前回の編集作業中、写真を「これ以上アップロードできません」の表示が出てしまいました。
どうやったら、アップロードできるのか分からず、仕方ないので「山と鉄」は解散することにしました。
でも、これは前向きな解散です。(どこかで聞いたことあるような・・・)
近く、「山と鉄2」として、別アカウントでスタートします。
お楽しみに!
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【2020年7月5日(日)】南ペトウトル山
南ペトウトル山(1345m)に登頂し、下山中。

白骨樹の目立つ道を下っていく。

それにしても、なぜ、枯れてしまうのだろう。

ここでも、気の早いナナカマドがひとり。

地面ごと持ち上げてしまった倒木。

乗り越えたり、くぐったり。

樹林帯になると展望はない。

でも、日蔭がありがたい。

だいぶ下ってきた。左のなだらかなピークはナイタイ山(1332m)。
あそこに登山道はない。

その手前に弁天島。

サルノコシカケではありません。

湖面が青くて気持ちいい。

緑とのコントラストが美しい。

湖の見える登山はいいな。

すっかりお馴染み、くちびる山こと天望山(1174m)。

人工物が一切見えない。

然別湖は俗化していないのがいい。

実に静かである。

緑一色となる夏も、やはりいいものだ。

然別湖は私の好きな湖のベスト3に入る。

稜線から外れると、間もなく登山口に着く。

改めて、登山口の入林届を確認してみると、今日登ったのは我々のほかに2組だけだった。

駐車場に戻ったのは、12時前。
下りにも、登りとほぼ同じ1時間半かかった。
ザックを車に乗せ、靴を履き替えて、さっそく温泉へ。

ここには一昨年の秋に泊まったことがある。

ほぼ2年ぶりだ。

温泉は、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩温泉(中性低張性高温泉)で、源泉の温度は53.9℃。

ph値6.3の弱酸性で、若干塩気があった。

鉄分も多く、お湯は黄色っぽかった。

露天風呂からは正面に然別湖とくちびる山が見える。

H君と二人だけになる瞬間があったので、撮影ができた。

H君はサービスでいただいた風水の文字が入ったタオルを頭にのせている。
入浴料が1000円とちょっと高めなので、タオルを提供しているのだろう。
のんびり浸かっている間に、遊覧船が戻ってきた。

いい湯であった。
ロビーでしばし女性陣を待ち、全員そろったところで13時すぎに出発。
鹿追そばの食べられる店に向かう。
検索した結果、町内の2軒あるそば屋のうち、1軒は定休日だったので、選択肢は「しかめん」1軒しかなかった。
でも、なかなかよさげな店である。
途中、扇ケ原展望台に立ち寄った。

扇ケ原は川が作った扇状地と火山が作った扇状地がぴったりと重なる珍しいところなのだそうだ。

十勝平野が一望できるが、かなり霞んでいる。

案内板には、この周辺のきれいな鳥瞰図が描かれていた。

トイレの向こうは東ヌプカウシヌプリ。

時計は壊れていた。調整中とあるが、きっと永遠に調整中だろう。

13:50に、「しかめん」に到着。

駐車場は結構混んでいるが

待たされることなく座ることができた。

定番の冷たいゴボウ天そばを頼んだら、予想外のものが出てきた。

ゴボウ天は太いのが3本くらいのっているのかと思ったら、キンピラ状態のかき揚げで、どんぶりを完全に覆っており、そばが見えない。
実は天ぷらはそんなに得意ではないのだが、これはサクサクして美味しい。
カラッとしたまま食べても、汁に付けても、それぞれに楽しめる。

大満足であった。
ところで、そばを待っている間、同窓生のFBグループに、Mちゃんが初参加したこの日の山行を投稿したら、「Mちゃん、私の姉ですわ」と即座にコメントがついた。
一同、「ええっ」
コメントしたのは、時々子連れ登山をしている旭川在住のIさん。
みんなIさんのことはよく知っていたので、「姉妹だったの?」とびっくり。
本人も、「そうなんですよ~」と照れくさそうだった。
なんと、黒岳に妹と一緒に登ったと言っていたのは、Iさんのことだったのだ。
世の中、狭いわ。
と、ひとしきり盛り上がりつつ、ごちそうさま。
再びH君の車に身をゆだねる。
ここから札幌まで約180km。
自宅に着いたのは午後5時すぎ。
道東まで行ったのに明るいうちに帰れた。
いつもながら、H君ありがとうございました。
新メンバーを迎えての登山、とても楽しかったです。
【行程】2020年7月5日
駐車場(8:35)~稜線(8:41)~標高約1050m地点(9:07休憩9:12)~約1150mピーク下(9:33靴ひも休憩9:36)~標高約1300m地点(9:58休憩10:01)~頂上(10:07休憩10:29)~約1150ピーク(11:01休憩11:07)~駐車場(11:58)
※所要時間:3時間23分(歩行時間:2時間40分)
※登った山:1座(南ペトウトル山)
※歩行距離:4.6km
※累積標高差:約550m
【2020年7月5日(日)】南ペトウトル山
然別湖の西にそびえる南ペトウトル山(1345m)に登っている。

