山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

面白山(6)

【2016年10月10日(月)】面白山
面白山高原駅前にある藤花山荘でキムチラーメンを食べて、午後3時前に店を出た。
駅のすぐ前にリフト乗り場がある。休業前はここから乗っていたわけだ。
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ザックを駅の待合室に置いて、空身でぶらりと藤花の滝に向かう。
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ちょうど韓国人グループの後ろを付いていく感じになった。
彼らは藤花山荘の女将目当てで来たのだろうか。

鉄道の陸橋を渡っていたら、ちょうど仙山線が通過して行った。
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滝へは、ちょうど面白山に通じるかもしかコースの登山口の向かいから下りていく形になる。
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滝はすぐそこ。
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渓谷のハイキングコースは大きな岩を削って道を拓いてあった。
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滝はわりと繊細な印象。
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この筋状な感じが藤の花に似ているということなのだろうか。
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紅葉川渓谷は迫力がある。
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紅葉のシーズンにはもっと賑わうのだろう。
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道はずっと先まで続いており、韓国人たちはそちらへ行ってしまったが、私は引き返す。
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ハイキングコースの歩道橋。
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この階段で車道に戻る。
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駅に戻って、紅葉川渓谷を俯瞰。
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その後は駅の待合室で大人しく電車を待っていた。

「上り電車が参ります」というアナウンスがあったので、ホームに出てみたら、びっくり。
知らぬ間に30人くらいの観光客が電車を待っていた。
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3連休とは言え、やはりここは人気の観光スポットだったのだ。

電車も混んでおり、立っている人もいたが、何とか座れた。
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と言っても、2駅しか乗らないから、立ちでも構わなかったのだが。

20分ほどで作並駅に到着。下りる人もそれなりにいた。
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東方向には岩山の鎌倉山(520m)がそびえていた。
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名物こけしさんのお出迎えを受ける。
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ここは交流電化発祥の地。
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昭和30年に交流機関車による試験運転が仙山線で行われたそうだ。

作並温泉にはいろんな宿があるみたい。
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と、ホームでぐずぐずしているうちに下り電車がやってきた。
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駅前に出ると温泉宿のマイクロバスが何台か並んでいた。
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今の電車で到着した方々のお迎えだろう。
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私も乗せて欲しかったが、日帰り入浴の人は無理だろう。
ついでだからいいのかもだけど、お目当ての一の坊の車はなかった。

しかし駅前の看板を見て愕然。作並温泉まで3kmとある。
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昨日ルート検索した時には1.3kmと出たのに。
これでは45分かかってしまう。
一の坊の日帰り入浴が始まる16:30にはちょうど着く頃合いだがが、帰りの電車17:38に間に合わせようとすると、入浴時間は15分しかなくなる。
困ったことになったが、あまり深く考えずに歩き出す。

国道48号は交通量が多い。
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気温は14℃。
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今度は巨大なこけしのお出迎え。
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地図ロイドを見ると、作並温泉までの道すがら、旧作並宿があることを知り、国道48号を避けて、旧道を行く。
その入口に作並宿のバス停。
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その後ろに空き家になった駐在所があった。
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これは国道の旧道。
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町はずれに山の神。
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往年の水場だろうか。
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通りには昔ながらの家屋はほとんど残っていない。
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この道幅と直線の道路に往時をしのぶのみ。
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再び山の神。
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逆側の町はずれに作並仙台藩境目番所跡の表示。
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かつてはここに役人がいて、関山峠を越えて往来する物資や人の移動を取り締まったそうだ。

その名も作並宿橋。
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流れているのは、かの広瀬川。
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背後に440mピーク。
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長命そばは通過。
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再び国道に合流してしばらく行くと、巨大なリゾートマンション風の建物が見えてきた
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リゾートホテル・グリーングリーンだ。
ここで日帰りはやってないだろうかと思ったが、それらしき案内もないので通過。

その隣の「湯の原ホテル」には日帰り温泉の幟が立っている。
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ホテルの前で検索してみたら、日帰り営業は午後4時までとなっている。
現在、4:10。今日は延長しているのかなと期待して、フロントに行ってみると、「もう終わった」とのこと。「じゃあ、幟は引っ込めておいてください」と苦言を申し上げた。
貴重な時間を無駄にしてしまったではないか。

そのまたすぐ隣の「かたくりの宿」も「日帰り入浴できます」の看板を掲げている。
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また門前払いされるといやなのでスマホ検索すると、日帰り入浴については「問い合わせください」と書いてあったので、ホテルの真ん前で電話してみた。
するとOKだという。やった!

