山と鉄

山歩き、乗り鉄、廃線・廃道歩き、廃村歩き、駅舎探訪などの日々を記録します

室蘭本線(室蘭~竹浦)(上)

【2018年7月17日(火)】室蘭本線(室蘭・登別)
この日は室蘭方面に出張。
空き時間を利用して、室蘭本線の室蘭・登別あたりの駅舎を訪ねた。
中島公園に近いレンタカー屋を8:50に出発。
道央道を走って、10時過ぎに白老町の萩野PAでトイレ休憩。
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登別室蘭インターで国道36号に下りる。

天気はありがたいことに曇り。建物を写すときは影ができない曇りが好都合だ。
室蘭駅から順番に札幌方面に戻りながら撮影していきたいところだが、まずは昼食調達のため、母恋駅へ。
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そう、ここにはかの有名な「母恋めし」が売っているのだ。
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さっそく中に入り、売店の人に聞いてみると、もう売り切れたとのこと。
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すぐに無くなる日もあると聞いていたので若干は覚悟していたが、やはり電話して予約しておくべきだったか。
まあ、仕方ない。今日のお昼はコンビニ弁当にでもするか。
気を取り直して、駅舎撮影に取り掛かる。
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ここは地球岬最寄りの駅のようだ。3kmもあるけれど。
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構内に入ってみた。
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2面2線の相対式ホームである。
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「母恋」とは絶妙な当て字をしたものだ。
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地名の由来は、知里真志保の説によると、アイヌ語の「ポクセイ・オ・イ」(ホッキ貝・群生する・ところ)が略された「ポコイ」にちなむとのこと。
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このほか、「ポク・オ・イ」(陰になる所)に由来するという説もあるらしい。
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室蘭本線は「室蘭」の名を冠しているのに、肝心の東室蘭~室蘭区間は支線の扱いである。
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この区間を含め、室蘭本線218kmのうち177kmが複線となっている。
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駅舎は1935年(昭和10年)12月29日に開業した時以来の建物がそのまま使用されている。
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今年、開業83周年を迎えた。
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屋内の待合室は石油ストーブを囲んでベンチがある、北海道ならではのスタイル。
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時刻表を見ると、朝の通勤時間帯は1時間に3本、日中も1時間に1本は運行されている。
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売店には「地球岬ブルー飴」や「トッカリショ岩壁飴」など「母恋めし本舗」の商品が並んでいた。
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室蘭~宮古のフェリー航路が今年開業したのを記念した昆布塩飴「385(みやこ)」は新発売。
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母恋駅では記念入場券(硬券)が販売されている。
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でも窓口は留守中だった。ここは簡易委託駅のようだ。
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売店にいた男性は何かをしきりに削っていたが、ホッキ貝工芸に勤しんでいたのかしら。
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1日の利用客数は1992年度には526人だったということだが、今は300人台くらいの見当か。
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ポスターのアングルをちょっと真似してみた。
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というわけで母恋駅撮影を終了。
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地球岬ではなく室蘭駅に向かう。
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途中に立派なレンガの門があったので、車を停めた。
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日本製鋼所の施設のようだ。
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近代化のため衰退していた日本刀の製作技術の保存・向上のため1918年(大正7年)に開設された瑞泉鍛刀所であった。
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振り返ると母恋富士(113m)が見えた。
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巨大な船が陸に上がった?と思ったら、陸上競技場だった。
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室蘭のマンホール。
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競技場のゲート代わりのような感じで灯台が立つ。
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1927年(昭和2年)に設置された室蘭港北防波堤の灯台であった。
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港の航路拡幅のため1984年(昭和59年)に撤去され、ここに電話ボックスとして復元移設されたのだそうだ。

その裏には、大きなスクリュー。
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重さ25トンもある鋳鉄製のスクリューで大型貨物船に使用されていたものとのこと。
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函館どつく株式会社が提供したものだ。

