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山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

桜山

【2020年5月15日(土)】桜山
自粛期間中である。が、自分でほぼ100%危険がないと判断した山には、行く。
札幌市内、真駒内にある桜山(168m)は山というよりは、快適な散策路である。
それでも、「登った山」を一つ稼げるので、こういう時期にはありがたい「山」だ。
午前中の用事を済ませて、真駒内駅の駐車場に車をとめる。
GWに同じ山を登ったH君に、車の置場所を聞いておいたのだ。
地下鉄のシェルターに沿って随分奥行きのある駐車場だったが、とめてある車は10台もなかった。
11:45頃に出発。
入口とは逆側から駐車場を出ると、そこはもう真駒内駅のバスレーン。
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定鉄バスが何台か待機していた。

駅前を通り過ぎて、しばらく進むと
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バスレーンが終わり、歩道もなくなるので、道路の反対側に渡った。
でも、すぐまたもとの側に戻らなければならない。
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桜山への道は、地下鉄のシェルター側にあるからだ。

今度は信号のある横断歩道を渡って、階段を登る。
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振り返ると、入居者がいなくなった団地が見えた。
近いうちに取り壊されるのかもしれない。
この団地ができてから、もう半世紀近く経っている。
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シェルターの屋根を横断して、新緑の美しい森の中に入る。
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そこには南北に平らな遊歩道が延びていた。
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この森は「保健保安林」という。
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保安林とは、森林法に基づいて、水源涵養、防災、生活環境の保全・形成等の公益的機能を発揮させる必要がある森林を対象に指定しているのだそうだ。
そのうち保健保安林は、生活環境保全機能および保健休養機能の高い森林をいうらしい。

それにしても新緑がきれいだ。晴れていたらキラキラしていただろう。
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間もなく、地下鉄のシェルターが尽きた。
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真駒内駅は地下鉄南北線の終点なので、この先に地下鉄はなく、定鉄の廃線跡が続いている。
そちらは帰りに歩こう。
ここで、左手に階段があったので、そこを登って尾根道を歩くことにした。
でも、すぐさっきの道と合流してしまった。

しばらく誰とも会わなかったが、前方から単独の女性がやってきた。
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リュックを背負っているわけでもないので、多分、近所の方のお散歩だろう。

すれ違い様に、「こんにちは~」と声をかけたら、口を真一文字に閉じたまま、会釈だけして通り過ぎていった。
飛沫による感染防止だろうか。
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保安林に入ってから十数分ほどで、いったん車道に出る。
なんと、昨年4月にこの付近でクマが出たらしい。
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真駒内は街中にもクマが出るところなので不思議ではないが、あいにくクマ鈴を忘れてきてしまった。
歌でも歌いながら歩くしかないか。

車道への出口に、南区トレイルの地図が掲示されていたが、桜山のハイキングコースについては全く触れられていなかった。残念。
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車道は道道で交通量が多く、随分待たされた。
道路の向こう側に渡り、遊歩道入口を探しながら南下。
入口はすぐにあった。
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これは、随所に立っている案内図だが、タイトルは「真駒内生活環境保全林」と書かれている。
一般名詞的には「保健保安林」だが、固有名詞としては上記の名称ということなのだろうか。
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道はあちこちで分岐しているが、ここで左折し、急坂を登る。
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階段は左に向かっていたが、私は男坂を直登。
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結構なアルバイトであった。
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この先はアップダウンの連続である。
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あまりお花が見られない道だが、ところどころにタチツボスミレらしき花が咲いていた。
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道は基本的によく整備されており、倒木やササの張り出しはほとんどない。
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「ケイイチ」君か。いけませんよ。
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ここは広葉樹が多いので、秋はさぞかし紅葉がきれいだろう。
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この花は名前を忘れてしまった。ピンボケですいません。
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というわけで、出発から45分ほどで、桜山に登頂。
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かわいい山名板が掛かっていた。
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一応、記念撮影。花粉症の予防もあってマスク姿である。
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眺望はゼロ、ベンチもないので、すぐに出発。
ここから道はいくつかに分かれていたが
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戻るのにはちょっと遠回りになりそうなので、とりあえずもと来た道を戻る。
しばらく進んだ後に出てきた分岐を左へ。これで完全ピストンは回避ということになる。
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しかし、相変わらず単調な道である。
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でも、マイズルソウの葉っぱが地面を覆っていた。
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もう少しで花が咲くことだろう。
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かわいい松ぼっくりを発見。
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葉っぱが随分成長していたけど、まだエゾヤマザクラが咲いていた。
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白樺の小径を進む。
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山頂から10分ほどで、さっきの道路を横断。
定山渓鉄道の廃線跡に入った。
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ここも遊歩道として整備されている。
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ちょっと、盛土されて築堤状になっているのが分かるだろうか。
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落ち葉の中からこんな遺構も発見できて、うれしかった。
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左側は、木々をすかして車道が見える。
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道は完全に一直線。
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バラスがまだ残っていた。
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間もなく、地下鉄のシェルターにぶつかった。
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左の車道に下りたかったが、飛び降りるには高すぎるので断念。
右へ迂回する。
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結構な階段を登らされた。
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さっき歩いた道を少しだけ歩いて、保全林散策は終了。
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文明世界への階段を下る。
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この落書き、「札幌でんしゃ」の後が読めなかった。
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それでは、桜山よ、さようなら。
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五輪団地の前を通って駐車場へと向かう。
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1時間15分ほどの、軽めのハイキングだった。
では、お昼に致しましょう。
今日は、せっかく真駒内まで来たので、真駒内本町のスープカレー店「奥芝商店真栄荘」に行くことにした。