ホテルの外観写真を撮ったりして、時間をちょっとだけ稼いでから入館。
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入浴料900円というのもありがたい。一の坊は1300円だったから。
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路線バスが走っているのを知ったので、上りの時間を調べると17:01。
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あと15分くらい遅いとゆっくりできるのだが、やむを得ない。
歩いて戻るにしても17時前には出ないといけないので、このバスに乗った方がいい。

「ごゆっくり」と言われたが、そうもしていられない。
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それほど広くない浴室に5~6人すでに入浴していた。
今日はかなり汗をかいただけに、気持ちがいい。
作並温泉は山形在勤時代に老舗の岩松旅館に泊まったことがあるが、もう30年近く前のことだ。
カランは両脇に子供がいて、やりにくかったが、我慢して急ぐ。
露天風呂は誰もいなかったし、急いで洗ったおかげで、わりと時間があったので、のんびり浸かった。
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十分満足して5分前にバス停へ。でもバスは定刻より5分近く遅れて到着。
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もう外は13℃と涼しく、湯冷めしないよう車内でもウインドシェルを着たままでいた。

バスは仙台駅前行きなのだが、市街地は混むだろうから、予定通り作並駅でJRに乗り継ぐつもりだ。
駅に近づくと、「この先、渋滞しておりますので、仙台駅で新幹線などにお乗り継ぎされるお客様は作並駅での下車をお薦めします」と運転手さんが親切にアナウンスしてくれた。
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さっきのバス停で一緒に乗った青年たちも、ここで下りた。
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駅までは1分。まだ発車まで30分近くある。
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幸い、待合室に暖房が入っていたので、そこでのんびりさせてもらった。
入線してきた電車は、やはり混んでいる。
でも、優先席は空いていたので、座ることができた。
仙台までずっとパソコン作業をしていた。

あっという仙台に間に到着。
まずは新幹線乗り換え口で特急券を購入。
指定席は20時台の便まで満席との表示があり、自由席にする。
きっと、デッキで登山用イスになるだろうなあ。
自由席特急券では、はやぶさやこまちには乗れないので、18:33のやまびこしかない。
あと15分近くあるので、とにかく一旦、在来線の改札を出る。

萩の月などお土産を購入し、ずんだ茶寮に行って評判のずんだシェイクを購入。
昨日は行列だったので諦めたが、今日はすぐに買えた。
これを抱えて電車に乗ろうと思ったが、なんかせわしないので、店内に入って、ゆっくり味わうことにした。
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うまい! これは評判通り。今まで飲んだシェイクの中で一番おいしかった。
ずんだ餅も食べたかったが、今回は断念。
電光掲示板を見ると、次のやまびこ(18:44発)は仙台始発なので、淡い期待を抱きつつホームに急ぐ。

乗り込んだ電車には、ぽつりぽつりと空席がまだあり、ドアの真ん前だったが、思いがけず座ることができた。ラッキー。
今回は時間がなかったこともあり、駅弁は買っていない。
ほとんど牛タン弁当しか売っていなかったし、お昼が2食分だったので、いいや。
隣の女性はがっつり牛タン弁当を食べていたけど。
ビールもさっき飲んだし、車中ではまじめにパソコン作業。
停車するたびに人が増えてきて、デッキも人が増えてきた。
ドアが開けっ放し状態になってしまったが致し方ない。

大宮で乗り換え。京浜東北線、武蔵野線と乗り継ぎ新秋津で下車。
さすがにお腹が空いたので何か食べて帰ろうかと思ったが、ザックに非常食のカスタードパンがあったことを思い出し、西武線の中でそれを食べて飢えをしのいだ。
午後10時前には帰宅。
天気は今ひとつだったが、懐かしくも新鮮な山旅だった。
久しぶりに東北の山らしさを味わった。