ここからは中継塔が林立する測量山(199m)が望めた。
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あそこには高校時代に自転車で登ったことがある。
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室蘭駅に到着。
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駅前ロータリー園地で、偶然キツツキを発見した。
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人慣れしているのか近づいても全然逃げない。
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眉毛が白くてかわいいが、コゲラだろうか。
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「ようこそ むろらん」が地球儀なのは、やはり地球岬からの連想か。
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こちらは白鳥大橋。
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駅前に港の文学館があったが、今日は立ち寄る時間がない。
もしかしたら連休明けで休館かもしれないし、足を伸ばさなかった。
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室蘭駅舎に潜入。
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時間が合えば、東室蘭~室蘭間の乗り鉄もしたかったのだが、次の列車まで30分もあるので断念。
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ここの売店を覗くと、なんと、ここにも母恋めしが売っていた。
てっきり母恋駅でしか売ってないものだと思っていたが、聞くと東室蘭駅やフェリーターミナルでも売っているらしい。
「大好評ですもんね~」とつぶやいたら、おばちゃんが飴玉をサービスしてくれた。
それにしても母恋駅の兄ちゃん、「室蘭駅とかならまだあるかもしれませんよ~」とか言ってくれればいいのに。
商売っ気がないというか、もしかしたら工房の人だから、母恋めしは関係なかったのかもしれない。

室蘭の形はとても好きだ。今日は車だが、いずれ丁寧に歩いてみたい。
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室蘭駅の開業は1897年(明治30年)7月1日。
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この駅は移転や駅舎改築が繰り返され複雑な歴史をたどっているが、現在の駅舎は4代目で1997年10月1日に開業した。
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3代目の駅舎から1.1km東のほぼ初代駅舎のあった場所に移されているという。
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いずれにせよ、ここが終着駅。
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1面2線の島式ホームである。
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なんと東室蘭駅管理の業務委託駅であった。
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駅の横はスーパーやパチンコ店などの大駐車場になっていた。
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1日平均の乗客数は2015年度で578人とのことである。

次はさっき寄った母恋駅を飛ばして御崎駅へ向かう。
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駅前の景観。シャッターを下ろしている家屋はもともと商店だったりしたのだろうか。
調べてみると、簡易委託を受けていた商店だったらしい。
昨年4月1日の閉店をもって、簡易委託も廃止され、完全に無人化されたとのことだ。
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駅舎は比較的新しい。
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1989年に改築したもののようだ。
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開業は1905年(明治38年)6月21日。
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ちょうど室蘭行きの普通列車が入線してきた。
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車両の種類はよく分からない。
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定刻より5分ほど遅れていた。
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さようなら~
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ゆっくりと見送る。
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時間があったら乗りたかったな。
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列車を見送った後、改めて構内を探索。2面2線の相対式ホームである。
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かつては対向側のホームが島式で、3番線からは日通埠頭や日本製鋼所への専用線が分岐していたらしい。
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駅の裏には酸素のタンクがあった。
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駅名は現地の地名に基づいており、アイヌ語の「エサシ」(出崎)に由来するという説があるとのこと。
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駅舎のホーム側はひらがな表記。
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跨線橋から室蘭方面を望む。
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右の突起は母恋富士。
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背後は日本製鋼所室蘭製作所の工場群である。
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構内に「室蘭線発祥の地」碑が建立されているということを後で知ったが、訪ねた時点では知らなかったので、確認できなかった。もったいないことをした。
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跨線橋にはポスターも何も貼られていない。
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駅舎内はこんな雰囲気。
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かつて売店だったと思われる空間にはシャッターが下りていた。
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駅前の縁石脇に生えていたイワベンケイ。
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というわけで、次の輪西駅に向かう。
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(つづく)


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オロフレ山(4)