左手に西ヌプカウシヌプリ(1251m)がよく見える。

背後には、くちびる山とも呼ばれる天望山(1174m)。

左前方に初めて、ふもとから見えた1365mピークが姿を現した。

マツの若葉。

ものすごい裂け方だこと。

ここでMちゃんの靴がほどけて、一時停止。
待っている間に、今年初のシャクナゲを見つけた。

標高1200m付近まで登ってきた。

このあたりは、かなりの急登である。

踏ん張りどころだ。

しかし、ササをきれいに刈ってくれているので、本当にありがたい。

こんなふうに幹の途中から折れるのは珍しいが、この山ではよく見かける。

倒木と言えばキノコ。

こいつは東ヌプカウシヌプリ(1252m)。

とうとうハイマツが現れた。でも、まだ標高がそんなに高くないので、這ってはいない。

そろそろ頂上台地に乗りそうだ。

十勝平野を覆い隠す雲海。まだ消えていない。

その上に東ヌプカがプカっと浮かんでいる。

尖っているのは、白雲山(1186m)。

あの樹木の生えていないところを見て、「スキー場か?」とH君に聞かれたが、望遠でみるとゲレンデではなかった。

おお、右手にウペペサンケ山(1848m)が見えてきた。

あそこにも登りたいなあと思っていたら、あっけなく山頂に着いてしまった。

ほぼコースタイム通り1時間半ちょっとかかった。
あまり眺望には恵まれないと聞いていたが、南側の方角が開けていた。
素晴らしい眺めではないか。

左のピークは白雲山、右は東ヌプカウシヌプリだ。
そして天望山。

その左すそから、東雲湖が半分覗いていた。
遊覧船が運行している。

乗ってみたいなあ。
調べてみたら、1人1000円だったけど、H君にあしらわれてしまった。

背伸びをすると、北の方角にウペペサンケもちゃんと見えた。

西には残雪の高山が見えるのだが、全体像が分からないので、何山なのか同定できない。

十勝連峰であることは間違いないと思うのだが。

山頂に埋め込まれていたこの石柱は三角点ではなかった。

然別湖の南端。

そのあたりと東ヌプカ。

H君の自撮り棒の準備が整ったので記念撮影。
今回のお題は「ペトウトル」ならぬ「ペトボトル」である。

相変わらず、Yちゃんが抜きんでて弾けている。
撮影を終えたところで、腰を下ろして休憩。
まだ、10時を過ぎたばかりなので、お昼にはまだ早い。
Mちゃんは少しお疲れの様子。下り次第だけど、おかわりはちょっと無理かな。
西ヌプカはここよりも急登だし。
20分ほど休んで、腰を上げる。
帰り際に、もう一度、今度はスマホで撮影。