【行程】2016年10月10日
面白山高原駅(7:02)~天童高原キャンプ場(7:40)~長命水(8:11)~三沢山(8:32)~面白山(9:01撮影9:05)~中面白山(9:29)~長左エ門平(9:50)~奥新川峠(10:25休憩10:30)~権現様峠(10:55)~南面白山(12:00昼食12:28)~面白山コスモスベルグ(13:38トイレ13:54)~藤花山荘(14:04)
※所要時間:7時間2分(歩行時間:6時間25分)コースタイム:8時間30分
※登った山:4座(三沢山、面白山、中面白山、南面白山)
※歩行距離:16.1km(藤花の滝散策含む)
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面白山(5)

【2016年10月10日(月)】面白山
南面白山(1225m)から面白山高原駅に向けて下山中。
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やっと露岩帯を抜け出した。
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相変わらずのブナの美林だ。
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その根っこ。
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地面は紅葉。
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奇妙な赤い樹木。
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かなり下まで下ってきて、やっと傾斜も緩やかになった。
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駅名が面白山高原駅になる前、面白山駅時代の道標が落ちていた。
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どこまでもブナ林。
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心が和む。
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ときどき、サルノコシカケ。
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休業中のスキー場の入口に達した。
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あとはゲレンデ歩き。
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正面に中面白山(1223m)が出現。
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右手には南面白山の山体。
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ススキの原を下っていく。
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左に面白山(1264m)。
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大畑山(898m)。
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なんか下山したら、晴れてきちゃったぞ。
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このゲレンデはかなり長い。
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手前の稜線は面白山と雨呼山(906m)を結ぶ尾根。
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そのはるか向こうに見えるのは、鳥海山(2236m)だろうか。感激。
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面白山駅時代からの道標がここでは現役。
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キノコ2態。
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いったん樹林帯に入って
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再びゲレンデに出た。
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このスキー場「スノーパーク面白山」は2009年度から休業中で、ペアリフトが時が止まったようにぶら下がっていた。
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面白山(左)と中面白山(右)。
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登っている時はガスだったけど、最終的にちゃんと山が見えてよかった。

冬になったらまた動き出しそうなほど新しく見えるんだけど。
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ここは全国で唯一鉄道でしか行けないスキー場だったのだが、それがアダとなったのだろうか。
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山形在勤時代もここで滑ったことはない。
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薄紫のキヨスミシラヤマギク。
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スキー場のレストハウスが見えてきた。
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中面白山。
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秋のスキー場というのは、やはり哀愁が漂う。休業中だとなおさら。
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レストハウスは三角屋根。
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南面白山を振り返る。
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「山寺ペンション・レストハウスおのや」という名称だったようだ。
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当然、廃墟になっている。

今頃から登っていく親子がいた。
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おそらく頂上までは行かないだろう。

さらに下るとコスモス畑に出た。
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懐かしい面白山コスモスベルグだ。
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コスモス畑は天童高原にあったと記憶していたが、ここだったのだ。
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そういえば、そうだった。だんだん思い出してきた。
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しかし、31年前に来た時はもっと密に咲いていたような気もする。
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眼下にスキー場関連と思しき施設が見える。
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ここにも打ち捨てられたリフトが。
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キバナコスモス。
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コスモスには、こんなに種類があるみたいだ。
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若いっていいねえ。
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旧ロッジかもしか。
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旧コスモスペアリフト。
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リフト乗り場はもう草ぼうぼう。
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かつては国設スキー場だったのに。
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あちこちの廃墟を撮影しているうちに、催してきた。
さっき前を通ったトイレに戻る。
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どうせなら、目の前を通った時、催してくれれば、時間も労力も節約できたのに。

他の観光客(女)は、そのわりときれいな公衆トイレを見て、「あ、開いた~」とドアが開いたことに驚き、「洋式だ!」「紙がある!」といちいち歓声をあげている。
コスモスのシーズンにトイレを閉鎖するわけないだろう。
あまりに山形をバカにしているので、ちょっと頭にきた。
個室に入ってからも、後から入ってきたおばさんたちが同じように驚いていた。