行く途中、銭湯の真駒内湯を発見。
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もともと入る気はなかったが、まだ開店前だった。

13時半頃、奥芝商店に入店。
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奥芝商店の本店は西線9条旭山公園通りにあったが(現在、移転のため休業中とのこと)、そもそもの発祥の地はここのようだ。
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現在のオーナーの祖父が、真駒内本町に真栄マーケットというスーパーを始めたのが原点らしい。
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「真栄」とは「真駒内が栄えるように」という願いを込めた名称で、支店名である「真栄荘」もその願いを受け継いだものだそうだ。
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真駒内本町はかつてキャバレーがあったほど栄えていたらしいが、住民の高齢化も進み、今やすっかり寂れて、シャッターが目立つようになってしまった。

安くて人気だったという中華料理の「南こう園本店」も2017年6月で廃業している。
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そんなこともあり、往年の真駒内の賑わいを取り戻そうと、頑張っているようだ。
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今回は、「野菜ソムリエ長谷川さんのカレー」をオーダー。
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ゴボウ、カボチャ、ナス、キャベツ、小松菜、ピーマン、ブロッコリー、舞茸など彩り豊かな野菜がたっぷりで、とても美味しかった。
奥芝商店はエビ味のスープが売りのようだが、エビ味は私の場合、すぐ飽きてしまうので、ノーマルな方にした。

壁にはかつての定鉄真駒内駅の駅舎の写真が掲示されていた。感激。
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ご飯の量も結構多くて、満腹になって退出した。

ちなみに、真栄荘は南こう園とともに「マコマナイプラザビル」に入居している。
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隣は、次郎長寿司やすなっくピエロなど。
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向かいはかつてキャバレーが営業していたという第5ナベビル。
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その隣のオリンピアビルもかなり寂れていた。
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近くに野菜くだものの長谷川商店があったが、野菜ソムリエ長谷川さんとは、ここの方のことなのかもしれない。
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という感じで、真駒内の旅もおしまい。
自宅近くの旧「福来軒」を復習して帰宅しました。
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【行程】
駐車場(11:46)~保安林入口(11:56)~道道交差点(12:09)~桜山(12:29撮影12:31)~道道入口(12:41)~駐車場(13:07)
※所要時間:1時間21分(歩行時間:1時間15分)
※登った山:1座(桜山)
※歩行距離:5.5km
※累積標高差:約120m

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札幌150峰番外・器械場

【2020年5月6日(水)】滝野霊園
自粛期間中はハイキング程度の山ということで、札幌市郊外にある野牛山(539m)に出かけることにした。
この山は昨年10月12日に登ったのだが、林道工事中のため途中で引き返したのだった。
今回はそのリベンジである。
もし時間に余裕があったら、真駒内の桜山(168m)のハイキングコースも歩きたい。
この日は2座をゲットするつもりで出かけたのだが・・・

自宅を出発したのが午前10時過ぎ。
まずは野牛山の登山口にあたるアシリベツの滝近くの滝野会館に向かう。
真っすぐに行くと勝手知った道なので、ちょっと面白くないと思い、走ったことのないルートを通ってみることにした。
国道453号の石山陸橋を渡った後、石山緑地の方へ右折。
国道230号の旧道に出る前に左折して、その1kmほど先の二股で、右の細い道を下る。
すると、右手に石切り場の跡が現れた。
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石山軟石はかなり広範囲で採石が行われてことがうかがえる。
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この道を小さな川に沿ってさらに遡ると、山小屋の看板が現れた。
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「LYOPHYLLUM」と書かれている。
意味がわからなかったが、英語でシメジのことだった。