天望山の向こう、十勝平野はまだ雲海に沈んでいた。

それでは10時半に出発。

シャクナゲの中を下っていく。

このあたりはまだつぼみだ。本州と比べるとかなり遅い。

左手に見える1414mピークがペトウトル山だろうか。

H君によると、地形図に名前は載っていないが、北ペトウトルと南ペトウトルの他にペトウトル山というのもあるらしい。
となると、やはり、ペトウトル山はこれしかない。

いつの間にか、雲海が消え始めていた。緑の畑が見えている。

さあ、急坂の始まりだ。

湖を正面に見ながらの下りである。

わりと尖って見える東ヌプカ。

やはり下りはまだ苦手なようで、Mちゃんはかなりゆっくりだ。

然別湖の奥に東雲湖が見える。

まだ青々としたナナカマド。

マツボックリが成り始めていた。

ダケカンバからの木漏れ日がまぶしい。

そう言えば、この日は2組くらいの登山者とすれ違った気がする。

交尾している虫たちを見つけたのはYちゃん。

いつものことながら、目がいい。

ツツジが咲いていた。登りでは気が付かなかった。

頂上方面を振り返る。

山肌の緑が濃い。もう、すっかり夏の山だ。

標高1150mの台地まで下ってくるのに30分もかかった。

Mちゃんの様子から、西ヌプカは無理と判断。

H君から「おかわり中止」の宣言が出た。

というわけで、開けたところで、ひと休み。

然別湖畔のホテルの入浴時間は12時からなので、それまでの時間をどうつぶすかが、ちょっと問題になった。

H君はお昼に鹿追そばを食べたいようだ。

先にそこまで行ってしまうとしたら、お風呂はどこにしたらいいのか。

でも、この先も下りに随分時間がかかってしまい、ちょうどお風呂の営業時間になったので、全く問題なかった。

5分ほど休んで出発。

逆方向に傾いて、クロスになった倒木。これもまた珍しい。

かと思えば、砕けてしまった倒木。

透き通ったナナカマド。

引き続き、下りはゆっくりだ。

先頭のH君が何度も立ち止まって、Mちゃんを待っていた。

倒木くぐり。

白骨化した木々も多い。

おかげで展望がいいというのも皮肉なものだ。

東雲湖は陰に隠れて見えなくなってしまった。

鏡のように静かな湖面である。

Mちゃんのために、Yちゃんはストックを持ってきて貸してあげていた。

おかげでだいぶ助かったと思う。

初めのうちは、やはり下りの方が難しいものだ。

それにしても障害物競走のような道である。

倒れた根っこの部分から、幼木が育ち始めていた。

(つづく)
【2020年7月5日(日)】南ペトウトル山
今回は、Yちゃんの同級生、Mちゃんが初参加することになった。
ランナーではあるが、登山は初心者とのこと。
その辺を考慮してH君が選んだのは、然別湖畔から登る南ペトウトル山(1345m)であった。
3年前、然別湖をはさんで向かいにある白雲山と天望山に行ったとき、登山口の標識だけは見たことがあるが、登山口から草ぼうぼうであった。

でも、最近ササが刈られたようで、登りやすくなったらしい。
ちなみに、ペトウトルとはアイヌ語の「川の間(ペト・ウトゥル)」に由来するという。
ヤマケイオンラインには「然別湖に流れるヤンベツ川とウペペサンケ山の間に挟まれていることから付いたと思われる」と書かれているが、大いなる勘違いである。
「川の間」と言っておきながら、これでは「川と山」の間だし、ウペペサンケははるか北に離れており、ヤンベツ川とウペペに挟まれた空間などない。
地図で見る限り、南ペトウトル山や北ペトウトル山(1401m)はヤンベツ川とシイシカリベツ川に挟まれた位置にある。素直にこの解釈でいいのではないか。
それはともかく、この山の標高差は約530m。
コースタイムは登り1時間半、下り1時間10分なので、かなりお手頃な山である。
当日は4:40の約束だったが、H君は4:34に我が家に到着。
いつも早いのは分かっているので、もちろん準備万端。
南下して藤野のYちゃんをピックアップし、今後は北上して北大近くのコンビニへ。
朝から札幌縦断である。H君にはいつもご苦労をかけて申し訳ない。
ここでMちゃんと待ち合わせている。私もH君も彼女とは初対面である。
5時半の待ち合わせだったが、我々が少し早く着いてしまったので、買い物をしながら彼女を待つ。
私はここで、2㍑のアクエリアスを調達したかったのだが、あいにく取り扱いがなく、ミネラルウォーターで我慢した。
間もなく、Mちゃんが到着。ご挨拶して、出発となった。
札幌北ICから道央道に乗り、十勝清水ICを目指す。
今日はいい天気になった。
みちみち、Mちゃんの登山歴を聞いたのだが、20年くらい前に雨の中、黒岳に妹と登ったという。あとは、藻岩山と円山に登ったことがあるかも、とのことだった。
途中、占冠PAでトイレ休憩。

いやいや、素晴らしい天気である。

PAに北海道ハイウエイガーデンというお庭があった。

デザインは帯広市の紫竹ガーデンさんが担当したという。

アリウムが見事に咲いている。

こちらはデルフィニウム。ギリシャ語でイルカの意味らしい。
つぼみの形がイルカに似ているのだそうだが、そうだろうか?