15分ほどじっくり取り組んで退出。
これでコスモスベルグとはおさらばだ。
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リフトのすぐ下にもう一軒。
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旧パラダイスロッジである。
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申し訳ないが「明日」はない。
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この先は道路の上をリフトが通過していた。
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まだ「危険なので撤去」という話にはならないのだろうか。
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このリフトは実は駅までつながっている。
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つまり、スキー客は駅のホームからリフトに乗れたわけだ。

沿道のコスモスを愛でながら、舗装道路を駅に向かう。
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面白山にこんな道があったことを、すっかり忘れていた。
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駅近くの集落。
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わりと新しい家がある。でも、ここは冬になると鉄道でしか外出できない場所だ。
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道路は冬季閉鎖になってしまうからだ。
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「面白山」の語源は「おもしろい」所だからではなく、「面の白い清い山」だからで、宝暦年間(18世紀中ごろ)の文書が初出だそうだ。
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誰の句か分かりません。
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電車の時間(15:22)より1時間半近くも早く、午後2時に駅前に着いてしまったので、時間をつぶすため藤花山荘に立ち寄ることにした。
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さっき、山頂でお昼を食べたばかりなので、なめこ汁程度にしたいのだが、その手の軽いものはない。
仕方ないので、名物のキムチらーめん(750円)にした。
こういうことも想定して、さっきは、おにぎり1個程度にしておけばよかった。

席に着いてから、ふと思いついて缶ビール(350円)を買う。
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そうか、食事は頼まず、缶ビールだけにすればよかったんだと気が付いたが、後の祭り。

出てきたラーメンはそれなりの量がある。
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今日はかなり運動したので、一応残さず食べられるだろう。
お味の方は残念ながら今いち。キムチは韓国出身の女将さんが作っているだけに美味しいのだが、ラーメンと全然馴染んでいない。
これが初めてありつけた昼食だったら、ガツガツ食べただろうけど、こちらはすでに満腹なので、ゆっくりゆっくり食べた。
ザックからパソコンを取り出して、本日の記録を付けながら。

食べ終わったところで店を出る。時刻は14:50。
電車が来るまで粘るつもりだったが、目の前に見える滝を見学に行きたくなったのだ。
店でもらった紅葉谷渓谷のガイドマップによると、藤花の滝というそうだ。
この店の名前はそこから採ったのだと初めて知った。

(つづく)
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面白山(4)

【2016年10月10日(月)】面白山
面白山(1264m)から南面白山(1225m)に向けて縦走中。
速足おじさんの鈴の音が聞こえないまま、権現様峠(910m)に着いた。
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おじさんは奥新川峠で下山してしまったのだろうか。
ここから南面白山経由で駅までのコースタイムは3時間だが、2時間20分で歩けば、予定より1本早い面白山高原駅13:22発の電車に間に合う。
とも思ったが、それに乗って作並温泉に行っても、お風呂はまだ開いていないので意味がない。

別に急がないことにした。
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それにしても、峠の名前の通り、権現様の石仏でもあるのかと思ったら、何もない。
もしかしたら、少し大東岳(1365m)の方に進んだ、本当の峠まで行けばあったのかもしれないが、そこまで行く気力はなかった。

この先は「山と高原地図」に「平坦な広いブナ林を歩く」とある通り、ブナの美林だ。
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足元にも注意を払いつつ進んでいく。
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しばらくすると、鈴の音が聞こえてきたので、「とうとうあのおじさん追いついてきたかな」と思ったら、前からの登山者だった。
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(この写真には写っていません)
なんと口笛を吹きながら下りてきた。

