山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

崕山(4)

【2017年6月18日(日)】崕山
崕山(1066m)の頂上を極めて、下山開始。
山頂付近にはホテイアツモリがかなり咲いている。
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1999年に入山規制を始めてから18年。植生は少しずつ回復してきているようだ。
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登山道(踏み跡)から離れたヤブの中にも、その姿は見える。
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参加者も盛んにシャッターを押していた。
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聳岩峰(しょうがんほう)だろうか。
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まだ口を開いていないホテイアツモリ。
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こちらはまだつぼみのままだ。
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これは、おそらくエゾハナシノブ。絶滅危惧種である。
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全開すると、このように見える。
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崕山の岩稜線。
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夕張岳(1668m)かな。
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ろうそく岩の下部にはかなり緑の草が付いている。
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シナノキンバイ。
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サンカヨウ。
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雨に濡れると透明になるらしい。
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これは何の葉っぱを撮ったんだっけ。
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再び、一部緑に変色したニリンソウ。
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ミゾホウオズキ。
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山頂からの下りは猛烈な急坂でロープを張ってくれていなかったら、とても下れなかった。
モニター登山が終わったら、撤去するのだそうで、ほんとうにスタッフのご苦労には頭が下がる。
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頭が下がると言えば、個人的にお世話もしてもらった。
なんと、沢靴のソールが剥がれてしまったのだ。
しばらく慎重に歩いていたが、見かねたYさんがテーピングテープで応急処置をしてくれた。
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しかし、実はこれもすぐほどけてしまい、さらに左足のソールも剥がれてしまった。
この靴は10年くらいに買ったもので、4回くらいしか沢に行っていないが、保管がいい加減だったせいもあり、劣化が進んでいたのだろう。
次週の沢歩きに向け、靴を新調しなくてはならなくなった。

登りでは気が付かなかったが、エゾハナシノブもちらほら咲いていた。
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変わった花だが、名前は分からない。
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普通に歩いてきたつもりだが、後ろの班が追いついてきてしまった。
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ボランティアのYさんがすぐ前を歩いていたので、あれこれ聞いて答えてもらっていたら、後ろのおじさんが、「え、なになに?大きい声で行ってくれないと聞こえないよ」と苦情を言ってくる。
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公式な説明じゃないんだから、怒らなくてもいいじゃないの。
「あ、もう一度言ってくれますか」と頼めばいいだけだ。
最近は高齢者の方が、権利意識が強すぎるように感じる。
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ミゾホウズキがいっぱい。
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ギンラン。
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沢の登り口まで下りてきたところで小休止。
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ここで、ポリ袋と草抜きが配布された。
この先は、外来種のオオバコやセイヨウタンポポなどを根っこごと抜いてほしいとのことだ。
繁殖力の弱い在来種を守るためだ。
協力したいのだが、なかなか見つけられない。

あるのは、抜いてはいけないクルマバソウとか。
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タチツボスミレとか。
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復路でももちろん惣芦別川を渡渉。
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この方は、袋に少し収穫物が入っている。
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熊の糞。誰かもろに踏んで行った。
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ツルオドリコソウ発見。
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葉っぱの下に花が咲いている。
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だいぶ里に近くなってから、オオバコをいくつか除去できたので、ボウズにならずに済んだ。

というわけで、13時半に登山口に到着。
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壊れた靴を履き替えて、バスに乗り込んだ。
車内から、崕山が見える場所で写真が撮りたいという声が上がり、撮影ポイントでバスを停めてくれた。
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見事な針峰である。中央は針天峰、左が雄雲峰、右が青月峰(1018m)
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その左の岩稜は、永緑峰(えいろくほう)。ちょこんと見えているのが聳岩峰。
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ちょっと撮影場所を移動すると、右の方の岩稜(剣竜峰)も少しだけ見えた。
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これでみんな満足。あとは道の駅に戻るだけだ。
ザックを膝の上に乗せて、ぎゅうぎゅうなので、あまり眠れなかった。
例のおじさんの人が死んだ話も気になったし。