【2018年7月16日(月)】オロフレ山
オロフレ山(1230m)から下山して、オロフレ峠周辺を散策中。
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まずは、旧道を確認に行く。
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登別方面は崖になっていて、白い火山灰が露出している。
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ここが旧道のもっとも激しく山を削った部分。
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その対岸はオロフレ山の羅漢岩。
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眼下には何度も見てもらっているが新道の覆道が見える。
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そして、ここがまさに旧道。樹木が生えていないのはなぜだろう。
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旧道の谷側はかなり崩落が進んでいる。
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真下の旧道は落石で埋まっていた。
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あの道を高校の時、自転車で下ったのだ。
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その全景。
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オロフレ峠登別側の崖を旧道から望む。
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このままだと峠の柵も崩落してしまいそうだ。
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覆道をアップで。
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旧道のガードレールは基礎部分が崩れ落ちているところもある。
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こんな状態なのに、「立入禁止」の看板ひとつないのが不思議だ。
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廃道マニアにはありがたいのだけど。
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それではそろそろお風呂に行きましょうか。
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10時前に到着した時には激しくガスが流れていたのに、すっかり晴れてしまった。
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それにしても、蒸し暑い山行だった。

車で国道に向かって下っていく途中に黄渓駐車場なるビューポイントがあったので寄ってみた。
洞爺湖が見える所だった。
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もうちょっとくっきり見えるとうれしかったが、ぜいたくは言うまい。
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洞爺湖中島の最高峰トーノシケヌプリ(455m)。
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ザ・ウインザーホテルのシルエット。
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有珠山(733m)。
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それらの全景。
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ぐっと左に連なるのは伊達紋別岳(715m)あたりか。
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オロフレ峠から30分ほどで蟠渓温泉に到着。
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まずは旧国鉄胆振線の蟠渓駅跡を確認しておく。
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バス停はまだ「蟠渓駅前」を継続してくれていてうれしい。
ただ変更するお金が惜しいだけかもしれないけど。
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ホームへ登る階段。
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ホームの跡がまだ残っていた。
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フラットホームの上は草ぼうぼう。
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路盤も草に隠れてよく見えない。
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しかし、一度は乗ってみたかった。
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これも鉄道関連の施設のはず。
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よく見えないが、鉄道関連の木の杭。
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路盤の跡。レールは撤去されているようだ。
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駅舎はとっくに取り壊され、公衆トイレになっていた。
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蟠渓駅は1940年(昭和15年)12月15日に開業、1986年(昭和61年)11月1日に廃止された。
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1980年までは急行いぶりが停車していたそうだ。
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かつては鉄路で温泉に来る客も多かったのだろう。
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なんとなく駅の雰囲気が残っているのが、廃線マニアにはうれしい。
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それでは、温泉へ。近くの今日は湯人家にした。
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ここは入浴と食事のセットがお得なようだ。
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泉質はナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)。
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源泉は81.2℃もあるので加水しているそうだ。
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内湯は熱かったが、露天は適温だったので、露天でのんびりした。
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露天風呂からの眺め。林の向こうは川である。
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脱衣所には地元小学生の昭和新山の絵が貼り出してあった。ここの御子息の作品かしら。
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ここの宿が道新に紹介されたらしい。
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風呂から上がったら、宿の前を観察。
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廃屋だらけだった。
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湯人家の全景。
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入浴料は500円だった。
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行きは中山峠経由だったので、帰りは支笏湖経由で。
道の駅フォレスト276大滝に立ち寄った。
ここでは湧き水「ホロホロの水」が蛇口から飲める。
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苫小牧名物「よいとまけ」を買って、午後6時頃に帰宅。

洗濯機を回してから、夕食に出かけた。
今夜は奮発して、カニ料理にした。
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清田にある蟹工船で「かに御膳」(税抜き3800円)
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デザートは夕張メロンのシャーベットだった。
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満腹になって帰宅。
これじゃあ、せっかく汗をかいても体重は減らないだろう。

(おわり)
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オロフレ山(3)