あの建物が山小屋のようだ。
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どういう営業をしているのか、ネット検索してもヒットせず、謎だった。

この山小屋の奥には廃墟があった。
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ラーメンの看板が落ちているが、こんなところで食堂をしていたのだろうか。
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仮設の建物っぽいが。
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立ち入り禁止になっていたし、今日の目的は登山なので、深入りはやめておいた。
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ていうか、なんと、ここで雨が降ってきてしまった。
でも、まだ霧雨程度なので、一応、滝野方面に向かう。

そのままダートの道を進むと、福祉施設が並ぶ舗装道路に出た。
ここを右折して、標高2百数十mほどの尾根筋をさらに南下する。
ちょうど札幌芸術の森の裏山にあたる。
石山と常盤を結ぶ道道にぶつかると左折して、間もなく国道453号に復帰。
ちょっと戻って、すぐ右折すると滝野への道だ。
この時点で、雨脚はかなり強くなっていた。
こうなってはもう登山は断念。ハイキングすらできる状態ではない。

予定を変更せざるを得ない。
ほとんど歩かずに登頂できるはずの札幌150峰(番外編)の一つ、「器械場」だけゲットして、本日の「山行」はおしまいにすることにした。
「器械場」とは変わった山の名前だが、これは三角点の点名でれっきとした由来がある。
札幌市南区のホームページなどによると、以下のような歴史があるらしい。
1983年(昭和58年)、道内初の国営公園「国営滝野すずらん丘陵公園」が設けられた滝野地区は、かつて「器械場(きかいば)」と呼ばれていた。
1872年(明治5年)、開拓使は現在の南区澄川に木挽小屋を建て、本府建設に必要な木材を供給していたが、さらに奥地に良質な木材を求め、1879年(明治12年)、滝野に水力を動力にした製材所「官営水車器械場」を設置した。
これが「器械場」という地名の起源である。
現地には、その記念碑も立てられている。
開拓使が木材供給を急いだのは、この年から「豊平館」の建設が始まったからとも言われている。
器械場には、多くの作業員や行商人など、数百人規模の労働者が集まり、芝居の興業などが行われるほど賑わったという。
しかし、「器械場」はたった10年でその役目を終え、1890年(明治23年)頃に閉鎖された。
再び、当地の開拓がはじまったのは1900年(明治33年)。
すでに工場が閉鎖されて久しかったが、付けられた地名は「器械場」だった。
開拓の歴史を伝えるこの地名も、1944年に「滝野」(アシリベツの滝に由来)と変更されてしまった。
ただ、「器械場入口」というバス停にその名を残している。
三角点は、工場跡のすぐ近くというわけではないが、この地名が採用されたのだろう。

説明が長くなったが、滝野霊園はモアイ像で有名だ。
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みんな石山軟石で造ったのだろうか。
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滝野霊園の中に入ったのは初めてだが、園内にはストーンヘンジのレプリカ(実物大?)もあってびっくり。
雨なので、ゆっくり見物できないのが残念だ。ここにもまた来なければならない。

滝野霊園の中に「滝野墓地」があった。
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こちらは分譲墓地ではなく、開拓時代からこの地にあったお墓らしい。

ふる里霊廟近くの駐車場に車を停め、散策の準備。
雨が本降りなので、雨具の下も履いた。
傘を持ってこなかったのが誤算だったが、果敢に雨の中に繰り出す。
器械場(三角点:273m)への標高差は25mほど。
足場はヤブではないのだけが救いだった。
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5分で登頂。
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頂上には、滝の稲荷大神という神社が鎮座していた。
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一応、略式でお参り。
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しかし、頂上に三角点がない。
地図ロイドで確認すると、もう少し南東の方角にあるようだ。
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そちらの方に下ってみると、一段低く整地された場所にあった。
ということは、頂上の高さは280m近くあることになる。
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なぜ、こんな位置にあるのか不思議だが、墓地造営の際に、この山が削られ、平面的な位置を踏襲したため、こんなことになったのだろう。

折れて倒れていた標柱を一瞬だけ立ててあげた。
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あとは、エゾマツ?の疎林の中を下るだけだ。
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この「山旅」は9分で終了。歩行距離は500m弱。
それでも、雨の中、1座ゲットできたのは幸運であった。