15時すぎに道の駅に到着。
星の降る里百年記念館で反省会が行われた。
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まずはアンケートに答えなければならない。
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その後は、一人ひとり全員の前で感想を述べた。
そう言えば、前日の研修で、自分はJRを利用しているので、16時半の終了だとギリギリになってしまうから、次回からはそういう人のことも考えてスケジュールを組んでほしいという人がいた。
それに対し、主催者側は「そこまで考慮しません」ときっぱり。
ちょっと双方、大人げない感じがした。
参加者の方も「列車の時間に間に合わなくなるから、少し早めに退出させてください」と言えばいいし、主催者側も「登山を急がせるわけにはいかないので、スケジュールは変更できないけど、そういう事情がある方は早めに発言してもらうよう配慮します」とでも言えばいい。
このモニター登山はバス代や資料代など参加費が実費相当で7000円かかっているのだが、「金を払っているんだから」という意識の強いように見える人が散見されたのは、ちょっと残念だった。
遅刻男がえらそうなことは言えないが。

反省会は16時前に終了。例の男性が心配する必要がないくらい早かった。
H君とさっさと温泉に向かった。
昨日と同じ芦別温泉だが、今日は共同浴場ではなく、スターライトホテルに併設されている星遊館の方にした。
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ここは一般800円だが、会員になると600円になるというので、今日は時間を惜しまず氏名・住所などを書いて登録した。
どうせ会員になるなら、昨日やっておけばよかった。

ここは美肌の湯だそうだ。
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星遊館には露天風呂もあり、ゆっくり汗を流した。
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芦別温泉は炭鉱の跡地で掘り当てた温泉である。
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ここはかつて5000人が住んでいた炭鉱町で、昭和46年に閉校した油谷小学校の体育館の下から湧き出したのだそうだ。
炭酸水素塩の冷鉱泉と硫黄塩化物の冷鉱泉の2種類があるらしい。
昨日は硫黄臭がしなかったのに、今日するのが不思議だなと思っていたらそういうことだったのか。
こちらは硫黄の方だった。
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かわいい文字でそれぞれの効能が説明されていた。
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これで、崕山の山行は終了。
H君に道の駅まで送ってもらい、解散。
私は自分の車で、駅舎めぐりを少しして帰った。
めったに登れない山で、希少な高山植物を見ることができて満足。
H君と協議会の皆さまに感謝だ。

【行程】2017年6月18日
登山口(8:15)~沢登り起点(8:42)~頂上直下の鞍部(10:17休憩10:57)~頂上(11:01撮影11:14)~沢登り起点(12:45休憩12:50)~登山口(13:28)
※所要時間:5時間13分(歩行時間:4時間)
※登った山:1座(崕山)
※歩行距離:6.0km
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崕山(3)