【2018年7月16日(月)】オロフレ山
オロフレ山(1230m)の頂上をきわめて、下山中。
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尾根づたいに下っていく。
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もう午後1時に近いが、これから登ってくる人がいた。
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目の前に1062mピークがよく見える。
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加車山(898m)の向こうは俱多楽湖の外輪山、窟太郎山(534m)。
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右手にオロフレ峠への道路が見える。
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頂上方面を振り返る。
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このあと、ガスが晴れるといいですね。
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かなり見晴らしがよくなってきたから、その可能性もあるでしょう。
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羅漢岩あたりの鋸状の稜線も姿を現した。
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赤い地肌が見えているのは登別温泉に近い日和山(377m)あたりだろうか。
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もっこりした1062mピーク。
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登別温泉方面の山並み。
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1062mピークより低いところまで下ってきた。
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再び、山頂方面。
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少し引いてみよう。
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おそらくホロホロ山(1322m)の南の稜線。
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1062mピークを巻いていく。
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雪の重みで腹這いになったダケカンバ。
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鞍部に築かれたケルン。
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そして鞍部まで下りてきた。
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随分、ガスが晴れてすっきりしてきた。
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岩が恰好いい。
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分かりにくいが俱多楽湖。
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振り返ると、オロフレ山はまだしっかりとガスの中。
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右は1067mピーク。
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頂上からちょうど30分でケルンを通過。
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振り返って1067mピークとケルン。
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野イチゴがたくさん生っていた。
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細長いのが面白い。でも国立公園内なので食べなかった。
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ここからは標高差40mほどの登り返し。
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緑が濃い。
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小さな峠まで登ってきたところで、単独男性とすれ違い、「あれ何ですかね」と岩峰のてっぺんの標柱を指差して聞かれた。
それで気づいたのだが、さっきの小岩峰の直下まで来ていたのだった。
一応、踏み跡があるので行ってみた。
下から見えた標柱は「山神」だった。
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建立は1922年(大正11年)11月。
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小岩峰の頂上からオロフレ山の山頂方面を望む。
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登山口方面の登山道。
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この先はしばらく平和通りのようだ。
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山神様のまわりにはお賽銭がたくさん落ちていた。
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登りの時と違って、ガスがほとんどない。
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おや、オロフレ山のガスがとれてきたぞ。
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ほら、初めて頂上が見えた。
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おおお、素晴らしい。
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1067mピークとセットで。
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これが山名板だったら、「登った山」を1座稼げたのに。
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あらら、またガスに隠れてしまった。
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それでは下りますか。
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トラバースしている登山道のラインがかすかに見える。
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早くも紅葉を始めたナナカマド。
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山神様を仰ぐ。
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なかなか鋭い岩峰だ。
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ナナカマドとともに。
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まさに北海道のマッターホルンだ。
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岩壁はほぼ垂直である。
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またちょっとガスが出てきた。
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樹林帯の中のトラバース道を進む。
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少し離れると、岩峰の鋭さが減退してしまった。
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小岩峰に相対する針峰群。
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その最右翼。
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オロフレ山は岩の山なのだなあ。
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山頂はまた完全にガスに隠れてしまった。
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でも、このあたりは登りの時に比べて本当にクリアだ。
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こんなにきれいだと、また何枚もシャッターを切ってしまう。
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あの旧道はいつかぜひ歩いてみたい。
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左手の壁。
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左右で草の付き方が全く違うのが面白い。
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奥は来馬岳(1040m)かな。
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次の壁。
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実にクリアだ。これが羅漢様なのか。
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オロフレ山の西斜面にある大規模な凹み。
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拡大してみよう。
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岩の角。
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なんとなく人の顔に見えなくもない。
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このあたりのピークはみな、だいたい標高1000m。
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登山道には岩盤の登りが1か所だけある。
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再び、オロフレ山。
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もう頂上は見えそうにない。
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羅漢岩の全容。
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そのアップ。
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オロフレ峠トンネルの覆道。あれは現役だ。
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旧道と来馬岳。
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望遠で旧道部分を拡大。
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オブジェのようなダケカンバ。
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というわけで14時前にオロフレ峠に下りてきた。
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ほぼ、3時間の山行だった。

【行程】2018年7月16日
オロフレ峠(10:50)~1003mピーク(11:05)~羅漢岩(11:15)~小岩峰下(11:22)~ケルン(11:31)~約1070m地点(11:46休憩11:55)~山頂(12:15昼食12:43)~ケルン(13:14)~小岩峰(13:26撮影13:29)~1003mピーク(13:47)~オロフレ峠(13:56)
※所要時間:3時間6分(歩行時間:2時間33分)コースタイム:2時間30分
※登った山:1座(オロフレ山)
※歩行距離:5.4km
※累積標高差:約420m
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オロフレ山(2)