しかし、すっかり濡れてしまった。
タオルで雨具を拭き、車内で近くの温泉を検索。
近くで行ったことのない温泉は、札幌北広島クラッセホテルに併設された北広島温泉楓楓(ふうふう)であった。
電話をかけて、営業していることを確認。
まっすぐ、楓楓に向かう。11:20出発。
正午ちょうどに到着した。
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ここは札幌北広島ゴルフ倶楽部というゴルフ場内にあるので、ゴルファーたちでかなり混んでいるのではないかと思ったが、まだお昼なのでプレーが終わる時間ではないだろう。
ゴルフ場の駐車場は満杯だったが、温泉の駐車場にはそれなりに空きがあった。
芋の子を洗うような状態ではなさそうだ。
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となりに建つのがクラッセホテル。
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内地からのゴルファーが泊まるのだろう。
コロナ禍で相当な営業不振に違いない。
入浴して、ささやかながら応援させていただく。
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入浴料金は800円。
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ph8.8、弱アルカリ性のナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉である。
黄褐色のいわゆるモール温泉だ。
源泉の温度は38.5℃なので、若干加温しているのだろう。
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浴室内はお客さんが常にいたので撮影できず。
その代わり、高温湯、低温湯、露天風呂とのんびり過ごさせていただいた。
なめらかな、いいお湯であった。
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車に戻って、車内で湯上りランチ。
山で食べるつもりだったコンビニおにぎりを2個いただいた。
13時過ぎに出発。
近くの開拓農家の敷地にサクラがひっそりと咲いていた。
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国道36号沿いにあった輪厚神社にご挨拶して、14時に帰宅。
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なんかさえないGW最終日であったが、こういうこともあるだろう。
来年は派手に出かけたいものだ。

【行程】2020年5月6日
滝野霊園内駐車場(11:04)~頂上(11:09)~三角点(11:10)~駐車場(11:13)
※所要時間:9分
※登った山:1座(器械場)
※歩行距離:560m
※累積標高差:約20m
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四十三山(下)

【2018年10月11日(木)】四十三山
四十三山(252m)の散策を終え、洞爺湖畔に向かっている。
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外輪山の向こうに見えているのはホロホロ山(1322m)かな。
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四十三山の山麓を流れているのは四十三川だった。
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この川も普段は水が流れていないのだろう。
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正面に羊蹄山(1898m)とトーノシケヌプリ(455m)。
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これらは町営団地だろうか。
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左手に大きなマンションのような建物があるが、こんなところにマンションはあるまい。
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と思ったら、「洞爺湖カトレア」というマンションだった。でも、分譲の別荘なのだろう。
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有珠山(733m)を振り返る。
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湖畔まで下りてきたら、「明治新山」の入口表示があった。
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洞爺湖は長流川水系に位置付けられているようだ。
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このあたりの湖畔は「洞爺湖園地」として公園化されている。
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そして、洞爺湖八景のひとつでもある。
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洞爺湖八景は2008年の洞爺湖サミットを機に選定された。
ここは「壮瞥温泉」だが、残る7か所は「洞爺湖温泉」「滝之上キャンプ場」「仲洞爺キャンプ場」「財田湖畔」「浮見堂」「月浦展望台」「中島」である。

確かに美しい眺めだ。
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園内には様々な野外彫刻が展示されていた。
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米坂ヒデノリ作「啓示」(1990年製作)。
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弁天島と羊蹄山。
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四十三川にかかる五十二橋を渡る。
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ん、女性の姿が。
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タイトルは「薫風」だそうである。
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こちらは、中井延也作「シグナル」(1995年)。
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湖岸に沿った園路を歩いて駐車場に向かう。
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この彫刻はかなり古いようで、すでに劣化が始まっていた。
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タイトルは不明である。
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湖畔をこんなにゆっくり散策したのは初めてかもしれない。
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間もなく洞爺サンパレスにぶつかり、車道に出た。
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「なんてったって宇宙一」のCMで有名になったサンパレスは洞爺湖温泉では最大規模のホテルである。
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運営は、定山渓ビューホテル、ニュー阿寒ホテルなどを手掛けるカラカミ観光。

ちょうどクリスタル館の建て替え工事中であった。
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15時過ぎに駐車場に到着。
このあとはどこかで日帰り入浴をして帰ることにした。
洞爺湖温泉にいるのだから、すぐそこで入ればいいのだが、洞爺湖は何度も入ったことがあるので、違うところがいい。
狙うは国道36号沿いに点々と昭和っぽい温泉宿が並ぶ虎杖浜温泉だ。
帰り道なので、まだ乗り残してある室蘭本線の東室蘭~室蘭の乗り鉄をすることも考えたが、さすがに時間が合わず断念した。