【2017年6月18日(日)】崕山
沢を遡って、崕山(1066m)の頂上を目指している。
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肉厚の葉っぱに小さな花を付けているのは、ネコノメソウだ。
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キリギシ小滝。と名付けました。
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これは何を写したんだっけ。
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夕張山地を望む。
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左の尖塔が芦別岳(1726m)。
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惣芦別岳(1019m)。
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ユリワサビ。
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これは説明を受けたはずなのだが、メモをしなかったので忘れたしまった。
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足元の沢の流れは、もう途切れてしまいそう。
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シラネアオイの群落。
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かなりたくさん咲いている。
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ヤマツツジの赤はよく目立つ。
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貝の化石があるということは、この山は大昔、海だったのだ。
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火山ではなく、隆起してできた山であることが分かる。
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ニリンソウ。
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の群落。
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エンレイソウを真横から。
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薄い青紫のシラネアオイ。
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頂上付近がやっと見えてきた。
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この山は、やはり花の名山だ。
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惣芦別岳の右に夕張岳(m)が顔を出した。
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そして、ろうそくのような崕山の岩峰も現れた。
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こちらは、とんがり帽子。
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こういう岩にオオヒラウスユキソウが咲くらしい。
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頂上付近と思われる。
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左から惣芦別岳、シューパロ岳(1436m)、夕張岳(1668m)。
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1000m近くまで登ってくると、まだ新緑のたたずまいだ。
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山岳景観もいい感じになってくる。
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芦別岳に雲がかかり始めた。こちらには来なければいいが。
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夕張岳遠望。
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崕山の稜線。
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終盤の急登に挑む。
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シナノキンバイ。
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何度見ても飽きません。
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やはり雪渓の残る山は美しい。
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芦別岳から夕張岳までを一望。
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だんだん稜線の高さに近づいてきた。
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ヤブこぎももちろんあります。
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さっきの尖塔2本。
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またまた、雪渓の山が見えてきた。
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これはシューパロ岳。
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チシマフウロ、今回初登場。
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頂上直下の鞍部あたり。
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真っ白な石灰岩だ。
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逆U字形にぶら下がっているのは何のつぼみかな。
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ちょっと雲が増えてきたかな。
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でも、こちら側はどうやら大丈夫そうだ。
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○と△。左はおそらく聳岩峰(しょうがんほう)だろう。
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ハクサンチドリも初登場。
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このあたりで直登を終えて、トラバースに入る。
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登り始めて、ちょうど2時間。頂上直下の鞍部に到着した。
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北斜面に雪渓が残っていた。
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ここで大休止。
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まだ10時を回ったところだが、私はここでおにぎりを1つ食べた。
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あの岩峰が頂上のようだ。
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北の方角はちょっと木々に隠れている。
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ダケカンバ。
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ボランティアのYさん。随分お世話になりました。
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20分ほどで第1班が出発。
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頂上は狭いので7~8人ずつに分かれて登った。

しばらく待って、第2班として登ると、早速ホテイアツモリと出くわした。
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環境省のレッドリストに絶滅危惧IA類として登録されている希少種だ。
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皆さん、熱心に撮影していた。
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チシマフウロもちらほらと咲いていた。
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そして、すぐに頂上が見えた。
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岩峰の裾に山名板が置いてある。
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スタッフの方に写真を撮ってもらった。ありがとうございます。
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山頂からの眺め。これは東の方角。
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南に夕張山地。
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その左の無名峰。
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アズマギク。
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北側は立入禁止。
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深く切れ込んだ谷になっている。
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クライミングの人も、かつては入っていたのだろうか。
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一面の新緑がまぶしい。
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人工物が何一つない広大な原生林である。
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このあたりはアズマギクが目立った。
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あそこに見えるのがキリギシソウだと教わったが望遠で写してみると、違うみたいだ。
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これは全然違う。
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これも特定不能。
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これはナツトウダイというらしい。
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名前が分からない花ばかりだ。
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皆さんも、あれこれ撮影に余念がない。
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目を凝らしてオオヒラウスユキソウを探したが、見つけられなかった。
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では、次の班が来るので出発。
登りとは違う道を下る。

下り道にあったホテイアツモリはちょっと盛りを過ぎていた。
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でも、目に見えてたくさん咲いていて、うれしかった。
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野生で生えているところが、入笠山(長野県)で見たのとは価値が違うところだ。

(つづく)
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崕山(2)

【2017年6月18日(日)】崕山
崕山(1066m)のモニター登山会に参加している。
参加者を乗せたバスは、三芦トンネルの手前で左折、芦別ダムを横目に惣芦別川沿いの林道を走り、さらに奥へ分け入っていく。
車内で、近くに座っていたおじさんが隣の人を相手にずっと話していたが、友人や親戚が亡くなった話をさも楽しそうに語っていたのには閉口した。