この後、長いトンネルを抜けると、いきなり濃霧。
あんなにいい天気だったのに、まさかの曇り?
でも私は、日勝峠はガスのかかりやすい場所だから、下界に下りたら晴れることを確信していた。
しかし、清水の町まで下りてきても、ガスは消えたが、どんより曇っている。
鹿追町に入っても曇ったままだ。みんなの表情も曇る。
でも、私は知っている。
十勝平野は雲海になりやすいのだ。
3年前の夏、ふもとの道の駅うりまくで車中泊をして、白雲山(1186m)に登ったときも、そうだった。
下界は曇り、白樺峠まではガスっていたのに、然別湖畔に着いたら、いきなり晴れた。
今回も同じ現象に違いない。
そう言って、みんなを励ましつつも、内心ちょっと不安だった。
しかし、菅野温泉への分岐から、少し坂を登っただけで、あっという間に雲海の上に出て、晴れたのである。
「だから、言ったっしょ~」。ドヤ顔である。
てか、ホッとした。今日は素晴らしい青空の下、気持ちのよい登山になりそうだ。
途中、扇ヶ原展望台のすぐ下にある西ヌプカウシヌプリ(1251m)の登山口を確認。
(ここは南ペトウトルだけでは物足りなかったときに、おかわり登山するつもりだ)
東ヌプカウシヌプリ(1252m)の登山口のある白樺峠には、かなりの台数の車が停まっていた。
みんな、ナッキーがお目当てなのだ。
駒止湖を右に見ながら、峠を下り、然別湖畔の駐車場に到着したのは8:15頃。

私はここのきれいなトイレで座り込み。小粒だったが、何とか生産できた。
その間に、3人は湖畔でくちびる山の観賞を済ませていたらしい。
H君が、駐車場から西の方角に見える山を「あれが南ペトウトルかなあ」と言ったが、地形図で確認すると、その南西にある1365mピークだった。