駅から南面白山のみ周回なのだろうか。
天童高原からここまでピストンしているのだとすれば、かなりきついはずだ。
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このあたりは会津の雄国沼から猫魔ヶ岳に行く道によく似ていた。
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なだらかな斜面で小さな沢をいくつも渡る。
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10か所くらいあっただろうか。深いのがあったり、細いのがあったり、そうしたバリエーションがあるのも共通していた。
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ちょっとしたヤブこぎもあった。
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岩盤が露出している沢はスリップ注意。
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ここは比較的大きな沢だ。
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でも水量はそれほどなかった。
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沢の横断は続く。
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いきなり、キノコの花園。
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ここはすごい。気色悪いほどだ。
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笠に水が溜まっていた。
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ブナの巨木。
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倒木。
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さらにブナの森に分け入っていく。
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しばらく進むと、道は急登に転じた。
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右手が開けて、中面白山(1223m)の左に初めて面白山が見えた。
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あの突起はたぶん大畑山(898m)。
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正面にニセ南面白山らしきものが見えてきた。
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ここ面白山山系は急登が多く、ここまでずっとハイペースで歩いてきただけに、かなりしんどくなってきた。
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白いたくましいキノコ。
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左手には大東岳の雲もほとんど取れていた。
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おお、やっと南面白山が姿を現した。
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あとは踏ん張ってガシガシ登るだけ。
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とは言え、ちゃんといつものように足元にも目を配る。
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面白山山系の北半分がすっきりと見えた。しかし、完全に晴れてはくれないね。
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ここが辛抱のしどころ。
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さあ、先が見えたぞ。
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カエデのグラデーション。
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再び視界が開けると大東岳が実に大きい。
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あの山にもいつか登ってみたい。
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宮城県側の眺め。
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あれは泉ヶ岳(1172m)だろうか。
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小東岳(1130m)に通じる1216mピーク。
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大東岳は結局頂上をすっきりとは見せてくれなかった。
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傾斜が緩くなってからもしばらく登りが続き、これが長かった。
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それでも正午には南面白山に登頂。
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ここまでコースタイム7時間のところ5時間ジャスト。
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晴れていれば、写真を大量に撮ったのでもっと時間がかかっただろう。
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とにかく撮影タイム。もうお馴染みになった大東岳。
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南の1216mピーク。
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左端が面白山。
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宮城県側の眺め。
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その南の方。
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右のピークが小東岳。
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山形市街。
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ここは三等三角点。
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風はほとんどなかったが、汗をかなりかいたので、躊躇せずダウンを着込む。
これがないとかなり寒かっただろう。
イスを取り出して腰掛け、お昼にする。
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今朝、山形駅前のファミマで買った稲荷とおにぎり。
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いつもと代わり映えしない。
だんだん手が冷たくなり、途中からは軍手をしたほどだった。

しばらく休んだが、やはり例の速足おじさんが登って来ない。
これは権現様峠から下ってしまったか、大東岳に行ったなと思い、小便をしようとしたら、その途端、鈴の音が聞こえて、びっくり。
あわてて席に戻ったら、違う人だった。
「ここはガスってなくてよかったですね~」と声をかけてくれたので、しばし雑談。
この人も天童高原から来たらしく、駅に下りて、そこからまた天童高原まで登り返すのだそうだ。

30分ほど休んで、先に出発。
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小東岳への縦走路はお預け。
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ほんの少しだけ、平らな山頂を歩く。
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紅葉もそろそろだ。
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あとは地形図をみて一目瞭然の急坂。
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木の根が激しい。
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北側の眺め。
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あまりに滑るので、かなり緊張を強いられた。
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寒かったのでダウンを着たまま下ってきたが、10数分で温まったので、坂の途中で脱いでしまった。
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ここで振り返って見たブナ林の美しいこと。
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本日2つ目の感激ポイントだった。ちなみに1つ目は雲に隠れた大東岳と南面白山の眺め。
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木の根に石が混じってきて、さらに歩きにくくなる。
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道は間もなく、露岩帯に転じた。
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合間に紅白の彩り。
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激しいゴーロに苦戦したが、滑る土の道よりは全然マシだった。
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間もなくトラバース道となった。
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それでも結構な岩場だ。
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傾斜はこの通りである。
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(つづく)
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面白山(3)