1つ目のゲートを通過。
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すぐに、2つ目のゲートも通り抜けた。
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この林道もかなり長い。
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8:05、1時間15分かけて、やっと登山口に到着した。
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まずは、このシートの向こうで、おしっこタイム。
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それにしても、崕山の景観は強烈だ。
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こうした岩峰が一直線におよそ2kmにわたって続いているそうだ。
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「きりぎし」とは切り立った崖という意味だという。まさに、その名の通り。
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以前はあの岩峰に沿って登山道(踏み跡)があったらしい。
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すべて石灰岩である。
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虫除けスプレーをH君にかけてもらい、8:15に出発。私は後方からついていく。
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しばらくは、林道の名残のような道だが
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3分ほどで道は途切れ、渡渉となった。
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一応ロープが張ってあるが、足首より上まで水深がある。
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そこを、じゃぶじゃぶと行くわけだが、私は沢靴を履いてきているので大丈夫。
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その先は、随分ぬかるんだ踏み跡になった。
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まわりのフキの丈も高くなってきた。
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10分ほどで再び河原に出た。
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2度目の渡渉となる。
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ここにもロープが張ってあった。
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惣芦別川である。
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細い踏み跡を1列になって進む。
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足元にはズダヤクシュ。
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ミゾホウズキがあちこちに咲いていた。
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落葉広葉樹の森だ。
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ちょっと影ができて分かりにくいが、熊の足跡だそうな。
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でも、これだけ人がいれば大丈夫だろう。
スタッフの方は熊スプレーを用意して下さっていたが。
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本日、最初のニリンソウ。
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小さな沢を渡る。
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雑草の大軍。
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今日は快晴だ。前回の登山会は雨だったらしいので、ほんとに運がよかった。
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お馴染み、タチツボスミレ。
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ギンランは初めて見た。
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二輪咲いてるニリンソウ。
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いよいよ本格的な登りにかかる。
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細い沢に沿った道だ。
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前回の昭和新山に続いての集団登山である。
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再び、ズダヤクシュ。
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木々の隙間から岩峰が覗く。
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可愛らしいクルマバソウ。
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続いて、白いシラネアオイ。
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緑が混じったニリンソウ。ここに独特な現象だそうだ。
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ミゾホウズキもなかなか可愛らしい。
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わりと日が差し込む開けた谷だ。
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この派手な黄色はエゾノリュウキンカ。
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まだ、雪が残っていた。
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これらの岩峰には、みな名前が付いているらしい。
残月峰とか、剣竜峰とか。これが何かは分からない。
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藪をかき分け、かき分け進む。
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こちらは終わりかけのエゾノリュウキンカ。
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振り向くと、惣芦別岳(1019m)らしき山が見えてきた。
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これが、まだ名前を特定できていない。
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ギザギザの葉っぱが気になる。
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だいぶ沢の水が減ってきた。
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赤い花。小さくて分からない。
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ニリンソウは至るところに咲いている。
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タチツボスミレにしては背が高い気がするけど。
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オオカメノキ。
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あのあたりが頂上直下の鞍部なのかな。甘いかな。
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シューパロ岳(1436m)かな。
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と思ったら、大きな貝の化石。
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何だか気持ち悪いくらいだ。
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歩き始めて1時間が過ぎた。まだみんな元気である。
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見事なサンカヨウ。
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花が咲いているのは初めて見た。
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なぜ、縁にだけ水滴がつくのだろう。かわいい。
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惣芦別岳、見参。
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堂々たる山容だ。
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雪渓もしっかり残っている。
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これは極めて珍しい。完全に緑になったニリンソウ。
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白と比較すると、よく分かる。
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頂上はまだまだ。
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ユリワサビとも初対面。
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これもよく分からないのだが、オトギリソウの仲間だろう。
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シラネアオイの葉っぱに注目してみた。
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こちらは薄紫のシラネアオイ。
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完璧だ。
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夕張山地の峰々が見えてきた。
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ロープ場でやや渋滞。
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エンレイソウ。
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キリギシ大滝。と名付けてみました。
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エゾノリユウキンカはすでにお馴染み。
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やっと終わりが見えてきた。
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右奥で尖っているのが芦別岳(1726m)。
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あそこもいずれ登ることになるだろう。
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ほぼ全容が姿を現した。
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(つづく)
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崕山(1)