【2018年7月16日(月)】オロフレ山
オロフレ山(1230m)に登っている。
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依然としてガスの中だ。
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羅漢岩ゾーンの次の断崖が現れた。
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ここもかなり切れ込んでいる。
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覗きこむと吸い込まれそうだ。
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谷底に見えるのは旧道トンネルの坑口だろうか。
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これで羅漢岩地帯は終了。
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花の名前教えてください。
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足元にはシカの足跡。
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左前方に岩峰が姿を現した。
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頂上に標柱のようなものが立っている。
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あそこには行けるのだろうか。
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ガイドブックに記されている「小岩峰」のようだ。
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あれが山名板だといいのだが。
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まずはオロフレ山登頂を優先し、あそこには帰りに寄ることにしよう。
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中央左のとんがりは加車山(898m)。
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鞍部までは40mほど下る。
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さっき会ったご夫婦の前に、家族連れのグループがいた。
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右手の起伏はもこもこしている。
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緑一色でまさに夏の山だ。
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先行していたご夫婦のうちご主人の方が長袖を脱いでいたので、「蒸し暑いですね~」と言って通り過ぎた。

樹木はダケカンバが多い。紅葉の時期はさぞきれいなことだろう。
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山体は岩でできているようで、時々露出している。
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たぶんハナニガナ。
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こちらはシロバナハナニガナかな。
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林立する煙突は幌別付近の工場群かしら。
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猛烈なスピードで西から東へガスが流れている。
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このあたりはハイマツとササだけど、もう森林限界なのだろうか。
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鞍部には大きなケルンがあった。
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そこから1062mピークを仰ぐ。
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右手は加車山と倶多楽湖。
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振り返ると、ご夫婦がケルンを通り過ぎるところ。
DSC_9594_20180718065823dbc.jpg

さあ、ここからが本格的な登りだ。
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何の実かな。
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1067mピークを登り気味に巻いて、正面に現れたのがやっとオロフレ山の主峰。
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東の方角の山々。
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頂上のガスがだんだん薄くなってきた気がする。
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右手はすっかり見通しがよくなった。
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少し登って1067mピークを振り返る。
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この山はヨツバシオガマが目立つ。
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あそこが頂上か。
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あと標高差で150mほどだ。
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ヨツバシオガマとオトギリソウ。
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振り返ると、さっき抜かした家族連れの姿が見える。
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シロバナハナニガナの株。
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ほぼ1時間経過したので道端の石に腰掛けて休憩。
その間に家族連れが抜かして行った。
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少し眺めも楽しむ。眼下は丸山(622m)だろうか。
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幌別にあんな工業地帯があるとは知らなかった。
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上から、高年夫婦が下ってくるのも見えた。
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うずらの卵などを食べて栄養補給
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10分ほどで出発。
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この先はかなりの急登である。
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でも、お花に励まされながら登っていく。
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こんなところにも健気に咲くヨツバシオガマ。
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チシマフウロ。
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ウメバチソウ。
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シシウドはいつも虫だらけ。よほど蜜が美味しいのだろう。
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ヨツバシオガマとシシウドのコンビ。
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ガレ場の急登は手をつかってよじ登る。
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下ってきた高年夫婦の奥さんが、「ここで花と一緒に写真撮って」と、少し離れて先を歩いていたご主人に大声で指示を出していた。ちょっと関西風。
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ガレ場が一段落して、鞍部を振り返る。ガスはひっきりなしに流れている。
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この先はしばらくヨツバシオガマ街道。
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やっと頂上らしきものが見えてきた。
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この白い毛むくじゃらは何だろう。
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花が枯れた状態なのだろうか。
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再びガレ場。
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ウツボグサが初めて登場。
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さっき見えた頂上にたどり着いたと思ったら、まだ先だった。
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じゃあ、あそこかしら。
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ありゃ、まだ先だった。道理で人の声が聞こえないと思った。
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軽石に生えるウツボグサ。
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というわけで、何度か騙されつつ1時間25分で頂上に到着。
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随分低い位置にある山名板だこと。
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山頂はだだっ広いが意外に腰掛けられるところが少ない。
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敷地の縁のわずかな段差を利用して腰を下ろし、昼食にした。
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今日は、なぜかもずくも持ってきた。
お昼を食べている間にガスが晴れてくれると期待していたが、結局はだめだった。
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洞爺湖とか羊蹄山(1898m)とか見たかったが、まあやむを得まい。
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この先にも踏み跡があるのかどうか、北の尾根の方を探索してみたが、どれも踏み跡はすぐに途切れていた。