今回は入ったのは、パッと見、「ここほんとに営業してるの?」という外観のホテルほくよう。
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入浴料は500円。
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ここはナトリウム-塩化物泉(緩和性低張高温泉)で、美人の湯として知られているようだ。
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館内の様子。
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暖簾をくぐる。
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虎杖浜温泉は2011年9月、全国で10番目(道内で3番目)に「源泉かけ流し宣言」をしたとのこと。
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温泉は地下1000mから汲み上げているようだ。
源泉は47~49℃というからわりと効率がいい。
宿の名称が違うのは、いつかの段階で改めたからなのだろう。
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かなり年季の入った宿だが、敷地面積は7万平方㍍もあるらしい。
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内湯はこんな感じ。
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大露天風呂があるとのことなので、さっそく行ってみた。
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これまた随分長い野外廊下を歩かされる。冬は大変だろう。
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50mくらい歩いて、やっと脱衣所の入口にたどり着いた。
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しかし、女湯の廊下との仕切りが、なぜかここだけない。
女性客から苦情が来ないのだろうか。
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脱衣所を抜けて、びっくり。ものすごく広い露天風呂である。
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しかも誰もいない。
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湧出量は毎分1700㍑だそうだ。それなら、これだけ巨大な露天風呂もかけ流しにすることは可能だろう。
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とりあえず裸で歩いてきたので、とくに着替えの必要なし。
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いやあ、解放感。
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あんよも大喜びだ。
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ちょっと小雨が降っていたが、独り占めで大満足であった。
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温泉分析書によると、温泉名はとくになく、源泉名として「竹浦5」とある。
ph値は8.5なのでアルカリ性、美肌の湯だ。
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内湯に戻って、しっかり体を洗い、入浴終了。
帰り際、どどっとどこかの高校の運動部の面々が入ってきた。
彼らとかち合わなくてよかった。

夕食は苫小牧市内で回転寿司。
満腹になる前に切り上げ、ちょっと戻って道央道の苫小牧西ICに向かう。
しかし、ゲートインしてから札幌方面が通行止めになっていることに気付いた。
そういえば、「苫小牧西~苫小牧東 通行止」という表示が出ていたが、何日か後の工事による通行止めの予告と勝手に勘違いしていたのだ。
ここで引き返して、一般道に出ることも可能だったのだが、後ろから車が来ていたので、思わずそのまま白老方向に走ってしまった。
白老まで10数km走って、ICを下り、また乗り返して、苫小牧西ICで下り、市街地を一般道で抜けて苫小牧東ICからまた乗り直すという面倒なことになった。
おかげで、レンタカー屋の閉店時間の20時に間に合わなくなってしまった。

レンタカー屋にその旨、連絡すると、「車は置いておいてくれればいい。申し訳ないが、清算のため、明日もう一度来てほしい」という。
それはもちろんありがたいし、問題ないのだが、実はマイカーをレンタカー屋に預けてある。
「その車はどうすれば受け取れるか」と尋ねたら、ドアのロックははずしておいて、キーはダッシュボードの中に入れておいてくれるという。
お手数をかけてしまって申し訳ない。
でも、これで安心して、急がずに運転することができた。

札幌市内のレンタカー屋に着いたのは20時半すぎ。
私のエブリィはちゃんとあったのだが、キーがダッシュボードの中にない。
シートの上やあちこち探したのだが、ない。
置いておくのを忘れたのか、それとも違うところに置いたのか。
車を置いて歩いて帰ることもできるのだが、雨が降っているので、それは避けたい。
途方に暮れながら、この時間でも開いているトヨタレンタカーの店を検索してみた。
すると、千歳空港店が開いていたので電話をかけ、事情を説明して、この店のスタッフに連絡が取ってもらうようお願いしてみた。
すると、同じトヨタでも、会社が違うのだという。
でも、電話に出てくれた女性は「何とかやってみます」と言ってくれた。ありがたい。
待つこと数分。電話がかかってきた。
「連絡は取れないのですが、私どもはそういう場合、キーを庇の上に置くことが多いのですが、ございませんか?」
とのこと。なるほど、と思い、見てみたら、あるではないか!
「ありがとうございます。ありました!」
とお礼をして、やっとエンジンをかけることができた。
全く、ダッシュボードに置くと言ったら、そこに置けよ!
脱力しつつも、ちょっとむかついたが、翌朝、清算に行ったときも文句は言わなかった。
もとはと言えば、こちらの不手際なのだから。
対応してくれただけ、ありがたく思うことにした。
というわけで、車のキーはやはり私には鬼門であると実感した1日であった。