【2017年6月17日(土)】崕山
崕山と書いて「きりぎしやま」と読む。
夕張山地の北部、芦別市にある山だが、全然聞いたことがなかった。
どうやら入山規制が行われており、年に2回、モニター登山会が開催されるらしい。
高校の同級生H君が、参加を申し込むにあたり、私に声をかけてくれた。
応募締め切りは5月以前だったが、すでにその頃には、私の札幌転勤が決まっていたので、誘ってくれたわけだ。
モニター登山が始まった当初は、当選倍率が20倍近い難関だったそうだが、今回はわずか2倍で、初めての申し込みだったのに、あっさり当たってしまった。
実にラッキーだ。

モニター登山会は2日間の日程で行われる。
初日は、研修。翌日に登山。
わざわざ研修があるのは、希少な高山植物を守るためのモニター登山だということを、しっかりと理解した上で、登ってほしいからだそうだ。

主催者の「崕山自然保護協議会」から所沢の自宅(当時)に送られてきた案内にも、高山植物が激減した背景などについて説明した資料が入っており、事前にレポートを提出しなければならなかった。

それはいいのだが、初日の研修(14時開始)に遅刻しそうになってしまった。
札幌の自宅から、研修会場である芦別の「星の降る里百年記念館」まで、だいたい1時間半なので、余裕をみて、正午前に出たのだが、岩見沢SAや東滝川駅でのんびりしている間にギリギリになってしまった。
途中、先に着いていたH君から「何時くらいになる?」「みんな着いていて、もうKだけだよ」とメッセージが次々に届く。
主催者側もやきもきしているらしい。
こちらも急ぎたいのはやまやまだが、前を走る車がゆっくりなのでどうしようもない。
結局、会場に着いたのは、14時ジャスト。
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遅刻は免れたとも言えるが、全員そろったら時間前でも始めていただろうから、皆さんを随分待たせてしまった。申し訳ありませんでした。

研修は、自然保護協議会の会長さんの挨拶の後、記念館の展示をみんなで見学。
館長さんがユーモアを交えて、詳しく説明してくれた。
展示はリアルなジオラマで、本物と見紛うほどだった。
市の財政も厳しかっただろうに、随分と予算がかかったはずだ。
これは崕山の岩峰のレプリカ。
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咲いているのは、シラネアオイとホテイアツモリ。
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オオヒラウスユキソウ。
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ミヤマオダマキ。
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書き割り(遠見)は、さすがにちょっと安っぽい。
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ついでに、エゾシカのオス。
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崕山はこんな山容をしているのだそうだ。まさに鋸である。
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スバル360やブルーバード、カローラなど懐かしい車も展示されていた。
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これらはまだ現役の駅のはずだが、なぜここにあるのか。
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ホームの整理などで不要になったのだろうか。

研修会場に戻って、参加者がそれぞれ短く自己紹介。
主催者側は「北海道百名山に登りたくて参加された方もいらっしゃると思うが、今回はそれだけでなく、ぜひ希少な植物にも関心を持ってほしい」と呼びかけていたにも関わらず、自己紹介では「北海道百名山、これであと何座になります」など堂々を挨拶する人が少なくなかったのには驚いた。
それでも、若い人を中心に植物に関心がある人も何人かいて、心が和んだ。
参加者(24人)は道内と道外が半々くらいで、遠くは大阪から来ている人もいた。
これまでの概要についてスライドで説明があり、16時には研修は終了。
お腹が空いたが、まずはお風呂に行くことにした。