【2016年10月10日(月)】面白山
面白山(1264m)から中面白山(1223m)に向けて縦走中。
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面白山から120mくらい下り、90mほど登り返すと、中面白山の頂上らしきところに出た。
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でも、何の標識もない。
ちょっとがっかりしたが、このあたりは紅葉がきれいだ。
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ピークのすぐ先で、さっきの速足おじさんが何かを頬張りながら、休憩していた。
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(写真には写っていません)
頂上ではなく、ただの登山道上にいるので、びっくり。
「今のが、中面白山なんでしょうかねえ」と聞いてみたら、「いや、私もよく分からないんですよ」という。
そっか、随分足が速いから、何度も来ている人かと思っていたが、面白山山頂でも迷っていたし、ここは初めてのようだ。

ここからは急な長い下りとなる。
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途中で、なんとなく展望が開けてきた。
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少しずつガスが上がってきたのかもしれない。
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866mピークの向こうに面白山高原のスキー場(休業中)が見える。
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この866mピークには登山道は通じていない。
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紅葉川の谷の向こうに山形盆地。
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中央の薄い緑は天童高原。
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アップにしてみよう。
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天童方面。
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山形盆地。
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初めての眺望なので、何度も立ち止まって写真を撮った。

ちょっとだけ登り返し。
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中央の稜線は、今歩いてきた道。
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まだ雲が低くたれ込めている。
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中面白山を振り返る。
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面白山はまだ雲の中だ。
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天童高原の左奥は雨呼山(906m)。
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標高1120m地点で左折し、尾根から外れる。かなりの急坂だ。
かなり滑るので、走れそうなところはあえて走った。
それ以外のところは、かなり慎重にゆっくりと下る。
でも、油断した瞬間があったのか、1回だけスリップして尻もち。
それほど痛くなかったのでよかった。
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(スリップ地点)

下っている途中に、大東岳(1365m)と南面白山(1225m)らしき山が見えた。
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いずれも頂上は厚い雲の中で、ちょっとげんなりだが、めずらしい眺めだ。

大東岳へと続く稜線。
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雲のラインは目測で標高1150mって感じだろうか。
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宮城県側の山並み。
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中央の盛り上がりは965mピークあたりか。
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それにしても、面白い眺めだ。
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南面白山から西に延びる稜線。
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今下ってきた斜面を振り返る。
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これから登る方向。
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ほとんど速足で下り続け、鞍部の長左エ門平に20分ほどで到着。
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ここまで出発してから約2時間50分。コースタイムより1時間以上早い。
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ここで休んでいる単独男性がいたので、ちょっと雑談。
この人も車でキャンプ場まで来た人だった。
この先どうするかは「何も見えないし、このまま下ろうかと思って」と言っていた。
ここから直接面白山高原に下ることもできるのだ。
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私は迷わず前進。
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ほんとは少し休みたかったが、ベンチも何もないので、そのまま通過することにした。

もう一度、中面白山方面を振り返っておく。
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ここからの登りがまた、かなりきつい。
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時々、後ろから、速足おじさんの鈴の音が聞こえてくるのが気になる。
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(コケのじゅうたん)

別に抜かれてもいいのだが、なんか気になって、ついつい速足になってしまった。
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時折、強い風が吹く。
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965mピークでは再び展望が開けた。
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宮城県側の山々。
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中面白山(左)から1205mピークへの平らな稜線が姿を現した。
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この先もアップダウンが続く。
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このあたりは見事なブナの美林だ。
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これは、サルノコシカケとはちょっと違うキノコだが、かなり大きい。
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初秋の一コマ。
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時折、日が差す瞬間もあるのだが。
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1025mピークに到着。
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この手の数字の意味はいつもながら、よく分からない。
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再び中面白山を振り返る。
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またまた樹林帯の中へ。
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1010mピークの饅頭型稜線。
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さっきのに似たキノコ。
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昨日、風が強かったようで、緑の葉っぱも大量に落ちている。
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ブナの森をひたすら歩く。
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1010mピークの先の鞍部へ。
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ササ原に出ると
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奥新川峠(942m)。
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ここで右折しても面白山高原駅に行ける。
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このあたりは一面のササ原だ。
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青空も見えるのだが、すっきりとは晴れてくれない。
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さすがにここでしばし休憩。
ボトルの水がなくなりかけていたので、補給。
ついでに、立ったままチョコも4かけほど食べた。
「なかなか速足おじさん追いついてこないなあ、結構差を付けたのかな」と思ったところで、鈴の音が聞こえてきたので、あわてて歩き出した。
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別に逃げることはないんだけど。
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背後に中面白山。
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ここも登りはきつい。
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景色もあまり変わらない。
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でも、奇妙なキノコに出会った。
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正面の大東岳はまだ雲の中。
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でも、右前方の南面白山はとうとう姿を現した。
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ブナの森を軽快に進む。
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林床はササ原。
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これは何というキノコなのだろう。まさに木の子だ。
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これはサルノコシカケ。
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森の主だろうか。
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奥新川峠から25分ほどで、権現様峠(910m)に着いた。
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ここを左折すると大東岳に通じている。
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右折すると、ここからも面白山高原駅に下ることができる。
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(つづく)
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面白山(2)