晴れるのを待っているのもあてがないので、記念撮影を済ませて出発。
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三角点は二等だった。

今日はピストン。来た道を引き返す。
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しかし、登ってきた時よりはガスが少なくなった気もする。
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帰りもヨツバシオガマ。
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そして謎の綿毛。
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白老方面。ホロホロ山(1322m)の裾野かしら。
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ガレ場に差し掛かる。急なので慎重に下った。
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(つづく)
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オロフレ山(1)

【2018年7月16日(月)】オロフレ山
雨の予報だった15日(日)は夕方から、きれいに晴れてきて、翌日の好天を予想させた。
天気予報を見ると、やはり曇りなのだが、道南の方は晴れマークもついている。
道南方面で未踏の軽めの山がないか探してみたら、オロフレ山(1230m)があった。
この山は昨年の秋、O君やH君が登った山なので、そういう意味でも好都合だ。
ということもあり、登山口のオロフレ峠までの所要時間や、帰りに寄る日帰り温泉などの場所も決めて就寝した。

当日朝、目が覚めると、どんより曇っている。
夕べはあんなに晴れていたのに。
しかも道内ほぼ全域に濃霧注意報が出ている。
ちょっと不安を感じつつ、7時半に自宅を車で出発した。
道央道を使えば、2時間かからずに着くのだが、天候の完全な回復は昼くらいかららしいので急ぐ必要はない。
中山峠経由で国道をちんたら行った。

定山渓あたりから晴れてきて、ひと安心。
中山峠から尻別岳は見えなかったが、喜茂別に下りてくると羊蹄山が頭だけ見えた。
喜茂別から国道276号に入ると、また空が暗くなってしまい、がっかり。
でも今日はこういう1日なのだろう。
ホロホロ山、徳舜瞥岳はきれいに見えたが、その先、オロフレ山方面が雲に覆われていた。

オロフレ峠への道道を登り、峠近くになるとなんと霧が出てきた。
ああ、今日は真っ白か。
峠には9:45に到着。広大な駐車場があった。
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しかし、ものすごい勢いでガスが流れている。
風が強いが寒くはない。なんとなく生あたたかい。

この峠には高校2年の時(1979年)に自転車で来たことがある。
当時は新道トンネルなどできておらず、ここまで登るのが相当きつかった記憶がある。
登別側はまだダートで、猛烈に急な下りだった。
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その道はすでに廃道となっているが、その強烈な感じを今も確認することができる。
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廃道部分は芝生状に見えるところもあるが、樹木もかなり育っていた。
廃道歩きをするなら春先だろう。
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峠の下にオロフレトンネル(延長935m)が開通したのは9年後の1988年だそうだ。
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2000年に出張のおり、ここを再訪しているが、その時も同じ景色を眺めた気がする。
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トンネル開通前はレストハウスや売店があったはずだが、跡形もない。
2000年当時はあった気もするが、確たる記憶はない。
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今はトイレと看板だけになり、すっかり寂れている。
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ただ、ヨツバシオガマの群落が見事だった。
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この巨大な「大観峰」の石碑はたぶん1979年当時もあったのだろうが覚えていない。
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かわいい方向指示盤があったが、まわりはガスでほとんど見えない。
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登別方面は白い火山灰が露出している。
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ここは斜面崩壊が起こる軟弱な地盤で「北海道地質百選」に選定されているそうだ。
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擁壁も崩落しつつある。
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眼下に見えるのは現役の道路。
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ここは標高930mもある。中山峠より100m近く高い。
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ガスは晴れたり曇ったり。
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登別方面は比較的晴れているので俱多楽湖が見えた。
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その右に見えるアンテナがあるのは四方嶺(549m)だろうか。
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トイレとストレッチを済ませて
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10時ちょうどに出発した。
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ところが、入山届を書いているうちに
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雨がポツポツと落ちてきた。
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なんだよ、晴れるどころか雨かよ、と思いつつ、一瞬のことだろうと高をくくって歩き出したが、どんどん雨脚が強くなってくる。
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こりゃやばい。
まだ100mしか歩いていないので、これは一旦退却した方がいいと判断。
車まで戻って、中で雨が止むのを待った。
電波の状態が必ずしもよくなかったが、なんとかスマホで雨雲レーダーを確認。
なんと、北海道ではこの地域にだけ雨雲がかかっている。
よりによって、どうしてこんな山を選んでしまったのか。
雨雲は2時間後には抜ける予報になっているが、そんなに待てないよなあと思いつつ、とりあえず10時半までは待つことにした。