【日程】2018年10月11日
駐車場(13:28)~第20火口三叉路(13:59)~四十三山(14:16撮影14:20)~登山口(14:33)~洞爺湖園地(14:48)~駐車場(15:06)
※所要時間:1時間38分(歩行時間1時間30分)
※登った山:1座(四十三山)
※歩行距離:5.2km
※累積標高差:約200m
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四十三山(上)

【2018年10月11日(木)】四十三山
有珠山の災害遺構見学を終えて、四十三山(よそみやま、標高252m)に向かう。
その前に洞爺湖を観賞。
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洞爺湖温泉が「北海道三霊泉」とされているとは初めて聞いた。
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「北海道三霊泉」とは、小樽新聞社が1930年(昭和5年)に読者投票によって選んだものだ。
ちなみに、もう2つはニセコ昆布温泉と根崎温泉(函館・湯の川温泉)だった。

対岸奥に羊蹄山(1898m)の雄姿。
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中島の最高峰トーノシケヌプリ(455m)。
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手前は弁天島(左)と観音島(右)。

四十三山への登山口は洞爺湖温泉ホテル華美の向かいにある。
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となりの駐車場に車を置かせてもらって出発。

四十三山は1910年(明治43年)の火山活動で生成された山である。
だから、「四十三山」という。昭和新山が誕生してからは、兄貴分として「明治新山」とも呼ばれるようになった。
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最初は、泥流を流すために人工的に作られた「小有珠右の川」に沿って登っていく。
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川床はコンクリート。普段、水は流れていないという。
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四十三山周辺はきれいなフットパスとして整備されている。
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ユネスコ・ジオパークに認定されているからでもあるが、火山というものをよく知ってほしいという地元の意志でもある。
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200mほどで左手の尾根に取り付く。
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階段を上ると、すぐ石段になる。
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丸い石を四つずつならべた石段が延々と続く。
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登り切ると、西丸山火口の縁に出る。
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1910年以前から存在する形成年代が不明の火山だそうだ。
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樹木が生い茂っているので、窪みをそれと分かるように撮影するのは難しい。
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植林されたところもある。
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右手の窪みは第12火口。
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1910年の噴火が始まって3日後の7月28日に形成された。
この時の噴火で、熱泥流を発生させた5つの火口のうちの一つで、ここから流れ出た泥流は洞爺湖温泉街の東部を通って、洞爺湖に流れ込んだという。
ちなみに有珠山は約2万年~1万年前に生まれた、比較的新しい火山である。
記録に残る最初の噴火があった1663年(寛文3年)以来2000年まで9回の噴火があり、最近100年はほぼ30年の間隔で活動している。

このフットパスは「北海道自然歩道」の中の「火山回道」に位置付けられているようだ。
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山中に、洞爺湖温泉の源泉のひとつ「共同第2泉」の施設を発見。
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地形図を見ると、この付近には8個もの温泉記号が集中しているが、源泉は12本あるそうだ。
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そこからはしばらく林道状の道を行く。
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この説明板によると、この源泉は地下60~150mから汲み上げられているとのこと。
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12の源泉から湧き出たお湯は一旦すべて一つのタンクに集められ、温泉街の各ホテルに配湯されているそうだ。
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こちらは4号泉。
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向かいには、有珠山火山監視システムの震動2観測局があった。
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再び、林道を進む。
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天気はいまひとつだが、雨が落ちてこないので助かる。
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標高は200m近くまで登ってきた。
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三叉路。直進すると山頂まで約400mだが、ここは右折して、噴火口めぐりを楽しむ。
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四十三山は当初296mの高さまで隆起したが、その後マグマが冷えて収縮したため、現在は252mにまで縮んでしまった。
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この第20火口は直径130m、深さ43mで、45ある噴火口のうち2番目の大きさだ。
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噴火当時はこんな状態だったらしい。
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噴火口の縁をぐるりと歩く。
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坂道には石段が組んである。
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げげ、熊の糞だ。やばい。
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こんな火山地帯にもいるとは。
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右手に第21火口があるのだが、やはり樹木に隠れて、よく分からない。
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このゆるやかな段差は噴火の時に生じた断層の跡だそうだ。
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火山と植物について解説した案内板。
噴火後まず、オオイタドリやススキ、ツルヨシなどの草本類が生え、徐々にヤナギ類やドロノキ、シラカンバなどが育ってくるそうだ。
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こちらは夏から秋にかけて咲くエゾノコンギク。
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左手に第23火口の「外輪山」を見ながら進む。
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いよいよ四十三山頂上への道。このあたりは植林だ。
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太い幹が途中でポッキリ折れているが、台風の仕業だろうか。
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頂上への最後の登り。
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歩き始めて50分ほどで、四十三山に登頂。山名板は残念ながらなかった。
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展望台があったので登ってみた。
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すでにかなり樹木が成長していて、眺望が遮られているが、隙間から羊蹄山を望むことができた。
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こちらは瞥温泉方面。
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案内板には昭和30年代の写真が掲載されているが、当時はほとんど木が生えておらず、洞爺湖がまる見えだったようだ。
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今はこんな状態でしか洞爺湖を見ることができない。
60年ほど経って、それだけ植生が回復したということだ。
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振り返ると有珠山の北屏風山(左)と西山(右)。
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展望台から休憩用のベンチを見下ろす。
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ベンチでは休まず、三角点を探す。
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それはすぐに見つかった。四等三角点だった。
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では下山開始。
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途中、見学できる噴気孔に立ち寄る。
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この岩の下から、蒸気がうっすらと上がっていた。
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蒸気の温度は約50℃とのこと。
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噴火から100年が経過し、温度もかなり下がっているようだ。
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あれは大有珠かな。
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写真がボケてしまったが、そのようだ。
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金比羅火口や西山火口の周辺も100年経てば、このくらい緑が回復するのだろう。
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下山路から見た洞爺湖。
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下山路も延々と石段が続く。
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お、クマゲラ発見!
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暗くて分かりにくいが、脳天が赤い。
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やっと林道まで下ってきた。
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下界とは逆方向だが、ちょっとだけ源太川の方に行ってみた。
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でも見たかった第32火口はよく分からず、すぐ引き返して、林道を下る。
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エゾノコンギクはこの時期あちこちに咲いている。
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林道から右に入ると、北大有珠火山観測所の旧庁舎。
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ここは1977~78年の噴火活動の途中から、2000年の噴火を予知して避難するまで20数年間、有珠山を含む道内の主要5火山の噴火予知研究の拠点だった。
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現在の観測所は避難の必要がない場所に移転しているとのこと。
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プレートは外されていた。
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(つづく)
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札幌市西岡・焼山