【2016年10月10日(月)】面白山
面白山高原駅近くの登山口から登山開始。登山口は標高約470m。
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登り始めたらすぐ暑くなり、ここでウインドシェルを脱ぐ。
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さすが東北。すでに紅葉が始まっている。
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標高差100mほど急登が続く。
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標高560m地点から、やっと傾斜は緩やかになった。
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路面には岩が露出しているところも。
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並行している舗装道路が何回か近づいてくるが、枝道と交差することもあった。
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アキノキリンソウが咲いている。
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40分ほどで、天童高原キャンプ場に到着した。
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ここには山形在勤時代(1980年代後半)に来たことがある。
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新しい施設ができているが、こんな眺めだったかもしれない。
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この木に見覚えがある。
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遠くに見えるのは天童市街。手前の芝はスキー場だ。
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天候不順だが、3連休ということもあり、キャンプ場はそこそこ賑わっていた。
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キャンプ場を後にする。
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登山道に入ろうとしたら、単独のおじさんが目の前をかすめて行ったので、「こんにちは~」と挨拶したら、私を一瞥し、低い声で「こんにちは」。
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なんか感じのよくない人だなあ。しばらく、この人の後を歩く。
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この辺は、サルが生息しているのか。
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途中、龍命水方面に寄り道。
DSC_3248_20161214200938ede.jpg

湧き水は遠そうなので、案内板だけ見て引き返す。
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その間に、おじさんは随分先に行ってしまった。
DSC_3251_20161214200940402.jpg

シラヤマギク。
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オオカメノキの実。
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ずっと路面状態のいいトラバース道なので、ペースを上げる。
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今日はコースタイム通りに歩いても、帰りの電車ギリギリなので、少し貯金を作っておきたい。
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しばらく行くと、おじさんに追いついた。
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(写真には写っていません)
彼は意外にも道を避けてくれたので、お礼を言って先に行く。

吉野平放牧場への分岐を通過。
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このあたりで、別の単独男性も抜かした。
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(写真には写っていません)

この後は、また抜かされると恰好悪いので、ペースを落とさず頑張る。
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山頂まで1時間半か。
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褐色に紅葉したオオカメノキ。
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キャンプ場から30分ほどで長命水に着いた(コースタイムは40分)。
DSC_3263_20161214200636aaa.jpg

折角なので、ここで喉を潤す。
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その間に、感じの悪い方のおじさんの方が追いついてきたので、入れ替わりに出発。
彼はここでボトルに給水していた。
ザックの脇に差してあったボトルが空なので不思議に思っていたが、これで謎が解けた。

ここでトラバースは終わり。尾根への急登となる。
DSC_3265_2016121420060551d.jpg

でも尾根にはすぐに乗った。
DSC_3266_20161214200607d12.jpg

テカテカのキノコ。
DSC_3267_20161214200608cc0.jpg

まずは、だらだら登りだ。
DSC_3268_20161214200610b0b.jpg
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しばらく登ると、若者の歓声が上から聞こえてきたので、「もう下ってくる人がいるのか。天童高原のキャンプ場に泊まっていた人が早朝から登っていたのかな」と思ったが、なんと登っている人だった。
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女3人、男1人のグループで、うち先を歩いている女性2人がとりわけ元気だった。