その前に、記念館がある「道の駅スタープラザ芦別」を探索。
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芦別のご当地グルメに「ガタタン」なるものがあることを初めて知った。
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たくさんの具にとろみを付けた中華スープのことで、「含多湯」と書くらしい。
旧満州の家庭料理が原形とされ、戦後、芦別に引き揚げてきた中華料理店のオーナーがメニューの一つとして出していたが、2005年頃からご当地グルメとして売り出しているとのこと。

食べ歩きマップによれば、市内に13店舗ほど食べられるところがあるようだ。
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後で食べてみよう。

記念館の近くに「芦別百年 功績を讃えて」と題した記念碑があった。
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空知川の対岸に見えるのは、旧芦別レジャーランド(のちに「北の京 芦別」)の北海道大観音像と、法隆寺と三十三間堂を模した旧ホテル。
2013年に、金沢市の宗教法人「天徳育成会」がこの観音像を購入、ホテル部分も借り受けているという。
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観音像は1989年の建立。
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私が家族とともにここを訪れたのは確か小5の頃。1973年前後だから、まだ観音像はなかったことになる。

あの斜張橋は「星の降る里大橋」。芦別温泉やカナディアンワールド公園に通じている。
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では、お風呂に行こう。目指すは芦別温泉。
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ここは完全な公衆浴場。料金も500円と安めだ。
会員になれば、50円安くなるとのことだったが、名前や住所などを髪に書くのが面倒で、これは断った。そんなに何度も来るところでもないし。

源泉は12.8℃の含硫黄・ナトリウム・炭酸水素塩・塩化物冷鉱泉だそうだ。
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今日はとくに汗をかいていたわけでもないが、さっぱりした。

それでは一旦、道の駅に戻り、車を置いて、街へと繰り出す。
目指すは、芦別駅前の居酒屋かくれんぼ。
そこでガタタンも出すらしい。
ぶらぶらと歩いているうちに、開拓農家風の木造家屋が目に飛び込んできた。
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まだ現役かなと思ったが、もうお住まいではなかった。

そのすぐ先に、芦別神社。
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せっかくなので、あすの安全登山を祈願した。
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芦別のマンホールは、「星の降る里」らしく星座のデザイン。
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いろんな星座があったが、すべてそろえようなどという大それたことは考えなかった。
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ほら、だんだん飽きてきたでしょう?
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ちょっと道に迷ったが、人に聞いて、何とかたどり着いた。
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向かいに「美っちゃん」もあったが、あちらはどちらかというと食堂のようだった。
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それでは入りましょう。
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のれんをくぐると、奥で宴会をしているらしく、賑やかだ。
これは、あれこれ注文しても、時間かかりそうだなあと思ったが、みんなわりと早く出てきた。
とにかく、生ビールで乾杯。
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昔懐かしい鯨ベーコンも頼んでみた。油っこくなくて、美味しかった。
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お客さんが後から後から、どんどん入ってくる。
どうやら人気の店のようだ。
それもそのはず、料理はおじさん一人で作っているが、実に手際がいいし、どれも美味しい。
これだけの客の注文をさばいているのに、あわてたふうもなく、笑顔で客の話しかけにも応じている。この人はもしかしたら天才なのではないかと思った。

そして〆にガタタンを注文。
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てっきり、ラーメンが出てくるものだと思ったら、ガタタンとはスープのことであった。
でも、これまた美味しかった。
満腹になったところで、御馳走さま。

まだ20時半なので、ちょっと散歩しながら道の駅に戻ることにした。
すぐ近くの芦別駅に立ち寄る。
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ここにもガタタンマップが貼り出されていた。
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もう店の明かりもすっかり消えてしまった駅前の「都通り」。
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途中、コンビニに寄って、二次会のお酒と明日の朝食&昼食を調達。
二次会の会場は私の車の中。
車中泊ができるよう、わざわざ買った車なのだ。

道の駅の駐車場の街灯があるので、ヘッドライトがなくても、わりと明るい。
缶チューハイで乾杯。
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ここでは、H君が今年の山行計画を示してくれた。
沢や日高など、あれこれガイドツアーに参加するようで、私もそのうちのいくつかは同行することにした。