【2018年3月11日(日)】焼山
東日本大震災7年の日である。
それはともかく、前夜、内地から帰ってきたばかりなので、この日は近場の白旗山(322m)に登るつもりでいたのだが、ちょうど宮様スキー大会と重なってしまい断念。
近くの焼山(262m)に登ることにした。
この山の存在は全く知らなかったが、2万5000分の1地形図の「清田」を眺めていたら、西岡水源池のすぐ東に、その名を見つけた。
あたりに「庭園路」(地形図上の記号名称)がたくさんあるので、登れる山と判断した。

自宅でゆっくり朝食を食べて、9時半過ぎに出発。
登山口(?)のある西岡公園(西岡水源池)の駐車場には10時すぎに到着した。
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西岡水源池は小学校の頃、遠足で来て以来なので、もう半世紀ぶりくらいになる。

西岡公園内の園路はしっかり踏み跡が付いているので、まだスノーシューは履かずに、10:10に出発。
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水源池から流れ出る川に沿って進む。
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その流れに春の息吹を感じるが、この日は気温も高めで、札幌にも本当に春が近づいていることを実感した。
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園内には大きな望遠レンズを付けたアマチュアカメラマンの姿が目立つ。
小さな春を見つけようとしているのか、バードウオッチングか。

八ツ橋を過ぎて
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堰堤の坂を登ると
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雪原となった水源池が姿を現した。
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西岡水源池は、1909年(明治42年)に大日本帝国陸軍第7師団歩兵第25連隊が月寒川をせき止め、軍用水道(月寒水道)として通水したのが始まりだそうである。
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道内の近代水道施設としては、函館(1889年)、岩見沢(1908年)に次いで3番目の取水施設だ。
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当初は、陸軍施設や月寒種畜牧場、月寒小学校などに給水していたが、1949年(昭和24年)から一般家庭への給水が始まった。
1971年の白川浄水場完成と翌年の豊平峡ダム完成に伴い、水道施設としての役割を終えた。
堰堤のすぐ近くに立つ、かわいい取水塔は内径1.5m、高さ6.6mの円柱状レンガ造り。陸軍技師・井上次郎の設計で、国の有形文化財に登録されている。
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取水口を橋で渡り
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ほんの少し階段を登ると、正面に不動明王が現れた。
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水源池の安全を守るために祀られたもので、昭和20年頃まで祭事が行われていたとのこと。
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安全登山を祈願して手を合わせたのだが、焼山の方向には延々とフェンスが張り巡らされている。
しかも、その向こうに「入山禁止」の大きな看板も見える。
なんと、これはどうしたことだろう。
ネットなどで「焼山」の山名板の写真も見たことがあるし、入れないはずはないのだが。