準備を整え、念入りにストレッチをして8時半すぎに出発。

道道沿いにすぐ登山口があった。

しかし、あったはずの立派な登山口の看板はなぜか撤去され、新しい細長い標柱に替わっていた。

忘れ物はないよね。

では、登山開始。いきなりの急登である。

木々の間から、後ほどお風呂を借りる予定の然別湖畔温泉ホテル風水が見える。

然別湖の湖面が青い。やっぱり、こうでなくちゃ。

40mほど一気に登ると稜線に出た。

ここで早速展望が開けた。

みんなでしばし撮影タイム。

北東の方角に見えるのはナイタイ山(1332m)である。

こちらは、くちびる山こと天望山(1174m)。

小さな弁天島も見えた。

それにしても、この山は倒木が多い。

足元にはゴゼンタチバナが一輪。

左手の凹みは白樺峠。

あちらの凹みは、東雲湖方面。

ご親切に倒木を削ってくれていた。

葉っぱが白くなっているのはマタタビだろう。

湖が見えるたびに、立ち止まって撮影する。

ぶっとい倒木を乗り越える。

左手に、後で登るかもしれない西ヌプカウシヌプリが姿を現した。

異文化交流。

弁天島とナイタイ山。

今日は久しぶりに、一眼レフのカメラを持ってきたので、撮影が楽しい。

右のとんがりは白雲山。

焼きたてのパンのようなサルノコシカケ。

ゴゼンタチバナの群落。

稜線に乗ったら、少しは傾斜も緩くなるかと思ったが、そうでもない。

「これは何?」と聞かれたが、「これはこういうものだよ」としか答えられなかった。
ソフトクリーム!とでも言っておけばよかったか。

西ヌプカが全容を現した。

その左に東ヌプカ。この兄弟、標高は1mしか違わない。

枯れ木と倒木。やはり台風のせいだろうか。

標高は1000mを超えてきた。

枯れ木が目立つ。

東雲湖方面はまだガスが残っている。

30分ほど歩いたので、ちょっと休憩。
気温が高めなので、結構汗をかいた。

5分ほどで出発。

白雲山の登山口近くにある別荘が見えた。

東雲湖のガスはもう少しで消えそうだ。

東ヌプカくん。

お花はゴゼンタチバナばかりだ。

写真を撮っていると、いつもながら遅れがちになる。

うんこみたいなキノコ。

東雲湖方面のガスが消えたが、まだ東雲湖は見えない。

右手奥にのぞく山は全く同定できなかった。

七色に輝く虫たちを食べた動物の糞を発見。

これが宝石箱みたいだったので、「昔、宝石箱っていうアイスあったね~」とひとしきり、昔の話で盛り上がった。

然別湖の北端。ヤンベツ川の注ぎ口である。

(つづく)
【2020年7月4日(土)】赤岩山
赤岩山(371m)から赤岩峠を経て下赤岩山(279m)に向かっている。

さっき歩いた道なので、さくさく登る。

登り返しは標高差100m。

赤岩峠と下赤岩山の中間地点を通過。

クライマーたちはまだ岩とたわむれている。

でも、そろそろ撤収するのかな。

あの女性はなんとか岩塔のてっぺんにたどり着いたところのようだ。

こちらの岩塔にもひとり。

あちらの岩には、随分な高齢者も。

私が行くのを諦めた岩塔。

それにしても、よくあんなところに石仏を設置したものだ。

撤収してきたクライマーさんとすれ違った。

赤岩峠から15分ほどで下赤岩山の展望台に到着。

もう一度、テーブル岩の上に立ってみた。

じっくりと復習する。

高島岬方面。

海の色がきれい。祝津ブルーだ。

赤岩山から見えたのとは別の窓岩。

朝里方面。

小樽築港のあたり。

ホテルノイシュロス小樽。

日和山灯台と鰊御殿。

手前は小樽水族館。

すぐ東側に見える岩壁。

海が実に青い。

右上の饅頭みたいな山は和宇尻山(856m)だろうか。

さっきも見た賽銭穴。

岩の割れ目。

という感じで復習を終了し、展望台を後にする。

この先は、白龍胎内巡りコースではなく、正規のルートを下る。

かなり時間短縮ができるはずだ。

またまた石仏が現れた。

正規ルートは石仏巡りのコースでもあったわけだ。

風化が激しく文字が読み取りにくい。

こうして真っ二つに折れてしまうのは、どうしてなのだろう。

こちら側ももれなく前掛けが掛けられている。

植物もまとわりついていた。

こうした植物も風化を速めている気がする。

胎内巡りコースとの分岐を通過。

登りは50分かかったのに、下りはショートカットしたら10分しかかからなかった。

クワの木の下を通過。

懐かしいけど、手が汚れるので採って食べたりはしなかった。

登り始めに出会った石仏群のテラスまで下りてきた。

15:45、無事にゴール。

右手に古いホテルの従業員宿舎が見える。
手前の更地にはかつてホテルが建っていたそうだ。

ヨットの向こうに石狩新港が見えた。

山行時間は3時間45分。思ったより、しっかりとした山歩きとなった。

帰りはルタオに寄り道。

下山ソフトとしゃれこんだ。さすがに美味しい。

いつもは行列ができているはずなのに、今日は休日なのに、すんなり買えた。
小樽観光はインバウンドがいない今がチャンスかもしれない。
ちなみにコーンの断面は楕円形だった。

札幌西IC近くにある宝永ぎょうざにも立ち寄ったのだが、あいにく売り切れ。
札幌に着く頃にはもう18時になっていたので、帰宅前に夕食を摂ることにして、豊平の叶庵へ。

もつそばが名物らしいが、私はもつは苦手なので、とろろそばを選んだ。
田舎そばか更科そばか、と聞かれたので、更科にしてもらった。

すっきりとしたそばで量も上品すぎず、とても美味しかった。
お腹的にも満足だった。
というわけで19時過ぎに帰宅。
明日の南ペトウトル山遠征に向け、早めに布団に入った。
【行程】2020年7月4日
ホテルノイシュロス小樽(12:00)~登山口(12:04)~胎内コース分岐(12:17)~(12:24休憩12:29)~胎内のぞき(12:49撮影12:53)~下赤岩山展望台(13:08撮影13:10)~下赤岩山最高地点(13:15)~白龍本院(13:27撮影13:29)~赤岩峠(13:33昼食13:47)~赤岩山展望台(14:13撮影14:18)~赤岩山(14:25)~赤岩峠(15:01休憩15:11)~下赤岩山展望台(15:27撮影15:31)~登山口(15:45)
※所要時間:3時間45分(歩行時間:3時間)
※登った山:2座(うち新規1座:下赤岩山)
※歩行距離:7.0km
※累積標高差:約570m