シートを倒して横になっていると、時々、屋根を打つ強い雨音が聞こえる。
そのうちにうとうとしてしまい、気づいたら10:40。
一応、雨は上がっているが、ガスは相変わらず流れている。
それでも少しはマシな感じだ。
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とにかく雨具の下だけ履いて出発することにした。
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寝ている間にも、車が何台か到着して、みな雨の中、果敢に突撃していったようだ。
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自転車の人もいる。尊敬。
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10:50、予定より1時間近く遅れたが、私も出発。
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最初はダケカンバのトンネルの中を抜けていく。
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自然保護のためのロープがずっと張ってあった。
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まずはオトギリソウのお出迎え。
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1003mピークまでの間は比較的、傾斜がきつい。
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ガスの晴れ間に駐車場。
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頂上に着く頃には晴れているといいのだが。
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野イチゴ発見。細長いのは初めて見た。
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ところどころに木の階段がある。
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雨具を履いているせいか、疲れのせいか、あまり足が上がらない。
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蒸し暑くて、汗がだらだらと出た。

1003mピークに達すると、右手に再び駐車場が見えた。
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この後は束の間の平和通り。
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道は若干下り気味に。
間もなく、4人の高齢女性に追いついて、後ろの2人はすぐによけてくれたのだが、前の2人は私がぴったり後ろについて歩いているのに、気にする気配すらない。
しかも、かなりゆっくりだ。
まあ急ぐ旅でもないので、しばらく後ろを歩いていたら、やっと「先に行きませんか?」と声をかけてきた。
それも、「なぜ先に行かないの?」と不思議に思っているような言い方であった。
こんな細い道で歩きながら抜けるわけないでしょう、と心の中で悪態をつきつつ、「ありがとうございます」と先に行かせてもらった。
この山はピストンなのに、このお二人とはその後会うことがなかった。
ガスで山頂が見えないので、途中で引き返したのだろうか。

間もなくガスの中から荒々しい岩壁が姿を現した。
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羅漢岩ゾーンに入ってきたようだ。
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粘土質変質岩が露出した路面を下る。
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ガスでよく分からないが、かなりの大岩壁である。
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右手にはエゾカンゾウ。
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先行者が谷底を覗きこんでいる。
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あたりはガスのおかげで幻想的だ。
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あの植物の根が岩を割って、崩落を起こす原因の一つになるのだろう。
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ここで、さっき見えた中年夫婦に追いついた。
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足元に野イチゴがたくさんあったので教えてあげたら、「え、気づかなかった」と驚いていた。
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(ここには写っていません)

岩は好きなので必要以上に写真を撮ってしまう。
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ここでクライミングをする人はいるのだろうか。割れやすそうなので無理なのかな。
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牙が一本。
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では出発。
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少し歩くとすぐにまた展望スポットが。
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今度は斜面にエゾカンゾウがたくさん咲いている。
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望遠でも、このくらいしか拡大できなかった。
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これが羅漢岩の核心部なのだろうか。
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(つづく)
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