とにかく、山の一部が立入禁止なだけで、どこかから入口があるのだろうと考えて、フェンスに沿って南に向かって踏み跡を進む。DSC_2289_20180312060801bce.jpg

この道自体は「すみれコース」ということになっている。
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不動明王から7分ほど歩くと、フェンスが途切れたところがあった。
しかし、「この先は私有地となりますので、通行を禁止いたします」との張り紙がある。
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にもかかわらず、「この先」にはスノーシューの跡が山頂方向に延々と続いているのが見える。
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行政としては「禁止」と言わざるを得ないだけで、事実上開放されているものと判断して、ここから侵入することにした。

スノーシューのトレースの上を歩けば、つぼ足でも行けそうな気がしたが、折角持って来ているので、ここで履くことにした。
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飲み物を飲んだりして、8分後に出発。

雪はさすがに固めだ。
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最近雨が降ったし、気温も高いので、今までのようなふかふか感は全く味わえない。

トレースも固まっているので、側面に当たって歩きにくい。
すぐに踏まれていない雪面を歩き始めた。
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雪が締まっているので、ほとんど埋まらず、圧倒的にこちらの方が歩きやすかった。

ただ、トレースから離れると、ササや木々を避けなくてはならず、そういう意味ではちょっと面倒だった。
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一応、トレースからあまり離れないようにして歩いた。
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なだらかに70mほど登ると、ほとんど平坦になった。
実はしばらく便意を感じていたのだが、左から作業道のような道が合流してきたあたりで、とうとう我慢できなくなり、雪の起伏の陰でやってしまった。
ことを終えて、スノーシューを脱いだところまで戻ると、山頂方面から、1人下りてきた。
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もう少し遅かったら見つかっていたかもしれない。間に合ってよかった。
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気を取りなおして出発。道は随分回り道をする感じで、ずっと平坦だったが、直登する道と合流したあたりで、再びなだらかな登りとなった。
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そして、間もなく登頂。
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スノーシューを履いてから約50分の道のりだった。

立派な山名板があったが、眺望は当然ながらゼロ。
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ほかには風力計みたいな装置があるだけだった。
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道を無視して登ってきた人のスノーシュー跡が残っていた。
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とくに長居をする理由もなかったので、すぐに下山開始。
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下りは、西岡公園でフェンスにぶつかるのを覚悟で、直線道路の最短コースを選んだ。
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直線の作業道にはトレースが付いていたが、最初はそのすぐ右側のクロカンコースを赤テープに沿って歩いた。
やはり下りは楽だが、さすがに直線だけあって、ゆるい登り返しが何か所かあった。
DSC_2315_201803120605260f1.jpg

ここは栗林育英学術団体の私有地とのこと。
DSC_2314_20180312060601288.jpg

栗林とは誰なのかと思って調べてみたら、八紘学園の創設者・栗林元二郎(1896~1977年)のことのようである。
室蘭の海運会社「栗林商会」の栗林家とは別だった。
下ってきてみると、栗林財団と八紘学園の連名の看板があった。
DSC_2316_20180312060528300.jpg
それはともかく、どこでフェンスを越えればいいのか。
わりと近くにまた途切れたところがあるのかもしれないと思って、今度は北に向かってしばらく歩いてみたが、なかなかゲートらしきものがないので、雪がたくさん積もって越えやすくなっているところを選んで乗り越えた。

池畔の不動明王のところまで戻って、スノーシューを脱ぎ、駐車場へ向かう。
DSC_2317_201803120605296ce.jpg
途中、堰堤から「この奥に恵庭岳が見えます」という看板があったが、今回は見えなかった。
来た時とは違うルートで駐車場に戻った。
着いたら12:20。最初の予想通り、約2時間のスノーハイキングだった。

お昼にしなくっちゃ。
帰りに、澄川の人気ラーメン店「ひなた」で鶏ガラ塩をいただいた。
DSC_2320_20180312060413c33.jpg

あっさりした感じで、他に頼んだ自家製チャーシューのまかないめしも美味しかった。
DSC_2321_20180312060416fbe.jpg

【行程】
西岡公園駐車場(10:10)~不動明王(10:17撮影等10:20)~焼山入口(10:27着脱10:35)~頂上(11:25撮影11:30)~焼山出口(12:02)~不動明王(12:09着脱12:13)~駐車場(12:20)
※所要時間:2時間10分(歩行時間1時間50分)
※登った山:1座(焼山)
※歩行距離:4.2km
※累積標高差:約160m
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