろう。
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上部の火床には一つ一つ立派な石垣が築かれていた。
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樹木が完全に伐採されているので、大雨の後など土砂崩れが心配なのだろう。
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それにしても、わざわざ大谷石を栃木県から運んでくるとは。
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火床のエリアを抜けて、樹林帯に入ると、木材の切れ端のようなものが散乱している。
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まさか、薪をこんな近くで調達しているのだろうか。

さらに下りは続く。
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京都・文化の森の中を通過。
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クスノキの巨木たち。
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しばらく樹林帯を歩いて、火床から30分かからずに下界に下りてきた。
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トイレに行きたいのだが、あるのはこういう歴史のありそうなものばかり。
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すぐ近くに法然院が見えたので、トイレがないか探しに行く。
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幸い、拝観料は取られなかった。
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でも、トイレはなかった。折角なので、庭園だけは見学しておいた。
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門の外には、松尾いはほ(1882~1963年)の句碑「椿落ちて林泉の春動きけり」。
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仕方ないので銀閣寺へ急ぐ。
本当は、銀閣寺に向けて下っていたつもりなのに、道なりに歩いていたら、少し南に出てしまった。
10分ほど歩いて、やっと銀閣寺に到着。さあ、トイレはどこだ?
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どうやら、やはり中に入らないといけないようなので、ともかく総門をくぐる。
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続いて、高い生垣の回廊、銀閣寺垣の間を急ぐ。
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銀閣寺に来るのは高校の修学旅行以来なので38年ぶりだが、この風景には見覚えがある。

中門前の受付で拝観料500円を支払って、中に進み、人の流れに沿って歩いていたら、すぐに銀閣(観音殿)が現れた。
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でも、順路通りに歩いていたら、トイレは最後になってしまうと気づいて、あわてて戻り、朱印所でトイレの場所を聞いて、やっとたどり着くことができた。
ふう、やっと人心地ついた。

落ち着いたところで、改めて順路をめぐる。
右手に白壁が美しい庫裏。
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宝処関を抜ける。
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これが噂の向月台。こんな急斜面の砂山をどうやって築いているのだろう。
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銀沙灘(ぎんしゃだん)。
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英語では「銀色の砂の海」と訳されていた。
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向月台と銀閣。
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お客さんはかなり入っているが、身動きが取れないというほどでなない。
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本堂(方丈)の板戸に描かれている、この絵は滝だろうか。
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これは随分変わった窓のさんだ。
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国宝東求堂。
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このカタカナ混じりの注意書きは誰に向けているのだろう。
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外国人はそもそも読めないのだから、戦前生まれの日本人向けだろうか。

庭園も素晴らしい。これは白鶴島。
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東求堂をからめて。
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振り返ると、銀閣。
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錦鏡池に浮かぶ大内石。
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千代の槙(樹齢約500年)。
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洗月泉。
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泉の底には賽銭の山。
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錦鏡池と東求堂。
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斜面はコケの絨毯。
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銀閣の屋根に鳳凰がいた。
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昭和17年建立の「銀閣寺旧境内」の碑。
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お茶の井。
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泉は、足利義政公愛用のお茶の井跡で、現在も水量が多く、お茶会などに利用されているのだそうだ。

この石組は、昭和6年に発掘された竹亭漱鮮亭跡。
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苔寺(西芳寺)の竜淵水石垣を模範に造られたとされる。
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展望所まで登ってくると、銀閣を俯瞰できる。
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この角度はとても新鮮だ。
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実に美しい。
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右手には、本堂や東求堂、庫裏などの甍。
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セットにしてみてみよう。
(ス839)
銀沙灘の縞模様が打ち寄せる波のように見える。
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また別の角度から。
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苔と飛び石。
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再び、下まで下りてきた。
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こちらから見る銀閣も絵になる。
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しかし、手入れは大変だろうなあ。
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錦鏡池の対岸に和服の女性たちが大勢。
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市内で着付けてもらって神社仏閣めぐりを楽しんでいるのだろう。外国人の姿も目立つ。
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銀閣の屋根のこけら葺きの見本を見学して、拝観終了。
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門前の土産物屋で早速、抹茶ソフトを購入する。
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京都の抹茶ソフトは抹茶味が濃厚な上に、抹茶の粉末が振りかけてあり、大満足だった。

京漬物も美味しそう。
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門前の土産物店などを冷かしながら歩いていると
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間もなく琵琶湖疏水の分水にかかる銀閣寺橋に出た。
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ここから若王子橋に至る約2kmの分水沿いの道は「哲学の道」と呼ばれている。
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ここを歩くのは、大学2年の冬以来なので34年ぶりだ。
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のんびりと南禅寺まで散策することにした。

対岸では、クマのぬいぐるみが仲良く釣りをしている。
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石畳の道が延々続く。
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京都の地名は効率など関係なく昔のまま残っているので、とても気に入っている。
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幸せ地蔵尊。こちらは現代的な命名。
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「哲学の道」の名は、哲学者の西田幾多郎(1870~1945年)が研究や読書、思索の疲れを癒すため、たびたびこの川沿いを歩いたことに由来する。
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「人は人 吾はわれ也 とにかくに吾行く道を吾は行なり」の歌碑が河畔にたたずむ。
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人の評価や人の行動に左右されない生き方は、私の信条とするところでもある。

「疏水」と刻まれた欄干は桜橋。
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その向こうに、油取り紙で有名な「よーじや」の銀閣寺店。
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ヒメリュウキンカがこんなにきれいに咲いていた。
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(つづく)
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