22時頃、お開き。H君は自分の車に戻った。
私の車にはカーテンがなく、外から私の寝姿がまる見えだが、気にしないことにした。
下にマットと薄い毛布を敷いたが、シートと荷台の継ぎ目部分がやや痛い。
これはやはり布団が必要だなあと思いながら、我慢して寝た。
明日、崕山に登る人で、同じように車中泊した人が何人かいたようだ。

【2017年6月18日(日)】
5時半くらいに目が覚めて、トイレへ。
6:50集合、7:00出発なので、6時には朝食を食べ始めた。
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食後は歯を磨き、あたりを探検。
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ストレッチを済ませて、みんなが集まっているところに移動したら、間もなくバスがやってきた。
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6:50、予定より早く全員を乗せて出発。
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国道452号を夕張に向かって、芦別川を遡って行った。
北海道の山間地の風景に、強烈な懐かしさを感じた。
山もいいが、こういうところをくまなく回りたいなあとも思った。
天気が悪くて、山に行けない時は積極的に、車で出かけよう。

(つづく)
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昭和新山(4)

【2017年6月3日(土)】昭和新山
昭和新山(398m)頂上直下の亀岩で休憩中。
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ここから2班に分かれての登頂、そして昼食休憩をはさんで、1時間15分後に下山を開始した。
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とうとう羊蹄山(1898m)は二重の笠雲に隠れてしまった。
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洞爺湖弁天島とニセコ連峰。
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またまた40人の行列をなして進む。
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昭和新山の岩体を仰ぎ見る。
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再び有珠山(733m)が見えてきた。
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さっき通過したザレ場。
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その手前を右に曲がって、往路とは違うルートを行く。
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昭和新山の中腹をぐるりと1周する形になる。
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そして、ヤブの中へと入っていく。
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クルマバソウが花を付けていた。
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道は急な下りで、なぎ倒された草が地面にあるので、非常に滑りやすかった。
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間もなく平坦面に出た。
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これが昭和新山の裏側だ。
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イタドリの天国というか地獄というか。
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背の高い木も育っている。
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しばらく進むと、草原に出た。
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当然、視界が開ける。
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このあたりにはクサノオウの群落をなしていた。
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蝶々を何とか撮影。
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草原の真ん中で、通算5か所目の説明。
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ここはグレン谷というらしい。
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昭和新山の裏側(東側)はご覧の通り崖のようだ。
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それが特徴なのだそうだ。
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かなり荒々しい景観だ。
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肌の色も場所によって随分違う。
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白い部分は何だろう。説明があった気もするが忘れてしまった。
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正面の草地からも湯気が立ち上っている。
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こちら側の斜面には、ほとんど植物が生えていない。
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若干、隙間君がいる程度。
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蒸気はわりと少な目かしら。
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説明終了後、草地を登っていく。
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巨大な溶岩ドームだ。
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この湯気のせいで、ちょっとムシムシする。
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グレン谷を俯瞰。
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あれがさっき登った頂上だ。
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色が、ある境目で全く違っているのが面白い。
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草地の峠まで登ると、伊達の火力発電所が見えた。
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噴火湾の向こうに駒ヶ岳(1131m)。
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坂道を登り切ったところで、最後の小休止。
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ここで、三松さんがまたまたクイズを出してくれた。
山肌に何か動物がいるという。
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小学生にすぐ分かったらしい。
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「サケ」と言われて、最初はこれのことかと思ったが
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実際はかなりリアルなシャケの頭であった。
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これが口の部分だ。
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蒸気は赤い岩肌のところからの方がよく出ている気がする。
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黒い部分はもう完全に固まっているからのだろうか。
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頂上部分。
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これはグレン谷の先端部分。
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サケにお別れして出発。ゴールまであと20分ほどだそうだ。
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ぐるっと1周したので再び、有珠山全開。
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ガマ石。と名付けた。
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ようやく昭和新山の表側に出てきた。
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こちら側は全体的に赤い。
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この崖などは真っ赤っかだ。
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その上は黒というより白っぽい。
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涸れ沢に沿って下る。
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ちょっと雲が広がってきたかな。
DSC_3443_20170707224111feb.jpg