後ろから鈴の音が聞こえてきたので、振り向くと2番目に抜かした人だった。
ということは、相当足が速い。
序盤あんなにゆっくりだったのはなぜだろう。

4人グループを抜かした直後に、本日の1座目、三沢山(1024m)に着いた。
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ここは天童市の最高地点だそうだ。
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この高さからちょうどガスの中に入った感じ。
DSC_3273_20161214200543098.jpg
こちらが着いたとほぼ同時に、鈴のおじさんも到着。
「ガスってしまいましたねえ」と声をかけられた。「ちょうど、ここからですねえ」と私。

間もなく、4人も到着。元気な女の子が「わ~着いた~いい山だ~」と叫んでいる。
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私はガスでがっかりだったが、ああいう風に思えるのはえらいなあと思った。

数枚写真を撮っている間に、おじさんは先に行ってしまった。
私も少し遅れて後を追う。
DSC_3275_20161214200513462.jpg

さっき私に追いついてきたくらいだから、かなり足は速い。
DSC_3276_20161214200514258.jpg

このあとはたぶん離される一方だろう。
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ちょっとだけ下って、すぐに登りに転じる。
DSC_3278_20161214200518d98.jpg
少し風が出てきた。

かなりの急坂を黙々と登る。
DSC_3279_20161214200439dee.jpg

あと500mの道標に少しがっかり。
DSC_3280_20161214200440f2c.jpg

この傾斜で500mだと30分近くかかるかもしれない。
間もなく頂上というあたりで、さすがに寒くなってきたので、ウインドシェルをもう一度着込む。
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ついでにザックカバーもしてあげた。

その間に、わりと若い単独男性が抜かして行った。
DSC_3282_201612142004435f8.jpg
(写真には写っていません)
面白山高原駅から歩き始めた時は、誰もいなかったので、寂しい登山になるなと思っていたのに、結構、人が入っている。
天童高原から歩き始める人が多いことを後で知った。
やはり車の方が便利なのだろう。
ただ、車で天童高原から出発するとピストンか、周回しても面白山高原から最後に登り返しが待っている。

9時に、面白山頂上(1264m)に到着。
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ここもガスで真っ白だ。
DSC_3288_201612142004151b1.jpg
相次いで抜かれた2人の男性がいた。
速足のおじさんは頂上をうろついた後、長左衛門平方向に向かった。

こちらは、もう少し撮影。
二等三角点。
DSC_3284_20161214200410990.jpg

新しい仏様。
DSC_3286_20161214200413414.jpg

残った若い男性に声をかけてみた。
「面白山高原駅からですか?」
「いえ、キャンプ場からです。ここ登るの初めてなんですけど、あいにくの天気で」
「午後から晴れるって予報ですけどねえ」
「それを期待して来たんですが」
「地元の方ですか」
「いえ、仙台です。おたくは?」
「埼玉です。ちょうど土日で仙台出張があったもんですから」
「あちこち行かれているんですか?」
「ええ、まあ。これから、どちらへ?」
「こんな天気なんで、もうここから下ってしまおうかと思って。そちらは」
「私は南面白山まで行って駅に下ります」
「そうですか。気をつけて」
てな感じだった。

出発しようとして直進すると、なんと行き止まり。
DSC_3289_20161214200416fdf.jpg

南面白山に行く場合も、面白山高原駅方面(かもしかコース)への道をいったん下らなければいけないようだ。
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そっか、だから、さっきのあのおじさんも、あんなにうろうろしていたんだ。

「あれ、こんなに下る」のと思っていたら、分岐が出てきて、ひと安心。
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右手は面白山高原駅への道。
DSC_3292_20161214200350ef1.jpg

当方は左折して、しばらく下る。
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ちょっとヤブがうるさいかな。
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登り返しの途中で、自然指導員の腕章を付けたおじさんとすれ違った。
DSC_3295_20161214200329cc0.jpg
(写真には写っていません)
「キャンプ場からですか」
「いえ、駅からです」
「あ、そうだ。あなた下りてたね。駅で」
「ああ、はい」
「気を付けて」
「ありがとうございます」
と言って見送った。

(つづく)
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