ハハコグサ。
タンポポも混じっている。
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いやあ、じっくりと見せていただきました。
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なかなか得難い経験ができた。
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というにはまだ早いけど。
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さっき地熱を測った場所で往路と合流。
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ほぼ最後尾を行く。
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長流川の川原石を再度確認。
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ベニバナイチヤクソウを発見。
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というわけで、ゲートの外に出てきた。
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ここで全員点呼! ということもとくになかった。
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説明板から先は、植物公園の中を歩いていく。
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もう、さすがにヘルメットは要らない。
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この案内板に紹介されている花の中で咲いていたのは、ベニバナイチヤクソウだけだった。
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ドロノキはこの時期、白い綿毛をたくさん放出する。
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というわけで学習会終了。
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スタッフの皆さん、ありがとうございました。
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さて、次はお風呂だ。さっきのサービスセンターに割引券があったので、洞爺観光ホテルに向かう。
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レトロなゲームセンターの中を通って大浴場へ。
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入浴料は100円割り引いて、620円。
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誰もいなかったので露天風呂を独占。
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もう一つの露天風呂にも入ってみた。
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すっきりして、洞爺湖温泉を後にした。

しかし、この後、とんでもないことが発生。
国道230号を走り、洞爺湖の湖岸から台地に上がったあたりで、草むらに隠れて停車しているパトカーを発見。
「やべ」っと思ってスピードを落としたが、時すでに遅し。
パトカーが動き出して後を追ってくる。
しばらく停止の合図がないので、「あれ、大丈夫なのかな」とも思ったが、見通しのいい場所でやはり停止させられた。
法定速度60kmのところ76km出ていたらしい。
自分的には80km超えていたような自覚があるから、不幸中の幸いか。
こういう時のお巡りさんの態度は慇懃すぎるほど丁重だ。
「急いでいましたか?」と聞いてくる。
急いでいた理由でも言えば見逃してくれるわけでもないくせに。
そう思ったので、「いいえ、とくに」と低く答えた。
すると「自然にスピードでちゃいましたか~」とつぶやく。
そういうところだから、あんたら測定してたわけでしょ、自然にスピード出てしまうんだよ、北海道の道は!
と悪態をつきたくもなったが、そうしたところで見逃してくれるわけでもないので、さっさと手続きが終わるよう、大人しく応じていた。
私のゴールドの免許証を見て、当方がこちらへ引っ越してきたばかりであることを知り、「普段は安全運転ですもんね」などと言われたが、別にうれしくもない。
すべてが終わった後、「お勤め、ご苦労様です」と言って、パトカーから退出した。
その後はさすがに70km程度で札幌に帰った。
でも、北海道の道を80km以下で走るのは、かなり難しい。
新しいマイカーは軽だけどターボだし。
あまりスピードが出ないパジェロミニを廃車にしたのが、ちょっともったいなくも思った瞬間だった。

憮然とした気分で16時半くらいには帰宅。
滅多に登れない昭和新山に行けたのはよかったが、北海道最初のドライブで捕まってしまったのは返す返すも悔しかった。

【行程】2017年6月3日
昭和新山パークサービスセンター(9:35)~第4火口跡(9:58説明10:08)~屋根山左肩(10:28説明10:37)~亀岩(10:46休憩10:57)~頂上(11:06撮影11:10)~亀岩(11:24昼食12:01)~グレン谷(12:25説明12:30)~坂上(12:39説明12:49)~サービスセンター(13:10)
※所要時間:3時間35分(歩行時間2時間10分)
※登った山:1座(昭和新山)
※歩行距離:3.0km
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